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[薄れゆく魂。
ディエゴに触れるのは、薄い金と緑の光る靄のようなもの。
それすらも店長代理の本来の姿として知覚は出来ない姿の一端でしかなく。]
[ディエゴにおくるのは”光”。
一点でありながら、すべてを知ることの出来る一端の一点。
それは柔らかに大きく膨らみディエゴを包もうとする。
幾分衰えた闇を、薄れゆく魂を霧散させてしまうのではなく、ただ柔らかく、内包し、こわさぬように包み込もうとする。
闇も、在りようも、否定するのではなく。]
[薄れゆく魂。
ディエゴに触れるのは、薄い金と緑の光る靄のようなもの。
それすらも店長代理の本来の姿として知覚は出来ない姿の一端でしかなく。]
[ディエゴにおくるのは”光”。
一点でありながら、すべてを知ることの出来る一端の一点。
それは柔らかに大きく膨らみディエゴを包もうとする。
幾分衰えた闇を、薄れゆく魂を霧散させてしまうのではなく、ただ柔らかく、内包し、こわさぬように包み込もうとする。
闇も、在りようも、否定するのではなく。]
おばーさん………?
[震える声でそっと呼ぶ。問いかけるような声音。
けれども、雪明りに照らされたそのシルエット。
少し前かがみになった小太りな体、杖を握る左手。
自分よりも頭一つ分背の高いその姿。
どれもが、自分を慈しんでくれたその人だ、と証明していて]
ーーー!
[弾かれたように、その人影へと走り寄る。
走り寄る少女の姿を見るなり、迎え入れるように、人影が両腕を広げたのは偶然か。
それともー……]
[コンディトライで見える店長代理の足元には、
360度水平二次元の黄金色の枝と根が広がっていた。
それらは光で出来ているかのようにも見えただろうか。]
[店長代理が、憐れむでも、見下すでもなく、
ただ見守るように静かに語りかけている。
徐々に、獣を取り巻くオーラが弱々しくなってゆくのを感じた。>>112]
…オプンティア…?
[それが、店長代理の名だろうか。
その意味するものまではわからなかったが、
店長代理が包み込むように両手を広げ、
獣がゆっくりとそちらへ向かっているのを見て、
事態は収束に向かっていると、そう感じた。]**
あっ…
[さっきまでの姿はもう見る影もない狼が、ふっと女性から視線を外すと、よろりと花飾りのついた店員の方へと身体を向けた。
ああ、もう彼の終わりが近いのだ。
そう思った。
こちらも見ず、いや、見えていないのか、ふらふらと目の前を通り店長代理の方へ歩いていく狼に、聞いた。]
ねえ、あなたは、あなたの一生に満足できた?
あなたのように、貪欲に、恐れを飲み込んで生きて、それでも駄目だった?
もしそれでも駄目なら、どうすればよかったの。
どうすればいいの…
[何だかどうしようもない気持ちになって、目を伏せた**]
「さて。もしも主役がこんな舞台から降りた場合。
――どうなると思う?」
[問いに対して考えられた答えは二つ。
主役を引き止めるか、もしくは――。
サクリ。芝を踏みしめてロッテが一歩近づく。
このままではマズイ。この状態で、正面きって戦うのは得策ではない。
そうなると取れる行動は一つ。
目的を達成できそうな場所を探して、視線を素早く周囲に巡らせる。そして、見つけた]
おばーさん……!
ごめんなさい、ごめんなさい…!
[広げられた腕の中すっぽりと収まり、
赤ん坊のように泣きじゃくる。
朧だった人影はいつの間にか、老女の姿を形作り、優しく少女の背中を撫でる。
時折。あやすようにぽんぽんと軽く叩きながら。]
「謝らなくてもいいんだよ」
でも、ボクは人狼で……
「そんなこと、最初から知ってたさ」
おばーさんを置いて死んじゃって……
「たしかに、あの時は悲しかったねぇ。
でもお前を拾わなければその悲しみにも、
出会えなかったんだからねぇ……。」
ク……ククク……クカカカカカ!
言ったはずだ!私は転んでもただでは起きぬと!
消えるその瞬間まで、私は諦めるもんか!
[今にも消えそうだった魂が勢いを回復し、強大な嵐を形作る。そこから聞こえて来た声は、これまでの曇ったものではなく、まだあどけなさを残す声]
ずるいよ!ずるいよ!どうして、それが私じゃなかったんだ!なんで……なんでだよぉ!
満足できる?馬鹿いっちゃいけないよ。満足していりゃここには居ないんだい。どうすればいい?そんな事まだ私には分からない。だから、それを見つけるためにいるのが学者なんだよ。
[それも一瞬の事。最後の一瞬に輝く線香花火のように華々しく、寂しく、今度は完全に色を失った]
「いいんだよ」
[その一言が照らしたのは少女の心か、それともこの場所か。
何れにせよ、宵闇に閉ざされていた空は白み始める]
………!?
[凍えてかじかんでいた筈の足先が暖かい。
大好きな人の腕の中、そっと足元へと視線を動かせば]
わわ。花……!?
[踝まで積もっていた筈の雪は姿を消し、
雪原は真っ白な花畑へと姿を変えていた。
風が吹く度、花弁が舞い上がり、蝶へと姿を変える。]
「白い蝶は人の魂って言うけどねぇ……。
皆、どこへ行くのやら」
…ああ、リアというのは、もしかして
何かの花の髪飾り(>>1:95)をつけた人のことか?
そういえば、俺のことも、大丈夫か(>>1:93)と、
心配そうに見てくれていたな。
子ども好きの優しい人なんだね、きっと。
彼女にも…望んでいた再会と幸いがあると、いいね…
[リア、という名で、誰かが彼女を呼んでいたのを、
いつだったか、小耳にはさんだ気がする。
彼女の苦しみや葛藤までは慮ることの能わす、
そんな、聞いたまま見たままの印象を口にして。
自分を心配げに見てくれた眼差しを思い出しながら、そう願い。
その後も語られる、彼の出会った人達の話>>+80に耳を傾けた]
[ヒラヒラと何処かへ飛んでいく蝶。
朝日が眩しいのか片手でひさしをつくり、別れを惜しむように老女が言う。
もう片方の腕は、変わらず少女を抱いたまま。
空へと昇って行く蝶を見れば、
そのどれもがよく知った人の面影があるようで、
けれども、違っているようで。
泣き笑いの様な表情になってしまう。
少女を慰めるように一匹、彼女の肩にとまった。
真っ白い羽に、点々と赤い模様のこの蝶は……]
「え……?」
[その名に反応してロッテが背後を振り返る。
しかしその視線に映るのは、遠くを歩くトランプ兵だけだろう。
ロッテの注意が逸れた瞬間、薔薇園に向かって駆け出した。
背の高い薔薇の生垣が、迷路のように入り組む園へと]
「っ…やってくれるじゃない」
[怒気を孕む声が後方から聞こえた瞬間、生垣へと到達し、その中へと身を隠す。足音に耳を澄ませながら、自らは静かに移動を続けて]
[後にいたのは、すっかりとやつれたディエゴの姿だった]
……私は、何を?
そうでした、最後の研究があるのでした。
ああ、見えます。窓の外に、今度こそ光が見えます。ついに、待ちに待った時が来たのです。
[よろめくように、窓のある側の扉に前脚をかける]
これまでお世話に、なりました。
[忘れてしまったのか、わざとなのか。何事もなかったかのように、店に挨拶をした]
おいでなさい、ディエゴ。
そして、望みの侭に。
[店長代理はディエゴを抱きとめる。]
─────。
[ディエゴに向かってひらかれたのは全ての物語。
全ての可能性を掌握することも不可能ではないと思える程の膨大の知識なれど、……それは泡沫の夢に似て。]
スーさん……?
[似ていると思った。
初めて出来た友達、包帯をリボンにしてくれた友達に。
そうしてよく見れば、ここまで案内してくれた蝶と、同一であることに気がつく。
ゆらゆら、ふらふら。
そんなところまでそっくりで、思わず声を出して笑ってしまう。]
「おやおや。友達に会えたんだねぇ。
ふふ、よかったよかった。
せっかくだからあと少し、散歩でもしようかい」
お散歩するのですか…?
でも、おばーさん足が痛いんじゃ……。
「少しの散歩くらい平気さね。
ゆっくり歩けばいいだけさ」
[チャンスは、一度だけ。
しかもそのチャンスを作れるかどうかも、分からない]
……賭けだな。
[口角を微かに上げて、笑う。
生垣の陰に屈んでその時を待つ。
――勝負だ、「白の騎士」]
[そうして少女は『祖母』と歩き出す。
老女の輪郭はとても薄く、話し声もひっそりとしていて、
傍目からは、白い幻影と少女の組み合わせに見えるかもしれない。
風のなるような老女の声。
けれども注意深く耳をすませれば、その声は聞こえるだろうか]
ああ、凄いな。見る事ができて、嬉しいな。
[ディエゴは扉を開ける。そして倒れ込むようにして、外の世界へと消えていった**]
[最初にそのヒトに気がついたのは、蝶だった。
友達によく似たその白い蝶は、ヒラヒラと花畑を先導し
不意に何かの上に舞い降りた。]
あれ……?
[何を見つけたのだろう。と近寄って見れば、本を抱きしめて白い花の中、体を丸める人>>+57
彼の視点では水底にいるのだが、もちろん少女の目には水は映らず、一面の花畑をだけが存在する。
白み始めていた空からはいつの間にか朝日昇り、金色の朝焼けが辺りを染める]
エドワーズさん……?
[その人影に近寄れば見知った人とよく似ていて、思わず小首を傾げる。
眠っているのならば、ゆり起こそうかと*草原に膝をつく*]
[あまり痛くない…つまり少しは
痛みもあるのだろうのは、心配だけれど。
自分に事情のあるように、彼にも事情はある。
言えないことも、言わなくてよいと思うこともあるだろう]
昔の怪我か。 その時は痛かっただろう…
今は、あまり痛くないなら、少しほっとしたけど。
うん、もし痛くなったら、
いつでも掴まれる手のあることだけは、忘れずに。
すぐ言うんだよ。
[案じつつも頷いたのは。
大切に想うことを分かってくれた今は、
本当に痛めば、言ってくれるだろうという、信頼の故。
彼の言葉>>+82と、歩調に遅れのない様子を信用して頷き。
会話に耳を傾けながら、歩みを進める*]
投票を委任します。
コンディトライ居候 ミッシェルは、店長代理 に投票を委任しました。
なるほど。
あなた達のいる世界を映し出す機械すなわちゲームの筐体。
それが存在しなおかつ閉店時間と開店時間が定められている施設すなわち、ゲームセンター。
そこがあなたの故郷なのね。
[話を一通り聞けば弾き出した結論を口にする。
そう、目の前で繰り広げられているのは、
間違いなくパズルゲームだ。
正確にはゲームの基盤となるソフトを造った場所が故郷のように判断できるが。
相手の認識違いを口にして話を停滞させる気はない。今は依頼人を前にしているのではないのだし]
[髪飾りの話に、そうだと頷く>>+91。
朝に咲く夏の花の話もしただろう。
二人が言葉を交わすことはなかったようだが、彼女のことを心に留めていたようだと知れば]
見つけられることを祈ってる、って言ってくれたよ。>>3:128
うん。探してる人に、会えてたらいいな。とっても優しい人だった。
[村にいた頃から、彼が隣にいる人の歩調に合わせて歩いていたことを思い出す。>>+98
あの日、二人で連れ立って、客で賑わう宿の談話室に現れた、彼と彼女の姿が、いま、共に歩く二人に重なる。
自分に言い聞かせるように、あるいは、心配をかけたくなくて“大丈夫”ばかり言ってきたけれど、それは差し伸べられた手を振り払うことだったのかもしれないと、今は思う>>+98]
[村にいたのは数か月程のことではあったけれど、他の場所が記録でしかなかった自分にとっては、唯一の世界に等しかった。>>3:122
傍らを歩く二人の、大切なふるさと。
彼女が扉の向こうで見たものを>>3:+7知ることはない。
彼のきつく握られた拳、その目の奥にある苦しみは、想いは、どれほどのものか。>>+88
いま、ひとりひとりの優しかった人たちの顔を思い浮かべたなら――その死に顔が目に浮かぶ。
彼らの背中から手を伸ばし、笑いながら貪り食らい、あるいは処刑台に追いやったいきものが、ここにいる。
忘れたからということは言い訳でしかない。きっと、記憶があったとしても、同じことをした]
[けれども、もう一つ確かなこと。
自分がひとであると思っていたころ、あの場所にいることが、出会った人たちと言葉を交わすことが、毎日が、心から楽しかった。
皆が好きだった。
一歩一歩を歩む道のりは、切り離せない自責と、郷愁にも似た想いと共にある。
けれど、返す刃で自身をただ傷つけて、その血で自らの視界を閉ざすことは、やめようと誓ったので。
引き裂かれた淵を、ひとつひとつ、静かに見つめる。
夢に痛みがあったであろうひとの前で、故郷を失った少女の前で、忘れ続けた――すべてを壊した自分が、この言葉を口にするのは、果たして許されることだろうか。
けれど、歌われた美しい旋律の中で、ひときわ心に残る一文があった]
“ゆめは、いまもめぐりて…
わすれがたき、ふるさと”
[静かに、囁くように。歌うように。
その言葉が二人の耳に届いたかは、分からない**]
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