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[メモ(自己紹介)記入/メモ履歴/自己紹介] / 発言欄へ
「実技や戦闘訓練でも、君は優秀な成績を……」
[おかしい、と思った。戦闘訓練などは、グリフィン寮にもドラゴン寮の生徒を打ち負かすような生徒もいたはずだ]
「君は全てにおいてバランスが取れているから……」
[おかしい。確かにヒューゴは全ての能力でバランスは取れている。しかしそのようなことを言うならば、最初から総合成績で良いではないか]
「とにかく君が主席なんだ!」
[苛立った教官の声に聞いて、察しの悪いヒューゴは、ようやっと理解する]
僕が……王族だからですね。
― 去年・学習棟 ―
[嫌みったらしさが名物の教官の、魔法具の講義を受けながら、窓の外をボーっと眺める]
……。
[結局、記録の上では特別主席と言うよく分からない、前代未聞の形になった。ただヒューゴのことについては、ヒューゴ自身が裏から手を回して発表を濁してもらった。これを発表されてしまうと、他の生徒達と自分が全く別の生物のように感じられてしまいそうで、何となく嫌だったのだ]
(だめだ、頭に入らない。割と好きな講義なんだけどな)
[あの日以来、ヒューゴのやる気は完全に削がれてしまった。成績のほうも徐々に落ちてきている。このままだと来年はペガサスに転寮することになるだろう]
(研究がひと段落したら、もう卒業してしまおうかな?)
[そんなことを考えてしまう]
ん?
[と、不意に窓の外で、グリフィン寮の生徒たちが騒いでいるのが目に付いた。いや、ペガサス寮の生徒も何人か居るらしい。何とはなしに眺めていると、生徒たちは魔法の箒を百本単位で束ね始め、手製の発射台のようなものに設置した]
は?
[生徒達のうち比較的歳若い者3人が魔法の箒の束に体をくくりつけて口々に「空へ」「月へ」「太陽へ」と叫んでいる]
まさか?
[年長の生徒が笑いながら、一学生には明らかに手に入れられないような高価な魔力強化の薬を箒に振りかける]
ちょ!?
[土煙とともに魔法の光を盛大な花火のように撒き散らしながら、箒が打ち上げられた。箒はすぐに見えないくらい空高くまで飛翔したが、ほどなく魔法の光をまたも盛大に撒き散らし爆散した]
「なんだなんだ?」「何の騒ぎだ?」
[さすがに講義を受けていた他の生徒達も騒ぎに気付き始める。窓の外の生徒達はそんなものは気にせずに、ただゲラゲラと笑っていた]
む、無茶苦茶だ……。
く、くくくく、あはは、あはははははは!
[それに釣られるように、ヒューゴの口からも久方ぶりの笑い声が漏れた]
…おやめなさいな、はしたない。
[怒りに我を忘れ、相手に言い返しているとそこへシーナがやって来た。>>459]
あ、シーナ……
「あら、シーナさん……まさかこの貧乏人を庇いますの?」
「仲間意識でもお持ちになりましたの?貴方も元グリフィン寮の、元落ちこぼれですものねぇ」
[この言い合いをみて仲裁に入って来てくれたであろうシーナに向かってそんな事を言う彼女らがリーリは許せなかった。]
ちょっと、シーナにまでそんな事…
[言いかけて、シーナが再び口を開く。]
その元落ちこぼれに負けているのはどなたかしらね?
ドラゴン寮のW落ちこぼれ"さん。
[リーリは知らなかった。彼女らが近々ペガサス寮に降格になるだろうと言われている事を。そして、そのような人物に馬鹿にされていた事を酷く腹立たしく、悔しく感じた。]
―シャルルンの魔法具授業その後―
[シャルルンの魔法によってグリフィン寮の廊下に放り出されてから、はたと気がついた。
あれ、僕そもそも授業内容を聞いてたっけ?]
……ア〜ミル〜〜〜!
[こういうとき持つべき物は相方だ、名前を呼びながら学習練目指して駆け出した。
学習練で目的の人物を見つければ、一緒に材料を取りに行っただろう。
この時、錬成失敗をしても良いように余分に材料を確保するのも忘れない。]
[>>437 ただし、相方のいつもと違う様子を見れば。]
どしたの?
……もしかしてシーナの事?
[口調は軽いが相方を見つめる目は穏やかなものだった。
何年も同じ部屋で過ごし、授業を受けて、同じ時間を共有している間柄なのだ。見ていればわかるものもある。
ただそれ以上は何も言わずに、アミルが口を開けば愚痴を聞き。
彼が何も言わなければ、深くは追求せず。材料集めに向かった。**]
[隣にいたシーナが大丈夫?と声を掛けてくれた。>>462]
…うん、ごめんね、シーナ。
[少し落ち着いた様子でシーナに笑いかけた。シーナが悪い訳ではないのに、リーリに対して謝ったのはシーナであり、目の前の彼女達は謝るどころかどこが悪いのか、といった雰囲気を醸し出してる。]
…そっか、あなた達は落とされそうで怖いから下から上がってきた私みたいな人を小馬鹿にして楽しんでるんだね。
本当、器の小さい人だこと。
[先程散々言われたように、リーリも言い返す。]
「黙りなさい、貧乏人のくせに。私にそんな口の利き方、失礼極まりないわ。ああやだ、こんな貧乏人の元落ちこぼれがドラゴン寮だなんて、空気が悪くなるわ。」
そういうの、私より成績上になってから言いなよ。
身分だけが全てじゃないんだよ。
「いいから黙りなさいっ、この貧乏人が!!」
[シーナはシーナで別の生徒と一触即発状態であり、リーリもまた手から水を生み出している。]
─ 夜半の特別講座 ─
そうか。>>403
用意のいいことだ。他の生徒にも見習わせたいものだな。
何せ、今日ここに来るまで、「透陰紙」のなんたるかも知らぬ者も大勢いたのだから。
[しかし、他の奴らへ、というトロイの提案は受けず、しれっとローブの袖に紙を仕舞う。
紙は足りないのではない。使わせないのだ。]
アドバイスか?
良かろう。研究熱心なのは良いことだ。
[月光採集に行くトロイを見送る。
国家魔法使い試験の対策だとか、魔法役人登用試練に出そうな問題だとか、
最近の学生といえばそんな質問ばかりで、飽き飽きしていたのだ。
教科書には載っていないし、試験にはきっと出てこない。……しかし、魔法具工にとって重要な秘伝はいくらでもあるのだ]
…そんなこと初めて言われたよ。
ありがと、シーナさん。
[「良い人魚ね」との言葉>>464に、じわじわと心が温かくなっていく感覚を覚え微笑む。生まれてこの方、人魚としての自身を褒められたことなど無かった。
このまま何事も無ければ、暫く彼女と話していると女の子の怒声が聞こえ>>459彼女はそちらに向かっただろう]
>>468
このエピソード面白いね。
だが、「成績は悪くてもグリフィン>ドラゴン」という気風の中、あえて私は「成績がすべてでドラゴン>グリフィン」を貫くぞ!!
ー談話室ー
[ミケルと、街に繰り出し、買い出しやら何やらが終わり戻って来ると、騒ぎが目に入る。
なんだと近づくと、ドラゴン寮生とシーナ、リーリが揉めているようだ。
それだけならいいが、シーナの気配が変わるので、割って入りシーナの肩を叩く]
おいおい。なにやってんだ。
ドラゴン寮生がなに公衆の面前でいじめなんてしてんだ?
あんたら注目のまとだぜ?
リーリ、シーナも落ち着け。
相手をしたら、喜ぶだけだぞ。
なん…だと…
王族があの忌々しき学園に紛れ込んでいたとは迂闊よのう
我々も容易には手が出せぬ場所じゃて…
しかし幸運の女神は我らが味方じゃ
今あすこには一匹、手飼いの犬が潜んでおるでのう…
という悪役RP
そういえば、グリフィン(グリフォン)とペガサスは天敵なのだよね。
昔読んだ本で、恐らくその作者の創作だと思うのだが、グリフォンとペガサス(角つき)に関する美しい話を思い出したのでのせておく。
太陽が乗った馬車を引くのはグリフォン。
月が乗った馬車を引くのはペガサス。
グリフォンは鷲の翼を広げて、朝の空を翔ける。
そして、ペガサスに追い付いてクチバシと爪でその身を引き裂いて食らう。ペガサスの流した血で、空は朝焼けに真っ赤に染まる。
グリフォンは太陽を引いて、昼の空を翔け抜ける。
しかし、夕方になると、その後ろから月を引いた次のペガサスが追ってくる。
太陽が地の端にかかる頃、ペガサスはグリフォンに追い付き、その角でグリフォンの心臓を刺し貫く。
グリフォンから流れた血で、空は夕焼けに真っ赤に染まる。
ペガサスは勝利の嘶きをあげ、月を引いて空を翔ける。
しかし、その後ろからは、やっぱり次のグリフォンが追って来るのだ。
こうして昼と夜は交互に入れ替わり、天敵同士の戦いは続く。
で、ドラゴンは肉食なので、このどっちも食べるんだよな。
恐らくその点でドラゴンが最上位に来ているのだと思う。
ただ、ドラゴンは爬虫類なので、どっちかというと昼の生き物と言えるだろう。
よって、ドラゴンの被害者はグリフォンの方が多くなるはずだ。
その為、グリフォン<ペガサス<ドラゴンという寮名になったのではないか、
……というこじつけ。
>>458
おい…って。
[全く別方向へ歩き出そうとするのを見て]
……[イライラと頭をかくと]
…あーもう、めんどくせーなぁおい。
[つかつか、メイに近づくと彼女を+表+に抱えてペガサス寮へと運んでいく]
表:俵抱き 裏:お姫様抱っこ
─ 初夏の魔法具学通常授業 ─
ふん。まあまあの出来だな。及第点としよう。
[戻ってきたアミル>>437の作品を見て、設計図が独自の物だということには触れずに、そう言い放った。
……なお、鏡の犠牲になった不幸な学生>>470の事はすっかり忘れていた。
そもそも、いちいち学生の名前や顔など覚えていないのがこのシャル教師であった。成績と結果、その果ての所属寮が全てなのである]
―回想終了・グリフィン寮・自室にて―
[ココアシガレットをコリコリと齧りながら、気軽い調子でジュストと雑談する]
ドラゴン寮も色々と酷いところあるけど、グリフィン寮も別ベクトルで大概だと思うよ?
爆発を名物みたく扱ってるし、講義の妨害みたいなことする人いるし、巨大な箒で吹っ飛ばされた人も居たよね?
いやなんか花火みたいですごい綺麗だったけどさ。
[ここへ来て、テンションが上がって来たのか、少し饒舌になり過ぎていると自覚する。でもまあ良かろうと思うことにする]
『………ヒューゴ?
ドラゴン寮の優等生がなんだってこんなところに?』
[していると、もう一人ルームメイトが現れた]
あ、ランスじゃないか。
君もこの部屋なのか?
[既知の間柄であるランスが、ルームメイトと知って少し喜ぶ]
それにしても門限ギリギリじゃないか。
もっともちゃんと守ってる生徒のほうが少ないみたいだけど。
また街であそんでいたのか?
[テンションが上がっているせいか、持ち前の優等生ぶった物言いが戻りつつある]
[まさに魔法を発生させるその時に別の人物が再び止めに入った。>>475]
あ、アミル……
[アミルはグリフィン寮のトップの生徒であり、リーリ自身はそんなにアミルと親しく絡むほどの間柄では無かったものの、グリフィン寮生時代に何度か話した事はあった。]
よ、よろこぶだけって…ああ、でも、それもそうか…問題起こして降格、とかなったらざまぁみろですわ!とか言いそうだもんね…
[言われて落ち着きを取り戻し、手の中の水を消失させた。]
―談話室―
[アミルと街から戻ってみれば、そこに懐かしいリーリとシーナがドラゴン寮生らしき女子生徒数名と一触即発の事態になっていた。]
リーリにシーナじゃないかぁ〜!
なになに、どーしたのー?
[気軽に声を掛けながらも、攻撃魔法を発動させたとなれば彼女たちの立場が悪くなるだろうと判断して。
後ろ手にこっそり煙幕用に作った小瓶を準備して――]
[いよいよ攻撃してしまいそうなくらい影が大きくなった瞬間に、>>475アミルに肩をたたかれる。
はっとしたように影をしまって、深呼吸した。]
…アミル……。
……そうね、少し熱くなりすぎたわ。ありがとう。
[落ち着いたのか、少し笑ってアミルにお礼を言った後、まだ何かを喚いている彼女たちの方を見つめ。]
早く立ち去ってほしいのだけど。
正直、貴方達のような生徒がドラゴン寮にいる方が疑問だわ。
[バカにしたような笑みでそう言えば、顔を真っ赤にして立ち去っていく。――やはりここは息が詰まる。]
リーリ。多分これからしばらく、こんなことを言われるでしょうけど……それがこの寮の特性のようなものなの、多分しばらくしたら慣れると思うわ。
[私もそうだったもの、と付け加えて苦笑いする。そして周りの生徒の目に気づいたのか]
……ここは目立つわね…
[ぽつりとそう呟いた。]
>>481
[ヒューゴは目立つ生徒のことは覚えている。ジュストは自分が割りと目立つタイプと言う認識がないのだろうか? それともヒューゴの目にだけ目立っているように見えるのだろうか]
(まーどっちでもいいか)
[そう考えながら、]
談話室でよく騒いでいるのを見かけたからね。
ドラゴン寮の一部からは、悪ガキなんて言われていたよ。
[すこし悪戯っぽい笑みで言う。アミルへの挨拶については、]
いや、まだ挨拶終わらせてないな。
アミルが寮長なのかい?
何かお土産でももっていったほうがいいかな?
[無論アミルのことも知っているヒューゴだった]
[何事かもめているような様子と膨れ上がっていく魔力。
彼女の指定席となった談話室の深く沈む椅子に腰かけ、ベロアは頬杖ついて楽しそうに眺めていた。
誰かドラゴン寮生ではない少年が割って入って、燻っていた争いの火は鎮まったようだけれど、彼女の中に芽生えた嗜虐への昂ぶりはおさまらない。]
かわいらしい溝ネズミちゃん達だこと。きぃきぃと、とても愛らしいわ。
もっともっと良い声で鳴けるように、柔らかい心の部分をぐりぐりと踏んであげようかしら…
[その目が捉える――捕らえられたも同然の獲物は、ドラゴン寮生の中でも最下層に位置する少女達。彼女たちが無防備に撒き散らす焦りや妬みなんていう感情は、たっぷりとフルーツが乗ったタルトよりも甘い、ベロアの大好物だ。]
ああ、でも…あの子もとても、いいわ
[その目がふいとリーリに逸れる。
体の芯からあふれるような正しさと怒りを止めずに、輝く少女。]
その心を摘み取るのも…とても楽しそうね
[くすりくすりと笑いを自重しないベロアを、周りにいたドラゴン寮生達は気味が悪い目で見、すぐに目をそらして避ける。彼女は学問に関わる優秀さよりも、その「悪癖」で目立つ、有名人だ。]
― 約2ヶ月前のある日 ―
[午後の授業が終わり、一旦寮に戻ったのちに温室か図書室にでも行こうかと、マイダが廊下を歩いていた矢先のこと。]
「あら〜〜、マイダちゃんじゃな〜〜い。元気〜〜〜?
そうだ、今、時間ある〜〜?
ちょっとばかり付き合ってくれないかな〜〜〜。」
[赤い花を咲かせるミニサイズの眠りサボテンを常に携帯して、こんな風に語尾が独特な喋り方をする、植物学兼薬草学の担当教師シニードから声をかけられた。
この教師はまた、園芸部の顧問でもあり、教師陣の中でも学生に歳が近いので話が合うことからマイダにとって最も親しみを持つ教師であった。
なので、付き合う内容も聞かずに、
はい大丈夫ですよ、と二つ返事で承諾し素直にトコトコとついてゆく。]
(先生のことだから、また新しく入手した苗を植えるのを手伝え、
てことかな?)
[そう考えて、てっきり温室に向かうと思っていたら、意外なことに通されたのはシニードの個人部屋であった。
マイダがこの部屋を訪れたのは初めてではなく、園芸部の歓迎会等の集まりはここで行われたこともあったため、今まで何回かは来たことがあった。しかしそれ以外の用はたいてい温室や教官室で事足りていた。
様々な植物が織り成す緑で占められた部屋に入ると、シニードにソファを勧められる。]
失礼します。
[ふかふかのソファにそっと腰を下ろし、わざわざこの部屋に呼んだ理由がシニードの口から語られるのを聴き始めたのだが…]
大変そうだね…。
[アミルがシーナを抑えたため、結局ケンカは大事にならずに済んだようだ。
顔を真っ赤にして立ち去るドラゴン寮生を横目で見送る。
少なくとも煙幕用の小瓶は使わずに済んだ。
ちなみにこの煙幕用瓶、本当に煙幕だけで済むのか甚だ疑問大。効果は未知数である。]
[リーリの名前を呼ぶ声を聞いてそちらを向くと、懐かしい顔に出会った。>>482]
あっ、ミケル!
うーん…ちょっとね、私が暴走しちゃって。
グリフィン寮の事を馬鹿にされて、許せなかったんだ。
[今となってはドラゴン寮が自分の帰る場所なのだが、リーリにとってはグリフィン寮で過ごした時間の方が長い。
みんな個性的で面白い仲間ばかりである。そのみんなを馬鹿にされた事が許せなかったのだ。]
漂う幽霊 ソフィー が見物しにやってきました。
漂う幽霊 ソフィーは、見物人 を希望しました。
………
[通例の夏祭りの季節が近づいていることで、魔法学校は普段にもまして生徒たちの活気であふれていた]
[フロアの床から人二、三人分の程の高さ。壁にかかる時計の前に漂い、バタバタと行きかう生徒を見つめる]
……………♪
[賑やかな様子に透き通る顔をほころばせながら、しばらくはそうして生徒たちを眺めていた]
[名前を呼ばれ振り返れば、ミケル>>482がこちらに近寄ってきていた。
懐かしいグリフィン寮時代の友人に頬を綻ばせるが、周りでまだこちらを見ていたドラゴン寮の生徒がヒソヒソと小声で話し出す。]
「シーナさんがグリフィン寮の生徒と……」
「それどころかさっきの……」
[そんな声が聞こえれば、きっと睨みつける。
ドラゴン寮だからといって、グリフィン寮を馬鹿にする権利などないはずなのに。]
久しぶりね、ミケル。
[あの生徒たちは成績不良のせいかシャール先生から冷たくあしらわれているようだし、後で告げ口でもしておいてやろうか。]
……ドラゴン寮生はどうしてこうも性格が悪いのかしら。
[大きくため息をつくと、いつの間にか他のドラゴン寮生は慌ただしく寮の方に走って帰っていた。]
村の設定が変更されました。
そっか、――リーリは優しいね。
[グリフィン寮の事を馬鹿にされて許せなかった と憤る。
リーリの仲間達を思いやる心に、懐かしさと嬉しさが込み上げて。
ドラゴン寮に行ってしまっても尚、彼女は彼女なのだと。]
[ようやく顔を真っ赤にして彼女らは去って行った。]
元々は私があの人達の言葉に腹を立てたのが原因だよね…ごめんなさい。
[シーナの話>>483を聞いていると、シーナも昔、よくこうして言い合いをしていたらしい。]
そっか、うん。
頑張って慣れるよ。
[自分の境遇を考えれば、シーナよりも揉め事を起こす回数は何倍も多いだろう。それでもリーリは、そんな嫌味や陰口を自分は言う事無く、相手に言われても笑って流せるようにしよう、と心に決めた。]
あうー……みんなこっち見てる。
そりゃこんな揉め事起こせばね…
ああ…私のせいだ……怒られる…
[フロアに居たものは皆こちらを向いている。
リーリも流石にどうしようかと困ってしまった。]
シーナも久しぶりだね!
…本当、顔は綺麗でも性格どブスは嫌われるのにねぇー。
[シーナに笑顔を向けながらも、声は立ち去るドラゴン寮生の女子生徒に聞こえるように相づちをうつ。]
ここじゃうるさいし。
どっか場所移動する?
[談話室は人が多すぎる。
彼女たちとアミルが望むなら、どこか別の場所でゆっくり話したいと思ったが。
どうするのかは、アミルや彼女達の希望を聞いてそちらに合わせただろう。**]
植物学・薬草学教師 シニード が見物しにやってきました。
植物学・薬草学教師 シニードは、見物人 を希望しました。
―約2ヶ月前・シニードの自室―
[マイダがソファに腰を下ろすのを確認すると、シニードは机に寄りかかってニコニコ微笑みながら、マイダをこの部屋に呼んだワケを話し始める。]
ねぇ〜、マイダちゃ〜〜ん。
貴女、夏祭り期間中に開催される、王室主催の魔法植物品評会に参加しなさいな〜〜。
うん、決まり〜〜〜!
[話す内容のあまりの唐突さに、マイダの大きな瞳が何度も瞬きを繰り返すのを、笑顔を崩さぬまま眺める。]
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