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[未熟故。
余計な口出しをしてしまったことに、僅かながらに後悔を引き摺っていると。]
はい、バーボン。ですね
かしこまりました。
[カウンターの片隅。
他のお客様と纏う空気が異なる方からのオーダーを受け。
カウンターに戻り、小さく指を二回。鳴らす。]
お待たせいたしました。
バーボンでございます。
[グラスと、チェイサーを置き。
まだどこかぎこちない笑みを浮かべ、給仕する。]
死にたくなんて、なかった。
生きて、イタカッタ。
皆ヲ、救いたかっタ。
救いタ、カッタ。
[両肩を抱えたまま、崩れるように床へと座り込もうとし。]
魔法の様な仕草で出すのではなく、
どうせならそのまま作ってくれるか。
[出された後で言い、]
流石に意地が悪いな。
[小声で続け、何かミュリエルが動きかければ制止をし、ぎこちない笑顔の顔を暫し見続ける。]
[己の願いが己自身の存在否定なら]
[ここに居るのは本望だと、そう思うべきなのかもしれないけれど]
……すみません。
僕にもお酒、もらえますか。
[バーボンという言葉はわからないながら、僅かな酒精の香を拾ってそう注文する。
未成年という区切りは少年の生まれた時代にはない]
[店内の空気が変わった。>>117
振り返れば、あの桜の枝の席に座っていた、見知らぬ二人の人影の姿が見えた。
黒髪の少女を取り巻く黒く淀んだ虚ろは、目を凝らせばどこか舞い散る桜の花びらにも似て]
え……?
[不意に――脳裏をかすめる、一つの光景があった。
からん、と音を立てて鳴るベル。扉を開けて出迎えれば、男の左腕に縋り、寄り添うように宿へと入ってくる少女。仲の良さそうな二人の姿。
料理、もうできてるよ。みんな来てる、すごく賑やか。一緒に来てくれて嬉しい。
――交わされている言葉は、はっきりとこちらまで届く。意味は分からず、それでもその一つ一つが刃となって全身を刺す。
少女が男を狂人と詰る、その言葉は昏く、切りつけるような鋭さを帯びていたが、ひどく悲痛で、縋るようにも聞こえた。
男はひとつひとつ、真摯に応える]
違うよ……
[言わなきゃ。間違ってる。だって、そうでしょう。
村を滅ぼしたのは人じゃないんだよ? 人狼だろう。人間が人間を裏切ったわけじゃない、本当に壊したのは誰なのか。
けれど、それを口に出そうとしたとき。
『水』の底から、『だれか』が腕を伸ばし、背後から喉を掴んだ。ぎりぎりと締め付ける手に、呼吸を奪われる。
もしもその様子を誰かが見たならば、きっと――自分自身の両手で、力づくで喉を掴んで蹲る、そんな姿勢に見えただろう]
[それを、『誰が言うの』?
お前は黙っていなよ、役立たず。出る幕じゃない。
だってほら。
見ているといいよ。
あの場所で交わされている言葉は真実だ。一つも本当がなかったお前が口を挟む余地なんかないだろう。
それともここで飛び込んで、あの四日間みたいな三文芝居をしてみる? 何のために? そんなもの何もならない。
ここに何をしに来たか知らないけれど、思い知って帰ればいい。
もう、言えることなんかないんだよ。]
[店長代理からの言葉は、静かに響く。
急ぎ過ぎた判断を省みている心に、響くように。]
でも――…
[言いかけた言葉は口にしてから気付き。
はっとして、慌てて飲み込む。
優しさを、否定することはまた失礼にあたるから、と。]
……ありがとうございます。
店長代理。
[代わりに紡ぐ言葉は、感謝の意。
この店内の雰囲気が柔らかいのも。
かの人が見守り続けているからだろうから。]
え…。
そのまま、ですか?
[差し出したアルコールは、手を付けられることなく。
注文と異なる給仕(>>176)
しかし驚きの声を上げたのは、自らの過ちよりも――]
いえ、意地が悪いとかそんな…
思いませんから。
[制されて、射抜くように表情を覗き込まれたなら。
困ったように眉尻を下げて微笑みを強くする。
店員であることを、自覚するように。]
一々、考え込んでいても無意味だ。
正解などありはしない。
[カツカツ、と指先でヘッドフォンの凹んだ中央部の下辺りを叩く。どうやら先程の黒髪の少女との遣り取りを認識していたようだ。]
私はこの空気は悪くないと思っている。
[ミュリエルの肯定とも受け取れただろうか。彼にその意志が無かったとしても。
微笑みを強くしても、表情を変える事無く見続け、それから、酒を所望する口元を隠した少年に一瞥を送る。]
はい、お待ちください。
[一瞬で現れる魔法、ではなくと。
闇のようなお客様に再度注文をされ、準備に捉われていると。
新たなオーダーが舞い込む(>>177)。]
あ、もし同じのでよろしければ。
同じようにそのままお造り致しますが?
[一つ作る動作も。
二つ作る動作も然程変わらないのだからと。
時には、一から作り出すのもいいかと思い。
少年のオーダーに、問い掛けもしてみた。]
……本当に邪魔にしかなっていない気がする。
ごめんね二人とも。
二人がいなかったとしても心残りがあってここに来たい気持ちはあったけど、姿が見えて会いに来てしまった。
会わない方が良さそうならふらふらしたあといなくなるかもしれないけど。
でも、自分のしたことの結果でもある…
では一つ余るな。
[作り直さずとも構わいという意味の制止だったが、ミュリエルが作り直そうとするのであれば、最初に造った分が一つ余る。]
[その時、ナナシに。
今は名すら忘れたモノへ、ふわり、抱き締めるように背中から両手を肩に触れたのは誰だったのか。
喉を掴み蹲る、喉に食い込むその指の間へ、優しく指を宛て、]
大丈夫
[息吹を吹き込むように囁かれたのは誰のこえだったろう。]
自分を傷つけなくていい
[それは幻に似ていただろう。或いは本当に幻想だったかのように。泡沫のようなものとして。
踠き苦しみ己自身と抗するそれを、柔らかに見守り促すような泡沫の。**]
えっ…
[新たに作り直すために。
瓶とグラスを手に取り、準備をしていると。
投げられた言葉に不意に言葉を漏らす。
聞こえないとばかり思っていたのに。
それは、ヘッドフォンという視覚の思い込みによるものだと。
指先でノックされた場所を見て、気付く(>>183)。]
お気遣い、ありがとうございます。
[気遣いではないと、言われてしまうだろうか。
でも、此方にはそのように受け取ることが出来たからと。
礼を述べて、表情を少しだけ和らげる。]
――では、余った分はわたしが頂きます。
[丸氷を用意しながら。
先に作った飲み物が余るという指摘には、自分が引き受けようと申し出て(>>185)]
いえ、お客様に流すのは――…。
[少年の申し出には、柔らかく微笑みを向けて制し(>>189)]
新しいものを、お作り致しますよ?
[言いながら、手は新たなグラスを求めて伸ばしていた。]
俺に残された、たった一つの大切なものは。
守りたかったものは。
親父さんが遺した、夢だよ。
[守ろうとした大切なものを問われれば。
何も守れなかった男は、ぽつり、呟く]
[気遣い云々>>188へは案の定、αから反応は無かった。]
余った分は貰うらしい。
[αは新しく作られるバーボンを待つつもりだった。口元を隠した少年もそれに倣うかどうかは分からないものの。]
あの薄紅の桜を懐く、優しい夢のような村で。
家族に囲まれて、村の人達と笑いあって、
日々の小さな幸せを大切に過ごす。
ただそれだけを、あの人はずっと夢見てた。
人狼でさえなかったら、
たわいもなく叶えられた、ささやかな夢だったろうに。
[明日の知れない死の臭いだけの漂う戦場で。
故郷に還りたいと願いながら。
人狼であるがゆえに。
自身の手で、夢のような故郷を壊すことを恐れて]
[板氷をナイフで等分し、アイスピックで丁寧に削っていく。
根気のいる作業だが、不思議と嫌いではない。
その分意識は店内から離れてしまうが。
店長代理とシェルという、頼れる人たちが居るお陰で、心置きなく集中できた。
それは、失った場所を埋めるかのような、信頼の証だろうと。
口には出さずとも、常に抱いている想い。]
これでいいかな。
[ペティーナイフで仕上げをし。
削れた氷を布でふき取り、グラスへと落とす。
カラン――
小気味よい音が店内に幽かに響けば、芳香が幽かに立ち上がり――]
お待たせいたしました。
[オーダーを承った者達へ。
それぞれグラスを差し出し。
闇色のお客様から、時間のたったグラスを引き上げる。]
菓子屋兼喫茶店店員 ミュリエルは、"TrinityGhost" ユージーンへ、お気に召さなければ再度作り直す旨を伝えて、グラスを*差し出した*
『どうして抱き締めないのかしら。』
(さあ。私に言うな。)
[υが女性的観点から突っ込みを入れているのを聞き流した。あまりに生まれる事なく待機が暇過ぎて共感するどころか、この状況を何処か遠いものとして見ているのだろう。]
私は魔法のようなものには慣れ親しんでいない。
酒はバーテンが作り出してくれる筈だった。
[筈だったという言葉から引っ掛かりを覚えたかどうか。]
桜舞う中で微笑んでくれた、君のいる村は。
俺の大切な人にとっても、そして俺にとっても。
たった一つの、大切な、優しい夢だったよ。
だから、守りたかったのは。
救いたいと願っていたのは、心からの本当だよ。
[真実であっても。
彼女も村も失われてしまった今となっては。
何の免罪符にもならないと知りながら、言葉を紡いで]
[もしも。本当に村を救いたいと思っていなかったら。
最初に占い師と名乗り出た友人と、
桜舞う中で微笑んでくれた彼女ではなく。
もう一人の占い師を、処刑しようとしたかもしれない。
あの日、目の前の彼女を処刑したくない気持ちから、
ほんの一瞬だけ脳裏を過った、残酷な思考。
一度狂った人間は、やはりどこまでも狂うしかないのかと
自嘲めいた嘲笑を自らに向けたのを、覚えている。
一度裏切り、仲間の血に濡れた手は。
もう二度と元には戻らない―――戻れない]
夢?
[はらり、舞う、荒れる、黒く透明な桜の花弁は。]
許せないよ、
人狼が、村に居たのも。
[親父さんの言葉に更に突き刺すような言葉が洩れる。]
私ヲ、貴方が裏切ったのも。
[だがそれは違う。本当は、違う。
シモンの指先だ。悲しかったのは、辛かったのは、許せないのは、その指先だ。
本当の指ではなく、処刑に指し示したそれだ。
溢れるばかりの想いは、想いは、零れるばかりの涙であって。それは、虚ろな双眸から零れることはなく。]
[手持ち無沙汰に店員>>197が酒を用意するのを眺める。
透明な塊は氷だろうか。
自分と戦った者の中にそれを作り出す者はいただろうか――思い出すことは出来ないが]
ありがとう。
[受け取った透明の容器は表面を曇らせている。
触れれば氷と同じ冷たさが手に伝わった]
……慣れないから?
筈、と言っても……予めそういう話になっていた、ということでしょうか。
[男>>199の言う意味はわからない。
聞き返して二、三度瞬き]
僕にとっては、全部魔法みたいなものです。
冬でもないのに氷があるなんて。
[容器の表面の曇りは少しずつ粒子を大きくし、やがて露と呼べそうな大きさとなった]
[手持ち無沙汰に店員>>197が酒を用意するのを眺める。
透明な塊は氷だろうか。
自分と戦った者の中にそれを作り出す者はいただろうか――思い出すことは出来ないが]
ありがとう。
[受け取った透明の容器は表面を曇らせている。
触れれば氷と同じ冷たさが手に伝わった]
……慣れないから?
筈、と言っても……予めそういう話になっていた、ということでしょうか。
[男>>199の言う意味はわからない。
聞き返して二、三度瞬き]
僕にとっては、全部魔法みたいなものです。
冬でもないのに氷があるなんて。
[容器の表面の曇りは集まって露となり、いくつかは伝い落ち始めていた]
貴方が憎イわ。
[相反する言葉を零す。
口にしてしまえば、溶けて消えそうなものを。
許しきれる訳のないそれを、許してしまいそうになるから。]
…… だったのよ……
シモン、
[ざぁ・・・と、無数の桜の形の花びらとして。
アルウェンの姿は、コンディトライから消えかけようと、する。*]
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