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A>>21 メルヒオル
腕…は、あんまり期待しないで貰いたいかなァ。
"ソレ"、痛そうだしねェ。
[未だずっと相手の右手で揺れる鋏をぴ、と指さし。鼻を鳴らす彼に、困ったように苦笑する。
――それにしても、ココに来る時に渡された"大剣"。アレってそういう事だったのかねェ。
知人に持たされたソレのお陰で、此処までの旅が酷く大変になった苛立ちは、今でも衰えてはおらず。職員室に置いたままの自分の獲物に思いを馳せながら、"あんな重たいモンを振り回すのは御免だよ"、と胸中で独りごちる。
ぎょろり。そう形容するのが何より相応しい彼の眼球の動きに小さく眉を上げて。
何とも物騒な"遊び"のお誘いには、両手を上げて肩を竦めた。]
"遊び"たいなら、外にでも行ってきなよ。
俺はあくまで、"勉強"を教えに来ただけだ。
…君達にとっての"勉強"は、"そういう事"なのかもしれないけど、さ。
[見上げる彼の視線から、目を逸らす事はせずに。"降参"の姿勢で"降参"の言葉を、それは何とも呑気に告げてやれば、彼は果たしてどうしただろうか。]
……あれ、何だコレ。
こんなの、さっきはあったっけなァ…
[廊下に置かれた大量のカップケーキ>>actに、はたと目を留め。何とも美味そうな香りを漂わせるそれに、フラフラと近付く。
自由に食べていいらしいそれを一つ摘み、鼻先に近付けて匂いを堪能し。そうして頂こうとした所で、外から聞こえたなんとも美しい歌声に顔を上げた。]
………昨日から何だろうねェ、あの美味い出汁の取れそうな生き物。
[屋上で歌う豚(ヴィーナス)>>0をその目に認め、呆れたようにそう呟き。カップケーキを食べる事も忘れて、この距離でもハッキリ分かる、声だけは美しいその生物を見上げる。
そうして、ふ、と。昨日見た"悪夢"が――本当に幸いな事に記憶の奥底に眠っていてくれたそれの片鱗が、頭に映り。泡のようにすぐに消えはしてくれたけれど、耐え難い悪寒だけは、自分の背へと残していっただろうか。]
↓
↓
それにしても、海日和かァ。
水着なんて買ってないんだけどねェ。
……、どうしよっかな。
[困ったように、絵の具の乗った頬をかき。鎖骨のシール剥がしなんて、とシャツの胸元を下げて自分の鎖骨を見れば、そこには確かにシールが貼ってある。
カリ、カリリ。試しに剥がそうとしてみるも、何とも強固に貼られているらしいそれは、並大抵の事では剥がれそうにない。
はァ、とひとつ溜息を吐き、下げた胸元のシャツを元に戻し。
どうしたものか、と困ったようにその豚(ヴィーナス)を眺めながら、"プリンスグランプリなのに投票されたいのかな、あの子"と小さく独りごちた。]
⑶>>59 イレーナ >>53テオドール
[咄嗟に避けたぬいぐるみから、もぞり。蠢く毒虫達。
生理的な嫌悪を及ばせるそれに顔を顰めれば、ちらりとテオドールを一瞥してからにたりと笑う。]
………本気じゃねェか。
[“お気に入りのぬいぐるみ”の中に彼の武器の一つである毒虫を忍び込ませる、なんて。
彼なりのアプローチをしかと受け取ったのか、男は舌舐めずり。
だが、イレーナは“彼なりのプレゼント”はお気に示さなかった様子>>59
湧いている毒虫から逃げるように、距離を置く少女を目にすれば仕方のないような眼差し。
ああ、そういえばさっきの礼をしていなかった。足元で毒虫が好き放題群れているが、気にした様子もないようで彼女へと歩み寄り]
………とりあえず、教室まで送ってやる。
[腕を取ることが出来たのなら、引いて。教室の外まで送り出そうと。
その間テオドールには待て、と視線を送ったが、彼はどうしただろう。]
…へえ? 外なら遊んでくれんの?
[カラカラと喉を鳴らして笑ったか。]
……ああ、そう言えばセンセーはさ。
[思い出したように人差し指を差し出しては、彼の輪郭に向けようとし]
──…誰の味方?
[教室に落ちる 声 ]
⑶>>69イレーナ >>53テオドール
[何? 戸惑う彼女はそのままに腕を引く。“お願い”と返されたのなら軽く頷いて、彼にしては優しい仕草で廊下に出ようと扉に手をかける。]
………。
[口端を上げてにっこりと。
テオドールがいたのなら綺麗な笑みを作ってみせて。
先程は待て、と視線で促したものの、彼のクラスはまだ耳にしていない。
だから彼がブラックなのだとして着いて来るのなら拒まなかっただろう。
黒の校舎の道すがら。彼女の歩幅が早足になっているのに気付けば、緩やかなものへと変えて。
幾らか歩いていれば教室の姿が見えてきたか。“離さない?”そう声をかけられたのなら]
………離して欲しい?
[逆にそう問うて、離さぬまま教室へと歩み寄ろうと。
もし本気で嫌がるようならば、パッと解放してみせたが。]
>>54>>59 イレーナ
>>55>>67 メルヒオル
[味方の足元にも飛んで行ってしまった毒虫には「あっ」と声を上げたが、時すでに遅し。
地面を這う節足動物。
ムカデや蜘蛛、それらにイイ反応を示す少女を眺めて、男は……]
あ…っ、うん……最ッ高……
[ぬいぐるみを投げ付けた後の手で口元を隠しながら、熱に浮かされたような表情で呟いた。
踏まれた毒虫すらも愛おしい。
それらをまんまと避けたメルヒオルには真顔で舌打ちをしたが。
舌舐めずりをする相手を見て、変な風に解釈したに違いないと眉間を顰めた。
イレーナに歩み寄って教室まで送ると言い出した相手に目元をピクリと震わせる。
その視線から待て、というメッセージを受け取って…もちろん受け流した。
床から数匹の虫を袖の中に忍び込ませてから、そそくさと教室を出て行く二人の後ろから着いて行った。]
[……海を直接見るのは初めだった。
そこかしこに水着を着た男女がチラつく。
そういう自分も水着にパーカーを羽織っているのだが……]
このシールをつけてるのは、学校の関係者だけ…なのかな。
[いつの間にやら鎖骨についていたシールをカリ…と引っ掻く。
学校に隠密組織でもあるのだろうか、服を着替える瞬間まで気がつかなかった事が驚きだ。]
う〜〜ん、虫もいない…武器もない…
[何をしよう…キョロキョロと周囲を見回して、一番最初に目に入った人に話しかけてみようと<<(仮称) リリアーヌ>>
今日の目的はこのシールを…嫌がらせでもしやがら剥がしてやることに決定しよう。]
[白のワンピース形の水着を着て海に立つ、何時もの毛布の代わりにオレンジ色のカーディガンを羽織っている。
アントワネットに指摘されたように慎まやかな胸だが、全体的にほっそりとしてる。鎖骨には鮮やかなシールが貼ってあり、日に当たってない白い肌に鮮やかに映えている
寝不足気味ゆえの目の下のクマは消えてはいないが心なしか体調が良さげに見える
本当は来るつもりじゃなかったけど…
と一人ため息をつく。流石にこうも露出が激しいと寝づらい。
雨がこうして来たのは入学したらしい幼なじみを確認するためだ。
シールはがして、リリアーヌを確認したら戻ろう。
と決意を新たに海にいるであろう新入生を探すのだった]
[なんとなく外へと出れば、海に集まっているよう。
ふらりとそちらへ向かえば、誰かに会っただろうか。]
(シール、どうしよう。これで海に行ってもなぁ。)
[そう思って引っ張ってみたけれど、取れない。
ふらりと適当に歩けば、どこへ行こうかと一度立ち止まる。
1:食堂
2:廊下
3:海へ戻ってみる
4:教室
4(4)の方へ歩いて行った。]
【削除】 イレーナ
[そのまま、+半+(丁ならブラック、半ならホワイト)の
2(2)(年生の教室(黒で2なら1年生の教室)へと向かっただろう。]
(ここはどこかな?)
[イレーナは行って覚えるタイプだったのだ。]
A>>70>>71 メルヒオル
化粧?
――あァ、まァたやっちゃったかねェ。
[――シャキン。
先程から何度も耳にした、金属の擦れ合う耳障りな音を聞きながら、手を軽く掲げたまま目の前の不服そうな生徒を見下ろし。
取られた揚げ足には、掲げた手を降ろして軽く頬を擦り、乾いた絵の具の引き攣る感触に、"良くやっちゃうんだよなァ"と呑気に呑気に返してやった。
カラカラと嗤う彼の声を受け流し、揺れる刃先を目で追い。逆の手の指先が此方の顔へと向いたのならば、極々僅かに険のある眼差しを彼の瞳へと向けただろう。]
んー…誰の味方、って言われてもねェ。
俺は今日此処に来たばっかりだし、あくまで"臨時"だからさ。
…君は、何だか敵が欲しそうだねェ。
[ギラリと鈍く光る瞳の光に眉を下げ。僅かに揶揄るように、そして少しだけ低めた声で、そう言った。]
C>>84 ルシア
[――ブルリ。
ポケットの中で震えた携帯端末に、屋上の豚(ヴィーナス)から漸く視線を外し。
取り出して画面を見て見れば、其処には見慣れぬアドレスが記載されていた。]
……ん、誰だコレ。
えぇっと………あァ。
[指を操作し、本文まで辿り着けば漸く合点がいったように寄せた眉を戻す。
先日一緒に"迷子"になってくれた彼の姿を頭に浮かべ、どうかしたのかと小さく首を傾げて。そのまま指を滑らせて、簡単な一文――どうにも、文章は淡々としてしまう質なのだ――を、彼へと送信した。]
――――
To:ルシア
From:ノルベルト
Title:無題
――――――
連絡有難う。届いてるよ。
クラスには慣れたかな。
[2年生の教室に着く。くるりと辺りを見渡して。いつもと違う風景に思う。]
(……ここは?2年生の…?あんまり長居は良くないかな。)
[そうは思うも、珍しいこの光景にもう少し散策することにしてみた。]
(どんな人がいるかな?)
[そう思いながら歩いてみた。]
↓
―――…おい。
[ そうしてウォッカよりビールが良いだとか 我儘な言葉にうんともすんとも返さずに 腰に回された感触に思わず彼を見れば――告られた言葉の 告げるその表情の 何と憎たらしいことか!( 絶対、飲ます ) 何をとは言わずともがな。そんな決意を秘めながら 、ここで” エスコート ”されていることに反論すれば 彼を余計に愉しませるだけだろうと思えば 、]
…エスコート、してくれるんですか。…センセ?
[ あえて その身体に己が身を寄せ 彼の顔を覗き込み。逃がさないとばかりに服の裾を強く握れば さァさァどうだ、” 優等生に手を出す新任教師 ”に見えるのではないか?
少し先にあるだろうエスカレーターを頭の隅に置きながら 口端を上げ悪どく笑うた ]
(1)>>62>>63 ノルベルト
[途中で飲み込まれた声には気付かないふりを。聞こえたところで、これ以上話してやる道理もない。
現れた事務員に、ぺこりと頭を下げて。
彼の会話を見守りながら、]
(…嗚呼くそ、気が利かねーな!)
["この子が"そんな言葉に、内心毒吐きながら、こちらを見ない相手を横目で睨んで。どす、と。密かに脇腹を肘で小突く。
生徒手帳に書かれた名前は、紛れもなく"自分"のものだ。
――容姿を借りた"彼女"のものではないのだから。]
………、
[渡された用紙を見て、溜息。
どうしたものかと、とりあえずは取り上げたペンを、くるりくるりと指の間で回してみながら。]
……あっち行ってろよ。
[用済みだとばかりに、隣に立って見下ろす相手に囁く。
生年月日、それはいい。性別だってとっくに暴露れてる。それもいい。
問題は"名前"だ。
出会った人間すべてに名乗ったそれは、"リリアーヌ"は。この学校には存在しない。
理解ってやっているのか、そうでないのか。定かではないけれど。
記入を急かす呑気な声にも苛立ちながら、ペンを持たない左手で、その肩をぐいと押し退けた。*]
【>>87イレーナ】
……誰、
[ 視界に入る見慣れぬピンクに 寸時首を傾げる。( 居たっけ、あんな人 ) 自分の交友は広い方だと自負しているが あの顔は見たことがない。 転校生か、と頷くところで 彼女に腕章がないことに気が付いた ]
……新入生。
[ 何故ここに居ると その前に。湧き上がるのは ” 一年で、対抗クラスの癖に 良くここまで来たな ” と 彼女の強さに期待を寄せるものであったことに 我ながらと幻滅を促す 。]
…………何、してる。
[ やがて素直にそのピンクを認めれば 散策のつもりか何か、周囲をキョロキョロと見回す彼女に声を掛けた 。]
⑹>>84 ルシア
[ブ──…と、微弱な震度を奏でて動く端末。素直に取り出せば掲示板前会話をした、ルシアからのもので。
ああ、そういえば連絡するといってしていなかったことを思い出す。
人見知りというか、人付き合いが得意では無いように見えた彼。(自身のことなど棚に上げて)
受信した内容を確認したのなら、彼のアドレスに向かって文章を綴る。]
――――――――――――――――――
To:ルシア
件名:メルヒオル
そっちのクラスどうだ?
面白そうなヤツ、いた?
後、部活は決めたか?
俺は面白そうなの無かったら入らねぇかも
眼鏡 また買いに行く時呼べよ
――――――――――――――――――
[目的は簡潔に。文章を打ち終われば送信ボタンを押したか。]
>>75>>80 イレーナ
>>78>> メルヒオル
[むすっとした面持ちで後ろをノコノコ着いて行くのは、少女に自分の趣味を疑われたせいである。
二人が立ち止まる−−それは、自分を待ってくれていたようで。
何と無く気恥ずかしくなりながらも礼を言う程素直になれない。
不機嫌そうな面持ちのままポケットに手を突っ込んで歩み寄る。]
……そうだよ、いつも持ち歩いてるけど?
[何と無く二人もいい雰囲気に見える。
……−−面白くない、どちらも。]
……俺の−−
[こっそり呟いた言葉は聞こえただろうか。
そのまま踵を返そうと。]
…やぁめた、あとは二人で教室に行きなよ な か よ く 。
[思い出したように振り返ると、待っていてくれた二人、イレーナには乱暴に頭を撫でて、片方にはシャツの背中に先程の虫でも入れて*やっただろう。*]
――海辺にて――(4)>>81 雨
[袖の長い薄手のマキシワンピースに日傘。一見すれば"日に当たるのを厭う深窓のお嬢様"――に、見えれば良いのだけれど。
そんな格好で、砂浜を歩く。はなから海へ入るつもりなんてない。
――さっさと帰ろう。ストールで覆った上から、胸にある"シール"とやらを押さえて。
辺りを見回す幼馴染>>86が目に入れば、口を開きかけて――閉じる。]
(雨ちゃん、)
[声に出し損ねた幼い呼び名は飲み込んで。
足早に彼女の元へと近付くと、後ろからその肩に、そっと手を乗せただろう。]
[自分よりも些か高い彼女の身長を見て、それは"女として喜ぶべき"なのか、"男として悲しむべき"なのか。
どちらとも分からずに、曖昧に顔を歪めかけたけれど。
男よりも発育の早い女である彼女の上背を越せた記憶は、自分には無い。]
(まあ、…いいんだけどさ)
[彼女が自分に気付いたのなら、久しぶりの再会に、やや緊張しながら。薄く笑みを浮かべて頷いただろう。*]
⑷>>85 ノルベルト
[目の前で凶器を翳し、挑発したところで暢気に頬を擽る相手に、口元がヒクつく。]
[ (…つまんねェ)
どこまでものんびりとした雰囲気を崩そうとしてくれない相手にそんな感情を抱いて。
その姿を崩したいと指先を伸ばせば、かち合う瞳に微かな嫌悪。
途端、高揚する気持ちにつられて目元を微かに赤らめる。
漏らした吐息はやはりいやに熱っぽいものだっただろう。]
…あくまで、だろ?
別に センセーが乗ってくれねェんなら勝手にやるから構いやしねェ。
[欲しそう、だと言われれば無言で口元を歪める。揶揄るような言葉と、低く耳を掠める男の聲。]
センセーは敵を作りたくねェんだなァ。
[嘲りを含めた声で一度笑ったなら、呟いて。彼の反応次第で、これからどうするか決めようと。]
⑵>>80>>97イレーナ>>95>>96テオドール
[彼女の頭が少し俯きがちになっていることには無言で笑みを浮かべる。
>>80 胸中で彼女の思っていることは流石に察することは出来ないけれど、手が解かれないということは、どうやらそこまで拒まれてはいないらしい。なんて情報をインプット
。
足を止めていれば、背後から着いて来たテオドールはどこやら拗ねた面持ちで。
何と無く小馬鹿にした笑みではなく。 ふ、と吐息だけで笑みを零したか。
イレーナの質問に答えるテオドールを眺めながら歩を進めて。
潜められた囁きは聞き取ることが出来なかった。]
[何やら意味深な様子のテオドールには、口角を上げつつ首を傾げてトボけてみせる。
シャツの背中に毒虫の這いずるような感覚が伝わったけれど、特に反応はせず。]
……イレーナ、髪の毛乱れてる。
[手は塞がったままであるから、そう指摘して。テオドールが離れるのなら無理には引きとめず、そのまま彼女を教室まで送って行ったのだったか。*]
@>>88>>89 柳
…酷い事言うなァ。
食いっぱぐれたら、夕飯まで腹の虫が煩くなるってのにさ。
[影のある言葉と共に刻まれた眉間の皺に、クツクツと喉を鳴らし。
彼の頭の中で付けられた渾名など知らぬまま、しかし"教師がそんなんじゃ、ソッチも授業に集中出来ないでしょ"、なんて軽口もついでに投げておく。
"仕返し"に、と腰へと回してやった手の効果は、中々良いものだったようで。低く囁かれた咎めるような呼び声に、す、と目を細めて見せた――が。]
(……うーん。生意気だねェ、コイツ。)
[てっきり嫌がるかと思っていた"嫌がらせ"は、予想外の"オマケ"付きで返ってきて。態とらしく身体を寄せて此方を覗くその暗い色の瞳に、喉の奥で小さく小さく嘲笑を。
嗚呼、まったく。面倒事は、それこそ避けて通りたいくらいには嫌いなのだけれど。
――けれど。舐められるのは、もっと嫌いだ。]
↓
↓
…困ったなァ。
あんまりそう言うのは得意じゃないんだけど。
[態とらしく溜息なんて吐きながら、やはりヘラヘラとした笑みを向けて。
掴まれた裾はそのままに、抱いた腰をぐ、と引き。表情はそのままについと顔を寄せる。
そうして薄く目を開けて。口元だけは、何時もの笑みを湛えたままに、触れるか触れないかまで距離を詰める。]
就任早々、変な噂を立てられるのは御免なんだけどなァ。
………あんまり、人をからかうんじゃァないよ。
[吐息すらかかる距離の中、空いた方の手をおもむろに持ち上げて。そのまま親指の腹を双方の口の間に挟み込み、一度目は緩く、二度目は突き飛ばすように、彼の唇へと押し当てながら力を入れた。
ついでに腰へと回した手も離してやって。それで距離を離そうと試みるが、果たしてどうなっただろうか。]
↓
↓
ほら、さっさと行くよ。
馬鹿な事してないでさ、"優等生"なんだから。
[もしかしたら、周りに人も居たかも知れないけれど。だかしかし、そこはこの"優等生"が何とかしてくれるだろう。
彼とて、自分に"手を出されていた"なんて何とも"不名誉"極まりない噂を、立てられるのは望んでいないだろうし、と。
そんな呑気な考えで、一度息を吐き。やはり緩い笑みを浮かべて、一歩、廊下を先へと進んだ。]
[ピコン、と通知が来る。
新着メールが2件。ノルベルトとメルヒオルからだった。
先に来ていた、黒兎が表示されている、ノルベルトの物を開く。
誰?などと言われたらどうしようかと思っていたので、ほっと息を付く。
それでも、届いたという返事だけ返して来そうなのに気を使ってくれたのかと少し頬が緩む。周りに人もいないのに、さっと口元を襟で隠した。彼は、世渡りが上手く見えるし当然かもしれないけれど。
クラスには慣れたかという問いに、赤髪の少年を思い出した。
やり取りを思い浮かべながら、返信をどうしようと思い悩む。芸術を嗜む人間らしい、人付き合いを面倒だと思っていそうな相手だ。あまりこちらの話ばかりしているのはどうなのだろう。けれど、質問したら返さなければ…となってしまうだろう。そういえば、絵の具は取っただろうか]
――――
To:ノルベルト先生
From:ルシア
Title:Re:無題
――――――
良かった。
ビスケって言う奴に会いました。他の奴とはまだ会えてません。
先生のクラスはどうですか。メルヒオルとか。
あと、あのうさぎはおれですか
↓
[(…俺っぽくない文章になってしまった…か…?)ですますを話さないから、見慣れない。
まあ悩んでいてしかないとと思ってえい、と送信し、はさみのアイコンを設定したメルヒオルのメールを開く。
ーーーどいつもこいつも、優しい…
自分だったら届いた とだけ返信しそうなものを。
皆の世渡り?術に感動して俯いたまま目がぴかぴか光る。少し考えて、返信をしたためる。]
――――
To:メルヒオル
From:ルシア
Title:
――――――
モンハンぽい奴がいた。
部活はまだ見てないけど、運動部には入らないとおもう。
じゃあ、眼鏡明日だめか?
↓
[そろそろゲームも厳しいし、と思って誘ってみた。迷惑だったら、断ってくれるだろう。
付き合ってくれたなら、お礼に鋏を買ってやろうかと思って財布を確認した。……厳しいかもしれない]
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