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[猫の笑顔>>244に、つられるように少し笑った]
ありがとう。
僕も弱いから、キミが一緒に来てくれて嬉しい。
[しのぶとラグーンに声をかける様子に、僅か思案して。
他の者へも、ちらりと視線を向けた]
着いてくるかは、任せるが。
あてが外れていても、大目に見てほしい。
[自分の推測が完全に当たっているとは限らない。
あと、もう一つ心配なこともあったから。
だから控え目にそう言って]
もし脱出できそうなら、戻ってくる。
それまで自爆は待ってくれるとありがたい。
[言い残し、キリエを最後にもう一度見て、歩き出した]
いつか、此処に辿り着くキミへ。
最初で最後の、贈り物をあげよう。
だから、どうかお願いだ。
" 私を見つけて。独りにしないで。"
[足を向けたのは、一度通り過ぎた十字架の部屋>>+6:15。
入口に敷き詰められた十字架は大小様々で、
向きも上下左右ばらばらだが、殆ど隙間があいていない。
小柄なガヤでも、潜り抜けるのは難しいだろう。
その奥には枯れた植物が山と積まれている。
かなり薄暗い部屋の全貌は、はっきりとはしない]
ガヤ、危ないから下がって。
[囁いて、男は光線銃を取り出した。
十字架で作られた狭い隙間を縫うように、狙いを定めて。
枯れ草を打ち抜けば着火して、燃え上がる。
その焔はまるで生きているかのように中心で渦を巻き。
真っ暗な部屋の中が仄かに明るさを取り戻す。
照らされた十字架は影を作り、全貌を現した巨大なその部屋は、
小宇宙(プラネタリウム)の様相を示した]
……これが、博士が遺してくれたもの。
帰り道を教えてくれるもの。
[子猫をよいしょと抱きあげて、
よくその光景が見えるように十字架の壁に近づいた]
ガヤ。キミが知っている宇宙と、この星空を比べてほしい。
この宇宙に足りない星はないか?
[いくら捻くれ者の博士でも、
そんなに難しい"問題"にはしていないはずだけど。
天文学が好きだと言っていた彼なら、
自分より詳しいだろうと思い問いかける。
猫の首輪の赤い石は、
揺らめく炎に呼応するように明滅していた]
/*
なんで脱出手段に目処が付いているとか言ってしまったのか。
平木さんに聞いてしまえば良かったじゃない。
と、全僕が涙している。
そしてガヤに無茶振りを押し付ける形に。
酷い飼い主です。ごめん…。
おかしいな…足りない星なんて、何も…。
[昔の人間が描いたとされる緻密な天文図を思い出す。
ちょうどこんなふうに、まるで自分で空を見上げているかのように描かれていて―――。
それから、ガラクタの中に転がっていた割れかけた望遠鏡で覗いた、本当の空を思い出す。
細やかに散った光を、その天文図と見比べてひとつひとつ辿った、あの空―――。]
あ……そうか、そうだ。わかった。
この空には地球がないんだ。
このプラネタリウムは、ほら、地球が中心で描かれているわけじゃないのに、まるで地球から見たときの空とそっくりなんだよ。
何もおかしくない空になってる。だからおかしいんだ。
[それは正解だったのだろうか。
自分の首から下がった赤い石の光が段々と強くなっていることには気付かず、首をひねってマイスターを見つめた。]
天才子猫 猫は、ここまで読んだつもりになった。 ( B19 )
/*
>>-231 マイスタ
『その場合はラグーンの自爆を阻止する理由がなくなった代わりに、マイスターくんをあられもない姿にひん剥いて《あれや》《コレヤ》の無体を働いて調査した挙句、13(13)や11(13)の要素を加える改造手術を施してどんな変化を遂げるかってデータを取らせてもらってたかなぁ?
もちろん、その後には誰でも使える地上行きのポータルゲートを設置しとくから安心してよ!』
って、フラットウッド(仮)が言ってt
そして、その場合もやっぱり脱出方法が確保されるので自爆理由がなくなるという罠。
/*
異界と幻想(死に損ない)。
リンから採取した『異界の神』のデータと、カタコンベに残ってた人間の遺伝情報を組み込んでみた、ってとこかなー。
さておき。
結果としてマイスターとガヤの綺麗な共同作業が見れたので眼福でございます(ほくほく
そんなに良いものだろうか。
[光線銃に喜ぶ猫>>248へ、目を瞬かせる。
そういえば最初に会ったとき、興味を示していたか。
彼との出会いが今では妙に懐かしく感じられた。
…帰らなければ、あの場所へ]
――――――……。
[ガヤと一緒に仮初の宇宙を眺めつつ、
想うのはこれを遺した人のことだった。
墓所で見つけた紙切れ>>+6:16>>-230を飾るのは博士の筆跡。
この部屋までの道順と共に、添えられた短いメッセージ。
"独りにしないで"という文面を見たときには、
此処で殉じることを望まれているのだと思った。
おそらく、そういう思いもあったのだろう。
ただ、"答え"が一つではないとすれば]
…地球?
[ガヤの回答>>249を鸚鵡返しに繰り返し。
確かめるように空を仰げば、彼の言う通りだった]
成程、確かにそうだ!キミはやっぱり賢いな。
[感心すると同時に、彼のことを誇らしく思って。
首をひねる姿を、嬉しそうにくしゃりと撫でる]
答えが"地球"だとすれば、出口は…。
[言い終わらないうちに、部屋の中心で燃えていた炎が消える。
小宇宙は見えなくなり、薄暗い空間だけが残された。
同時に部屋をぐるりと取り囲んでいた十字架の壁が、
さらさらと崩れていった。
猫の胸元の赤い石だけが、煌々と灯っている]
出口は見上げる足元、この部屋の中心だ。
/*
無理やりかもしれないけど、何とか出口発見したよ!
>>-232 ガヤ
どの星でも良い系の奴でした。
全て即興です。きりっ。
綺麗に返してくれてありがとう大好きだ。
>>-234>>-235 平木(仮)さん
僕が何か大変な生物に作りかえられていく…。
あれやこれや、の辺りは見ないふりをしておこう。
…というか、既に病気の治療はして貰っているのだよな。
偶然、赤と墓ログが連動していたが。
これはお礼を言うべきなのだろうか(ぶつぶつ)
地上行きポータルゲート便利すぎで笑った。
なんだこの、僕の無駄な犠牲感!
でもラグーンが助かるならば…!
『へぇー』
−アナタの背後に漂うこんとn…べんとらー−
『天体配置に仮託した情報、断片的で不可解なメッセージ、そして理論を跳躍して導き出される結論。
まさしく人間性の発露!さっすが、いいもの見せてもらえちゃったよ!
その一部始終を記録できるなんて、なんて僥倖!やったぜ!』
[ソレまで黙っていたべんとらーが、マイスターの背後で騒ぎ出した。
結論を導き出すまでは、彼と彼の小さな友人の知性の発露を邪魔してなるまいと黙っていたのだけれど。
出口を発見する子とはできたみたいだし、いいよね]
/*
>>-236 マイスタ
もちろん、改造手術の前には了解は取るよ!
キリエの上司のカミサマとか、汎宇宙規模の法秩序団体に目をつけられるのを避けるために、原生知性体に手出しするときは当該知性体の了承を得る必要があるとかなんかそんな制約。
要約すると、契約を結ばないと干渉できない。それなんて悪魔とか言ってはいけない。
さておき。
偶然、ってことはやっぱり墓下から赤ログは見えてなかったのかー。
村建てるときに、『墓下から秘話閲覧可能』のオプションにチェック入れてたから、見えてるつもりでログ回しちゃった。
ラグーンからは見えてたっぽいし、閲覧可能なのは、地上にいたときにも見ることができた秘話のみ、ってことかな。今後は注意しよー。
ソレもさておき。
フラットウッド(仮)さんには善意も悪意もなく、自分の都合とギブ&テイクのドライなやり取りがあるだけだから、お礼なんていいのよー。のよー。
マイスターにガヤも…そうわかったわ。焼き串でも食べながら待たせてもらうわね。
[自分としては人が通れる出口の当てがあるならそれでよい。]
うわっ。
[突然聞こえてきた、
もはや何処か聞き覚えのある声>>252にびくりとする]
………いたのか。
[薄暗かったし、前方に注意を払い過ぎて気付かなかった。
ベントラ―をじとりと見つめつつ、
はっとして腕の中の猫を庇うように立ちなおした。
首輪になった赤い石はまた発光しているが、
この猫ごと調査する気なら断固拒否するという構え]
まあ、満足したなら良かったが。
そういえばキミは先程、ハルピアの名を出していたな。
どういう関係なんだ?
[ハルピアもベントラ―のことを知っていたようだし]
/*
ガヤちゃんとマイスターの謎解きが美しい……。
とか言いつつこんばんは。
私の身が偉いことになりそうな予感からは目を逸らしておこう……。
ぶっちゃけ主目的は果たしてるから、出口さえ分かれば良いのよね。
[ガヤがどうするのか言っていた。
今回の観光目的、ぎっちょんとの接触および例のアレと呼ばれる本の回収または探索。
それさえ済ませば後はフリータイムなのであった。]
/*
>>-237 平木(仮)さん
契約を結ばないと、ってちょっと格好良い!
改造手術は中盤ならば割と美味しい気はしつつ、
意図せず何となく人間に近いポジションだったので、
これはこれで美味しかったのでした。
墓から赤は見えませんでしたね。
>屍食鬼化
これにチェックをすれば、
おそらく意図するところになるかと!
フラットウッドさんは、素敵でしたよ。
なんというか、程良い赤さ加減でした。
/*
しのぶとキリエは、今晩は。
しのぶの焼き串がとても美味しそうで羨ましかった。
キリエの身は…。僕からは何と言うべきか、うん。
ちなみに一応、知恵の果実ふらぐは建ててはあるのだけれど、
残り時間的にも展開的にも、
壊す云々はなくても大丈夫かとは思っている。
『ええ、いましたが?』
[観測する旨伝えていたのだから、何を当然とばかりに言葉を返す。
それから、マイスターの動きを観測して、少し黙る]
『…ああ、なるほど。安心してくれていいよ。なにも中に取り込むばっかりが調査じゃないし。
今、この場合においてはあの子、ガヤくんの位置と、この空間も重要なファクターなんでしょ?
ずらしたら無効になりそうだし。そうそう手出しなんかしないってー、やっだなー、おおげさー』
[逆にいうと、動かして大丈夫そうなら取り込んで調査してた可能性もあるということだけど。その可能性には触れず]
/*
こんばんは。
うーん……ここから動くのは時間的に辛いわね。
決着つけたい所ではあるけれど、既に支配は脱しているから蛇足ではあるかも。
『うん?ハルピアかい?
あの子は昔死にかけてたところを保護した、この星で言うところの鳥類と、この場所…キミ達はカタコンベとか呼んでたっけ。
ここから採取した霊長類の情報のハイブリッドだよ。
この惑星に干渉して調査するには原生知性体の承諾が必要だったんでね。
あの子を保護して、危険からも守る代わりに、排除した危険物や持って行って調査しても構わないアブダクトの対象を見つけてもらってたという寸法。
あれこれ生物的に強化するついでに情報収集端末もいくらかインプラントさせてもらったから、直接的な情報収集にも協力してもらってるよ。
あの子との関係性をキミ達の言葉で表現するなら、研究の現地協力員かな?』
[この情報もタダで譲渡する理由はないけれど、たった今とんでもなく貴重なデータを採取させてもらったところなので、どんどん情報漏えいする。
まだもういくらか質問に答えてもお釣りが出そうなくらいではあったけれど]
『それはともかくさ。待たせてるんでしょ?
戻って伝えておやりよ。出口見つけたってさ』
それもそうね。
生き物らしく食べて寝る。
文化的……文化的?
これから文化的になるかもしれないけど。
……。
[飛び退くキリエの腕を掴めば自身も軽く跳ぶ事になる。
そのまま逃さぬように背後に周り翼の付け根に唇を寄せる。
甘く歯をたてた。]
/*
来たヒトこんばんわ!
>>-239 マイスタ
宇宙人なのになぜか組み込まれる悪魔要素。カミサマの敵だからね、仕方ないね。
どっちの転んでも美味しいマイスターは本当にいい味出てたと思うの。よっ!本出汁職人!…あれ。なんかちがう。
屍食鬼化モードは、過去に建てたどの村でも、例外なく赤組が墓下との連絡係になっちゃってたのがねー…
赤組の負担を考えると、赤→墓下が一方通行になってるくらいがちょうどいいんじゃないかな?って、思って今回は『墓下から秘話発言閲覧可能』オプションにしてみたのだけれど、なかなかうまくいかないものですなー。
ふふふ。ありがと!と、いわせてもらおう!
>>-243 サンシア
Σダメージ!?なぜにダメージ!?なななな、なにかまずかったかしらー?
フラットウッドさんが心置きなく腹黒いから、その分ハルピアは純粋要素が詰め込まれてるって部分はあるけれども。
もっとヨゴレてた方がよかったかな?
許可が必要なの?
……なら許可を出してもらえる?
[ふと、擽るような吐息を吹きかける。
キリへの肩に自身の顎を載せれば耳元で問うた]
…………。
[猫には手を出さないという相手>>257を、無言で見つめている。
嘘は吐いていないようには思う。
しかし、何というかこう、油断ならない。
続く彼の言葉>>258を聞いて、
漸くどんな存在か少し分かった気がする]
その論理で僕達をアブダクトして、
此処へ放置するというのは些か納得いかないが。
そもそも危険から守るという条件なら…。
ひょっとしなくても、
キミは最後には出口を教えるつもりだったのでは。
[掌の上で踊らされているような感覚を振り払うように、
頭を押さえながら軽く首を振った]
成程な。キミは善人でも悪人でもないらしい。
[出口を伝えてやれとの声には頷いて]
ああ、行ってくるよ。
でも何人か、合流し損ねている者がいるな。
それこそ、ハルピアも。
[歩きかけた足を止めて、じっとベントラ―を見つめる]
召集くらい手伝ってくれても、
罰は当たらないのではなかろうかと僕は思う。
[返事はどうだったか。
とにかく男はガヤと共に、待たせた者たちの元へ戻るだろう]
/*
サンシアとハルピアは癒しだと思う。可愛い。
>>-242 キリエ
大丈夫、フラグは割と自由に動かせる。
中途半端に終わってしまっても哀しいし、
今を生きてくれれば良いんだよ。ありがとう。
…そうですか。
[ハルピアの答え>>233を暫し噛み締めて、
くすりと小さく微笑んで。
…マスターはもう、帰って来ない。
あの家で待つのは、止めにしよう。
そんな、これまでだったら思いもしなかった思考があっさりと浮かんでくる。
…経年劣化かただの不具合か、それともアブダクトの際に何かされたのか。
そんな疑問が、一瞬脳裏に浮かんで消えた。]
・・・出口、探しますか。
此処じゃ多分食べ物も水も無いでしょうし。
/*
>>-245
いや、中の人がなんか最近荒み気味だったのでハルピアの純粋さにダメージを。
純粋なままのハルピアでいてください。
>>-248
可愛いのはハルピアとガヤだと思ってる私です。
―カタコンペ―
[「試してみる」とマイスター>>241が告げたことに、頼むぞとばかりにリンは頷き返した。
楽しい世界だという感想も聞こえていたから、自然とリンの表情も明るく緩んでいた。
ラグーン>>220と、もうひとり背の高めのヒト型のような誰か>>230が近づくのが見えた時には、ぱちりと瞬いて]
ラグーン?なーもアブダクトされ――…
こらっ、フィオナ!
[自爆命令>>221には当然のようにめっと怒り顔をした。
もうひとりの者>>231からの提案やマイスター>>241の独り言めいた意見も耳にすれば、うんうんとリンも頷いてみせた。]
『アブダクトする対象は、その場から隔離してほしい対象、あるいは隔離しても構わない対象。
…っていうのを、がんばってがんばってがんばって噛み砕いて、ようやく理解して憶えてもらったからねぇ。
『隔離する』っていう一点においては、ここほど便利な場所もないから利用させてもらってただけだよ』
[連れ去って調査する、ということを、ハルピアにも理解できるよう努力した結果がこれである。
そのように憶えさせた以上、アブダクト対象はハルピアから隔離する必要があったことも確かであり、そして、アブダクトの“契約”を結んだ相手は、ハルピアであり、ラグーンだった。
アブダクトされる対象になった彼らの意思に関係なく置き去りにした理由を言語化するならば、そんなところだ]
『そうだねぇ。
キミ達と個別に情報のやり取りを行って、有益な情報を与えてくれるなら、それもやぶさかではなかったかなー?
あ、ハルピアは別ね。
あの子はただ思うままに動いてるだけで有益な情報をもたらしてくれるから』
[要約すると、出口を教えるのは別途契約が必要、ってことだ。ひっくり返せば、契約さえすればそれに見合った見返りを用意するということでもある。
自分で置き去りにしておいてこの言い草である。悪徳商法の謗りも辞さない]
『そうだねぇ。その辺はまぁ、追々ね。
ハルピアと、その周辺の誰かのことは心配要らない。こっちで何とかしとくよ、とは伝えておこうかな』
[そう告げて、すぐには動かず、戻っていくマイスターの背を見送った]
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