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マッドサイエンティスト ディエゴは店長代理に投票を委任しています。
菓子屋兼喫茶店店員 ミュリエルは店長代理に投票を委任しています。
探究者 エドワーズは店長代理に投票を委任しています。
白の騎士 クレイグは店長代理に投票を委任しています。
天候観測 ジルベールは店長代理に投票を委任しています。
凍れる時 来太は店長代理に投票を委任しています。
マリンダは店長代理に投票を委任しています。
イズベルガは店長代理に投票を委任しています。
店長代理 は 村娘 アルウェン に投票した。
マッドサイエンティスト ディエゴ は 村娘 アルウェン に投票した。
菓子屋兼喫茶店店員 ミュリエル は 村娘 アルウェン に投票した。
探究者 エドワーズ は 村娘 アルウェン に投票した。
白の騎士 クレイグ は 村娘 アルウェン に投票した。
天候観測 ジルベール は 村娘 アルウェン に投票した。
凍れる時 来太 は 村娘 アルウェン に投票した。
コンディトライ居候 ミッシェル は 村娘 アルウェン に投票した。
マリンダ は 村娘 アルウェン に投票した。
イズベルガ は 村娘 アルウェン に投票した。
村娘 アルウェン は "TrinityGhost" ユージーン に投票した。
負傷兵 シモン は 村娘 アルウェン に投票した。
"TrinityGhost" ユージーン は 村娘 アルウェン に投票した。
村娘 アルウェン に 12人が投票した。
"TrinityGhost" ユージーン に 1人が投票した。
村娘 アルウェン は村人達の手により処刑された。
白の騎士 クレイグ は、菓子屋兼喫茶店店員 ミュリエル を占った。
凍れる時 来太 は、負傷兵 シモン を占った。
マリンダ は、凍れる時 来太 を占った。
負傷兵 シモン は、探究者 エドワーズ を占った。
"TrinityGhost" ユージーン は、菓子屋兼喫茶店店員 ミュリエル を占った。
イズベルガ は、店長代理 を守っている。
今日は犠牲者がいないようだ。人狼は襲撃に失敗したのだろうか。
《★占》 菓子屋兼喫茶店店員 ミュリエル は 人間 のようだ。
《★占》 負傷兵 シモン は 人間 のようだ。
《★占》 凍れる時 来太 は 人間 のようだ。
《★占》 探究者 エドワーズ は 人間 のようだ。
《★霊》 村娘 アルウェン は 人間 のようだ。
現在の生存者は、店長代理、マッドサイエンティスト ディエゴ、菓子屋兼喫茶店店員 ミュリエル、探究者 エドワーズ、白の騎士 クレイグ、天候観測 ジルベール、凍れる時 来太、コンディトライ居候 ミッシェル、マリンダ、イズベルガ、負傷兵 シモン、"TrinityGhost" ユージーン の 12 名。
投票を委任します。
負傷兵 シモンは、店長代理 に投票を委任しました。
投票を委任します。
探究者 エドワーズは、店長代理 に投票を委任しました。
[>>2:305自分の謝罪にも青年は優しく返してくれる
それが暖かくて。思わず頬がゆるむ]
…ありがとう
ううん、良いんだよ。君とお話できて、おねえさん、嬉しいよー
[青年はどこか考え込んでいるようにも見えて。不思議に思っていると青年に髪飾りのことを問われた
髪飾りに触れる。もしかしてこの花はあまり有名ではないのだろうか?そんなことを考えながら]
あ、これは…「朝顔」、だよ
夏に咲く花で…毎朝綺麗な花を咲かせてくれるの
…花言葉は「結束」「愛情の絆」…これをくれた人が、そう言ってた
[髪飾りをもらったときのことを思い出しながら、どこか遠くを見てそう言った]
投票を委任します。
マッドサイエンティスト ディエゴは、店長代理 に投票を委任しました。
[ ーお姉ちゃんが、ボクの事を話すわけなんてないー
ーだってボクは『いない子』だからー
一瞬芽生えた哀しみを打ち消すように、青年>>2:313に名乗られれば、にっこり笑う。]
……クレイグさん。て言うのですね。
うん、ちゃんと覚えたのです。
[教えてもらった名前、心当たりがないかもう一度、記憶の中を手繰ってみても、やはり思い当たる人はいない。
そもそも学校にも通わず、話しかけてくれる人もいなかった。
人と出会い、会話をすることを覚えたのは、あの村に来てからだったから。]
うん。お名前ちがうなら、きっと違う人なのですよ。
3人似てる人がいるって、おばーちゃんが言ってたのですよ。
[彼が出会ったのが姉でなくてよかった。
そんなことを思いながら、ソファーにころりと横になった]
[誰かの名を呼んでいた彼女、ふと、探しているのかな、と、根拠もなくそんなことを思って。
躊躇うよりも先に、思わず言葉がこぼれた]
会えるよ、きっと。…結びつきと、絆の花を持ってるなら。
[花、大事なひと。「会いたい」ひと。
そんな言葉に、願いとともにつかの間過ったのは…理由を、知らない痛みでもあるけれど。]
う……よく寝るところ。なのですか?
[茶化されているようで、ぷいとそっぽを向く。
文句を言おうと口を開きかけるも、確かによく眠っているので反論ができず、口を噤む。
いくら手を伸ばしても、繋げない手。
どんなに現実で願っても叶わないそれが、夢の中でならば叶うから]
寝るのたのしいですからね。
クレイグさんの知ってる子も、お揃いなのですね。
[だから、眠る。
現実から逃げるように。
眠ったふりでも、本当の眠りでも。
目を閉じて、ゆらゆらとした夢に身を任せる。
ーー救いなんて無いことはわかっているのに]
[そうしてソファーの上にころころと寝転がっていると、不意に声>>2:321かかった。
どうしたのだろう。と顔を上げれば、青年の視線は自分の頭に向けられていて]
『これって』包帯のことですか?
[確認するように、指先で包帯を続いて見せる。
しゅるりと包帯をとけば、それを大切そうに両手で持ち直し、そっと頬に当てる。
嬉しそうに、猫のように目を細めて]
これは、初めて出来た友達が
ボクにくれたものなのですよ。
んーと……あれです。
宝物っていうのです。
[楽しかった記憶を思い出しているのか、うっとりしたような口調になる。
もしも説明を求められれば、拙いながらも思い出を語るだろう**]
[>>3青年が名前を告げる。ああ、さっき「君」と言った時の違和感はこれだったのか、と腑に落ちる。名前を聞くことなんて、忘れていた]
ナナシ…くん?
あ、そうだね、名前言ってなかったね
こーんにちはー。おねえさんの名前はリアです。リアおねえさんだよー。みんなよろしくー
[普段は多数の前で行う、いつもの口上を一息で。普段に比べれば少し元気はなかったけれど]
うん、そうだよ。朝に咲くから「朝顔」
でももう時期は終わりかなあ…
[自分が死んだのはまだ暑さの残る夏のおわりだった。まるで朝顔のようじゃないか、と少し寂しく思った]
へー、ナナシくんはお花好きなんだね
…え、たぶん…?
…あははそっかー、おねえさんも果物好きだよー。リンゴとか、おいしいよね
[「たぶん」という言葉には引っかかったけれど。空になったアップルパイの乗った皿をちらりと見ながらそう言って]
[「大事な人なんだね」――その言葉に一瞬動きを止める。それから寂しそうに笑って]
…………うん、とっても、大切な人…なの
私が落ち込んでいるときは励ましてくれて…ずっと味方だ、って言ってくれた…
[それは人狼によって壊され叶わなかったけれど。彼も自分を疑い、自分も…彼を処刑してしまった
また心が沈んでいく。が、続く彼の言葉>>4には目を丸くする
どうしてわかったのだろう
何の根拠もない言葉だけど、不思議と、また会える、そんな気がして]
…ありがとう。そうだね会って…
…会って、ちゃんと謝って…幸せを、願いたいの
[自分に幸せを願う資格などないかもしれないけれど。さっきよりは前向きになれた気がした。また遠くを見て思いをはせる]
[ふと「会えるよ」と言ってくれた目の前の彼の姿、どこか苦しそうに見えて。彼もまたそんな人がいるのだろうかと思う]
ナナシくん、大丈夫…?
[心配そうに声をかけた]**
[リザに小さく笑い>>2:327]
ええ、健闘を御祈りしますよ。なんたって…
(時間は、有限ですからね)
[最後はほぼ聞こえない小ささで、そして何かを企むようににやりと下を向いて笑った]
そうですね、私も店内に戻りましょうか。
ふつうのにんげんじゃない……
[(>>2:300)ミュリエルの言葉の意味を考える。そうすると浮かんだ考え一つ。]
そうか!ここは魔法使いの国なんだな!
なあ、またあの『魔法』みせてくれるか?
[この世界は何なのか。来たときから思っていた疑問に、やや的外れな答えを導きだして。
興奮冷めやらぬままアンコールを。]
[(>>2:301)しようにんにしたい、と言えば返ってきた言葉。それには少し思案して。]
……てんちょーだいり?…しぇる? ほかの魔法使いのなまえか?
……むー、そうか。お前はもうだれかのものなんだな!
しょうがないからこの店にいさせてやってもいいぞ!おれさま優しいからな!
でも、いつでもおれさまのところに来ていいんだぞ?
[ほんとうは自分の家に来てほしいのだけど、ハードルが高そうなことを察すれば、大げさな言い方で我慢をする。でもやはり少しつまらないのか、最後に誘うことも忘れずに]
さっきはごめんなさいね。
カップを割ってしまって…>>2:52
[店内に入ると、真っ先にカウンターに向かい、そこで話している客の邪魔にならないよう、小さな声で店員に詫びる。]
お詫びにお店、手伝うわ。
といっても、簡単なことしかできないけど…
でもその前に、温かいコーヒーを一杯だけ飲ませて。**
[ついで語られたのは、誰かの思い出。
――落ち込んでいるときには、励ましてくれて…]
優しい、ひとだね…
[なぜだろう、その一言を告げるだけで精一杯で。
そんな風にしていたら、どうやら心配をかけてしまったようで>>10、はっと気付いて顔を上げる]
大丈夫〜、へいきだよ。
ちょっとね、ごめん、考え事少し。僕、物覚え悪いところがあって、探し物…してるはずなんだけど、うまく思い出せなくて。
会いたい人、なのかもしれない。
[会って、謝って。彼女の言葉に、心をかすめるものがある。
会って謝りたい…?
「違う」、多分、そうではないはずだ。
先程よりも少しだけ前を向いて見える――自分こそ辛そうなのに、気遣ってくれた彼女に、向き直る]
うん。頑張って探さなきゃなあって思った。
探すものを探すところから探す…何だかよく分からなく…ええと、でも、やってみる。
/*
PL目線だとイズベルガさんあたりに絡みに行った方が、先に進めるんじゃ。と思うけど
PCは動く気なさそう……。
いけたら、いけたら……うん。
/*
オデット使った時は、身内村とはいっても初めての他国&ガチ以外&初めてのト書き。と初めてばっかりだったから、
過去設定や性格はしっかり決めてたのに、ト書きは行動しか書いちゃいけないと思って、思考や感情とかを全然かけなかったんだよね……。
なので、いまここでできるのがとても嬉しいのです。
/*
時々、ミュリエルさんが描写してくださってた時間軸的に。
シモンとアルウェンが話し合ってた間に、
アーネストさんが出て行った感じなので。
アーネストさんの出て行ったのを、拾おうかと思ったのですが、よそ見だめ、後から後から…と言い聞かせてたのでした…やっと出せた。
実は、地上にいる間に、
養父に会いに、一回、扉の向こうに行って、帰ってきたかったり……。
養父と実の息子をちら見するだけなので、
数発言で足りるので…
………俺の、為すべきこと?
為したいこと、か…
[店内の壁に、並ぶいくつもの扉。
あのどれかを潜ったなら。
もう一度、人狼だった養父に会えるだろうか。
偽りの優しさでも。あの笑顔をもう一度、向けてもらえるだろうか。
自らの手で心臓を刺し殺した人狼、
大切な友人だった“彼”にも逢えるのだろうか]
/*
リアが死んだのは9月の終わり頃である
9月に朝顔が咲いているかはわからないけど、秋っていうのも違うしなー。9月ってまだ暑いし
*/
/*
リアで人狼やったときは真占突然死からの、2d占騙り狂が黒出し、真占突然死に気付いた占騙り狼が偽CO…という今見るとなかなかカオスな村でした
だからリア視点一概に狼は悪だって言えないんじゃ…と思いつつ、命をゲームのように楽しんでるってとったってことじゃないかなあ…
すべては突然死が悪い(真顔)
*/
[扉のひとつに、一瞬だけ空色を向ける。
”懐かしい顔に逢えそうな気がするだけさ“
扉を潜り消えたブーツの足音。
期待と怖れと。どちらが大きいのかは自分でも分からない]
……ああ、待っててくれるにしても、その間。
君が、退屈じゃないといいんだが…
此処には、色々美味しそうなものがあるから、
何か甘いものでも、食べるか飲むかしているといい。
[戦火の国の孤児院で育った男自身は。
幼い頃から甘いものを口にする機会のなかった為だろう、
あまり食べつけないけれど。
彼女は甘いものも好きだった気がする。
ほんの少しでも、たのしみになってほしい、と。
ふわり、そっとひとつ、頭を撫でて。
彼女に言われたことを考えてみようと、その場を離れた*]
[>>15自己紹介をすると、辺りを見回す少年に、自分の間違いに気づく。そうだ、今は「みんな」じゃない]
あ、ごめんねー。普段みんなの前で歌ったりとかしてたからつい…
うん、おねえさん。子どもたちと接することが多いから…そう、呼んでもらうの
[えへへ、とはにかみながらそう言った]
>>16
うん、優しい、子なの…。
……私は…彼に何もしてあげられなかったけれど…
[浮かぶのはただ懺悔と、感謝のみ。やはり、大切なものを言い忘れてきたような気がして。
そうしていると、目の前の彼が心配で声をかける。返ってきた言葉には真剣な眼差しで答えて]
そっか…。忘れてしまうなんて…つらいことだね…
思い出せると、良いね。……ううん、ナナシくんなら、きっと見つけられるよ
[彼が自分にしてくれたように、少しでも、彼が元気になれるようにと願いをこめて]
うん、私も、会えるといいな
ふふっ、どっちが先に叶えられるか競争、だね
[彼の言葉>>18笑顔で。茶目っけたっぷりにそう言った]
投票を委任します。
凍れる時 来太は、店長代理 に投票を委任しました。
[カップの中のココアをくるくると回す。回転は次第に速くなり、遠心力によってカップの内壁を周りはじめる。あともう少しでこぼれてしまう、その時に急に止め、再びココアの水面は穏やかになった]
……。
[今度はミルクをゆっくりと注いでいく。仄かにココアは白くなっていき、入れすぎな程になって尚注ぐ]
……。
[黙ってそれを繰り返すその姿はさながら遊ぶ子ども。しかし獣の見た目からは、酷く不釣り合いな印象を受けるばかりであった]
限界を越えれば物事は溢れかえる。付け加える事であらたな可能性を拓ける。さて、次に食べたいのは……
/*
アルウェンが落ちただけで随分と楽になった。
やはり、感情がぽろぽろ系は、ぽろぽろになり易くありますね。詰め手的な動き方の方が、RP村では楽ではありますか。
/*
私の中では一番ディエゴが好きかも。揺れ動くそれらも、動き方・話し方もとても好き。勿論、この村のキャラクタは、ひとりひとり、素敵なのですが。
あまり可愛くないイヌ科の動物、だからではないですよ?ほんとうですよ?
―― イズベルガのオーダーを受けて ――
[受けた注文をお出しすると、感心するような声がお客様から上がり(>>2:314)。]
えぇ、お客様をお待たせする時間を少なく出来ますから。
それに少しでも目を愉しませることも出来ますし。
[便利、と言われる所作に、微笑みながら差し出すと。
懐く思いが言葉端に滲むため息がお客様から漏れて(>>2:315)。
一瞬、掛け違えた釦のように。
お客様の求める物とは異なりが生じたかと、息を呑むけれど。
向けられた言葉に。呷られる、グラスに。
表情を悟られないように、幼子へと視線を映し。]
―2階のミュリエルの部屋から店内に降りた後―
[ミュリエルが店長代理を、一緒の休憩に誘う>>2:201.
話を始めたのは、まだ、甘いアップルパイの香りの
漂う中だっただろうか]
……そういえば。
エリーがいつか、アップルパイを運んでた時、
なんだか、微笑んでいるのが、遠目に見えて(>>1:111)
好きなのかな、と思っていたから、
アップルパイを持って行ったんだけど。
違ったら、ごめんなさいね。
[なるべく彼女の好きそうなものを…と考えて。
運んだケーキを、自分も一つ食べながら、小首を傾げて]
お客様がお望みになられる事を。
わたしは止める権利など、ございませんから。
――それに、
[「これは、あくまでも個人的な感想ですが」と前置きして]
幼子は特に感が強いと言います。
わたしには、アルコールを摂取される事より、
傍に居られる方が、僅かでも苦を強いられる負担の方が。
その子にはよろしくないかと思いますよ?
[うとうとと、眠りかける柔らかな瞼に塞がれる様を眺めて。
零れる、笑みはどこまでもやさしく。
幼子を連れたお客様の記憶を尋ねられたのなら。覚えている範囲で答えて。]
はい、好きです。
可愛らしくて、優しい気持ちにさせてくれますよね…。
[終わりと、始まりの存在に一番近しいから、と。
本当の理由は伏せたまま、尤もらしい理由を唇に乗せて返せば、新たなオーダーが入るだろうか。
もう少し、彼女の話を聞いてみたいと後ろ髪を引かれつつ。
一言、断りを入れてカウンターを後にする。]
[目の前のダージリンを手に取り、鼻に近づけ香りを楽しむ。うん、良い香りだ。
十分に香りを楽しんだところで一口。
普段使用人が入れてくれるダージリンの味とは違ったが、それはとても暖かい味がして。思わず笑みがこぼれた。]
…うん…!良いダージリンだな!
[続いてタルト。『魔法』で出されたそれをまじまじと見る。そう、まさにこんなストロベリータルトが食べたかったのだ。
恐る恐るフォークを伸ばし苺をさす。そのまま見つめていたが、思い切ってぱくり、と。]
…………おいしい!
[真剣な表情で咀嚼していたが、徐々に笑みが顔に広がる。『魔法』で創造されたものだとしても、それは変わらずおいしくて。
一口、また一口とどんどん手を進めた。]
―― オズからの注文にて ――
魔法使いの国、なのでしょうかね?
[幼子を連れたお客様から離れ。
新たなお客様へお出しした、いつもの仕草に。
此方でもまた不思議そうな声が上がって。
他のお客様からも、魔法のようだと譬えられる所作に掛けて。
見る者によって景色も何もかも変わってしまうこの場所は。
確かに魔法使いの国かも知れないと。
言い得て妙だと感心しつつ。]
はい、ではその紅茶とタルトを召し上がった際にぜひ。
[アンコールには、恭しく一礼をして承る(>>13)。]
誰かの者、ではありませんが。仲間はいるので、ね?
そうですね、では、この場所と「さよなら」する時が来たら。
雇ってくださいますか? 小さな未来の主様?
[「ほかの魔法使い」との喩に、小さく笑みを落としては。
子どもながらの傲慢な態度に、目を細めて。
ミュリエルは、淡い約を問い返して。]
[休憩といいつつも、店長代理や自分を気遣い、
時折のお客様への対応を引き受けてくれた、ミュリエル。
“大好きだよ、シェル”囁いてくれた心と。
強く抱きしめてくれた、優しい手が>>2:275
あたたかくて、うれしくて。
そんな風に、人のぬくもりを感じられたのは、
どのくらいぶりだったろう。
微かに、瞳の潤むのを感じたのを思い出す]
[そうやってストロベリータルトを食べていると、金髪の女性──イズベルガが目に入る。
女性は赤子を抱いているようで。ストロベリータルトに伸ばした手が、止まる。]
…………母親、か……
[その小さな呟きは誰かに届いただろうか。どこか浮かない表情で下を向いた。]
…エリー。さっきは、ありがとうね。
すごく、嬉しかった。
ね、お互いに知りたいと思っていたこと、
一つずつ、交換しない?
答えられないことや、答えにくいことは、パスもありで。
言い出しの順番が早い方から…エリーからどうぞ?
[彼女のことをもっと知りたいけれど、
此処に居るからには、何らかの事情のあるのは
察せられていて。無理に聴きたいわけではなく]
こちらに尋ねてくれることなら、
彼女にも問い返しても大丈夫だろうか。
そんな風に考えて切り出せば。反応はどうだったろうか]
―― 珈琲の注文にて ――
[満足そうな声が、耳を掠めたなら。
口許に笑みは濃く広がるだろうか。
そして、コーヒーのオーダーを受けて(>>2:331)。
年季の入った、それでも手入れが行き届いているミルで豆を挽いていると、香ばしい香りが店内を幽かに包んだだろう。]
…いえ、お気になさらずに。
それより、お体は大丈夫ですか? 何やら顔色があまり――…
[店内へと入ってきた女性(>>14)からの謝罪の理由。
自身では思い当たらないが、受け止めて。
店内の手伝いに関しては、気遣わせたのならばとやんわりと制するだろうか。
あらたな注文には、ひとつ頷き。ミルを引く手を再開して。]
お待たせいたしました。
コーヒーをどうぞ。
[魔法を期待していたお客様(>>41)の期待には添えなかったが。
ご注文を戴いたお客様の前には、趣のある器に注がれたほろ苦い飲み物が。
それぞれ置かれることだろう。]
―― ミッシェルとの語らいの時 ――
え? アップルパイ? 好きよ。
やだ、シェルが気遣ってくれるだけで嬉しいのに。
違うだなんてある訳ないじゃない。
[まだ仄温かく漂う甘い匂いの中(>>36)。
ミッシェルの気遣いを受け止めては、杞憂だと告げ。]
うん! おいしいね。
[一口頬張って。零れるような笑みを浮かべる中。
掘り起こされていく、記憶の断片。
どのように彼女に伝えようかと、巡らせて――]
子供と一緒にいるから、おねえさん。
そっか、それで分かった。>>26
[歌をうたうのだという。道理で、声がきれいでよく通ると思った。
忘れてしまうのはつらいこと、と、彼女は言ってくれた>>27。
けれど]
今は何もつらくない、大丈夫。
たぶん、ここではもう忘れないから。ここから、始まり。
[忘れるものが残っていない、ということでもあるのだけれど、翻ってみればそれはこれから取り戻すものがあるならば、それは多分、良いこと――そう、思うことにする。
応えてくれた真剣なまなざしに、励ましてくれた笑顔に元気づけられる。花みたいだな、と、そう思った]
うん、競争。負けないように頑張る〜。
[何もしてあげられなかった、と、彼女は言った。何も知らないのに、そんなことはないだろうという気休めなど言えない。
けれど、いつか会えたなら、きっと彼女なら]
[嬉しさを、言葉として改めて伝えられたのなら。
それは慰められるように。
労わられる様に。
触れられた、ミッシェルの手の温もりに。
どこか懐かしさと安らぎを覚えていたのだから同じだと。
視線だけで訴えて。]
一つずつ、交換?
えっと、わたしあまり引き出しが無いけれど…
面白そうね。その話、乗るわ。
[柔らかく立ち上る紅茶を一口含み。
薫りを味わいながら、提案には(>>44)目を瞬かせては了承。]
え? わたしからでいいの?
えーっと…
[聞きたいことはたくさんある。
何処から来たの? 何処へ行くの?
ずっと、一緒に居られるの?
些細なことから未来を望むものまで。
泡のように浮かんでは、儚く消えていく。
その中で初めに選んだ質問。
それは――]
―― オズからの注文の時 ――
えぇ、ぜったい、に。
お忘れにならないように、お気をつけてくださいませ?
[強く、約を結ばれたのなら。
深く頷いて、その意味を更に深めようと。
チョコレート色の揺れる髪、小さなお客様へと紡ぎ返して(>>51)。]
それは嬉しいお言葉ですね。
わたしは、ミュリエルと申します。ぜひ、お見知り置きを。
[常に歓迎されるらしい申し出に。
名を語らえば、お客様からも名を、返されるだろうか。
ちらりと店内へと居るミッシェルへ。
目配せをして、微笑ましいやり取りを彼女とも共有しただろう。]
[ソファーに転がったまま、辺りを見回す。
店内の空気に様々な香りが混ざっていて。いい匂いだな。と鼻をひくつかせる。
苺 紅茶 ココア
少し苦い…この香りはコーヒー
一つ一つは違った香りなのに、混ざり合っても不快ではなくて、むしろよりいい香りだと感じてしまう。
それはこの場所だからなのか。
それとも自分が知らなかっただけで、世界中の全てのお店がそうだったのか。]
ボクも注文していいのですか?
メロンソーダ飲んでみたいのですよ。
[今更考えても仕方がないこと。とソファーに顔をうずめて、ひとしきり足をバタバタさせたのち、注文した]
俺たちの、絶望の、あじ?
…はは。
俺が彼女に与えた、絶望のあじ、か…。
[アルウェンのあの昏い虚空に。
自分の透明な壊れた器に。
宿り滴り落ちるほどの“絶望”の黒と透明の雫。
彼女のあの深い絶望の痛みと、
その絶望を与えたのが己であることを想えば、
男は昏く静かな自嘲を零し]
それで? 俺たちの“絶望”は…あんたには、どんな味だった?
[彼女の虚空から溢れ、噛みしめたあの絶望のあじ。
自分に感じられたそれが、この、感情の横糸が抜けたように、
意味の縦糸だけで淡々と言の葉を紡ぐ男には。
どう感じられたのか。昏く透明な興味にも似た何かを、向けて]
―― 淡く消えゆく姿を見て ――
[その光景は、微かな予感と共に。
店長代理へと直接入ったオーダー。
注文主は訪れた時、桜の花が飾られたテーブルへと向かったお客様(>>343)。
瞳に空虚を纏っていた初めの印象は。
まるで刷新されるかのように。]
どうぞ、お変わりなきよう。
何でもお申し付けくださいませ。
[淡雪のように、透けていく姿は。
もう、長く語らえた青年には、うす暗いヴェールで目隠しをしたように映らないだろうか。
それでも、彼女の存在はこの場に居るのであれば。
しばしのお別れ。
再会を、祈らずには居られず。
そっと目を伏せ、願う。
再会とさよならの場所で。
――再び、出逢えることを。]
―― 淡く消えゆく姿を見て 了 ――
投票を委任します。
菓子屋兼喫茶店店員 ミュリエルは、店長代理 に投票を委任しました。
店長代理。
[ミュリエルは、オーダーを受ける店長代理を呼び。
双眸で、その人の仕草を眺めていた。
お客様へは深入りしない。
頭では判っては要る筈なのに。
揺れ動く心は、いつも初めての立会いのように。
湖面のように揺らぎ、波立つ。]
[再会の場所へ旅立つお客様を見送る度。
姿消えゆくお客様を見守る度。
言葉にし難い想いに、ミュリエルは無防備に襲われる。
それはいつ如何なる時であっても。
しかし感情は決して表に出すことは無く。
ひとつの時の流れとしてただ――
静かに過ぎ去るを待つだけ。]
―――生きてイるもの。
[来太から悲しいな、と評されれ>>2:179口元に指をあてて考える仕草を取る
繰り返し出力されるデータの列が、生きていると言えるだろうか。それはジルベールの中で疑問ではあった
だがしかし"故郷"にいる頃から何の因果かこうしてプログラムから縛られずに他の者と同じ様に自由に思考できると言う事は]
"生きてイる"の定義があい魔いではあリますが、自由に話gaで着ているという事は、生きていると言っても良いのかもしれマせんね。
…と意うか、そう思う琴にします。そう言ってもらえて何だか嬉しかったデすから!
[もう一度、にこっと笑った]
僕の名前。――ジルベール、と言いマす。…貴方は?
来太さん、でスか。
――憶えておきます。本当ノ本当に、0になる時まで。
[そうして問いかけて相手が答えたならば反芻して、約束を交わした
故郷以外の人間の名前を知ったのは初めてのことだった]
[ミュリエルと、新しいお客様のやりとりは。
ほほえましい親しみに満ちて。
所々、微かに漏れ聞こえるそれを、遠目にしていれば。
ミュリエルからの目配せに>>57、ふふ、と瞳だけで
彼女がおすそ分けしてくれた、微笑みを共にして]
勿論、なんでも注文していいのよ。
メロンソーダね。飲んだことがないのね…
ね、じゃあ。初めての記念に。
特別に、アイスクリームも乗せましょうか?
[ソファーに転がる少女の注文>>60が近く聴こえれば。
エリーにばかりお任せは申し訳ないのと。
オデットの様子も気になっていたので、近寄り。
ゆっくりしててね、と案じる眼差しを向け、微笑んで受ける]
―――わ!ありがとう後ざいます!
[来太との会話が終わった後、周囲を眺めながら残ったタルトを口に運ぶ
丁度最後の一口が収まった所で注文の品が供された>>2:190
カルアとミルクが二層に分かれ、アクセントにミントの葉が添えられていた]
僕の故郷とはまた違ってイますね。こんな風にキレイに分かレてるの、初めて見ました!
――では、いただきます。
[マドラーで白と黒の層を混ぜれば、混濁してやがて茶褐色となる
口に運べば優しい甘味とアルコールの風味、そして後からミントの香りが広がった]
投票を委任します。
天候観測 ジルベールは、店長代理 に投票を委任しました。
―――うん、おいシい。
[そう呟いて、再び顔をあげる。周囲に眼をやれば先程の隻腕の男の姿が眼に入った。先程から、彼の何か考え込んでいるような様子が妙に気がかりだった]
《話をシてみたいな》
[カルアミルクのグラスを手に取って、その男の元へ歩み寄る]
―――少し、良いで素か?おとなり。
[お辞儀をして、声をかける。
側に別の者がいれば、その者にも挨拶をしただろう]**
>>47
あら、そう…?
ちょっと、風に当たりすぎたかしらね…
きっと温まれば大丈夫よ。
[手伝うつもりが、自分の顔色が良くないと、緑色の髪をした店員に指摘され、苦笑しながら誤魔化す。
気分が良いと言えば嘘になるが、心配させることもないだろう。]
あなたこそ大丈夫なの?
さっき、具合悪そうだったから。>>1:311>>1:344
[店に入ってきたときに、ちょうどその店員が席を外すところだったのを思い出し、目の前に置かれたコーヒーカップを持ち上げながら、そう訊ねた。]
[宿り主の心が揺れる事位。
記憶を宿し、右の瞳に宿る青年にとって悟ることは容易い。
――再会の場所がある。
その噂は予てから聞いていた。
しかし右目の青年にはその場所へ出向く「術」が無かった。]
『ねぇ、君も望めば』
[右目の青年は、揺らぐ心の宿り主へとそっと囁く。]
『君が望めば。――その場所に行けるんだよ?』
― 現在 ―
[少年>>68が唸るような声を上げるのを、静かに見守る。
年齢は自分よりも下だろうか。
服装は異国のものだが、上等なものだということはわかる]
……怖い?
[ややあって、絞り出すような声で答えが返ってくる]
それは、厳しい、とは違うのか?
[子供らしい悩み。しかし、こちらもまだ子供と言える年齢ではあるが、同じ目線で考えることは出来ない]
いや……違うなら、すまない。
僕は親というものを知らないから……。
[育ての親、ならばいたかもしれないが――はて、どうだっただろう。
何か言い淀んでいるようにも見える少年。
しかしそれ以上の追及はせず、まずは反応を待った*]
『知りたくない?
君が何者であるのか。
少しずつ、取り戻しているのだろう?
奪われた記憶を』
[畳みかけるように。
掛ける言葉の罠は狂言者の如く。
甘く、低く、酔わせるかのように。
呪縛は色を以てミュリエルへと絡みついていく。]
――お忘れではなくて?
私も、居るのよ?
[右目の青年の罠に堕ちそうになったミュリエルを。
呪縛から掬い上げたのは左目の未亡人。
彼女もまた、再会の場所を求めて宿る記憶の一部であり。
向う術を無くした者。]
貴方、私がこの子の記憶を奪って利用したと言っているけれど。
――隙を突いて畳み掛けようだなんて。
果たして人の事が言えるのかしら?
[挑発するような笑声に含まれた問いかけは。
まるで宿り主を護る術を漂わせた者に似て。]
…父親と…人としての心を失った、か…。
[人間らしい、という言葉に隻腕の男の眉の
微僅するのをちらと見遣り。
続く言葉を聴けば。空色が、いつかの遠い記憶を見つめるように、昏く眇められる]
それで…あんたの子は…どうなったんだ。
[何処か強張った響きの呟き。
さわり…ぱちゃ…男の足元の薄暗がりが、ごく微か哭いた]
―― オズとのひととき ――
えぇ、オズ様から直々にお誘いいただきましたこと。
とても光栄に思いますよ。
[躊躇わず。名乗る少年の名を復唱し。
微笑ましい会話に、思わず口許が緩みそうになったのを堪えながら(>>65)。
視線で交わすミッシェルとの微笑みを分け合って(>>69)。
彼女も小さなお客様へ給仕するのだろうかと、動く様を視線で捉えつつ。]
ではオズ様。何かございましたらお声掛けくださいませ。
[ふたたび一礼をし。オズ様の元から離れると。
お客様同士、新たな繋がりが生まれていくのだろう。]
[店外からお戻りになられたお客様に。
此方の体調を気に掛けられたのなら。
バツの悪そうな表情を一瞬だけ覗かせては笑みを形取り(>>76)。]
いえ、少し考え事をしていたものでして…。
お気を煩わせてしまいまして大変失礼いたしました。
[謝罪を口に、はぐらかして。]
では、どうぞ温かい内に召し上がってくださいませ。
食器の弁償は構いませんが、もし手伝っていただけるようならば、それはとても助かります。
[珈琲を勧め。
申し出があった手伝いの件に関しては、柔軟に対応しようとそっと言葉を添えた。]
/*
ログ読み三行
・オズのまほうつかい
・来太かわいい
・さて次どうしよう
そういえばこの子肝心の所長のことを回想して……あ、煙草分あったわ
繁盛してるのね…
[ビールをまた一口飲みながら、彼女の後姿を追いかけるように眺めていた。
どこからか、誰かの歌声が聞こえてくる。
先ほどの女性店員とはまた別の声だ。
身体ごと振り返ると、赤い髪の少女が、店の片隅でどこか懐かしい歌を歌っていた。
グラスを置くと、美しい歌声に合わせて、赤ちゃんの背をかるくぽんぽんと叩きながら、目を閉じた**]
[思い出す。
初めてミュリエルが注文の品を出す様を見た時、なけなしの好奇心が刺激されたのを。
同時に、その時は懐かしい味で腹と心を満たしたばかりだったから、
刺激的な品を――未知にして不思議な味を。供されてみたいという目的を持った。
しかし今はありふれた“普通”の味を何よりも請うて。
コーヒーが出てくるのを待つ]
良い香りね。
[小さく、呟く。ゲームに没頭する少年の邪魔はしないように]
[オデットの笑顔が大きくなるのを見れば>>75、
理由までは知れずとも。ふわり、こちらまで
心の何処かがあたたまる心地がして、微笑む]
あら。お姉さんがいるのね。いくつ違いなの?
[オデットはメロンソーダを飲んだことがないらしいのに、
姉はあると聞けば。クレイグとの会話は知り得ず、
少し年上なのかしら、と思いながら]
そうよ。とっても綺麗なグリーンで、
はじけるお星さまを飲んでいるようなの。
ええ。特別に、アイスクリームもつけるわ。
普通はバニラ味が多いけれど、
オデットの好きな味のを乗せましょうね。
[嬉し気に少し身を乗り出す少女が可愛らしくて。
ふふ、と微笑みながらアイスクリームの好みを尋ねた]
[オデットの注文を受ける前だったか、後だったか。
ふっと、微かに自分の名の聴こえれば>>52。
こちらを見遣る、ナナシと目が合って。
”歌が好き、だと思う”そんな会話を
少し笑顔になったミルクティーのお客様と
交わしているらしい様子に。
お客様同士の笑顔と、歌が好きだと思ってもらえたのと。
どちらもとても嬉しくて。ふわり、微笑みを返した]
そう…店員だって人だものね。
考え事くらいするわ。
[店員が何かはぐらかした>>82のを感じ、さっきの自分もこんな風に見えていたのだろうかなどと考えながらも、お互い様だからとそれ以上は追及しない。]
…ありがとう。いただきます。
[温かいうちにと促され、コーヒーを一口飲めば、その温かさと、香りが気分を落ち着けた。]
さっきの花の薫りのするコーヒー>>1:314もだったけど、これもなかなかのものね。
このお店が繁盛するはずだわ。
[にこりと笑顔を見せ]
手伝ってあげるんじゃなくて、私が、お手伝いしたいの。
まあ、ずっと手伝ってしまったら、あなた達も気が休まらないわよね…
だから、忙しそうなときだけ…ね。
[辺に気を遣わせないための気遣いである。
店員だけで手が回らなそうなときは、さりげなくフォローにまわるだろう。]
…そうだ。あなた達の名前は…?
[店を手伝うのに、お互いの名前を知らないままでは不便である。
目の前の店員と、他の店員を見くらべながら、訊ね]
私は……エリザベータ…
リザで良いわ。
[少々不自然に間を開け、そう名乗った。
酒場の女主人だった頃の名前を、また飲み込んだ。
自分はまだ“魔女”だから――]**
―ミュリエルとの語らいの時―
あ、やっぱりアップルパイは好きだったのね。
良かった。
いつも頑張ってくれてるエリーに
たまには、好きなお菓子を食べてほしくて。
うん。美味しいね!
[ほのかな甘い香りの中、杞憂を告げられれば、
ほっとした表情になり。
ミュリエルが美味しいと笑む様子に、
嬉しくなりながら、微笑み返して。
この先の会話も、こんな風に、彼女が話しやすいように、
話して貰えたらいいな、と願いつつ。
どんな話でも、向き合って聞くだろう]
瞬かない星々の間を飛翔する
あなたの種の《のりもの》は、不幸な邂逅を齎したこともありました。
[店長代理は眼差しを誰もいないカウンターの席へと向ける。]
低次元知的生命体達と接触に成功したもの、
他のグループにもならぬもの▓▒▓█▓░░▓▒よ。
[店長代理は右手を緩やかに動かし視えない金の粒子を纏わせるが何を出したのかは誰にも分からないだろう。そもそも、そこに何が誰がいるのかも分からない。]
瞬かない星々の間を飛翔する
あなたの種の《のりもの》はある種には毒となるでしょう。
[店長代理は眼差しを誰もいないカウンターの席へと向ける。]
低次元知的生命体達と接触に成功したもの、
他のグループにもならぬもの▓▒▓█▓░░▓▒よ。
[店長代理は右手を緩やかに動かし視えない金の粒子を纏わせるが何を出したのかは誰にも分からないだろう。そもそも、そこに何が誰がいるのかも分からない。]
[何かに耳傾けるように留まったあと、]
手出しをしないということ。
幾つもの生命と文明の芽吹きと終焉。
繰り返される終わりと始まり。
あなたはそれを選んだ。
観測者として、そして宇宙の見守り手となり。
より良き次への宇宙のために。
[店長代理は胸の前で右手を緩やかに翻すような動きを行う。
マリンダが訊ねているもの、データディスクを再生する機器が、店長代理の掌の上に浮いて現れるだろう。]
[それから、幾つか言葉はかわされただろうか。……少年の声がした。隣を、というその声はどこか奇妙な印象を感じさせた>>73
そう言えば、先程から、この少年から視線を感じていたように思う。
その言葉に、静かに首肯いて了承の意を示し。隻眼の男の言葉には>>86]
……ああ、…気にすることはないよ。
私も、君とは話してみたかったからね。
また、話す気があるのであれば、こちらも歓迎するよ。
[そう言って、穏やかな微笑みの仮面を纏う。]
…………さ、遠慮することはない。……私と、話してみたかったのだろう?
[男を見送ってから、眼帯をした少年に声をかける。それは、どこか懐かしさを持って、少年の耳に届いた*かもしれない*]
[微笑む女性>>89その表情に心が和やかになるのを感じれば。
足をパタパタするのをやめ、撫でられてお腹を見せた子犬のように無警戒な様子で]
おねーちゃんはボクと双子なのです。
オディールっていうのですよ。
[同い年の双子、だけれども片方はメロンソーダの味を知っている。
小さな差異を自分自身に誤魔化すように、理由付け]
お星様を飲んでるみたいなのですか!?
わわ。すごく楽しみなのです。
おねーちゃんと、おかーさんがお出かけした時
ボクお留守番だったから飲み損ねたのです。
だから、ずっと飲んでみたいなぁ。って……。
[現実とのわずかな矛盾を『お留守番』というオブラートに包み込む。
その言葉から女性が何かを察するかはわからないけれど]
―ミュリエルとの語らいの時―
[ミュリエルの眼差し>>53から、
伝わり来る気持ちは、じんわりと心を温めてくれるようで。
何故か、また少しだけ泣きたいような心地を覚えたのを堪え。
ありがとう、私も同じよ。瞳で頷いて]
あ、もちろん、
話せるお話だけでいいから、ね。
パスもあり、で。
[あまり引き出しが無いという言葉>>53に。
だから大丈夫、お先にどうぞと、頷いて]
[何処から来たの? 何処へ行きたいの?
どうして、店員になろうと思ったの?
時折、どことなく不思議な様子になるのは何故?
貴女の微笑みのために、
少しでも、何か私にできることはある?
彼女を知りたくて、或いは彼女を案じて。
心の内に綴じていた、いくひらもの、聞けずの言の葉たち]
え? …一番幸せだと思える想い出?
[ミュリエルからの最初の問>>55は、
とても優しい、そして切ない問い掛けで]
―― エリザベータとのひととき ――
[はぐらかしの言葉にすら、気遣われたのならば。
苦笑を口許へ浮かべて受け止めて(>>91)。]
ありがとうございます。
それでも、此処が賑わうのはわたし達というよりも。
お客様方のやさしさが溢れているからだと思います。
[薄く透けた姿でも、店内でくつろぐお客様方にも目礼を交わし。
美しい笑顔を向けられたのなら、微笑みを返して。]
――…では、お言葉に甘えても宜しいですか?
でも、お客様がご無理をされることは無いので、
あくまでも気が向いたら、で。構いませんので。
[好意を素気無く下げることもまた、失礼にあたるだろうと。
ミュリエルは店長代理へ、一度視線を映してから。]
はい、わたしはミュリエル。
あちらはミッシェルと申します。そして店長代理。
――リザ様、ですね。ありがとうございます。
では、お手伝いいただくときには、「リザ」と。
呼ばせて頂きます。
[美しいお客様が名を語られる際。途切れた言葉に。
何かを感じるも、深追いする事ではないと気にせず。
新しい仲間を迎え入れる微笑みは、店員の其れとはまた違う。
少し砕けた身内への笑顔を向けた。]
―ミュリエルとの語らいの時―
………お父さん。
小さな頃の、お父さんとの想い出、よ。
[考えるより速く。想い出が唇から零れた。
此処に来る直前と、来てからの記憶は曖昧ながら。
幼い頃の、鮮明な記憶の扉を叩けば。
応える懐かしく遠い日々の少女の姿を、すこしだけ、語りだす]
/*
奇しくも…というか、ほんとに偶然、
ミッシェルもシモンも、父親が出てきたり。
そいえば、スターライナーもでしたね。
ミッシェルは、お母さんの要因の方が大きいですけど。
―― マリンダからの問い掛け ――
[注文を受けた珈琲をお出しする。
お客様の手に沿う端末からは、小さな、それでいて賑やかな音が溢れていて。
弾む、愉しそうな会話は。給仕する此方も耳で、愉しみを分かち合う。]
再生できる、端末ですか?
[差し出したソーサーから手を引こうとして。
新たな問いかけに。手が、止まる(>>97)。
断りを入れて品物を見る。]
あ、店長代理。
ありがとうございます。
[差し出された物を認識しようと、一瞬の間。
空かさず店長代理が細身のお客様からのご希望に沿える機器を差し出す(>>100)。
柔らかな店内に、少々居心地の悪そうな、無機質な機器へと一度視線を落としてから]
此方は、お客さまの思い出の品なのですか?
[失礼とは承知で。興味を引かれたままに尋ねていた。]
[>>50大丈夫だ、と言う相手に僅か目を瞬かせて]
そっか…始まり、か…
忘れるものがないなら、あとは、思い出していくしかないもんね
[きっと、目の前の青年の思いは、半分も理解してあげられてないだろうけど。小さな願いと共に笑って]
じゃあ、ここでおねえさんと話したことも…覚えててくれるといいな
[自分は彼に対して何か刻むことはできただろうか。もし今度会えたなら、覚えていてくれるだろうか。少しの不安と、期待
そうだ、自分も、忘れたくなどない。辛い記憶も、幸せな記憶も、そしてここで過ごしたことも]
[すると彼からのお願い>>52
誰かに歌ってほしいとお願いされるのは久しぶりで、くすぐったいようなそんな気持ちになり、顔には笑みが広がる]
歌…?…うん、良いよ
そうだなー、何にしようかな
[「好き、だと思う」──その言葉は記憶がない故のものなのだろうと少し気持ちが陰る
でも、それでもいい。今からでも「好き」にしてみせようじゃないか
どの曲を歌おうか、そう思案していると、窓の外の山茶花が目に映る
ひとつ、曲が思い浮かぶ。小さく息を吸って歌い始める]
♪うーさーぎおーいし かーのやーま
[浮かんだものは故郷の景色。『故郷』のうた]
♪わーすれがーたき ふーるーさーとー
[一番が終われば二番へ。最後まで歌って
歌声は静かに響く。全ての思いをつつむように]**
違うわ。
気がついたら上着のポケットに入っていたの。
これが何なのかわたしも知らない。
[だからこそ興味を惹かれもするが]
わたしは。
わたしの心が命じるままに、これを見てしまってもいいのか。
[言いつつも、ディスクの入れ場所を求めて、機械に手を差し伸べる**]
投票を委任します。
マリンダは、店長代理 に投票を委任しました。
―オデットの傍ら―
まあ、双子なの?
オデットみたいな可愛い子が、もう一人いるの。
オデットとオディール、二人とも素敵な名前ね。
[少女が足の動きを止め、どこか無防備に自分のことを
話してくれる様子は、懐っこい可愛い子犬のようで>>103.
先ほどまでより、少しだけ心開いてくれたような気がして。
嬉しげに耳を傾け]
[“ずっと飲んでみたいなぁ。って”>>103
どこか、憧れめいた響き。
残念さや、姉への微かな羨ましさが滲むような]
そう、オデットだけお留守番だったの。
それは、本当に残念だったわね…
[少女の心中を想い、微かに眉根を下げて。
次に一緒にお出かけできた時にも、
飲めなかったのかしら。
それとも、この子には“ずっと”そんな機会がなかったの?
そんな風に考えた時。
ふと、思いだしたのは。入店直後の少女の様子>>1:240]
[ことばを変えながら繰り返される、包み込むように穏やかな旋律。
その響きが、静かに終わりを告げたとき。
上手な言葉なんて、見つからなくて]
――ありがとう。
僕、歌好きだな……。
[心からの感謝を込めて、微笑んだ。
うん、とうなずき、立ち上がる]
そろそろ、探しに行こうって思うんだ。
話してくれて本当にありがとうね。**
(>>77)
厳しい…。そう、だな…厳しいとも言えるけど…
…でも、やっぱり怖い。何を考えてんのか、わかんねーんだ
[やはりどこか歯切れが悪くそう答える。拳を膝に押しつけて下を向く
そして思い出したようにぽつりと小さくつぶやく]
…きっと、母様も父様も…家のことしか考えてねーんだ…
[両親のどこか遠くを見ているような目。自分に向ける冷たい目。それを思い出すと思わず体が震えた]
[すると、『親というものを知らない』、そういう少年の言葉が耳に届く
目を丸くし少年の方を見る
親がいなければ…恐怖の対象であらうる両親であろうが、いてくれなければ自分はどうなっているか想像もつかない]
親をしらない…?
…なあそれって…どういう気持ちなんだ…?親がいてくれなきゃ…たいへんだろ…?
[驚きの混じる声で、少年に言葉をぶつけた]
[最初の注文の時。メニューを読めず困った様子の少女は。
心細げな様子で、真っ先に。
“おばあさん”>>1:240を呼び頼ろうとした。
“おかーさん”ではなく。
少女の語る内容そのものは、ごく普通の耳触り。
けれど言葉に宿る心の響きに触れ、入店直後の様子を思うと。
微かにざらつくような、手触りが残り]
そういえば、“おばあさま”のことも呼んでいたわね。
よく一緒に、お出かけしていたのかしら?
[事情を知り得ぬ脳裏に、思い浮かべていたのは。
双子の可愛らしい少女たちと、母親と祖母との、
微笑ましいような、お出かけのイメージ。
だから、笑顔でそう尋ね。
イチゴ味のアイスのリクエスト>>104には、
素敵ね、きっと合うと思うわ。と頷いた*]
/*
PLの想像してた以上にオデットが、ミッシェルさんに母親を重ねてる気がする……。
名前を聞かせなきゃと思いつつ、その流れに持っていかないのはそのせい……かな。
これ、全部話したら成仏できそう。
[この店の扉を潜ったそのすぐ後のこと>>1:76。見つけていたものがあったはずだった。
窓際の席>>1:22に、今はひとの姿はない。
ここにいたのは、『 』と話をしていた、傷のある隻眼の男の人。いまは席を離れて、誰かと話をしているようだ。
人の席に断わりもなく近づく非礼は、あとで謝らせてもらうことにして、どうしても見たいものが、そこにある。
リアは教えてくれた。『朝顔は夏に咲く花>>1、もう時期は終わり>>8』。
季節の違う花がここにあることは、この場所の不思議を思えば、さして気になることではない。
感じた違和感は、別のもの。
春だったはずだ、と]
[咲き誇る、桜の花。
窓は開いていないはずなのに、机の上にはいくらか花びらが零れてはいる>>1:109。
それでも、終わることを知らないかのように――あるいは、終わりそのものであるかのように、咲き匂う。
窓の向こうには、他の誰かの目には知らない――この目には、嵐が見えた。
闇の中、時折閃く雷鳴に照らされて、殴りつける暴風が木々を躍らせ、溢れた川の水が地表を薙ぎ、雨音が鼓膜に叩きつけられる。
窓の外の音は聞こえないはずなのに、なぜか、はっきりと耳に届く。
けれども、その花は不思議と風に煽られることもなく、静かに佇む。
花が、春の嵐が、二重写しになって――花びらがまたひとつ、誘うように、ふわりと風に舞った。
意識の中で、『水』が沸き立つ。すべてをさらおうと押し寄せてくる。
両の手を握りしめる。爪が手のひらに食い込む。
もし、そのとき。窓に誰かの姿が映ったなら、そして、ガラス越しにでも目が合うことがあったなら。
桜から視線を離し、振り返るだろう**]
いま読み直したら、窓の桜、外にあるっぽい…また誤読〜、ごめん、お手数かけたみたいで。
桜といえば、あの談話室の枝の印象が強すぎて、つい変換されてしまった…!
[最後の音は長く響いて。そしてゆっくりとその歌を歌い終える
目を開けて青年を見つめていると、青年から送られたのは感謝と「歌が好き」だという言葉>>123]
いえいえ。好きって言ってもらえて良かった
…また聞きたかったら呼んでねー
[青年の微笑みに、こちらも笑顔で返して]
そっか。見つけられることを、祈ってるよー
こちらこそ、お話してくれてありがとう
じゃあね、ばいばい
[立ち上がった青年には、精いっぱいの感謝を述べて。手をひらひらと振って相手の旅立ちを見送った]
[窓に移った、じぶん。思えばずいぶんと心が軽くなった気がして
きっと青年の会話で、こちらも元気をもらえたのだろう。そう思うと再び小さく感謝の言葉を]
…ありがとう。ナナシくん
投票を委任します。
白の騎士 クレイグは、店長代理 に投票を委任しました。
そう、先程の客は観測者。
彼らのようなものがここへ来るのは珍しく久しいこと。
[それから、店長代理は機器から指を離す。
後はマリンダの選択を見守るだろう。*]
/*
久しい云々ほど店長代理は長く(?)ここに居る訳ではないのですが、久しいというのは既に何らかのものにより知っている感じで。(曖昧曖昧にぼかす)
/*
どういうRPで落ちるか決めてないもんだから落ちるタイミングがわからない…。というかどうやって落ちよう…
誰かに死者に会える場所の話を聞くかなあ…聞けるかなあ…
どうしよううううう
*/
/*
正確に言うとリアの知り合いは同じチップではない
でも茶髪の青年だからきっとクレイグと被って見えるはず…!…というご都合主義
*/
[さて何を頼もうかと思考を巡らせ、思い描いたのは雪のように真っ白な――……]
なあ、ティーシェイク頼めるか?
[先ほど、客に呼ばれたといってこの場を離れていた店員がオデットと話している。話の区切りが良さそうに見えた時に、彼女にそう声を掛けただろう]
宝物?
[その後、オデットが包帯を持って嬉しそうに笑みを浮かべるのを見て首を傾ける。
友達から貰ったものだというが、まさかその友達の遺品ではあるまいなと思ったが、それなら嬉しそうにはしないだろう。
何故、血のついた包帯が宝物なのかが気になって、話の続きを促すようにその包帯をじっと見つめた]
[さて、自分はこれからどうしようか。当てもなく店内を見回しながらミルクティーを一口
すると店の壁、たくさんの扉が目に入る。確かこの扉、開けても良い、と店員に言われたはずだ>>1:25
扉を開けにいこうかとも思ったがその前に]
すみませーん、ガトーショコラをください
[食べてしまったアップルパイの代わり、新しいケーキを注文する
注文を待つ間、扉の向こうには何があるのだろうとわくわくしながら、ミルクティーに口をつけた]**
宝物か……。
[腰に提げている白銀の剣に視線を移す。
ここに来る前に、彼女から借りたものだ]
《この剣は私にとって誇りなの。…だから絶対に後で返して》
[宝物とは違うかもしれないが、大事に思っていることには変わりなさそうだ。
そう呼べるものを、オレは持っていただろうか]
…くまのこみていたかくれんぼー
おしりをだしたこいっとーしょー
[それから、赤ちゃんの顔を覗き込むようにすると、村に昔から伝わる歌を、さっきの少女とは比べ物にならないほど、たどたどしく、小さな声で歌い始めた。]
いいないいなー にんげんっていいなー
おいしいおやつにほかほかごはんー
こどもの帰りを待ってるだろな…
[ああ、自分はまったく親になりきれていないなぁと思う。
故郷の母親の顔が浮かんだ
最後にあったときは、子供が産まれたらよろしくー、なんて言っていたけど、帰れなかった。]
ぼくもかえーろおうちに帰ろ
でんでんでんぐりがえってばいばいばいっ
[赤ちゃんの顔をみながら、最後まで歌った。
赤ちゃんは、最後のところが面白かったのか、もう一度声を上げて笑い、鼻を触ってきた。]
へへ…
ママもなかなかのもんでしょ?
[呟いた**]
>>109
ミュリエルにミッシェル…店長代理、ね。
よろしく。
[お言葉に甘えて…との言葉に、もちろん、と微笑みを返し、それぞれの顔を確認しながら、教えられた名前を復唱する。
目が合えば、軽く目礼しただろう。
その直後に聞こえた、新しい注文>>133]
はーい、ガトーショコラですね。
[店員に視線を向ければ、3人とも他の客の応対で忙しそうだ。
さっそく出番だと、明るく声を上げ、立ち上がった。]
更新時間が24時間延長されました。
― オズとの会話 ―
[一般的に、親が怖いというのは叱られた印象から来るものだと思っていたから。
少年>>124の答えに意外そうに目を瞠る。
それは、彼の身形の良さと関係しているのだろうか]
家のこと……か。
身分が高ければ高いでまた別の問題がついてくる。
難儀なものだな。
[少年が身を置く世界は、こちらとは全く違うもののようで。
共感は出来ないが、ただ同情を示すように溜息をつく。
対して少年はといえば、こちらの境遇に驚きを受けたようで、質問をぶつけてくる]
大変……と言っていいのかはわからないな。
僕の里では、親を亡くした子はそう珍しくなかった。
ただ、僕のように産まれてすぐ母親を亡くして、他に身寄りがないというのは、少し特殊かもしれない。
[母親が何処から来て、父親は誰だったのか。
それを知るものは誰もなく、ただ産み落とされた子を不憫と感じた者はいたようだ]
僕はとある家に引き取られて、一応そこの子として育てられた。
別に酷い目に遭った訳じゃないよ、でも……いつも、何処となく居場所がないような気持ちはしていた。
そこに居てもいいと思われるために、手伝いやなんかは一生懸命していた、つもりだけど……。
[ぼんやりとしか説明できないのは、そこもまた記憶に欠落があるからだった。
関係は悪くなかったにしろ、横たわる僅かな溝が埋まることもまたなかったと、そういうことなのだろう]
でも、大人の事情に振り回されるのも、それはそれで大変なんだろう。
[震えているように見える少年。
彼の事情は、断片的な言葉からではわかりはしないけれど。
ただ、そっと肩に手を置いた**]
は、―――。
[そこに、いたのか。
思わず先程まで店長代理がいた位置の正面の席を振り返って数秒見つめて、
やはり、そこに誰の姿も見つけることが出来なければ、溜め息をつくしかなくなる]
まあ、…いいわ。今更、だもの。
[気を取り直して機械の側面に触れ、データディスクの入れ場所を探り当てる。
ディスクを挿入すればフォルダが勝手に開く。
入っているのは映像ファイルと、音声ファイルがひとつずつ。
どうやら操作方法は女の愛用する携帯端末と一緒でいいらしい。
音声ファイルに指で触れ、開き―――]
「ぴんぽんぱんぽーん♪」
「開店《おはよう》から閉店《おやすみ》まで、
皆のミッションを見守るオペレーターのレディちゃんが、
閉店時間をお知らせします☆
みんな、お疲れさま」
[―――閉じた。
その間2秒、に思えたが実際はもうちょっとだけ長いだろう。
決して騒音になりうる音量ではなかったけれど反射的に。
何せ、基本的に静かな菓子屋兼喫茶店の雰囲気にそぐわぬ、
場違いなほど明るい声だったから]
………。何かしら、これ。
[当然の疑問を零し、端末から手を離す]
[“レディ”――本名、テレジア・グロウスをご存知か。
ゲームセンターの片隅で稼働するオンライン協力型シューティングゲームのキャラクター。
普段は明るく前向きだがその実兄と生き別れたりなんてしている少女。
ゲーム中では時折歌を聞かせてくれることから、シリーズ第二弾稼働時についた二の名が、
『月華の歌姫』である。
その声に聞き覚えがあるとすれば、他人の空耳か、かのゲームを知る者か、
―――同じ“夜”の世界を駆け抜けたことがある者のみ*]
お待たせしました。
[先程の注文>>133を受け、赤い髪の女性の前に、チョコレート生地に、粉砂糖で蝶の装飾が施されたガトーショコラが差し出される。
念じただけでケーキが現れたのは、自分に未だ残る魔力のためだろうか。
それともここがそういう場所だからだろか。
いずれにせよ、これなら他の店員の足はひっぱらずに済みそうだ。]
あなたの歌声、とても素敵ね。>>116
さっきの歌、なんだか懐かしい感じがする。
なんていう歌なの?
[客に世間話を持ちかけるのは、酒場を営んでいたときの癖である。
丁寧過ぎない口調で、それでいて客に対する敬意は忘れずに、女性に訊ねた。]
/*
おや。”観測者”という概念を、あの世界の人類達は持っていた、のか。突つきたい所ではありますが、想像のデータディスクではなかった為に、割と動きに困っています(滅亡村のナイジェルのディスクかと思っていた)
[店長代理は何処か面白がるような眼差しを微かにひとつしていたが、マリンダのデータディスクへは踏み込むつもりはないようだ。
それは、またある”世界”のものだろうから。]
( “大きくなったなあ…シモン” )
[あたたかな茶金の瞳が、笑う]
(“人狼の出来損ないだが、狂人としてなら使えるさ” )
[茶金の眼の奥、冷たい赤が嗤う]
/*
いやね
もうぶっちゃけこっちのエドワーズとあっちのエド先生と話させてみたい程度にはね
エドワーズ先生は、このエドワーズのことは大変気に入らないだろうなあ、とは思っている!
[あんたはその子に、何をした? 何をさせた?
声にならぬ問いが、脳裏を過るも。
僅かなりとも、己の境遇に重ねてしまった愚かさを、
一瞬だけ、空色をきつく瞑り、ふり払うようにして]
――…人狼に、「なった」か。
あんたの子が…人としての心を失ったのは、何故だ?
[人狼を知るが、人狼ではない男は。
はかられている距離とは違うだろう、自身の答えしか持てず。
空色を眇め、試すような眼を見返した]
/*
あ、マリンダさん、今日落ちなのかなあ…
うう、絡みにいけず、すみません…
すごく行きたかったんですが
(中身さん的なのは抜きにしても)
投票を委任します。
"TrinityGhost" ユージーンは、コンディトライ居候 ミッシェル に投票を委任しました。
投票を委任します。
"TrinityGhost" ユージーンは、マリンダ に投票を委任しました。
投票を委任します。
"TrinityGhost" ユージーンは、店長代理 に投票を委任しました。
[>>146ガトーショコラを運んできてくれたのは、店に入ったときに受けてもらって店員でも、ミルクティーのおかわりを運んできてくれた人でもない、桃色の髪の女性だった]
ありがとう
わあ…可愛いちょうちょ
[給仕をしてもらったことへ短く感謝して。蝶の装飾にははにかみながら嬉しそうに声をあげた]
さっきの歌…あ、聞かれてたんだ…。あはは、どうもー
あの歌は、「故郷」だよー
[こんな店内で歌えば響くであろうと思いつつ、聞かれていたことになんだか照れくささを感じて。そして女性に曲名を告げた]
ええ。尾邪魔します。
[隻腕の男から了承を得られれば>>102向かいの席に腰をかけた。
その声は知っている彼と似ているようで、だけれど彼とは多少違っているように感じられた]
やっぱりばれて増したか。見ていたのを…。
ええ。先程の女性と交わし手いた話と同じで州が、僕も貴方の容姿にはミ憶えがあります。
―――けれど、貴方は知っているひととは覆きく異なっています。…左腕から先が、ありま戦ね。
僕の知っている非とは、代わりに義手をつけていたんです。
蒸気で動く仕組みのもの、でした。
[そこまで話した所で、手元のカルアミルクを一口。
相手も何か動くようならそれが終わるまで待って、ちらりと左腕を見た]
―――――どうして子んな偶然が起こるんでしょうね。
此処がそういった場所デある、からでしょうか。
だとするなら、貴方に出会った古都も何か意味が――
[そこまで紡いだ所で、ふいに電子音が耳に届く>>143>>144>>145。その声は故郷の"夜"との狭間に何度も聴いた憶えのあるもので
話をしていた最中であった事も忘れて、声のした方を振り返った。
その先には茶髪の女性が何か機械のようなものを持っている]
――――。
[立ち上がりかけて、まだ話の途中である事に気付いて座り直し、隻腕の男性の方へ向き直る]
―――あぁ、すみま栓でした。
ちょっと懐かし意声が、聴こえたモノです科ら。
[目元に手をあてながら、男へと笑って謝罪した
手の隙間から溢れたものが机に当たり、0と1に還元されて消えていった]
[タタン。人差し指と中指で何かを叩くような動きをすればPCが現れた。否、元からそこにあったのかもしれない。]
便利なものだ。
[送り込む筈だったもの。一ヶ月後に目標最深部で発動する遅効性ウイルスのコードの羅列が流れ、眸に反射した電子の文字が映り込んでいる。
眸を伏せれば、同じくPCの存在も消える。]
【 知りたければ東方へ向かうと宜しい。近く、COLORS作戦が決行されましょう 】
[耳に反響する策士と呼ばれる幹部に忠実なA級エージェントの声。計り知れず掴め切れない。受け取ったカードは、まだ懐に残っているか分からない。その時にならなければ。]
[(>>140>>141)相手の身の上話に真剣な表情で耳を傾ける。
少年の境遇は自分とはかけ離れているようで。また目を丸くする。]
…そうか…
居場所がない……親がいなくても、いやな思いをするものなんだな…
[自分の両親のことを思い出しながら、ぼんやり呟く。
自分の小さな世界では思いもしないような人間がたくさんいる。そう思うと少しの間でも親に愛され育った自分は幸せなのだろうか?
答えのでない疑問が頭をグルグル回る。]
…そうだ。…子どもなんて、親に振り回されるしか…ねーんだ。
……一人じゃ何もできねーからな。
[家を出ようか、そう考えたことは何度かあるが、結局両親がいなければ自分は生きていけないだろう。だから、両親に依存しながら生きていくしかない。――そう、『人狼』に協力してでも。
ふと、肩に触れられた感覚。相手が触れているのがわかった。
なぜだかそれは、とても暖かった。]
[観察するような眼で、目の前の少年を見る。>>157 …今度は、先程のエリザベータとは違い、見覚えのない顔だった。]
まあ。こう見えて、鋭い方だからね。
……成る程、君も『私』を知っていると、…そう言うわけか。
[探求者は知らない。少年の知る『彼』は… 決して 鋭くはなかったことを。
そして、続く『彼』の『異なる』部分について聞くと、軽く、眉を顰めた]
…… 義手 を?
[己が腕を喪ったのは、命を失う直前のことだ。それが。自分の似姿を持った者が、同じ部位を喪失している、……それも、恐らくは長きに渡り。…そのことは、えも言われぬ不気味さを生じさせた]
…………いや、……失礼。
……そうか、君の知る私も腕を失っていたのか。
尤も、私は義手など手に入れる間もなく、死んでしまったからね……
[偶然。>>158 そう、少年は言う]
……偶然、…だろうか。
…………君の知る私によく似た者の名と、……職を、教えては貰えないか。
[と、そこで鳴り響く奇妙な音。に、少年が振り返る。再び座った少年の言葉>>159。なつかしい。…あの、……奇妙な音が。そして、彼の声に感じる、どこかいびつな印象。
恐らくは涙だろうか、彼の眼から零れたものは。
そして、それが0と1とに変わりゆくのも、見ていた。]
………………私は、あのような音には親しみが、ない、な。
君は、私とは違った時代の、……否、
……質問を増やしてしまって済まないが、君は、どういった存在なのか。……そのことも教えてくれ。
[直感が、それはただの平行世界のものではないと告げる。もっと 異質な、何かであると]
/*
腕がない事についてゲーム村エドワーズさんの方で何か設定あるかなとジュエロ村漁ったらエピで無いって描写があったから使わせてもらおう。
多分、ファンの間で妄想話は囁かれてそうだけどな
[店長代理はマリンダの言葉を無言で受け止める。柔らかく。
それはマリンダにとっては慈悲のように映るのか残酷なように映ったのか。]
そう、救いを求めるものにとっては”観測者”は意味はない。
観測を──見守りはすれど、
救いの手を差し伸ばさないのだから。
[そして先程の、マリンダから見れば異種知性体にあたる存在は、感情によって行動することがない。透徹した深き哲学と論理的思考に基づき行動するのだから。どんなに恐ろしい程の力があろうとも。
マリンダの後半の言葉には返事の言葉を紡がずに。]
―― ミッシェルとの語らいのとき ――
[想い出も、記憶もほとんどないからと。
戸惑いがちに告げた理由は、温かな眼差しで包まれ。
けれど、ミッシェルの質問にはなんでも答えようと。
心の内側に視線を。
そして語りかけるように口にしたはじめの質問。
もちろん拒否権は与えたままで。]
おとう、さん?
[紡がれた単語を、かみ砕くように繰り返す。
父親という存在。
自分では知らない、存在。
誰の記憶にも出て来ない、存在に(>>110)。
興味深くミッシェルを見つめた。]
そうしたら、ボクの髪を自分の包帯を外して、結わえてくれたのです。
結び終わった後『かわいい』って頭なでてくれて……すごく嬉しかったのです。
[誰かに髪の毛を結わえてもらうのは初めてだった。
『かわいい』と言われたことも。
それは全て、姉の役割だったはずだから。
同情ではなく、初めて自分の存在が認識されたようで、あの瞬間『いない子』ではないのだと思えたから]
……だから、これは宝物なのです。
[血塗れの包帯を見つめ、うっとりと話すその様子は、その場に居合わせた者の瞳にどのように映ったのだろうか]
―― マリンダの注文を受け ――
[お客様の希望の品は、店長代理が差し出してくれた。
もの珍しい物体は、此方の興味を惹く。]
そうですか。でも――
[見てもいいものかと躊躇うお客様に(>>118)。
代わりに答えたのは、店長代理で。
ふたりのやりとりを温かく見守りながら。
一礼をして店内へと戻る。]
[店内を見渡しながら、ミュリエルは息を吐く。
今は手伝いを申し出てくれたエリザベータが居るお陰で(>>139)、忙しくも余裕を持って店内を見渡せる。]
わたしが望めば――…か。
[店長代理から囁かれた言葉を反芻する(>>138)。
此処に留まる必要はないと、優しさからの言葉であったことは十分に身に染みている。
だけど――]
[照れくさそうに答えるその女性客>>155に、くすりと笑い]
自然に心に入ってくる歌声だったから、つい聞き入っちゃった。
「故郷」…
どうりで懐かしく感じるはずだわ。
[曲名を知り、懐かしむように、しかしどこか淋しげに目を細めた。
大切な人の面影の残る場所に居続けることに耐え切れず、故郷を捨てたのは、遠い昔のことだ。]
あなたの「故郷」はきっと素敵なところなのね。
[エリザベータは彼女の過去>>1:243を知らない。
ただ、「故郷」という名の歌を、これほど魅力的に歌えるのは、きっと彼女が「故郷」を愛していたからだろうと、そう思った。]**
どんな生まれであっても、多かれ少なかれあるだろう。
[身形のいい少年>>161に頷く。
どちらが不幸と比べるつもりはない。
思考に耽る少年を口は挟まずに見ていたが]
……そこまで思い詰めていたのか。
[少年の口調に、僅かに顔を上げる。
彼は単なる反発ではなく、真剣に家から離れようと考えたことがあるのだろうと感じられた。
まだ10歳そこそこだろうに]
何も出来ないってことはないだろう。
どうにかしたい、って考えているだけ、お前は一歩進んでいると思う。
今すぐ独り立ちしろっていうのは、難しいかもしれないけどさ……。
[具体的に何か言ってやれる訳でもないけれど、彼はただ親に従ったり、その場で何とかしてくれと泣くだけの子供とは違うと感じられたから。
目尻をほんの僅かに下げて、励ますように肩を一度、やさしく叩く]
ふふふー、そう言ってもらえて嬉しいなー
[女性の言葉>>170が嬉しくて。頬をぽりぽり掻く]
[女性の寂しそうな表情に、何か故郷に辛い思い出でもあるのだろうか、と心配になる
でも故郷のことを問われたなら、大好きな故郷のことを笑顔で答える]
うん…!素敵なところだよー
冬になれば…たくさんの山茶花が咲いて、とっても綺麗だよ!
[そう言って窓の外の山茶花を一瞥。女性に同じ風景が見えているかはわからないけれど]
……いや、本当にすごいよ。
[少年は、こちらの言葉に、最初は戸惑ったような顔をしていた。>>173
しばらくして、彼は子供らしい元気な声を上げる。
しかし先程までの彼を知っているものから見れば、それは前向きになれる強さとも思えて]
なんだかちょっと、羨ましいな……。
[小さく呟いた声は相手に伝わっただろうか。
後ろ向きのまま行き場を失った自分のことを思い、襟巻の中で自嘲気味の笑みを漏らした]
どういたしまして。
……頑張れよ。
[そっぽを向く少年の肩から手を離し、緋色の髪を一度くしゃりと撫でた。
年下の家族にするようだと思いながら]
…失礼しまし多。
[聴き慣れた声によって沸き上がった感情は――望郷の想い。
眼から零れるそれを拭って、意識を眼の前の男性に向ける。あらためて正面から向かい合えば眼が多少腫れていたかもしれなかった]
義手を手に入れる暇が無かッたと言ウ事は、腕を失った時すぐに…。
…出会ったのが偶然では無い戸したら。
[彼のいくつかの言葉を反復しながら目を伏せて、思い返る。よく知る"彼"のことを]
[尤も、"彼"は片手を喪った理由は無い。そういう設定だからだ
子供時代は勿論少年時代も青年時代も存在しない。妻も子供もいなく、産まれた時から「先生」だった
ゲームをプレイしているユーザーから勝手な予想が聴こえてくる事が時々あったが、それはゲームの世界に生きる者には全く珍しい事では無かった]
名前は、エどワーズ。エドワーズ・亞ポロ…。
…職業は説明するに少々やや子しい所がありまして。
一言で言うなら「先生」をやっていた、と言え〼ね。また…本を良く読んでいたの出、学者や探究者といった言葉も似合う人でシた。
[そして、彼は先程発せられたレディの電子音には親しみが無いと言う
先程の来太もそうだったように、そういった世界から来た人間も多くいるようだった]
端的に言いまスと…"ゲーム"というおはなしの世界の住人、でシた。貴方も、そう言った言葉とは馴染みがない世界か羅来たのですね。
"ゲーム"の世界は特殊な言語の数式で紡がれていまして、僕等も含めその世界は基本的にその数式に従って運行しています。
…けれど、僕等は"夜"の間だけ、それに縛らレないで行動できていた。
…でも、突然"何か"が起こって。僕のおはなしの世界が丸ごと消えてしまったんです。
それに寄って僕も消える筈が――何故か、データの残りとして、ここにいる。
…個の点に関しては、僕もよく判らないんです家どね。
[相手が知らない物事を分かる立場から説明をしようとするのは中々難しいな。と思いながら答えを少しずつ紡いでいった]
/*
異種知性体はメトロポリス・ラグーンを使う予定もあったり何かこうテスト鯖の名前あれこれを使う予定もあったのですが、うん。
あとは真実の一端に触れさせるようなRP描写とか、したかったのだけどなあ。マリンダの反応がないなら流し、かな。
[店内を見渡せば。
おぼろげな姿で寛がれるお客様に紛れるかのように。
先程まで姿が良く見えていた、お客様の声が届く(>>+0)。]
では、何かご用命がございましたら。
ご遠慮なく引き留めてくださいね。
[店内にいらっしゃる方は、たとえどんな姿形をしていようともお客様であることは違わない。
一礼をして、視線を外したなら。
再び店内で召し上がるお客様へと。]
そうだったのか…なら、大事にしてやらないとな。
[血のついた包帯が宝物と聞いたときは驚いたが、話を聞き終われば目を細めて笑う。肌身離さず持っているということは、余程その人物の事を大事に思っているのだろう。
しかし初対面時に流血していたとは、その人物は如何様なことがあったのか。
気になりはしたが探るようなことでもないだろうと思い、聞くことはしなかった。とても幸福そうに語るオデットの様子から、決して好ましくない人物だろうと思ったのも要因の一つであるが]
わたしはあの、場所に行かなければならない。
再会と、さよならの場所へ。
[それは両の瞳に宿る。
それぞれの記憶からの干渉からではなく。
ミュリエル自身が望むこと。]
/*
演出ということがやっぱりあまり伝わってなさげ?、なw
村建人的には、この辺りは、ふらっと帰って来ても良いという扱いなので、他の方も全部影扱いだと色々あれではあるのだよ、なあ。(もふもふ
でもひとつ望むなら。
ねえ、ひとつお願いがあるの。
あそこに並ぶ扉、あの向こうには私の世界もあるのかな?
もしあるなら、少しだけ行って来たいのだけど。
[アルウェンはミュリエルに尋ねる。]
[アルウェンの姿がミュリエルに薄く見えようと、店長代理の眼差しには変わりなく見え。]
[例えば、一度「再会とさよならの場所」に行った客達が、再びコンディトライに戻ったとしても、それは影薄まり存在消えるようになる訳ではなく。]
[他の客達が、彼らへはただ気付かぬだけであったりする。
そして、店長代理はそんな彼らの注文もちゃんと受けているのだ。]
扉、ですか?
[問い掛けられたのなら。
変わらぬ笑みを浮かべ。
ちらりと店長代理へと視線を送る。
他のお客様に気付かれなくなってしまったお客様への注文は、主に店長代理が承っているだろう。
未熟な店員には、注文を悟る事はまだ厳しく。
それでも出迎える気持ちは変わらず。
注文以外の願いなら、極力応えるかのように。]
/*
更に…伝わってないw
生者が戻ってきたら的な話、でね…。その方まで気付かれなくなっていたら的なケースを思っているのだけれども。
逆に伝わっているのかな?うーん…。
えぇ、きっとお客様が望むなら――。
[変わらぬ笑みを浮かべて、一度うなづき。]
ございますよ。
それに、此方へと戻られたのならまたご遠慮なく。
お寛ぎいただき、ご用命くださいませ。
[まるで約束を結ぶかのように。
紡いでは、何処までも見守るような色を湛えて。]
………ゲーム、…遊戯…… の、世界…?「おはなし」……
数式で……言葉で、紡がれた、世界。
ゲーム、という言葉、は知ってはいるが、…そう言った概念を表す単語として聞くのは…初めて、だな。
物語の、登場人物……
[「若し我々が一冊の本に書かれた物語の中に生きるものだったとしても、」…>>0:181
先程獣の姿の研究者に己が言った言葉。それが、媒体の違いこそあれ、目の前に存在として現れた>>177ということ。……そして、その存在と恐らくは同じ世界に、―――]
…つまり、…君が知る『エドワーズ』も、…その、ゲームの世界の人物、ということ…かな。
[少年が己の世界の崩壊について語るのをどこか遠く聞く。]
…………そうか。物語の本が燃えても……その中に…魂は、存在しているのだな………
[そう、ただ気付かれない──例えば、カウンターの端や奥まった場所で座ったりするなど──だけで、彼らの存在そのものが薄まる訳ではない。
特に、死者に会いに来た”生者”は。
ミュリエルの視線を受ければ、店長代理はミュリエルの言葉の後にこうアルウェンへ答える。]
あなたの世界もあるでしょう。
アルウェン。
あなたが願い望むなら。
あなたの世界を覗き見ることも
触れ合うことも出来るでしょう。
あなたの世界にお別れを告げたいのなら、
─────扉を潜ると良いでしょう。
[店長代理は、アルウェンへと店内壁面に無数にある扉を、手を大きく緩やかに広げて示し。]
ありがとう。
………色んなことがあったけれど。
私にとっては、大切な世界だから。
一言だけで良いから、
お別れを言って来たかったの。
このカフェオレを頂いたら、
じゃあ、行って来ます。
[店員に行って来ますというのも少し違う気もしたけれど。アルウェンは少しはにかみながら、カフェオレのマグカップで口元を、顔を隠すようにしながら、ミュリエルと店長代理に告げた。*]
>>172
へえ、山茶花。
[紅い髪の女性につられて視線を移せば、窓の外に見える山茶花。
そこから見えている風景は彼女の心を映しているように思えた。
きっと、その言葉に嘘はないのだろう。]
素敵ね。
故郷を誇れるってとても幸せなことだと思うわ。
…あなたの故郷が、あなたにとって
いつまでも誇れる場所でありますように…
[自分のように故郷を捨てたり、
愛する街を結果的に貶めることがないように。
また、他者によって貶められることがないように。
悔いているからこそ、そう願わずにはいられなかった――]**
/*
ちょっと方向性を見失っているというか、
ゴールは漠然と決めてるけど、どういう道筋を辿ればいいかわからない(
基本ノープランだからな…
/*
うむ。先にアルウェン落ちで正解だったというか、2d/05/29(木) 07:10頃
>割と、今日落ちてもシモンは何時までもナナシさんと話が終わらないのではという疑惑を感じる店長代理です(ゲンドウポーズ
は当たっていたようです←
さて…どういう風に吊り襲撃をあてていこうか(頭抱え
店長代理は、天候観測 ジルベール を能力(襲う)の対象に選びました。
[連なるは、思いのたけをぶちまけたに等しい言葉。
誰にも話すことのなかった。
誰かに話す機会を作りもしなかった。
壁に話すのと、話をただ聞き、受け止める相手がいるのとは、違う。
生きているのか死んでいるのか曖昧だというこの店長代理は、
「人」であるか否かも曖昧なのか。
だとしても、今の店長代理はいっそ残酷なまでに「人」めいていた。聞き役として。>>165]
ありがとう。
[そっけなさは相変わらず。観測者のことから話を逸らそうと。
何に対してのお礼か告げていないが、先程言い損ねたお礼分を今回収したとでも思えばいい]
あ…、やはりひとつだけ、いいかしら。
先程わたしに、何を言おうとしたの?
[店長代理が、ふっと右手の指先を空間の一点で留めれば、先ず点が現れ。そして過程が飛び、──多胞体──が現れた。
多胞体とは、三次元より上の次元の立体の投影体である。
店長代理がうみだしたものは、色は付いておらず(それは虹色でもなく白く映っていただろう)蜃気楼のように揺らめいており、しかし純然たるエネルギー投射体として在っただろう。
三次元世界では、形としては球体の中に泡(あぶく)を詰め込んだような貌をしている。]
─────。
[真実の一旦をかい摘み見せるかのように。
しかしその真実は人が到底理解出来る地平には未だ無いものでもあるのかもしれない。星すら色褪せ、旧き星より新たなる星が産まれる程の時の流れすらも必要なのかもしれない。]
/*
りろーど、だいじ(ぷるぷる
ここで精神的ダメージを負うのは得策じゃないんだ
Q.なぜ精神的ダメージを負うと?
A.たとえばあれだ、自分が箱庭のような世界の住民で上から見られていたと識ってたえられるかって話よ
人のつくりし法にも縛られぬ存在こわい
[店長代理が、ふっと右手の指先を空間の一点で留めれば、先ず点が現れ。真実の一端を見せようとするかのように次に展開しかけた時、マリンダの声が飛び込む。]
わたしにもあなたに何を語ろうとしていたのかは分からない。
[一度目を瞑り。そして、]
あなたは何が起こったのかを知りたい?
[ゆっくりと目を開き店長代理は問う。]
/*
あの時点ではPL視点で何を喋るか決めていなかったのです(ゲンドry
PC的意味付けはまた多重的であるのですけれどもね……。
[すっと店長代理は指を降ろす。
その指はただ、金の粒子を纏い。]
あなたの気持ちは受け止めました。
[マリンダの顔を見詰め見守るだろう。*]
[その後、オデットを見ながらふと思う]
結び直せるのか?
[包帯を見つめて嬉しそうな様子のオデットに問う。
自分でできそうならばいいが、もしできなさそうなら結ぼうかと思って]**
/*
落とすログはこんな予定でした。
[点は既に現れていた。そして過程が飛び、──多胞体──が現れる。
多胞体とは、三次元より上の次元の立体の投影体である。
店長代理がうみだしたものは、色は付いておらず(それは虹色でもなく白く映っていただろう)蜃気楼のように揺らめいており、しかし純然たるエネルギー投射体として在っただろう。
三次元世界では、形としては球体の中に泡(あぶく)を詰め込んだような貌をしている。マリンダの世界で"集積体"と呼ばれるそれの、極小のサイズの貌を。]
─────。
[真実の一旦をかい摘み見せるかのように。
しかしその真実は人が到底理解出来る地平には未だ無いものでもあるのかもしれない。星すら色褪せ、旧き星より新たなる星が産まれる程の時の流れすらも必要なのかもしれない。]
/*
Σ >店長代理メモ
そしてこっそり日数計算である
7dエピはつまり店長代理7d吊りでエピってことでしょうから、
仮に全日程72hとすると、
5d:6/2 6d:6/5 エピ:6/8
村閉じがたぶん12日朝
休み……何回来るかなあ
[ここの外では、自分は声を継続して出すことはできない。
しかし、たとえばどこかの、歌が聞こえる場所に出来る限り長く居ることは、タイミングと工夫次第でいくらでもできるだろう。]
昔はもっと色々あったんだけどね
[今の世界では、歌は、生で聴くか、一部のローカルなコミュニティの放送を聴くことになる。
あせることはない。
ここを出たら、じっくりとそのタイミングを探していこう。]
うーん、ごちそうさま
[残ったビールを一息で飲み干すと、グラスを置き、カウンター席から立ち上がる。
じっ…と大きく空間が歪んだその次には、窓際の席で外を眺めていた]
貴方も『エドワー図』。…やはりそう、でしたカ
…あ、申し遅れました。僕はジル…ジル・ベーるです。
[そう言って自らも名乗る。男性の名前を聞いても>>182不思議と驚きはしなかった。
容姿が同じであれば名前もおそらく同じ。そう言った短絡的な理由も含まれていたが、何処となく"彼"と雰囲気が似ているような気がしていたからだ
職業を告げれば、何か思う所があるのか声がどことなく低くなったように感じられた
そして、語る言葉を少しずつ紡ぐ]
『ゲーム』の定義も、世界ニよって違うのでしョうね。
…ええ。確かに、遊戯ノ貯めに作られた存在…。元々は、それだケでした。
僕の知る《エドワーズ』せんせいも、確かにそのひとりです。
僕等の紡がれている小さなセかいにも色々ありまして、あの人は僕とは違う所の住人でした。
その遊戯に触れる人向けに道案内のようなものをしていましたね。
[本が燃えても魂は存在している、その言葉を聞けばすぅと眼を閉じた]
――そう考えれ場、素敵でしょうね。
物語が消えてなくなっても、その魂は書いた人、触れた人のナかに、残っている。
僕がこう士て残っているのも、そう意うことなのかもしれません。
…または、そう思いたいだ毛かもしれませんが。
貴方はどう思います?
[何処か遠くを夢想するように言葉を紡いだ後。息をついて、酒をもう一口飲む]
―――そうい絵ば、僕のことバッカり話してしまっていますね。
良ければ、貴方の世界の子とも聞かせてもらえませんか?ゲームの…おはなしの中の世界しか、知ら名かったもので。
……僕等はこの世に産まれた時から個の姿ですが、貴方がたは違ウ。
有り体に言えば…興ミがありまして
[グラスを手元に持ったまま、エドワーズへもちかける
データには分からない、生身の人間の話。
それを『エドワーズ』に良く似た彼に、聞いてみたいと思った]**
[その席から、今度は、窓を背にして壁面に並ぶドア群をぼんやりと眺めた。]
前に来たときもあったわ。
あのドアの向こうには、一体何があるのかしらね。
[まるで人事のように呟いた]
ジル。…ジル・ベール。
[その名を反芻する。>>196 やはり聞き覚えは、ない]
……やはり、…ということ、は。……私は君の知るエドワーズに余程…似て、いるということ…か。
[不気味な程の一致。義腕を備えているとは言え。そして何よりも恐ろしく感じたのは己の問いへの、肯定>>197]
『ゲーム』…という物語の、人物………
[物語。仮想の世界。その中に、己の似姿を持つ男が、いる。失った腕すら模して。ジルは気付いただろうか、その顔が微かに青ざめていることに。揺らぐ。自分が。
同じ顔の男など、どこにだって、 そう、思うのに
――私はどこにいる。ここに、いる。]
[……何とか、相手の言葉を呼び起こして答えようとする。物語が消えてなくなっても、…]
……君が、ここに存在すること。
それが、答ではないのかな。
君たちが…"夜"の世界で自由に動いていたのであれば。
そこに、たましいは確かにあったのではないか…?
確かに………存在するんだ。
[その言葉は自分の声だというのに、どこか、遠くで話されているようだ。]
[人狼。ひとのすがたをしたひとでない生き物。
噂とともに現れるかいぶつ。
あの日泣いていたこども。
その罪。背負う罪。それこそが 己の]
おや?今少し、何かが光ったような……?
[ココアのコップを銜えて、窓際へとことこと歩いていく。しかしそこから見えるものは、相変わらず何も無かった。勘違いかと思い戻ろうとしたその時、ある事にきがつく]
これは……!?
[その窓に反射した己の姿に違和感を覚え見つめ直すと、黒い靄のようなものに包まれ、ゲンジツよりさらに禍々しい姿を取っている事に気が付く。よく見ると、店内の様子も直接見るのとは少しずつ違っているようだ]
(カラン……)
[驚きからかカップを落としてしまい、赤子を連れた女性>>199の足元まで転がり止まった]
も、申し訳ありません。
[自分の元の席に戻ろうとする途中。
注文を受ける行きか戻りか、ミュリエルが、
誰とも会話をしていない時に、彼女の姿を見かけたなら、近づいて]
ミュリエル、一つ聞いてもいいかい?
“懐かしい顔に逢えそうな気がする”
と言って、扉を潜った客がいたね。
あの扉は…あの向こうで、
懐かしい人に、会えるかもしれないのか?
開けても…構わないだろうか。
[幾つかの感情の、ないまぜになったような表情で、
そう問いかけて]
話し相手をしてくれた時は、
会ったばかりの俺のことを、色々と、気にかけてくれて…
記憶のことも、打ち明けてくれて、ありがとう。
何も力になれなくて、ごめんな。
[空色を柔らかに撓め、心からの感謝を口にして]
…君とは違う様子だったけれど、
俺は、記憶に困難を持ってて、
いつも手帳を持ち歩いていた人を、知ってた。
本当に一番大切なものは、記憶よりも心の中に…。
彼のおかげで、そう思えた瞬間があった。
[誰かを想いだすような眼差しになり。一瞬だけ、
痛みを堪えるかのように微かに眉を寄せるも、
すぐに元の様子に戻り]
だからね。俺は君のことを、名前以外は何も知らないけど
記憶があっても、なくても、きっと…
寂しくないか、本当に寂しかったことはないか、
訊いてくれる人じゃないか…と思ったよ。
天使の名を持つ君自身にも、どうか幸いのあるように。
[微笑に近い表情を浮かべて、彼女の傍を離れかけ。
ふと、立ち止まり、周囲をかるく見回して]
[視える人も増え静かに賑わう周囲に、
男の眼からは、探し人の姿がすぐには見つけられなかった様子で。
すこし困ったような顔になり]
…ああ、そうだ。
俺と話していた黒髪の女の子を…
アルウェンを、もし、見かけることがあったら。
“ごめんな、心配しないで待ってて。
大丈夫だから”
と伝えてもらえるかな。
[いそがしそうなところ、申し訳ないが。と、
すまなそうに、ミュリエルに伝言を頼んで]
/*
うん、ちょっと自信ないけど…
アルウェンさんのご希望に添いたいし、
ちゃんと、消えずに墓落ちと、
その後の3人での話し合いまでは、がんばろうと。
しかし、アルウェンさんのご希望のような
3人で話し合えるような感じの精神状態に、
PCを持っていけるかが……が、がんばります><。
/*
うん、こう…アルウェンさんが居る時は、
彼女が揺れてるのに、自分が揺れられないし
裏切った当然の罰なので受け止めないと…と
思ってるので(PCもPLも)
PCシモンさん、頑張ってますが…
シモンさん、かなりひどい状態なので…
一番目の望みは叶わないだろうし、
二番目の望みは、安らかな無ですし…
アルウェンさんのおまじないは……
実は安らかな無を望む、最後の一藁でした…PC的には。
PL的には、お気もちはすごく伝わり
うわあああん(涙)ありがとうございますでした。
ありがとうございます。
[ややあって―――…男は店内の扉のひとつに向かい。
片手を伸ばして、目の前の扉に触れるも。
何かをおそれるかのように、躊躇いがちに空色を伏せて、
暫しの間はそのまま、やがて、そっと扉を開けば]
―――――…っ。
[ふわり、溢れるように吹いてくる、うすべに色の風。
あたたかなそれは、ひどく懐かしい匂いに満ちて。
風に運ばれ飛び交う、無数のうすべにの花弁が、
ひんやりと優しい手のように、男の頬をやわらかく撫で過ぎる。
咄嗟に細めた空色に映るのは、男のよく知る、
荒れ果てた庭と朽ちかけた屋敷を抱く、薄紅の花闇ではなく。
手入れされ花の咲き乱れる庭に立つ、
うららかな春の光に微睡むような、桜の樹]
[その桜の樹の下で、一人の男が。
2,3歳くらいだろうか、小さな男の子を抱き上げ、
舞い散るうすべにの花吹雪の中、一緒に桜を見上げる。
男が、“シモン”と、子に呼びかけ、何事か口にする。
はじけるような無邪気な笑い声をあげた子どもの瞳は、
見上げているような空の色ではなく。
父親らしき男との、血の繋がりを窺わせる、
あたたかな茶金。
ああ…と思う。
これが、人として暮らしていた頃のあんたが夢見た、
還りたかった故郷の夢、か。
叶わないならせめて、その桜の下に眠りたいと願うほど。
男が、養父に見せてやりたかった夢。
けれど、男自身はけして見たくはなかった夢]
[居場所のあるはずのない夢に。
踏み込むことなど出来ようはずもなく。
暫しの間、堪えるようにきつく瞑った眸を開き、
微かな震えを帯びた指で、扉を閉める寸前。
男の空色の瞳に映る養父の夢は、
濡れ滲むように揺れて消え。
ただ――果ての視えない、漆黒の闇だけが遺されていた]
[>>127 まるでこの体が窓の外にいるかのように、飲まれかけた意識の片隅に、不意に、何か違う色が映り込んだ。
振り返り、しばしの間、そこにいた人影をぼんやりと見つめる。>>216
その色は、春嵐の夜の闇ではなくて、たとえば、千切れ落ちる綿雪が灰のように降り積もる、冬の曇天でもなくて――。
やがて、不意に意識が戻る。まるで、腕を掴んで引き上げられたかのように]
あ、ごめん……、この席の人、だよね?
勝手にこんなところにいてごめん!
ええと――探し物、してて、窓、見たくて。
できればもうちょっと、邪魔になるならそのあたりでもいいから、いたいんだけど。
[淵に立っている。一歩足を踏み出せば、もしかしたらすべてが――終わる。
それでも探そう、頑張ろうと思った。
だから、出来ればもう少しここにいたい]
/*
フラグクラッシャーオズ()こいつ絶対感情の機微とか気付かないと思うんだ…
それにしても皆様のフラグ回収力はすごいと思うの………(しろめ)
*/
[山茶花を見つめれば、また頭をかすめる赤
どうしようもなく心が締め付けられて、思わず言葉がこぼれた]
……もう、誰もいないんだけどね…
[きっと山茶花だけは変わらず咲いているだろうが。愛しむ人のいなくなった故郷のことを遠くを見つめながら考えた
ふと、女性がまた寂しそうな表情をする。もしかして歌で、嫌なことでも思い起こさせてしまっただろうかと不安になって]
……大丈夫…?
[そう女性に問うた]
[鈍色の雪の降り積もる溝におっこちていた、見知らぬ青年。
おいおい…と思いながら空色を向け、
腕を差し伸べ掴み、引き上げた。
どこか、ぼんやりと心許なげで、放っておけないような気がして。
彼が働いていると聞いたから、翌日、様子を見に宿へ行った。
名前を教えたら、嬉しそうな様子で。
不思議と、気持ちがほんの少しだけ、ぬくもるような気がした]
/*
エドワーズ…、残るは、5dか6d、だー!(ツッコミ>落ち日の希望
7d最終日というのも有りな範疇、ではあるのですけれども、ね。
あ、ちがう、探し物は、人だったと思う。
うん、さっきリアと話してて、そう思った。
ひとを、探してる。
でも、願い事が、一個。たぶん……そのために、ここに来た。
どこで失くしたのは……分からない、覚えてない。
ええと、そもそも探し物がなんなのかよく分からなくて、まずは探し物が何なのか、探すところ。
[考えながら喋っているうちに、自分が何を口走っているか分からなくなってきて、おそらく呆れられただろうと思い、慌てて手を振る]
なんか……ごめん、変なこと言ってるけど、気にしないで〜、大丈夫。
ここから桜、見てたら、何か分かるような気がして。
[席を勧めてくれたので>>222、その言葉に甘えて椅子にかけようとしたところで、思い出す。
あ、そういえば、ミッシェルに淹れてもらったお茶、まだ飲んでいる途中だった。>>2:222]
ありがとう。飲みもの、持ってきたいから。
[自分の席から、まだ半分ほど残っていたハーブティーを持ってきて。勧められた席に、少し遠慮がちに、座った]
[瞳を開いた。ヘッドフォンを首元に滑らせるように外し、首にかける。カウンター席から振り返り、赤ん坊を抱いた女性と狼のような動物を見た。
また瞳を閉じる。]
(………。)
[何も言わず店の外へと出た。]
──コンディトライの外──
[髪を微かに振るいながらヘッドフォンを外す。]
星が綺麗。
夕焼けみたいな風景なのに、
時間がないみたいにずっと変わらない。
[頬と髪の毛の間に右手を差し入れかき上げる。
泡がつぷつぷと湖面に浮かぶように言葉を紡いだ。
瞬かない星々と薄明るい黄昏色が続き続ける世界。]
変だとは思わないよ。
俺は気にならないから、君も気にしなくていい。
ゆっくり思いだすので、大丈夫だから。
[どうやら、何か混乱しているようだ、と見て取れば。
時折、記憶に軽い混同や物忘れのあった“彼”を思いだし。
あきれるというより、どこか懐かし気な眼差し]
おかえり。ええと、話を整理しよう。
君には、探している、物か、人がある。
さっき、誰かと話していて、人だと思った。
でも、それが何か誰か、分からない。
だからまずは、それが何か、誰か、から探す。
願いごとも一つある。
たぶん、そのためにここに来た。
これで合っている?
[飲み物を手に戻ってきた人が遠慮がちに座るのに>>224
大丈夫だよ、というように、微笑みに近い表情を向けて。
時折、“彼”と話す時にしていたように、
話を覚えやすく短く整理してから。
ふと、その手の中のカップから、微かに懐かしい香りが
漂ってくるような気がして、眉を寄せる。胸の奥が一瞬、痛んだ]
/*
やっぱりエドワーズさんの声同じ感じに聴こえるってした方が良かったな…。しくじった
相手の意図もそんな感じだろうしー!!(ばたばた)
/*
ニキータが人狼に変身できるとかそんな設定は無かったっけと思いつつ、派生村メモ見ても無かったように思いつつ。
[箱の中で生きている猫と死んでいる猫が重ね合わさって存在している話は、
女の「世界」にも存在しているし識っているが。
今ここで思い起こすだけの余裕はなく。
もしも先程名乗っていれば、店長代理の言いかけた言葉は、
女に名を訊いたものとして確定されたかもしれないのかと、そう、考えを巡らすことも出来ず]
[すっ、と下ろされる店長代理の指。金の粒子を纏って。
まるで蛍の光――もしくは、この店の外を形作る色が一点に凝縮されたような]
わたしは、……遅かれ早かれ死ぬわ。
なら、死ぬまでの間、せめて心穏やかでいたいの。
[そのためには気がかりも後悔もなくすべきだと判断していて、
死者に会うことでそれが為せるとただただ、信じている]
[願い事、か…と、いつかのその香りの記憶の中、
自分が言った言葉の齎す、胸の奥の痛みを堪えながら思う。
男にも願うことはあったけれど。
一つ目の願いは、願うことすら、赦されないかもしれない。
二つ目の願いは、叶った方が、もう誰も傷つけなくて済む。
自分の一つ目の願いごとは赦されなくても、
せめて、この人の願いごとは、叶うといいけれど…
と想いながら]
[視えない金の粒子は導きのように促しのように、或いはまた寄りそうように。マリンダの元へとふわり舞い、溶けるように消えた。]
あなたの心の侭に。
[優しく柔らかに。
この世界に満ちる空気そのもののように店長代理は言葉を紡ぐ。
言の葉。系統樹の様に展開する可能性の枝葉の種はただ、マリンダの元に。マリンダが言葉を他を望まねば、紡がれぬ種としてあり続けるだろう。]
[かけられる言葉は、こちらを気遣うようなものばかりで>>227>>228、なんだか申し訳なくも――どこか、懐かしくも、思う。
見れば、どこか懐かしげな眼差しは、誰かを思い出しているようにも見えて。
『だから』
……だから、なんだろう?
“探し物を手伝える時間はある”と、そのひとは言った。
何故か、考えすぎかもしれないけれど――そのあと、どこかに行く、と言われたような気もした]
そう、探し物があって――まずは、それが何かを探す。
願い事は、探し物と一緒に見つかる気もしてる。
[まるで大丈夫だと言ってくれているような、そんな微笑みに励まされて>>229、直されたことばを元に、考えてみる。
たぶん、それで合っている。
一人で考えるよりも、とても分かりやすい。どうしてだろう。
そう、そして、手がかりは]
[もしも。そう万が一。知りたいことが出来てしまったなら。気掛かりや後悔が生まれてしまったなら。その時にのみ答えはマリンダへと芽吹くだろうか。*]
誰だって最初はそんなものよ。
たくさんやってみて、ぶつかって乗り越えて、
そうやって上手くなっていけばいいと思う。
[少年が戻ってくればそう返した後目線は下に。コーヒーが来ていることを示すように。>>93
沈痛さは取り払われていたが、眼差しにどこか陰があるのが見て取れるだろう。
やがて、砂糖とミルクが少年のコーヒーの色を変え、
ほんのりと、周囲を包む空気に甘い香りが混じったように感じられ始める]
わたしはしばらくここから出て別のところに行くわ。
戻ってくるまで端末を貸してあげる。
[そう告げると女もまた、コーヒーを一口分味わうのだった**]
桜を見ていたら、何かわかる気がする、か。
何か、桜に関係することなのかな…
[先ほどの言葉>>224 を思い出し。窓外に空色を向ければ。
見慣れ始めていた、漆黒と薄紅の花闇に。
一瞬、別の絵を差し込まれたように、異なる風景が映る。
雷鳴と閃光、激しい風と雨音を伴う、嵐の闇夜。
増水し溢れ流れる川。
けれど嵐に揺れることのない、静かな花(>>127)
窓外の景色が、見る人によって変わることや、
想いを重ねたいと願えば、共有しうる可能性は知り得ぬものの。
今のは何だ…と、思わず数度 空色を瞬けば。
男にとっての桜――薄紅の花闇の景色に戻っていた*]
店長代理は、マリンダ を能力(襲う)の対象に選びました。
店長代理は、天候観測 ジルベール を投票先に選びました。
桜――見てると不思議な感じがする。
僕は、たぶん、好き。散るまでは一生懸命咲いてる感じがする。
……散っても、誰かが覚えててくれる。
桜、好き?
[この人がこの席に座っていたのは、そういうことなのかな、と思ったので。
窓の外に見える景色が皆同じものに見えているのか、それとも違うのか、他の人に聞いてみたことはないから分からない。
自分の目には、今も吹き止まない春嵐に見える。けれど、この人の隣にいると、あまり怖くない。
けれど、当たり前のように、『桜はそこにあると思った』
ほんとうは、この花を見ていると、『好き』という言葉だけでは表せない何かがある。
それを見つければ、たぶん、すべてが分かる。
あと、ほんの少し。何かのきっかけがあれば――]
[その問>>239に答えは返っただろうか。それならば、その言葉を聞き終え、言葉を交わしたかもしれない。
そして、思いつくだろう。そうだ、名前]
僕はナナシ。
――名前、聞いてもいいかな?
[話しながら、ずっと、気になっていた。
何か、辛いことがあるかのように、痛みを堪えるように、時折揺れる空色>>233
この場所がどういう場所なのかは知らない。あるいは、忘れてしまった。
ただ、獣の人と、リアと話をして、思うことがあった。
何かを探したり、求めている人も、ここに来るのではないかと。
この人も、そうなのだろうか。
あのとき、『 』と語り合っていて――そう、きっと、あの子に会いに来た?
今も、痛むのだろうか、何かが。
意識が深淵の傍にある。それを、強く、感じる。
右手ではめ込んで、左手で外していったピース、見なかったことにしたもの、もう、目を背けたくない。
左手を持ち上げ、ぐっと押さえる。白い袖が滑り落ちる。
/*
所長ならひまつぶしの五文字ですむのにーウワアアアアアア
(※なら所長つかえばよかったのにというツッコミはなしで たのむ)
でもまあ、店長代理の返事を見て、かなり、すっきりした
>>219
あ、ごめんなさい…
…失言だったかしら…
[故郷にはもう誰もいないという言葉で、彼女にも自分と同じように辛い思い出があるのだろうと察し、詫びる。
しかし、彼女はむしろ自分を気遣う言葉をかけた。]
ええ、大丈夫。なんでもないの…
私は…故郷を捨てたから。
[黒薔薇の刻印のある左胸に、無意識に手を当てる。
大丈夫とは言いながら、その表情はどこか辛そうで、その辛さを誤魔化すような悲しげな笑みを浮かべた。]
ずっと昔のことだから、もう私のことを覚えている人はいないだろうし、いたとしても、迎え入れてはもらえないでしょうね。
…閉鎖的な村だったから。
[だからこそ大切な人は魔女狩りの犠牲となった。
そして、それを蘇らせるために魔女となった自分も、受け入れてはもらえないだろう。]
私にとって、故郷は良い思い出ばかりの場所ではないけれど、だからこそあなたには、「故郷」がずっと誇れる場所であればいいなって…**
/*
<忘れ雪時点での設定>
・ヤーニカは元々病死したところを魔術師である恋人が甦らせた不死者。黒薔薇の刻印はその術の名残。
・ヤーニカが甦ったことにより恋人は魔術師であることが発覚、村人によって魔女裁判にかけられ処刑された。
・ヤーニカは恋人を甦らせるために魔女になったが、まだそれだけの力量がなく、願いは叶わなかった。
・また、不死者の身では死ぬことも叶わず、長い時間を生きてきた。
[空色に、幾つもの桜が映っては消える。
男が守り続けた、養父の眠る桜。
先ほど扉を開けて見た、彼の夢の故郷の桜。
”彼“が白い花瓶に活けてくれた、血の薫る桜。
窓外の花闇の中から、誘うように舞い降るあやうい薄紅]
…好き、だよ。
[言葉では、とても尽くせないとでもいうように。
それでも、苦し気な声で、ぽつり呟くと。
何処か泣き笑いのような表情で、男は小さく笑って]
/*
<追加設定>
・異端者を排除する閉鎖的な村なんだろうな〜
・恋人はその村の人間じゃないから元々気味悪がられてたんだろうな〜
・ヤーニカは身寄りがなく交際に反対する人がいなかった+孤独な者同士惹かれあった?
/*
魔女になった方法は考えてないけど、恋人の刻印を受け継いでるから恋人の師匠に会ったとかかな?
でも師匠がいたら死者を甦らせるとか止めそうだし…
ってことで独学説が有力。
きっと恋人の遺した魔術書とか読み漁ったんだよ!(適当
/*
ナナシさんが生前。
最期に、大好きだった、嘘じゃない。
と、思って下さっていたので、
最期にシモンの名を呼んでくれた気持ちを信じたい
から、来ています。
たぶん、このシモンさんはナナシさんの他の全部が嘘でも、
その最後の瞬間の、
自分への気持ちが嘘じゃない=偽りではないと
信じられると想えたら、それだけで十分です。
が…。
さて、ナナシさんの願いとの噛み合いはどうかしら。
全然違ったら、それはそれで、楽しいです!
[“他の何かには、成れない”>>244。その言葉が、ひどく悲しく響く]
……うん。他の何にも、なれないね。変われない。
[“あの……すごく変なこと聞くけど、いい――ですか。
人が死んだらどこに行くか、は、聞いたことがある。天国か、地獄か。
でも……その……もしも死なないでも、例えば――
……桜は、樹は生きてるけど、花は死ぬよね。そうしたら、来年の桜は同じ桜? 変わってしまう? 死んだ花はどこか別の場所に行くの?”
――それは、いつのことだったろう。
誰に問いかけた言葉だったろう。
そのひとは、なんて答えてくれたのだろうか]
忘れられないなら……誰かが覚えててくれるってことだから、散っても大丈夫。
[それはもしかしたら、自分自身を慰めるだけの身勝手なことばだったかもしれない。けれど、自然と、零れた。
このひとは、忘れられない側のひとなのかもしれない。
その気持ちは自分には想像すらできないものだったが、もしかしたら、それはとても辛いことなのではないかと、そんな風に思えた]
/*
うん、一言でいえば、
あの最後のシモンの名を呼んでくれた一瞬の瞬間の、
人狼ヨアヒムさんの、心を、信じたい
が、一つ目の願いですね。
何せ20年も養父から、最初から全てが偽りの、
優しく残酷な夢を見せてもらっていたもので…
養父の方ともつなげたいけど…どうかな。
さて、いつ、どうお伝えしましょうか…
>>246
名前、ないよ。だから、さっきつけた。名前がないから名無し……うわ、我ながら酷い〜。
名前は二つあったと思うんだけど、一つは……いない方がいいから、捨てたのかも。
もう一つは、大事。
でも、どっちも思い出せないから、いまは名無し。
[自分でも不思議だった。話しているうちに、少しずつ、蘇ってくるものがある。
本当の名前じゃない、今はこれしかない、という言葉に]
ちょっと似てるね。
本当の名前は……やっぱり、忘れたの?
[視線を追い、扉を見遣る。なんだか、さっきから哀しげな顔ばかりさせているのがとても申し訳なくて]
名前、教えてくれてありがとう。よろしく――
[教えてくれた名を繰り返そうとして。
声が、出なかった。ぎり、と、左胸の空洞に差し込まれる冷たい感覚。
腕の角度は変わらないが、向かい合う人が視線を落としたなら、いつでも目に入ると思う]
/*
遺品。といえば……たしかに、遺品です。
包帯リボンの場面自体はほっこりだったけど、あとで怪我の悪化という理由で自吊り希望だったからなー。
/*
この時間にクレイグさんいるの珍しい…ね?
夜は発作が怖くて、書いてられないから、ちょっと嬉しい。
まだ、いまならすこしだけ余裕あるから。
[悲しそうな顔ばかりさせてしまっているのが嫌で、少なくとも、心配はかけたくないので、いつもの痛みはいつも通り『なかったことにして』]
ね、何か食べない?
さっきお菓子選んでもらって、食べて、すごくおいしかった。
甘いものが好きじゃない、とかだったら、ごめん、なんだけど……
[優しく気遣ってくれたミッシェルや、歌って元気づけてくれたリアのように。あるいは、あの場にとどまってくれていたオデットのように、ひとを元気づけるようなことが出来ればいいのだけれど、何もできない。
もし、何か話したいことがあるようなら、耳を傾けよう。
もう少しだけこんな風に話していたい気持ちがある。
それは多分、逃げなのだという気持ちが、警鐘を鳴らす。
目の前のこのひとはどうなのだろう、と、そんなことを思った**]
すみません、もしかしてあなたは、元は人間だったんでしょうか。
それとも、喋る狼…?
[いや、この店にはマリンダのように違う世界から来た人たちが集まっている。
その中で何の通訳もなく喋れるのだから、本当に、自分の世界に居るような、ただの獣の狼だって意思疎通ができる可能性が高い。
そうしたら、喋る狼はただの狼だ。
しかし、元が人間だとしたら、彼はもしかしたら同じ世界から来た者なのかもしれない。
しかも未来の。
人間はとうとう完全な獣になる道を選んだのだろうか。
少しだけ、こわごわと聞いた。]
[>>243申し訳なさそうにする女性に首を振って、こちらも申し訳なさそうな笑顔で]
ううん、大丈夫だよー
気にしないで
[言葉に偽りはなかった。だって、滅びてしまったとしても、「故郷」が大好きな場所であることは変わりはないから
女性が語る「故郷」の話には真摯に耳を傾ける。それを言葉に出させてしまったことに申し訳なさを感じて]
そっか…こっちこそごめんね
でもどこか…あなたが帰れる場所が、見つかるといいね
[自分の言うことなど気休めにすらならないかもしれないけど。願いを込めて口にした。ミルクティーを一口、飲む]
うん、私はきっと、故郷のことをいつまでも忘れない。ずっと大好きだよ
[女性が願いをこめた言葉には笑って応える]
ありがとう。お話できて良かったよー
[女性に感謝を述べる。また一つ、元気になれた気がしたから]
──コンディトライの外──
もっと優しい世界に生まれる予定だったなら、
私達は私達としてはいなかった。
[大きく息を吸い、胸に溜め、ゆっくり吐く。コンディトライの外の空気で呼吸する。]
そうでしょう?
[窓の外を見ながら故郷のことを想う
例え滅びてしまったとしても、どうしようもなく大好きで。きっと、ずっと自分の中にあり続けるだろう
帰る場所などないと思っていた>>0:124
でも今は、そうは思わない
自分はいつでも故郷に帰れる。還ることができる
そう思えたことが嬉しくて、思わず笑みがこぼれた
ここに来てからずいぶんと心が軽くなった気がする
皆に精いっぱいの感謝を
この素敵な店に乾杯を
心の中でしっかりと呟いた]**
飲み物を頼んでくれば良かった。
[υは店外の端にあった木製の長椅子を見つけるとそこへ腰をかけた。ヘッドフォンは膝の上に置き、更にその上に手を重ねる。*]
……大丈部ですか?
[言葉を紡ぐうち、相手の顔色が悪くなっているように感じられた。
いったん中断しようかと考えながら様子を眺めるが、続いて言葉が紡がれるのを見るとそれ程悪い状態では無いのだろうか。と考える]
僕が個こにいることがその証明である、と?…なるほど。確かに、"夜"の世界の事は牧にも――誰にも、説明が点きません。
あの現象があったコとが魂そのもノの証左で或るならば、そこに疑問を唱えるというのは何故呼吸をしているのかと問う琴と、同じになってしまい層ですからね。
―――もし違っても、そう思う事ニします。
貴方の言葉は、信じたくなる力を感ジますから。何より、あの日々は楽しかったでスしね。
[返答を終えると、目線を落として再び酒の水面を見る。
彼は見た目ではなく語り口までも似てるなと頭の何処かで思うものの、口には出さなかった
そうして、話が彼の世界に及べば>>203顔を上げた]
………じんロう。
[絞り出された言葉を反芻する。
先程とは打って変わって昏みを帯びた笑顔に、心の中がざわついた]
[しかしそう応えたのはいいものの、どう結べばよいだろう。
最初に結んでいた通りに元に戻しても良いが、別な髪型の方が喜ばれるだろうか]
どう結んだほうがいい?
[一度そう尋ねて、オデットの応えが聞けたらまた思案する。
結えるものがこの包帯リボン一本しかないから、できる髪型は限られてくる上に複雑なものはできないし、分からない。
記憶を手繰って何かないかと探して、一つ思いついた。
両サイドの髪を耳から上の部分だけ取って、後頭部の中心で束ね、結んだ。(所謂ハーフアップだが名前は知らなかった)
結った後に後ろから、そして正面から見ておかしくないか確認したが大丈夫なようだ]
うん、似合ってる。お姫様みたいだな。
[ぽんぽんと頭を撫でて笑う。鏡があればよかったが、店内に代用できるようなものは窓くらいしかなさそうだ。
…剣を鏡代わりにしたら、と過ぎるが止めておいた。
万が一怪我をしたら危ないし、と考えながら]
/*
此処から電子的な描写を極力省いて生身っぽい表現に切り替えよう
誤字は直さないけれど
メモ
寄り道の筈が(またはさよならを言いにくる筈が)レディの声とエドワーズさんによって戻りたい想いばかり募ってゆく。
信じれば電子に込められたたましいは巡ることができるだろうか。
信じればまたあの日々へと帰ることができるだろうか
それにアイツから怒られそうだしな……。
[脳裏に浮かぶのは、この剣の持ち主である彼女の姿。
もっとも、彼女も同じ事をしていたことは知っているのだけれど]
/*
墓落ちしたらバトロル回したいな、と企み中。
ソロルでどこまで回せるか謎だが。
リアルとロル回す力のアレソレで。
…いやバトロルというか、動き回りたいの間違いな気がしてきt(ry
―ジルベールと―
[己を気遣う言葉>>260には手を挙げて応える。大丈夫だ、と。
そして、その手でグラスを持ち、サングリアを一口流し込む。
落とされた視線が返ってくる>>261のを待って、口を開く。]
そう。人狼だ。
………先程から、何度か耳にしているのではないかな?
不思議なことに、この店には人狼に関わりを持つものが多く集まっているようだ。
人狼…… 人の姿を取ることの出来る狼。
彼らはある空間の中に潜み……人の中に紛れながら、人間を喰らって行く。
…君の知る物語の中に、そう言った怪物が現れるものはなかったかな?
[その声は、先程より幾分か饒舌に。熱を、…昏い熱を帯びたもので]
/*
今気付いたのだけど、私のことを皆、全身改造だと思っているのかしら。首元から、としか当時のメモにも書いていないけれども首から上程度のものではないかしらと思っていたのよね。
シモン様、如何なさいましたか?
[歩み寄られて、声を掛けられたのなら。
微笑みを浮かべたまま問いかけに耳を傾け(>>207)。]
はい、願えば。きっと逢えることでしょう。
[再会を望む言葉を後押しをし。
扉を開けると告げる。その言葉に。
一瞬だけ視線が揺らいだのは――。気付かせず。]
構いませんよ。そしてお戻りいただくことも、常に。
[紡がれる、心地好い言葉に乗る、感謝の気持ちには。
はにかむ様に口許を淡く揺らして(>>208)。
力不足ではないと、緩やかに首を横に振ったのなら。
シモン様の心の枷は少しでも緩むだろうか。
様々な想いを抱えて訪れるお客様に。
自らの存在が負担になってはいけないと。願うように。]
記憶よりもこころの、中に?
[シモン様から囁かれる、彼の記憶。彼の想い出。
重ねるように、耳を傾けたのなら(>>209)。
其処に広がる優しさは、またひとつ。糧となり。]
――…上手く伝える言葉が見つからないですけれども。
わたしは、あなたとの時間をを。誇りに思います。
ありがとうございます。シモン様も、ぜひ心残りがなきよう。
[店員は、何れかの感情を懐いても。
深入りはせず。お客様の時を、ただ見守るのみで。]
[まるで薄いヴェールに目隠しをされたように。
大切な方を見失ってしまったのだろう様子に。
淡い想いが滲む伝言を承ったなのなら。]
よろこんで、お伝えいたしますね。
[きっと。想いは通じていそうだけれども。
言葉にしなければ伝わらない事もあるだろうと。
ひとつ頷いて。大切なことばの欠片を手に。
再び店内を*見渡した*]
[店長代理の気遣いに(>>*14)。
ふと視線を向けて、返すは微笑みのみ。
きっと時は流れていく。
濁流に呑まれようと、耐え凌ごうと。
続く未来の選択肢は、常に自分自身で選択することを。
覚ったように。どこか強い色を湛えた眼差しで。]
[そして。
少女が店内を後にする姿を見送ったのなら。
帰るまでのひと時を心待ちにし。
戻ったのなら彼女を見守るであろう、その人から預かった伝言を。
*伝えるだろう*]
―ええ。先程から。何度も耳にしてい真すね。
[エドワーズの言葉に返事をして>>264少し周囲を見回す。
話す言葉の端々に聴こえてくる"人狼"の言葉。その事件に関わった当事者らしき者たち]
人の姿を取るこ徒のできる…狼。
狼の姿に慣れるひト、では無いのですね。
ある空間、とは…何でしょウか。
[聞いたところで、物語について問われれば再び顎に指をあて考える]
…ありま下、ね。僕の"夜"のセかいの知り合いのなか似も、それに近いひとがいま史たし。
只"おはなし"の中では、もし死んだとしてもそれは単なル表現の域を出ません。
……貴方の世界では総では、無いのですよね。
[エドワーズと正面に向き合って、問いかける。
心の中に風が吹き抜け、ざわざわと次第に強さを増して行く]
投票を委任します。
イズベルガは、店長代理 に投票を委任しました。
……ふむ。
人の姿を取ることが出来る『狼』と言う言い方は適切ではなかったかもしれないな。
[「狼の姿になれる人間」。>>269 その言葉を聞いて、少し考え、訂正する]
人狼は… 人でも、 狼でもない。
そして、 人でもあり、狼でもある。
狼の獣性と、人の持つ……それは、優しさであったり、残酷さであったり、……そう言うものを備えている……
それが、私の知る人狼という生き物だ。
「ある空間」、…それは、様々な場合があるんだ。
それは時により村であったり、街であったり、または、ひとつの建物の中で起こったりも、する。
私が知るのは… 他の、世界ではどうだったかはわからないが…
………その空間は、ひとつの物語、ひとつの舞台となる。空間が閉ざされ、役者以外は舞台から降りる。人狼は謂わば舞台装置のひとつ。欠けていれば役者から補われる。
[己の知る、人狼についてを、語る。……そして思う。 やはり己もまた"物語"の中のものなのだ。それを観るものがいるならば、それはジルの語る"ゲーム"とどう異なるのだろう?
だが。]
…成る程。怪物は存在した。
そして"死"は… 真なる死では、ない、か。君のようなケースを除いて。
……ああ。
死んだら、そこでそのにんげんの物語は閉じる。
[そう、それこそが相違。内心でわらう]
『死』は一回きりだ。
……ところで。たとえばある本を開くとしよう。そこである人物が死ぬ。そのシーンが描かれるのは1度きりだが、……本を閉じて、もう一度そのシーンにさしかかれば、再びその人物は死を迎える。… この時、死は何度起こっているのだろうか? …観測されるたびに、彼は死ぬのだろうか?
……君の知る"おはなし"の世界では…… どうだった?
[単なる表現の域を出ない。のであるならば。死は繰り返されるのか。登場人物の眼から見たら、それはどうなのだろうか。それは、深淵を覗き込もうとする者の眼。]
/*
観測者という言葉が…更に、一人歩きを…!
(いや、楽しんでるけれども、どうしよう広がりが大変な事に!?的な顔を店長代理はしています。)
>>255
そう…ならいいけど…
[気にしないで、と笑うその女性。
気を遣ったのかもしれないが、その言葉に嘘がないことは表情から読み取れたので、ほっと安堵の息をつき]
…ええ、そうね。
ありがとう…
[帰れる場所が見つかればいいね、と願う言葉には、内心複雑な思いを抱きながらも、彼女の気遣いはありがたく受け取っておくことにする。]
…あら、つい話し込んでしまったわね。
こちらこそ、ありがとう。
また何かあれば呼んでちょうだいね。
…ごゆっくりどうぞ…
[話がひと段落ついたところで、はたと自分が店の手伝い中だったことを思い出す。
客との対話も仕事のうちとはいえ、少し話し過ぎた気がする。
その赤い髪の女性に止められなければ、一礼し、次の仕事を探しに行っただろう。]**
どうも、ありがとうございます。
[差し出されたカップを銜え直そうとしたところで、自分の素性について聞かれ>>254]
ええ、私は元々人であった者です。今は喋るオオカミですがね。それが何か……?
[臆さず飾らず本当の事を言う]
― 店内の扉から ―
[アルウェンは壁面に沢山ある扉のひとつに近づく。
それが正解だとは知っても思っても居なかったけれども、まるで惹き寄せられるように、それが”アルウェンの世界”に繋がるものだと、何故か思ったからだった。]
[ドアノブに触れ、そっと回す。]
[そして、回せば・・・]
[そこは、アルウェンの世界だった。
幸せな時は終わり、全てが終わってしまった世界。
桜は散り終わり、既に葉桜。いや、本当であれば、どの季節でも来訪する時間も場所も選べたのかもしれない。
それでも、全てが終わり、”あの時”の、全てが終わった後の季節の頃合いへとアルウェンは足を踏み入れる。]
[もう、長く長く”あれ”から時は経ってしまったのかもしれない。けれども、アルウェンが現世で漂っていただけの時間を隔てて、またこの世界に戻ったようにも思えなかった。]
[このコンディトライの壁面の扉を潜り向かう世界は、望みの分だけの時間を経た世界へも行けるのだろう。それこそ”心の侭に”。]
[そしてコンディトライで流れる時間は、現世とは違う時の流れなのだろう。恐らくは。]
/*
何が起こってるかわからないがリアの心残りがだんだん浄化されてってる。キャラが動くってすごい
あとリアの心残りって「もっと生きていたかった」だろうか。これどうやって解決するの……
「あの子」と会えるのは墓下行ってからだろうしなー
そろそろやることがないから墓下に行こうと思うけど、墓下行ったらさっさと成仏しそうで、ちょっと寂しい。どうしよう
*/
……うん。どんなに望んでも、願っても。
他の何かには変われない、よ。
変えることも、できない……。
[その両方を、どれほど望んだことか。願ったことか。
だからこそ叶わないことを知る男は。今は唯、小さく笑って]
うん…覚えていてくれる誰かがいる限り。
花は散っても、記憶の中にずっと咲き続けるよ。
それに、花だけが…花の咲くひと時だけが、全てじゃない。
忘れられないのは、花だけじゃない。
…できれば、散らないでほしいけれど、ね…。
でも、散るしかないからこそ、愛おしい、とも思う。
[テーブルに散る花弁にそっと指を触れて、
惨劇の前と同じように、愛おし気に言葉を紡ぎ]
[ソファーから跳ねるように降りると、その場でくるくるとまわってみせる。
せっかくだから、何かで確認できないかな。と考えたとき、白銀の剣が目に留まった。]
……。
それは、剣なのですか?
クレイグさんは騎士さんですか、
それとも、武器商人さん?
[剣を携えている。そのことには特に疑問を感じることなく、問いかける。
少女の住んでいた世界では、騎士も武器商人も、当たり前に存在していたから。
だから、なんと言われようと当たり前のように受け入れるし、もし違う話題を提供されれば、そちらへとすぐに興味が移るだろう。]
[山茶花を眺めていると、故郷の山茶花を託した「天使」のことを思い出す
本当は「天使」でなく「人狼」であった彼だけど。きっと「山茶花がいつまでも咲き誇っていますように」という願いは託せた、と思う
彼が山茶花に水をやる姿を想像して、くすくすと笑った]
― マリンダの所へ ―
[オズと会話している途中だっただろうか。
場違いなほど明るい声>>144は、こちらの耳にも届いていた。
思わず振り向けば、女性があの端末に似た機械を操作しているのが見えた。
その前後のやり取りまではわからなかったけれど]
すみません、いきなり席を離れてしまって。
[それから。
戻って来た少年は一度女性に頭を下げる。
そして顔を上げた時、彼女の眼差しの変化に気付く>>237]
あの、何かあったんですか?
さっき、変な声がしてましたけれど……。
[恐る恐る訊ねた声に答えはあっただろうか。
目線でコーヒーを示されれば、冷めぬ内にと席に着く。
砂糖とミルクを溶かした後口に含めば、それでもまだ消えぬ苦味が口中に広がった。
その瞬間だけやや眉根を寄せるも、飲み込んで一息つけば、未知の香りに心が満たされるのを感じた]
[こちらの呟きに対する彼女の答えに、意外そうに瞬く]
そう……ですか。
てっきり、あなたの国の人なら、みんな普通に遊んでいるものと思っていました。
[遅いか早いかの違いだけで、誰にだって未知のものに触れる瞬間はある。
そういうことなのだろうか。
励ますような言葉には、はい、やってみますと頷いたけれど]
えっ、いいんですか? 大事なものなのでは……?
[貸すと言われて、改めて手許の端末を見る。
それは少年の価値観では値踏みなどしようもなく。
女性の国でどうなのかはわからないが、気軽に赤の他人へ貸せるものではないような気がした]
[しばし戸惑いを見せていたが、彼女が別の所に行くと言ったのを思い出し]
あの――
[呼び掛けようとして、名を知らぬことに気付いて一度言葉を切る]
何処へ行くのかはわかりませんが、気を付けて、行ってきてください。
これ、返す時までに、きっと上手くなりますから。
[小さな箱を、大事そうに手で包んだ]
名前が、ない?
…なるほど、二つあった名前も思いだせないのか…
[命名の由来を聞けば>>249、男は空色を瞬くも。
“いない方がいいから捨てた”
何かつらい理由があったようだと、微か痛ましげに眉を寄せ。
自分達はちょっと似てるね、という声に。そうだね…と小さく笑う]
ただ、俺は、忘れたわけじゃなくて…
君に2つ名があったように、俺には3つあったけれど、
どれも、最初からなかったのと、同じだから…
本当の意味では、俺の方が、名無しかもしれない、ね。
[寂しいと想える程、失えるものがなかったと、
ミュリエルに語った言葉>>1:96名前もそのうちに含まれ]
[来太との会話は終わっただろうか
手の暖かさを名残惜しみながら、来太を見送る
そして再びカップに手を伸ばした。]
[ぼんやりと紅茶を飲みながら頭を過ぎるのは、両親の何も映していない目と優しかった人たちの蔑む目。そして、『人狼』の赤い目。]
……………っ……!
[嫌なことを消し去るように激しく頭を振る。目の前の苺を次々に口へと放り込んだ。**]
[眼の前のエドワーズの話を頷きを交えて真剣に聴く。
人狼の特性と、その起こりうる空間について]
獣の特性と、人の感情。
…祖れらは互いに邪魔ニなったり、あるいは助長する摸のでしょうね。
[そう言った存在になった事が無い為に予測でしか無いが、人の感情により獣の特性が役立つ事もあるのだろうか。そんな事を考えながらゆっくりと返事を返す]
――舞台。村、待ち…建物。
不思議na話ですね。それも、人ろウの力によるものなのでしょうか。
でも、じン狼もあくまで舞台装置のヒとつ…。そして、物語に、なる…?
物語を紡ぐ為に、舞台が整ってイく。そんな感じでしょうか。
…………――――。
[一瞬黙った後、それではまるでゲームのようだ。と言いかけて、口を噤んだ]
…僕のしって居る人狼とは、また違いますね。あのひトは、単に狼の顔をした日とでしたから。
あのひとがいたのは、単にバトルを楽しむような世かイでしたから…。
[そして、話が『死』の話題へと移る>>273
浪の様に問いかけるその眼は昏い色をしていながら、その奥に確かに探究の炎が灯っていた]
……まず、前提からお話し増すね。
僕等のせかいが"夜"じゃないと期のおはなしに、誰も抗う事ハできません。
そして、おはなしが紡がれ始めると、ぼクらは外にいる人立ちによって動かされます。
おおむねは、何らかの形で戦っテ、その勝敗が分かれます。
そのおはなしの中で"死"を迎えれば、当然其処で終わり。
また、体力が0になって力点きれば、それもまた『死』です。これは外にいる日と達からすれば単なる"失敗"ですが。
…貴方が知り対と言うのは、此処で州ね。
[すぅと眼を閉じて、暫く回想に耽る
電子の世界で日々生きて、また日々死んでいた仲間達のことを思い出しながら]
…僕の知る限りでは。確かにおはなしの中の『死』も、一回切りです。
でも、死んダとてそれはあくまでおはなしに反った話。次におはな死が最初から始まる頃には、元通りです
でも死んだトきの記憶は保持されます。
話の中の立場によってハ、おはなしが続く限り。本を開く旅に、死に続ける、と云う事になりますね。
話が進む度に、いつも通リ訪れる、予定調和の『死』…。
[人気のあったとある格闘ゲームの敵キャラとして位置づけられていた何人かの顔を思い浮かべながら、言葉を紡ぐ]
…僕のいた故郷でハ、その死に続けル立場を疑問に思っていた人も、いたようですが
[死が一度きり。その意味は想像しかできないが、ジルベールが知る死は何度もやってくるものだ。その事実は一度きりの死を迎えた彼にどう届いただろう]
うん…、
[久しぶりの故郷を、淀みも強き昏き想いもなく見回すのは、前とは違った心地を覚えた。
全ては移ろいゆき、同じものはもう無い。
あの時、陸の孤島として取り残された人々は消え。
鮮血の惨劇の場所は、朽ちゆき、或いは綺麗に掃除され、やはりあの時と同じ侭というのはない。
折れた大木の痕も、教会の新たな神父も、新たな家畜達も、皆見知らぬ顔をしていた。住む者の居なくなった家に、店に、……、少し疲れた顔をまだしている人々。
それでも、
それでも、]
店長代理は、マリンダ を投票先に選びました。
店長代理は、天候観測 ジルベール を能力(襲う)の対象に選びました。
[黒髪を風が撫でる。
アルウェンは手を髪にあて、”春嵐の村”を眺めた。
麗らかな、春も、緑萌える時期も過ぎて、初夏の気配。
これから、また、綺麗な季節。
太陽は強まり、命は強く鼓動を打ち、活発になる季節。
それをまた、”この目”でアルウェンは見たいなと思ったけれど。
でも、ね。]
それは……難しいご質問ですね。
[少しばかり考えるように。確かに最終判断を下したのは自分だ。だが、それは……]
結論から申しますと、この姿は最初から望んでいた姿とは言い難いです。ただ、手の届く可能性の中でこれが最良の選択肢だったのですよ。
生き辛さを感じながらも、この姿をとった事に後悔はありません。この道を選んで正解だったと思います。
[相手の瞳をじっと見据えてそう告げる。されど、どこか一箇所に作為を残して]
そう考えなければ、自分に申し訳がつきませんからね。
[最後は苦々しく笑った]
店長代理は、おまかせ を能力(襲う)の対象に選びました。
喜んでもらえたなら、良かった。
[>>279 髪を結び終わって、くるくると踊るようにオデットが回る。
嬉しそうに彼女の髪と包帯が揺れ動くのを見て、慣れないことでもやってみるものだと思う。
しかしその時、尋ねられた問い>>279に一瞬思考が止まる。
答えるのは簡単なのだけれど、どう答えるか迷って]
オレは、騎士になり損なった……んだ。
この剣も本当はオレのじゃない。
[小声でオデットに聞こえるようにだけ話す。
この剣も立場も、本当は"彼女"のものだ]
ま、それでもお姫様護ることはできるから。
[再び冗談めかすように、告げる。
目の前の少女をもう失いたくはないと、心中で考えながら]
[変われない、変えることもできない>>278。
その言葉には、何かとても深いものが込められている気がした。
“変われるひとと、変われないモノ、何が違うか知りたい?”
ざっと、ノイズが走る。今度はそれを逃さない。これは、覚えておかなければいけない言葉だと思う]
花の咲くときだけがすべてじゃない、か……。そうだねえ、花のことばっかり考えてたら、他の枝とかに、悪い気がする。
夏の桜も、見てみたいなあ。
[散るしかないからこそ、愛おしい。想い出がありすぎる>>280。
机に落ちた花びらをに触れる指先に、たぶん――色々なものを、本当に深く、大切にするひとなのだろうと思う]
[三つの名前の話>>285、その意味を窺い知ることは出来なかったけれど、語る表情から伺えたのは、かける言葉が見つからないような、深い欠落だった。
踏み込むべきではないのかもしれない。
そのまま引き下がりかけたが、そのとき、『願い事』という言葉が、再び脳裏を掠める]
名前が三つ…最初からなかったのと、同じ?
……聞いても、いいかな? 言いたくないなら、いい……
[答えられないことならば、本当に構わない。
自分は、どうだったろう。一つ目の名前はいいとして、二つ目の名前は]
僕は……二つ目の名前は、自分で付けた。いまのと一緒。
[言葉を繋ぐうちに、新たに浮かぶピースがひとつ。
何を思ってつけたのか、欠片と塵しかない記憶の底を探れば、思い浮かぶのは、ここでも何故か、桜の木だった。
けれど、いま大切なのは、つけたときのことではなくて]
なんだか……つけたときよりも、呼んでもらううちにちゃんと名前になったような気がして。
[呼んでくれた声。“二人だけ”に聞こえた、特別な、秘密の会話…?
新しい名前を呼ばれたとき、自分自身が確かになる感覚があった。
そして、この店でも。誰かに名前を呼んでもらうたびに、それがちゃんと自分を指し示すものなのだと、感じられるようになってきた。
あ、そうか。だったら、このひとも、今教えてくれた名前を、呼んでくれる人がいるなら――
うん、いるはずだ。たとえば、『 』。
記憶の中、姿だけで佇む一人の少女の影。
教えてくれたのだから、呼べないなんて、駄目だ。
そのあと、甘いものの話になったので>>295]
/*
プロロ時のチップの変更の話といい、非常にもうしわけない…。
ジルは占い当てれんからなーと思いつつ。▼▲+呪殺だとしても何か懸念が
そっか、シモンもよく知らないんだ。
[出来るだけ自然になるように、言葉を継いでみた。
ようし、それなら、何か美味しいものを……]
…どうしよう、一個も知らない〜。
さっきの、小さい丸いのと、猫……あ、いや、猫じゃない、猫じゃない!
猫の形の、さつまいもっぽいなにか…すごくおいしかったんだけど。
[お茶の名前は教えてもらったが、お菓子の名前は聞いていない、あるいは自分が聞き逃した気がする>>2:222。
これはもう、店員さんに助けてもらいたい。誰か手が空いていそうな人はいないかと、助けを求めるように、周囲を見回した。
誰かに頼めたならば、先ほどのお菓子の特徴を伝えただろう>>2:222]
―――_―?
[エドワーズと話している最中、ふと視界にピリッとノイズのようなものが奔る
ふと自分の腕を見やると、其処にもノイズが奔っていた
一部分がバグを起こしたテクスチャのようにチカチカと半透明になったり点いたりしている
思わず、その腕を触った]
――こレは。
[それは恐らく、データの崩壊。
残ったデータのひと欠片にも、消える時が訪れつつあるのだろう
恐らく、だんだんとノイズの範囲は広がる。
形はまた違えど眼の前で着々と進行を始めた"死"に、眼の前の彼はどんな反応を示すのか]**
そうね。
[少年にあっさり頷いてみせる。>>282
このパズルゲーム、世界が滅びかける前は多くの者に遊ばれていたのは確かだから]
でも、最初から上手い人なんて一握りなの。
コーヒーも同じよ。最初から砂糖もミルクも入れずに飲める人は一握り。
あなたはコーヒーの苦みを知ったから、たぶん、
砂糖やミルクをたくさん入れて飲む人よりは、進んでいるの。
[先程見せていた苦そうな顔を思い返しつつ、告げる。
それが少年にどう作用するのかは未知数だけれど]
いいのよ。あなたは特別。
[またもあっさりと頷いてみせる。
楽しそうにゲームを遊んでくれたことへのお礼のようなものだ]
/*
2337−2189
なんかコーヒー>ゲームな興味度合いなのはやっぱり所長のこだわりっぷりを間近でみてたからかなあ
まるでずぼらなくせにコーヒーと煙草にだけはこだわるとかおいしい
──コンディトライの外>>259──
[店外の端にある木製の長椅子に座っているυからは、店を訪れる者、出てゆく者の姿が見てとり易い。*]
店長代理は、天候観測 ジルベール を投票先に選びました。
店長代理は、マリンダ を能力(襲う)の対象に選びました。
/*
エドワーズさんにバトルでなくても"ゲーム"をふっかけるつもりはあった。
せんせーパズルゲーやろうぜー!みたいなな
[ひそめられた声>>296に不思議そうに瞬き一つ、次いで小首を傾げてクレイグを見る。
聞いてはいけないことを聞いてしまったような、傷つけてしまったような、そんな気がして]
ーー………。
[そっと近づいて、彼のコートをつんつんと引っ張る。
そのさいに、もし青年が屈んでいたならば、"変なことを聞いてごめんなさい"の意味を込めて、そっと抱きつくかもしれない。
そうして、自分の方に注意を向けてもらえたならば、内緒話を一つするだろう。]
クレイグさんは、騎士さんになりたかったのに、なれなかったのです……ね?
ボクも同じなのです。ボクはおねーちゃんになりたかったけど、なれなかったのです。
[『なり損なった』という言葉の意味はわからないけれど、きっとそういうことなのだろう。と考える。
なりたくてもなれなかった。その気持ちはわかるから。
『お揃いですね』と、言葉を添える]
うん。騎士じゃなくても、誰かを護ることはきっと出来るのですよ。
ボクもおねーちゃんじゃないのに、お話聞いてもらえたり、頭を撫でてもらったり、出来たのですから。
[自分がそれに気が付いた時には、もう取り返しのつかないことをしてしまった後だったけれども、それでも……。
冗談めかして笑う目の前の彼には、そうなって欲しくなくて。
言葉を手繰り寄せながら、伝える。
自身の言った秘密を、彼がどう捉えるかはわからずに]
私のなりたかった姿……ですか。
[問われて初めて気が付く。普段から、あまり考えないようにしてきたのかも知れないと]
そうですね。願わくば、元の姿のままで自らの成長を観察したかったものです。
[成しえなかった、もう一人の自分]
結局はあるべき姿に落ち着いたという訳でありましょう。今こうして、変化後の姿でここに存在しているのですから。
私の推測では、本来この姿で生まれ落ちるはずだったのだと想定しております故。
/*
…………あ、おいw >ユージーンメモ三段目
墓下行ってしたいことといってもなー 所長と漫才(!?)してレディちゃんデータ最後まで見てあとはー……ソロでバトルでもしてようか(※過去回想)
無論ジルさん違うジルや他の話せなかった面々とも話したくはあり
ククク……やはり他人の意見というものは価値があります。私の頭脳では到底考え付かなかった発想が次から次へと飛び出す。脳は1つの宇宙だという説も、あながち間違ってはいないのかも知れません。
だからもっと……全ての可能性を……目に見える形で焼き付けたい……
[一瞬雰囲気が変わるが、それはすぐに元へと帰る]
[その時。少年の身体に走るノイズ>>302。その、魂が、崩壊をはじめている。]
……きみは、……もう、死んでいるのではないのか。
[そう、呟き、片方だけの手を伸ばす。触れて、理解する。それが一体「どういうものなのか」]
…まだ、消えてもらっては困るな。大事なことが聞けていない。
[この数列が、表すものが、その少年であるならば、…… 懐にあったペンの形をしたものを取り出す。可能性が重なる世界であるならば。
……己の瞳が『赤』を宿した、世界であるならば。
あるいは。
ペンを、その消えかけるデータに。言語を。…言霊を。書き連ねる。]
"クレイグは 騎士になりたかった?"
"オデット護るって言ったときは 騎士みたいだなって思ったけど"
……―――。
"え? 何?"
……まあ、な。
[あの時、舞台へと向かう彼女の背を見送りながら憧憬の念を抱いたのは確かだった。
オデットへといった言葉『オレは、騎士になり損なった』
本当は別のことを言おうとしていた]
[『オレは、騎士になり損なった、ただの――本屋なんだ』]
/*シモン的には、扉の向こうの親父さんを見られて、
ナナシさんと会話できれば、それでOKだったので、
もうソロールもしない予定で、個人的にやりたいRPは終わり。
後はもう、ナナシさんのやりたいことに沿うのと、
やりたいペースにお任かせかな、という。
………。
[ゆっくりと視線を外す。その先に窓。
見えた光景に一瞬、表情をなくす。
くすんだ色の長ソファー。ガラスのはめ込まれていない窓。風に揺れるカーテン。使い込まれた応接机。
床には酒瓶らしきものが転がっている様子はなく、
机の上の灰皿は空]
なんとまあ。
まさか、屋内の窓から屋内を見ることになるとは……。
[そして、誰も、いない。その部屋には。
手を伸ばす。
窓ガラスに触れる。
それから]
――――…。
[ゆっくりと窓から離れれば今度こそ、店の外へと繋がる扉の前へ]
いってきます。
[その場にいた者達へと告げる。
懐かしさと幾つもの不思議を得た場所に、しばし、*さよならを*]
/*
エドの演出的にはジル襲撃、もありか。ただそれをすると意味付けが強くなりそうな。
そして、しんみりなマリンダ。良いなあ。
/*
υはレズビアンなのもあるけど…あまりそれはバトルには関係なくて。
Χがバトルすると、軽いバトルではなく、殺戮になるので躊躇してしまうのです。相手が攻撃を受け止められないと、容赦無くズタボロにするので、それが、ね。
/*
ていうかあれだ
この! 他キャラにようやく名前を呼んでもらえたという達成感に! 浸りながら寝る!!!
あ、占い先どうしよう(デフォ:エドワーズ)
マリンダは、店長代理 を能力(占う)の対象に選びました。
負傷兵 シモンは、"TrinityGhost" ユージーン を能力(占う)の対象に選びました。
―ナナシが注文をする前>>295続き――
[けれど、男の脳裏を占めていたのは、自身のことより、
ナナシの左腕の『手帳を見ろ』の文字で。
――…“まさか”と“もしかして”
可能性と、その否定が。泡沫のように現れては消え、現れる。
だが、”もしも”、彼だったなら……
男は両の掌を爪が食い込む程強く握る。
彼の心臓を刺し、殺した赤い手を。
腕の文字には、ナナシの心が決まり口にするまでは、
男からは尋ねないかもしれない。
ナナシが甘いものを頼むようなら、気遣いに感謝しつつ任せ。
できれば自分が語るより、ナナシの話を聞きたそうな様子で、
暫くは言葉を交わしていたか*]
/*
にゃ、店長代理さんすみません
ん、たぶん。やりたいことをやっていいけど、
時間配分気を付けてね、かと。
ジーンさんのPL/PC的に吹っかけ範囲は、
PCは話してないので、う、うーん?と思ってしまいすみません。
…うん、何かいろいろ申し訳ないです。
[そのあと、しばらくの間言葉を交わしていただろうか。
そのひとは、あまり自分のことは話さずに、こちらのことを聞こうとしてくれていた。>>323
だから、名前の話も聞きそびれたかもしれない。>>298
問われても、話せることは少なかったが、言葉を続けるうちに引き出されていくものがある。いつしかそれは、ひとが『思い出話』と呼ぶものに、似ていた]
初めてお茶を淹れたとき、ひどいことになっちゃた。
[手元のカップに、僅かに残る最後の一口]
飲ませちゃった人に、本当にごめんなさいで。
でも、また飲んでくれた。そのときはちゃんと出来た、嬉しかった。
なのにその日の晩、また酷い料理作って、食べたのそのひとだった……吐かせた……
そのあと、パンにつけて食べればちょっとまし、って教えてくれたっけ。
[顔は思い出せない。どんなひとだったろう、すっぱりとした物言いの、頭の回転が早い、大事な友達がいたひと]
[――4月8日
シモンが桜の枝を持ってきてくれた。
お父さんの、そのお父さんの代からの桜だそうだ。
昔見たことがあったかもしれないけど、今年見た桜は、はじめて見た桜。
もしかして、来年見る桜も、生まれてはじめて見る桜だと思うのかなあ。
それは悪くないことのような気もする、うん。
――薬草茶をシモンとオットーが褒めてくれた。嬉しい。
今回のやり方はちゃんと書いておこう。
レジーナのメモの通りに、一人分の葉はスプーンに一杯。こんな感じ。
(よれよれの線で、スプーンと茶葉の絵)
慌てて沸騰前のお湯で淹れたりしちゃいけない、一人分のお湯の分量は、上から二段目の棚の赤いコップがちょうどいい。蓋はちゃんとする。
レモンなんとかは、レモンバーム。]
[顔を上げる。
決意は、とっくに。多分、目の前のそのひとの名前を読んだときに、心のどこかで気付いていた。
探していたのは、このひとだと。
浮かんでくるピース、繋ぎあわされるのを待つばかりの点と点]
……もう、知ってる?
[扉が開けば、もう後戻りはできないし、しない。
『願い事』が見つかるか、届くかは分からない。
両のてのひらを、再び固く握りしめる。
ただ一つのものだけを守ろうとして、それは叶ったけれど、そのひとも一人で置いてきて――すべてを壊し、血の海に落とした黒い手を。
だから、*問いかけた*]
[――『 』の手帳・最初のページ――
君がこの手帳を開くとき、きっとひどく混乱していることと思う。まずは深呼吸しよう。君はそうすれば落ち着く、大丈夫、大丈夫。
まず最初に、大切なことを二つ、言っておく。
これからこの手帳を読んでいくうちに、今以上に困惑したり、悲しくなったり、苛立ちを感じたり、もしかしたら破り捨ててしまいたくなるかもしれない。けれども、それだけは駄目だよ。この手帳は生命線だ、絶対になくしてはいけない。
それから、二つ目。左腕に『手帳を見ろ』と書いてあるだろう? これも消してはいけない。毎晩書き直すこと。いいね?]
[さて、一つ質問をしよう。
君は今、自分の名前を憶えている? そして、自分の身に何が起こっているかを。おぼろげでもいいから。
この答えがイエスなら、最初の方は適当に読み飛ばして、必要な情報を拾って。新しい出来事は後ろの方に書いてあるはずだ。
もしノーなら、事態は少し深刻だ。だけど、諦めることはない。いつだって希望はある。君の――僕の口癖を教えよう、繰り返してみて。
『大丈夫』
舌に馴染むはずだから。さあ。
状況を伝えよう。
・君の記憶は周期的に消える。原因は分からないが、『人狼』と呼ばれる伝承と関係している可能性がある。
・この手帳には、昨日までに体験したことが記録してある。]
[遠慮がちな口調ながらも、3つの名と纏わる理由を問うてくれる
ナナシに>>298. 男は、じっとその瞳を覗き込むようにして。
単なる好奇心とは違うような何かだと、察せられたのか]
……うん。聞いても大丈夫だよ。
[安心して、というように。空色をやわらげ]
俺の一つ目の名前は、孤児院の。数字や記号と同じ。
二つ目の名前は、本当は別の人のものでね。
俺は⒛年以上、借りてるだけ。これが、“シモン”。
三つめの名前は、子どもの頃に付けられた。
聞いたこともない。何人かの…人狼が勝手に呼んでいただけ。
だから、本当の名前というのは…どれも違うかな。
[淡々とした口調ながら。最後の、人狼 という言葉だけは。
数瞬の躊躇うような間の後、小さな響きで告げて。
探るというより、何処か案じるような空色をじっと向ける]
俺も…そう感じられたことがあったよ。
借り物の名前だけど、やっと、
“俺”を呼んで貰った気がした…一度だけ、ね。
[ふと、大切な友人だった彼の。
聴こえるか聴こえないかの、微かな最期の声が。
名を呼んでくれた声が。耳奥に蘇り、男は空色を伏せ。
その後は、お菓子の話や他愛無い話を暫くしながら。
覚えている限りでいいから、君の話を聞かせてほしいと頼み、
ナナシの話に耳を傾け*]
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