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[去り際にもう一度礼と、自身の名前を告げて、その場を離れる。市を出たところで、さてどこへ行こうと四辻を見比べて]
大殿のお屋敷、ねぇ。ほんとに何が起こったんだかな。
少しばかり様子を見に行ってみようか。
ああでも。
(あの男に見つかるとまずい)
[わかってはいるのだが、それでも気になるものは致し方ない、と、足は自然と其方へと向かう。無論、鳶尾にが居ればすぐに気づけるように、向かう先に視線を凝らし、辺りの気配に耳を澄ませて。
それで気づける相手のようには思えなかったが]
怨――ですな。
[そのほか、仔細を更に聞かれたならわかる限りは返し]
あぁ、捕えられた識がいるのです。
おれの式ではありません。
十中八九……――影居さまもご存知でしょう、都の守りに力を尽くしていた陰陽師の識、ですな。
今ははぐれているようですが。
[影居たちに向き直り]
にしても……こちらに来られたということは、
直々にこの件、そちらにも話しが行ったということですかな。
――厄介ごとには縁があるようだ。
[眼を細めた。]
――件の邸――
[白藤の話をひととおり聞き終え、そっと口をはさんだ]
新たな気配とは。嗚呼、あれはもしや昨夜わたしが行き違ったものではありませぬか。
[そのおもての白きこと、夜闇に浮かぶ衣の美しかったことを暫し語る。
言葉に熱が篭りかけたが、はたと我に返り]
……ああいったものをしてひとはあやしき哉と云うのでしょう。
口が利けぬのか、わたしが訊ねたところで要領を得なかったのですがあれは白藤殿の遣いにありますか。
はぐれて……?
[敢えて更に問いただすことはせず話を聞いた。
”厄介ごと”と、白藤がまるで面倒そうに言ったとみえて、すこし睨んだ。]
[やがて見えてくる邸へと目を走らせて、どこか禍々しさを感じ取る]
やっぱり、やな気配だ。
[物々しい様な雰囲気にも包まれていて]
でも、この前ともまた違うな、何かあったのか。
[どれ、と邸内を覗こうとして、我が手を見る。包んで貰った布を見つめ、*塀を登ることはあきらめた*]
そう、――はぐれている。
[ゆっくり繰り返し。]
そう睨みなさんな。
ひとつの言い方さ。
[調子を少しばかり軽くして謂った。]
ふうん――
[いかにも胡散臭いものを見るように、白藤を眺めた。]
して、此度のこと何者の仕業か見当はお持ちでしょうか。
[訊ねた後、あるじに申し出てそっとその場を*離れた。*]
[胡散臭そうな視線もどこ吹く風の様子で]
見当か、さてね。
ただ、奇妙な縁(えにし)に繋がれた誰かではあろうよ。
星が示すその数を
影居さまなら既に読んでおいでだと思いますが。
[首を少しばかり傾けて影居を見て。
そう、読んでいる筈だ。
波紋を広げる凶星はふたつ、
添うものがひとつ――それから。*]
――大殿邸/いずこか――
[黄昏でもないのにこの邸は朱がかかっている]
[湿ったような匂いと醗酵したような噎せる草の匂い 怨ゝとした獣の匂いが混ざり合う処――薄闇い場所で 身動き一つせず正座をしている]
[動きを封じるは どこの術師か]
─故大殿邸─
[それまで黙って耳を傾けていたが]
まあな。読んではいるさ。
[口を開き憮然と]
おれが四辻の呪いを解かなんだは、どうせ祓ったところで更に強力な呪が掛けられるだけ、と踏んだからだ。それも更に巧妙な形でな。
ならば、出来るだけこのままの形で保たせてその間に……と思ったのだ。
白藤。
おまえがどの程度気付いているのかは知らんが、おれはこの屋敷に掛けられた呪が全てのはじまりであるとするのは、実は違うと思う。
元々このみやこに溜まり溜まった澱みが、焦点となる意志を得て、堰を切ったと見る。
おれたちに出来ることは、だから、その怨念の奔流の湧き出す口であり、みやこを覆う呪の核となるその者を、取り除く事だけだ。
このみやこそのものを祓うことなど、出来得る筈も無い。
それ故に、祓う祓わぬという類のものではない、と言った──
だが。
はっきりとしておいた方が良い事もあるのも事実だな。
[瞳、半眼に閉じ、厳かに宣る。]
おれの見立てでは、凶つ星は二ツ……
それに添う伴星は一ツ。
対して、食い止める手立てを持ち得る星は十──
しかしこの一角は元より崩れる定めにあったから、今は九ツだ。
書生 ハーヴェイは、村長 アーノルド を投票先に選びました。
[内裏での政務中。間もない加茂祭の仕事もあるのに飛び込んできたのはあの大殿の怪異。仔細質すとまさに怪死としか言えぬよう。
そして飛ばしていた鷹がずっと落ち着かない。急ぎ大将に報告し、指示を仰ぐと]
…承知いたしました。ではこの件、私めが責任をもって。
[近衛府、検非違使の権を預かることとなる。恐らく陰陽寮もかなりこき使うことにはなるだろう。別の陰陽官に卦を立てさせると時刻、方角ともに良い兆しは見えない。その結果をひっつかみ、鷹を連れ、急ぎ大殿邸へと駒を走らせる]
九ツの星はそれぞれに果たすべき役目と定めを持っている。
それは追々明らかになろう。
この九ツの星が凶星に呑まれた時、みやこもまた闇に堕ちる──
[ふっと目を開け、]
……ざっとこんなところだ。
これ以上はおれにも分からん。
[唇をへの字に結んだ。]
[急ぎの為に従者は数名。故大殿邸は自身でも感じられる程濁っていた]
…何事か…。昨日はまだ空気に清浄さもあったのに…。
[卦の結果。自身らが羅生門を歩いていた時刻…取り分け卯から巳の刻、巽に現れることは普通の怪異足りえぬという。しかしそれでも現れたあの怪は何なのか。
もやは誰かに案内を請う必要もなく、庭へと踏み入れる。鷹も警戒してか、肩の上に止まり辺りを見改める]
―西の市―
商と繋がりがある方々が多いからな。
そうでなければ…機が良くなければ手に入らぬだろうさ。
[腰を下ろす童にそう言えば、薬師は箱に肘をつく。
ぽつ、と呟いた事には小さく相づちを打ち]
…桐弥、ね。
私の名前は汐…あまり怪我をするなよ。
[別れ際。名前を聞けば、其の背に名を返す。
童が市を去った後も、箱に肘をついて人の流れを見ていた。
と言うのも…
聞こえてくる話し声。
人々が口にする噂話に耳を傾けていたからだった]
[二つ、一つと九つの星。
それぞれ明らかになればきっとあるじは告げてくれるだろうし、明らかになるまでは何も言うてはくれぬだろうから、鳶尾は何も問わず静かにその場を離れた。]
[さほどの人数ではないが、それでも一種の静寂を破るに十分な騒がしさで到着した一団があった。]
……嗚呼、これは中将殿。
斯様な場所へご足労を──嗚呼、あちらへ影居さまと白藤殿が。
[鷹の様子を伺いながら、敷地を出る。]
いえ、中将殿への無礼は某に責任がございます。
何卒ご容赦を。
ささ、次へ参りましょう。
[そう言いつつ、若宮殿が心赴くまま歩いていくのを後ろからついていく]
[肌へ、ざわざわと何かが纏わりつくようで酷く気分が悪いのですこしだけ屋敷を離れた。
ただならぬ様相のなかにあって確りしなければいけないとは思うのだが、塀の外へ出るとすこし生きた心地がした。しかし、すこし離れたところでうしろへ屋敷の控えている以上は何も変わらないような気もした。]
[袖からそっと手を出すと、あやしき血糊は夢であったかの如くに消えていたが、手を濯(そそ)ぎたくもあった。]
―故大殿邸・庭先―
[読んではいる、という影居の言葉に頷く]
――まぁ、結果ご覧の通りでしたな。
[肩を小さくすくめて]
四辻のそれは、呼び水のようなものだということですな。
たったひとつの呪が、都すべてを巻き込めるとはおれも思っては居ない。
見立てが甘かった部分もあったのも
間違いはないのでしょうが――
ところで。
話は変わるが、その、はぐれ式とやらだが。
是非に見てみたいものだ。
おれは、件のお方は父の話にのみ聞いただけで、直にお会いした事はないのだ。
道を究めたと名高いお方なれば、一目なりとも、な。
[少しく瞳輝かせそう言いつつ、尚も渋面を崩さないのは、*それが習い性となっているらしい。*]
…なんとも。
厄介な物だ、ね。
[件の屋敷の主が居なくなったとかなんとか…
誰かの呪いだ、と。此は物の怪の仕業、と。
そう言えば、役人が動きがどうの…
好き放題に言っておる…]
…笑うに笑えんのが辛い所だな。
陰陽師…白藤の兄さんが居た。か。
まぁ…私にも分かるほど陰の気が濃かった。
なれば、その他にも雇っていてもおかしくは無かろう…
[しばし、人の流れを見ておったが。
立ち上がると箱を背負い]
そんな中、何処ぞの貴族が呪を施したとは考えにくい。
なれば…祟りの方、かね。
どれ。一つ話でも聞きに行くとしようか。
[星の数を口にする影居。
それを己の見たものの記憶と照らし合わせる。]
ええ。
見立ては同じですな。
九ツの星のなかに、恐らくは
性質の違う“見る”ものがひとりずつは居るでしょうな。
どの星がそう、というのは分かりませんが。
[顎に手をやり、付け加えた。]
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