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[騒ぎの気配を感じ取り、部屋から飛び出す。ピットの部屋にいる皆を見た瞬間、状況を把握した]
ああ…今度は、ピットさんが…。
また一人、犠牲者が…増えちゃった、ね。
阻止できなくて…ごめんね…!
[部屋に入り、倒れているピットを見つけると、そっと黙祷を捧げた]
[青い顔をして震えている。
先ほど目に宿った冷たい光は消えている。]
酷い…ピットさんまで殺されるなんて…。
[ヴァリーが一歩後ずさったのに気が付いて]
ヴァリーさん?
どうか、したんですか?
モナス専属パティシエ レイチェルは、看板娘 ルシア を投票先に選びました。
[後ろから、扉を出て行くスティーヴよりもルシアから目が離せず。]
…ルシア、今…ピットを変な目で見てなかった、かい?
[おそるおそる、言葉を紡ぐ。
レイチェルに、視線を移すことも出来ず。]
[黙祷を終え、顔を上げる。その顔に動揺はあまり見られない]
…こんな予感は、してた…けど。
「人の死」というものに…慣れちゃったのかな。悲しくて、寂しいのに…どこか冷静でいられる自分が…少し怖い…。
[視線を移すと、どこか様子のおかしいヴァリーの姿が目に入る]
…ヴァリーさん?
い、いや。その…
[ぞくり、と冷たい汗が背中を伝った。
レイチェルの言葉にも、少し気が動転する。]
なんでも、ない。
とりあえずピットの様子、みないと。
[慌てるように、背中を向けてピットの死体の横に屈みこんだ]
凶器があるなら…後で、指紋を取れるかもしれないね。
昨日との差を見ると…時間が無かったのか、それとも…リュコス星人を装った、人間の可能性も…考えられるのかな。
…ピットが殺される理由なんて、リュコス星人以外に私には分からないけれど。
ピットも、ここの常連ではないのだったかな?
[ぶつぶつと、何かを考えないようにするかのように、呟き続ける。
ピットの目、頚動脈、傷等、を観察していく。]
[ヴァリーの横に立ち、横たわるピットを悲しげな瞳で見つめている]
『死に…慣れてしまうなんて。恐ろしい、ね。
私はもし生き残っても…普通の人間らしくはなくなっているのかもね…。
全てが終わった時、まだこの命があれば…死んだみんなの、お墓を作ろう。そして、笑っていよう。ずっとずっと。
これが、私なりの…罪の背負い方。死者への弔い、だから。』
[小さく呟いたその声は、果たして誰かに聞こえただろうか。ヴァリーの様子を見ながら、言葉を返した]
ピットさんは…旅人、だったはずだよ。
怪我をしてここに来た時が最初だったと思う。
[ルシアの声を聞いて、もう一度背中を何かが伝うのを感じた。]
『今の表情は…一体…つめた、かった…。』
[聞こえないようにひとりごちる。
丁寧にハンカチで凶器を床から引き抜き、包み込む。
後で指紋が消えないよう、そうっと手に持って振り返った]
…1撃、のようだよ。この刃物かな?
また…マスターに、立ち入り禁止にしてもらわないと。
[ルシアから少し目を逸らし、レイチェルの鼻の辺りを見ながら言った]
[>>22ルシアの声に、弾かれるように顔を上げた。
ぽたり、と玉の汗が額から落ちる。]
顔色は…もともと、青白い、から…。
[笑みを作ろうとしたがうまく行かず、口にはぎこちない弧が貼り付けられた。]
[>>20レイチェルの言葉には、頷いきながらルシアからは少しだけ距離を取り]
そうだった…ね。
なんだか…とても長い時間一緒にいた気がしてしまったよ。
さ、階下へ行こう。
私は、このナイフの指紋を採取して、少し調べてくるよ。
うん、大丈夫。
[ナイフを持ったのと別の手で額の汗を拭きつつ、ふたりを扉の外へ促そうと手をひらりと振った]
[>>24に頷きつつ]
本当に…大丈夫?ふらふらしてるよ?
…気をつけてね。
[そう言うと、ルシアの方を向き]
ルシアちゃん、下…行こっか。
ここにずっといるの、よくない…と思うし。
あ…やばいな。
これは…私、殺される…?
あぁ…全て終わったら。
疲労が溜まってるから…温泉でも、行きたいね。
そもそも疲労の原因は、食事等のエネルギー摂取が足りてない事、脱水症状による電解質異常、または思考や記憶を連続して行う事による脳の調整力の失調があり…今回はこの最後のものに近い疲労だからね。
これには精神的回復を図るのが、一番効果的だ。
温泉で美味しいものを食べてゆっくり寝るのが…いいな。
[>>25ルシアには、そうだね…後でお願いしようかな、と頷く。
が、声が震えていただろうか?
>>26レイチェルにも頷いて、外へ出て扉を閉める。
下へ行けばスティーヴもマスターもいるし、何かあっても大丈夫だろう、等と思いつつ]
あぁ…そうだ。
さっき、ピットが置いていた本…あれで、ツバサの調査結果を誰か、聞けそうなら聞いて欲しい。
少し、休むよ。
[ややふらつく足取りで、自室へと*向かった*]
…殺されることは、なかったな。
これは…どういう事なのだろうか?
解離性同一性障害、とかなのか…?
それとも…ただの見間違い、か。
[心の中で、思わず呟く。]
[マスターとの話にひと段落がつくと、二階の様子が気になってきた。
階上を見上げると丁度二人が降りてくる]
あ、確認終わったんか?
ちょっと聞いてくる
[ヴァリーの調査結果を聞きに*二階へ*]
[ヴァリーの後姿をじぃっと見つめ、部屋に入るのを確認すると、階下へ。
途中であったスティーヴとは会釈をしてすれ違った。]
心配だから、後で部屋に食事を持って行ってあげようかな…。
[そう呟きながら、*カウンターの席についた。*]
[階段を降りているとスティーヴとすれ違う]
あ、ヴァリーさんなら自室にいると思うよ。
調子悪いようなら少し休んだ方がいいよ…って伝えておいてくださいー。
[1階に降りると、隅の席に座る。頬杖をつき、ため息をひとつつくと、*何かを考え始めた*]
[ふうわり、ふわり。
夢か現かわからないまま、声を聞く>>*1
返事を返そうと思っても、声は届かなくて。
ただひとつの心残りに、そっと応援の声を*つぶやいた*]
/中/
*ではノシ*
…ルシアが。
とても冷たい目で、ピットの死体を見ていたんだ。
バルドの目、くらい一瞬だったから…見間違い、ならいい…のだけど。
ルシアが…?
…ピットがやられたって事は、まだリュコスの奴は残ってる、んだよな?
ジャスティンはイチコが調べてるから地球人なわけで…レイチェルかルシアか…
[ヴァリーの部屋の扉をノックする]
[ノックが聞こえたので、机にナイフを置いて扉をあけた。
スティーヴの顔を見ると、ほっとする。]
…ルシアか、レイチェルに間違いない…とは思う。
見間違いでないなら…ルシア、かも…しれない。
大丈夫だ。
[耳元の声が少しくすぐったかったので肩をすくめつつ、ぎゅ、と腕に力を入れる。]
…殺されるかと思った。
|壁|x・*)゛ちらり。
あなたにわかりますか?
囁く相手もおらず、想い人には早々に先立たれ…
その想い人が憑依型だった人間の寂しさが。
…↑は言ってみたかっただけですが…早い話が。
寂しかったよーうわーん><
護ってやる
たとえ離れた場所にいても、俺を呼べ
ちゃんと駆けつけるから
[安心させるように髪を撫で、耳元に口付けを落とす]
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