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>>19わかった。
謎いカラスといい、違和感だらけだな。
だけどわかんないもんはしゃーない。
[来た路地をもう一度見る。
ヤツは、まだ来て居ないとは思う。
人影が向こうに逃げたら、危険かもしれない。]
俺はあの男の加勢にいく。
>>9遠目に見てもデカブツが相手で苦戦してそうだ。
[チェーンソーのスイッチを一度切って、彼女を手招きする。
そう遠くない距離だったがキックボードに乗る。]
[>>=4>>=5また箱から声が。しかも二種類聞こえた。
しかも片方はどっかで聞いたような声だ。]
あん?
やっぱこの箱から聞こえるみたいだな。
使い魔の一種?いや魔力は感じない。
よくできたものだが変だな。
お前の位置から敵は見えないの?
それとも遠すぎる?
[間違いなく、箱から聞こえることを理解する。
とりあえず適当に反応させてみようと思った。]
[ 瓦礫に腰掛けて瞑目する。グローブに覆われた両手の指を組んで、額につけた。
目を瞑っても脳に周囲の光景は送られてくるのだから問題はない。戦闘が始まる前の、最後の出来事を思い出してマスクの下で頬がほんのり赤くなった。
多眼兵装の視界を通して、ナビが「姐様」と呼ぶ女性に近づき、抱き起こそうとする。そう言えば、ナビはシェルターで「アーネスト姐様」と口にしていた>>0:219と思い出した。
なら、この「姐様」がアーネストかと合点が言った瞬間、ナビの声が響いた。]
《怪我?》
[ 体勢は動いていないが視界の注意はアーネストへ向いている。大きなものでは、アーネストの腕に先程の化け物に負わされたとおぼしき爪痕が三本>>0:566、…他の傷はナビの身体に遮られてあるのかどうか分からない。
それと、アーネストの首元に何かを射ち込んだ様な痕>>0:537がある様に思えた。]
[メアリの質問に言葉を話せないベルヒッターの代わりに答える様に私は言った。】
この中で……何かが起こっていたとしても。
私達は行かなきゃ。
[私は、前に進むと決めたのだから。だから、「建物の中に入ろう」と他の皆に促した。
メアリがこくりと頷く。メアリと一緒に研究所へ脚を踏み出した。]
─ 地下通路 ─
《顔色が酷く悪い》
《何だか》
[ その言葉の先を電子の声で落とすのは躊躇われた。
血を失った為か、少し土気色…ではある。そして何故か…あの化け物の身体をしながら敵意を見せなかった男>>0:112の事を思い出させた。
あの時は互いに別れたものの、あの男は如何なったのだろうか。アーネストを襲っていた巨体達の様に、知能を持ちながら、…変異の為に新たなDNAを取り込もうとしているのか、其れともあの時のまま、何処かで人助けでもしているのだろうか。]
《負傷の程度は?》
[ 幸い、頭上にはアーネストによってか地上へ出る穴が空いている。ナビの脚力等があれば、容易く地上へ出て、直ぐさま手当も可能だろうか。*]
……私ね。もし、このゾンビ騒動がうまく収まったら。
今度はこの世界を、戦争の起きない平和な世界にしたいな。
[それは、夢見るような朧気な願望の眼差しではない。]
もう、国や権力者になんて、任せておけない。
私が。……私達が、やらなきゃ。
[女は、野望に燃える鋭い眼光で、ぽつりと呟いた。]
─ 研究所 ─
[とうとう、私達は研究所へと――。
ベルリヒッターがく〜んと啼けば、少し蒼褪めた顔でメアリが言う。]
「怖い……よね。
死ぬかもしれないんだから、怖い。」
[その通りだった。
そして、続くメアリの台詞に私はこくりと頷いた。]
「でもね、生きたい。
私は生きたいんだ。」
─ 研究所に入る前 ─
[街の中央部。暫くして、無機質な建物が見えてきた。
女は振り返り、同じ班の人間達に呼びかける。]
……さぁ、もう少しで研究所ですよ。
後から出発した班も、じきに到着するはず。
[口元には、皆を励まし奮い立たせるような微笑みを。
だが陽光に眼鏡のレンズが反射し、その目は見えない。]
入ったら、手分けして原因を調べましょう。
何処かに秘密の入り口が在るかもしれません。
[……悟られてはいけない。
気付かれてしまえば、「計画」は成されない。]
此処が、恐らく全ての事件の発生源となった場所。
……此処なら、この災禍の解決策がきっと見つかる。
同時に、元の世界に帰る方法も分かるかもしれません。
[災禍の解決策がある。元の世界へ帰る方法がある。
そう謳えば、多くの人間をおびき寄せる事ができた。]
今、ここにいる生存者一人一人が、
この世界の救世主となる可能性を秘めている。
だから、皆で頑張りましょう!
[……そう。試料(サンプル)は、多い方が良い。
1つ前。北西のシェルターの者は皆、有用ではなかった。
時間が無い。早く「媒体」を探さなければ……]
/* >>30でシルビアを応援しようと(この世界の住人で路を切り開け主体に)思ったのが崩れたわね。ある程度色々合わせられはするけれども。 */
/* 正直、メモでの遣り取りを見て、ジムゾンが表ログに「二度目の邂逅ですね!」とか反映されるとやり辛いのよね。(という懸念が一番高い。ジムゾン宛にしても良かったかしらね。)PL個人が表ログから察知してなら良いのだけれどもね。
…PCの心理的優位性も無くなるから。「謎」である事が一番の優位性なのよ。答え合わせは最後で良いと考えているわ。
ただ、正体がナイ神父である場合は、時空的な理解も可能だし二重存在の状況も理解出来るとは思うのだけれども。 */
── 都市テイア ──
予定では、そろそろかしら。
[【転送装置】それはこの世界の技術によるものではなかった。
この世界では未だ開発されていない機械であり、
物質のみならず生物を固有エネルギーフィールドで包み、
特定の場所に送り込む転送装置である。
女の世界ではジャミングさえ無ければ目的の場所へ物質・生物転送を行えた。]
彼らは望んで【施設】へ跳んでくれたけれども。
[先程の一派>>1:97の事へ触れる。]
ウ〜!グルルル‥(危険!こいつ危険!)
[目の前の男は明らかにこれまで会って来た人とは違う。
異質な空気に本能がこいつは危険だと知らせているようだった。]
う〜!
[会話が始まっても警戒は解かない。いくら敵意を見せないからと言って、この周りの異常で凄惨な景色は恐らくこいつ一人で行なっているからだ。普通の人として見ることは出来ない]
[関係者の間では通称【洋館】と呼ばれている場所がある。
場所の偽装もされているが、その名称は符丁のようなものだ。
女がアリアの存在を知っていたのは偶然ではない。
生命の謎を解き明かし平和を夢見た研究者とは、
都市テイアに住まう少女の父親だったからだ。
彼が夢見た。その研究結果がどう扱われるは知らずに居たろうか。]
家族には仕事内容を言ってなかったのかしら。
何にせよ、貴方の研究は私が役立ててあげるわ。
[薬弾を撃ち出すハンドガンに特殊な弾を込め、薄手の瀟洒な黒コートに収めると歩き出す。]
[関係者の間では通称【洋館】と呼ばれている場所がある。
内装の偽装もされているが、その名称は符丁のようなものだ。
女がアリアの存在を知っていたのは偶然ではない。
生命の謎を解き明かし平和を夢見た研究者とは、
都市テイアに住まう少女の父親だったからだ。
彼が夢見た。その研究結果がどう扱われるは知らずに居たろうか。]
家族には仕事内容を言ってなかったのかしら。
何にせよ、貴方の研究は私が役立ててあげるわ。
[薬弾を撃ち出すハンドガンに特殊な弾を込め、薄手の瀟洒な黒コートに収めると歩き出す。]
慣れぬことは、まったく……!
[――そも、男の剣は元来が、剛剣である。
金属資源に欠ける世界では、防具といっても精々が動植物由来のもの。斬って斬れないものではない。
自然、剣術は一撃必殺の剛剣が主流となる。
ただのゾンビ相手ならば立木を斬るにも似て、剛の剣は有効であったが、大物への牽制にはあまり向いていないといってよい]
仕掛けるか……?
[埒があかない苛立ちに、舌を打つ。
が、全力の一撃は隙も大きい。
あの巨体を、一刀で無力化できるかどうかは、いささか分の悪い賭けである気もする]
[こちらに向かってくる人影>>21を目にしたのは、そんなときだ。
一人は先程の浮遊少女だったが、いまひとりに見覚えはない。
面妖な乗り物に乗って、地面を滑るように向かってくる]
――おい、こっちに来るな! 危ないぞ!!
[怒鳴るように云って、直ぐゾンビに向き直る。
一瞬目を離した隙に伸びてきていた腕を掻い潜って、肘の内側を削ぎ斬った。
腱を狙ったつもりだったが、まだ浅いらしい]
どうも、あと何度かは必要か……、
[何ヶ所かの急所は、意識して狙い続けている。
が、普段が普段である。外れた箇所を抉ることも多い。
胴体を両断して生きている敵兵などいないのだから、細かい狙いなど付ける習慣がない。
副官に鍛えられていなければ、同一箇所を狙い続けることを思いついたとしても、実現は出来なかっただろう]
でけぇなぁあいつ。
ただ後ろのヤツよりは、怖くはないかな。
[キックボードを降りてチェーンソーを起動させる。新型で静かとされる駆動音でも、近づけば周囲に音が聞こえるだろう。]
隊長さんは―まぁ大丈夫だろ。
>>40寧ろおっさんのほうだな。あれは騎士か?
[攻撃を避けてはいるが、苦戦をしているようにみえた。自分の国にいた騎士のような戦い方を行う男に、ある種の近さを感じている。]
>>41そこのおっさん加勢するがいいよな?
危険なことはわかってる、後ろからやばいのが来てるんでね。
[男に拒絶されない限りはヤツを倒すことに力を傾ける。
攻撃力を減少させればチャンスが増すはずだ。
敵を目に捉え、起動したチェーンソーを構える。]
俺のコレは丸太とかを切り落とすための道具だからな。
腕を切り落とせば楽になるはず。
……後ろから?
敵を連れてくる味方とは、全く有り難い話だ……差し引きゼロなら、まだマシだが。
[溜息吐いて、剣を振るい]
……丸太と同じなら、私がとうに落としているさ。
一撃で断てないなら、あまり刃を喰い込ませるなよ――筋肉で止められて、抜けなくなる。
[見慣れぬ武器を一瞥して、そう警告しておく]
…わかった!
[他の腐ったのとは違い、図体に見合わず余程硬いのだろう。
脇を締め、一撃で狙う。
相手との視線が合った。こちらも獲物と思われたのだろう。]
はやっ―!
[予想以上の速さで伸びてくる腕を斜め後方に飛び退けた。鋭く大きく空を切る音に冷や汗をかきながらも、一歩踏み出しその腕めがけてチェーンソーを振り下ろす。]
ぐぎぎ…!
[肉の腕をごりごりと削りとる気持ち悪い音を出しながら、化け物の右手首を刈り取っていく。しかし攻撃が浅い。手首の何割かを削ったが切り落とすには至らなかった。]
……ふむ……?
[血飛沫や肉片が、やけに飛び散っている。
どうやら、斬る、というのとは違うようだった]
面白い道具ではある……やれるのなら、何でも構わんが。
[小さく呟いて、幾らか揺れている手首を見遣る。あれなら、次で断てるだろう]
もういっちょ!
ぺっぺっ!
[一歩前に出て、気を引く。腰を低くしてもう一度狙うつもりだ。
欠片が予想以上にくっついてきて気持ちが悪い。]
…!
[同じ要領で回避を行い、反撃を試みる。
すれすれのところで避けたのに服が破けてしまっていた。
腕に薄ら衝撃を覚えながらも、再び腕を削り取る。]
このまま削ってくぜ!
[落ちた手首を横目に、更に前進。
このまま地味に削っていくつもりである。]
……ほう、やるものだ。だが――……、
[手首を落としても、リーチが幾らか変わっただけだ。
振り回す腕の先端から飛び散る体液のぶん、余計に厄介になったともいえる。
あんなものが眼にでも入れば、視界が失われるどころか、感染しかねない]
――脚だ、どうせなら脚を狙え! 腕ほどは動かん!
[それに、脚を斬って倒してしまえば、大した脅威にもならないだろう]
……と、私も仕事はせんとな。
[あの男に脚を狙わせるには、こちらで注意を惹く必要がある。
手首の落ちた腕とは逆側に回り、敵がこちらを攻撃できる範囲に留まって、斬り付けていく。
膝裏や肘の内側の腱、或いは首筋。そういった箇所を狙って、無理はせず浅く]
…わかった!
[言われるか動くかが早いか。
男が逆方向に回りこむのを見て、反対側へ。
逆側でひきつけているためだろう、此方は懐にもぐりこみ易くなっていた。すべるように走りこみ、足元に近づく。]
ぬお…。
[歯を食いしばり無言のまま、]
[攻撃をしにくい死角から膝下をチェーンソーでそぎ落としていく。リーチ一杯に使い、一発で仕留める腹積もりだ。]
うおあぶねっ!
[自分の狙う腕の切り口の液体が撒かれた。
自分の服が襤褸切れになりそうで、顔を顰めた。
だが手は緩めない。
硬い足の中心―芯の部分を断ち切っていく。]
こっちだよ、化け物……!
[男が脚の間近に取り付いたのを目に、軽く踏み込む。
腕の付け根、腋のあたりを切り上げる。断てるとは思っていない。
奴がこちらを攻撃する気になれば、それでいい]
―ッ!
[体ごと動いて、刃がやつの足を通りきった感覚を得た。
やつの足は自分の視界から外れているものの、自重を支えられなくなるはずだ。]
どうだ!?
[ヤツに振り返る。]
―ッ!
[体ごと動いて、刃がやつの足を通りきった感覚を得た。
やつの足は自分の視界から外れているものの、自重を支えられなくなる位には切れたはずだ。]
どうだ!?
倒れろ―!
[ヤツに振り返る。
膝下を切断され、ふらついているのが見えた。]
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