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[メモ(自己紹介)記入/メモ履歴/自己紹介] / 発言欄へ
まよいご ナナ の能力(求婚)の対象が 北西の農夫 に自動決定されました。
渡りの コガネウタドリ の能力(下駄を蹴上げる)の対象が 北西の農夫 に自動決定されました。
負傷兵 スヴェン の能力(求婚)の対象が 宇宙農家グリフォン チャボ に自動決定されました。
牧場の子狐 サヴェイ の能力(去る)が 実行しない に自動決定されました。
まよいご ナナ は、北西の農夫 に愛の言葉を囁いた。
負傷兵 スヴェン は、宇宙農家グリフォン チャボ に愛の言葉を囁いた。
次の日の朝、宇宙農家のプリンセス メロンよちゃん が無残な姿で発見された。
照坊主の下駄が、どこからともなく 北西の農夫 の頭に飛んできました。
からんころ〜ん♪…明日は… 地雨 かなぁ?
ちょっとした催しが終われば不思議なことに温暖な平地にも雪がはらり。
「宇宙でぱぁと」ではセールなんかもしているかもね。
現在の生存者は、北西の農夫、元賞金稼ぎ トバ、果樹園の娘 アオイ、まよいご ナナ、星営バス運転手 ハマチさん、やせいの シモツキ、宇宙農家グリフォン チャボ、青年 コルン、渡りの コガネウタドリ、北の果樹園主 シュンギョウ、負傷兵 スヴェン の 11 名。
―夢の中―
[山の上に降り積もる雪のような純白の身体と翼。
黄色い嘴に真紅の冠のような鮮やかな鶏冠]
懐かしい…
[子供の頃、よくその背に乗せてもらった気がする。今はもう帰る事も叶わぬ俺の故郷にいた、あの気高きグリフォン]
―星役場:医務室 ―
『あ、目を覚まされましたか』
[何がどうなったやら。気がついた時、俺はベッドの上で寝ていた]
『宇宙樅の木のところで、酔いつぶれていたので。こちらに運びましたが…』
[そう看護師に告げられ、意識が混乱する]
酔いつぶれ…?確かに、酒は飲みましたが。一口だけだったはず…??
[そんなに強い酒だったのだろうかあれは。自分は特に弱い体質でも無いはずなのに何故。その事を告げると、看護師は見覚えのある包みを見せた]
『恐らく食い合わせ、ですね。このパンは恋人同士で食べると幸せになると伝えられているこの時期にだけ出回る高価なもので…何と言うか…媚薬の効果があるんですよ。酒と一緒に口にすると凄い効果が出るのは有名な話なんですが』
[他所から来た俺がそんな事知る訳なかった]
媚薬って…!俺、昨晩誰かに迷惑かけたりしましたか?もしかして
[酒を飲んだ後の意識が無い。酔っている間に誰かに乱暴したなどという事があったら、どんな刑を課されるか分かったものではない。正直、青ざめた]
『いや、そのようなことはありませんでしたが』
[そういうと、看護師はくすくすと笑った]
『ただ、口にした薬効が今後の行動に影響を及ぼす可能性は…まだ残っています*』
[さっき来た時よりも、ホシヤクバは大勢の人間や生き物たちで賑わっているようです。]
きゅっ?
[人々の熱気や、いろんな香りもあちらこちらから漂ってくるようだ**]
――温泉栽培施設・銭湯――
[振り向いた俺と、嬢ちゃんの目が合う。
逃げろ>>1:197。
と、そう言った瞬間、第一波がきた。
銭湯の浴槽に飛沫が上がり、どぼどぼとお湯が流れ込む。湯けむりが立ち込める。
モニター越しに見える、キノコの立木が並んだ温室も、もう膝くらいの高さまで水浸し?お湯びたし?温泉びたし?になっているようだ。
西の湯路からこの役場付近までは、ゆるやかだが標高に換算するとかなりの落差がある。
あの水量が全部こっち来たら、さすがにやべぇよな。嬢ちゃんだけは逃がさねぇと。
水かさは増し、浴槽からお湯があふれ出たその時、
……流れが止まった。
厳密には、コポコポとまだ流れ続けているが、先程の勢いはもう無い。]
[もうもうと立ち込める湯気に、「カッポーン」と、独特な音が聞こえてくると、もうここは普通の銭湯にしか見えない。
番台のじいちゃんが、のそのそと目を覚まし、「お客さんかね?」と声をかけた。**]
おー、梨好きかー。
なら規格外やけどご馳走しちゃる。
[聞こえた返事>>1:*39>>1:*40に、グリフォンはご機嫌で飛んだ。]
―西の果て 黄金の梨園―
[ニワトリ(グリフォンの頭部)のイラストと共に『コッココ梨園』の看板が立っている。
通常の梨園とは違いそこには10+1(10)メートルもの高さになる梨の木が一本鎮座している。
黄金の梨の実の収穫こそ終わっているものの、その幹は金属的な鈍色をしており、葉は黄金と非常に煌びやか。
嘗てこの梨の木はコッココグリフォンの故郷星の固有種であったが、葉が金箔の代用品に出来る事もあり宇宙海賊や銀河密猟者の手により絶滅の危機に瀕したこともあった。]
ただいま帰ったんよー。
コケッコー!
[鳴き声で主の帰還を告げる。
すると梨園職員であり留守番が顔を出す3(3)
1、でかい四足のひよこが2(5)羽
2、桔梗◆色の*11岩燕*
3、普通の人間]
[グリフォンを出迎えたのはアルバイトの人間だった。]
放送は聞いたやろ?
異変なんもなかったか??
『そ、それが……!
巨大*10雪兎*が来たけど、梨の木の傍で寝てるんです!
どーしましょー?』
な、なんやて!?
[慌てて梨の木を確認すれば、無事なもののその根元にはぐっすりと眠る巨大生物の姿があった。**]
―星役場:職業安定所―
(思いがけないハプニングとなったが結果的にタダで一泊出来てしまったので良しとしよう。医務室でだけど。それに昨晩みた夢は、はっきりとは思い出せないがとても幸せになれた気がする)
[どうやら昨晩俺が飲んだ酒は【星の雫】という特殊なものらしい。薬の後遺症が残るらしき件は気になったが、いつまでも医務室に厄介になるわけにもいかないので看護師に礼を言うと仕事を探す為にここへと来た]
んー、背中が痛い気はする、が…。
[身体を休めるにも、居場所を確保しなくてはどうにもならず]
/*
んー、、んー…、アルバイトの人間が御主人様、と言うだろうか。チャボ君の所は、奴隷系が居る設定でも無さそうだし…設定がかち合わなければ良いのだがな……。
もう既に、囁き等で交渉してるのなら、私が触れる事でも無いが。(心配性過ぎる村建人で申し訳ない)
さて、どうしたものでありやすか。何があってもあっしは旅の者。いずれまた会えやしょうか。
[すっかり道に迷ってしまったコガネウタドリ。はぐれてしまったものは仕方がない]
ピューーーイ
[透き通るようなその声は[渡りの コガネウタドリ]達の元までも届いただろう。黄金の鱗粉を空へと放ち、それはやがて雲となりしとしとと静かに雨を降らす。その鳥が清らかな場所へ現れる吉兆の鳥と呼ばれるのは、恵みの雨をもたらすその姿がゆえだ]
雨の滴はあっしと心を同じくするものたち。上手く見つけられるといい。頼みやしたぜ。
/*
ちーっス。
ゆんゆん。お仲間さん、おはろーっス。
お仲間さんは恋愛設定にしたみたいっスねー。
俺はノープラン中っス。
恋文はさておき、こっちの求婚ログをどうするかとか、何か考えあれば聞いておきたいっスー。
※ちな、求婚成立したら、お仲間同士のログ(今喋ってるこれっス)も求婚成立相手には見えるようになるっスよー。
/*
ゆんゆん。こんにちは。
恋愛設定になるかどうかはまだ決定ではなく(もしかして主従関係に留まるかも)。
求婚成立するまでは、宇宙海賊被害仲間通信的に使うのはどうでしょう(思いつき)
俺、戦いに負けて奴隷にされた設定なので。
/*
はろはろ。
…なんという裏設定www>戦いに負けて
お返事どうもっス。なるほど、主従関係かもなんスねー。
アイディアもどうもっス。でもちと、微妙かもっス。
プロで出てるけど、俺は先ず通信機の類を持ってないっス。
今から保持する事も出来るけど、俺を捕まえようとしてる奴(?)からは、通信機を保持すると探知される設定で考えてるので持ち辛いんスよねー…。
んー、スヴェンの設定次第だけど、テレパシー系なら、会話は有りかなー。
後は、俺、トバとのメモ会話にもあるけど、メンタルの部分は宇宙海賊(のトールの意識のコピーが俺)なんだけど、被害者仲間通信には、ちとし辛いかもっスね。
/*
あ、いや。被害者仲間的に、俺が話すのは可能っス。
被害っちゃ被害(?)を受けてるので…。
とりま、宇宙海賊に関わった系?の関係軸で会話してくのは有りかなー。ってところが、俺の考えっス。
あと、スヴェンの方は、戦いの原因を、宇宙海賊に絡めなくっても良いっスよ?(俺に合わせて、とかはしないで大丈夫っスので)
―星役場:職業安定所―
『そーなんですよー。
もう3メートルくらいあるんですから。
モフモフのご主人様……あ、こう呼ぶと膨れて怒って面白いんですけどね。
今、冷蔵庫にあった惑星キャベツと流れ星人参を使って誘導しようとしてるんですけど、あの雪兎ちっとも動かなくって。
だ・か・ら。
優秀な見張り番を雇いたいと、ご主人様が。』
[温泉に居た頃よりも更に巨大になった雪兎発見から暫く後。
黄海松茶◆色の髪のアルバイト職員>>10は求人依頼受付窓口の職員相手に必死に交渉していた。]
[しかし、巨大化生物騒ぎに温泉氾濫騒ぎ。
更にはこの時期、宇宙でぱぁとへと出かける者が多く、人手が足りないと断られている所に救いの神――いや、元案山子が。]
『本当に来てくれるんですか!
すっごい助かります!
黄金梨の葉っぱでも齧られたらと気が気じゃなくって。
ちょっと寝床が鳥の巣っぽいですけど、三食泊まる所付きで超好待遇ですから!』
[普通に住み込み従業員である。
ともかく、大喜びのバイト君は気が変わる前にと収穫用ホバートレーラー(グリフォンも乗れる巨大サイズ)へと引っ張って行き、異論がなければそのまま西の果ての梨園へと出発した。]
―西の果て 黄金の梨園―
ほら、こっち来ぃ!
根っこを枕にしちゃアカンよ〜。
[巨大雪兎誘導計画は難航していた。*]
[止んだ温かい気流。
モニターと睨めっこしたまま眠ってしまっていたらしき番台の、ほんの少しくぐもったような声。
漸く事情>>197の説明が挟まれる。]
うさぎ…うさぎが居なくな…つまり………洪水?
あ、でもほら、今もう止まって
[咳でもするかの様にごぼごぼという音の直後、再び轟く様な音が響き出す。あ、逃げろって。
漸く予想される事態が脳内で弾き出されて、
わたわたと両腕を振りつつ踵を返す。
あれ、でもウィンドウォーカーさんは大丈夫なの!?と振り返れば
銭湯方面の引き戸を慌てて塞ぎにかかったのはその彼だったか、
それとも状況を把握した番台の翁だったか、それとも他の誰かだったか––––
少なくとも晴れぬ白い湯気がそれを確認する事を許さなかった。]
わあああ!?
[再び、飛沫。押し寄せる湯。
銭湯側の湯は何とか戸で防がれる、が、
もう1つの湯の巡る場––––キノコ栽培の方面へ、行き場を失った湯は流れ込んだ*]
/*
ごめんね、汲んでくれてありがとうっス。
いっそ、星の雫パワーのテレパシーも有りかなー…。俺も少し考えとくっス。
あ、そだ。もし求婚先の会話が盛り上がるなら、こっちじゃなくて、向こう優先しちゃって下さいっス。こっちはもう、時間あった時のオマケ感覚でOKっスから。
相談サンキューっスよー。
[銀河キノコの温室。
流れ込んだ湯の高さは+表+精々太もも程/臍の上辺りまで だったか。
床に積もっていた煌めく胞子を掬い上げ。棚の下段に在った立木のキノコが幾つか掬い去られたのだろう。
温室の戸の隙間から静かに、キノコの成分により深い夜の色を湛え、所々に元の薄鈍の色を雲の様に遺した湯が滑り流れて来て。
表面には散りばめられた星の様な白、虹色、金に輝く胞子達が浮かび上がり、時に渦を作り、時に星雲を作り、
足下をさらさらと流れゆく。
施設の戸から、パイプの隙間から、液状の星空が、
少し段になった施設の玄関口からぱたぱたと滴り落ちる。
第二波はさして量も無かったのか。
施設前に大きな大きな夜を落とした様な水溜りを作り、おさまった。
路脇の溝にも、さらさらと夜は流れ落ち、
何処かへと運ばれて行く。]
こげでえがなァ。すめな、こげなトコに生やしてしもで…
しっかし…兎ば何処さ行ったがね?
[ぼんたゆきは湯当たりする。
異様な形に成長した我が子を軽く抱き、ほんの少し泣いて。
泣きつつも見回す。消えたのは『縮んだ』からか?其れとも何処かへ『向かった』のか?
わんぱくすぎに育ちましたと言わんばかりに逞しくボコボコに伸びた枝へとよじ登り、
湯気立ちこめる湖の周囲を観察してみれば、……見覚えのある、植物が薙ぎ倒された様な広い道が+裏+ありました/ありませんでした]
─Side:????>>1:211>>1:212─
[...ザ..ザザッ...ザザザザザッ...ザザ...]
[...ザ..ザザッ...ザザザザザッ...ザザ...]
[...ザ..ザザッ...ザザザザザッ...ザザ...]
[小さな含み笑い。柔らかな男性の声は、愉しげにトバの耳朶を擽る。…ノイズに遮られていなければ、の話だったが。
音声メッセージが流れる。]
『初めまして、トバ様。
本日は貴方様に依頼がありましてご連絡致しました。』
[...ザ..ザザッ...ザザザザ...ザッ...ザザ.........ッ.....ザザ..ザザザ...]
『”お噂”は予々……、貴方様が今現在、賞金稼ぎを為さっておられるか引退されたかは存じませんが、折り入って依頼で御座います。どうか、貴方様に縋るより他ない、この哀れな依頼主の言葉を聞きとげては頂けないでしょうか。』
[...ザ..ザ..ザザッ...ザザザザ...ザッ...ザザ......ザ..ザザ..ザザザ...]
『その星に、捕まえて頂きたい人物が居るのです。
そうですねえ……何でしたら、逃亡者とお考え下さって構いません。依頼の種別としては捕獲の依頼、報酬については、またご連絡致します。先ずは、話だけ聞いてお考え下さい。』
[...ザザ.ザ...ザザッザザザ...ザザッ...ザザ.......ザ..ザザ..ザザッ...]
『対象は、見た目は16〜18才の女性、色素の薄い紫色の髪をツインテールにし、服装を変えて居ないならば、若草色のブラウスとキュロットを身に付けております。
……もしかすると、もう少し年齢は幼く見えるかもしれません。』
[...ザ..ザッ..ザ...ザザザザ...ザッ.ザ......ザザ..ザ..ザザ..ザザザ...]
『また折りを見てご連絡致しますので、それまでにお考え下さい。色好いお返事を期待しております。……トバ様。』
[...ザザザ..ザ..ザザッ.ザザ..ザザ...ザ.....ザ....ザッ..ザザ..ザザ...]
[それだけが音声メッセージに入っていた。勿論、まさか相手の通信機が水に浸かってノイズ塗れ、殆ど聞き取れない状態になっているなど、思っても居なかったろう。**]
―星役場・バス事務所―
[温泉の行方が気になってはいるにしろ、
事務所に戻ってきたわけで…。
宇宙樅の木のプレゼントのため星の砂を少しだけ取り出して小瓶に移し替えていたところに]
おっ…シモツキじゃん、どしたの?
[入ってきた羽根つき目玉に呼びかけるだろう。]
─星役場・体験学習コーナー─
──…くしゅっ
…うーん。
[種がな、芋の種が分からない。種芋があれば一発だけど、ここには種から成長する種しか無いみたいだし。…お金は持ってないし。3(5)
1.そうだ!無人売り場で、頑固枝豆を何個か売ろう!
2.無人売り場で、サルナシとか…売れるかなあ。
3.誰か分かる人でも探しに行くか。
4.宇宙樅の木のところへ向かう。
5.考える。そのうち、[星営バス運転手 ハマチさん]の姿を見かける。(居ない人物が出た場合は5(6)分考え込む。)]
[巨大化した狼が雪山を駆けた様に、兎も何処か別の場所に駆けたのだろうか。
しかしその様な痕跡は発見できなかった。
幾ら巨大になった兎でも、1つ跳ねて数千里も先へ、なんて事は出来まい。
ならば縮んだのだろう。巨大化の効果が切れたか、身体の縮む食べ物…アリス麦の、熟れる前のちょっと硬い奴でも口にしたのだろう]
せばも、心配無が。
[温泉が少しずつ捌けて、湖が小さくなるのを確かめつつ
濃い成分の混ざらない、地下水か何かある場所を見つけてアオイが逃がしてしまった分のぼんたゆきを…]
………っだぁ!?
[突如、凄まじい突風が巻き起こる。
それも今まで感じていた風とは真逆の方向から、だ。
余りにも不自然すぎたそれは、エフェクト・バタフライが巻き起こした竜巻の忘れ物。
今度こそ男は湯の中へと勢い良く落下。
大きく立ち上がる水飛沫。躍り上がる波。
–––––––…第二波>>18の原因である。]
誰か分かる人でも探しに…って、俺、この星での知り合いって、さっきのアオイと、シモツキと、岩の家で見かけた奴しか知らないっス。
[トバは除外した。何か、種の種類とか知らなさそうだし。まあ、シモツキもあんま知ってそーに思えないんだけど。]
その辺の職員?でも探すっスかね…。
[俺は、そうぼやきながら星役場内を歩き始めた。]
誰か分かる人でも探しに…って、俺、この星での知り合いって、さっきのアオイと、シモツキと、岩の家で見かけた奴しか知らないっス。
[トバは除外した。種の種類とか知らなさそうだし。まあ、シモツキもあんま知ってそーに思えないんだけど。]
その辺の職員?でも探すっスか…。
[俺は、そうぼやきながら星役場内を歩き始めた。]
っがああ、熱ッッッ!!
湯加減ばえぐねぇ!
[ぶは、と水面から顔を出してばしゃばしゃと上がる。
旧式の通信機は大丈夫かとダイヤルを捻ったが全く問題は無かった。
泣き男の所持品は伊達じゃない。連獅子の毛振りの様に勢い良く上体をぶん回し、髪の毛の水気を払う、が。]
んゥ?
[見計らったかの様に、しとしとと、静かに降り始める雨。
それは迷いしコガネウタドリが降らせた物>>12だったか、それとも只の通り雨だったか。
清浄な水。丁度良い、と口角を上げた**]
―西の果て 黄金の梨園―
『着きました。あれです!』
[バイト君が指差す先を見れば、梨の木根元に巨大雪兎]
寝てる上巨大過ぎて狙う的としては当てやすい事この上無いですね…。梨園の主さんは?
[俺は手持ちの光線銃の設定をSmallerに切り替えてカシャリと構えた]
『あそこで兎を誘導しようとしています』
え?
[先ほどは巨大雪兎の後ろに隠れて見えなかった別の存在を確認する。その「雇い主」の姿を見た俺は息を呑んだ]
…あ゛ぁ。ちィッくどまずっだが、げに平気じゃ。
聞こえちょうかー? 今ばがり湯に落としてしまった。
兎に角、湯路ば木ィ生やしてダム代わり作ったでな。
止まったならえが…繰り返すが、感謝すっぜよ、風詠みのあんちゃ。
/*
求婚把握です!
其方様も窓の使い方無理はなさらずに。
雑談でも囁きでも、ふわっと浮かべばふわっと作りましょうか。
表ログの方でも有り難う御座います!
新城さんとおとっつぁん……み、未知の世界ですね………!!
[少し、居心地が悪い。そりゃそうだ。それに、何だか、おかしいな。少しだけ涙が出そう。こんなので寂しさなんて感じたこと無かったのに。]
はぁ…。
ん?
[はー、誰か倒れてるんだけど。もしかして酔い潰れとかっスかね、あれ。全く幸せそうな。時間軸的な何かは、さておき、見つけたものは仕方無い。誰も、そこで酔い潰れた相手に気付いていないみたいだし。]
[そこで、俺の目に映ったのは宇宙樅の木の近くにあった【星の雫】という銘柄の酒と、中身が注がれていたと思しきコップだ。少し減っている。]
【星の雫】を飲んでぶっ倒れた口っスか?
はっ、やわっスねー。
[余っているお酒を、遠慮なくカップに口付けて、ぐびりっと飲む。こう見えても、見かけ以上に生きてるし、…精神の方は、だけど。]
?!
げふっ、ごほごほっ、ちょっ、いきなり何をするっス?
[けふけふと咽せながら、抱きついてきた男に慌てる。]
[ううん、困ったっス。でも、人肌は…暖かいな。は!俺は何を考えてるっス(頭ぶんぶん)]
う。
……、夢の中なら、飛べるっスよ。
[困った。困ったけど、話に合わせるように囁く。]
もし、自分で飛べなくても、
何かに乗って飛ぶことだって出来るっスよ…。
そうだね…でも
ひとりでも飛べたら、あいつら…海賊なんかには負けないのに…
でも…守るから…がんばって…まも…
[そこでナナを抱きしめていた力は抜け。ずるずると再び床に崩れ落ちた]
/*
はい、そうしましょう。
ありがとうございます。
アオイ君との表ログの方も感謝しています。
シュンギョウ君とは未知の遭遇というのもありますが、長年姿が変化していないのをどう受け止められているのかも少々気になっているのです。(笑)
…………、
[俺はスヴェンが崩れ落ちるままに、動かず、黙っていた。]
おにーさん、宇宙海賊に何かやられたっスか。
[つん、と頬を突ついて。暫く、その肢体を検分する。と言っても、服の乱れでも無ければ素肌なんて見えなかっただろうけど。
…顔の線は細く見えても、体つきは確りしてそうに見える。手も、手の指も、生温い仕事をしてきたようでは無い。]
守る、守るって、何からっス。
……こんなところに、宇宙海賊なんて、
[来る訳ない、とは、俺の口からは言えなかった。
何時もみたいに適当に言うなら、言えたけれど。]
は
[小さく、息を吐いた。どんな色が滲んでたかは分からない。]
おにーさん?
[もう一度、声をかけて。]
[左肩を探られた感覚に、びくりと身体を震わしぼんやり目を開くとナナの顔を見た]
あ…!?
[恐怖に怯えた視線が泳ぐ。それはまるで、海賊を見たような]
[小雨の中、コガネウタドリが飛んでいく。地上からは光に乱反射する様子を目にすることができただろう]
おや?あれは何でありやしょうか。ちょいと地上へ降りてみやしょうぜ。
6(6)
1.[宇宙農家グリフォン チャボ]が居た
2.[やせいの シモツキ]が居た
3.mintcream◆色の見たこともない果物が
4.耕作放棄地を発見
5.怪しげな穴が!?
6.+裏+(大きな/小さな)*08柴犬*がいる!
[怖い事思い出させてしまったみたいだな。ふん、海賊、この恐怖の眼差し、焼印……守るって事は…、はー…]
おにーさん、宇宙海賊に昔襲われたりしたっス?
[海の海賊で無けりゃ、そうだろうな、これ。で、襲われたついでに、焼印を付けられた辺り、か。]
………。
もう、大丈夫っスよ。
こえー奴は、ここには居ないっス♪
[いや、関係ないよな?俺の顔立ちとか背とか、多少だけど宇宙海賊のトールとは変わってるし、それに、もしこいつが最近襲われたなら、俺とは絶対に関係ないし。]
[人影が「大丈夫」というのを聞けば。安堵し]
よかった…君はいいひとだね…
[再び瞼を閉じると安らかな寝息を立て始めた*]
[そこには豆柴よりも小さな手乗り柴が……]
ごきげんよう。あっしの言葉、分かりやすかい?ちょいとお尋ねしたい事が……
「きゃうっ」
ピューイ、ピューイ
「キャインキャイン」
[どうやら意志疎通をするのは難しいようだ。だがこの柴犬、確か通常は87匹程の群れで行動するはず]
やれやれ、あんたも迷子ですかい?
「くぅ〜ん?」
残念ながらあっしもこの星の事はよく知らないのでさ。代わりにこれでも食って元気出してくだせえ。
[翼にしまっておいたサルナシの実>>1:67を差し出した]
岩で出来た家か、覚えとく。
[洞穴に住んでるってなんだかかっこいいな。この星に来て体験農家の手続きをしたついでに借家に入ることにしたが、いつかはやっぱり自分の家を持ちたいよな。]
あ、この子狐…東の森で会ったんだ。
飼い主がいるとは思うんだけどさ、首輪もしてるし。
はぐれたとかなら心配してるだろうから飼い主に会わせてやりたいと思ってたとこ。
[言いながら子狐の背を撫でて。バスの中で子狐は新城に尻尾を振っていたことを思い出した。新城は顔も広そうだし星のことに詳しそうだ。何かあれば頼ろうと勝手に決めた。]
あんたも付いてきやすかい?+裏+
さてと、次は……よし、あっちでありやしょう。大丈夫、あっしの勘はちょいとしたものでありやすぜ。
[何の根拠も無い。全くのデタラメだ。そのデタラメ、幸か不幸かしばらく飛ぶと[北の果樹園主 シュンギョウ]の元へ辿りついた]
良い人かどうかは、分からないっスけど…。
[ああでも、今から本当の良い人になる、未来はある…。
勝手に舞い込んで来た、選択肢ではあるけれど。]
うん、今は眠っちゃうと良いっスよ。
[俺は、軽く男の髪の毛に手を触れさせた。
カップから少し零してしまった【銀の雫】は俺の手に付いていて、俺の手から【雫】は伝い、男と繋がるように、髪の毛に染み込んで行った。]
………、で、これどうするっス。
[眠り込んだ男を運ぶにしても、うん、何だ、やっぱ手数が必要だろ。仕方無い、役場と名が付くくらいなんだから、医務室くらいあるだろう。
そこから人を呼んで来て、そこに寝かせてやるとしよう。*]
ようやく住民?の方を見つけられたようでさ。
[謎の植物が生える根元の水面から顔を出す男>>28を発見、くるくると旋回しながら急降下していった**]
/*
なん…だと…w>すぐ行ける
心遣いありがとっス。
けど俺、まだ求婚先へログも書いてないし、トバとも多分やりとりが発生しそうなんで、もし行くにしても後にするっスね。
>襲われた時期
了解っス。や、もしスヴェンから襲った宇宙海賊一員だったりのネタを振られるなら、時期によってお断りしようと思ってたっス;
(そういう振りは無いと考えて大丈夫っスよね?どきどき)
黄金鳥…ってーと…
[トバはその鳥が恵みの雨をもたらす>>12事を+表+(知っていた/知らない)]
勝手にって、え、まじで?
[自分で言うのもなんだが来たばっかでしかも見た目あまりガラがよろしくない俺にそんなことを言うとは。出会った人たちを思い返すにこの星の住人はおおらかな気はしていたが…と内心で驚いていると続く新城の言葉>>40にもっと驚く]
竜巻で飛んで?バス停ごと?!
お、おう…ちょうどよくバスに乗れたのはラッキーだったと思ってたけどこいつのおかげだったんだなー。
北西か西の高原ね、サンキュー。
西は奥の方にも行きたかったしこの辺での用事済ませたら行ってみようかな。
[その前にまずはプレゼント交換のブツを置いてからにしないと。結局何も考えてない。適当に荷物を漁ろう。あと温泉ー…は、無事なのかなあ…。]
/*
そっちは大丈夫っスよー。
俺は、最終的には大団円エンドを目指してるので、スヴェンからポジティブ関係を振ってくれるのは大歓迎っス。
過程は仮にどん底になったとしても、宇宙海賊とかの過去(コピーの意識)に捉われず(?)、ちゃんと宇宙農家生活になりたいと思ってるので、そういう親しい間柄になれると俺も嬉しいっス。
─星役場─
っふー。
医務室の人に、酔っぱらいは頼んだっス。
[ついでに、星の雫も飲んじゃったっス♪]
ええっと、で、俺は何してたんだっけ…。
[色々あって、何してたか忘れたぞ。えーと、1(3)
1.職員を探してたんだよ。
2.あー…ぼっちの気分を味わってたよーな。
3.[宇宙農家グリフォン チャボ]を見かけた。(居ない人の場合は[宇宙農家グリフォン チャボ])]
そうか。
[男はトバの返事に簡潔に応じ、疑問に答える。]
私の交換用のプレゼントは人にあげてしまった。
長い間、プレゼントを置いて来たからね。
私の代わりに人に出て貰ったんだ。
[男は数秒黙り、問いかける。]
君は体験学習コーナーで長い間居たようだが、ここに移住するつもりか。
ああ、アオイちゃんも一緒に来てるんだ。
[果樹園の人だったよね。]
そーか、そーか、これ気になってるのかな。
[手持ちのカバンを探しているみたい>>46
あの白いものってアオイちゃんの物だったんだ
はいはい今開けるよとぱかっと鞄を開く。
中のぼんたゆきは+パー+。
ぐ:そのままちょこんと座っている
ち:なんとすでに芽が出ている
ぱ:勢いよく飛んで行った]
[当の少女はその頃温泉栽培施設で大変な事になっていたのだが
そういえば遅いなあ、などと暢気にぼんやり思いつつ。]
しろいの、ぼたゆき、あおい、おっかけ? て?
あそびいくー ゆってたー きゅー
[ぱったりぱたぱた。]
はうっ!ち!
[ぼんたゆきがその時を待ち構えていたかのように鞄から飛び出してくる。
咄嗟にそれを捕まえようとする。
捕まえられる?+表+]
ほっ!と…!
いやー、びっくりしたよ。
いきなり飛び出してきてね。
[なんとか捕まえられたようだ。]
そっか、これアオイちゃんとこのぼたゆきというのか…。
[シモツキの言葉>>50
がきっかけとなって思い出す。
アオイが最近新種の果物がどうたらこうたらといってたけれどこれの事なのかもしれない。
ぼんたゆきを包み込むようにしてシモツキに見せるように眺めていることだろう**]
スヴェン君、ああ、もしかしてバスに乗ってたにいさんかな?
[新城がそう彼を呼んでいたような気がしないでもない。うろ覚えだが。端的ではあるが冷たいとは感じない新城の肯定に「ああ、よろしくなー」と改めて挨拶をして]
メロンよ、さん?
ああ!この星のパンフレットで見た覚えがあるよ。
アイドルでプリンセスか…一回会ってみたいね。
ん、サンキュー。せっかくクリスマスだからな。
酒が飲めるのはありがたい。
[新城から杯を受け取ると、「乾杯!」と杯を掲げた。]
[【星の雫】を飲みながら、プレゼントの話題が出たことで本日何度目かの思案。
そうだよ、プレゼントをどうしようかって南にいる時から考えてるのにまだ思いついてないんだよ、と。
荷物の中身を思い出してみる。
プレゼントになりそうな物か…。
魚…は、だめだな。あの南で出会ったじいさんと被る。
人参…半分だし。ないない。
木彫りのトナカイ…こっからパクっ…貰ったやつじゃねえか。だめだ。
うーん、やっぱ自分の持ち物から出すか。
あー、あれはどうだろう。確か荷物のどっかに入ってるはずの藍鼠◆色の樹脂の結晶。
中には蝶と思しき虫が閉じ込められて化石になってるやつで、ちょっとした宝石のような物だし見栄えも悪くはないと思う。]
[これは前の仕事の時に何度か”わざと”取り逃がした賞金首からお礼にと貰った物で、そいつはこんなことを言っていた。
『これは幸運、特に良い出会いをもたらす石ですよ』と。
「賞金稼ぎに出くわしてる時点で良い出会いもないと思うが」
そう言った俺にそいつは、
『ああ、私にご利益はありましたよ。だってこんなにちょろ…話がわかる賞金稼ぎに会えたんですから』と言っていたっけ。
思い出すとちょっとイラっとした、が、事実逃がしたんだからその言い分は間違ってはいなかった。]
んゥ? ポチや。おめさん何ぞ此所ば来た?
[雨を浴びつつ思案していると、ほんの少し雪の積もった愛馬がざくざくと草を踏み分け歩いて来た。
確かに水分不足だと萎びて元気を失う植物ではあるが、逆に水と太陽さえ得られれば元気一杯。
更にこんなナリでも樹木であるポチは、凍った土で無ければ何処でも尻尾を根の様に降ろして水を『飲む』事が出来る。
土と太陽で疲労知らずの愛馬がその口に近い枝に絡めていたのは、]
んや。応! おめさん居ねばあだらしく出来んものな。
此所でえど個性的に育ててしもうて、代えばねえの忘れちょったわ。
[シュンギョウ自身の号泣が引き起こした何やらかんやらにより
少女がうっかり北西の家に忘れていた––––––シモツキの連れてきていた、発芽済みぼんたゆきだった。
此所に来る道で偶然拾って来たのか、
それか誰かが持たせてくれたか。
やや風変わりな兄弟が傍に居るからか、その芽はまた一段と逞しく伸び始めている]
ありがでぇなァ…駄目な親父ば為か、
おめさんもよォ働いちょくれる……ッぐ…
[しんみりとした涙を浮かべ馬の首を抱き、
さ、お天道様完全にお隠れになる前に。と地面を掘りつつ空を確認すれば
きらり。何か、光を受けつつ降りて来る物がある>>39
あれは–––––––+裏+コガネウタドリ!?/綺麗な鳥じゃの]
確かにご利益ってのはもう俺にはあったかもな。
[そう独り言を言って荷物から結晶を取り出す。
歓迎してくれた少女、生意気だがなんとなくほっとけない感じの憎めない奴、魚釣りを教えてくれた老人、
もふもふしても逃げない狐、ちょっと短気だが気は優しい人…いや鳥、
発車時間を遅らせて待っててくれた親切なバスの運転手、頼りになりそうな農夫。
まだここに来てそんなに経っていないというのに良い類の出会いが出来ている、と思い、
これをプレゼントとして置いておこうと決めた。]
その通りだ。
少し前まで、宇宙麦畑で案山子をしていた。
今は仕事を探しているらしい。
メロンよ君らしいな。
[外部広報にそこまで詳しくない男は、トバの言うパンフレットに、表情こそ変わらないが微かに口元が緩んだ。
男はトバに合わせるように杯を掲げ、]
応応、鳥さんや。
飯でも探し来たがね、ちィッと待ってれや。
[見上げた視界を旋回するように飛ぶ黄金の鳥。
確か東の森にそういう鳥が居た筈じゃ。さっきの妙ちきりんな風に乗って散歩に来たのかの、と
長閑な笑いを浮かべつつ、掘った穴に横たえたぼんたゆきに柔らかな土をかけてやる。
そこに薬指を突っ込み、温度を確認。少し足りぬ様に感じれば、風呂敷を布団の様に小山に半分、優しくかけて。
降り始めた恵みの雨がそこに染み込むのを待つ様に、どっかりと腰を降ろした。
ほんのちょっぴりこれから無茶をするので、
少々、疲れた体を休めねばなと。
小さな雨の雫に、金色の粉が混じっている気がするとふと気付き。
何か、頭蓋の裏で蠢いた感覚がしたが、首を振って。
鳥がどこかに降り立つようなら軽く手でも振ろうかと*]
[男は【星の雫】を飲み干す。
宇宙樅の木の頂きに輝く星や、夜に宙(そら)を覆う満天の清い星々を思わせるすゞやかで甘露な雫を干す。1(3)]
トバ君も彼に合いそうな仕事があれば伝えてやってくれ。
[男はトバに答えた後、
1、脈略無く倒れた。
2、小さく瞬く。
3、眠りに落ちた。]
お、美味いな、この酒。
[【星の雫】の味に感嘆して。]
そういえばプレゼントってのは、ツリーの下に置いておくだけでいいのかな?
せっかくだし俺も何か出しておこうと思って。
偶々それらしい物も見つけたし。
[と、宇宙樅の木を見ようと役場内に視線を巡らすと、どこかで見たことのある小柄な姿が目に入った。]
ん?あれ…ナナか?
[役員に話しかけているようだが、何かあったのだろうか。]
………すまない。
少し、幸せな夢(カコ)が過ったようだ。
[微かに遠い目をした後、...は、トバに呟いた。
転げた杯を拾い上げ、片手を付いて立ち上がろうとする。]
おとっつぁん。
–––––何じゃ、布団が足りんの?
シンジョーさんてどんな人?
–––––シン…
あん人か。
ん。こないだ、おうちまで送ってくれたヒト。
おとっつぁんさ、あのヒトのまえだと、なんかヘン。
–––––然様かなァ。
こわいヒトじゃないよ? やさしいヒトだよ?
–––––アア、優しかよ。昔ッから。
ト ンと 昔から の。
詩的?
いや、私は……
[...は、男にしては珍しく口籠りそして男は言い直した。]
トバ君の言う通り、詩的だったかもしれないな。
[男は辺りを見て衆目をトバが集めたのを知る。]
あかいめだまの さそり
ひろげた鷲の つばさ
あをいめだまの 小いぬ、
ひかりのへびの とぐろ。
オリオンは高く うたひ
つゆとしもとを おとす、
アンドロメダの くもは
さかなのくちの かたち。
大ぐまのあしを きたに
五つのばした ところ。
小熊のひたいの うへは
そらのめぐりの めあて。
遠い遠いその場所から、己れぁ此の星ば見ていてね。
遠い遠いその場所から、己れぁ此の星さ逃げてぎた。
遠い遠いあの日の夜、若け頃のお話さ。
子守唄転寝意識の底、小さな耳に夢か現か低い声。
あん場所から 簡単にゃ見つからね場所
此処なら いつも雪雲覆ってるものな
晴れとて 真っ白ィ雪が 全部包み隠してくりゃあ
けんど お星様だけぁ 騙せねえな
姿形変わらねあん方 ぜぇんぶ見透かされとる心地よ
なんせずゥッと ずっと 己れぁ此処ば来るまで
星幾つ渡れど 何処からでもいつも
この星 見詰めて来たのだがら
あん人は––––––こん星様は 己れン事 見透かしとろうなァ
ええと…
スヴェンって彼の仕事の話、だったような。
そうだ、仕事良さそうなのがあったらって話だった、と思う。
[少し酒が回ってきて思い出すのに49秒ほどかかった。]
/*
詩的、はそうだな。普通そうだ。
しかし新城にとっては普通に事実を言ったまでだった、そして更にPL自体が詩的だという自覚が無かったという…。(反省)
叫迷が素敵過ぎて生きるのが辛い…。
新城君は、PL所以のうっかりもあれば、ボケも多いし天然もある、ですよ…!全知全能では無い。
/*
おとっつぁんはまるで老けないシンジョーさんの事、
この星の化身様って思い込んでる感じかなと。
しかしこの親子、色々と大丈夫じゃない。
ん、まあ、確かに美味いな。
口当たりもいいし飲み過ぎないように気をつけないといくらでも飲んじゃいそうだ。
[つい一気に飲みそうになるのを抑えながら少しずつ杯を傾けて答える。]
酒作るのも楽しそうだよな…果物とか米とかから作るんかね、酒って。
[黒眼に映るのは遠い夢。水蜜桃の如き夢。
...は湖面を揺らし、静かに雫は消えてゆく。]
ああ、果物や穀類から作るのが一般的だな。
芋や蜜からも作れる。
メロンよさんなら濁酒でも他の酒でも作り方を知っている。
[黒眼に映るのは遠い夢。水蜜桃の如き夢。
...は湖面を揺らし、静かに雫は消えてゆく。]
ああ、果物や穀類から作るのが一般的だな。
芋や蜜からも作れる。
メロンよ君なら濁酒でも他の酒でも作り方を知っている。
へえ、結構何からでも作れるもんなんだな。
[船にいた頃はアルコールが入ってたら何でも構わないような連中ばかりだったせいか、酒の種類や味はあまり気にしたことがなかった。]
酒のことならメロンよさんに聞いたら良さそうだな、ふむ。
[商売にはしなくてもいろいろ自分で作れるようになりたいからな、とアイドル兼酒に詳しい人としてメロンよさんの名前を心に留めた。]
そういえば新城は何か専門に作ってたりするのか?
他の農家でも作り方は知っていると思うが、彼女の知識は幅広いからな。野菜でも手作りの酒でも、農家に関わることならば。
[呟くように補足する。]
私は自給自足でね。
専門にこれといったものを作ってはいないが……
鉱石の類についてなら多少詳しいつもりだ。
他の農家でも作り方は知っていると思うが、彼女の知識は幅広いからな。野菜でも手作りの酒でも、宇宙農家に関わることならば。
[呟くように補足する。]
私は自給自足をしているだけでね。
専門にこれといったものを作ってはいないが……
鉱石の類についてなら多少詳しいつもりだ。
[予想以上にメロンよさんはすごい人のようだ。宇宙農家のプリンセスというだけはあるな、と新城の補足に相槌を打って]
そうか、皆が皆何か専門があるわけじゃないんだな。
自給自足って何でもコンスタントに出来ないと厳しそうだよな。
[鉱石に詳しいから洞穴に住んでるのかな、と安直な発想で考えた。]
[予想以上にメロンよさんはすごい人のようだ。宇宙農家のプリンセスというだけはあるな、と新城の補足に相槌を打って]
そうか、皆が皆何か専門があるわけじゃないんだな。
自給自足って何でもコンスタントに出来ないと厳しそうだよな。
[鉱石に詳しいから洞穴に住んでるのだろうか、と安直な発想で考えた。]
そうだ、プレゼントってのは、ツリーの下に置いておくだけでいいのかな?
せっかくだし俺も何か出しておこうと思って。
偶々それらしい物も見つけたし。
[と、宇宙樅の木を見ようと役場内に視線を巡らすと、どこかで見たことのある小柄な姿が目に入った。]
ん?あれ…ナナか?
[役員に話しかけているようだが、どうかしたのだろうか。**]
――温泉施設・湯気が立ち込める銭湯――
[おっちゃんの活躍>>1:199により、流入は途切れたんだろうか。
空の湯船はお湯で満たされ、何事もなかったかのように、銭湯は以前の姿を取り戻した。
番台のじいちゃんの呑気な言葉>>5に、俺はフルフルと、本当に永遠の安らぎを検討し始めたその時、再び水面が爆発するように弾けた>>18。
嬢ちゃんが一拍遅れて踵を返すのを見届けるが、溢れたお湯は、今度は俺達の居る番台の方まで流れ込もうとしていた。]
うおっやべぇ!
[銭湯へ続く扉を塞ごうと、俺は全身全霊を混めてタックルする。
だが、扉はガターンと音を立てるだけで動かなかった。
なぜなら引き戸だからだ!湯気で見誤ったよ。
ガラガラと扉をスライドさせて入り口を封鎖した。]
[星の雫は幸せな夢(カコ)を広げた。
嘗て在った刻、嘗て在った過去(ユメ)。
金の時代であり、春の始まり、永久に続くと思われた穏やかな季節。遠く古い、何時か何処かで在った刻。
その時と場所は、神々すら生まれたばかり、御伽話の類の話。
他の生き残りにすら種は絶したと判断されている古代竜(エンシェント・ドラゴン)は、二杯目の【星の雫】に追想する。]
[竜は、驚いたのだ。
幸せな気持ちと過去(ユメ)の広がりに。]
『 ………すまない。
少し、幸せな夢(カコ)が過ったようだ。 』
[竜は、トバに呟いた。]
[全ては移ろいゆく。
青々と茂った大樹も朱づき冬には枯れ何時かは死を迎える。
その時と場所で、金の時代と呼ばれた刻は終わり、その時と場所も、古代竜達もばらばらに宇宙に散ってしまった。
何時しか絶えて、宇宙に生き残った同族は、竜が知る限りは、自分の子供(末裔)を含め幾匹かのみだった。
番となった伴侶もまた死に、竜に残るのは盟約のみだった。]
[宇宙は生まれ、宇宙もまた何時かは死を迎える。
春が訪れ冬が来るように。
命が芽吹き終わるように。
古代竜の第一世代であった竜は、その盟約(やくそくごと)を誰に教わらずとも知っていた。
生きとし生けるものが、誰に教わらずとも生き方を知り周りの世界に触れられるように。]
今だ!
[すかさず銃の引き金を引く。結果は57
0〜10:一撃で為留めた
6〜50:命中した。+裏+(立ち去った/まだいる)
51〜90:外した+裏+(立ち去った/まだいる)
91〜100:吃驚してこちらに向かって突進]
[竜は、ただ生きている。宇宙を流れ、そこに生き、時には魔王と呼ばれ、時には悪魔と呼ばれ、時には宇宙怪獣達に力を貸し、時には災厄と呼ばれた。]
[知性ある種族は、古代竜へと様々な呼び方と見方をした。]
[竜は、ただ生きている。宇宙を流れ、そこに生き、時には光と言われ、時には神と言われ、時には星と呼ばれた。]
[唯一、間違っていないものがあるとするならば、竜の暖かい命の脈動は、覗き込めば裡より溢れる魂は、星ほどの大きさを感じさせたことくらいだろう。]
[擬態は人の姿を取り、竜は人の声を得る。]
[定命の外の存在である竜は、人にとって有益とも害意あるとも一概には言えない。だが、大きなものとして近づく小さきものを排そうとはしないし、逆に求められれば人に敵したものに力を貸すこともあるかもしれない。]
[それは、他の生命や人が、様々な立ち位置や在り方があるのと似たようなものだろうか。*]
[封鎖は間に合った。
お湯が扉に当たり、波が砕ける。
その感触を背に感じながら扉を押さえていたが、
湯気で閉ざされた視界の反対側、キノコの温室側の扉から、溢れたお湯が流れこんだ。
俺の膝上くらいまでかさが増す。嬢ちゃんにとっては太ももくらいだろう。
だが、何か変なキノコとか、キノコエキスとかが浮いている。
希少種のネゲントロピー茸なんてのも浮いてたから、つい拾ってしまったが、それよりも。]
嬢ちゃん、無事か!?
[怪我なんかされた日にゃ、おっちゃんに合わせる顔がない。
湯気を追い払いながら、じゃばじゃばと嬢ちゃんの居るほうへ。]
[相手は巨体といえども兎だった。銃撃の軌道からかろうじて逸れる位置へと素早く飛び跳ね、こちらの攻撃を回避する]
しまった…!
[だが、臆病が常の兎もあれだけの大きさだと度胸が出るのかまだ梨園から動こうとしない。最悪怯えて大暴れの可能性も予想していた俺は安堵のため息をついた]
ぶっ…!あの第二波は、おっちゃんの仕業か。
おかげで俺も嬢ちゃんもびしょぬれだよ。ハハハ。
それにしても、ダム作ったのか。やるじゃねぇか。さすがおっちゃんだ。
梨園にダメージがいかないようにしなくてはいけないな…どうすべきか
[ジェスチャーで兎の側から離れてもらった「雇い主」に協力を依頼したところ+表+(可能のようだ/何らかの理由で不可能)]
―西の果て 黄金の梨園―
[背負った籠には紅掛空◆色の惑星キャベツ。
ぐっすり眠る巨大雪兎の周りをぴょんぴょんと飛び回っていたが、兎が動く気配はない。]
コケ、雨?
今日は一日快晴って言っとったのに。
[ぽつりと落ちてきた雨粒>>31に空を見上げて首を傾げる。
そうしている間に目を覚ました雪兎は体を揺らし。]
なんやなんや。
[どしーんどしーんとでかいだけに地を揺らすように地面を踏み鳴らし始める。
グリフォンは慌てて背後に飛びながら距離を取る。]
すぐに人見つかった……コケッ!?
[ふと気づけば、そこには見張り番を雇いに出たバイト君ともう一人の姿>>88。
その彼が銃を構えるのに気が付いて、わたわたと白い羽毛を撒いて羽搏いて雪兎から更に離れる。]
おっけい、おっけい、手伝うでー。
なんでも指示してーや。
[逃げる様子のない雪兎。
協力を依頼>>92に了解のジェスチャー代わりに後ろ足で立ち上がると、そのまま空中へ飛び上がる。3(3)
1、雪兎は見向きもしない
2、雪兎は気が強くなったのか追いかけてきた
3、雪兎は何故か反対側へ跳ねだした]
……むぅ。
メロンよちゃんは何着ても似合わないこともないが、ちょっと斬新すぎじゃないか?
『あふっ、
コルンはお子様ね。
大人な男性は、皆こういうのが好きなのよ。』
[メロンよちゃんは、鈴が転がるようにクスクス笑う。
俺は釈然としないものを感じながら、首をひねるのだった。]
だから、道理でこんなに甘い香りがしてたのかーな。
とにかくアオイちゃんに返さーにゃきゃにゃらないね。
[あの時、これを間違って食べてしまったらどうなっていたことやら…。]
ところでアオイちゃんはどこ?
一緒にきたんでしょ?
[あたりをきょろきょろ探すが、近くにはいないようだ
『自転車返さなきゃ』>>61とどこかへ返しにいったようだ。]
一緒に探しに行こう、シモツキ!
とその前に…ちょっと待ってて。
[小瓶に入れた砂をコルクで栓をして、生成り◆色のリボンで蝶結びに結んでプレゼントの出来上がり。]
/*
メロンよさんがもしや色物キャラに…!?
※確かこのキャラグラフィクスは、めろんこさん用に描かれた何かだった筈である。何故こうなった…→今回のダミーに設定したからだよ…。
[「雇い主」は何らかの理由で素早く指示は出せないようだった]
流石に、出会った事の無い相手に通常能力のみではきついな…
[いつもは害獣を待って相手が迫れば追い払うだけで十分なのだが、あれを放置するわけにもいくまい。見失う前に何とかする事にした]
すまない、少々梨園を離れるがあれを追撃する
[俺は側にいたバイト君にそう言付けすると、兎の後を追って駆け出す。そして銃のモードをSmokescreenにすると自分の足下と宙に向けて数発撃った。忽ち視界は濁り、俺の姿は掻き消える]
[プレゼントを巨大樅の木の下に置いて、
アオイを探し始める。
さてどこに探しに行こうか、64
0か100、あえてこのまま樅の木の下で待つ
1から33、星役場職業安定所
34から66、銀河キノコ畑
67から99、銭湯]
ンで。頼みってのはこれだ。
[どん。とテーブルに大きな箱を置く。]
プレゼント交換の時、俺ン家でとれた+表+(小麦と生クリームで作ったケーキ/七面体鳥のロースト)を焼いて欲しいンだ。
牧場から運んだなら、遠いし揺れるしで、不味くなっちまうからなぁ。
[メロンよちゃんは、了承してくれた。
宇宙デパートに出かけるかもしれないらしいが、その時は、家の人に頼んでおいてくれるそうだ。
さすが、俺らのメロンよちゃん。]
[駆けながら背後を見、バイト君から自分の姿が見えないのを確認すると銃のモードを切り替え、助走をつけ滅多に発動させない能力を使う。若草色のマントの下から、ばさりと白い翼が現れた。
いかに巨大雪兎が速くとも、グリフォンの翼を生やした狩人には敵わない。俺は雨風をきって至近距離まで間合いを詰めると一撃で為留めた。
銃撃を受けた兎は跳ね上がると身体が縮み、三メートルの大きさだったのが嘘の様に元の姿へと戻っていった。ぶるぶると震えてうずくまるそれを、翼を仕舞って地上に降り立った俺は優しく抱きかかえる]
[視線を感じたと思ったがそんな事は無かった。
男の職員は、俺にどれが芋なのか教えてくれるようだ。3(5)
1.銀河黒茶◆芋の種を3(3)個ゲットした。
2.((闇狩人))芋の種芋を2(2)個ゲットした。
3.食べると*01現人神*な運勢になる芋の種を3(3)個手に入れられそうだ。
4.*10金星*芋の種芋を3(3)個ゲットだぜ!
5.残念。芋の種はもう無い。]
な、んだと…。
こ、これはまさかあの、現人神芋っス…!?
体験学習コーナーでこんな芋を扱っているとは、パネェ…宇宙農家の星、半端ねェ…っス…。
[男の職員に、後光が差し込んで見えた。]
決めたっス!
俺は、この現人神芋を育てるっスよー!
[ぐぐっ。
何処からともなく栄光のファンファーレが聞こえて来るようだ(幻聴)。現人神の芋を、この種から育ててみせる!俺は、種3つをポケットにしまった。]
負傷兵 スヴェンは遺言状を貼りました。
おにーさん、ありがとっス♪
[ばいばーいと俺は職員に手を振った。と、]
お、もしかしてあれはシモツキっス?
ピンクの髪の人とお出かけっスかねー。きゅっきゅきゅー♪
[樅の木の辺りで、ちらっとシモツキの姿を見かけた。
そして、俺はその後、────本当にとんでもないものを目撃してしまった。]
[それは、形容し難い格好だった。
全ての概念を破壊し、全ての装飾と言う観念を破却する、魔性の服飾──「ムザンナスガタ」──]
な…、あれ…は……?
[ナナ に 10+36 の精神ダメージ!(100/100pt)
…俺を、巨大ハンマーの直撃と劇薬をぶちまいた様な戦慄が襲う。あれは、何だ?服装、なのか?
あの格好は、服装だと看做していいのか?]
[斬新だ。例えようもなく、斬新だ。]
………、
[故に俺は、両手で顔を覆って顔を赤らめた。これは、そうだ…言うなれば「ムザンナスガタ」だ。大人の男だって、これならイチコロに違いない。
この良さを理解出来ないのは、子供なんだ。]
[俺は、そうやって自分に語りかけた。…認めよう。
あれはきっと、誰が見ても一目で直感する。溢れ出るあの王気から、…宇宙農家のプリンセスに違いない…──と。*]
(…、声が、聞こえるっス。)
[声は、テレパシーに似ていたが、少し違う感じがした。
そして、聞こえた声は、酔い潰れていた青年の声のように思えた。]
ちっス?
[相手に聞こえるかは分からないが、心の中で呟いた。]
あ、そっス。
どうして、話せるかは分からないっスけど。
えと…、
[少し思案し、遠ざかって行く青年へとひらり手を振りながら。]
もう酔いは醒めたっス?
あと、俺の名前はナナっス。
[名前を聞きたがっていたみたいなので、付け加えた。]
/*
>グリフォンの翼
そう書くとかっこいいけど実態はニワトリ……。
いや、白いから天使みたいでかっこいいんよ。
あ、あああ、あっと、あの、無事です!
こー見えても無事、じゃなくて、丈夫なんですからねっ!!
[ほんの少し、床を満たした夜空色に見とれていたが
近付いて来る飛沫を纏った足音>>90で我に返った。
足下の湯の温かさと、傍に居る彼が纏う装備の温かさで、暑いくらいだ。
別に流れ込んだ枝には鋭い枝等は含まれていなかったし、
溺れる程の湯が飛び込んできた訳でもなかったから
青年の方に向き直って、胸をどんと叩いてみせる]
ほら、この通りうちのコ達も無事ですし。
あ、でもここあったかいから早くでないと発芽しちゃうか…
[鞄を開いて、中でころころと転がるぼんたゆき達を見せる。
今の所大人しいがその大人しさがどうにも怖い。
…水流に巻き込まれたのか。
のぼせたまりもまんじゅうが、星空にぷかーっと浮かんでいる。]
それで、だ。ウィンドウォーカーさん、その、
狼をおっぱらって?くれたんですよね?
んぅ…ボクの知らないうちに雪山、大変だったんだな。
[通信は擦れ違ったりメッセージのみだったりと、不完全ながら交わしたが
本日においては顔を合わせるのはこれが初めて。
男の顔を見上げつつ、文章だけだった情報にリアリティを与えて行く]
ん、ウィンドウォーカーさんにも
ツチノコカブラ準備しなくちゃ、お礼の!!
…あと、うちのコ見つけてくれた男の子が居るって、書いてありましたよね!
その男の子にも会いに行かなきゃ! えっと、えっと。
[ぼんやりとしていた頭がようやっと動き出す。
氾濫した温泉、巨大兎、巨大狼、
まだちょっと混乱してるけれどとにかくはアレだ、
ぼんたゆき探しを続行せよ。とアオイ内大会議は過半数の挙手を得て決定を下した。
何で高原におとっつぁんが居るの、とか嫌な予感しかしないけれど、うん、とにかく動かねば。]
[追撃の希望>>98を尋ねられるも、グリフォンはすぐには返答できなかった。
なぜなら……。3(3)
1、おっと雨に続いてピンポイント雷だ
2、木から毛虫が落ちてきた
3、あ!暴れ*11岩燕*(通常サイズ)が!]
[暴れ岩燕――というか普通に雨が降ってきたから巣に帰ろうとした燕達がグリフォンの周囲を飛び回る。]
ちょ、ちょ、危ないて!
[グリフォンはでかい。
無理に押し通れば相手の岩燕を叩き落してしまうかもしれない。
あわあわとしている間に雪兎は跳ねていき、番人(仮)もそれを追っていってしまった。]
─星役場─
ん、なるべく自分のことは自分で出来るようになりたいとは思うけど、そうだな、確かにここは親切な人が多そうだし頼ろうとは思ってるよ。
[きっと新城にも頼らせてもらうことになるだろうし、と付け加えて]
それが鉱石か、綺麗な色してんだな。
[新城が取り出した鉱石>>96を見る。鉱石なんてのはもっと色気のない物かと思っていたが、触れずとも温かみを帯びて見えた。]
じゃあプレゼントは木の下に置いておくよ。代わりのはー…荷物増えそうだから後でいいかな。酒は貰えたし。
[と、空になった杯を振ると樅の木の下に良いことがあるとかいう樹脂の結晶>>56>>57を置いた。]
[34分後――。
見張り番(仮)>>108が元通り小さくなった雪兎を抱えて戻ってきた。]
おー、かわゆくなったなー。
原因はなあ、近くで栽培されとる麦なのかうっさん臭い銀河セールスマンのせいなのかは分からんけど。
たぶんこいつは温泉に居た兎やから、他には居ない、と思いたいなあ。
[話しつつ、ニワトリ(グリフォン頭部)印の梨小屋から小さめの籠を咥えて戻って来て、そこに雪兎を入れる。
あとで雪山に返してあげよう。]
ともかく、急な話なのに来てくれてありがとなー。
ゆっくりしてやー。
あ!報酬とは別にプレゼント交換用に用意してたヤツ一つ持ってかん?
殆ど子供向けやけどねー。
[見守るだけだったバイト君が待つ間に準備した*10金星*紅茶と切った黄金梨(うさぎちゃん仕様)の他に、色とりどりの大きさ色々のプレゼントボックスを持ってくる。
賑やかイベント大好きグリフォンはいつも大盤振る舞い。
中身は以下の通り。尚半分はバイト君提案である。**
1、最高級黄金梨『幸星』
2、1/3(8)スケールコッコグリフォンぬいぐるみ
3、トコトココッココグリフォン(手乗り玩具)
4、羽毛布団
5、コッココグリフォンになれる着る毛布
6、母星の色によく似た卯の花◆色のボール]
そーだ、チャボさんが梨をご馳走してくれるなら。
ハマチさんも何か贈らないとね。
[土星林檎>>0:267がなる97メートルもの大木の近くの一軒家に住んでいるからそれでもご馳走しようかなと]
へえ、炬燵に蜜柑、確かにそんな色だ。
え、くれんの?ありがとなー。
北は寒そうだけどアオイちゃんは北の果樹園だっけ、そこも見てみたいし、行くときには使わせてもらうよ。
[新城から受け取った鉱石は温かかった。不思議な石だな、と目を細め]
あ、うん?
少し前に会ったばっかだけど、俺と同じく体験学習に来た…のかな。詳しくは知らないけどこの星の新米仲間みたいなもんかなー。
[とナナについて説明していると、彼女がこちらに気づいた。]
よお、種は無事に育ったかー?
[軽く手を挙げてナナに返事をする。]
そうだ、梨!
楽しみだなー。俺もお返ししたいが…持ってるのは人参と魚だな。
人参は半分しかないし、魚、なんか甘いやつらしい。
南で釣ったやつをお返しに渡すよ。
[そこそこでかいから切り分けて二人に渡そうかと]
[きゅっきゅっとシモツキの真似をする少女?>>111傍目に見ながら温泉栽培施設に向かう。]
きゅっ、きゅっ♪
[シモツキにあわせるように歌いながら進むだろう]
[普通の大人ならボールを喜びはしないかもしれないが]
この色…
[丸い形も相まって、遠い故郷を思い出させる。目から涙が溢れそうになり、慌てて素早く手で拭った]
温かい言葉とプレゼント、ありがとうございます。
[機嫌よくもふもふ胸毛を膨らませる雇い主に、笑顔で感謝を述べた]
トバおにーさん、ここで何してるっス?
[軽く寄って、俺はトバに引っ付き、腕をてちった。
トバを中心に、岩の家で出逢った男とは逆側の位置に俺は居る。]
うん、おにーさんのくれた種、育ったっスよー♪
えっと…、線状…の蒸栗トマトに、頑固枝豆が育ったっス。
まだ食べてないけど、おにーさんの方は?
[俺は野菜を取り出してトバに見せる。因みに、ポケットには頑固枝豆達で一杯一杯だ。…突っ込んではいけない。]
んぅ、コルンさん。
[いつものアレ。
おとっつぁんがおチャボ様を怒らせるのが『いつもの』なら
ボクの『いつもの』は多分コレ。風詠み、風詠みと父が呼ぶもので。
少女が勝手に彼に感じている不思議な雰囲気もあり、そっちの方がしっくり来てしまうのだが
確かに早口で何度も呼ぶと噛みそうになるのは事実である。
(実際、噛んだ事も49(100)回くらいはあったかな)]
そっか、動物のおっかけかたなら専門、って奴なんですね!
サヴェイちゃんもそのうち牧羊犬ならぬ、牧羊狐みたいになるのかなぁ。
[子狐の小さな軀が脳裏を駆ける。
しかしあのコは羊を追い立てるどころかぼんたゆきにビビっていたのだけれども]
へへ、今年はね、いつもよりもおっきくなったそーで。
来週には収穫だったかな。お楽しみに、ですよ?
ノイエさん、ノイエさ………ふぇ? あそこって…役場に、です?
[てっきり、その少年に会えばぼんたゆきも回収できるかと思いきや。]
へぇトバっちはでっかい魚採ってきたんだね…。
あっ…そーだ!
雪がちらついてるから鍋パーティなんかどうかな。
宇宙炬燵でぬっくぬくーしながら。
そーそー、毎年この季節になったらね、じさまから炬燵が届くんだよね。
この宇宙には畑で炬燵を栽培する星があるんだって。
- 星役場 -
家に来る時に返してくれても構わないが?
[トバが持っていた侭でも無論問題は無い。
蜜柑色の結晶石を渡して、手を引く時に、ぽんと子狐の頭に手を置いてから引いた。]
アオイ君とも、もう知り合いか。
果樹園へ行くならそれが良い。
[言外に果樹園は寒いことを告げる。
男はトバが少女について話をするのを聞くと、]
そうか。
[簡潔に返答し少女を見ている。*]
そのボールなー。
色が気に入ったんよー。
[選ばれた箱>>128から出てくるボールに、懐かしげに眼を細め翼をぱたぱた。]
お、そやそや。
すっかり忘れとった。
ワイはコッココグリフォンのチャボ。
この梨園の主や。
よろしゅうなー。
[バッとかっこ良く翼を広げ、キメ顔。]
もし此処で働いてくれる気があるなら、星役場に正式に登録に行かんとねー。
ついでに残りのプレゼント運ぶの手伝って―な。
雑用が嫌やなければやけど。
[首を軽く傾げてから、つんつんと切られた梨を嘴でつついた。**]
おおー、魚も鍋もええなー。
楽しみやわー。
ちょっと小さいけど、梨箱で持ってくでー。
[グリフォンは超ご機嫌だった。**]
[次第に外の側溝へと抜けて行く、
きらきらした湯を足下ではしゃがせつつもコルンに続いて外へと出る際>>130
彼の白状を幾つか聞けば、ほんのちょっぴり頬を膨らませたがすぐにぷすんと吐いた]
だって、アレ…ほんと、おっかぁとか、
他の大人に怒られるより辛いもん。
[まだ怒鳴られておしおきを受けた方がマシなのかもしれない。
初めて『アレ』を経験したのは生まれて初めて雪山の麓から抜け出して
夜空に輝く一等星を追いかけて迷子になり>>0:419。
新城に送り届けられた、直後であった。
あの星空の記憶にはどこか、足下で泳ぐ湯の様な
よくわからない、温かいような、うねる様な感覚が付随していた気がするのだが
全部おとっつぁんの、熊が上げる断末魔の様な号泣に記憶が上書きされてしまっている気がして、やたら淡い]
きゅ、きゅ。
[返さにゃきゃ>>101、というハマチさんにこくこく頷き。]
……どこ? …じ、てんしゃ……?
[彼女の居場所を問われても、聞いた言葉を鸚鵡返しにする事しかできない。とどのつまり、さっぱりわからなかった。]
きゅ! さがし、いくー!
きゅ?
[ちょっと待って、の言葉にくるりと振り向けば、
小さな小瓶が柔かな白いリボンでおめかしされていた。
何だかよくわかっていないうちにその小瓶はキラキラもみの木の根元へ。
他にも大小さまざまなものが所狭しと置かれている>>103。
ナナ>>111に+裏+
表:気付いた
裏:気付かなかった]
んぅ、食べられちゃったコも何個かありますし…
…………因みにお味はどうでした?
[自分も若干気まずそうに笑って、見上げる様に。
お詫びを、と聞けば最初はいやいやそんな!と慌てるが
ちょっと考えて]
んと、ぼんたゆきね、今のトコ1コ5(7)00円なんです。
そのくらいでウィン…コルンさんトコで売ってる何かで、みたいな…?
[ふぇあな取引がどうたらこうたら、と。
メロンよちゃんの部屋でレディー・カカシが言ってた気が。
ちょっと勇気を出して、子供の割には小生意気な事を言ってみた]
俺はここでイベントがあるって南で聞いて戻ってきたとこだよ。
ついでに酒も貰えるみたいだからちょっと飲んで彼と雑談してたんだ。
[腕を軽く叩いて聞いて来たナナに元気そーだなと言ってから質問にざっくり答えた]
へえ、線状の栗蒸しトマトに頑固枝豆…
ちゃんと育ったんなら何よりだぜ。
味も良いといいな。
[ナナの見せてきた野菜を見て感心したように言う]
俺?俺はー…あの後南でぼんたゆきもう一個見つけたのと魚釣ってたよ。
[ぼんたゆき入りの網をちょっと掲げて見せた]
助けたって程じゃねーっス。
感謝の言葉は仕方無いから貰ってやってもいいっスけどー♪
[わざと、そんな風に言ってやる。]
スヴェン、スヴェンっスか。
スヴェンおにーさん、あんまお酒飲み過ぎちゃ駄目っスよー?
[俺は、スヴェンがパンとの食べ合わせ>>1:213>>1:214>>1で倒れた事など知らなかったから、軽く言った。]
ん、んー…?
初めて会った気がしないのは、さっき会ったからじゃねーっス?
おっと、顔見えなくても、声は届くみたいっスね。
[人が、俺とスヴェンの間を横切っても声は伝わっていた。これなら、どんなに距離が離れても声は伝わりそうに思える。]
俺はナナって言うっス。
へー、新城司…司おにーさんっス?
それとも、新城おにーさんの方が良いっスかー?
[ふーん、ちょっと珍しい名前だな。
新城が名前を名乗ったので、俺も名前を名乗った。]
へー、へー、へー。
[ボタンを押すように、トバ>>139の腕をやわく14連打する。]
…、トバおにーさんも食べたいなら、一緒食べるっス?
[一応、何となくだ、そんな事を俺は尋ねた。]
!?
お、おにーさん、ぼんたゆきを見つけれて捕獲出来たっスか。お、おめでとーっス。良かったっス…ね…。
しかも、魚まで…フィッシャーマン…っ
[俺の、ぼんたゆきとの哀しみに満ちた抗争劇が脳裏を掠めた。っと、そーいや、流石に、+裏+(顔の泥は消えてる。/ちょびっと付いてた)]
――星役場――
[子狐は、男の人>>1:172の腕の中でフンフンと鼻息を鳴らしながら話に耳を傾ける。
そのうちどのくらいを理解しているかは怪しいものだが、トバさん>>1:206という名前であること、そして北西の農夫がシンジョーさんという名前であるということは、子狐の頭でも分かった。
やがて、話が子狐自身のことへと向かう>>33>>36>>40。
背を撫でるトバさんの手から優しさを感じ、同時に、「飼い主」「西の高原」といった言葉から、先ほど見た、飼い主の青年の背中>>1:181を思い出すのだった。
みゅーん。
[ほとんど聞こえないくらいの小さな声で鳴く。
ここに居れば、会えるだろうか。子狐の期待は胸に。]
[シンジョーさんがトバさんに、オレンジ色の石を渡し、そして子狐の頭にぽんと手を置く>>133。
その感触が心地よく、目を閉じる。
耳には、新しい、少女の声>>131。
子狐は興味深そうにやり取りを、ただ見ている。]
[チャボが故郷の星の色だと断言するのを聞けば、こちらも頷く]
大切にします。
[ボールはもふもふしていて、まるでグリフォンの羽のような軽さと柔らかさを持っていた]
んゥ……己れァまっごどうめ゛がいがねだぇあ………
[暫くぐずるような、 鼻を啜り損ねて出た咳の様な判別不可能な音が響く]
…一応、作物ば生態弄るモンじゃからの。
即席で門番1人作る事ぐれ出来ねえどな。
濡れぢまっだなら腹コ冷やさん様にな。
こん時期に風邪ばこじらせんのは、まいね。
[新城に自己紹介をするナナ>>140を見て、あ、本当にあの名前使ってるんだなと思う。まあ、どういう経緯かは知らないが名前を名乗れないか忘れたか事情があるようだしな。事情…と先の通信機に入った謎のメッセージを思い出すが]
ちょ、くすぐってえよ。
[腕を14連打されて我に返った]
ん?いいのか?ナナがいいならちょっと食わせて欲しいけど。
[人参や飯の礼だろうか。律儀な奴だなあ。]
まあな、つってもこいつ捕まえて湖に落ちたり散々だったんだぜ…魚は親切な人に釣り道具借りれたからだし。
[湖に落ちたことを思い出して苦笑しながら頭を掻いた]
…?なんか汚れてるぞ。
[土いじりしたせいか?とナナの顔を+裏+(タオル/服の袖)で拭こうと手を伸ばした]
え!?
本当に?じゃあ、お酒が弱いっスか…。
急に抱きつかれたっスよ?
俺、すこーし、慌てちゃったっス。
[最後にスヴェンの姿を見たのは、ホバートレーラーに乗り込むところ。去ろうとしかける顔に、にしし、と意地悪そうに笑いかけてやった。]
なるほどね、それに…、
[酔っていて、しかも、…恐怖に怯えていた時に、俺はこいつに大丈夫だって言ってやった…。だから、酔い潰れたのを助けた以外に、変な刷り込みが起きてるかもしれないな。
過去を、まるで今起こっている事の様に、夢なりで追体験していたのだとすれば。]
…かもしれねーっスね…。
[…会ったかもしれない事に限れば、ひとつ、もしかしたらの可能性は残っていたけれど、それは俺にはまだ分からないし、全く関係が無い事かもしれないので、黙っておいた。]
[声は、距離を隔てても届くようだ。
それでも自然、遠ざかれば口数は少なくなる。]
どうやら、遠ざかっても声は聞こえるみたいっスね。
不思議な事もあるみたいっスけど、また、何かあれば、声かけてくれてもいーっスよ?
[俺が返事出来る時、限定だけどな。]
やあ、ご機嫌よう。ヒュイヒュイヒュイのあらよっと。
[こちらに気が付いた様子の男>>65に声をかけながら、体を反転][[coin](見事な着地を披露/つるっ湯気で滑る)]
やあ、ご機嫌よう。ヒュイヒュイヒュイのあらよっと。
[こちらに気が付いた様子の男に声をかけながら、体を反転]+表+(見事な着地を披露/つるっ湯気で滑る)]
炬燵に鍋、いいな。
俺炬燵ってまだ使ったことないから楽しみだ。
入ったら最後、出られなくなる魔性の家具らしいとは聞いてる。
[炬燵を育てる畑ってなかなかシュールだなあ…]
なら、好きに呼ばせて貰うっスー。
[俺は新城>>144に、にししと笑い、様子を窺った。何だか、さっき岩の家で会った時と違った気がしたんだけど、気のせいなんだろーか。じー。]
えいえいっ、
[追加でトバを24連打だ!]
ん、良いっスよー。一緒食べよっス。
やっぱこうさ、ご飯奢って貰ったし、あ、おにーさんは料理出来……、いや、ろくなものを食って来てねーらしい、トバおにーさんが料理なんて出来る訳ねっスね。
[横を向いて小さく呟く。再び、トバに向き直ると]
あはは、魚釣りに行って、湖落ちるなんて、ばーかばーか♪トバっちっぽーい。
あっ、おにーさん、子狐もゲット…してやがる…、なるほどー!これも食べようって腹づもりっスね?
[真顔で尋ねる。やだー、おにーさん、こわーい、と笑って続ける。]
あ。
[ここで、俺じゃなければ単刀直入に相手に切り込むように尋ねるのだろうが、俺はそういうタイプの性格じゃない。
だけど、少し試してみた。]
[ふわりと舞い降りるように周りの湯気を紅梅◆色に染めながら着地した]
いえいえ、そういう訳ではありやせんで。ちょいと飯ではなく、人を探していやしてね。確かにこの星には良い実りがありそうな事には違えねえですが。
ナナさんかシモツキさんか、えぇ…と……
[湯気で羽毛をきらめかせて。ちょっとした偶然サプライズ。親子だとはつゆ知らず]
そうだ、アオイさんを見かけたりしてないですかい?
[いつもの一期一会。そう割り切って探さずともいいのだが、まだこの星には巡りたい場所がある**]
…新城っち、この声聞こえるっス?
[テレパシー。己が種族のみが可能な思念波だ。
尤も、この体が俺の元の体で無い為か、少しだけ以前と体質も違い、少しだけこの思念波も違って感じられる。俺の体感でしか無いが、この体は何時になればしっくり来るのだろう。]
すまない、今梨園を守りに行く仕事が一刻を争うもので…
また後で会いに行く。必ず!
[そう告げると、いったんナナとの話を終えた*]
[巨大化して独りになってしまった可哀想な雪山狼のことを思い出す。
青年の手持ちのブラストコーン。
あの全てを、大きいがゆえに狙いやすい狼の急所に叩き込めば、「潰す」ことは可能だったろう。
だが、青年はそうしたくなかったのだ。]
サヴェイは、どうなるンかねー。
うちは羊は居ないから、牧畜犬?つーのかな。
今はもう、鳥追いくらいならできるんだが、牛相手は厳しいっか。
[群れからはぐれた狼と、親からはぐれて独りっきりだった子狐の姿が重なって、しんみりと。]
……さっさと、ここから出ちまうかぁ!
ぼんたゆきも、のぼせ気味みたいだしな。
やっぱ聞こえてるっスか…
俺の種族間で使ってる思念波っスけど、
まあ、他種族とも繋がることは無くは無いし。
新城っち、…ちょっと話しかけてみたかっただけっス。
[俺はそこで思念を区切った。]
さっきも言ってたけど勝手にくつろぐ>>144って…鍵とかかけなくて大丈夫なの、か?
[この星には悪人なんていないのか盗られて困るものがないからなのか、単に無頓着なのか。新城は大らかだな…]
だーかーら、くすぐってえって。
[更に連打をしてくるナナの頭を軽くお返しに小突いて]
おー、サンキュー。飯のことならそんな気にしなくていいのに、でも食わせて貰えるなら遠慮はしないどく。
…そりゃあ料理は出来んが…ナナは料理出来んのか?
[図星を刺されてぼやいた]
うっせ、落ちたのにはいろいろ理由があったんだよ!
俺っぽくはないだろ!
えっ?こいつは食わねえよ。
こんな可愛い生き物が食えるわけないだろ?それに飼い主もいるはずだしな。
[ナナの物騒な冗談に子狐が怖がったらどうするんだと慌てて否定する]
[影、いや光が降り立つと周囲の空気に桃色が混じる。
目眩でもしたかと少し目を擦ったが、錯覚では無いようだ。
どこか『小粋』な感じの喋り方をする鳥>>150に、目をぱちくりとさせた]
…アオイ?
おめさん、己れン娘の友達か何かがね?
[半裸の割には余り北の大地から出ない己と対照的に
手伝いに仕事に、何でも買ってしたがる様な娘は
自分も知らない交友関係を結び、家に連れ込んで来る事が多々少々ある。
この間、*12殿様蛙*の頭を持った異星からの旅行者と仲良くなったと連れて着た時は、その成長っぷりに激しく涙した]
おめさんも、ぼんた探しば手伝っちょるのかね。
[少し身を乗り出して鳥を見つめる男の足下、するりとぼんたゆきの芽が伸び開く]
だけど、あんまり一人で抱え込もうとはすんなよ。
うまく行っているうちは、それでもいいかもしれない。
だけど、言っておけば良かったって後悔する日もそのうち来る。
全てはバランスだ。
[それも一つ、真実。
少女が父親を好きであることは間違い無い。
だからこそ、全て話せないことに一抹の寂しさを感じて、]
うっ…説教アレルギーが…。
[ぞわぞわ。]
ところで、嬢ちゃんはこの後、どっか行くとこあんのか?
俺は、メロンよちゃんの家でケーキを受け取って、星役場に行こうと思ってる。
[メロンよちゃんの家は、ここから星役場までの通り道だ。]
ぬ、ぬぅ…っ
[身長差、許さぬ。
ちょっとばかりよ、身長が高いからって、頭上から小突くのはどうかと思いますがね、トバっちさんよ。元の体だって、そんなに身長無かったし…。]
俺っスか?
ったりめーっス!
[さー。トバに腕を振るってやるっスよ?
料理の腕:62点
味覚:39点(10以下の場合、+30)]
おにーさんは、お人好しの善人で、何か目を離してたら、目の前に見えてる落とし穴にも余裕で引っ掛かりそうなうっかりさがありそうっス!
[拳を握っての力説風味。]
……お、確かにそっス。首輪も付いてるし、サヴェイって書かれてるっスー。サヴェっち、サヴェっちっスねー。
アオイなら今頃、こん湯路ば先に居るがよ。
ああ、雨ば降っちょるのに探し回うとるのか…
…ずまんなぁ、ごめんなぁ、おとっつぁんが不甲斐ねェばかりになぁ………!!
[また顔をくしゃくしゃにすると、ぼろぼろと泣き始める。
涙の一滴が若葉に落ちるが特にそれで急成長等はしない。
輝く鳥の羽ばたきや囀りと違い男の涙はただの中年の分泌物の1つである。
宇宙農家といえど一般的なヒューマンの類い。
だから、彼の真髄は経験と技術と知識と、直感。
伸び始めた芽の根元に、風呂敷から取り出した抹茶◆の粉をかけ、身を引いてそこにきちんと雨が当たる様に動く。
ありがてえ雨だこと、と涙を拭いつつ。
その恵みの雨を呼んだ鳥が目の前にいる事には気付かない辺り、中年もまだまだ無知で、未熟な、ただのヒト。]
負傷兵 スヴェンは、ナナはまだ星役場にいるだろうか。とふと考えた** ( B85 )
即席の門番は俺にゃぁできねぇ。
おっちゃんやっぱすげぇよ。だから泣くなって。
風邪は、気遣いどうもありがとな。
おっちゃんも風邪ひくなよ。というか、服着たほうがいいぞ。
嬢ちゃんが、太ももくらいまでお湯に浸かってたから、そっちが心配ではあるな。ふむ…。
気配から察するに、そっちは、なにやら凄いことをやってそうだな。楽しみにしてるよ。
ふっ…
[悔しそうにしているナナを得意気に見下ろし(大人気ないな、俺も)]
料理出来るのか、意外…ってことはないか。人参渡した時も煮たり焼いたりしたら何でも食えるって言ってたもんな。
[料理、というかサバイバルな香りがする言葉のような気もする]
ま、期待しとこう。
くっ…お人好しでも善人でもうっかりでもねえよ!
[百歩譲ってお人好しでも見えてる落とし穴に落ちたりはしないぞ…]
ああ、本当だ。名前書いてあったんだな。
サヴェイっていうのかお前。
早く飼い主が見つかればいいんだけどな。
ぬぅ……
[トバ、許さぬ。
俺は、3秒程硬直していた体を解凍した。…。]
この材料でなら、野菜炒めとか、出来るっス。
リクエストとかあれば、聞いてもいーっスけどー?
[つーん。]
うっかりじゃなくっても、前まで堅気じゃねーのにそこはかとなく漂うお人好し臭は消せないっス。ぷんぷんっス。
[つーん。アオイから、トバは賞金稼ぎだったって聞いたけど、…。いや、何も言うまい。食えてたかどうか辺りはもう特に。色々、何か、怪しい。]
[おめさん等を都合の良い様に作り替えるから、
矢張りどう足掻いても罪人なのかね。
男はただただ眠る前に泣く。
それでも土枝を弄る事は止めぬ。
果実を得て ヒトに売り与える事も止めぬ]
––––––んぅ。
[苦笑いする横顔に、1つ唸った。
話の中に狼の行く末は、生死は語られないけれども
何だか触れちゃいけない気がして、だんまりさせたのは臆病心]
ん! 雀追いができるなら麦畑が守れます、ねーっ。
牛は…さいず的に。ちょっと。尻尾でぴしぴしされそう。
[子狐の話題で、少し暗くなったトーンを明るくするように。
実際、違った所で肝っ玉の持ち主>>0:570である子狐は一体どのように成長するやら。
あのコね、ぼんたゆきを尻尾に付けて走ってたの、とコルンに語りながら。
自転車を返した事と、礼をじっちゃに告げて外にでた]
あ、雨……あれれ?
[雪蓑を被り直そうとしたが、先程少し湯に濡れたというのに
コルン側の身体が乾き始めている事に気付き。
それが彼の纏い着る気流のお陰だと分かれば、ちょっと躊躇ってから傍にぴょっこりくっついた]
[ナナに首を傾げて、+表+(「ああ、少し無遠慮だったか」/うん、考えてみたがよくわからん。)]
野菜炒め、それなら全部混ぜてもちゃんとした料理になりそうだな。
リクエストなー、美味いならなんでもありがたいんだが、味付けは4(4)(1.甘い2.辛い3.濃い4.薄い)方が好きだ。
堅気じゃなかったからって極悪人ってわけではないのは認めるけどな…そうむくれるなって。
[確かに何度か無駄な感情のせいで前の仕事は失敗したこともあるが…お人好しってわけでは…ないだろ、多分。]
そう…しかも、しかもですよ!!
こっちが土下座する前に土下座してるんですよ!?
ボクの方が悲しくなっちゃうしもうどうしょーもない、っていうか…
[普段はあまり人には言わない様な父についての
愚痴が口をつくわつくわぼろぼろと。
いつも通りの早口がギアをかちかち加速しかけたが
言っておけば良かったって後悔する日も。]
……んぅ。
[ぼやり。頭が湯気みたいにモヤモヤする。
言いたくない、秘密にしておきたかったのは
父親を心配させたくなかった、という物も大きいが
–––自分の非を、間抜けな失敗を、知られたくなかったという
幼い意地も何処かにあって。
あああの号泣はその幼汚い意地も、父本人はそうと知らずとも
否応無しに認めさせてしまう力があって。
それもきっと、いやだったのだろうな]
仲…いや、これは揶揄ってるだけっス。
あ、えーと、うん、出来たらそうしたいっス。
[新城の唐突な問い>>168に返事をする。…そうだな、金も無いけど種はあるし、生きてはいけそーだしな。家を借りるとかは出来ねーけど、そこは野宿なりで何とか凌ぐとして。
…ちらっと腹黒の顔が過ったけど。やっぱ、ここに来るとかは、あー…どうだろうな。多分、あいつの性質からして、あいつの名前も俺の意識コピー元の本体であるトールの名前を出して、の追っ手も無いだろうとは思うけど。]
おい、トバおにーさん、
今、全部混ぜれば出来上がるから、簡単な料理とか思わなかったっスか?
[俺は、怪しそうにトバ>>169を睨む。]
はいはい、薄い味っスねー。
[因みに俺は、4(4)(甘/辛/濃/薄)味が好きだ。]
ま、極悪人なら、ここに来るなんてのも、
………無かったんじゃないっスか。
[逃げ出した24は、とても自分の手に負えるものでは無く。
ある意味感情的に、かつ感覚的に飛び出して行動を起したはいいものの
結局は色々な人々に助けられ。漸く、漸くこの数。
素直に言って、頼れば良かったかな。]
…バランス、か。
そうですね…放っとき過ぎても、木ってそだたな…大丈夫ですか?
[温かい風を纏っている筈なのに、見上げた青年の肌にはチャボ肌が立っていた]
─銀河キノコ畑─
おーいアオイちゃん!
そっちにいるのかーい。
[ようやくたどり着いた銀河キノコ畑。
どうやらお湯が流れ込んでいたらしかったが、
すぐさま星役場の清掃課の職員が作業しているらしく、
すでに27%まで作業は進んでいるようだ。
アオイがここに来ているか確かめるべく呼びかけることだろう。]
これから?ボクは…そーだ、あのね。
バスの、ハマチさんがぼんたゆきを見つけて
保護してくれてる?っていうから、事務所に行こうかな、って!
その後はもうちょっと…夕方になるまで、探さなくちゃな、って。
んぅ、ケーキも見てみたい…けど。
[それでも夕方までは足掻いてみようと。
何にせよ、大切に育てたぼんたゆきを1つでも無駄にしたくないのは事実だし
作った作物を守り、責任を持つのは農家魂という物だとおチャボ様はあのシューティングぼんたゆき事件で教えてくれたのだ。
大切に育てた1つ1つだからこそ、感想を言って貰えるのも、酷く、酷く、嬉しいものだとも>>162、実感し直したのも、今日のこと]
[俺は少し考えた。
下手したらの最悪は。あの腹黒やろーが直接来るってのが可能性として二番目、可能性の一番目は俺の元の奴が追っ手として来るかもしれないってとこか。大体、何で追われてるかのあれそれもややこしいっつーか。]
………、
[俺はこっそりトバの顔を窺った。
…ねーな。絶対ねーな。トバは無いだろ。辞めてるし。]
ところでさ、トバおにーさんは、住むとことか決めてるっス?
俺まだ決めても無いから、料理するにも、フライパンとか鍋すら無いっス。
おいし、かったですか…! ん、うんうん、うんっ!
そうですそうですアイスと一緒だと
すっっっごく美味しいんですよ!?
汁気はもう、ぼたゆきのしゅわしゅわで!!
取れ立ての生が一番だとはおもうんだけどねだけどねですけどね、
ああシャーベットもいいかも……シロップ一匙かけて、
………断面、やっぱ赤いの、こわいのかな…
[自分はもうすっかり慣れてしまっていたが
その詳細な説明に、若干頭が冷える心地であった>>162。
かき氷機にかけられるフリーズドぼんたゆき。怖い。
それでもその『食材レビュー』、この感情の上下が
ヒトツメアクマにも分かる程に激しい少女を
舞い上がらせるのには充分なものであり。
在庫が幾つか完全に失われている、胸の萎みを打ち消すように、スキップ7歩。]
そうでありやすねぇ……ちょいと違いやすが、大事なとこはそこでねえ。大同小異ってもんでさ、ね。
[その時、突然泣き出した男>>159に困惑する。己れン娘ということは親子、揃ってこうなのだろうか?]
どうしやしたんで?えぇっと……
[コガネウタドリには、彼の名前が分からない。ただ、その翼で肩を軽く叩いてやることしかできなかった。理を外れた力を持っていようと、世の人に何と呼ばれようと、コガネウタドリは鳥だ]
っぅぐ…よげわがらねが……ンまぁ、
会いでぇならこん先ぜよ。
[樹木のダムの隙間から少しずつ、春の小川の様にさらさら流れる湯の続く先を指差して。
漸く涙を拭い終えた男は、翼で器用に肩を叩く鳥>>181に向き直る。
突然泣き出し困惑されるのは常の事である]
若しアオイが––––己れん娘が、げに落ち込んでたりだ、
もう駄目じゃ、っつって頭抱えたりしちょったら伝えといてけれ。
おとっつぁんが…シュンギョウが、どーにかすっから、安じどげ、と。
[背中に踊る刺青は雪山に咲く錆葉の桜>>0:439。
不意に通信機が>>184鳴り響く]
……然様がね。
[耳からゆっくりとそれを離せば
己ももう一度、湯路の先を見据える。
この鳥に伝えた様に、この続く先に娘は居る]
わかってくれるか…調味料の使いすぎは体にも毒だろうしな。
[ナナの同意に頷いた。]
ん…?
[何の気なしに言った冗談のつもりだった言葉に食いついたナナの顔を見る。連打してくる指に今度は文句を言うのも忘れて、そういえばあのメッセージ…と、依頼らしきメッセージが告げた誰かの特徴が頭を過ぎった。]
どういう意味って…例えば、だが、人探しとか。
前の仕事では“人探し“のために星を巡ったりもしてたしな。
[壊れかけた通信機を弄りながらそう、わざと言ってナナの表情を窺った]
ああ、まだ荷ほどきもしてないが、構わないぞ。
[使うッスという返事には>>185快くそう答えて]
みゅーん…。
[子狐を撫でる手が、声が、心地よくて、目を細め、されるがままになっていた。
が、突然、ぴくんと、顔を持ち上げ、周りを見渡す。
気圧の微妙な変化。
子狐の髭が、誰も気付かないであろうそれを感知したのは偶然か。
それは、子狐がトーテムポールで飼い主の帰宅を待っている時>>0:88に、いつも起きる感覚と、同じものだった。
子狐は、前足をちょこっと動かすと、トバさんの腕から地面に降り立とうとする。]
[え、…いや。いやねーよ。だって、俺がこの星に来てから、トバと出逢ったのは、さ。数時間も経ってなかった筈だろ。早過ぎ…いや…いや、待て。あるのか、あるのか?
腕をてちったのにも反応しねーし、ああこれ、下手したか?通信機も、弄ってるし。+裏+
表.おいトバてめー、お前がプロなら通信機さわらねーぞ。辞めてんのは分かってるぞ。
裏.……マジとか。]
えと、それ、おにーさんの話っス?
今、極悪人の話をしてたと思うっスけどー…、まさか、おにーさんが、極悪人とか、言わねーっスよねー。
[どうする?]
[子狐は、床に降り立つと、星役場の玄関の方へとぴょこぴょこと向かう。]
みゅーん。
[…ちらっ。]
[…ちらっ。]
[途中、何度もトバさん達のいる方を名残惜しそうに振り返りながら、駆けていった。**]
[…どうする。
このまま、トバのところに行って…駄目だ。それをやったら、俺はここに居られないし、本当に逃げる事になる。
……、う、…くそ、何でだよ。何で、涙、滲みそうになるんだよ。………。ふぅ、引っ込んだ。ああ。]
[パン!]
だよねーっス。
トバおにーさんが、極悪人とかちゃんちゃらおかしーし。
メシマズ生活してたおにーさんが、農家になる以外でここに来る事なんて、ありえねーっスよねー。
[反転し、パン、と両手を楽しげに。
もしくは話題を変えるように叩き合わせる。]
[サヴェイが星役場の玄関へ消えてゆくのを見送った後、男は、トバとナナの顔を交互に見た。]
君達は喧嘩をしているのか。
熱いお茶を持って来よう。
それを飲んで落ち着くと良い。
[お茶を貰って来ようと、一度その場を後にしようとする。]
え、アオイちゃんに?
なんだ、知ってたのかよ。
いや、まあ…隠してたわけじゃないんだがなんとなくな…
[気まずそうに言いながらも、いつもの軽口を聞いて少し安心した]
俺が賞金稼ぎのお手伝いさんみたいに思われたっス。
[新城には頼むっスと返事した。]
前職なんて、普通は言いたくないだろーから、いっス。
ふんだ。
バスの事務所って、役場だったんだ。
それじゃ、是非お願いします!
[雪蓑を深く被り、ゴーグルのせいもあってかより狭くなる視界。
雨が降る。畑持つ農夫は喜ぶ恵みの雨でも、少女にとってはあのコ達が根付いちゃうかもと不安を煽る物。
男の歩幅に合わせて傍にくっつき歩けば、自然と普段より足早になるのだが、そのテンポには早く、早くせねばという気持ちも混じっている]
え、これ…え、麦なんですか?
ビーズって事は、あの、保存が効く感じの…?
[ゴーグルを外し、取り出された袋の中身>>187をどんぐりまなこが覗き込む。
氷柘榴の少し霜を纏った様な種子とは違い、完全に透明なそれは
ビーズというだけあって、テグスを通せる様な形状になっていたのだろうか。
一粒取り出して薄曇りの向こうの太陽に透かしてみると、角度によってきらきらと様々な形の光を放った]
あの、これ……
炊いたらどうなるんでしょう!?
[悲しきかな、らんらんと輝いたその瞳の奥は
乙女心ではなく親譲り、食用品種的興味である]
[男は一度その場を離れてお茶を持って来る。5(5)
1、darkorchid◆色の薬草茶
2、*05木星*紅茶
3、*13月*緑茶
4、nano花茶
5、銀河キノコ茶]
…………きゅ?
[見覚えのある雪蓑が、ホシヤクバの方へ動いていくのが見えた。]
きゅ! あおいあっちー!
[地上近くまで降りて来て、
ハマチさんにあっちあっち、と翼で示しながら**]
あ、あのあの、是非、是非譲ってください!
これでパンとかお雑炊とか作ったらどうなるんだろー…
[水晶の様な透明な、麦。
食用とすら聞いていないがその気になればドングリすらぷにぷににさせるのが現代の品種改良。
シャリシャリした感じの触感が口内炎メーカーとなるのかしら、むしろ麦ゼリーみたいな…?なんて考え出して麦粒を眺めながらそわそわが止まらない。
テグスを通せる穴があるなら一本ずつ通して紐にして煮込んだり…とぶつぶつ呟きつつ観察。
ぐるぐるくるくると想像をしていたが、自分の名を呼ぶ声>>200には+表+気付いた/気付かなかった]
…………コルンさん。
今、ボクのコト、呼びました?
コルンさん、一瞬すっごく
声可愛くなっちゃったのかと。
[真顔で青年の顔を見上げる。
声は上の方から聞こえたものだから、本当に文字通り耳を疑った*]
ナナが賞金稼ぎの手伝いって…アオイちゃん…
[賞金稼ぎが何かよくわかってなさそうだったしな。]
ああ、前職のことは気にしないでくれると助かるっつーか…
[しばし思案して]
何か困ったことがあれば言えよ。
[一言小さく添えた]
分かってなかったんだろーなーってとこっス。
[けらり笑った。]
気にしないっスよ、それくらい。
ま、おにーさんのさ、気持ちはサンキュっス。
[俺は新城から受け取った銀河キノコ茶を吹いて冷ましながら飲む。さらさらとした金の粒子が浮き、所々で星雲の渦を作る、不思議なお茶のようだった。
何も無ければ、落ち着いて、気持ち良く飲めたのだろうけれど]
[...ザ..ザ..ザザッ...ザザザザ...ザッ...ザザ......ザ..ザザ..ザザザ...]
『2度目のご連絡ですね、トバ様。
お返事は考えて頂けたでしょうか。
私ですか?私のことは………+裏+
裏・電子の悪魔とでもお呼び下さい♪
表・愛の希望のチャーミング・エンジェルとでもお呼び下さい♪』
[明らかな偽名が告げられる。勿論、ノイズで聞き取り難いなどは思っていないのだろう、恐らくは。]
…トバっちー、ねー…。
なんかやーな予感するんで、切った方がいいっスよー。
[俺は小声で囁く。]
北の果樹園主 シュンギョウは遺言状を貼りました。
[ノイズがひどい通信だったが、あのメッセージの声だとはわかった。]
は…?電波の悪魔…?
[普通に聞き間違えたが聞き間違えてなくてもおかしなネーミングセンスだと思う。]
なあ、あんた、前にもメッセージくれてたが何言ってんのかはよくわからなくてな。
聞き取れた内容から推測するに依頼っぽかったが俺はもう賞金稼ぎは辞めてるから無理なんだが。
[向こうにもノイズ混じりになっているだろうが返事を返すと通信機を軽く押さえてナナに小声で返す]
ああ、ちょっと変な奴みたいだが一応な…
悪魔とか言ってるし…
果樹園の娘 アオイは遺言状を貼りました。
牧場の子狐 サヴェイは遺言状を貼りました。
青年 コルンは遺言状を貼りました。
ディアボロ…っスか。
[色んな不備があった気がしないでも無いが、まあ。…嫌な予感しかしないが、それは、…トバ、あいつに馬鹿にされてるんだと思うよ、きっと。]
『……ノイズが酷いですねえ。やれやれ。
これではちゃんと届いているかどうか。仕方ありません。まあ、いいでしょう。』
[何事か向こうで行われたのか、暫し後、わざとらしい溜息と共に柔らかい声音が再び流れる。]
『依頼は受けて頂けませんか。
其方に居るお嬢さんの正体を、貴方様はご存知ではありませんのに?』
[其方…お嬢さん…やっぱナナのことなのかな、これ。
微妙な顔でこっちを見ているナナの方を見ながら考える。]
あー…まずそのお嬢さんと言うのが誰かわからん。
残念だが見てないし、ここにはもういないんじゃないか?
だから他をあたったほうがいいかと。
[見え見えの嘘だとは思うが馬鹿正直に答える必要もないだろう。]
[ノイズ塗れの通信をクリアにしているのかもしれない。少なくとも、トバ側のノイズ塗れである筈の内容は向こうに伝わっていると思われた。]
『そうですか?ならば仕方ありませんか。
ですが、お嬢さんを見かけられたならご注意下さい。
その星に辿りついたお嬢さんは、私共の所から逃げ出した宇宙海賊でしてね。貴方様が考える程、事は易くは無いのです。
……その事を努々お忘れ無きよう。
何か問題が起こりましたなら、何時でもご連絡下さい。この通信先は、開けておきます。』
『御機嫌よう、トバ様。』
[親愛の情の響きすら感じ取れる柔らかな声音。真実で構築されながら片面しか語られていない内容だったろうか。*]
やっぱ、芋っス。
最初は、芋を増やして、芋畑を作るっス♪
それから、次は、野菜と、豚を飼って…、あ、そーいや、肉部分だけパージ(切り離し)出来る豚も居るっスけど、この星でも飼われてたりするっス?
[銀河キノコ茶片手に、俺は新城と雑談していた。]
それでさ、畝を耕すにはなんだけど、俺、道具も買うお金が無くてさ、星役場で借りれたりするっス?
無理だったら、新城おにーさん、貸してくれないっスか。
[どうやら諦めてくれたらしい、ということはこちらにも伝わった。途切れ途切れの音声から、一言はっきり聞こえた単語を思わず呟く]
宇宙海賊…
[新城と芋の話をしているナナをちらと見た。こんな小柄な少女が?宇宙海賊…にわかには信じ難い内容だな]
ああ、わかってくれて嬉しいよ。力になれなくて悪いな、じゃあ。
[と、その人当たりの良さそうな声に告げて、通信機を切った。*]
トバっち、トバっち、この新城すげーっスよ。
何でも知ってるっス!
ぱねェ!
…あ、終わったっス?
[ちらっと、ああ…聞こえた単語に、トバは全部聞いてしまったのだろうかと考える。…もし、トバから何か聞かれたら、答えようとだけ考えて、俺はトバを見上げた。]
[ごくり、と喉を鳴らして唾を飲み込む。って、何でも無いのかよ!反対に気になるじゃないか、何を話したんだよ。]
…… は ぁ ?
[ぐんにゃり、と首が横に倒れる。]
は?
はぁ?
[いや、ありえねーだろ。”わかってくれた”って何だよ。ねーですねーねー!…。あんなので、ポッドを追わせた奴だぞ。ねーよ。何ほいほい騙されてんだよ、トバっちー!]
………、お人好しだろ、トバ。
[それだけ、喉から絞り出した。]
はぁ…、いやいいっス。
本当に、わかってくれたかもしれないっス。
[ねーけど!]
ね、トバっち。
俺達はさ、新米の宇宙農家志望…っスよね?
[こういうのは卑怯かもだけどさ、上目遣いで見上げる。
そうだ、と言ってくれないかな。…駄目かな…。**]
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