代理 ニキータは、見栄張り ベック「お前が底抜けの馬鹿ということはよく理解した」

代理 ニキータは、見栄張り ベック「本気の馬鹿、ということならな。私の言えたことではないが、なぜ死に急ぐ」

代理 ニキータは、見栄張り ベック「お前と共に墓に入ることだけは避けたいものだ」

名助手 シュカは、ヤマダを超えし者 カワゴエに「えっ！？　な、なんですか急に？　しりとり？」

代理 ニキータは、見栄張り ベック「意味が分からないな。お前には関係のないことだろう」

名助手 シュカは、ヤマダを超えし者 カワゴエに「そ、それくらいわかりますよ！　言葉の最後をとって単語を続けていくゲームですよね？」

名助手 シュカは、ヤマダを超えし者 カワゴエに「え、ええー……？　ま、まあそこまで言うなら構わないですけど」

代理 ニキータは、見栄張り ベック「……勝手にしろ。私は死んだとしても構わない。ああ――私が死ねば、お前も死ぬのか」

代理 ニキータは、見栄張り ベック「ならば、このまま吊られるのも良いだろう。少なくとも求婚者を一人始末できるのだから」

名助手 シュカは、ヤマダを超えし者 カワゴエに「結婚しよう、ですか。うですよね……うーん」

名助手 シュカは、ヤマダを超えし者 カワゴエに「えええええええええええええ！？　ちょっと、や……し、しりとりですよね？」

代理 ニキータは、見栄張り ベック「自分を曲げるもなにも、特に私自身には目的もないしな」

名助手 シュカは、ヤマダを超えし者 カワゴエに「はっ……はぁ。しりとりなんですよね。そうですよね、あははは……えーと。牛！」

代理 ニキータは、見栄張り ベック「別に憎いわけではない。理解できない、とは思うが。単に指示されているからだ」

名助手 シュカは、ヤマダを超えし者 カワゴエに「ふわ！？　え、えっと……え？　い、いですよね……。イカ！」

代理 ニキータは、見栄張り ベック「それに何の問題が？」

名助手 シュカは、ヤマダを超えし者 カワゴエに「か、かわっ！？　あ、あの……もしかしてわざとやってます？　からかってるんですか！？」

代理 ニキータは、見栄張り ベック「確かに、私は私が死んででも、お前のことを殺したくて仕方がない」

代理 ニキータは、見栄張り ベック「使命を果たすにはお前のみを殺すようにすれば良いのだし、その方がより多くの求婚者を殺せる」

代理 ニキータは、見栄張り ベック「しかしそれよりも、私が死ぬ方が話が早いし、より確実性がある方法を取りたいと感じている」

代理 ニキータは、見栄張り ベック「私はそれほどまでにお前が嫌いなのか？」

名助手 シュカは、ヤマダを超えし者 カワゴエに「う、で、でも……そんなこといきなり言われましても、ですね……。」

代理 ニキータは、見栄張り ベック「……変なやつだな」

名助手 シュカは、ヤマダを超えし者 カワゴエに「そ、それは確かに危険な状況ですけど……。あれ、カワゴエさんって人間じゃないんですか？」

名助手 シュカは、ヤマダを超えし者 カワゴエに「可愛い耳してますよね……」

名助手 シュカは、ヤマダを超えし者 カワゴエに「え、でも長生きなら人間の私と一緒になっちゃったら大変なんじゃ……？」

名助手 シュカは、ヤマダを超えし者 カワゴエに「あの、先に言っておきますね」

名助手 シュカは、ヤマダを超えし者 カワゴエに「あ、ごめんなさいタイミング悪かった……」

名助手 シュカは、ヤマダを超えし者 カワゴエに「私寝るの遅いし、でも返事書いちゃうから無理して付き合う必要ありませんよ」

名助手 シュカは、ヤマダを超えし者 カワゴエに「寝たくなったらいつでも寝てくださいね、それで嫌いになったりとかはしませんので」

名助手 シュカは、ヤマダを超えし者 カワゴエに「……こほん。み、耳なんてほめられたのは初めてですけど…！」

名助手 シュカは、ヤマダを超えし者 カワゴエに「細かくお返事分けてごめんなさい。でも、どうして私なんですか？」

名助手 シュカは、ヤマダを超えし者 カワゴエに「聞いておいてなんですけど……私の方が恥ずかしいです、なんか」

名助手 シュカは、ヤマダを超えし者 カワゴエに「あ、はい。おやすみなさい。また明日ですね」

名助手 シュカは、ヤマダを超えし者 カワゴエに「おはようございます、カワゴエさん。昨日はなんていうか、びっくりしました」

名助手 シュカは、ヤマダを超えし者 カワゴエに「あの、いまさら嘘でした……とか言いませんよね？」

名助手 シュカは、ヤマダを超えし者 カワゴエに「でも、やっぱりまだどこかでからかわれてるんじゃないかって思っちゃうんです」

名助手 シュカは、ヤマダを超えし者 カワゴエに「あの、カワゴエさんは……私のことをどう見ていますか？　狼なのか、共鳴者なのか」

名助手 シュカは、ヤマダを超えし者 カワゴエに「もう少し色々と話したいこともあるんですけど、まずはそれだけ聞いてもいいですか？」

代理 ニキータは、見栄張り ベック「具体的に、と言われると、なんだろうな。衝動的に死ねと言ったのでな」

代理 ニキータは、見栄張り ベック「なぜお前が私を構うのか理解できない。なぜ必死になるのか理解できない。私などのために、無意味だ」

代理 ニキータは、見栄張り ベック「無意味なことをする馬鹿は嫌いだ」

代理 ニキータは、見栄張り ベック「お前が何を言っているのか分からない。どちらにせよ、同じことだろう」

代理 ニキータは、見栄張り ベック「そもそもお前のことを好きになる未来が思い描けないが……」

名助手 シュカは、ヤマダを超えし者 カワゴエに「ありがとうございます、信じてくれて嬉しい」