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[もう一つのお皿に、オズの分のケーキを盛り付ける。
自分やディエゴの分とそっくりなケーキを一切れ。
ただ違うのは、お皿の隅に置かれた細いリボン。
自らのワンピースと同じ色をしたその紐は、惨劇が起きる前、村の女性がくれた綾取り紐。
紐一本で、色々なものが作れると教えてくれた。
優しくて強かったあの女性からもらった綾取り紐。
『これはなに?』と尋ねられれば、
プレゼントという言葉と共に、それを誰にもらったのかを嬉しそうに語って聞かせただろう]
ありがとうございます。
[皿を受け取り、背中のほうへ伸びてくる手にされるがまま。毛並みに隠れて分からなかったが、ほんの少しだけ頬を染めた。]
限られた時間。その一瞬に、私達の道が交わった"必然"に、感謝です。
[終わりであり、始まりとなるこの瞬間に]
僕も――勝ちきれなかったのは悔しいけれど。
でも、あなたと刃を交えることが出来てよかった。
ようやく……意味のある力の使い方が出来た気がします。
[己の中で完結するのではなく。
黒の刃が下ろされたのを見、相手が許すなら体を起こす]
[ぺろり、ぺろりと慎重にチョコレートを味わう]
美味しい……
[久方ぶりの、この味。それ程好きではなかったはずなのだけれど、今のディエゴにはそう感じられた]
ただの食物に過ぎないのに、どこか心地よいこの感覚は、一体何なのでしょうかね?
[鋭い嗅覚から感じられるその感覚に、酔いしれるのであった]
[名乗ってくれた名前と、なんだかバツが悪そうな様子。>>310]
そうなんだ。僕も三つのうち二つは自分で付けた。
[“チョコレート”を味わうその様子を見て>>324、どうやら自分とは違ったらしいその嗜好を、良かったな、と思う。
先ほどの話からするとディエゴも死者のようだから、その身が美味しい、好ましいと思うものがあるとすれば、本当にそう感じているのは、“体”というよりはもしかして――
先ほど聞こえた誕生日の“歌”を、思い出し、そんなことを、勝手に、思う。
ここに来て飲んだ、懐かしい香草茶の香り、思い出。
それを思い出しながら、取り分けてもらったケーキを一口、口に運べば、甘くて幸福な味がした]
[最後に来太の上から退き、]
生まれる前の出来事だからな。
元々、体を動かせればそれで良かったのさ。
[最終的には、バラすまでのつもりだったが、まあそれはついで>>120だ。]
俺の勝ちじゃねェだろ。
バラすまでが勝負だぜ?
[くつくつと肩を震わせて。]
それに、いや。
[爆砕を行おうとするならもっと広範囲でやれた筈だ。それを行わなかったのは戦闘の経験が少なかったからか、やはり加減なのか。何にせよ、経験を重ねれば恐るべき手練となることは間違いなかった。]
ふん。
同感だな。
やはり殺し合いは愉しい。
[何処まで行っても、真逆の発想になるか。
Χは来太が立つのに手を差し出す。僅か血に濡れ、そしてこれまで数えきれぬ程の人間を屠ってきた手を。]
[フォークに苺を刺して、ちょっとずつ口に運ぶ。
瑞々しい香りと、酸味が生クリームの甘味に溶けて、口いっぱいに広がる。
ふわりと笑顔がこぼれ、近くにいるディエゴに視線を向ければ、相手はチョコを味わっているようで]
えへへ。おいしーですね。
["美味しい"という言葉>>324に、ふにゃりと笑う。
美味しいもの、楽しい時間を共有できたことが嬉しくて]
きっと、人と一緒に食べてるから
美味しいのだと思うのです。
一人でご飯食べるのは
お仕事みたいで、美味しくなかったのです。
[生クリームをつけた苺を口に運びながら話す。
何が違うのか。と聞かれればわからない。
けれども、いまこのケーキが何よりも美味しいと感じる。それだけは事実だから。
お皿のケーキがなくなるまで、口に運び続けた**]
――窓の傍の席にて――
[“ちゃんと”甘い、という言葉には、まるでそれまで甘さをよく感じなかったような、そんな響きがあったから、気づかれないくらい微かに赤の差す目を曇らせはしたけれど。
美味しいと聞いて、ぱっと顔を綻ばせる>>325]
良かった〜。
う……その話は……キャベツとかぼちゃとヤコブのところに買いに行って、パン屋にも行こうと思ったんだけど、途中で分からなくなっちゃって、だって猫が来るからー。
[途中から、猫とパンを畑で、じゃがいもをパン屋で買いに行くことになってしまった挙句、迷子になって六歳の子に助けられた]
誰だろ、そんなこと知ってるの……
[関係者の顔を思い浮かべながら、首を捻る。あれだけ盛大に道に迷っていれば、誰に目撃されていても不思議はなかっただろうけれど]
ハ、今から決着をつけてもいいぜ?
[来太の手を掴み、力強く引き起こす。]
ぁー…‥、そうそう。
暫くは俺とαしか喋れないからよ。
υには謝るなら俺に言っとけ?
聞いておいて、後でなら記憶を渡せるから。
[嫌そうな顔で告げ。]
帰る扉はどこにあんだか。
[やってられないような口調でぼやく。*]
それはごめんですよ。
[死にたくない、というよりは、店で出会った人たちに嫌な思いをさせはしまいかという意味で呟き]
ユプシロンに……。
そうですね。では、怖がらせる真似をしたことと、体を傷付けたことにすみません、と。
[他の要素は思いつかずそれだけを伝える]
はあ……景色が変わってしまいましたからね。
[帰りの扉は、足で探すしかないのだろう。
ぼやく男と今は行動を共にする]
[そして、藤紫の扉に辿り着いた所で]
僕はそろそろ、店の外の場所に行こうと思います。
あなたは、どうするのですか?
[そう、問い掛けた**]
ああ、なんて素晴らしい日なのでしょうか。
[心からそう思う。だけど、いつまでも続く訳ではないのもまた事実。今自分の過ごす時間はちょっとした延長戦に過ぎないのだと。『自分の知らない見てみたい』との言葉を反復するように]
私は、何を知ろうとしていたのでしょうかね。いつしか、それ自体が目的となってしまいました。
[小さくそう呟く]
私は、私でなくなっても、このような素晴らしき物語を無限に目の当りにしたい。時の流れに居着いて居たいですね。
[今度は聞こえる程度の大きさで**]
―窓の傍の席にて―
[>>331宿で彼に淹れてもらった香草茶は。
辛うじて分かる強い香りから味を推測して、
美味しいはずだと、判断したのは、彼には内緒のままで。
嗅覚も、香草茶は分かるが、
アルウェンの言っていたような桜の香りは分からぬ程度だった]
……うん、美味しいよ。
甘い物は食べつけてないけど、これは美味しいと思う。
[アルウェンも近くにいるようなら一緒に…。
と周囲を軽く見遣るが、男の眼にはみつけられぬ様子で。
覚えの混乱の原因の猫に、男もくす、と笑って。
誰だろ、という問いに。狭い村だったからなあ…とぼやいて。
急ぎはせぬが、彼が席に戻るようなら、
これからの話をしようかと思いながら、タルトを口にして*]
何でも食べられると思うよ〜。
あの村に来る前は、捨てられたものを食べてたこともあったし。あ、ほんとうに時々、食べるものがないときだけだったけど。
だから、結構頑丈。自分が作ったものを食べてたし。>>332
[少しずつ覚えていくので良かった――あのときは覚えられないからと、少し泣きそうになった言葉が、今は違って感じられる]
うん。ちょっとずつでも、覚えられてたなら、よかった。
覚えられてたことも、あったんだねえ。
[そんな風にとりとめのない話をしながら、頃合いを見て誕生会の席へ。>>297。
一通り話を終えて帰ってきた後、何か話がある様子だと察して、耳を傾ける*>>337]
[来太の言葉>>334の意味には気付かず、肩を震わせて嗤う。]
………。
[謝罪の後半には微妙な顔をし。
右目だけを動かし辺りを見回す。]
やる気がねェなァ。
雨も降って来そうな天気だしよ。
つった所で雨だ。
おい餓鬼、俺みてェに引き寄せられたりしねェのか?
[高分子ブレードを引き寄せたように。
言っている事は無茶振り極まりない。
雨は僅か斜めの軌道でぽつ、ぽつりと地に落ちる。
早くしなければ本降りとなるだろう。]
[何だかんだと道中はあったかもしれないが扉前に辿りつけば]
俺は先ず怪我の手当でもする。
俺の我儘だからな、今回はよ。
[そこには幾分、αから何か言われている言葉も匂っていたか。]
あっちには会いたい奴もいないからな。
殺した奴を再度殺すなら行っても良いが。
餓鬼、お前消えるのか?
もう一戦くらいしてェな。
[Χは来太へ射抜くような視線を送る。]
気が向けば、見学がてら行ってもいいけどよ。
[Χはそうぶっきらぼうに告げて。
雨に触れた手でドアノブを*回す。*]
俺が探しものと聞いて、嬉しかったけど、
探し物と願い事が叶って…
どうしたいと考えている?
俺も、アルウェンにやお前にも会えたから、
もう、会いたい人は……いないんだ…
一緒に行くか? それとも……
[養父の夢が見えた一つの扉に、寂しげな視線を
向けるものの。それは一瞬で。これから、を問いかけた]
[友達が欲しいと最初に思ったのは、彼女と羊飼いの女の子が、宿で楽しそうに話していたのを見たときだったとか。
お姉さんの隣で屈託なく笑う笑顔だとか。
自分がしたことを思えば、過る感情は、感謝や思い出とないまぜになった、とても複雑なものではあったけれど。
“大丈夫じゃない時まで平気な顔、しなくっても、良いんだよ。”
かけてくれた言葉、微かに見えたすがた]
――ありがとう……
もう、本当に大丈夫。平気、とは少し違うかもしれないけれど。
[透き通るようなすがた、星を湛えた瞳。
これから向かう場所で、彼女の姿をもっと確り見られることがあったならと、そう思いながら*]
[店を去る前に、挨拶したいひとがいた。
もし彼女がそのとき手が空いていて話せるようだったら、歩み寄って言葉をかけただろう]
行くことにしたんだ。
本当に、たくさん、ありがとう。
ここで、すごく大切な、探してた人に会えて、願い事が叶って。
思い出したこととか、見つけられたもののいくつかは、ミッシェルのおかげだったよ。
お茶もお菓子も、すごく美味しかったし――大事な思い出に、つながってた。
またいつか会えることがあったら、よかったら、また星の話を聞かせてね。
[来たばかりで、何も分からず、心配をかけるようなことばかりしていた自分に、優しく声をかけて見守ってくれた彼女に、心からの感謝を告げる*]
お会計、お願いできますか?
[手が空いていそうな店員さんがいたら、問いかける。
荷物の少ない鞄には、手帳の分の空きがあるものの、生前使っていた身の回りの品は残っていて、その中には財布もあったので、もし代金がそのお金で良いならば、支払いはできるはず]
[この場所で取り戻した記憶は、どれだけ持って行けるのだろうか? それは分からない。
けれど、
“生きたいと、思わせてくれて、ありがとう”>>241
そう言ってくれた――“ただひとつのほんとう”をくれたその人を、忘れることは、決してない。
灯火のような、心をあたためる幸せを。>>259
故郷の歌に呼び起されたのは、春色の村の記憶。そして、そこにはいつも、柔らかな空の青があった。
その場所を傷つけ壊した自身の罪が、消えることなく刻まれ続けるものであろうとも。
触れた手の優しさ、この手に託された大切な心、かなえられた願い事――
奇跡のような幸せをくれたこの場所を、もう一度、ゆっくりと眺め。
窓の向こうに見えた、青空と、優しく咲き誇る桜の花に、笑顔を向けた**]
でぃえごさんもそう思ってくれるなら。
嬉しいのです。
["素晴らしい日"その言葉>>336に大きく頷いて。
残り少なくなったケーキを飲み込めば、独白するかのような獣の言葉。
小さく呟いたであろう声は聞こえなかったが、その続きは聞こえて]
いなくなっても、ずっと永遠になのですか?
[一瞬『不死』という言葉が頭に浮かんだが、いなくなっても。というからには、それとは違うのだろう。と打ち消す。
自分の姿が見えなくなっても、流れる時間だけを見つめる。それはなぜだがとても淋しいことのような気がして。
そっと席を立ち上がり、獣の体に腕を回そうと近寄った。
嫌がられればそばに寄り添うだけ。
嫌がられなければ、少しだけでも温もりを分けようと抱きつくだろう]
[カラン。小さな音を立ててフォークをお皿に置く。
ケーキの乗っていたお皿の中は、空っぽになっていて、たしかに『食べることができた』のだと、しみじみと実感する。
ふ、と窓に視線を移せば、真っ暗だったはずのそこは、一面の草原に変わっていて、白い蝶が数匹遊んでいる。]
ありがとう。ボクもう行くのです。
[ここから出る時だ。不意にそう思った。
白い蝶にもう一度だけ視線を配り、椅子から立ち上がる。]
えっと……お会計おねがいします。です。
[お店の入り口付近で立ち止まり、店内を見回す。
生前使うことがなかったお金。
『おばーちゃん』からもらって、お守りのようにポケットの中に入れていた銀貨を取り出す。
お小遣いなんてもらったことがなかったから、使ってしまうのが勿体無くて。
特別な時のためにと、とっておいたのだ。
お金そのものではなく、思い出を渡そうと銀貨を差し出す。
居合わせた定員さんは受け取ってくれただろうか]
じゃあ、バイバイなのです。
[お店のドアを開ける瞬間。
店内を一度だけ振り返る。
時間を共有してくれた皆にありがとうを言いたくて。
笑顔でぺこりと頭を下げれば、すぐに外へと歩き出す。
会いたい人に会いに行くために。
外へと一歩踏み出した]
…アルウェン?
[額に残してくれたぬくもりと。時折の気配のようなものは、
感じつつも。姿は見つけられないままだった少女の名を。
探すように呼びながら、彼と共に店のドアの方へ向かう]
[こちらからも、少しだけオデットに体を寄せる。去りゆく者への、餞別だ。手のひらをぺろっと舐めた]
アディオス、オデット。
[窓際の席を離れかけて、ふと窓外を見遣る。
窓外には、やはり、変わらずの漆黒の夜と、薄紅の花闇。
けれど、胸の奥、もう透明ではない心の欠片が。
彼のあの笑顔と託してくれた“ほんとう”の心で、
あたたかく満ちる今は。
足下の冷たく昏い水が、どうしようもなく
花闇に魅かれるような細波は――…もう、感じない。
ドアを開ける寸前。
ふわり、ひとひらの薄紅が、“解放するよ”養父の最期の声で、
さよならと囁くように、優しく頬を掠め消えた*]
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