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――耳を着く声にアントワネットは笑った。
「あのゴボウ(いつかの語り参照)が…わたしに惚れるなんて…」
――豊満だなんだと称される胸を占めるのは、柳様への罪悪感と 少しの優越感と。まるで腹の肉が掻き回されるようにその心中も掻き回されて 。
「やだ…この気持ち…もしかして、恋…?」
――わたしはもっと、むきむき細マッチョな誰かが好きだったのに…!
勢い良く まるで悲劇のヒロインのようにその顔を横に流すと 揺れる揺れる頬の肉 揺らぐ揺らぐ桃色の髪。まるで夏の終わりを告げる雨のように 空気へ散らばる涙はまるで流星。さり気なく飛ばしたウィンクともあいまって、その星は<<イレーナ>>へと流れ着くのだろう。
「今日…わたしはランダムであなた方に投票するわ…確実に終わらせたいのなら、あなたはわたしに投票して…!わたしは…わたしは…」
――豊満な胸のために膨れ上がった服を心の臓があるあたりで鷲掴み、墓下の虚乳のあの子に見せつけるようにその巨体を右へ左へ揺らして見せて 。
――悩まし気に酷く歪められた顔は 、あたかも困ってますと言うかのように<<イレーナ>>へと向けられた。
狼っ子♡ アントワネットは、ランダム を投票先に選びました。
狼っ子♡ アントワネットは、おまかせ を能力(排除)の対象に選びました。
――具合、
[冷たい床を靴底が叩く音が次第に近付いてくるのを、どこか恐怖にも似た気持ちを抱えながら、そのまま待って。
隣で止まった気配と掛けられた声に、ようやくゆるゆると顔を上げる。]
悪い、…んかな。
わかんね…、
[そうではないのだと、知ってる。――そしてそれから、こんなのは知らない。
自分でも曖昧に言葉を選んで、ひたりと、額に当てられた手に目を細めた。
自分のものより幾らか低く感じる温度を直に感じて。何の心変わりか、知らぬ間に生身になった掌を伺うように目を上げる。
隔てるもののないそこから何か伝わらないかと傾げかけた顔は、髪を掻き分ける手にぴたりと動きを止めたけれど。]
……、
[そっと髪を流す動きに、いっそ身を固めたように動作を止めて。
沈みかけた夕日のか細い光に融けかける彼の顔から目を逸らすことも許されずに、ただ茫然、そんな体で見つめる。]
っ――…なに、
[不意に振り払うように掻き混ぜる動きには、はっと我に返る。果たして満足したのかどうか。離れていく手は、咄嗟に掴み留めようと手を伸ばしかけて、すぐに握り込んで。]
――…ぁ、
[持ち帰ってきたらしい薄い冊子と引き換えに、手にしたリボンがその手に取り上げられても、声を上げる気にもなれずに、それが置かれるのをひたと見つめる。
彼の手と、妹の形見と。じわりと湧き上がったのは感傷か、――それとも愛しさか、]
あ――嗚呼、うん。
先輩、優秀なんだろ。頼りにしてる。
[唐突めいて名前を呼ばれれば、びくりと肩を揺らしたけれど。
彼の口から温く紡がれるその名前は、自分でもしばらく口にしていなかった名前は、嫌に心地が良くて。
クイーンの駒が描かれた腕章にちらりと目を遣ってから、隣の視線から逃げるように、開いた冊子へと目を通す。
――並以上には知識は詰め込んだ。それこそ生徒会に抜擢される程度には。
けれども大して頭に入ってこない文面を、二度三度と読み返して飲み込もうとしながら。
辺りに立ち込める妙な空気を払うように、幾つか形式だけの質問も交わしたかもしれないけれど――そう記憶に残ることもなく。]
[──振り返ることを、本能が拒んでいた。
背後から迫る言葉言葉言葉。
小さな呟きから、やがて大きな叫びへと変わる頃。
力任せに引かれる腕。
右手には凶器を。握っていたというのに。]
ん、──ッ!?
[限界まで眼球が見開かれる。
喉はヒクついたように乾いた息しか漏れることが無く。
ただ、酸素を奪われることから生理的に頬に血が上る。]
[グイッと力任せに相手を拒絶するように胸を押す。
それが叶わぬのなら、ようやっと思い出したように鋏を握り込もうと。]
…ふ、ッぅ…ぐ…!ン…んぅ!!
[嗚咽のようなものを漏らしながら唾液を飲み込む。
ただただ苦しい。色気も浪漫もへったくれもない行為に。
瞳が潤み、熱を孕んで。]
お前…なん、か。
[能面のように無機質な相手を真っ直ぐに射抜く勢いで視線を向ければ]
に
(そばにいるだけで良いなんて、…とんだ嘘吐きじゃねーの)
[このままではきっと戻れなくなる、と。静寂の中で変わらず騒ぎ立てる心の臓を抱え込みながら思った。
それこそ余りに情けが無くて考えたくもないけれど、まるで自分だけが上手く手篭めにされているような感覚に、薄い唇を噛みながら。]
―――
[形式上はともあれ、少なくとも自分にとってはろくに役に立たなかった、そしてもう用済みになってしまった冊子を閉じて、"ありがとうございました"なんて、心ここに在らずな謝辞を吐き出して。]
……先輩はさぁ。
なんで俺が良かったの。
[澄ましたような顔に視線を合わせれば、自然と逸らしかけるのを留めて問いかける。]
一目惚れとか、そういう安直なこと。
する人間に見えねーんだけど。
[言葉に潜む探るような色は、なるべく悟られないようにしつつ、せめてその奥底に在る何かが覗ければ良いと。
それは、あまりに献身的な"愛"への不信感からか、それともただ、自分が彼を知りたいがためか。どちらとも言えぬ感情は、無理やり隠し込んで。
――何処かで握り込まれたか、彼の胸元に刻まれた歪な皺には、終ぞ気付くことはなかったかれど。*]
投票を委任します。
(仮称) リリアーヌは、狼っ子♡ アントワネット に投票を委任しました。
[相手の頭に直接、声を響かせる。勿論、遠くから。]
ノルベルト…お幸せに?
まぁ、頑張りなさいな。傍観してるから。
[げすがお]
[返ってきた答えは、頬の、湿った感触。
心底嬉しそうに、ニィと笑う。
それはむしろ少年のように。]
上等。
[最後にやりあおう]
……飽きねェように 構えばいいだろ。
言わなきゃわかんねェのか、テオ君よォ。
[心底煩わしそうに眉を寄せつつ、一言。
可愛くニヤァなんてないてくれたら考える。
それだけいえば、せせら笑って。
話が終わったとばかりに身を翻そうと。]
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