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スヴェン君、ああ、もしかしてバスに乗ってたにいさんかな?
[新城がそう彼を呼んでいたような気がしないでもない。うろ覚えだが。端的ではあるが冷たいとは感じない新城の肯定に「ああ、よろしくなー」と改めて挨拶をして]
メロンよ、さん?
ああ!この星のパンフレットで見た覚えがあるよ。
アイドルでプリンセスか…一回会ってみたいね。
ん、サンキュー。せっかくクリスマスだからな。
酒が飲めるのはありがたい。
[新城から杯を受け取ると、「乾杯!」と杯を掲げた。]
[【星の雫】を飲みながら、プレゼントの話題が出たことで本日何度目かの思案。
そうだよ、プレゼントをどうしようかって南にいる時から考えてるのにまだ思いついてないんだよ、と。
荷物の中身を思い出してみる。
プレゼントになりそうな物か…。
魚…は、だめだな。あの南で出会ったじいさんと被る。
人参…半分だし。ないない。
木彫りのトナカイ…こっからパクっ…貰ったやつじゃねえか。だめだ。
うーん、やっぱ自分の持ち物から出すか。
あー、あれはどうだろう。確か荷物のどっかに入ってるはずの藍鼠◆色の樹脂の結晶。
中には蝶と思しき虫が閉じ込められて化石になってるやつで、ちょっとした宝石のような物だし見栄えも悪くはないと思う。]
[これは前の仕事の時に何度か”わざと”取り逃がした賞金首からお礼にと貰った物で、そいつはこんなことを言っていた。
『これは幸運、特に良い出会いをもたらす石ですよ』と。
「賞金稼ぎに出くわしてる時点で良い出会いもないと思うが」
そう言った俺にそいつは、
『ああ、私にご利益はありましたよ。だってこんなにちょろ…話がわかる賞金稼ぎに会えたんですから』と言っていたっけ。
思い出すとちょっとイラっとした、が、事実逃がしたんだからその言い分は間違ってはいなかった。]
んゥ? ポチや。おめさん何ぞ此所ば来た?
[雨を浴びつつ思案していると、ほんの少し雪の積もった愛馬がざくざくと草を踏み分け歩いて来た。
確かに水分不足だと萎びて元気を失う植物ではあるが、逆に水と太陽さえ得られれば元気一杯。
更にこんなナリでも樹木であるポチは、凍った土で無ければ何処でも尻尾を根の様に降ろして水を『飲む』事が出来る。
土と太陽で疲労知らずの愛馬がその口に近い枝に絡めていたのは、]
んや。応! おめさん居ねばあだらしく出来んものな。
此所でえど個性的に育ててしもうて、代えばねえの忘れちょったわ。
[シュンギョウ自身の号泣が引き起こした何やらかんやらにより
少女がうっかり北西の家に忘れていた––––––シモツキの連れてきていた、発芽済みぼんたゆきだった。
此所に来る道で偶然拾って来たのか、
それか誰かが持たせてくれたか。
やや風変わりな兄弟が傍に居るからか、その芽はまた一段と逞しく伸び始めている]
ありがでぇなァ…駄目な親父ば為か、
おめさんもよォ働いちょくれる……ッぐ…
[しんみりとした涙を浮かべ馬の首を抱き、
さ、お天道様完全にお隠れになる前に。と地面を掘りつつ空を確認すれば
きらり。何か、光を受けつつ降りて来る物がある>>39
あれは–––––––+裏+コガネウタドリ!?/綺麗な鳥じゃの]
確かにご利益ってのはもう俺にはあったかもな。
[そう独り言を言って荷物から結晶を取り出す。
歓迎してくれた少女、生意気だがなんとなくほっとけない感じの憎めない奴、魚釣りを教えてくれた老人、
もふもふしても逃げない狐、ちょっと短気だが気は優しい人…いや鳥、
発車時間を遅らせて待っててくれた親切なバスの運転手、頼りになりそうな農夫。
まだここに来てそんなに経っていないというのに良い類の出会いが出来ている、と思い、
これをプレゼントとして置いておこうと決めた。]
その通りだ。
少し前まで、宇宙麦畑で案山子をしていた。
今は仕事を探しているらしい。
メロンよ君らしいな。
[外部広報にそこまで詳しくない男は、トバの言うパンフレットに、表情こそ変わらないが微かに口元が緩んだ。
男はトバに合わせるように杯を掲げ、]
応応、鳥さんや。
飯でも探し来たがね、ちィッと待ってれや。
[見上げた視界を旋回するように飛ぶ黄金の鳥。
確か東の森にそういう鳥が居た筈じゃ。さっきの妙ちきりんな風に乗って散歩に来たのかの、と
長閑な笑いを浮かべつつ、掘った穴に横たえたぼんたゆきに柔らかな土をかけてやる。
そこに薬指を突っ込み、温度を確認。少し足りぬ様に感じれば、風呂敷を布団の様に小山に半分、優しくかけて。
降り始めた恵みの雨がそこに染み込むのを待つ様に、どっかりと腰を降ろした。
ほんのちょっぴりこれから無茶をするので、
少々、疲れた体を休めねばなと。
小さな雨の雫に、金色の粉が混じっている気がするとふと気付き。
何か、頭蓋の裏で蠢いた感覚がしたが、首を振って。
鳥がどこかに降り立つようなら軽く手でも振ろうかと*]
[男は【星の雫】を飲み干す。
宇宙樅の木の頂きに輝く星や、夜に宙(そら)を覆う満天の清い星々を思わせるすゞやかで甘露な雫を干す。1(3)]
トバ君も彼に合いそうな仕事があれば伝えてやってくれ。
[男はトバに答えた後、
1、脈略無く倒れた。
2、小さく瞬く。
3、眠りに落ちた。]
お、美味いな、この酒。
[【星の雫】の味に感嘆して。]
そういえばプレゼントってのは、ツリーの下に置いておくだけでいいのかな?
せっかくだし俺も何か出しておこうと思って。
偶々それらしい物も見つけたし。
[と、宇宙樅の木を見ようと役場内に視線を巡らすと、どこかで見たことのある小柄な姿が目に入った。]
ん?あれ…ナナか?
[役員に話しかけているようだが、何かあったのだろうか。]
………すまない。
少し、幸せな夢(カコ)が過ったようだ。
[微かに遠い目をした後、...は、トバに呟いた。
転げた杯を拾い上げ、片手を付いて立ち上がろうとする。]
おとっつぁん。
–––––何じゃ、布団が足りんの?
シンジョーさんてどんな人?
–––––シン…
あん人か。
ん。こないだ、おうちまで送ってくれたヒト。
おとっつぁんさ、あのヒトのまえだと、なんかヘン。
–––––然様かなァ。
こわいヒトじゃないよ? やさしいヒトだよ?
–––––アア、優しかよ。昔ッから。
ト ンと 昔から の。
詩的?
いや、私は……
[...は、男にしては珍しく口籠りそして男は言い直した。]
トバ君の言う通り、詩的だったかもしれないな。
[男は辺りを見て衆目をトバが集めたのを知る。]
あかいめだまの さそり
ひろげた鷲の つばさ
あをいめだまの 小いぬ、
ひかりのへびの とぐろ。
オリオンは高く うたひ
つゆとしもとを おとす、
アンドロメダの くもは
さかなのくちの かたち。
大ぐまのあしを きたに
五つのばした ところ。
小熊のひたいの うへは
そらのめぐりの めあて。
遠い遠いその場所から、己れぁ此の星ば見ていてね。
遠い遠いその場所から、己れぁ此の星さ逃げてぎた。
遠い遠いあの日の夜、若け頃のお話さ。
子守唄転寝意識の底、小さな耳に夢か現か低い声。
あん場所から 簡単にゃ見つからね場所
此処なら いつも雪雲覆ってるものな
晴れとて 真っ白ィ雪が 全部包み隠してくりゃあ
けんど お星様だけぁ 騙せねえな
姿形変わらねあん方 ぜぇんぶ見透かされとる心地よ
なんせずゥッと ずっと 己れぁ此処ば来るまで
星幾つ渡れど 何処からでもいつも
この星 見詰めて来たのだがら
あん人は––––––こん星様は 己れン事 見透かしとろうなァ
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