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──幻想郷はすべてを受け入れる"んだぜ?──
[あのスキマ妖怪の言葉を。
私があいつの言葉で数少ない好きな言葉を。]
>>47補足
[無論私は、なぜそれが残酷なのか。
紫がどんな思いでそう言ったのかは知らない。
ただ、あらゆるものを受け入れる。
私のような迷い人だって受け入れられる。
だから好きだと思っていた。]
[手伝ってくれるらしいカミカゼの好意は有難く受けることにしました。>>44]
すいません。ちょっとそのあたりの物をどかしてもらえたら助かります。
[ピアノを運び終え一息つきます。]
ありがとうございました。
ところで何か御用でしたか?
おはよ。
[トミーが何処か疚しいことを考えていたみたいな雰囲気に僅かにむすっとしたけど、無視して話を聞く。]
じゃ、ちっちゃい私が頂きっ。
[なんて、彼が座った後の揺り椅子に私が座る。まだ温もりが残っていた。]
ん。主人がいなくなってるのは…知ってるわね。
朝からあなた達の声を聞いていたけれど、主人だけじゃないわ。
山荘内にところどころ穴が開いてる。異空間のね。
[山荘の主人の気配が消えたのを感じたのは目が覚めてすぐだった。人の存在は永遠ではないにしろ、そこにいる限りはその人の存在が続いている。それが唐突に消えたので、何かと探ってみると、山荘自体に続かない時間の場所がある。穴は、多数開き始めているようだ。]
此処が安全圏内でなくなったことがわかった…
って程度ね。私も。
[収穫それ自体は、そこまで無いのである。]
だから、忠告でもないけど、気をつけなさいよって話。
私ですら吸い込まれるかもしれないから。
[ゆったりとした雰囲気を取り払って、至極真面目な顔付きで告げる。
心配してるってわけじゃないんだからね!人間だと危ないってだけなんだからね!]
>>45
…ん?輝夜嬢か。
寒いのに元気だねぇ。
[彼女の方に振り向いて応える
かまくらを指摘され、摩りつつ得意気に]
あぁ、昨日暇つぶしに、な。
幻想郷"こっち"は雪の質のお蔭か
適当にこさえた割には良い出来だ。
>>49
そんなもんまで運べるとは、流石ポルターガイストだねぇ。
つーか何処にあったんだこれ。
[随分立派なピアノだ]
あ、そうだったな。
嬢ちゃんの御主人がいなくなった件だが。
俺も探り入れたくてな、御主人の部屋にお邪魔して良いかい?
>>46 >>47 >>48
―――。
そんな、もんか。
[魔理沙の言葉に。思わずぽつりと呟く。あのときの自分は、悩んで。悩んで、悩んで。幻想郷と故郷、どちらを選ぶか考えて。だから。…だから、無意識に幻想郷を捨てたつもりでいたのかもしれない]
そっか。
[手に受け取ったままの金の中から、硬貨が一枚こぼれる。その音にハッとなって、苦笑いする]
ありがとな。
なんか…思い出した時の感情に引っ張られてたみたいだ。
[照れくさそうに笑う]
…さっきの分は借金で相殺だから、これで貸し一つ。
なんかで、返すわ。
[勿論本気で貸しだとは思ってない。ただ…うん。そういうことにしておきたかった。縁として]
寒いから元気なのよ。
襲衣してるから冷えきることは無いし。
[そういう様子は、かまくらを目にして何処かワクワクしている。
幻想郷は雪が降るとはいえ、永遠亭には長年雪はふらなかった。寒さが遅い、竹林が鬱蒼としていただけだった。なので、雪には興味津々な輝夜である。]
中は... 中はどうなってるのかしら?
[高揚する気持ちを抑えるように、そっけなく聞いてみる。
バレバレかもしれないけれど。]
>>41
ま、たまにはいいじゃん♪
[ヘラヘラと笑いながら、作業を続ける。]
そっか。
星が好き、か。
[妖夢は根が真面目なのは知ってるから淡々と答えられても、別に当然だろうとしか考えない。]
へえ、それで星を見たら綺麗そうだな♪
[楽しそうに言葉を返す。もちろん私も作業を続けながら。
ああ、この本も違う。一体どれだよちくしょう・・・]
これは雪だるまさんが何処かから。
[出所は知らないみたいです。
気にもしてないようであっけらかんと答えます。]
ご主人様の部屋・・・ですか・・・?
[少し躊躇う様子が見えましたが、こくんと頷きます。]
こういう事態だから仕方ありませんよね。
わかりました。案内しますか?
<続き>
[……続けて、どこか吐き出すような声色で私は呟いた。]
私ってさ、余裕がなすぎるんじゃないのかなって思ってさ。
霊夢はすごいと思うし、あれは天才だとも思う。
でも、なんか「賽銭がない」とかぶつくさ言いながらも、楽しそうじゃん、人生。なんつーか余裕があるっていうのかな………なんか、そこが私があいつを羨ましいって思う理由の一個なのかなって思ってさ。
[どこかとぼけたフリをしながらも、どこか本当に羨ましがっているような雰囲気が出ていたのかもしれないけど、私はこの時は気づかない。]
だから、なんか趣味でも探してみよっかなって思って。
だから参考に聞いたんだぜ、ごめんな変な質問して♪
[妖夢の方は一度も見ないで作業は続けて、苦笑いしたような声でそんなことを言い誤魔化そうとするだろう。]
>>50>>51
うん、やっぱり揺り椅子は女の子が揺られている方が絵になるな。
[先程まで自分が座っていた揺り椅子に、今度は輝夜が腰掛ける。
小さく揺られるその光景は微笑ましく、そして、まるでどこぞの絵本の挿絵のような柔らかさと暖かみがあって…思わずカメラを構えかけた所で、輝夜が山荘の主人の事について、そして、表情を改めて異空間の事についてを語った。]
ああ、主人の事は聞いてたが…山荘の中に異空間の穴だって?
それがマジなら、ちょっと洒落になんねえな…
どう気をつければいいのかはわかんねぇけど…それ、あんたにも言える事だろ?
安全な場所が無いなら、なるべく人目につく所に居た方がいいんじゃねえか?
万一の事があっても、もしかしたら吸い込まれる前に引っ張り上げられるかもしれねえし。
[自分で思いつく事と言えばそれくらいだが、それでも何もしないよりはマシ…なのだろうか。]
>>54
[またニカッと笑う。]
ああ、倍返しで頼むぜ♪
[そう笑って言う。
私だって死ぬほど迷って、足掻いて、もがいて。
それでも必死になってなるべく迷わないように生きようとしてる。
だから梓にもそんなことで悩んで欲しくなかった。]
ま、人間の人生は長いけどさ。
パルスィも輝夜も、妖夢も私たちよりずっと寿命は長くて、
人間の人生なんて花火みたいなもんなんだ。
だから……
どうせならでっかい花火打ち上げてやろうぜ♪
[笑顔でそんなことを言うだろう。]
>>56
嫌なわけじゃないから、いいけれどね。
[魔理沙と対照的に、真剣な表情のままだ。見せた双眼鏡もさっさとしまう]
……ええ。昔師匠にもらってね。もう30年くらい前になるかな。
[妖怪程ではないが、半人半霊は寿命が長い。妖夢も50年近くは生きている]
……
[魔理沙の言葉を、新しい本を取りながら聞く。いつも明るくしていて、楽しそうに見えていたけど……それは、努力を悟られたくないがゆえの行動だったのだろうか]
魔理沙に余裕があるかどうかは、私にはわからない。そんなに付き合いもないし。
[剣で切るように、はっきりと言う。魔理沙に唐突にそんな事を言われても、妖夢には真実はわからない]
>>55
カカッ、そうか、良いこった。
[彼女の興味を察し、楽しそうに笑う
入り口へ立てた親指を向け]
百聞は一見に如かず、自分で確かめてみると良い。
俺は灯りとって来るよ。
[玄関へと戻り、彼女とすれ違いざまに
「どうする?」と不敵に問いかけた]
>>61
でも……たとえば紅魔館でパチュリーやフランという方の話をしている時の魔理沙は、楽しそうに見えた。
[妖夢が魔理沙を見て感じたものを、そのまま魔理沙に告げる]
私は魔理沙の参考にならなさそうだけど、そういう人たちに聞いたらいい。……と思う。
[趣味の話などわからないし、霊夢への嫉妬心も共感は出来ない。ちょっと自信無さげに言った]
>>60
おっけー。まあ、ここ出るまでに何か考えとく。
[サムズアップしながら笑う。
まあ、どうせ何かの形で暫くは頼ることになりそうだしな。
お礼する時にでも、話題に出せばいいだろう]
花火か…俺の場合、まだ一年しか俺の感覚じゃ立ってないからな。
どっちかというと火花だな、これ。
まあ…雷もでっかい火花みたいもんだしな。そうなれりゃ上等か。
[美味いこといった、って顔]
んー…。
[彼に心配されるということに少しばかり驚く。沈黙とともにキぃ…キぃ…と数回、椅子が揺れた。すると唐突に可笑しそうに、微かに笑って。]
確か貴方は知らなかったわね。
私は、不老不死よ。
[淡々と告げる。
いや、言い忘れてただけなんてそんなことはないのだよ?]
危険な目に遭っても平然としてられる位の肝の強さは持ち合わせてるつもりよ。だから、私が吸い込まれても、助けは要らない。隙間の先がどうなっているか、潜入探偵機分ね。
逆に貴方達が異変にさらされたら、
私が身を挺す位の気持ちは持ち合わせてる。
[だから、心配しないで欲しい。
自分の身の振り方に無頓着なのも、ここからだ。
どうなっても大丈夫という保証があるからどんな行動も気軽にできる。]
>>57
…すげぇな雪だるま。
妖怪の類だがそんなの知らんぞ俺は。
[素直に驚く]
[躊躇っている様子、抵抗があるのだろう]
そうか、ありがとよ。
んや、場所は知ってるんで案内は要らん。
もし好き勝手調べられるのが嫌なら
俺のストッパーとして付いて来てくれても構わねぇが。
結果的に邪魔してしまいそうですから付いていくのはやめておきます。
若し異変の原因がわかりそうなものがあったらまた呼んでください。
[ぺこりと一礼すると何時ものように姿が消えていきました。**]
>>63
[妖夢の言葉。付き合いがないとバッサリと切り捨てられる。
逆にそれが妖夢らしいかー、なんて思う私もいた。]
そっかぁ、まあ確かにつまらないって思ってるわけじゃないしな。
[実際に楽しい事は幾つかある。でも、それでも私の苦悩は、迷いはそれで満たされてくれはしなかった。
これだけはわかっている。満たされたいと思うのは私のエゴ。
それでも私は………と、そこで考えるのをやめた。]
いや、聞いてもらうだけでもありがたいもんだぜ。
[本の確認はやめない。続けてるし、精度は落ちていない。]
……でもさ、満たされたいって思うのは、贅沢なのかな?
妖夢は満たされたいって思うか?
[これで最後にしよう。そう思って聞いてみた。]
[思わせぶりにTHUMBS UPするカミカゼの様子に、
頬を緩ませた。]
勿論、入るわ!
[なんて宣言しながら、入り口を覗き込み、
暗闇の中の未知に目を奪われている、]
>>64
おう、火花でもなんでもでっかくなれりゃ最高だぜ♪
雷なんかになれたら最高じゃないか。
[そう言って笑う。]
で、要件てのは今の話か?
あとなんか聞きたいことあったら聞くぜ?
[そう尋ねた。]
>>68
分かった、嬢ちゃんが覗いた時に悲鳴あげない様に
程々にしとくさ。
[一礼して消える彼女を見送った後、主人の書斎へと足を運ぶだろう]
>>71
ん、まあ。今の話だよ。
なんつーか、あやまっとかななーって。反射的に
[ばつの悪そうに頭をかいた後]
聞きたい事かあ…今起こってる事の調査、めどつきそう?
俺が手伝えることがあったら、いつでも言ってくれていい。
・・・ぐらいかな。
>>70
[倉庫から大きめの液体燃料のランプを拝借し、戻ってくる]
[これなら、ある程度の暖房としても利くだろう]
[かまくらは熱を逃がさない、これでも充分だ]
待たせた、輝夜嬢。
[入口を覗く彼女の視線を遮らない様に、ランプで中を照らす]
[ランプの仄かな灯の色に染まった白が、映るだろう]
さ、入った入った。
[出来るだけ急かさずに、促した]
>>65>>66
不老不死…って…
…幻想郷って所は、ホントになんでもアリなんだな。
[自分は不老不死だと輝夜が告白する。
それを聞けば多少は驚きの色を見せるが…一億歳だとか言う噂は聞いていたし、かえって納得出来た。]
…馬鹿言え。老けねえし死なねえのかもしれないけど…痛い事をされたら痛いし、怖い目に合ったら怖いんだろ?
お前を身代わりにしてまで助かろうだなんて思わねえよ。
それに、仮にお前の方に何かがあったとしても、美人の危機を放っておくなんざ、俺のプライドが許さん。
ついでに言っとくと、俺は負けっぱなしでいるのは嫌いなんだ。
花札のリベンジだって挑まなきゃなんねえ。
だからあんたがなんと言おうと、助けるさ。
[そこまで言って、少しの沈黙。
…今更になって、なんか自分がこっ恥ずかしい事を言っている事に気づいて、]
…勘違いすんなよ。俺のプライドの問題であって、別にあんたの為とか、そういうわけじゃねえんだからよ。
[咄嗟にそう、付け足した。]
>>69
満たされたい、か。
[新しい本からは、確かな魔力を感じた……だが、しかし、まるで全然、この異変を起こすには程遠いだろう。また新たに本を取る]
……ごめん、わからない。私は今の生活に……不満を覚えた事は、ないから。
[幽々子の従者として過ごす日々に、満たされたいという思いを抱いた覚えはなかった。だけど]
でももし私が満たされていないと思う日が来たら…きっと満たされたいと願うでしょうね。
きっとそれは、贅沢なんかじゃないと思う。いや――
[いつも幽雅に過ごし自分よりもずっと深い思慮を持っている自分の主なら、こう言うのではないか。想像して言葉に出してみる]
人間が贅沢を願う事の、何がいけないというのかしら?
[無意識に主の様な口調で言う。自分らしくはないし、相応しい言葉かもわからないけど、自分がこうしたいと思ったから口に出した]
[中は風が侵入しないためか寒すぎることはなく、寧ろ空気がたまる構造に、このまま逆に熱が篭もる程になりそうだと漠然と感想を抱いた。
朱に染まった中に、小さな幻想の世界を感じる。
かまくら初体験の私には、新しい刺激となったようだ。]
…なんだかうずうずしてくるわね。こういう所。
でも、何かしたいと思っても、のんびり座って過ごすのがちょうどいいのよねぇ…
[内部は広くもなく狭くもなく、調度良く、かと言ってすることもなく、無性な嬉しさが湧いてきて。]
お餅でも焼きたい気分ね…
クゥ〜。
[と。お腹と言葉が告げるのは同時だった。
色気より食い気とか言われると言い返せないけど、
良い食事からいい色気はでるのです。
そろそろ夕時である。]
>>73
そっか。
まあ、たぶん両者笑ってる方がどっちも幸せだぜ♪
[別にバカにするわけでもなくにっと笑って、]
あー……現状だと幾つか推論はある。
でもって合ってそうなのはある。
だけど、確信と対策が見つからないって感じかなあ。
手伝えること、か。
大体の異変は、一般人でも"あれ?"って思うことがあったりする。もしそういうことに気づいたら教えて欲しい。
[そう言ってからぽんと手を叩いて、]
あぁ、あとじゃあ今日の捜索の手伝い♪
私だけじゃ時間かかることとかあるから手伝ってくれ♪
[要はパシリ目当てである。]
>>77
─────ッ!
[妖夢の口から出た最後の意外な言葉。
それが何故か私の中で、すごく心に響いた。]
………そっか。そうだよな♪
幸せになりたい、満たされたいって思って悪いわけないよな♪
[何か少しだけだが、迷いを断ったような、そんな笑い。
妖夢は幽々子の言葉を想像して言ったのだろうが、
魔理沙には何かを認めてもらえたような気持ちになった。]
ありがとよ、なんか少しすっきりした。
さて………腹が減ってきたし、他の所も探してみないとな。
飯食って他のとこ調べるから、ここ任せていいか?
[すくっと立ち上がって、尋ねる。どこか少し元気になって。]
>>78
[彼自身はかまくらには入らず、彼女の様子や
吹雪をぼんやり眺めている]
[かまくらを見た時、そして今入った時の様子から判断すると
もしかすると初体験なのだろうか]
便利さで言えば山荘に籠ってりゃ良いさ。
こういうのは輝夜嬢みたく雰囲気楽しむもんだ。
風情って奴だねぇ。
[流石に吹雪の中ギターは弾けない、口笛で誤魔化す
彼女の腹の虫音を聞くと、軽く吹き出し]
カカカッ、食欲がある事は良いこった。
七輪と餅位あるだろ、ちょっくら探してくらぁね。
[彼女が了解次第、取りに行くだろう]
…………っん、まぁ…、それは、そうだけど…。
[感覚は人間準拠で、感情も人間準拠。
そのことは否定出来ない。そして、彼の勢いにも押されてしまって、
ぽつぽつと言いよどんで、曖昧に肯定を返し、、、
付け足しについ噴出す。]
…ぷっ、ふふふ。ありがと。
男ってのは何時の時代も、
負けず嫌いで、
意固地で、
馬鹿。
それが心地いいとも知らないで。
[キィ‥キ…。]
[ふいに立ち上がる]
わかったわ。
私が主人のような道を辿りそうならば、助けを呼んでみようかしら。
でも、危険に一緒に飛び込むのは、お断りよ?
助けてみてちょうだいな。王子様らしい王子様?
[不敵に笑んで、額をつんとつつくと、そう告げた。
本当にそうなるかもしれないと、心の何処かで警鐘を鳴らしていたから、こんな会話をしたのかもしれない。また、]
一先ずは、人目につく所にいようかしらね。
貴方の言うように。
[若干の、心の変化も。]
>>80の後
[妖夢は「他を調べる必要が出れば調べます」と言ったが、ひとまず任せておく事にした。霊夢もそうだが、各々必要な時に動けばいいのだ。]
さて、飯食ったら私も調べないとな……
[そう言って食堂へと行った。そこでトミーと会い、
梓と一緒に食事をした。
その時なんだか妖夢の飯は美味いなあ、などと思い幽々子の気持ちが少しわかったきがするのは、また別の話だ。]
>>84
食もまた風情の一つにゃ違いねぇ。
[七輪は厨房で、餅は倉庫で確保できた
木炭に火を点けるのに多少時間がかかったが、問題ない]
[餅用に醤油か黄粉どちらにしようか迷ったが
彼女は黄粉の方が良いかと判断した]
[大きめの盆に七輪、小さくした切った餅を幾つか、黄粉皿、箸を載せる、大分バランスが悪い]
[慎重に運ぶが、外に出た時の風で七輪がこけ掛けたのは流石に焦った]
ほいよ、輝夜嬢の御所望の品だ。
[自分の背を風除けにかまくらを覗き、七輪を、その後それ以外を中に置く]
自分で焼いた方が楽しめるだろ?
[そう付け加えて、かまくらの壁にもたれ掛って座った]
…っ……!……っ焼けたわ!
[ぷくぅと膨らみ、餅が餅らしい姿を取り戻した。
楽しそうにきなこきなこ!とお皿を要求し、粉をまぶす。]
ふんふん、こういうのもいいわよねぇ…
[いただきまーすと気のない言葉を発し、食べ始める。]
…にょ〜〜ん。
[定番である。
以降もかまくら"らしい"事をして、
暫しの冬の娯楽を楽しんだことだろう。]
――夜半の頃――
[朝も昼も夜も。その日は変わりなく過ごした。
相も変わらず打開策も見つからず、ただ時間を浪費するだけ。
だから、私はカナ=アナベラルに頼んで、書斎の本を読ませてもらっていた。異変解決が名目。だけど知らない知識を仕入れるためという邪気を孕んだ狙いもあった。予想通り主人は様々な本を集めていたようで、もっと他に無いのかしらと。部屋を漁っていく。]
―――あら、、、?
[主人の豪奢な机に、四角の継ぎ目がある。視覚に頼っても触覚に頼っても見つからないが、永遠を感じ取れる私には分かる。途切れている。
隠し収納とでも言うのだろうか。かと言って、開けるのも難儀しそうである。]
む…。
[だから、悩んだ結果、少し弄くることにした。指を押し当てて時を加速。机の一点を風化させて穴を開け、引っ張り出せるようにした。]
ん、んっ…。
[引張上げるようにして開けると、そこには――――]
――誰っ!?
[山荘を囲繞する嘹嘹とした気。その中に、此方を眺めるような視線を感じて、咄嗟に反応する。しかし、誰もいない。変に思って、窓の外を見ると、
雪だるまが、此方を見ていた。]
…なにかありそうね……。
門墻に感じる気配に、一先ずの此方より、異様な彼方である。
ランプを持って、廊下に出て、一階に降りる。夜中にすたすたとした足音と、床が軋む木の乾いた音が荘内に響く。
誰かが起きていれば音に気づくかもしれない。
今は気にせず、談話室に出れば、窓にランプを近づけ、雪だるまを照らす。彼か彼女かは分からないが、やはり此方を見ていた。怪訝な顔で再びそれを見詰めるも、再び雪人形の表情を見ることは叶わず――]
―――――きゃ!?
[唐突に開いた異変のスキマへと、
私は無力に、落ちていった――――。]
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