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それでだ。
俺はお前に決勝に臨むにあたり、いろいろと伝えておこうと
思っていたのだが…やめた。
その辺は俺よりもお前の方が見えているだろうしな。
[見ていないようで見ている相棒の視点を思い出して、
彼の閃きの妨げになりかねない余計な事は言うまいと]
グレダ殿の戦い、ミルファーク殿が造った竜器。
お前もしかと見ていただろう?
正直言うと…直前になって法や策を講じてどうにかなるような
レベルのものではない。
だから、最後まで真っ直ぐ行けば良いと思った!
『要するにいつも通りで行こうぜという奴です。』
[スズメが一言で済ませてしまった。
苦虫を噛み潰したような顔を後ろに向け、そもそも話す事は
そちらではないと気を取り直す。]
[この刀はリーマンが植え付けらた恐怖を跳ね除けて作り上げた刀だ。御前試合に勝つためでも、自分の力を誇示するためでもない。
ただただ邪竜を倒すために作り上げた純粋にして最高の竜器だ]
[アサドは意を決する。できるかどうかはわからないが、自分には義務がある。
己が未熟さが招いた災厄を刈り取る義務が。
リーマンの想いと技に応える義務が。]
リーマン、馬を借りる。
明日の昼までには戻る。
次の日没が決戦だ。
[今度こそ背を向けて歩き出す。自分に足りないものを埋めるために。]
―宿を出ての散策で―
うーん。だよなあ。
ジミーとの戦闘んときに頑張ってないとかじゃねえんだけどさ、
俺のやり方はグレダさんに見られてるわけだし、
グレダさんの戦ってるとこみて、対策を考えてみようとしたけど思いつかねえし、
そんでも泣き言いってらんねえし、精一杯やんなきゃな〜〜ってさあ〜〜。
[髪の毛をぐしゃぐしゃとかき乱しながらぐちぐちと相棒>>14に返事をして]
勝ちてえよなあ。
うん、勝つよ。
だって、俺もお前も、今まですっげえ頑張ってきたもんな。
[それは約束というよりも決意に近い。]
[やがて話が盛り上がるうちに、唐突に相棒が何かを切り出そうとしてきたが>>15]
へ?やめたあ?
[やめられてしまった。
お前の方が見えている、という言葉にはしかめっ面を作って手を顔の前でふって「ないない」と]
ギャランの方が頭良いんだから、気づいたことがあったら教えてくれたっていいだろ?
でも、まあ……お前がそう言うんだったら、いっか。
[口を割れとせまっても受け流されるだけだろうし、相棒の判断を信じているから。
ふわあああ、と大きく伸びをして]
うん、俺は俺の出来ることをやり切るだけだ。
してねえとは思うけど、竜器もいつも通りの調整だけでいいからな。
お前の作る竜器は、いつもそのまんまで最高なんだ。
おうよ!いつも通り、まっすぐ突き進むだけだ!!
[スズメとギャランのやり取りに、あっはっは、と笑い声を飛ばしながら。]
[声をかけずにサイフラの背を見送る。
それからまた星を見上げる]
……あ、竜器に名前つけてなかったな。
えーっと、聖没して、竜滅して、無に至り、新生する。
だから新生かな。
いや生を星の字にして新星(スーパーノヴァ)とか良いかな?
[その時、サイフラの駆った馬の嘶きが聞こえた気がした]
……とりあえず【アサド】でいいか。
『アミナ樹の油を使うのは?』
……でも、あれは熱に弱いよ。
シュシュ椿油の方がまだいい気がする。
『それなら、リーマン・ハンマーズの店で見たわ』
あ……確か、1回戦で戦った……。
『女将さんのこと「姉さん」って呼んでたらしいわね』
えっ?
姉さん……って、姉弟ってこと?
え、え……?
[そんな雑談をしながら、
わたしはアズゥの歪みを直し、ロサを磨く。
簡単な作業なので、宿屋の一室だ]
あのね、
最後の人は、火の竜なんでしょう。
ちょっと思うんだけど……。
[きれいになったアズゥには、早速水を溜めて、
アルゴルが浸かっている。
本人は水漏れの確認と言っていたけど、たぶん普通の水浴び。
それをつついてカティちゃんが遊んでいる]
炉がものすごく熱く燃えてる時に、
そこに水を落とすと、ぼんってなるんだよね。
火も水も火事場には必ずあるから、注意するようによく言われるの。
あれ、使ったら魔法以上にすごいことにならないかなあ。
しかも、魔力が要らないっていう。
『でも、それは相手も同じでしょう。
たとえば、溜まった水に、熱した物を入れてもそういうことになるんでしょう?』
よほど大きなものだったらね……。
『それに、女将さんは魔力があるのだもの。
わざわざそれを使うより、魔法を使った方が早いわ。
どちらかというとそれは、魔力がない戦士向けの作戦じゃないかしら』
[うーんそうか、とわたしは返す。
ブラシの、ヒゲが抜けた部分を埋め直しつつ]
……でも、
メリッサとこんな話をするようになるなんてね……。
『あら。
確かに湖の町の蜥蜴人の中では、鍛冶師はそんなに地位が高くないけれど……。
でも、私も興味がないわけじゃなかったのよ』
[でも実際のところ、戦士視点の意見というは、貴重だったりする。
わたしはメリッサには細剣しか作って来なかったけれど、
メリッサ自身は細剣だけを使ってきたわけではないのだ]
……はい、はいそうですね。
終わったら何かうちも、気が抜けちゃいまして。
エステルさんもじゃりじゃりですし一回店に戻ります?
水浴びぐらいなら。
[ あれだけ大きい砂嵐の渦中に居たんだ、しこたま砂を被っているのは端々の汚れで分かるし、早く流したいのは誰でも同じだろう。 ]
……その、使ってみて、どうでした?
[ その道すがら、少し声色低く聞いて見ます。
やっぱりうち、気になります。]
−家路−
「おかえり」
[戻って、迎えられたその言葉に、おや、と眉を上げる。
次に浮かんだのは、満面の笑み]
ん、ただいま。
[戦いの場から戻ってきた。
それを迎える言葉の、なんて嬉しいことか。
思わずくしゃりとその頭を撫で、自分も自分もとせがむカティをくしゃくしゃにしながら、頷く]
ありがとうなんて言わなくていいの。
そういう時はね。
こうすんのさ。
[カティを撫でていた手を止め、ミルファの右手を挙げさせる。
ぱちん!自分の右手をその右手に打ち合わせた]
気付いた事、な。
具体的な策など浮んでいないが、そうだなあ。
グレダ殿は決して退かん。
意地でもどうにかしてみせる、切り抜けてみせるという気迫が
遠距離からでも感じられた。
それに対していらぬ考えは持つな、と伝えておこうか。
決して見くびるな、見下ろすな。
……それはお前が良く解っている事だろうがな。
[人を馬鹿にする、それがどれだけ愚かなものかは、実際に
その身に感じた事のある相棒も良く理解出来るはず。
人を心から見下ろした時に生じる隙は大きく、空しいとも。
しかめっ面を浮かべる彼へと>>17ひとつ、それだけ。]
やったね!ってね。
そりゃ、戦ったのはアタシだけど、勝てたのはミルファの作ったロサとパラとアズゥがあってこそさ。
いいかい。
この成果はアタシたちふたりのもんだ。
この勝ちは、アンタのもんでもある。
だから、いっしょに喜べばいいんだよ。
[とはいえすぐに考えを変えるのは難しいだろう。
だから、付け加えた言葉は、『憶えとくんだよ』だ。
これから少しずつでも、変わっていけばいい。]
ああ、最後のアレ、結構派手に食らったからねぇ。
竜のブレス食らったかと…いや、大した使い手がいたもんだ。
[戦士の扱う魔法はすなわち竜の力を引き出すものでもあって、理屈の上ならば竜のブレスを再現することも不可能ではない。
けれど、実際にそれをやって見せる戦士がいるとは。
それは同時に、それだけの魔力を顕現させる鍛冶師の腕前に直結するものでもあって。
本当に。よく勝てたものだ。我ながら]
明日はいよいよ決勝だからね。
念入りに頼むよ。
[手直しを。そういうミルファに、頷きで返す。
遠慮はしない。
ミルファに仕事を頼む。そして、自らもそれに恥じぬ働きをする。
戦士と鍛冶師は、そういった間柄であればいい。そう思う]
よぉーし、今日も晩御飯は奮発しよう。
好きなもの作ってあげるよ。
メリッサ、アルゴル。
アンタたちも遠慮するんじゃないよ?
サイラス、ギャラン、アンタたちもね。
[手を繋いだカティがぶら下がるように体重をかけてじゃれついてくるのをぶらぶらと引っ張り上げながら。
連れ立って歩く者たちに振り返り、念を押した]
話したいのはもうひとつあってな。
御前試合が終わった後の事なんだが、どうしたものかと
悩んでいてな。
……お、これは良さそうな素材。
[固いめのゴムが螺旋状に巻かれた紐状の何か。
屋台通りにてそれを発見して、丁度良いと適当な長さで
購入した。]
……聞いてくれるかな?
[びよん、とゴムを伸ばしては相棒に向けて離し。
何の為の物かと問われたならば、財布の細工の為のものだと
答えるだろう。]
うむ、ではそうしようかの。
[ソレックス>>+14に頷く。
それから、竜器の使い心地を問われて]
申し分ないよ。
シンプルではあるが、その分丈夫さと扱い易さに信頼がおける。
それに――
[目を閉じ、ふ、と笑みを漏らす]
正直に言って、最後は賭けであった。
魔法の力だけで、相手を押し留められるかどうかの、のう。
結果は負けてしまったが――何が起こったかは、そなたの目にした通りよ。
[竜の息吹を再現出来る戦士は、そう多くはいない。
本人の魔力のこともあるが、それ以上に全てをその一撃に賭けられるか、それを放つだけの信頼を竜器におけるかという精神的な要素も重要だ]
私はそなたを信じて戦えた。それが答えだよ。
−ミルファの部屋−
お、やってるね。
ほら、差し入れだよ。
[風呂を沸かしている間に、カティが祭りの屋台までお使いして買って来てくれました。
太目の串にとろりとまとわりついた飴菓子を、ミルファとメリッサ、それからアルゴルの口に一本ずつ放り込んでいく]
甘いものがダメならこういうのもあるからね。
仲良く食べな。
[告げて、パンの間に甘辛く味付けをしたヌードルを挟んだ主食on主食も置いておく。
ご飯はご飯、夜食は夜食。ただし祭りの間に限る。それがナクピアガ家の流儀だ]
そんじゃ、アタシは明日の朝ご飯の下ごしらえと洗濯物の片付けやってるから。
なんかあったら言うんだよ。
[告げて、ミルファの部屋を後にする。
ミルファに対して、条件として、家族と家があることを告げたのは自分だ。
ミルファがそれを受け入れた上で自分を戦士に選んでくれた以上、自分もそのことを曲げたくはない。
例え今日の試合がで消耗していたとはいえ。例え戦士としての大一番が明日に控えているとはいえ、宿屋の女将として、ナクピアガの家の母としての仕事をおろそかにはしたくない]
ひゃあ。
[右手がぱちんといい音>>22を立てれば、
変な声を上げたが]
……分かった。
[しっかりと頷いた]
任せておいて、グレダ……!
─ ちなみにメリッサ ─
『そう。じゃあ遠慮なく。
夕食はマロマロ鳥がいいわ。
リカ実の冷製ソースをからめて、銀胡椒でピリッとさせたものね。
着け合わせはニンジンとキュウリとモシモのサラダね。
ドレッシングはタルタル醤油で。
スープはマンモス骨でダシを取って、ベーコンとオニオンを入れた物がいいわ』
……メリッサは、ちょっと遠慮した方がいいと思うよ……?
ありがとう。
[口の中で飴>>27をころころしながら、わたしはお礼を言う。
両手がふさがっているので助かった]
あ……洗濯物はアルゴルが出来るよ……。
皆が上がったあと、お風呂に浮かべて置いたら、
アルゴルがきれいにして脱水までならしてくれるから……。
その後、わたしが干しておくね。
『全く、ミルファ君は、相棒竜をなんだと思ってるんだい?』
……やってくれるよね……?
『……今回だけだからね』
いらぬ考えなあ。
見くびりなんか、しねーよお。
お前も知ってると思うけどさあ。
[しかめっ面から力を抜きながら、相棒の言葉>>23に目を細めた。
男の大きな見た目と怪力に反比例して少ない魔力などから、
力で押切るだけの戦士だと嘲笑されたことも少なくない。
まあそー見えるよなあと思うから特に言い返しもしないし、
他人の戦い方に抱く憧れをを隠したりもしないが]
俺は戦士として誰かの上に立ったり、下にいたりすることはねえよ。
俺は戦士で、グレダさんも戦士だ。おんなじだ。
絶対に退かない。
[男にとっての事実と決意を、声に出した。]
へえ?
え、えっとおおお??
[先ほどのかっこつけた声とは一転して情けない声だ。
御前試合が終わった後のこと、という切り出し方に内心どきりとしてしまう。
飛ばされたゴムが胸元で跳ね返る。
落とす前にあわてて手でつかまえた。
懐から財布を出すと、相棒に預けて]
あ、おおおおおう!!もちろんいいぜ!!
どんどん話せ!!……うん!
[平静を装うとするが、どうしても声はどもるし視線は泳ぐ。]
[ 信じて遣えた、その一言だけでもうちは嬉しくて今度こそ本当に泣いてしまいそうです。
いや、そんな訳にはいきません。
またまたぐじぐじと、それこそ何度も擦って何とか、何とか普段と同じようにうちはこう言います。 ]
――折れず曲がらず錆びず、長く遣えるがうちのモットーですから。
魂たれ、です。
[ そう、おじいの代から変わらないモットーです。 ]
うむ。そう言ってくれると思った。ならば安心だな!
何があってもお前らしいお前で在れ。
戦い方に注文は付けない。
何故ならお前は…火山そのものだから!!
『鳴動する火山は、何者にも制する事は不可能ですからね。』
[相棒の答えを聞いて心底安心したか、少しばかり大人しく
していたが、熱気再び。>>32大分本調子を取り戻したようだ。]
いやいや、注文が細かいほうが分かりやすくって助かるよ。材料も一通りは揃うしね。
[本当に遠慮のないメリッサ>>30に、思わずくつくつと笑みをこらえながら]
けど、マンモス骨の出汁はこれから取ってたら間に合わないね。
ペラアゴの乾物でいいのが入ってんだけど、魚出汁は苦手かい?
[そうしていくつか聞いているうちに、ミルファから手伝いの申し出>>31]
おや、いいのかい?
そりゃ助かるけど…
でも、まずはミルファの仕事を優先しとくれよ?
[戦いの場が仕事の場である戦士と違って、戦っていない今が、鍛冶師の仕事の場だ。それを妨げはしたくない]
…それが分かってんなら。
お言葉に甘えようかねぇ。
[おそらくその申し出は、『ウチの子』としての働きの申し出でもあっただろうから。
だから、その気持ちは有難く受け取っておく]
『なーなー。カティはー? カティもお手伝いするー!』
お、なんだいなんだい。どんな風の吹き回しだい?
『カティはミルのおねーさんだからっ!だから、ミルがおてつだいするならカティもするのっ!
おねーさんだからね!』
んー…あー…
[訂正しようかどうしようか、ちょっと迷う]
…まぁ、いいか。
[迷った末に、妥協した]
それじゃ、食堂の拭き掃除でも頼もうかねぇ。
食卓をぴっかぴかにするの。
お客さんも使う大事な机を綺麗にする大仕事だよ。
できるかい?
『まかされよー!!』
[そういうことになった]
[対して、一転して調子の狂った声を上げる相棒に>>33
笑いを堪えきれずに噴出してしまう。]
ぷっ……どうしたどうした!そんな情けない声を出して!
何、たいした事じゃない。
当初の予定では、御前試合が終わったら真っ直ぐに故郷へ
帰るという話だったな?
それをやめにして、旅に出ないかと言いたくてな。
手始めに雪を見に行ってみようかと。
[そこまでを一気に語り、受け取った財布を弄っては
ゴムを通す。後は適当な金具を造って取り付ければ良い。]
お前の力と俺の武器がどこまで通用するのかを知りたい。
故郷には無かったものがどれだけあるのかが知りたい。
ただ、これは俺の我侭だからな!
お前は無理に頷く事は無い。急な話だし、お前にとって
興味を誘うものでなければ断って構わないからな!
返事は試合が終わってからで良いぞ!
[自分自身は相棒の為に存在すると決めている。
だから彼が断れば諦めるつもりだ。]
せっかくだから、宿屋の女将 グレダ は 竜王御前試合お手伝い ネジマキ に投票するぜ!
せっかくだから、劫火の鍛冶師 ギャラン は 竜王御前試合お手伝い ネジマキ に投票するぜ!
さすがカティちゃん……。
や、カティお姉ちゃんね……。
[その様子がほほえましくて>>36、わたしはふふっと笑う。
どっちがお姉さんかは……うん、どっちでもいいや]
『ペラアゴね……。それでもいいわ。
代わりにおぼろメルティ昆布を浮かべてね』
─ そして ─
……グレダ、
試合の前に一旦全部触って見てね。
パラは少し削って軽くしたの。
最初は重くしようと思ったんだけど、サイラスさんは防御力も高そうだし、
ちょっとくらい重くなっても変わらないと思ったから……。
それならいっそ、軽くし、代わりに栓の形をシャープにして、
振り回しやすいようにしたよ……。
アズゥは逆に少しだけ厚くしたよ。
防御力は上がったはず……。
ロサは、ブラシのヒゲを増やしたよ。
前より精密に「集める」効果を使えるよ。
せっかくだから、巨力の戦士 サイラス は 竜王御前試合お手伝い ネジマキ に投票するぜ!
ん。そのくらいだったらお安い御用さ。
期待して待ってておくれよ。
[料理の腕前は、さほど悪くはないと自負している。特別得意でもないけれど。毎日自分たち家族の分と客の分、賄ってきた分だけの腕はあるつもりだ。
最後にメリッサの注文を受け取って]
そんじゃ、支度ができたら呼ぶからね。
ミルファは仕事のほう、がんばっとくれよ。
[言い置き、部屋を後にする。
決勝戦の前夜は、至って静かに更けていく]
……そうであったな。
[ソレックス>>+16の言葉に、く、と笑って]
あの若造が、言うようになったものだのう。
だが、根っこの所は、変わらぬままであったようだの。
[孫へと受け継がれたその信念に、懐かしむように目を細め]
おっと、しんみりしてばかりも居られぬの。
まずは体を清めねば。
[互いに話したいことはあるだろうが、立ち話というのも何だろう。
と、ソレックスを促すようにして『ブルースチール』へ向かうことにした]
おう!!火山だ!!
俺もお前もスズメちゃんも、火山だ!!
うおおおおおおおおお!!やるぜえええええええええ!!
[握りこぶしを空に突き出し、思いっきり吠える。]
[その勢いから反転、相棒の切り出す話をおろおろと待っていると
その様子がおかしかったらしく笑われてしまった。
続いた言葉に、体のこわばりをようやくといて]
旅かあ!!ああ、旅かあ!!
それって一緒に行くってことだろ!?
当たり前だぜ行くよ行く行く!!俺も北の方行ってみたいって行ったろ!?
ああああ〜〜〜、そっか〜〜〜、旅かあああ〜〜。
いやーてっきり
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