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[星空を見上げる]
本当に綺麗…
[しばらくそのまま星空を眺める
何か話題をと考えるが、思い浮かぶのはやはりあの話題で]
……引越しの準備、進んでます?
私はなかなか荷物が片付かなくて
[少々気まずそうに切り出す]
−昨夜・引っ越し先のマンション−
これで大体のことは終わったかな
[荷物の整理を終えるとそろそろ寝ようかと思いつつスマホを取り出す]
あ、昌義くんから留守電入ってる
[スマホには2件の留守電が>>36>>37]
あたしももっと一緒に居たかったよ
絶対、会いに行くからね
だから、もう少しだけ待ってて
約束、必ず守るから
[気づけば流れていた涙は嬉しさからか、それとも寂しさからか
涙を服の袖口で拭った*]
[お仕事前に夕飯を取ろうと外へと繰り出す。]
こんばんはー。
お酒いいですねー。
[すると夜空の下で晩酌をする2人をみつけて声をかける。]
−現在・南荘・スウェットにコート−
さぶっ。
[寒いのにタバコが切れると買いに出かけてしまうのが、喫煙者の情けないところ。
それは重々知っているけどさっ。
[階段を降りきって、南荘を出ると、異様な光景を目にした]
あ、あんたたち、ど、どうしたの?焼き芋屋さんでも待ってるの?
[ぼーっと突っ立てるように見えた翔太と麻耶に声を掛けた]
[星も、月も。
冬の澄んだ空気の中、美しく輝いている。
酒で浮ついた頭は話題がないなんてことも考えなくて、麻耶の様子は全く気が付かない。
「引っ越しの準備、進んでます?」
麻耶から投げかけられたその質問は、とてもタイムリーなものだった。
深く笑い、走り去った軽トラの方向を指差した。]
荷物、運んじゃった。
明日には隣駅近くの小さなアパート住まいの翔太さんになるのかな。
[冗談めかした口調ではあったが、語尾は沈んでしまう。]
[すると、
同タイミングで声をかけられた。
振り向いて、期限良さげに笑みつつ、二人を迎えた]
真子ちゃん、ルカちゃん、こんばんは。
元気?
…やきいも、いいわね。 そんな気分だわ。
―では『また』、会いましょうね。ありがとうございました!
[会話が一段落したところで、範男は昌義と別れぶらぶらと適当に散歩をした。
新しく住む事になったアパートはここから少しばかり距離がある。この辺りをこうして歩くのも、もしかしたら最後になるかもしれないから景色を目に焼き付けておきたかった。―…別に来ようと思えば来れるのだが。
しばらくして部屋に戻ると図ったようなタイミングで業者が現れた。業者は慣れた手付きで段ボールを運び始める。
範男は、段々空になっていく部屋に一抹の寂しさを感じた。]
[そして、全ての段ボールや家具をトラックへ運び終わるのを見届けた後]
…ありがとうございました
[彼は南荘か、はたまた南荘の住民へかに一人礼を言い、その場から去っていった。]
んー、そろそろ仕事だから元気ないでーす。
[ふざけたように言って見せる。]
やきいももいいですねー。
あったかほかほかが食べたい気分です。
[引越しのことなど露しらず]
そう、ですか…
[翔太の引越しを聞けば短くそう答えて
どうしようもない事とはいえ、やはり寂しさが残る
真子やルカの声が聞こえてくるとそちらに顔を向けて]
真子さんにルカさん。こんばんは
私は御飯を買いに出たんですけど、星が綺麗だったからちょっと
焼き芋かー。良いですね
お腹すいてきちゃった
[焼き芋の話にはそう答え、お腹を軽くおさえる]
あら真子ちゃん、夜勤?
看護師さんは大変ね、尊敬しちゃうわ。
[元気ない、と言う彼女に残り少なくなってきた缶チューハイを振って、からりと笑う。
まるで、女子会。
いつの間にか集まったメンバーを見て、自分の実質の性別を棚に上げつつ(ルカのも!)ふと、思った。
静かに居なくなろうと思っていたような。
気のせいだったかな。
麻耶に投げかけた言葉は、ルカにも聞こえていたらしい。
慌てたような反応に「一個となりよ。」と繰り返した。
そうだ、新居祝いに誘うんだ。]
ー現在・夜ー
でけたーおはぎー
[てれれれってれーと一人で効果音をつけて、満足げに笑う。
炊飯器と電子レンジ程度しかない台所で、自分の作れるものというと、自分の好物くらいしか出てこず、]
なんでおはぎやねん、って感じやけど
[思わず一人呟いた。
タッパーに入れて黄粉にまぶしたそれを手に、スニーカーをつっかけて外に出る。]
しょーたさーん、だれかーおはぎたべよ
[リズミカルにそう声を張って、隣人の部屋こ前へ。
僕これくらいしか作れへん、とでも言おうかなんて考えながら。
彼が既に部屋を去っているとは露知らず。]
そうそ、飲み会。
アタシのお家に招待しちゃうから、楽しみにしてなさい!
[おでこをぐいぐい、押されるがまま。
少し首で抵抗しつつ、ご招待。
麻耶の返事、表情には、少しばかり寂しさを思い出した。]
麻耶ちゃん、余りで良ければチャンプルー持ってく?
日本酒とか泡盛とかには良いんだろうけどね…どうもチューハイには合わなくて。
[ご飯を買いに出たという麻耶に、提案してみた。]
ふふ、色々経験してるからね。
[其処で、ぽん、とルカの肩に手を置いた。
顔を寄せて、
「がんばりなさいよ」
と、囁く。
意図は、察してくれるだろう。
ついさっき、今日の朝の話なのだから。
缶を、空けた。]
うーん、そんなに気負わなくてもいいと思うけどなあ
お喋りすぎると嫌がられることもあるけどね
[いつぶりだったかは覚えていないけれど
またこうして話せることが嬉しかった>>+12]
いいんですか?助かります
[翔太からチャンプルーのお誘いを聞けば嬉しそうに頷く]
いつも面倒でつい、コンビニやスーパーのお惣菜ですませちゃってるから、誰かの手料理なんて久しぶり
大事に食べますね
[麻耶に、近くにおいてあった旅行バックから小さなタッパーに詰めたチャンプルーを手渡す。
タッパーくらい、「今度」でいい。
そう言い添えて。
懐で携帯がふるえている。
迎えが近いようだ。]
/*
回想続けてもらわないと出られない不具合
しかし吊り襲撃どっちになるのかな
気持ち的には襲撃のほうがryいやなんでもないです
そんな大それた仕事じゃないですよー。
[ルカとの会話で翔太も引越すと知って]
そうですか。
翔太さんも…。
お元気で…。
[みんながどんどん去って行く。
見送りぐらい、元気にと思うけれど実行できない。]
飲み会!
いいですねー。
また、みんなで集まりましょう。
[少し、楽しみが見えて笑顔になって]
んー、しょーたさんおらへんの?
[開いているから、てっきり部屋にいるのだと思ったが。
部屋の中は暗い。それに、妙に、]
しょーたさん?
[彼の部屋について詳しく知っているわけではないけれど、流石にこれは。
眉をひそめて首をかしげ、アパート入口の方へと向かった。]
/*
ルカさんに番号聞いたってことにする、か
実家には電車で帰る予定で 乗る前に公衆電話からかけるみたいな
そんな感じでいこうかしらん
/*
今頃墓下や灰ではえええってなってるような気がしなくもない
だってフラグっぽいのこっちから見せたの 別れ際のあれくらい
ぬぬーん 難しいでござる
[ルカの様子と、それに気が付いた真子を見て、唐突に麻耶の肩を抱いた。]
まーやちゃん!
そのチャンプルーの美味しい温め方耳打ちしてあげるから、ちょっとこっちこっち!
あ、ルカちゃんと真子ちゃんは「また今度」ね!
飲み会、誘うから。
[わざとらしくルカと真子を一緒くたにして、その場を離れようと。
翔太さん、振りが雑です。]
そ、そうなのか…
じゃあ…俺なりにやってみます。
[彼女の天真爛漫さは、やっぱり自分にとって羨ましいものに変わりないのだけれど。
自分なりにしてみれば、また違うのだろうか。
とりあえず、家に帰ったら、また家族と話してみようか。なんて思った。]
えっ、あっ、はい。
またですね。
楽しみにしてますからー。
[翔太の唐突な様子に困惑しながらも、また会えることを期待して笑顔で言葉を返した。]
あ、いや、えと。ゴホン。
ヤ、ヤキキキン。ご、ゴホン。ん。ん。
や、夜勤なんだ?真子は。
身体に気をつけなさいよー。
タバコ買ってくるわ〜
[手を振って、南荘を後にした...]
[麻耶にチャンプルーの温め方から作り方まではなしている。
お酒のせいで、舌が回っているようで。
…あと、とある理由で機嫌がいいこともある。
お節介焼きなのだ、このオネエ。]
…あ。
[癖で、自分の部屋の前まで戻ってしまった。
そこで、タッパーを持った蓮人とかち合う。
今週の始まりも、そうだった。
蓮人に、引っ越すこと、その引っ越し先が隣駅の近くということ。
飲み会を企画していることを付け足して話し。
「また今度」、と別れの挨拶を。
蓮人の手作りおはぎを摘まみ上げ、
軽トラの助手席に乗ってから暫く口に入れられなかったことは、また後のお話。**]
−夜・自室−
[翔太をはじめ南壮の住人が外で集まっている頃
自室でひとり 昨夜のように窓の外を見ていた
啓が引っ越した事を知った後 ...は泣きはしなかったものの
かなりのショックで それはルカにも伝わった事だろう
いくらか言葉を交わした後 番号を書いたメモを渡され
しっかり伝えなさい と言われたのなら
戸惑いながらお礼を言って ルカの部屋を出たと思う
そして今 窓の外を見てひとり 考えているのだ
伝えるだけでいい そう思った理由のひとつ
自分が明日引っ越し、離れるのだから とは言えなかった]
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