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[若宮の返事にはどう返してよいかわからずに]
そう、ですか。でもわたくしは、若君様の姿は、好ましく思っております。
余り、慰めにはならぬかもしれませんが。
[もともと貴族の出ではない自分に、その社会でどんなものが大事とされているかなどわからなかったし、そんなことはどうでもよかった。それは学がないからだとも言われそうだったが。
確かに、色素の薄さは奇異に写るのかもしれない。それでも、それを悪しき色だとは思えなかった]
[暫しの調べのひとときは、彼の人を夢のふちへといざなってしまったようで。]
『夢ならばせめて、心地よきものを。』
[起こさぬように耳元で、そっと言葉をかけました。
ばさりと羽を立てる鷹に振り向くと、立てた指を口元に当て、しぃと鎮まるよう言い聞かせます。]
月は、出ているでしょうかね?
[格子から見上げた雨上がりの空には、まもなく満ちる月。]
吟遊詩人 コーネリアスが「時間を進める」を選択しました。
見習い看護婦 ニーナが「時間を進める」を選択しました。
[少しの、瞠目。
表情が美味く定まらないのは、どんな顔をしていいかわからないから。
唇が少しだけ、揺れて]
ありがとうございます。
…すみません、お気を使わせてしまいましたね。
[困ったように、少年は微笑む。
けれど、そのあと紡ごうとした言葉が、上手く紡げないのか。
唇がかすかに戦慄いたあと、手で半分顔を隠す]
書生 ハーヴェイが「時間を進める」を選択しました。
学生 ラッセルが「時間を進める」を選択しました。
気を使ったわけではないのです。
なんと、言えばよいのか。
[言葉遣いには気を使っていたが、内容までは気が回らない。けれど、そのようなことを口に出来るはずもなく]
……琴の音を、お聞かせ願えますか?
楽になど余り心動くことはなかったのですが、若君様の音は、心地ようございました。
―大殿邸―
[白い紙を再び結び終えたときには
蒼い朧月がそらに滲んでいた。]
――……
[見上げて眼を細める。
風が翡翠を揺らして、ちりと鳴った。]
春なのにな。
[夜はあやかしたちの時間だ。
燐光のような淡い白い光が大殿の周りを巡るけれど
昼に謂ったように、それはただの場繋ぎだった。]
[彼の屋敷のものに、夜風に当たりたいと言付けて、
月の光に誘われるように庭を歩いて門へと出ました。
中へ入るときに立てかけた傘は既に無く、
代わりに雨に濡れて萎れた、蕗の葉ひとつ。]
…弥君、様。
[かすかな戸惑い、逡巡。
それほど間を置かずして]
…少しだけ、お時間をいただけますか。
まだ、調弦が、終わらないのです。
[困ったように、照れたように、小さく微笑んだ]
[暫く歩いて居ったが、ゆるり、空を見上げ]
さて、飯を食う…にしても。
月さえも出てしまっては遅いにも程がある、か。
…市場に人も居ないだろうし、な。
次はお得意をまわる刻を考えようか。
[息をつく。
視線を下ろすと、手に持っていた傘を見やり。
暫く見つめていたが、箱と共に背負った]
さて…はて。羅生門…か。
一度、其の気を身に感じておくべきか?
あわよくば。陰の気に…惑うた貴族の君に近づける好機かも知れぬ。
[師輔との出会いに味を占めたのか。
危険と知りつつも、其の好奇心と欲は捨てきれず歩み始める…]
流れ者 ギルバートが「時間を進める」を選択しました。
[>>79雨を防ぐことの出来ぬ荒れ果てた羅生門の内側では、また膿んだ鬼がうまれる。
ぬるく澱んだ陰の気が籠る中、不可思議なことに、無我のゆびさきが触れたおとこのこめかみから痛みが消えた。
頬にあごに滑るゆびさきは心地よく、おとこは驚いて眉根を寄せる。
そして、清涼な感覚と共に痛みが消えたのは術なのであろうと思い至った。]
ああ、頭がすうっとする──。
記憶を失って以来、傾き、痛んでいてね。
治らなくとも構いはしない、と思っていたが、すこし楽になった・・。
有り難う。
[礼を云って、無我のゆびにそっと触れて、おのれの顎から離させた。はにかんだような微笑を浮かべ、数珠をそっと持ち上げ、礼の姿勢を取る。
背筋をのばすと、おとこが兄とは異なり、ひょろりとしているのが目立った。]
む……?
[膝の猫がにゃあとなく。気がつけば肘掛けにつっぷし眠っていたらしい。笛を吹いていた銀色はそこにいない。聞けば夜風に当たるという。つと立ち上がり、鷲に向かって声をかける]
のう、先程の銀の男、お前は何を感じた?何やら匂ったようだな?
あの髪の色からしても…人外が化けでもしたか。
しかしあれだけ笛をよくするのなら狐であっても構わぬがな。
悪さをするまで襲うでないぞ?
[餌付けしてやり語りかける]
ああ。
陰の気がうずまいているのに、威勢の良い声だねえ。
…都は、こんなに騒がしい場所ではなかった気がするのだけど。
[おとこは門の下、巻いたはずの迎えのおとこがまだ彼を捜しているその声の響きに、薄い唇の端をちいさく動かした。
何を思ったのか。おとこは再び車に乗り込み、おのれを呼んだはずの兄の屋敷へ向かう事なる。
──出掛けた兄とはすれ違い。]
──羅生門…→花山院の屋敷──
[ぐじりとした春の雨は、何時の間にか止んでいた。]
[式神をちらりと見遣り、ようやっと着替えのために立ち上がる。]
なあ鳶尾。
天変地異は政の乱れが原因…とは古来より言われているが。
天の運行が地に影響を与えるとして、その逆はあると思うか?
時間など。この庭を見ていれば、すぐにでも過ぎましょう。
[扇は口元だけ隠し、その視線は琴から庭へと。既に月が姿を現していて、夕暮れ時よりも神秘的な姿へと移ろいでおり。
水面に映る月をじぃと、見つめる]
この庭を、幼子のように走れたなら、いかほど気が晴れるのでしょう。
若君様のお暗い気持ちも、晴れるとよいのに。
[呪の要であるこの場所から、
災いの波紋のひとつを封じたこの場所から、
おとこは動くつもりはなかった。
少なくとも、この場がもつ限り。
きしみ、ゆれて、ゆがんでいる。
星空は凶兆を示し
尚も空気は澱んでいく。]
……さぁて、いつまでもつだろうなぁ。
[木に凭れて、
花の香りと散り敷かれた椿と薄紅梅の庭に佇む。
月を見上げて、薄笑みはなく、遠くを見る。]
――道々――
汐と言う者か。奥ゆかしい方であったな。
また遅かれ早かれ、出会うこともあろう。
[足取りや腰つき、そして濡れた髪が自然と目を細めさせる。
ややもあって、再び足を寺院の方へ向けた。
兄弟姉妹には元来恵まれていたが、無事に成人した兄弟はごく限られている。
かの場所には知り合いがいるのだ。]
村長 アーノルドが「時間を進める」を選択しました。
[空を見れば、もう雨は上がり。それでも庭先を見れば今宵の偵察は出来ぬだろうと考えて、わずかに憂えた表情が漏れる。
明日はお礼の菓子でも買いに外へ出てみよう、と思ったが、礼になるようなものが、普段の姿で買えるかと問われれば、無理のような気もして]
(この姿で出るのはさすがに。どちらかに頼んで買ってきてもらうか。自分で選ぶのが一番いいんだけどな)
[心で呟いて庭からちらりと若宮の方を見やる]
[幾分集中さえしてしてしまえば作業が早いのか、それともそれほど狂いが少なかったのか。
他の弦の調律を終えたところで耳に届く言葉に少しだけ首をひねってから苦笑する]
…庭を走る、ですか?
…散歩をしていて迷子になることはありますが…走り回るなんて、とても。
したことも、ありませんのに。
[ぴん、と終了の合図とばかりに琴の弦を軽くはじいて]
…陰の気もすごいが…
相も変わらず。地獄の様だ。
[近づくにつれて荒れていく。
そして気と共に漂う死臭。
どちらも眉をひそめる原因となろう]
…おや?
[車が行く先より来るのが見え。
脇に逸れると共に、眉間の皺に指を当てた]
これは…一足。遅かったのかも知れぬ。
……天が地をうつすのに
地が天をうつして居てもなんの不思議がありましょうか。
無論、些事では天は動きますまいが。
[ようよう出立する気になったらしいあるじへ手早く着付けながら応えた。慣れたもので、一息に着付けを終え、離れる]
さて、我々のようなものの動きもすこうしずつ、くるいはじめているのやも知れませぬ。
太刀はお持ちになりますか?
[おとこの礼にも茫とした目であったが、無我は演舞を合わすごとく深く一礼を行う。無我は迎えのおとこの背後を指差し―― 身を反転させておとこの傍に立った]
――羅城門→迎えの車の上へ――
[おとこの乗せた車の上に、ふぅわりと乗り花京院の屋敷へ向かうままに任す。両側を埋める屋敷は、絵物語のようにゆらりゆらりと流れてゆき――雨上がりの道、前方で誰かが身を退けた]
[弦をはじく音が、邸内に響く]
走られたことがないなんて。
[やはり、育ちが違うものだ、と納得する]
体を動かすことがお嫌なら、仕方ないことかもしれませぬ。けれど、そうでないのならば、勿体のうございます。
両の足は、何の為についているのですか。
ただの一度くらい、汗をかくほど走られてもよろしいのに。
…叱られてしまいます。
[少し困ったように笑う]
…そうですね、貴方のおっしゃるとおりだ。
……そんなことがあれば、いつか…。
[仮定の話は、途中でさえぎられる。
その代わり、とばかりに琴の音は次第に響き始める。
言葉を閉ざしたかわりに、音は紡げぬ感情を代弁するものになって生み出される]
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