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魂の隔離? 面白いことをするのね。
けど、死んでもなお囚われる身を、彼女は望むのかしら?
[もし望まぬとも、その場に放り込まれたならその運命に従わなければならないのか。
わたし達が何らかの意図により、ドームに閉じ込められたようにまた――]
でも、だったらわたしが引き受けてもいいかしら?
勿論、タダでとは、言わないけれど。
[取引を持ちかけられたのなら、乗る姿勢を崩さず。
これが微かに吐いた嘘への罪滅しになるならば。
苦水であろうとも飲み干す覚悟で。
とは言ってもわたし自身そう長くはないであろうこの人生の、最後くらいは人として善意振ろうかという建前のもので。*]
[それから届いたのはカルアからの返信>>46。
やはりリーンのことについては触れられていなかったが――。
そういえば確か、彼とイルドは会ったことがあるとベルも言っていた>>1:138ことが、この時のカルアの文面からは思い出された。
二人とも何処に居るかは知れないという返信には眉を下げつつも]
『今、ベルちゃんからイルドのアドレスは教えて貰ったところだったの。
カルアもありがとう。
気に掛かったというか、単純にその二人とは
顔を合わせたことが無かったの。
リーンちゃんは結構前にちらっと見かけたのだけれど
それっきり会わず仕舞いになっちゃってて。
この中に人狼が居るっていうなら、
実際に会って、どんな人なのか見極めたいなって思っていたのよ。
勿論、無理はしないようにするわ。』
[建物内では時の感覚が鈍るもの。
わたし達は一体どれくらいの時間を費やしていたのだろう。
夜明け前と思われる時間に、ルシアンは立ち去っていった。
臓物商は片付けもあるのかその場にまだ留まっていただろうか。
わたしはというと、リーンを抱き店の外へと出ていた。
犬型のあの子は、わたしの店の中まで付いてきていたのかしら?
だとしたら、リーンが灯す命の炎が消え去る瞬間もきっと――]
でもいいわ。疑いたければ疑えばいい。
人間なんてね、仮令真実を突きつけられても、自分の都合のいいようにしか解釈しない、狡い生き物なのよ…。
わたし達は人狼で命の危機を脅かされているけれども、殺されるのは結局、人の感情で殺されるのよ…。
[夜明け前の風は冷たく身を凪いでいく。
あゝ、今日もまた、新たな犠牲者がでるのかと思えば。
ワンちゃんをおびき寄せる餌を増やさなければと、頭の片隅で打算を講じているのだけれども。]
[リーンが鼓動を手放した後、投げられたのは小さなアンプル。
冷却と共に組織ごと保存するガスが込められているというそれに、小さな銀の魂を詰めろという。]
…だとよ、グノ。
後生大事にペンダントにでもして持ってっか?
[透明なケースの中に収められたそれを、冗談を含ませながら男>>41の言うとおりに彼女>>51へ差し出して]
そんじゃ、元通りにする方向で片付けますわ。
正直今から全部バラすのも骨折れるしナァ。
[普通の医者がホッチキスで済ませるのを嘲笑うかのように一針ずつ、極細の透明な意図で縫合してゆく。
出来上がったのは、安らかに眠る緑姫。*]
[翌日。
起きると、時計の針は午前をさしていた。
足元には犬型のそれが戻ってきていて。]
…おはよ、ティン。
リーンって人のこと、みんなに言った方がいいのかな。
でも教えたら不思議に思われる、かなぁ。
やめとこうか。
[そう言っておいて自分はパジャマから着替えを。
タートルネックは変わらず、コート代りの白衣を脱ぎパンツルックへ。
そして昨日のやくそく通り、ベルのところへ尋ねた。
その途中誰かと会えば一緒にファルブスへと。]
― 回想:拘束より三日目 ―
[画廊より離れた翌。
己は何をして居たかと言えば、安置室へと向かっていた。
理由は当然、死体の数を確認するためであった。
例え、路傍に打ち捨てられた骸があったとしても、多少なりと理性を有する者なら、亡骸はこちらへ運ぶはずだと踏んで。
―――ジキルにはニコライこそ化け物に見えたのだろうと告げたが、己自身の見解はまるで逆しまだった。
臆病にして、警戒心の高い彼。誰より人を、或いは彼が見る世界を疑っていた姿は人間本来のものとしか見えなかった。
自らを狩られる側に置いた言動の数々。
故に、まだ化け物は居るのだと半ば断じていた。
だからこそ、安置室で馴染みの顔が生気なく横たわっていても、作った顔は常の無表情に近かった。
[蓄積した疲労は容赦なく手足に纏わり付いていて。
店主がその場を去った後で店の現状回帰が終わって即、雑に置かれた椅子へ体躯を預ける。]
あ゛−−−−−−−−−−−−−!
っだりーー…
[さっきまで居たバルーンの中とは比較にならない密度の埃臭い空気の中で、手術のために外していた端末を鼻の上に戻す。
ちらつくのは幾つかのメール。
送信からかなりの時間が経っていたグノからのものを真っ先に開いて、それなりに文量のある中身に目を走らせた。
あの女への連絡先がまだ繋がった事に些か驚いて]
相変わらず仕事がデキる女はこっちの形見が狭くなるね。
シルビア…まぁ、首謀ってタマじゃねーよな。
[彼女の迂闊さと、このドームの周到さは相反する。万一、死体回収屋から足が付いた時に簡単に切り離せる手駒と言った所なのだろうか。
未だ、まだ些かの疑念はあるが、十分に咀嚼ができた]
[そしてそうと決まれば、そのイルド当人のアドレスへと、次のように新規のメールを送信した。]
『はじめまして。私はトルニーです。
ベルという子からアナタのアドレスを教えて頂きました。
アナタとお会いしてお話したいことがあります。
それと、リーンという子のことも探しています。
もし何か判っていることがあれば教えて頂けませんか。』
宛先 : Baby Journalist
差出人: Art dealer
――――――――――――――――――――――――
おはよう坊や。メールありがとう。
シルビアとは電話で話すことができたわ。
貴方から頂いた情報のお陰もあって、
結構話が弾んだのよ? 感謝しているわ。
ところでマルキ以降、新たな犠牲者って出ているのかしら?
此方はちょっと事情が有ってその辺が把握できていないの。
優秀な記者ならなにか情報を持っているわよね?
それと、リーンが亡くなったわ。
遺体はわたしが預かっているけど、出来れば人目に触れさせたくないから、場所のことは内密に。
では、また何かあったらよろしくね。
――――――――――――――――――――――――
臓物商 イルドは、intervene.408 カルア を投票先に選びました。
[返ってきたトルニーの返信>>52には、見た目がうさんくさい人だけど、自分には優しい人だとそう返すんだ。
それから暫くすれば、ジキルが姿を見せるんだ。シルビアを伴ってね>>60]
あ、ジキルさんもシルビアさんもいらっしゃい。
少しは眠れた? 目覚ましの一杯、淹れようか?
[営業スマイルをカルアから許してもらいはしたけれど>>3:61、さすがに笑ってられる状況じゃないからね。
だから元気のない顔で、そう声をけてみて。
それから彼女は、内心で苦笑するんだ。
まだ、人のフリをしていたいのかと。]
花屋 トルニーは、臓物商 イルド を能力(襲う)の対象に選びました。
[返ってこないリーンのコエ。
予想していた通りとはいえ、それは何だか淋しい]
会えると、いいね。
[トルニーのコエ>>*13を拾えば、送り出す様に呟いてみるんだ]
[次に聴こえたトルニーのコエ>>*15。
それには何がどうしてだとか、色んな疑問が浮かびはしたけれど、それを口にする事はなかったんだ。
ただ、一言。]
事実関係からの先は、それを洗うひとのものだと思うよ。
[自分には優しい。
そう、あくまでイルドの評はベルの主観でしかない。だからね、そうやって言う事しか出来ないでいたんだ]
[内容に目を通せば、新しい死体のこと。
隣に座ったシルビアさんに読まれるのは避けたく、ぼくは椅子を立つ]
ちょっと、電話してきます。
コーヒー置いといてください。
[そう嘘をついて、一旦店の前へ]
[ベルからのメールはふたつ。
送信者名を捉えた目は、勝手に暖かかったシャワーを思い出し。長時間の酷使に充血した目がふわりと溶けるような感覚に襲われる。
よくもまぁ此処まで絆されたもんだ、と自嘲して、開いたそれ>>3:78>>3:88に、銃身を撫でていた手が止まる]
…泣いたかな、あいつ。
[市民が最もあてにしているであろう警官の死。
その事実は死体以上の絶望を彼女に与えただろうと、目を伏せ。
あの時自分に義体パーツを、と口にした彼女>>2:174は、外への希望を持っていた。焦がれる”店主”のために。
…今はどうだろう]
To:ベル
From:イルド
ーーーーーーーーーーーー
添い寝が欲しいのが俺だけじゃなくなったら、呼んだらいい。
一晩かけて、鬼灯の中身を聞いてやる。
[せめて。カンケー無い事ばかりを、文字にして]
うん、いつもの、だね。
[カウンターに腰掛けるシルビア>>66にはそう頷き、彼女が店に置くカップを取り出して準備を勧める。
いつもなら、『はぁい』と仔犬が吠えるみたいに返事をしていたところだけど、さすがにそんな気にはなれないんだ]
こちらも想像通りだよ。ただ、二日くらい前は眠れなかったから、その影響でちょっと眠れるけど。
[>>68ジキルにはそう返して、彼の分のカップも用意していくんだ。
メールの着信の様子に、何かあったのだろうかとあまり効果のない背伸びをして、キッチンカウンターの向こうの彼を見てしまう]
To:グノさん From:ジキル
Sub:Re:
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ええ、無事に会えたみたいですね。
新たな犠牲者の件、ですが。
アドニスさんとニコライが死にました。
ニコライは一昨日、刺されて死にました。
…狼と疑われたから、です。
けど翌日アドニスさんが食い殺されて、
ベルに見つけれています。だからまだ、拘
束措置は続くかと。
…リーンの件、なぜ死んだんですか?
____________________
宛先 : Little Daughter(>>63)
差出人: Art dealer
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今日はお疲れ様。
最後まで色々とありがとう。
メールの返信があったということは、
リーンの処置は済んだってことかしら?
あとで確認しに行かないと。
あら、あの子のこと?
気まぐれは気紛れよ。
ワンちゃんをおびき寄せるための餌は、沢山撒いて行かないとね?
でも肝心な時に役に立たなかったら困るから、試し打飼い主ににて気まぐれな子だから、ご機嫌取りはこまめにね。
――――――――――――――――――――――――
― 回想:拘束より三日目 ―
[画廊より離れた翌。
己は何をして居たかと言えば、安置室へと向かっていた。
理由は当然、死体の数を確認するためであった。
例え、路傍に打ち捨てられた骸があったとしても、多少なりと理性を有する者なら、亡骸はこちらへ運ぶはずだと踏んで。
―――ジキルにはニコライこそ化け物に見えたのだろうと告げたが、己自身の見解はまるで逆しまだった。
臆病にして、警戒心の高い彼。
誰より人を――、或いは彼が見る世界を、疑っていた姿。
あれは、人間本来のものとしか見えなかった。
自らを狩られる側に置いた言動の数々。
彼は到底、人の皮膚を牙で裂き、爪で鮮血を散らす類の輩でない。
故に、まだ化け物は居るのだと半ば断じていた。
己が傾倒した翡翠姫も、焦れし化物ではなかったのだから。]
[―――だからこそ。
安置室で馴染みの顔が生気なく横たわっていても、作りあげた顔は常の無表情に近かった。何処かで死して、誰かに運ばれたのだろうアドニスの骸。
ニコライのものより、損傷が激しいところを見れば、犯人など火を見るより明らか。]
―――…死体は嫌いだと聞いていたはずだがな。
ああ、死体が増える前に、と言う事か。
相変わらず、怠け者だ。
[コツ、コツ。と、革靴の音を鳴らし、距離を削る。
死体にはいくらか物色された後>>31>>32が見えたが、別段それを死者への冒涜などとは思わなかった。
ただ、そろりと腕を伸ばし、彼がトラウマ如く抱えていた拳銃を抜き出す。掌の中に納まる程度の武器で、彼の人生は変わったのだと聞いた。
ご丁寧に抜き取られた弾を数え、知識のみで指を添える。
溜息のように、深く息をつき、彼の懐に残っていた薬莢のみの空弾を一つ入手。
殺意がなければ、どれ程優れた武器を手にして居ようと魂は断てぬ。
己はそれを証明するように、安置室を後にすると、オフィスビルのEVを呼んだ。]
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