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太刀か…無いよりはな。
[と、指貫の足を捌いて歩き出し]
まあいい。詰まらん話だ。
人は見たいものをそこに見る。見たくないものは見ない。
[不機嫌そうに呟いて濡れ縁に足を掛け、庭に出ようと。]
[さても今宵は良い月夜で、未だ残る草露に月光はキラキラと輝いておりました。
月の光と夜風に誘われて歩む足元には、雨風に散らされた櫻の花びらが、白く白く散りばめられていたのです。]
…されど、長閑だけではないようで。
[かさりと耳に届いたのは、宵闇に潜む蟲の足音。]
…戻るか。
この先行けども、物乞い、物取り…薬使わぬ骸しかあるまい。
[思った以上に早く根を上げていた。
やれ、近づいてくる車を見て居ったが]
な…に?
[寄っていた皺が消えるほどに。
緩く目が見開くほどに。驚いていた。
車の上にいるのは…確かに、人影。
否、人影と称して良いのかは分からぬ。
其れは闇夜にぽっかり、と輪を浮かばせているようにも見えた]
…なんだ。あれは…
ふむ…入れ違いになりてしもうたか…詮無き事よの。
[ある寺院を訪れたが、芳しい結果は得られず。
私邸に再び戻る*ことにした*]
[ 嗚 呼 ] [ 嗚 呼 ] [ 満 ち て ゆ く ] [ 満 ち て ゆ く ]
Aaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaa...
[ 嗚 呼 ] [ に く い ] [ に く い ] [ に く い ぞ ぉ ぉ ぉ ぉ ぉ ぉ ]
[仏様ァ][美味い美味い美味い美味い美味い][大丈夫やで一緒死ぬんや][げらげらげら][子も孫も死んだわ][ああああああああああ][皮と骨ばかりやぁ][肉ゥゥゥ]
[ 嗚 呼 ] [ 堕 ち よ 墜 ち よ 退 ち よ ]
[苦しい][助けて][苦しい][ひもじい][苦しい][生きたい][苦しい][殺して][苦しい][許さん][苦しい][苦しい][苦しい][苦しい][苦しい][苦しい][苦しい][苦しい][苦しい][苦しい][苦しい][苦しい][苦しい][苦しい][苦しい][苦しい][苦しい][苦しい][苦しい] [苦しいよォ] [死ね][苦しい][死ね][奪い][死ね][殺し][死ね][鬼となり][死ね][子を喰い][死ね][貪り][死ね][呪う][死ね][呪い][死ね][呪い尽くす][死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね]
星辰はわたくしの預かるところではありませぬが。
[控えていた式が、すいと太刀を運び出る。
受け取って、あるじのあとを追った。
並ぶでもなく、背を見て立ち止まり]
……なにを御覧になられたのか
[生首ぽきりといこうやなァ][奪われ殺されみな死ね][あいつらだけ良い生活しおって――…][救って下されやァ救って下されェェ]
…何?
[軽く夕餉をすまし、気だるそうに書物を読み進めていると表の者よりまた客人が来たという。名前を聞くと思わず顰める両の眉。別に取次など必要ないだろうに何を勿体ぶっているのやら]
かまわん、通せ。
このようなところに。
…よろしくありませんね。
[細いその目はきつくなり、無数の脚もつ蟲を見据えます。
立てた指をすいと引くと、青い狐火がふたつ、みつ。]
誰彼区別なく鬼に喰われ怨霊に内腑を悶えさせ蛆虫の苗床になれ――平穏を赦さぬ平(たいら)を赦さぬ誰彼区別なく腐り死ね][災いを災いを災いを都を覆え禍を黒雲引き攣れ害を――害を]
─左大臣邸─
[近衛中将殿への取次ぎを頼み待ち居る間に、ぽつり一言。]
鳶尾。
先ほどの話だが……
おれとお前の繋がりは、呼び出した者と呼び出されたものであるとして、
それだけとはおれは思うてはいない。
[やがて中将の許しが出たと見て、中へと]
[案内の者に導かれ、現れたおとこの顔は相も変わらず上機嫌とは程遠く、されど口の端に僅かな笑みを浮かべて、慇懃に礼をする。]
このような刻限に訪ね居るご無礼をばお許し下さりませ──
[あまり無礼とは思っていない声音だ。]
お尋ね者 クインジーが「時間を進める」を選択しました。
[あるじの言葉に、何かと問い直す間は無かった。
また星辰に何を見出したのかも問うことは出来ず、
中将の前に出ては礼に倣い、しずかに控える。]
[――月は菜の花のような色]
[月明かりは、車上の人影の顔に菜種油色の影を纏わせている。ゆらり、揺れる車に合わせ衣の袖が靡き空に波紋模様をたなびかす]
[偶然であろうか][道の脇に除いた汐へ茫としたまま顔を向ける]
[車は止まらないので、やがて間近で相手を見る事になった]
修道女 ステラが「時間を進める」を選択しました。
[響く琴の音に目を細める]
わたくしは、この姿では走ることが出来ませぬ。
走れば、女房が飛んでまいるでしょう。
[楽に聴き入り、この音に合わせられる様になるには、どれほど笛を吹かねばならないのだろう、と、弦をはじく指先を見つめた。細く白い指は傷などあるはずもなく]
[訪れたのは既に見知ったその陰陽師とあの赤毛の青年。
嫌みのように丁寧に挨拶する影居を一睨みして]
…そんな心にもないことをいわなくとも良い。
そんな刻限にで歩こうとするお前の神経を恨むことにする。
して、赴きの件とは何か?昼のことか?
[おざなりに席を勧めながらもとりあえず問う。
席の向こう、鳶尾の気配を感じたのか鷲が激しく鳴いた。
あの鳴き声は何かを見つけた時のもの]
…ん?影居殿、お主何かに憑かれもしたか?
[ひゅうと指立てた手を振って、狐火を蟲へと叩きつけます。
ぎちりと軋むような声を上げ、1尺ほどの蟲は此方へと飛び掛ってくるのです。
二つ三つ、叩き散る狐火。
焦げた臭いが立ち昇ったやもしれません。]
―大殿邸・庭先―
[屋敷を見遣り、ひかりを帯びた鳥を放つ。
多少は澱みを緩和できるだろうか。
ざわざわと空気が騒いでいるようであった。]
夜だというに、賑やかなことだ。
[人がいく。あれは魑魅魍魎の類ではない。
開け放したままの門から、通りを見た。
蒼く濡れている。]
[やがて。
車は直ぐ傍を通りすぎようと]
[無我と呼ばれる織。
其の名を知らぬ。其の姿もまた然り]
[月光の下、見えた姿。
陰の気さえ。死臭さえ気にならぬ]
[其の時間は刹那だったのだろう。
しかし、長く感じられるとは此いかに。
確かに、其の何かと。面を向かい合っていた。
闇と相反して白い肌に。
小さく息を呑んだ]
−大殿の屋敷内−
人喰い、か。
[到着の挨拶を済ませ、事の詳細を聞いた。本格的に人喰いというものを調べることになった。
ざっと敷地内を歩いて回ったが、確かに何やら気配がある。血の気配が]
白藤殿もいる事だ、物の怪の類なのやもしれん。ならばこの太刀も役に立つかどうか。
[彼の今までの経験において、物の怪の討伐は希薄である。故に彼にとって物の怪とは未だに胡散臭いものという域を出ない]
…っ。
[手を咬まれて怯んだ隙に、蟲は宵闇の澱みへと逃げ出さんとするようでした。
蟲を追って狐は、人の姿のまま音も無く駆けるのです。
そのうちにたどり着いたのは、人々が羅生門と呼ぶ、うち捨てられた場所でした。]
…まあそのようなことだ。
[打って変わった無愛想な声。
やはり丁寧な口調は一種の諧謔精神によるものらしい。]
おれが憑かれる筈がないだろう。
その鷹が異類の気配を感じてのことなら恐らく…
[と後ろに控える式を見る。]
[あるじの視線に涼しく笑った。]
……然ういえば、
夕ごろ、路であやかしの類と行き逢いました。
きっとそれを嗅ぎ付けたのでしょう。
賢しい鷲です。
[鷲を振り仰ぎ]
……わたくしが居ては落ち着かぬでしょうから、
下がらせて戴きましょう。
[――車の音が かたことり ]
[汐の名を知らぬは同じ事。薬師のいでたちしたおとことの永久(とわ)の一瞬は終わり告げ、時間が再び動き出す]
この屋敷でそんな礼儀臭い口聞かれると寒気がする。
お前が来よう日が私には物忌の日だな。
その鷹はお前も知っている通りだ。人在らざるものに反応する。
…その者、お前の呼び出したものか?
[式神について知らぬではない。ただあまりにも人間臭く、このような所にまで堂々と現れるとは]
私がその手のものを嫌うと知っての嫌がらせか。
来るのは構わんがせいぜいその鷹に襲われないようにな。
[道中。何かの気配を感じたのか、おとこは一度車を止めさせた。
御者兼迎えの男は本当に渋々と云ったようすで、車を止めた。また、おとこが逃げ出すのではないかと疑っている様子だ。]
わたしが出家したには、それなりの理由があったはずだからね。
それすらも、あまり覚えていないのだが。確かに、わたしは都へもどりたくなかったのだ。
・・…──だが
[兄の文にしたためられた怪異のつれづれと、この無我を作り出した術師がすでに居らぬことの符合。
恐怖とも云えぬ、言葉で云い表しがたい、底知れぬものに都が覆われんとしていることをおとこも感じていたのだ。
「だが」と云ったところで、御者に対して口をつぐみ、おとこは、簾の外へ顔を突き出した。
車蓋の上の無我を一度見上げ、菜の花に似た淡い光彩に一度、ほうと息をつく。それから、御者がすぐに止まらなかった所為で、少し離れてしまった汐に顔を向けたのだった。
おとこは、汐の姿が明瞭に見えているわけではないだろうが。
──暗い目を細めた。]
[戦場とは違う、その臭気に近い気配を感じながら]
しかし遅くなってしまった。一度出直すのもいいやもしれぬ。
[そう呟きながら庭先から門へと移動していく]
[牛車の前をすばやくすり抜ける銀の姿を、御者や供の者は気にも咎めなかったでしょう。
左手は一瞬だけ鋭い爪の獣のものとなり、逃げる蟲を押さえ込んで握り潰しました。
ぎちりと蟲は一声呻き、そのまま動かなくなったようで。]
――っ…あ…
[既に車は通りすぎている。
荒い呼吸。
一瞬の出来事。しかし、永久に感じた一瞬。
ゆっくりと顔を上げればあの顔は未だ此方を向いていた]
あれ…いや、あの方は、一体…?
[確かに人の形であった者。
彼の者に何を覚えたか。其れは薬師にもよくは分からない]
…いかん…ね。
[ゆるり、と首を横に振り。
平常を装おうとするも。止まった車に一つ瞬きをした。
そして、中から出てきた男にも…]
[箱を抱えた薬師の足元から、わき上がっていたのは犬の首。
ふさふさとした毛並みが、肩口に至るあたりで無惨に千切れた。]
[どろり] [ほとんど黒に近い粘り気のあるあかが、路を染める。]
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