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[ギルバートの率直なものいいには、可笑しそうに微笑んで]
ククク…なるほどね。向こうの神経を逆撫でする…と。
[ふむ、と頷きながら、また一口、紅茶を呑んで]
人殺しの噂か…
わたしか?わたしは、同じく噂の人形を見にきたのさ。
仕事でスランプにあっていてね。どうにも人形芝居のアイデアが浮かばない。
不気味な噂も、ものともせずにこの屋敷にやって来るくらいだからね。どれほどの人形狂いかわかるであろうよ。
ククク…
[と自嘲気味に笑って返すのであろう]
芝居を打つ前にここの人形に芸でも仕込んだらどうだ?
結構鞭でも振るえば動きそうだぜ、ここの人形。
でもって人形狂いの中から是非俺は外してほしいもんだ。
[ハーヴェイを見送るシャーロットには面倒くさそうに言葉を投げた]
あんまり強がりいっても意味無いぞ、小娘
少し用とは…?
[キロリと一瞬、眼を光らせたけれども、ギルバートへそれ以上追求することもせずに]
言っておくが、当方はしがない旅芸人。
金目のものなど、持ち合わせておらんぞ。
[つと、紅茶のカップをソーサーに置き]
荷物は大きいが、中には錐やら小刀やら針金やら木片やら…
そんなものばかりさ。
[そう、注意の言葉だけ放つ。ギルバートの雰囲気は
旅中で出会った誰かに似ていて、その経験が自分にちょっとした警戒を与えたのかもしれない**]
[ナサニエルと言葉を交わしていたギルバートが、シャーロットに言葉を投げる。
その言葉は、相変わらず刺々しい。]
(小娘って、あなたと然程年は変わらないわ。)
[そう言いたげな表情で、ギルバートを見つめた。
シャーロットは、ギルバートに言葉を返すことはせず、無言のまま食堂を後にした。
去り際、ナサニエルとカミーラには、小さく頭を下げ――。]
ははは…人形に鞭だって?
[思わず声をあげて笑ってしまった]
そんな人形師がいたら、お目にかかりたいねぇ。
人形ってのは、作り手の分身のようなものだと…
わたしは勝手に思っているのだけれど。
[そう考えるギルバートの方がきっとまともなのかもしれないとも、考えて]
そうだな。確かに君は、人形狂い…ではなさそうだ。
ははは…不思議なものだが、かえってそれが俺には心地よい。
ふ…同属嫌悪ってやつかね。
君と話せてよかったよ。
これからしばらくは、閉じ込められている仲だ。
よろしくな。
[そういってギルバートへ微笑んだ]
[ぴーぴー泣く女は皆小娘だとからかい半分の視線を返したことだろう。ナサニエルの自嘲気味の笑いには少し疑問を感じながら]
人形が分身?俺には縁のないこった。知りたくもない。手をかけるのは自分の世話で十分だ。分身欲しさに殺されてたまるか。
さっきも言っただろう。俺自身は人形にそこまで興味はないんだよ。
よろしくするのもいいが俺の邪魔はしてくれるなよ。
ところで…人形芝居なんてやってると人形の気持ちってのもわかるようになるんかね?さっき貼り付けにされたあの人形、あんたはどう思った?
[ギルバートとシャーロットの様子を眺めて]
ふぅん…
[呟きながら、何かを思う。シャーロットが頭を下げるのをみれば、こちらもわずかに頭を揺らして会釈しただろう]
かわいらしい子だね…髪が長くて素敵だ。
どうやら君の連れではないらしいな。
[シャーロットが去るのを見送りながら、相変わらずなギルバートの言葉に喉を鳴らして笑う]
邪魔…?
[キロリと一瞬、眼を光らせたけれども、ギルバートへそれ以上追求することもせずに]
ふふ…邪魔など…
するつもりは毛頭ないさ。こちらこそ、おかまいなく。
[つと、紅茶のカップをソーサーに置き]
貼り付けにされた人形…?あぁ。そうだな。
[空に目をやり答えるだろう]
…犠牲。哀れな犠牲者、と、俺はみた。
みせしめに吊るされるなんて、まるでイエス様のようじゃあないですか。
と、思う俺はおかしいのかもしれないがね。
ふふふ…そうだな。長く人形とつきあっていると、時々聞こえるのさ。人形の声が…ね。
[そう目を伏せて呟いた]
さて、そちらのお嬢さんはどうお思いなさるかな?
[老執事に食ってかかっていた黒髪の女性がその場にいたら、そう尋ねたかもしれない]
*
[女性はなんと答えただろう。答えずとも、自分が興味深げに彼女をみていたことは確か。
芝居を生業とする身、人形作りに携わるものならば
人間観察はかかせない。
その仕草や言葉遣いにも注意を払って話しを聞いていたことだろう**]
[その後、自室に戻る事なく、シャーロットの足はある場所へと進む。
自室に戻らなかったのは、あの扉に縫い付けられた''もの''を見たくないのか、それとも何か別の理由があるのか――。]
やっぱり、ここにいたのね。
聞こえたわ……。
[何が、聞こえたのだろうか。
シャーロットの瞳に映る''もの''は何なのか――。
まだ残る腫れた瞳で、''それ''を見つめる。
それは、嘗てのものとは違い、憐れみとも思える瞳で、無言の会話を続けていた。]
でも、どうやって、ここへ…?
[''それ''は何も答えない。
しかし、シャーロットは、その答えが分かったような気がした。]
……そう。
待たせて、ごめんね。
もう、離さないわ。
[シャーロットは、再び頬を濡らす。
それは、先程のものとは、大きく意味が違っていた。
シャーロットがどこに居るのか、知るものがいるとするのなら、それは表向き、感情を持たぬ''もの''のみ。
シャーロットが歩いてきた床は、既に綺麗に掃除されており、汚れ一つなかった。
奥の部屋から聞こえる''かたかた''という音。
恐らく、屋敷の主が、また新たな命を生み出しているのであろう。
その事には気づいてないのか、シャーロットは''自分''と*語り続けた。*]
怒ってる…?
私を、恨んでる…?
[シャーロットは、自分と瓜二つの人形に向かって呟く。]
怒ってるよ。
恨んでるよ。
でも、こうしてきてくれた。
だからもう、怒ってないよ。
恨んでないよ。
[もう一人の自分は、まるでそう言ってるかのようだった。]
ごめんね…
ごめんね……
[シャーロットは、涙を流しながら呟く。
触れたくても、ガラスで遮られた自分に、触れる事はできなかった。]
ここから、出して…
お願い…お願い……
[もう一人の自分は、まだ言葉を続けているようだった。]
どうしたら、ここからだしてあげれるの…?
[シャーロットは、暫し口を閉ざした後、もう一人の自分をみつめながら、その人に問うた。]
力を、貸して……
[――どう、力を貸せばいいのだろうか。
シャーロットは、その答えだけは分からないまま、その場で佇んでいた。]
/*
えーっと…
COしちゃった風だけどいいのかな。
向こうからは分からないし、いいよね…?
人形が何を望んでるのか分からないのが難しいな。
とりあえず、協力する伏線は張ったんだけど。
/*
【二階自室】
[階段を駆け上がり、自室に飛び込むと震える手でドアを閉める。
呼吸は荒く激しく、しんとした室内に大きく響いた。]
はぁ…はぁ…
[心臓の脈打つ音が、まるで耳元で鳴っているように大きくて耳障りだった。]
[ふいに、背後に人が立っているかのように感じ、びくりと体を震わせる。
両の手が背後からステラの首筋を撫で上げ、そして指先に力が込められた。]
(……しておいで……ステラ)
― 食堂 ―
[幾ばくか話しをした後]
…さて、おかげさまで、いくつか芝居の案が浮かんできたよ。合う人形も、その人形の動きもね。
[先程の騒ぎを思い出しながら]
ふふふ…おっと、人形の話には興味がないのだっけね?
[ギルバートに向かい、愉快そうに言い放つ]
そちらのお嬢さんも、失礼いたしますよ。
では。
[軽くその場にいた者に会釈をして、食堂を後にした**]
勿論さ。お互い不可侵条約な。
それにそこの小娘もついこないだあっただけだ。
入り口で腰抜かしてやがった。
[お構いなく。ナサニエルのその言葉には短く返事を。
こちらの質問への返答には少し眉を顰めて]
犠牲者、ね。主人が愛するものを殺す老執事。人形がキリストさんなら誰の罪を変わりにかぶるんだろうなぁ?あんなちっぽけな人形が磔にされたからって俺らが逃げれるわけでもないだろう。
聞くならもっと別の声を聞いてほしいね。それこそ神様の思し召しとかさ。
[こんな屋敷の中しかしらない人形の声なんぞ役にも立たない]
…さて、俺も失礼しようか。
[寒気が止まらない。地下の人形部屋に行ってから。体調を崩したのだろうか?]
[→自室。椅子に座って深くため息を一つ]
…依頼主も変わっている。何をしたいんだか。
[ある人形を盗んでほしい。できなければ壊してほしい。
そしてもし余裕があれば……]
[最後の依頼を思い出し、また眉間に皺を刻んだ。依頼主といえばとても人形に興味を持っていそうでもなかったし、まさか「あんな依頼」をしてくる様子も伺えなかったから。
そして盗めなければ壊せ、とはなんだろう?何の目的で?
金はまだもらっていない。興味半分で引き受けた依頼。
何よりこの屋敷の話を聞くとな意味で興味が沸いたから滅多に遣らない後払いで引き受けることにしたわけだ]
…死人の人形と……狂った主人、か。
[→自室。椅子に座って深くため息を一つ]
…依頼主も変わっている。何をしたいんだか。
[ある人形を盗んでほしい。できなければ壊してほしい。
そしてもし余裕があれば……]
[最後の依頼を思い出し、また眉間に皺を刻んだ。依頼主といえばとても人形に興味を持っていそうでもなかったし、まさか「あんな依頼」をしてくる様子も伺えなかったから。
そして盗めなければ壊せ、とはなんだろう?何の目的で?
金はまだもらっていない。興味半分で引き受けた依頼。
何よりこの屋敷の話を聞くと色々な意味で興味が沸いたから滅多にやらない後払いで引き受けることにしたわけだ]
…死人の人形と……狂った主人、か。
[また煙草を取り出して一服。
ふい、とたゆたう煙に思い出すのは…あの紅と蒼の人形。
何か語りかけたそうにこちらを見ていたあの目が忘れられない]
…まさか、な。
[苦笑し、髪をぐしゃりとかきあげて。
暫くした後、目的を果たすための計画でも練るのだろう*]
[脳裏に響く鈴のような声。現実に意識を保つ間、その声は聞こえるようで聞こえない]
「私は貴方を愛してあげる」
「だから私の願いをかなえてくれる?」
「くすくす」「くすくす」
「貴方はもう、逃げられないの」
「だってここは…人形屋敷……」
「くすくす」「くすくす……」
[指先に徐々に力が込められ、爪が首の肉に食い込む。
震えながらかろうじて小さく頷くと、耳元に囁き声。]
(…良い子だ)
[首にかけられていた手の力が緩み、そのまま首筋から衣服の中へ侵入してくるのを、薄れゆく意識の中に*感じていた*]
[食堂の角で、聞くとも無しにステラ、ギルバート、ナサニエルのやりとりを聞いている]
変だ。あいつら。ギルバート…あいつからは血の臭いがぷんぷんしやがる。あいつ、ただのこそ泥じゃねえな。
多分噂は真実。恐らく屋敷の主は私たちを生かしてここから出すつもりはない。
それを知りながらあいつが嬢ちゃん達を逃がすよりは、むしろあの子達がやられている間に自分の目的を果たそうってのはよくわかる。あいつは目的のためは手段を選ばない奴だ。顔にそう書いてある。
だとしても、そういうのは私もよく知っている人種だ。まだ理解できる。
もっとわからないのが尼さんと新顔だ。あいつら、血には全然動じなかったようなのに、爺さんが人形をぶち壊したときの反応がただごとじゃなかった。
狩りの獲物?
んなわけあるか。ハンティングが趣味の奴ってのはこれ見よがしに狩った鹿の頭なんかを部屋にずらっと飾ってたりするもんだ。
[ハーヴェイに向かって]
悪い。先に戻るよ。シャーロットのこと、気をつけてやってくれないか。あたしもなるべくそうするけど。
[脳裏に浮かぶのはかつての恋人であり、現在彼女を追っている男の姿]
あいつから逃げても……たどり着いたのは同じように死人の目をした奴らの巣、か。
泣くことしかできない子供、頼りない坊や、人形狂いのお二人さん。
……ギルバート。あいつ昔のミルチャに似ているな。
[ミルチャ、馬鹿な奴。女の生き血を啜れば自分も吸血鬼になれる、なんて妄想をどこで仕入れてきたんだろう?]
[昨日の「忘れ物」、清めはしたが匂いは取れぬ]
ほっほ、こんな所においでになる割にはまともなお方が集まったものよ。
[さて、おもてなしはどうしよう。向かう先は大きな大きな保冷室。
この屋敷の人間はほんのわずか。なのに不似合いなその部屋に詰まるのは。山と積まれた肉の塊]
やっとこれを処分できると思ったのにのぅ。
[一見それは肉の塊。
よくよく見やると何の形を成してるか。
指のもげた手 切り落とされた胴体 折れた脚
どれもこれも「材料」には不都合な、「ゴミ」ばかり]
[玄関前の「忘れ物」、清めはしたが匂いは取れぬ]
ほっほ、こんな所においでになる割にはまともなお方が集まったものよ。
[さて、おもてなしはどうしよう。向かう先は大きな大きな保冷室。
この屋敷の人間はほんのわずか。なのに不似合いなその部屋に詰まるのは。山と積まれた肉の塊]
やっとこれを処分できると思ったのにのぅ。
[一見それは肉の塊。
よくよく見やると何の形を成してるか。
指のもげた手 切り落とされた胴体 折れた脚
どれもこれも「材料」には不都合な、「ゴミ」ばかり]
お客人は人の肉はお気に召すまい。
では別に何かこしらえねばの。
ご主人も最近は新鮮なものしか好まれず。
困ったものじゃて。
[扉閉め、ため息つきつつその場を後に。
老人去り、その後その場に「ゴトリ」と音。
転げ落ちたのは一つの生首。
目を見開いた、殺される間際の凄まじい表情のまま。
一時、主人が興味をもった恐怖の面。興失せた後は見向きもせずに。
転がる首、老人去るをいつまでも睨みつけ──*]
[部屋に戻って少し転寝。どれだけ時間がたっただろうか。
休んだのに体は冷えたまま。昨日何があったのか結局覚えていないが体調を崩したのは確からしい。頭痛のほかに胸に鈍い痛みも走る]
……
[依頼の内容は人形を盗むか壊すか。そしてもう一つ。
どちらも少しややこしくなりそうで、少しため息をついた]
この部屋にあるのは小さな窓だけ。開かないし飛び降りるには少し高い。もし運よく抜け出したとしても外に何かしら手を打っているに違いないだろう。どうせあの老人の様子からしてすぐに殺されるということはなさそうだ]
さて、一回りしてくるか。
[ちょうどその頃、メイド人形が部屋の掃除に訪れた]
[回る所は召使の詰所。台所等表よりも緊張感の薄れる場所の筈なのに人の気配が全くしない。一番生活感が溢れる場所でなければいけない所がなぜこうも新品同様な状態なのか。
どの引き出しもどの棚も飾り物の食器はあれども使用された形跡は見当たらない]
マイセン、バカラにミントン…いいもの使ってるもんだ。
悪趣味な屋敷のくせに。バカらしい。
流石にここには人形は置かないか。
[注意深く周りを見るとそこは人形の修理工房も兼ねているのか。
ゼンマイが巻かれていないメイドやボーイが数体並んでいる]
[置かれている調味料も使われている厨具も特に不審な点はない。
毒殺やらは心配しなくてもよさそうか]
毒殺は皮膚が変色するしなぁ。特にヒ素やらトリカブトやら。
ムンクのような人形を作りたいなら別だろうけどさ。
[まるで見たことがあるような口ぶりで呟くとその奥にもう一つ、扉を見つけたが…]
……なんだ、あそこは…。
[そこはモーガンが入って行った保冷庫への扉。何か、とてもいやな空気が流れ込んでくるような。
足が進むことを躊躇するのは初めてだった]
[ドクン、と胸が高鳴る。もちろん期待やそんなものではなくて。
行ったら何か、空恐ろしいことを知ってしまいそうな]
「行ってもいいわ?貴方がどうして逃げられないか、きっとわかるから」
[くすくす、くすくす…]
[脳裏に響く声。理解するには余りにも漠然としたその声]
[保冷庫への扉を開けて…そこで多分今まで一番といっていいほど後悔した。大きな保冷庫扉の前に転がるそれ]
……っ!
[流石に顔がひきつった。ビキリと頭に、胸に鈍く深い痛みが走る。
凍っていたのか、恐ろしい形相でこちらを睨む水にまみれた…生首]
………これ…は……
[暫しまた昨日と同じような、奇妙な時間をそこで過ごしただろうか…*]
[胸が、頭が痛い。なぜだ?何があった?あんな生首程度で]
「 それはね。貴方がもう ───るから 」
「私達のお父様が」 「思い出してしまったかしら?くすくす」
[あぁ思いだした。あの時、地下室で何があったのか]
「私の望みは小さなこと」 「だから取引をしましょう」
「私達 人の魂がほしいの」 「それまで貴方を───…してあげる」
「これは契約。代償は魂。代償は心」 [くすくす くすくす]
[転がる鈴の声音。目の前の生首の不気味さとは裏腹に]
[さざめく声は耳を澄ます]
「……もう一人…いる…ね……。くすくす」
もう…一人?お前達は一体誰なんだ?まさか…
[「人形なのか?」とは紡がれず]
[初めて発した声。これは肉声か。それとも心の声か。
心の声ならば間違いなく彼女らのいう「もう一人」にも聞こえただろう]
「貴方が壊れないうちに…早く……*]
―回想―
[幾度目かの再会を果たしたシャーロットは、その晩、''かたかた''と音が鳴り続く、暗い空間で眠りについた。
以前のシャーロットなら、この場所で眠る事など、決してなかったであろう。
何が、シャーロットをそうさせたのか――。]
私、あのまま、寝ちゃったのね。
……おはよう。
[ガラスに映る、自分自身に呟く。
それが挨拶を返す事はなかったが、浮かべる笑みが、まるで目覚めはどう…と、語りかけてるように思えた。]
待ってて、ね。
また来るわ。
[そう言うと、シャーロットは一階へと階段を上っていった。]
[一階ホールを、自室に向かって歩く。
固く閉ざされた扉には、未だに縫い付けられた人形の姿があった。]
(かわいそうに……。)
[昨日は、畏怖さえ感じたその''もの''を、憐れむように見つめるシャーロット。
片目が抉られたその人形に、小さく震えながらそっと触れる。]
(痛かったでしょう…?)
[シャーロットは、心の中でそう呟いたであろう。
その後、扉に刺さるナイフを抜くと、人形を扉から下ろし、両手で包みながら、自室へと戻った。
シャーロットのこの行為は、果たして何を意味するのか――。]
―回想終了―
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