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跡取り ヨームは食堂の手伝い フェネに投票を委任しています。
屋敷のメイド リーリは食堂の手伝い フェネに投票を委任しています。
菓子屋 アラザン は 観測者 マリーベル に投票した。
跡取り ヨーム は 観測者 マリーベル に投票した。
村医者 ヒューゴ は 観測者 マリーベル に投票した。
屋敷のメイド リーリ は 観測者 マリーベル に投票した。
その日暮らし ベン は 観測者 マリーベル に投票した。
食堂の手伝い フェネ は 観測者 マリーベル に投票した。
村の浮浪児 タクミ は 観測者 マリーベル に投票した。
流れ者 アーク は 観測者 マリーベル に投票した。
郵便屋 トーマ は 跡取り ヨーム に投票した。
観測者 マリーベル は 食堂の手伝い フェネ に投票した。
詠み手 ポラリス は 菓子屋 アラザン に投票した。
落第生 クラット は 郵便屋 トーマ に投票した。
旅商人 アルカ は 観測者 マリーベル に投票した。
菓子屋 アラザン に 1人が投票した。
跡取り ヨーム に 1人が投票した。
食堂の手伝い フェネ に 1人が投票した。
郵便屋 トーマ に 1人が投票した。
観測者 マリーベル に 9人が投票した。
観測者 マリーベル は村人達の手により処刑された。
詠み手 ポラリス は、郵便屋 トーマ を占った。
村医者 ヒューゴ は、食堂の手伝い フェネ を守っている。
次の日の朝、村医者 ヒューゴ が無残な姿で発見された。
《★占》 郵便屋 トーマ は 人間 のようだ。
現在の生存者は、菓子屋 アラザン、跡取り ヨーム、屋敷のメイド リーリ、その日暮らし ベン、食堂の手伝い フェネ、村の浮浪児 タクミ、流れ者 アーク、郵便屋 トーマ、詠み手 ポラリス、落第生 クラット、旅商人 アルカ の 11 名。
はあ……っ はあ……
[普段研究にばかり明け暮れている幼なじみの身体のどこからそんな力が、と思わず疑いを持ってしまうくらいマリーベルの足は速かった。
やっとの思いで追いつくと、彼女の肩を掴む。]
待って……っ はあ……やっと、追いついた。
[何度か呼吸をして、息を整える。]
ねえ、少しの間とはいえ"またね"の一言もないなんて、友人として薄情、じゃないか。
[無理をして笑った顔は今にも泣きそうで、それを隠すために、マリーベルの肩をそっと、抱きしめた。]
……ごめん。
僕のこと、夢の社で待っていてくれる?
[それは、とても小さな声。
彼女も青年の名前を挙げていた事を思い返し、(僕らは、なんだかお揃いだったね、)と心の中で言い、そっと抱きしめていた腕を放した。]
だから、またね、マリーベル。ほんのすこしの、さようならだ。
[泣きそうな青年に対し、マリーベルは少しばかにしたように笑い、青年に背を向けて去っていった。]
[その小さな背中が見えなくなると、青年は館に戻る道を、走った。]
[館の外に出てから、空を仰ぐ。
曇り空。星も月も見えない、真っ暗な空。]
……あるじさま、あるじ……さまぁ…。
[涙を流し、立ち止まる。服の袖が涙を拭ったせいで濡れた。
頬を伝う涙が、堪らなく気持ち悪くて。]
おねがいですから、あるじさま……
わたしのこと、よんでよぉ……っ!
[あの優しい笑顔で、声で。思い出す程に強く焦がれてく。
俯き、肩を震わせながら嗚咽を漏らして静かに泣いた]
………。
[マリーベルの背が見えなくなっていく。
共に帰ろうと誘った人は、すべて居なくなってしまった。
だから俯いたまま、ふらりと一人で立ち上がる]
トーマを見抜くことは…了解、よ。
[ただそれだけを言った。
呼び止める者がなければ、そのまま館を出て行こうと歩みだす]
[出ていくマリーベルを見つめ、解散の声が聞こえると席を立ち、館の出口に向かって歩き出す。]
――どう、なるんだろなぁ。これから…。
[そう言ってキセルに口をつけながら誰にともなく呟く。
声をかける者がいなければそのまま館を出ていっただろう]
一体何が……どうなってるんだよ。
何なんだよ、マガイモノって…!
ヨームは、本当は、どうなってるんだよぉ!
[前を向いてるつもりで、いつしか背中を向け続けていた。
気がつけばヨームの眼が見れなくて。
いつも隣にいたのは、その眼を見ない為で。
ずっとずっと背中を向けていた。
そして今は、そのヨームの背中を追い続けている。]
ヨーム、ヨーム……っ!
[転んでしまった所で追いつき、必死に声をかける。]
ポラリスちゃんがボロボロで、気の毒にと思う半面、やっぱり愉しい。
彼女、反応がいいから虐め甲斐があるよねー。
[含み笑いが、歪んだ思念を孕んで響く。
館の隅で、ひっそりと哂った]
[社に向かう途中でややあってからトーマが彼女を呼び止めた。
掴まれた肩が痛い。
それだけ彼の手には力が込められていた。
「やっと、追いついた。」
そう口にした彼は本当に力いっぱい走ってきたのだろう。乱れた呼吸がそれを物語っていた]
「ねえ、少しの間とはいえ"またね"の一言もないなんて、友人として薄情、じゃないか」
(言えるわけないじゃない。ポラリスに別れの挨拶をしただけで涙が……)
[解散の合図で皆が散っていく様子を見ていたが、]
……そうだ。わすれないうちに。
[昼間削っていたものを三つ取り出す。あたりを見回し、黒板の横にあった台に目を付ける。]
ここでいいか。……よっと。
[今もこらえている。
どれだけ言葉を涸らしても誰も耳を傾けてくれなかった。
それがどれだけの孤独感だったのかは誰にも理解できないだろう。
トーマの顔を見ることはできない。
もし見てしまっては涙は堰を切ってしまうだろうから。
それは彼も同じだったのだろう。
そっと抱きしめられた肩に驚いて、顔を少しだけあげるとそこには泣きそうになっている顔があった]
ごめん……。ごめんね。
役に立たない『ゆめよみびと』で本当にごめんね。
[謝罪が聞こえていたかはわからない。
それでも言わなければ我慢できなかっただろう]
……またね。トーマ。
しょーじんしてこっちにくるんじゃないわよ。
[最後に見栄を張った。だが彼の気配が背から消えた時、彼女はただただ泣いた]
―タクミ。知らないという事はこわいよな。
それは当たり前のこと。まして君みたいな子供には。
――とっっても…教えてあげたくなっちゃうな。
[囁きに乗せてそう思案する]
そうだね、ボブかポラリスちゃんに賛成するよ。
ボブが閉じ込め先になりそうなら、ポラリスちゃんかな。
僕は三日連続だときっと体力的に厳しいから、襲うのは二人に譲ろうかな。
ところでアラザン、すっかりボブ呼びが気に入ったんだね……。
[ボブボブと連呼するアラザンに、しみじみ呟いた]
………、…トーマ?
[俯いたまま、外へ歩み出ようとしていた。
ふと、掛けられた声に目を向ける。
目に入った人の姿に、涙が、零れそうになった]
…………うん。
[こくりと頷く]
菓子屋 アラザンは、その日暮らし ベン を能力(襲う)の対象に選びました。
[彼も、そうなのだ。マリーベルとフランツと。
大切な人を二人、失った友人。
頼ってくれていいと、優しい声を掛けてくれたひと]
………。
[きゅ。と、トーマの腕を軽く握った。
彼も寂しいのだろうと、そう思えたから]
[一人、一人去っていくのを見つめ、近くにある椅子に座り込み天井を見上げる]
はぁぁ…くそっ……。
[苛立ちの声を上げるが、頭を振り立ち上がる。
目に入るバスケットは、結局誰も手を付けていないと思うと、ため息が漏れてしまう]
ヨーム、ヨーム……!
何か、いる、のか…?
頑張れ、頑張れ!そんなのに負けるなよ!
俺、俺ほんとは……本当はヨームにマガイモノが憑いてるんじゃないかって思ってたけど!
それでも、それでも、少しでもお前と一緒に居たくて…!
ヨーム……っ!
俺が、お前にはついてるから…!
[タクミには、ヨームが何に苦しんでいるのかは分からなかった。だから、必死になって声をかけ続けた。]
了解だよ。ひとまずはボブで計画しておくね。じゃあゆっくりお休み。
…ん、ボブね。いつの間にかそう呼んでたな。
ポラリスにつられた…かな。
[彼には珍しく、少し慌てた調子でそう返答した]
[取り出したのは三つの木彫りの人形。粗削りではあるがそれぞれ違った特徴がある。]
[一つ目は何か祷るように目を閉じる少女を。]
[二つ目は和服を着て儚げにほほ笑む少女を。]
[三つ目は頭の上にゴーグルをつけて笑う青年を。]
…………。
[しばらくその場から動かず、自分の作った人形を眺めていた。]
[ポツポツと減っていく館の中に佇んで、思案するよう口をつぐんでいた。
……けれど、ふと思いたったようにテーブルの方を向く]
あ、そういえば、色々あってせっかく持ってきてくれたパイ忘れてたや。
[言うのと、フェネのため息が聞こえるのは同時だ。
あれ、と彼女の方を向いた]
[ぎゅっとポラリスの手を握り返し、空いている片方の手で、帽子を深くかぶり直した。泣きそうなポラリスにつられて、自分も、泣いてしまいそうだったのが恥ずかしかったのだ。]
帰ろう。
[少し俯いて、でも繋いだ手は離さずに、真っ暗な道を歩いて行った**]
タクミ…タクミぃっ……
[すがるように。その服の裾をぎゅ、とつかむ。]
ぼく…ぼく……!!
[上手く言葉にならない。必死で、答えようとする。声に、涙が混じる。]
ぼくの…なかに。ひめさまのゆめが、ながれてくるの……くろいゆめ、が……!
最初はすこしだけだった、まだひめさまの意識のほうがつよかった、でも ひめさまがねむってから ぼく だんだん …
ぼく、ぼく、ぼくは……ぼくは……ぼくは、まがいものじゃ……ない……よ、ね……?ぼくは……にんげん、だよね……?だって、まがいもの、やっつけたい、こんなに、そう、ひめさまが言ってる、やっつけなきゃって、歪んだ笑顔のひめさまがぼくに…!!!
[しゃくりあげながら、やっとのことで、それだけ言うと、後はもう、言葉にならなかった。ただただ、泣きじゃくっていた。]
[>>16アルカとパチッと目が合うので、ばつが悪そうに]
それ、食べるんだったら、持って行ってくれないか?
結局誰も手を付けなかったからよ。
フェネちゃん、あのさ!
これ、ちょっと貰って行っていいかなー!
[食べるものも食べていなければ、頭も働かないわけである。
自分たちに、と持ってきてくれたものなのだから、きっとお願いは通るだろうと踏んだ。
パイの入ったバスケットを指差して、尋ねる]
なんか、普段あんまり使わない頭を使ってたら、お腹すいてきちゃって。
[我ながら言い分がアホっぽいと思うけれど、笑って続けた]
/*
色々となんかひょうげんがうまくいかぬ…
素村狂気表現むずかしい。
ていうか、どうしてこんな設定にしたんだ自分
(頭を抱える)
フェネちゃん、あのさ!
これ、ちょっと貰って行っても――
[食べるものも食べていなければ、頭も働かないわけである。
自分たちに、と持ってきてくれたものなのだから、きっとお願いは通るだろうと踏んだ。
パイの入ったバスケットを指差して、尋ねようと。
――した瞬間のフェネの言葉>>20に、思わず吹き出した。
相変わらず、このタイミングの悪さである。
いや、この場合いいのかも、とちょっと前向きに考える]
うん、有難う! そうするよ!
なんか、普段あんまり使わない頭を使ってたら、お腹すいてきちゃって!
[言いながら、テーブルの方へ歩み寄る。
バスケットを手にとって、ちょっとホクホク顔をした]
しっかりしろ…ヨーム…っ。
…っ!そうか、姫様が眠ったことで……。
ヨーム、お前は人間だよ…!
マガイモノなんじゃない!
だから、マガイモノをやっつけるんだよ…!
だから、だから……っ。
頑張れ…!
そいつに、負けるんじゃねぇ…!
[いつのまにかに、タクミも泣きながら。ヨームを強く抱きしめた。]
あ、これバスケットそのまま持ってって大丈夫?
何か中身を詰め替えたほうがいい?
[なんだったら、明日返すけれど。
続けようとして、思い出したのはフランツの事だった。
フェネへと視線を向けて、口をつぐむ]
……フェネちゃん。
僕が言うと全然頼りないかもしれないけれど、何かあったら言ってね。
相談には――、えぇっと、あんまりタメになる返事ができないと思うけど、フェネちゃんを笑わせるくらいならできるかも。
[昼間の食堂での、動揺した様子を思い出す。
バスケットを手にしたまま、フェネを見つめた]
(あぁ、僕バカだな。
――何を訊いてるんだろ。
いずれは、彼女の事も『眠らせ』てしまうつもりなのに)
[口走ってから、自嘲の念が込み上げる。
自分で自分を、虚しいと思った。
こうして親切な言葉を掛けても、結局は自ら裏切る結果となるのに]
跡取り ヨームは、ここまで読んだ。 ( B15 )
[マイペースに見えるアルカに、ちょっと笑みを浮かべ>>21>>25]
ああ、持って行っていいぞ。
明日返してくれるのならな。
[それだけ言うと、立ち上がり]
なんだ?
……はん、相談する事なんざ、何もねーよ。
何かあったとしても、それは誰かにするもんじゃねー。
悪いな。
[それだけ言うと、さっさと館を後にする]
[そういえば…と宿に向かう途中で立ち止まる]
…飯食いに行かねぇとな。
[方向を変え、食堂へ向かう。今度は一人でゆっくり食事を取り、腹を満たしたら宿へと戻り休むだろう]**
ああ、そうだな……。
一緒にやっつけよう…。
[いつの間にか、小さな寝息をたてて眠ってしまったヨームを見て。
その涙の痕を優しく拭いて、頭を撫でる。]
俺がついてる。だから……。
頑張れ、だけじゃない。
俺も、頑張るよ。
[丁寧にヨームを背負い直し、タクミはヨームの屋敷に送り届けた。**]
わかった、それじゃあこのまま借りていくよー!
[バスケット、絶対返しに行くからねと続ける。
続けてから、うっかり忘れないように気を付けようと思った。
我ながらうっかり多くて、ちょっと不安になったのである。
そうして、続くフェネの言葉>>27に目を瞬かせた。
スタスタと去っていく姿をぽかんと見つめ――、ややおいてから、肩を震わせ笑い出す]
――なんか、フェネちゃんらしいや。
[女性に言っていいのか迷うけれど、格好いい。
こわばっていた肩の力が抜ける。気負った自分がバカみたいに思えた。
虚勢か、それとも本心かなんてわからないけれど。
それでも、一人で立つ彼女を尊いと思った]
じゃあ、また明日ねー!
[彼女の危うい立場なんて気づかないフリをして、手を振って見送る。
やがて、その姿が完全に見えなくなってから、自分も帰路につくのである]**
さて、一つ問題があるんだが……。
ヨームが人間の可能性も微レ存。
マガイモノのような意思を眠り姫から電波してるだけ、という。
その場合は俺が最後までヨームを信じ続ければグッドだよな。
でもって本当にマガイモノなら、フラグ通りに封じて『マガイモノをやっつける』だよな。
まずいな。
まだ推理が終わっちゃいねぇ……。
人狼CO的なものに近い気はしたんだけど、この場合は違う可能性が見えてきた。
/*人間としてもまがいものとしても、なんかフェネちゃんに救われる……ッ!
それにしても、アークさんは虚勢と取ったのに、「フェネちゃんカッケー!」って思うアルカよ……。*/
ただ、ヒューゴさんが眠ったのは……。
まもりびと狙いじゃない気がするな。
話の筋的に、ガチにやってるけど俺を疑いそうだとかで面倒くさいからと言う理由で眠らされたんじゃないかって気がする。
―村はずれ―
[村はずれにある一本の木。
そこまで歩いてくると、木に抱きつき、耳を澄ます。
ストレスがたまると、いつもこっそりとここでこうしている]
これでいいんだよな?
…これで……。
そんなことは誰にも解らないか。
あたしが弱気になったらダメなんだ。
例え誰を眠らせて、誰が眠らされても。
くぅ……人間なんてどうとでもなればいいと思うのに、なんだこれは。
まるで母さんを殺した奴らと一緒じゃないか。
[あの日の事を思い出し、奥歯を強く噛みしめる。
ぎりっと音がすると、緩めて]
ああ、一緒だというなら、それでいい。
何物にも惑わされるず、さばいてやるよ。
[目を閉じ、木の音に耳を方けむ、気が済んだら戻っていくだろう]**
悩んできた。
ヨームは人間の可能性があるな……。
いやマジで。
俺に疑われた方が美味しいと考えて、演出をしたと言う可能性を考えると……。
こりゃ見抜いてもらうのはアリか。
しかしまだリーリさんを正気に戻したりしないとな……。
あの人、人間でもマガイモノでもバッド路線突っ走ってるから。
出来る限りハッピーエンドにしねぇと。
[――深夜。
耳に痛いほどの静寂と、闇の満ちた室内に佇んで、緩く唇を歪めた。
視線を落とせば、今晩の『獲物』の姿が目に入る]
ヒューゴさん、ごめんね。
なんだか色々あったけれど、僕、今日は思ったよりあなたのこと苦手じゃないかもと思ったんだ。
それは本当。もうちょっと、色々お話してみたかったかも。
――でも、あなたは邪魔だから。
[眠る彼の耳には届くまいが、ひっそりと嘯く。
そうしてから、手を伸ばした。彼の目元を覆う]
――お休み、良い夢を。
[口にするのは、祈りではなく呪い。
かざした手のひらから、彼へと<力>を注ぐ]
それにしても。
リーリさんイベントをハッピーに終了させるには、これどうしたら良いのかな。
俺にはヨームがいるから、下手げに恋愛的イベント起こせないし。
クラット辺りなんとかしてくれよ……。
あれ純愛ぱわぁじゃないと解けねーから。
ちょっと嗾けてみるか……。
[ややおいて、冷たくなった彼を見下ろし、双眸を細めた]
未熟な僕に堕とされて、苦しい思いをしなければいいけれどね。
フランツにもどうか宜しく。
[意地悪く囁いて、手のひらをはずした。
――それと同時に、こみ上げた強烈なめまいに膝を崩す]
あぁ、本当に僕ってば未熟だな。嫌になるよ。
[床の上に手を付き、なんとか倒れるのをまぬがれた格好で、悪態を吐いた。
連続して<力>を使用した反動だ。忌々しいことこの上ない。
は、と息を吐いて、首を振った。
こんな現場、誰かに見られたら、今日夢の社に送られるのは間違いなく自分である。
気力を奮い立たせて立ち上がると、ヒューゴへと背を向けた]
それじゃあ、さよなら。
[形ばかりの挨拶を投げて、この場から立ち去るべく歩き出す――]
/*フランツさんの時に、発見現場の描写食い違ったらどうしようって思ってフランツさん発見待ちしてたらタイミング逃したので、ヒューゴさんはきちんと眠らせとく。*/
/*アルカが相手を眠らせるときにかかる制限は、相手の目元に手をかざす(触れる)事。
もともと寝てる相手ならいいけれど、起きてる相手にやるとものっそい消耗する。(ただし、できないことはない)
そうじゃなくても、人を眠らせるのに不慣れなので、力を使った後は若干体調崩す。
ちなみに、まがいものの力を使う練習は多分小動物とかでやってた。
対象の大きさによって、その後の疲労の度合いが違う。
……と、いう無駄設定を練る。*/
んー、ヨームの昨日の視点漏れのは普通にトーマさんとヨーム、ってことでいいのかな。
ちょっと判定次第でここを解釈しよう。
/*
さて。今夜も元気に独り言。
マリーベルの判定をどっちにするか。ここ。
そろそろトーマにまがいもの判定が出るかもしれない。
みぬくもの二人で票割れ。可能性としてはそのままトーマを社に入れる流れになるか、俺が入ることになるか。
/*
トーマに二人とも(というかアラザンさんが)人間判定を出したら、マリーベルはまがいもの判定かな。
割れたら、人間にしておいたほうがいいのかなぁ?
これでトーマまで社に入れられたらポラリスは気を保てるのだろうか……。ポラリスの悲しい描写を見るたびに心が痛む……。罪悪感が酷い……。
[しばらく人形を見ていたが、]
帰って……夢、見ないと。
[ふらっと立ち上がると、誰もいなくなった館を後にした。]
明日もし起きられたら……何をしよう。
[答えを出せないまま、家路を急ぐ。]**
[―回想・社の前―]
…ここですか。
[マリーベルが社の扉の向こうへ消えたのを見計らうように、社の前へと姿を現した]
…。[知らず、社を見上げて目を細める。
昨日はチエコが、そして今日はマリーベルが、この社の扉の向こうの深い眠りに封じられていった。
必要なことと割り切ってはいるが、それでも決して気持ちの良いものではない]
――マリーベルさんに関しては、私が手を下したも同然ですしね。
[肩をすくめて一人ごちる。
彼女が館を去った時の、あの苦渋が滲んだ声音を忘れることはできない]
[…あの時の選択が間違いだったとは思わない。
ゆめよみびと二人のうち、どちらかは人ならざるものであることは確かだし、みぬくもの二人がまだまがいものを見つけていない以上、よりリスクの低い選択をするしかなかったのだから]
…あのお嬢さんに余計な恨みを買わせるのも嫌でしたしね。
[ふ、と、村のまとめ役である金の髪の女性を思い出す。
目いっぱい強がってはいるが、彼女とて村人を封じるのは辛いのだろう。
昨日、食堂でフランツが襲われたことを告げたときの彼女の動揺は心底からのものだった。
大切な「相方」を失った、その痛みは計り知れない。
だが、彼を失った以上、彼女はこれから先、村のために「決断」をし続けなくてはいけない。
その中には、誰かの恨みを買う提案も決断もあるだろう。
…その背にかかるものを少しでも肩代わりしたいと思うのは]
…完全に余計なことでしょうねぇ。
彼女がすごく冷ややかに怒る姿が目に浮かびますよ。
[苦笑いすると、社の扉の前に歩みをすすめ]
…これですか。[社の扉に挟まる、一枚の紙を取り出した]
[四つ折にされたそれを開き]
…ありがとう。貴女の意見、参考にさせてもらいますね。
[扉の向こうに消えていったマリーベルに小さく礼を言った後、社の前を立ち去った]
……ここ、は?
[鈍く痛む頭をふりながら身体を起こす。
暗がりのなか、ぼんやりとして見えたあたりの様子も目がなれてくるに連れて次第にはっきりとしてきた]
館の中、か…?
[あのあと、自分は確かに診療所に戻りそしてーー]
……っ。
[そこまで思い出して急に激しい頭痛に襲われる]
[ああ、そうか。]
…くそっ、やられたか。
[自分はあいつらに、まがいものに襲われたのだと、痛みに歪む視界の中でそう理解した**]
[ひどくぼんやりしている。
きっと、感覚がマヒしてるんだ。
こんなに平気で村のみんなを帰らぬ人にしてるんだから。
これじゃ、まがいものもにんげんも同じようなものじゃないか、
それでも、それでもまがいものは許してくれない]
[...はいつまでも館の入り口で呆然としていた]
[起きると寝汗がひどかった。昨晩見た夢が原因であることは判っている。]
マリーベル……どうして……。
[暫くぼんやりしていたが、ベッドからシーツをひっぺがすと川へ洗濯に行った。]
ぼけらった。
あれか。ヨームがいないところでのトーマ発言への反応だったから、PC視点漏れってことか。
やっぱ眠い時は俺の思考力落ちてるな。
危ない危ない。
ただ、思った。
フランツさんとヒューゴさんが眠った理由はたぶん、ガチ寄りだったから……で合ってるんじゃないかなと。
―朝・自室―
[目が覚めると、どこか不思議な気持であった]
目が覚めるとはな。
あたしじゃないと言ったら、誰だ?
[ゆめみびとか?それともみぬくもののどちらかか?
それだと手間がなどと思う自分にふっと笑い、起き上がると身支度を整えて、下に降りていく]
――朝。夢に見たのは、父のこと。
ん……。
[起きてしばらく惚けながら、現状を思い出す。まだ眠ってない。そしてまだ終わってない。
川へ行って体を洗い、替えの服に着替えて昨日の服を洗う。
父さんは小さなタクミにもいつも言っていた、身だしなみはきちんとしろ、女の子には優しくしろ……と。その一つ一つの記憶と言葉が、父さんからの形見だった。]
良し。……お腹空いたけど、後でで良いか。
診療所に行こう。
[昨日見た、リーリさんの主の件。
ヒューゴさんが村に来たのは3年前だから、検死には携わっていなかったかもしれない。
噂に流れる程度でしかなかったことを、きちんと確かめてもらうこと。
それと、リーリさんとヨームの為に精神安定剤について聴こうと思っていた。]
[診療所は村はずれにあり、タクミの住処からは村に行くよりも近かった。
庭に咲いた黄色い花がとても綺麗だった。
この辺では見たことがない。きっとヒューゴさんが埋めたものなのだろうと思う。天窓が開いているので、入れ違いにはならなかったな、とほっとする。]
ごめんください。
[とん、とん。とノックをするが、何も返事がない。診療所はまだ休診中の掛札が降りている。
しかし先ほど外から見た限りでは窓が開いていたので、恐らく中にいるのだと思っていた。ヒューゴさんが閉め忘れて出かけるというのは少し想像出来なかった。]
寝てる、のかな…?
いや、でも。
[ドアは鍵がかかっていなかった。少し嫌な予感がして、中に入ってみると。]
ヒューゴ……さん?これ、は…。
もしかして『眠って』いる、のか……。
[はぁ、とため息をついた。昨日の主さんの遺体を見た時よりはショックが大きくなかった。それでも一応本当に寝ているのかもしれないと思い、ヒューゴさんを揺さぶってみる。]
ヒューゴさん、ヒューゴさん……っ。
……やっぱり、これは…。
[と何の反応もないことに肩を落とす。
そこへ診療所に誰かが訪ねてきたようで。]
あ……すみません、実はヒューゴさんが…。
[相手は何か事情を察していたらしい。ヒューゴさんの知人だという。>>1:251]
やっぱり……ヒューゴさんは、『眠って』…?そう、ですか……。
[恐らくこの人も医術の心得があったのだろう。君は何者か、と問われ。]
あ…俺は、微睡みの館に呼ばれた中の……。
[と言うと相手は察してくれたらしい。何かほかに用事があったのかと聞かれると。]
……いえ……何でも、ありません。
すみません…ヒューゴさんのこと、お願いします……。
……はぁ。ヒューゴさんが『眠らされて』しまった、か…。とりあえず、このことをフェネさんに伝えないと。
それに……。
[診療所の庭に置かれた黄色い花の植木を見ながら考える。流石に無関係な人に詳しい事情を言えなかったし、自分が使うわけでもない薬についても聴けなかった。]
あの様子じゃリーリさんも……何だか、まずそうだし。
ヨームには俺がついてる。
でも、リーリさんには……。
……うん、やっぱり探してみよう。**
しまった!
天窓が開いている、と描写したが採光が主な目的である天窓は普通は開かない!
いや開閉式の天窓という可能性も……。
ヒューゴさん、勝手にビフォーアフターしてごめんな!
―少し遅い朝・自室―
[目が覚めると、見慣れた天井。
また、眠ってしまっていたらしい。
自分のこの性質にはため息が出る。それでも、眠りにはあらがえない。]
……きょうは、なにが、おきたのかな……
[自分が『眠らされて』いないことには疑問を持たない。寧ろ…自分が本当はまがいものでは、という不安を持ってさえいたのだから。
…昨夜のことを思い出して、少し頬が熱くなるのを感じる。
小物入れから、昨日は着けていなかった茨の銀飾りを取り出し、身に着ける。]
……まもってね。
[祈るように呟いて、飾りを撫でた。]
やっぱりヨームは、人間なのかな。
マガイモノになりかけてる人間……という線が考えられる。
やっべぇ、分からなくなってきた。
タクミはヨームを信じているけど、中の人はどうタクミを動かせばいいのか分かってないというキャラが勝手に動く現象で動かしそう。
[今日は、どうしよう。
館に直ぐ向かう気分にはなれなかった。
心が揺らぐのだ。あの場所にいると。
感情が大きく振れて、妙な万能感に取り憑かれる。
最初こそそれを楽しんでいたが、段々、砂が口の中に残るような気持ち悪さを感じるようになった。]
………そうだ。
[ポラリスの所に行こう。
そう、思いついたのは、昨日交わしたいくつかの言葉のおかげかもしれなかった。
まだ、彼女が本物のみぬくものと決まった訳ではないが。それでも彼女を信じたい、そんな気持ちになっていたのだ。
ヨームは珍しく、家の者にどこに行くかを伝えて、小走りにポラリスの家へと向かった。
その途中で誰かに出会っただろうか。
いずれにせよ、暫くの後、ポラリスの家の扉を小さい手が叩いただろう。]**
─ 朝・自宅 ─
[トーマと別れ、そのトーマを見抜く夢へと沈む。
移ろう夢の奥底に、眠りについた人らの意識は触れようか?
伸ばす指先は空を切り、けれど確実にひとつの面影を描きだす]
……あなたも…、
[薄闇の中、ぱちりと紫がかった瞳が開かれた。
安堵にも絶望にも似た吐息が唇を滑り出す]
違うのね……。
[何を期待していたのだろう。
優しい彼が、フランツの眠りを共に悲しんだ彼が、
まがいものであれば良かったとでもいうのだろうか。
───違う。と心の声のすぐ後ろに、
また見つけられなかったと己を責める声が響いてくる]
[黙って起きだして、のろのろと支度を整えた。
パンの焼ける香ばしい香りはない。
あたたかなお湯の沸く気配もない。
空腹が辛いとも思わなかった。
ただ常のように衣服だけを機械的に整える]
ああ…。…チヱコさん。
[一冊の本に目が留まった。
今度彼女に貸すと約束をしていた本だった。
小さな子どもたちに教えるのを手伝って貰う傍ら言葉を交わし、
手持ちの本を貸しては少しずつ教えていた生徒だった。
結局約束は果たされぬまま、彼女は夢の社に行ったきり]
―朝 屋敷の中―
[ご飯を作る必要のなくなった、朝。作り置く必要もない。
ただ早くに目を覚まして――それだけ。
ぎゅっと唇を噛んで、シーツがくしゃくしゃになったベッドを直そうともせず立ち上がり、屋敷の外に出た。]
……あぁ、もう、早く…。
早く閉じ込めなきゃいけないのに、まがいもの…
[ふらふらと覚束ない足取りで村に向かっていく。
早く、それだけを考えながら。]
怖い夢でも、みた?
[この子はどちら側だろう。
見知らぬまがいものなのか、
ただ知らないところを秘めただけのひとなのか。
不安を心の底に押し込めて、どこか辛そうにも見える教え子に、そっと声をかけた**]
―食堂―
[いつものように仕事をする。
だけど、誰が眠らされたかそれを考えれば気持ちは浮つき、小さなミスをおかしては、叱られている。
自分から探しに行けばいいのだと思うが、誰がどこに住んでいるのは全く知らない。
その為に、自分が動くより、きっとまたそう思い、館に行く前は、仕事をそのまま続けているのである]
/*
しかし…ヒューゴではないですけど悔しいですねぇ…。
最近死亡率が極端に高くて地味に凹みます。
つい先日は初の素村襲撃くらいましたしね(苦笑)
*/
[川でシーツを洗い、ついでに体の汗を流す]
[森からは相変わらず獣の気配がしない。]
昨日はフランツが眠らされたんだよな。
きずなびと……。
トロイメライ、いくか。腹も減ったしな。
[幸い、ポラリスの扉を直した報酬が少しある。]
――食堂。
こんにちは、フェネさん。
……ええと、サンドイッチを持ち帰りで。
[と言ってスッとメモを差し出した。ここであまり喋るのはフェネさんにとっても恐らく迷惑だろうと用意してきたのだ。]
・ヒューゴさんが『眠らされて』いた。
・診療所はヒューゴさんの知人の人に任せてきた。その人に診てもらった。
[と言う簡潔な内容。何と言えば良いのか分からず、そのメモを読むフェネさんをじっと見た。]
―朝・微睡の館―
[あのまますっかり寝てしまったようだ。体の節々が痛い。
するとぐぅ、と腹の虫が鳴く]
お腹すいたなぁ。
[ポケットからお菓子を取り出す。
アラザンさんが作ってくれたスティック菓子だ。
しばらくはそれを齧っていることにした]
そう。なら良かった。
[彼女の悪夢を追った者が居たことは知らず、
けれど、首が緩く横に振られるには微かに笑んだ。
真っ直ぐに向けられる目。
その視線を正面から受け止めて、こく。と頷く]
……分かったわ。
先生も、ヨームとお話をしたかったから。
あなたをもっと知りたいって…そう思ったから。
来てくれて嬉しいわ。
どうぞ。…お茶でも淹れるわね。
[火の気のない家内へと、ドアを開いて招き入れる。
それでもお茶の湯を沸かし始めれば、少し日常の匂いがした]
[やがてお湯が沸けば、お茶を淹れてテーブルに置く。
戸棚から出してきたのは、おとついのクッキーの残りを少し]
はい、どうぞ。
先生ね、今回のことで…ヨームの知らない面を見て、
びっくりしちゃったわ。まるで知らない人みたいで。
でも、そんなものかも知れないわね。
誰でも知らない部分を隠し持っているものだもの。
だから、それはいいわ。
貴方は貴方のままでいたらいい。
…ヨーム。貴方は何を恐れているの?
私に何が聞きたいの…?
[紅茶の湯気を挟んで首を*傾げた*]
[扉の開く音に振り替える>>51]
い、いらっしゃいませ。
[自分を名指しなので、どうしたのかと思い近づく]
サ、サンドイッチ、ですね?
少々お待ちください。
[頭を下げた瞬間に差し出されるメモを受け取り、お盆に隠してそのメモを見る。
思わず、ほぅっと瞳を細めてしまうが、すぐに何もなかったように、離れていく。
しばらくして、布に包んだサンドイッチを持って戻ってきて、差し出すと同時に小さな声で]
ありがとな。
この事は、館に集まるまで、誰にも言わないでくれ。
[それだけ言うと、いつも?の用に戻し]
お、お待たせ、しました。
…うん、分かった。
サンドイッチありがとう。
[代金を払い、サンドイッチの包みを受け取りながら]
……その、いつも色々と背負ってもらってごめん。
[と小さく呟き、食堂トロイ・メライを後にした。**]
ちわーっと、タクミも来てたのか。
[トロイメライのドアを開くと、中でフェネと話す少年が目にはいった]
魚と野菜のパイを頼む。タクミはなんか食ったのか?
[言いながら近くの席につく。フェネとタクミの無事を確認し内心ほっとする。]
[アラザンから貰ったお菓子を食べきり、
空腹につられるように歩みは食堂へと続く]
こん、にちはー。
[目の前には頼もしいベンの姿。
ベンさん、ゆめよみびとのベンさん。
どっちにせよ、ベンさんはベンさんで、やっぱりベンさんだった
そのまま黙って食堂の端の席にかける]
あ、ベンさん。こんにちは。
ううん、俺はサンドイッチ。
少し急いでるから、歩きながら食べようと思ってさ。リーリさん見なかった?
昨日はやっぱり館に帰った、のかな。
[と言うと、後からクラットが入ってくるのも見えた。]
よう、クラット。
[と軽く手をあげて挨拶をしておく。]
>>57
あ、ありがとう、ございます。
[気遣う言葉に、いいえと首を振り見送ろうとする
が、扉の空く音が先に響くので、そちらに視線を向け>>58]
い、いらっしゃいませ。
[かしこまりましたと言うと同時にさらに扉の空く音がする>>59]
い、いらっしゃいませ。
[移動するのを見てから近づき]
ちゅ、注文は、お決まりでしょうか?
[その足で幽霊屋敷の方に向かう。
リーリさんがどこにいるかは分からないが、昨日の解散前後にちらりと見た様子では、また館に戻るのではないかと考えていた。]
あ……やっぱり、いた。
リーリさん……。その、こんにちは。
[覚束ない足取りで、歩いている姿が見えた。**]
リーリ? いや見てないけど……[昨日の彼女の様子を思い出す。]
確かに心配だが……何か知って……
[そこにクラットが来る。また一人無事を確認する。]
お、クラットもこっちこいよ。
そっか……うん、ちょっと、ね。
ごめんね、それじゃ。
[と言ってベンさんに頭を下げて、幽霊屋敷の方に向かった。
リーリさんがどこにいるかは分からないが、昨日の解散前後にちらりと見た様子では、また館に戻るのではないかと考えていた。]
あ……、いた。
リーリさん……。その、こんにちは。
[覚束ない足取りで、村の方に歩いている姿が見えた。**]
[タクミに挨拶をされ>>63、足を止めて微笑む。]
こんにちは、タクミ様。
ご無事だったんですね、とても嬉しいですわ。
[ニコニコと微笑んだまま、その表情は崩さない。
そして、タクミが「いた」と言ったのを思い出し]
そういえば、何かご用でも?
[また朝を迎える。今日は少し遅い起床だ]
…俺ではない、か。
[また眠らされていないことを確認すると。空腹を感じる。いつものように身支度をして食堂へと向かった]
………。とりあえず今日も起きてるか。
[いつものように寝室で起き上がり、眠らされていない事を確認する。
かるく顔を洗い、キセルをくわえる]
‥‥‥さて。トーマだったか。
………。……ふぅん…?アイツが。
[黒い煙が上り、部屋の天井に広がって消えていった]
―昨日は、マリーベルちゃんだったか…。
…そうだ。
[昨日夢の社に閉じ込められる事になった学者のことを想い、菓子を作る準備を始める。
それで代わりになるとは思っていないが、菓子を作っている間は心が落ち着くのだった]
タクミー、おっすー。
[軽く手を挙げて返すと、ベンの方に近づき隣の席にかけた]
あっ、タクミもう行っちゃうの? んじゃね。
[ひとりひとり、順番に「生きてる」人を数えていく。
誰が、襲われた?]
/*
黒出しきた?!
マリー白っぽいし、アラザンまがいものかな。
アルカ辺りが怪しいんじゃないかと思ってる私。
霊能吊られたからトーマ吊はないかなーとか。
うん……。そう、だね。
昨日のことがあったから、気になってさ。
リーリさんは、もう何か……食べた?
俺、サンドイッチ買ってきたんだ。
一緒に食べない?
[と言って、トロイメライで受け取った包みを解いていった。]
「食べた?」の間にある行間は、小手調べ。
実はPL視点ではマガイビトはもう分からないのだけれど、タクミはリーリさんをマガイビトではないかと疑い出した。
キャラが勝手に動いてくれるって楽だね。
…昨日?あぁ、主様のこと……ですか。
[タクミの言葉にそう言うと、俯き。
サンドイッチの包みを解いていくのを見れば、お腹が小さく鳴った。
そういえば、食べていない。]
……いいんですか?
このサンドイッチも伏線でね。
「食べなきゃ死んじゃうんだ。」
ってことと、リーリさんが主さんが死亡してから村に来るまでのタイムラグ。これが時間の幅が大きすぎる。
このことを問おうとしてる。
よし、こんなもんか。
まあ作ってみたかっただけだけど…。みんな食べてくれるかな。
[林檎飴、苺のジャムで作った小さなゼリー、クッキー、柘榴のシロップで作ったグミ、色々な果汁で作った飴などを袋に入れ、店を後にする。]
……ん、まだ時間あるな。少しここで時間つぶすかね。
[館に向かう前に、広場にある時計に目をとめると、館が開くにはまだ早い時間だった。
噴水の側に腰掛け、時を待つ。
誰かが話かけてくるなら、応対しただろう]
……ねえ、リーリさん。
人間は……食べなきゃ、死んじゃうんだ。
ずっと気になってたことがあった。主さんの死体は、数年前に死んだ時のものだった。
リーリさんが村に来た頃には村の様相がすっかり変わっていて……。
俺とヨームは、案内を頼まれたよね。
…その間、さ。
……リーリさん、何を食べてきたんだい?
あの……。
『幽霊屋敷』で、どうやって生きてきた?
村の噂のことを知らずにいたのはどうして?
[食堂の扉を開け中へ入る]
……。
[見知った顔を見つけるが、そちらへは気づかなかったフリをして、案内された空いているテーブルへと座る]
うん、どうぞ。
[と言ってサンドイッチを渡した。]
ん、座ろうか。
[ちょうど、近くに寂びれたベンチがあったのでそこにサンドイッチの包みを置き、タクミは座って一つ食べ始めた。]
…ねえ、リーリさん。
ちょっと気になってたことがあるんだ。
俺とヨームにさ、案内を頼んだよね。
…その前は、さ。
どうやって食べてきたんだい?
あ、ありがとう……ございます。
[サンドイッチを受け取ると、同じようにベンチに座り一口頬張った。
そして投げられる問い掛けには]
食料の備蓄庫があるんです。
そこの食料と、主様からお預かりしていたお金で…。
あ、あの…。
[クラットにもう一度、声をかけてみるが、考え事をしているようなので、そっと傍を離れると扉の開く音>>71が聞こえるので]
い、いらっしゃい、ませ。
[声をかけてから、まずは厨房に注文を通し、しばらくして、ベンのところに注文の品を届け、それからアークの方に行き]
ご、ご注文は、お決まりでしょうか?
[…あ、やばい。
思わず彼女を置いてきてしまったけれど、一人にするのもマズくないか?と思い直したようで。]
……ごめーんチヱコ。置いていきそうになっちゃった。
[へらり、と情けなく笑うと、館の人間は既に解散しているようで]
……ベル以外、誰もこっちに来なきゃいいけれど。
[ポツリと呟いた。]
…そっか。
[と言って、実際にあるかどうかも確かめてもないことながら、少しほっとする。]
ん、美味しいね。
流石トロイメライだなぁ。
……。
あー。うん。何て言うか、ごめん…。
リーリさんの様子がおかしかったけど……。
俺のせいだ、って思ってさ。
リーリさん……ごめん。
[席に座るとフェネが注文を聞きにやってくる。どうやら彼女も無事だったようだ]
…昨日と同じ。トーストとミルクを。
[特に交わす会話もなく、簡潔に注文を済ませる]
眠らされて……か。
ううん…。
リーリさん、それじゃ……駄目だよ。
この黒い夢を解決しても、リーリさんがそれじゃ……きっと、そのまま壊れてしまう。
リーリさん……。
どこかで前を向かなきゃいけないんだ。
そして、生きなきゃ……。
[じっとリーリさんの眼を見つめながら、言う。]
……主さんは、眠ってるんじゃ、ないよ。
[注文を聞き>>76、頭を下げる]
しょ、少々、お待ちください。
[そこに>>77が聞こえるので]
は、はい。
少々、お待ちください。
[二つの注文を聞くと、厨房に通す。
しばらくして、出来上がったものをそれぞれのテーブルに運んで、自分の仕事に戻りながら、昨日と良い、今日と良い、眠らされたものを気にしているのかと思っている]
タクミは強い人間だ。色んな人から愛されて、託されて、浮浪児でも真っ当に生きてる。
……けど、リーリさんは主さんしか知らなかった。
その支えを失ったリーリさんは、弱い。
この差を、タクミは理解してない。
だから、こうも傲慢なことをしてしまう。
[眠っていない。生きなければいけない。
そうタクミに言われると、ぴくりと肩を跳ねさせ]
…眠ってる、そうに決まってますわ。
だって……だって!そうじゃなきゃ、私の生きる意味は……存在意義は、消えちゃう…。
[主を失った自分はどうすればいいのか。
生きる希望も目的も一気に消えてしまう。
最後は泣きながらそう言った]
きっとタクミでは、どうしようもないんじゃないかな。そんな風にPLは思う。
PC視点では、あくまでも説得できると信じてる大甘だけれど。
13歳の少年だから、出来る。
リーリ、さん……。
ううん、生きる意味なんて……。
そんなの無くたって、生きて欲しいって、思われてるんだ。
……優しくしてくれたんだろ?
笑ってくれたんだろ?
楽しかったんだろ…?
リーリさんが、そこまで主さんを想っているなら……。きっと主さんも、リーリさんのことを大切に想っていたと思う。
…生きて欲しいって。
生きる意味は、目的は……今は、マガイビトをやっつける為に……くらいかもしれない。
でも、それだけを目的に生きるのは……辛いよ。きっと、終わったら壊れてしまう…。
もっと……楽しいことも、嬉しいことも、沢山あるんだ。
生きていけば……きっと、生きた意味は見つかるよ。生きてさえいれば…。
だから……眼を、背けないで。
生きようって、思って欲しいんだ……。
俺…さ。
父さんも母さんも死んでしまったけれど。
その時は、とても悲しかったし……辛かった。
でも。
今は、生きたいって思うし、たまに楽しいこともちゃんとある。そういう日常だった。
その日常を取り戻す気で、いるけれど……。その時には、リーリさんにも……ちゃんと、笑っていて欲しいよ。
いつもみたいに仮面みたいなんじゃなくて、さ。
[いっこうに身の入らない仕事に嫌気が差しながら、道を歩く。鞄に手を入れると、手紙を一枚出して宛名を読む。ーーそれは、今は深く眠っている友人の名前だった。]
(これを届けても、読まれることはないのだろうけれど)
[そう思って、手紙を鞄にしまった。
仕事はこなさなくては、と村を歩き回っていた途中、広場に差し掛かると、アラザン>>70が、噴水の前に座っているのが見えた。]
あれは、みぬくものの……
[青年は、アラザンに近づくと、声を掛けた。]
やあ。君は、ここでなにをしてるんだい。
僕は仕事……そろそろ休憩なんだ。よかったら、すこしお話でも。
[面と向かって話すことは初めてだったろうが、もう4日も館で顔を合わせている分、話しかける気になったようだ。]
わら、う……。
……生きる…。
[タクミの言葉は、一つ一つが胸に染み込むように優しく溶け込んでいく。
認めたくなくて、眠らされていたと思い込んだ。
浮かべた笑みはいつも仮面のものを張り付けたもの。]
……情けない、ですわ。
タクミ様の方が、ずっとずっと大人ですのね……。
……俺はまだ、子供だよ。
でも、みんなが教えてくれたんだ。
父さんのことをまだ憶えてる。
母さんは、死ぬ間際まで俺に生きて欲しいって、願ってくれて……さ。
この村の人達にも、色んなことを教えてもらった。
一人きりじゃ、きっと俺はもうここにいない。
誰かが手を差し伸べてくれたから。
……でも、きっと。誰も手を差し伸べてくれなかったら、俺だって壊れてたと思う…。
……その、ごめんね。
泣かせちゃった……。
……うん。ぼくもね。ぼくも、しらなかった。
ぼくがあんなこといえるなんて、しゃべれるなんて、おもわなかった。
しらない、ぶぶん……
きっと。じぶんでも、そうなんだ…
[そして、投げかけられた問いには]
…ぼくがこわいのは、くろいゆめ。…ほんとうには、くろいゆめをみているねむりひめさま。
ぼくは…なにをききたいんだろう。ぼく…ぼくが、まがいものじゃないって、せんせいにおしえてほしいのかもしれない。
[最後の所は少し躊躇いがちに。言った。]**
[若い男子がサラダだけかよ……とは口には出さず。カランカランという来客を告げるベルに首を回す。]
……ん、今這入ってきたの、アークだよな?
[アークも無事か、と頭の中で確認する。今日まだ会っていないのはあと……7人。]
……クラット、ここに来るまで誰かにあったか?
ああ、林檎飴だよ。
館のみんなに差し入れするつもりだけど一つくらいならあげるね。疲れた時には甘いもの、と言うし。
[そう言って青年に林檎飴を差し出す。
青年が隣に座る>>92と、何か言いたげな様子だったが、なかなか言葉が紡がれない。
ひとまず先に口火を切る]
……トーマはどう思う?
何でこんな状況になったんだろうと。まがいものって、何なんだろう…。
私ら人間を眠らしてどういうつもりなんだろう。
……いやごめん。ちょっと不安になってね。
[そう尋ねたがら、みぬかれる対象に選ばれた相手ゆえに、それについて聞きたいのかもしれないが渋っているのかと考える。
ひとまず緊張をほぐそうと、先に質問を投げかけた]
ごめんね、ヨーム。
本当は違うよって言ってあげたいのに。
問題の答えを教えるように、貴方に言ってあげたいのに。
今はまだ、私には言えないの。
どうして一日に一人だけなのかしらね?
全員見抜けるなら、みーんな整列させて先生調べてしまうのに!
[言葉の最後、冗談めかしてくすりと笑う。
そうして少しの間、お茶のカップを手元に揺らした]
[差し出された林檎飴を、受け取る。口に入れると、ほんのり甘い。]
わあ……おいしい。これも、アラザンが作ってるの?
器用だなあ。
[今自分たちの村に起こっている悲劇についてまがいものとは何なんだろう>>93と聞かれれば]
考えた事もなかったな。そんなこと。
僕は、普通に仕事してたまに友人と会って、……そうやっていることが、とても居心地よかったんだ。もう後悔しても遅いけどさ。
[足下に視線を落とすと、砂利を蹴る。そのまま続けて]
"まがいもの"に意図はないのかもしれないね。いや、そう信じたいだけなのかもしれないんだけど。きっと、何か悪いものに取り憑かれてしまっただけ……ってさ。
アラザンは、どう思ってるの?
[そう言うと、探るようなまなざしでアラザンの目をじっと見た。]
げほ、げほ。
とか思わずタクミを咽させようかと思った。
不意打ち……まさに不意打ち…!
ヨームにというよりは、主にタクミに対する不意打ち…!
リーリさんについてどうオチを付けようか悩んでる時に裏では乙女会話を進行させるという…!ポラリス先生、何て恐ろしい…!
ははは、器用っていうか…それが生業だからやってないと落ち着かないぐらいでね。
トーマだって郵便屋として村を走り回ってるの、すごいと思うな。それぞれ得意なことって違うもの。
[自分の問いへの答えが返る>>97と]
意図、か…。
わざわざ人間の中にこそこそと隠れてるのは何でなんだろうね。まがいものも怖かったりするのかな?存在がなくなることが。
それで人間を眠らして、自分らが取って代わる…なんて怖いことも考えてしまうけど。
それともやっぱり単純に人間に悪さをしたいだけなのか…病気みたいなものなのか…。
ううん…考えてみても結論が出ない…。
もしまがいものが何処かにいたら尋ねてみたいぐらいだよ…。
[そう返答しながら、頭をぐしゃぐしゃと掻いた]
[アラザンに自分の仕事を褒められる>>98と、少し照れくさそうにじっと見ていた視線をそらした。]
まあ……僕にはそれくらいしかできないっていうかね、褒められるとちょっと照れくさいや。
[ははっと笑うと、アラザンの話にじっと耳を傾ける。]
病気みたいなもの、ね……。僕も、悪意の無いただ"そうなってしまったから""そう"してるんだと、思いたいんだ。
思いたいだけ、なんだけど。
同じご飯を食べた人たちが、フランツや、ヒューゴさんを襲ったなんて、僕には信じられない。僕が望む事はひとつだけーー、日常を取り戻すこと、だよ。
で、僕が聞きたかったこと、きいてもいいかな。
[ひと呼吸置くと、決意を固め、切り出す。]
昨晩、君は僕に力を使ったはずだ。結果を、教えてくれない。
[挑むような目で、アラザンを見る。口に入れたまま解けていくだけの林檎飴がひたすら甘く、感じられた。]
[――微睡みの館――]
[特に何をするでもなく、昨日まで自分が座っていた椅子にぼんやりと腰をおろしていた。
時折、立ち上がって部屋の中を歩いて回ったり、黒板の文字に触れようとしては、その手が黒板をすり抜けてしまうのをまじまじと眺めている]
…まるで幽霊ですね。
[苦い笑みを浮かべて一人ごちると、眼鏡を外して瞳を閉じる]
――できればもう少し長く生きていたかったんだがなぁ…。
まだまだここで立ち止まるわけにはいかなかったのだけど。
…少し、手を汚すのが早すぎたかもしれないな。
[再び瞳を開けると、少し寂しげに笑ってそう呟いた]
――回想・5年前――
[現場に駆けつけた時には、既に全てが終わっていた。
焼け崩れた店と、それを取り巻く野次馬。
呆然と立ち尽くしたまま、その光景を眺めているしかできなかった。
『家族』の事を思い出したのは、焼け焦げた柱が崩れ落ちる音を聞いた瞬間。
それまで何の意味も成さなかったざわめきが、意味を持つ言葉として耳を打つ。
――火事ですって、怖いわぁ。
――可哀想に、取り残されていた人がいても、これでは助からないだろう。
こんなの嘘だ、と、目の前の現実を心が拒絶する。
店の中には、流行病で両親を亡くした自分たち兄妹を、育ててくれた祖父母がいた。
泣き虫で寂しがりなのに、大人ぶって人の世話を焼きたがる、歳の離れた可愛い妹も。
今すぐに駆けつけたいのに、足に根が生えたように動かない。
いや、違う。見えているものを認めたくなくて、怖くて、あまりの恐怖に足が動かせない]
[自分が今、どう思っているのかすら正しい判断ができなかった。
駆けつけたいのか、逃げ出したいのか。
それすらもわからないまま、ふらりと夢遊病者のように店への一歩を踏み出す。
その瞬間、耳を打ったのは無責任な噂話だった。
――ねぇ聞いた? 見た人がいたんですって。あの火事の中で、誰かが女の子を――]
――悪意。人間の方から見たらそうなんだろうな。
"そう"いうものだから"そう"してるだけなのは…正解だよ、トーマ。
――ッ!!
[声にならない声を上げ、跳ね起きた。
見開いた双眸が、焦点を結ばないままに宙を睨み据える。
乱れた呼吸に肩を上下させ、しわが寄るほど強くシーツを握りしめて、何かを堪えるよう歯噛みした。
滲む汗をぬぐいもせずに、硬直すること十数秒。
――目の前に広がる自室の様子をようやく認識し、肩の力を抜く]
あぁ、何だ。夢かぁ……。
[古びた暖炉に、飾られた写真立て。
窓から差し込む日差しは暖かく、穏やかな一日の訪れを告げている。
代わり映えしない風景に、頭を垂れてぐったりと脱力した]
久しぶりに、ほんとに嫌な夢を見ちゃった……。
[零す言葉は、力ない]
[5年前の夢。
火事の日の、今も記憶にこびりついて消えない、醜い爪痕。
瞼を閉じれば、夢の残滓が生々しく蘇る。
それを振り払うよう、背筋を延ばして首を振った]
駄目だ、しっかりしなきゃ。
おちつけ僕、単なる夢だよ……。
[くぐもった声で呟き、窓の方へと視線を移す。
――ふと、『眠って』しまった人々の事が脳裏を過ぎった。
夢の社に閉じ込められた二人。まがいものに眠らされた人々。
彼らは今、どんな夢を見ているのだろう。どんな気分でいるのだろう]
――あぁ、嫌だなぁ……。
[囁くような声でこぼされた独白は、部屋の静寂に飲まれて消える。
きつく目を瞑って、折り曲げた膝に額を押し付けた]
………………ふうん。君は、そうか。
[先ほどまであった表情は消え、アラザンの目を見たまま、言葉を吐いた。
ひゅっと、風を切る音がする。
と、そのままアラザンの首を押さえ、地面に勢いよく押し倒した。突然の豹変にアラザンは驚いただろうか。]
なあ…………お前さ、どんな気持ちだった。
[アラザンの喉元に手を当てたまま、低くつぶやく。]
フランツを襲ったときも、ヒューゴさんを襲ったときも。楽しかったかよ、なあ。答えろよ。
[語気が強まると同時に喉もとに当てた手にも力が入り、アラザンの首を絞めていく。ーー徐々に足りなくなる酸素に、アラザンが咳をすると]
……! ……………、
ごめん。
僕とした事が、どうかしてた。
[パッと手を離すと立ち上がり、咳を続けるアラザンを見下ろす。今しがた自分がしようとしていたことが信じられず、動揺したまま、それでもと倒れたままのアラザンに手を差し出す。]
………ごめん。
[アラザンはその手を取っただろうか。
青年は立ち上がるアラザンを確認し、もう一度ごめん、と言うとただひたすらに走り、去っていった。口の中に広がる飴が甘ったるい。
その飴をくれた人は、"ひと"ではなかったのだという事実が、胸を占めていた。**]
[しばしそうして、何かを堪えるような時間を費やし――]
……もうそろそろ、準備して館に行かなきゃ。
[自分に言い聞かせるよう、小さく呟く。
夢見が悪かったせいか、それとも遅くまで眠りすぎたせいか。
気分は冴えず、体調もすぐれない。
――それでも、だからといって「じゃあ僕、今日は欠席します」とはいかないのが悲しい所である]
多分、ひどい顔してるんだろうなぁ……。
[気を使わせるのなんて嫌だから、きちんといつもどおりでいなきゃ。
思案して、ゴシゴシと目を擦った]**
[]の中は真実とは限らないけど、俺はこの中に片視点(その人からは真実)のことを書くのってしないようにしてるんだよね。
重RP村系統で良くあることだけど。
この場合はどちらかな。>事実
─自宅─
…ふふっ。突然ごめんなさい。
そうかなあ…って思ったの。どう?女の勘よ。
[くすくすと、小さくヨームに笑ってみせる。
今までしたことのない、女性の会話。
けれどやがて笑いが収まれば、
透明なほど真摯な視線が真っ直ぐに彼女へと向けられた]
あのね…。
ヨームにとってのタクミがね、
私にとっての………フランツなの。
[くしゃりと悲しげに顔が歪む]
だから、助けたいの。
このままじゃ嫌なの。
私…その為なら、きっとまがいものを閉じ込めるわ。
嫌でも怖くても、疑って追い詰めてみせるわ。
それがたとえ、誰であっても。
[不安を打ち明けた教え子には酷であろうか。
それでも本音を打ち明けるのは、
目の前の子どもを一人の人間として認めるゆえに]
今、貴方を人と断言は出来ないわ。
私は、私の目に映るものを語るしか出来ないから。
だから貴方に貴方の正体を教えてあげることは出来はしない。
貴方を見抜くまで、私には断言する勇気がないの。
けど………。
……くろいゆめを恐れる貴方は、きっと違う。
自分の気持ちに戸惑う貴方は、きっと違うわ。
違うと私は、信じたい。
貴方のこころを…。…信じたい、な。
[最後、ふわりと祈るような悲しげな微笑が教え子へと向けられた**]
/*
トーマ視点では…霊能結果にも寄るけど、アラザンまがいもの確定だね…
うーん。トーマ。ここ違う気がする、昨日吊りにあげといてなんだけど。
[食事を手早く終え、会計を済ませる。ベンやクラットをチラリと見てから外へ出た]
…今日も行くか。
[少し早いが、館へと歩き出す。途中誰かと出会えば共に向かったかもしれない]**
郵便屋 トーマは、菓子屋 アラザン を投票先に選びました。
/*
11>9>7>5>3>EP
社行は、5人まで。
3w1m生存……霊能ロラからでも遅くないだろうけど……今日ぼく頑張らないと、村やばいかな。
[広場の噴水から逃げるように走り、郵便局に帰る。走ったからなのか、己の行動が信じられなかったからなのか、息は上がり心臓の音がうるさい。]
「なんだ、つっ立ってないで、仕事しろ。残りはこれだ。」
すいません、今すぐ。
[局長に注意されて、即座に取り掛かる。たくさんの手紙の束を仕分けているとやっと心が落ち着いて来る。]
(はあ……でも、これでポラリスを疑わずに済む。でももしポラリスも僕を"まがいもの"だと言ってきたら……その時は、もう、この村は手遅れなんだろうな。)
[頭を使わない単純な作業のおかげでだいぶ思考が整理される。手紙を、仕分け終えると]
局長、今日はここまでで行きます。……おつかれさまです、ありがとうございました。
[ここに来るのも最後かもしれない、と思いを込めて感謝の意を述べて、仕事場を後にした。]
[郵便局を出ると自室に戻り、飼っていた鳩を窓の外へ放す。]
お前は好きな所へ飛んでお行き。
[何の躊躇いも無く飛んで行く鳩が見えなくなるまで空を見ていた。空になった鳥籠に、独白を零す。]
今夜僕が、社へ行くわけにはいかないーー明日も、明後日も。アラザンは偽者だ。僕は、僕を信じてもらえるかな。
いや、いつまでもこうしちゃいられない。行かなくちゃ。
[そうして、身支度をして館に向かう道を歩き出すのだった。**]
[ほどなくして、注文したサラダが出てくる。
野菜のみずみずしさにかぶりつく
だんだん頭がすっきりしてくる。
エンジンがかかってきた、というのだろうか]
よっし、
[両手を合わせて、ごちそうさま。
お財布から小銭を取り出して、お会計を済ます。
そうして今日も、微睡の館に向かうのであった**]
[いつのまにか時間は過ぎている。
館に向かわないといけないため、女将に今日はと声をかける。
嫌そうな顔をされるも、すまなさそうに頭を下げる。
ふと、何か持って行った方がと思うが、バスケットを貸したままだったのを思い出すと、そのまま裏口から出て、館へと向かう]
―微睡の館―
[先に出た人が先に到着しているかもしれないし、いつのまにか追い越しているかもしれない。
そんなことは気にしないで、黒板に一直線に進むと、隠したメモを握り潰し、黒板に書かれている文字を一部消して、そして新たに書き加える]
【・みぬくもの:アラザン、ポラリス
・ゆめみびと:ベン、マリーベル
・きずなびと:フランツ、フェネ
・人の可能性:アーク(アラザンが見抜く)
・眠らされたもの:フランツ、ヒューゴ
・トーマはどちらか
アラザン→
ポラリス→
・マリーベルはどちらか
・誰を社で眠らせるか。(第二希望まで)
・誰を見抜くか。(やり方は、二人で一人。まがいものだと思う人を上げる)
・フランツとヒューゴが眠らされた理由】
[パイを食べ終わるとクラットに断り先に店を出る。少し遠くで、トーマが広場から走って出てくるのが見える。尋常ならざる様子だったが、とにかく、無事ではある。]
……6人。
[ボソッとつぶやく。タクミはリーリに会えたのだろうか。まっすぐ館へと向かう。]
[館につくと、先に誰か来ていただろうか。挨拶をしながら
いない人を確認する。]
[まとめ役のフェネはまだ来ていないようだった。椅子に座ると、昨日と同じように道具を取り出し手ごろな木片を削り始める。やがてフェネが来て黒板に何か記すのをみると、]
ヒューゴ、か……。
[眉をひそめ、少し考えるともう一つ木片を取り出した。]
>>101
ああ、そういうことか。勘違いしちゃったな。
[そして結果を告げると、青年の態度が急変し、ひゅっと風の音がしたかと思えば首を掴まれ、地面に押し倒される。一瞬だった。]
なっ……何、を……。
楽しか、ったか…?それ、君にそのまま聞きたい…ねェ……っぐ、ゲホッ…ゴホッ…!
[苦しい。空気が足りなくなる。堪らず咳き込むと、青年は我にかえったように手を離し、謝りながら手を差し出してくる]
………ん。まあ、続きは館でやろう。
[トーマの手を取り立ち上がると、再び謝罪の言葉を投げて走っていく青年の姿をぼんやりと立ち尽くして見送る。
そのうち、まだ痕が残っている首を撫でながら]
―トーマ。違うよ。私は………
[その呟きの続きは、広場の喧騒に溶け、誰の耳に聞かれることも無かった]
私は……俺は襲ってない、んだよ…。
でも楽しいかと聞かれると…そこに特別な気持ちはないかな…。
まがいものの本能と人間の意志については、どうだろう?
俺はまがいものとしては年期が入ってるから…。
[館に到着すると、既に何人か着いていただろうか。
黒板を確認する前にフェネの近くに寄り、菓子を入れた袋を差し出す]
これ、みんなで食べてもらおうと思って作ったんだけど、置いといてもいいかい?
あ…いや。ご機嫌取りという訳じゃなくてほんとに作ってみたかっただけなんだけども。
[フェネの返事を確認すると、黒板に向かい、トーマはどちらか、の欄の自分の名前がある所に書き加える。
まがいもの、と]**
[ヒューゴが眠ったことを辛く感じはした。
だが、ここ数日で感覚がマヒしてきているのもまた確かである。このまま自分は大事な何かを書いてしまう気がして……怖い。
頭を振って今はあまり考えないようにする。まがいものを全員社に閉じ込めさえすれば、皆起きるんだから。]
[削った木片を床に置くと手をはたいて木くずを払い、黒板に近づいてチョークを持つ。]
マリーベルは人間だった。
[まがいものを全員閉じ込めれば……、彼女も起きるのだろうか。]
ありがとう、ヨーム。
先生、もっとがんばらなきゃ、ね。
[目に光るものを浮かべて、微笑んだ。
お返しとばかり腕を伸ばして、教え子を柔らかに抱きしめる]
……大丈夫よ。
チヱコさんはひとだった。
タクミもひとだと、先生思うの。
ヨームのことも…、…私、信じるわ。
いざとなったら任せなさい。
先生、何だって調べちゃうんだから!
[指で涙を拭って、朗らかに笑う。
そうして、教え子の髪を優しく撫でた]
かわいい教え子たちに、これ以上辛い思いをさせるもんですか。
大好きよ、ヨーム。あなたもタクミも…チヱコさんも。
[告げて、窓の外へと視線を遣った。
既に刻限だ。頷き交わし、共に微睡の館へと向かおうと誘う。
繋いでいこうと手を差し出した。
温もりが彼女の心を慰めてくれればと、密やかに祈る*]
―微睡の館―
[やがていつもの館に辿りつけば、
辺りを見渡してから黒板へと向かう。
不安と恐れと淡い期待が胸のうちにある。
今日は誰も欠けていないのではないか……甘い期待は、
ヒューゴの名前に打ち砕かれた]
ヒューゴ先生、が……?
[思わず口元を押さえる。
ひとである、と。言ってしまった所為なんだろうか]
[黙って少しその名前を見つめ、
その下にあるアラザンの文字をまた見つめた。
くっと歯をかみ締めて、チョークを握りなおす。
・トーマはどちらか
アラザン→まがいもの
ポラリス→ひと
しっかりと文字を、書き足す。
そうして、じっとその下のマリーベルの名前の横の文字を見た。
深い、吐息が落ちた]
>>122
[アラザンが差し出す袋を見て、なんだと思う]
あ。いいぜ。
だいたいそれを言ったらよ、2日目にポラリスがクッキーを持ってきただろ?
それもご機嫌取りだったって言っちまうことになるんだから、気にせず置いとけ。
[それだけ言い、黒板に書かれていく文字を見て、ほぅっと瞳を細める。
そこにポラリスの>>129が聞こえるので]
ああ、そうだ。ヒューゴ先生がだ。
なんでヒューゴ先生だったんだろうな。
[能力を持つ者の書き込みが終わるのを見ると、追加とばかりに
【・トーマをどうするか】を追加する]
―微睡の館―
[館に入ると、ざわりと黒いものが心をかけぬけていくのを感じ、繋いでいた手に思わず力を込める。
気持ちが落ち着かなくなって行くのを感じて、頭の銀飾りに手をやった。]
(……タクミ。)
[心で小さく呟いて。呼吸を、ととのえるように。吐いて、吸う。
ざわめきは大きくなっていて、昨日までのものよりも、強い。
少しでも油断すれば、自我ごとさらわれてしまいそうだった。]
……ゃ。
[ぶんぶん、と振り払おうとするも。抗う程に苦しくて。椅子に座って、暫く、目を閉じる。]
………そ…だ。 きょうは…… なにが、わかったの…?
[少しでも、まがいもの探しをすれば、そのざわめきも収まるだろうか。そんな淡い期待をこめて、黒板を見る。そこにはいつもの議題と眠らされたものの名前>>118。 そして、マリーベルがひとである、とのベンの夢詠みの結果>>123とトーマがまがいものである、というアラザンの見抜きの結果>>122。]
[そして、ポラリスが黒板に向かい、新たな字を記して行く。トーマはひとである、と。>>130]
…マリー……が にんげん。
……ベンがゆめよみびとでもくるいびとでも。マリーは…まがいものじゃ、ない……
ベンがくるいびとなら、マリーはほんとうのゆめよみびと…だし…
ベンがゆめよみびとなら……マリーがひとなのは、ほんとうのこと…だから…
だから…… みぬくものの…どちらかが…… まがいもの …。
[苦しげな息の下。アラザンとポラリスを交互に見る。そして、再び、トーマについての記述をみやる。フェネによって…文字が、足されて行く。>>132]
/*
……あ、もしかしてすぐにそっち行くって、もしかしてまがいものって意味?
全然そんなふうに思ってなかったけどもしかして・・・?
[黒板に書かれていく文字を観つつ、木彫りを完成させる。]
……! ついに二人の結果が割れたな……。
偽物がまがいものをかばっているのか、人間をまがいものに仕立て上げようとしてるの、か。
トーマ……。
ポラリスせんせいがまがいものなら……どうして、フランツを、ねむらせるの……せんせい、フランツのことで……あんなに…つらい、おもい、してる、のに……
[先程のポラリスとの会話が思い出される。あの、泣き出しそうな彼女の顔を。>>107]
ヒューゴせんせい…も、どうして……ねむらされた、の?
ポラリスせんせいに…みぬかれた、から?
……トーマは。おやしろに、おくりたく、ない。
……きょう おくるのは。
[遠慮がちに。ともすれば、黒い衝動のままに笑い出したくなるのをこらえて。]
アラザン、さん。
もう……ふたりも、ひとを、おやしろにおくって、る。
だから、トーマか、アラザンさんか、の、どっちか。
どっちかが、まがいもの。
どっちかを…おやしろに、おくる。
トーマとアラザンさん… そして、ポラリスせんせい…
ポラリスせんせいは、まがいものじゃない…って、おもう。わからない。しんじたい、だけ、かも。
でも、トーマは……トーマにも…ポラリスせんせいにも…
フランツや、ヒューゴせんせい、ねむらせる理由…あるの?
だって。なんだか。まえにフランツと一緒にやかたに来たとき、トーマ、なんだかすこし、安心して見えた。
…まがいものが、おきにいりのひとをねむらせるとか そういうのだったら。
ポラリスせんせいと、トーマがまがいもの、かもしれない。
でも…なんだか…… うまくいえないけど。ちがう、きがする…
[ポラリスに呼ばれ、]
ん、それは昨日造って置いておいたんだ。
後は、これを……。
[先ほどまで削っていた人形を隣に並べる。]
[四つ目は眠そうな、しかし不思議な目をした女性を。]
[五つ目は白衣に身を包み困ったように笑う眼鏡の男性を。]
みんな、ちょっと休んでるだけだから。
まだ、一緒にここにいる思うから。
だから……。
/*
フランツの件すま ない。となりつつ、
しかし何故そっち襲った……キャラ性能すまない、が!w
しかしアラザンさんには申し訳なかった、なあ。
ガチだと思って信用取りに行きました(←←
RPなら!!!もうちょい控えたのにねーーー。すまない!
/*
3:8>3:6>2:5>2:3>1:2
こうか…
もし、トーマを吊っても、一応まだ平気ではあるけど…
トーマ→アラザン→ポラリス の順…かな、手順的には。
みぬいてほしいのは… クラット。アルカ。リーリ。の、だれか。
タクミは…ひとだと、おもうの。
……アークは…わかんない。わかんないけど… さいしょ、おもったことを、しんじたい。
あとは…ほとんど、勘。
アラザンさんが、まがいもの、なら。
タクミはなかまじゃない、とおもう。タクミは、きのう、アラザンさんをおやしろにおくろうとおもってた。
…そういう、おしばい、ってかのうせい、なくはないけど
…ぼく。タクミやポラリスせんせいのことは…しんじたい、の。
[頭の飾りに手をやって。最後は小さく、呟いた。]
…。あのね。
私、ベンが偽者じゃないかって思っていたの。
いいえ。今も迷うわ。でも……ひょっとしたら。
ベンは本当のゆめよみびとかも知れないとも、思う。
[そうなれば友人は、違うものだ。
その認識が、表情を曇らせる]
それはあなたが、マリーをひとと言ったから。
あなたがくるいびとならば、
マリーはまがいものと言った方がいいのじゃないかしら。
くるいびとの目には、
ゆめよみびとにまがいものが映っているはずだから。
少しでも、まがいものを残す手を取るはずだわ。
……けれど貴方は、そうしなかった。
だから貴方は、くるいびとに見えない。
[泣かせてしまったことを詫びるタクミの言葉に、優しく微笑んで答える。]
いえ、気にしないでください。
…すごく、助かりましたもの。
[そこには、いつものリーリの姿があっただろう。
死んだことを今すぐ受け入れることなど出来ないが、それでも眠らされていないことは――理解、した。]
ありがとうございます、タクミ様。
[館へ着くとすぐ、黒板に記された結果を確認する]
……割れたか。で、襲われたのはヒューゴ、と。
マリーベルが人…ならみぬくもののどちらかは確実にまがいものってわけだ。
[ポラリスとアラザンを見やる]
…ふむ。俺はアラザンを信じよう。よって、今日閉じ込めるのはトーマだな。次いでポラリス。
[さらりと言ってのける]
…あまりに露骨すぎる。フランツといいヒューゴといい、襲われた者だけ見ればポラリスがホンモノだろう。が、できすぎだな。不自然だ。
――こうなるように仕組んだな?印象操作は上手くいったか?……センセイ?
[隻眼がポラリスの方を向き、ぎらりと光る]
最初にトーマを選ばなかったのも納得した。仲間だったか。
[ポラリスを見据えたまま、うんうんと頷く]
/*
おお。そこなのか。そこなのか…!?
えっ、本当に?
えっ アークひとじゃないのかな。
でも黒足りないんだよね、ここ足さないとね……ww
詠み手 ポラリスは、流れ者 アーク を能力(占う)の対象に選びました。
トーマは違うわ。まがいものじゃない。
だから送っては駄目。
今日閉じ込めるのは、アラザンよ。
ゆめよみびとに名乗り出た二人がひとならば、
アラザンはまがいものに違いないもの。
[ヒューゴと最後に交わした言葉が思い返される。自分を恨んでいいといっていた。そして自分はなんといったのだったか。]
……今日社に閉じ込めるのは俺、なんだろ?昨日フェネが言ってたよな……?
ゆめよみびとふうじ。マリーベルが閉じ込められれば明日は俺だ、って……
……フランツが眠らされた理由のことだって。
私に、本物の印象をつけるため、ですって?
────ふざけないで!!
そんなことのために、フランツをあんな目に合わせるはず、
ないじゃない!!!
[キッと彼を睨み上げて叫ぶ]
[黒板前、話を聞きながら、俯き必死に何か耐えているが>>149が耳に入ると顔を上げ、にやりと笑う]
あんなものは嘘だ。
状況によってどうとでも変わるからな。
現にトーマがまがいものの可能性がある。
だったらそっちを閉じ込めた方がいいだろ?
ベン、例えおまえがくるいびとだったとしてもな。
印象操作…って、いう、なら。
フランツなんて残すわよ当たり前よ大好きだもの。
いつか信じてくれるって…信じて欲しいって思っていたわよ。
あなたのように……思うひとがいるから、眠らされたんだわ。
フランツも。ヒューゴ先生も。
…同じこと、貴方に言うわ。アークさん。
アラザンは何故、貴方を選んだの?
貴方は誰なの?まがいものなの?
どうしてそんなに迷いがないの?
[次いで聞こえるポラリスの質問>>153に答える]
アラザンが俺を選んだ理由?そんなもん俺に聞くなよ。本人に聞け。…確か本人は言ってたはずだがな。
俺は人間。それ以外の何者でもない。……いや余所者、かな。迷いがないのはそのせいだろうな。
正直俺はお前らの仲良しごっこに付き合うつもりなんてねぇんだ。とっととまがいものとやらを閉じ込めて、次の場所へ行きたいんでな。
[ここで一息入れ]
俺みたいに思う人間がいるからフランツとヒューゴが眠らされた、か。
ほう…じゃあ聞こうか。俺みたいに思う奴ってのは何人いるんだ?
まがいものにとって効果的な戦略か?その成果は?
[答えろ。と言葉を切って反応を待つ]
おま、嘘って……!
[あぁ……。とため息をつく。かなり覚悟してたのに。さっき自分の分の人形まで彫ってしまったなんて絶対に言えない……。こっそり上着のポケットに隠す。]
フェネ、お前はまがいものじゃないかもしれないが……悪魔なんじゃねえかと思うよ……。
[彼には珍しく、皮肉である]
…っ、そんなの、貴方と一緒にしないで。冷血漢。
大切なひとのことをそんな風に言われて、
感情的にならない人間が、どこにいると思っているの?
[震える手を握り締めた。
怒りに体が小刻みに震えている]
……冷静な意見が聞いて呆れるわ。
結局、フランツとヒューゴ先生のことだけじゃない。
それのどこが踏み込んでいるって言えるのよ。
トーマのどこがまがいものだというの?
そんなことも言わないで、ただ印象を並べただけで、
どこが踏み込んだ冷静な意見なのよ。
……同じことが言えということよ。
あなたがまがいもので、
だからアラザンは貴方を選んだのではないの?
私は最初、貴方をひとだと思ったわ。
けれど、貴方は結局踏み込まないまま。
ずっとそのままだった…それが私は不思議だったわ。
あなたの正体が何なのか、気になったわ。
そんなこと……〜〜〜知るはずが、ないじゃない!!!
そんなもの数えてなんかいないわよ。
でも愉快犯だ……って、意見が、出る、くらいなら、
きっと、そう思うひとだって、いる、はずだもの…ッ
だって…、だから。
他にどんな理由があるっていうのよ。
知らないわよ、ばか!
[ポラリスの言葉>>157に]
ふっ…はははははっ…冷血漢?お前には負ける。その大切な人を何て言った?フランツ「なんて」って言ったんだぞ。お前。
[これは傑作だと笑い飛ばす]
フランツとヒューゴのことだけ?違うな。俺はお前のことを言ってんだよ。すり替えてんじゃねぇ。
トーマのどこがまがいものかって?俺はみぬくものじゃないんでなぁ…出た結果を見るしかできねぇんだよ。
[矢継ぎ早に言葉を返していく。顔には愉悦、軽蔑の表情が浮かぶ。その中に微かな羨望が混じっていたことに気づく者はいただろうか]
……終わりだな。話にならん。
きっと…だと?それこそお前が俺に対して言った可能性に過ぎんな。どの口がほざく。
最後は罵るだけときた…それでよく「センセイ」なんて務まるもんだ。
[一瞬で冷めた表情を浮かべ、失望を露わにする]
[>>156に肩を竦め]
そりゃどうも。だいたいよ、天使なんかでやっていけるわけねーだろ。
まがいものの裏をかかないといけねーんだからな。
ま、しかたねぇ。
昨日ああ言ったかの理由を教えてやんよ。
[言葉を区切り、じっとベンを見つめ]
それはな、おまえを守るためだよ。
ああ言っておけば、わざわざおまえを眠らせたりしないだろ?
なんせ、こっちが勝手におまえを封じようとするんだからな。
ならば襲うなら別のところを襲うしかない。
その襲う先を見てみたら、いろいろ見えてくるかもしれないだろ?
現にああなっているしよ。
[ポラリスとアークを軽く指差している]
…っ、違うわよ!!!!
揚げ足取らないで頂戴、卑怯者!!!
そんな意味じゃないくらい、聞いていれば分かるでしょう!?
………私の何を見たというの。
私の何を知ったというの?
フランツとヒューゴ先生のことだけじゃない。
他の理由なんて、貴方ひとつも言っていないじゃない。
トーマは人よ。まがいものなんかじゃないわ。
そんな理由で彼を社には送らせやしない。
[低く言い切る]
……………。
貴方はもっと、幅広く視野を持ったひとだと思っていたわ。
最初の貴方は、もっと色々な可能性を真剣に検討していた。
だから信じられると思ったのに。
………貴方の先生をしているわけじゃないわ。
[ふい。と、顔を横に背けた。
彼のうちに混じる微かな色に気づくことはなく]
…揚げ足ねぇ。大切なんだろ?だったらもっと言葉は選ばないとなぁ…
[ん?と首を少し傾げて言う]
お前の何を見たって?知ったって?さぁな。俺が言えるのは結果から感じたことだけだ。
………あぁ、反吐が出るような馴れ合いなら見たぜ?
[顔から愉悦の表情が消える。変わりに表れたのは呆れ顔]
その可能性を挙げることを否定した本人が何を言う…
トーマをどうするか決定を下すのは、俺じゃない。
[ポラリスが最後に言った言葉を聞いて、憐憫の表情を浮かべる]
ここに教え子…いるんじゃねぇのかよ。
[顔を背けたポラリスに、静かに言葉を投げかけ、話は終わりだ、とアークも視線をポラリスから外した]
へへ、良かった。心配だったんだ。
[と言って笑い、いつのまにか手を止めてしまっていたサンドイッチを食べ始めた。]
……でも、本当はちょっとリーリさんがマガイモノじゃないかって言うのは考えてた。
ヨームのことさ。俺、マガイモノじゃないかって考えてたけど……違うなって。ヨームこと、信じられるって思ったんだ。
でも、そうなると……もしかすると、俺が信じてた誰かはマガイモノじゃないかって。
ごめん、だから完全に善意でリーリさんにこうして話しかけたってわけじゃなくて…。
だから、それでおあいこ。
結構、時間経っちゃったね……。
そろそろ微睡みの館に行こうか。
結果から感じたことだけ…?
貴方、会話をしていたじゃない。
会話から可能性を探っていたじゃない。
ひとと会話するってそういうことだわ。
相手を知ろうとすることだわ。
疑いを……疑うためじゃなく、
信じるために言葉を交わすものだって、言って、いたわ。
[そう教えてくれた医師は、もうここにいないけれども]
………馬鹿ね。
決定を下すかが重要なんじゃないわ。
[背けていた顔を戻し、見返す。
アークの視線が戻らずとも、その姿に視線を注いで]
あなたにとってトーマと私がまがいものなら、
それを証明して封じなければ、すべては終わってしまうのよ。
それをしない貴方は、何者かしら?
私の教え子は、貴方のような人間じゃない。
ひとの心を知る、優しい子達ばかりだもの。
迷い続けるトーマは人よ。
最初の日、みぬく候補に上がったのはトーマを含む3人だった。
それからもトーマの名前は見抜く候補に挙がり続けたわ。
トーマがまがいものだとしたら、
ベンを見抜いた時に、まがいものと偽りが出ても良かった筈よ。
ベンからは偽扱いされるでしょうけど、
彼をまがいものの身代わりにすることは出来るかも知れないもの。
…まがいものは、トーマが見抜かれても良かったのよ。
彼はまがいものではないのだから。
くるいびとかも知れないベンに偽りの結果を出すよりは、
ひとであるトーマに偽りを出したのだわ。
私の希望は変わらず、封じるのはアラザン。
そして……
見抜く先は、アークさんを希望するわ。
彼がどちらなのかが、分からないから。
ひとだとしても、閉じ込めてしまいそうで怖いから。
次に、クラットよ。
彼も…私には良く、分からない。
ヨームとタクミのことは、私、信じる。
[言い切って、口を*噤んだ*]
/*
ああ。トーマの希望が黒いのも白要素なのかな。
まあいいや。わからんw
感情論的には、ポラリスと似た感じの白ですよね……
フランツ襲撃ェ……
…完全なる善意で話しかけられる人は、いませんわ。
でもね、タクミ様。
[タクミの言葉への返答に一呼吸置くと、柔らかな笑みを浮かべ続けたまま]
もう、独りぼっちで寂しいお屋敷で食べてくれるはずもないお料理を作らなくていい。
……救ってくださったのは、とてもとても、嬉しかったですわ。
独りぼっちは、寂しいです。
[そう言うと、行きましょうかと呟き立ち上がる。
そのまま館まで歩き、扉をあけると――何やらアークとポラリスが険悪な雰囲気だった。
首を傾げながら、黒板の結果を見る。]
…トーマ様が結果は分かれて、ヒューゴ様が眠らされたのですか……。
……少しアラザン様が本物の可能性も出てきたかしら。
ポラリス様が自分を本物に見せかけるためにヒューゴ様を眠らせたとも取れますわ。
[うーん、と頭をひねる。**]
[サラダを腹いっぱいに食べて、満足な気分で館の扉を開く。
黒板の文字がとびこんでくる。
眠らされたもの:ヒューゴ
ヒューゴ先生が、眠らされた?
急に後悔が押し寄せてくる。昨日は母さんの様子を見に行ってない。
なにせ、ボクは館の前で眠っていたのだから。
食べたサラダがおもりとなっていくような、そんな感じがした]
[館の空気が昨日よりもひどい。
郵便屋さんに対する見抜いた結果が分かれたから、なのだろう。
冷静になれ、クラット。そう言い聞かせてぽつぽつと声をこぼす]
襲撃を受けた先が、今日もにんげんと判断された対象だった。疑問点はそれぞれ。
・なぜ同じきづなびとであるフェネさんではなくフランツさんを襲ったか
・なぜアラザンさんに見抜かれたアークさんではなく、ポラリスさんが見抜いたヒューゴさんを襲ったか
ここから疑問点が洗い出せるはずだ。
[こぼした言葉は誰かに聞かれただろうか]
[黒板に書かれた議題>>118に対して口を開く]
いずれにせよまがいものの嫌がることと言えば、不確定なにんげんの幅を狭めないようにすること。
まがいもののやりたいことは、不確定なエリアを狭めないようにすることと、あるいはそのエリアから上手に抜け出すこと。
僕は、一見、社で眠らせる対象は不確定なエリアにいる人間にするべきに見えると思うけど、それよりも危ないのは不確定なエリアから抜け出される方が危険だと思う。
みぬくものが襲撃されない今、ベンさんひとりゆめよみびととして残っていてもノイズにしかならないと思うんだ。
そのノイズのせいでまがいものに対して人間って判断を下す可能性があるなら、避けたい。
だから第一希望はベンさんかな。
[そこまでいって、口をつぐんだ**]
[フェネの台詞に]
そうか……まぁまもるものも一人しかいないし、な。
[こいつがきずなびとでよかった、と思う。それからクラットを見て、]
フェネが狙われなかった理由は、逆に俺を閉じ込めるっていっていたからだ。まがいものにとっては、ほっといても次の日に自分達を狙いに来ないことを宣言してたから、見送ったんだろ。
あとはフランツのあとだからな。まもるものがフェネについてる可能性を警戒したんだろ。
回想・トロイメライ
ん、誰にも会ってないか。
わり、これ食ったら先行くな。皆が無事か気になるしな。
[そういってパイをかっこむ]
そっか……そう、だね。
うん、行こう。
リーリさんもやっぱり……人間だ、と思う。
[その微笑みにはきっと嘘はない、と信じて。
そうして微睡みの館についた。
ひとまず、黒板に書かれた結果を見ると。]
そっか。見抜く人はどちらかがマガイビト、か……。
[となれば、マリーさんかベンさんがクルイビトだ。
マリーさんが名乗り出たのも、ベンさんが名乗り出たのも、どちらもクルイビトだったからと考えると納得がいく。しかし、と考えを口にしながらヨームの隣に歩いていった。]
ベンさんがクルイビトなら、マリーさんをマガイビトだと言った方が……ポラリス先生が本物なら、良かった気がする。
っと、ヨーム。大丈夫だったか?
[と言って頭を撫でながら笑い、ヨームの顔が見える位置に座る。]
[フェネの返答>>132を聞くと]
ん、ありがと。…そーだな…。ちょっと取りやすくしておこうか…。
[そう言うと台所からいくつかの瓶を借りてきて、そこに飴を立てて入れる。クッキーやゼリーは一緒に取ってきた皿に並べた。]
[それらを並べ終わるとチョークでみぬきの結果を書き込むと眠らされた人物への疑問の声がポラリスとフランツから上がる]
…ヒューゴ先生、だったのか。
うーん…ポラリスちゃんを本物と印象づける為の工作か…。あるいは単純に邪魔だったのか。
もしくはまもるもの探しをしていた…とかかな?
ヒューゴ先生が本物だったかどうかは分からないけど。
[そう思案していると、ポラリスの>>151が聞こえ"ふむ…。"と呟く]
ヒューゴさんさ……眠らされちまってた。
あれ、確認したの俺なんだ…。
単純に考えたら、まもりびとを狙ったんじゃないかって思ったけれど……。その狙いなら、アラザンさんが怪しい……って思う。
ただ、一つ気になることはあるんだけどな。
ベンさんとマリーさん、見抜く人じゃないって最初に黒板に書きこんだけどさ。
ポラリス先生がマガイビトだった場合なら、クルイビトはそっちは任せたってことですんなりと見抜き人ではないことを言えるけど。
どちらがクルイビトにしても、どうしてあの時に見抜く人ではないと言えたかって……。
ちょっと、気になったな。
うわー、すっかり遅くなっちゃったよー!
[言いながら、扉を押し開けてホールに足を踏み入れた]
フェネちゃん、遅くなっちゃってごめんね……!
本当はここに来る前に食堂にバスケット届けに行きたかったんだけれど、寝過ごしちゃって気づいたら昼過ぎで……!
[心の底から申し訳なさそうなのは、自分のアホっぷりゆえである。
ともあれ、借り物のバスケットを掲げ持ったところで――、あれ、とホールを見回した。
なんか、雰囲気が険悪な気が……ッ]
ど、どうしたの? 何かあった?
[二重にも三重にも空気を読んでないようで気が引けて、辺りをキョロキョロ見まわして尋ねた]
[そのまま、ふと目に止まったのは黒板に書かれた文字。
それを読むにつれ、青い目が見開かれてゆく]
襲われたのがヒューゴさんで、アラザンがトーマをまがいものと判定した……!?
[さらに視線を動かせば、マリーベルは人と記されている。
表情をこわばらせて、口元を手で覆った]**
みぬきたい先は…ヨームかタクミのどちらか。
ポラリスと仲が良い…信頼関係とでも言うのかな?そんな感じのが見えるから何者か気になるね。嫉妬という訳じゃないつもりだけど…。
[続くみぬきたい対象の議題に、そう答える]
…そんな意味で言ってんじゃねぇよ。都合良く理解したつもりになってんじゃねぇ。
[ポラリスとの話>>179をひとつだけポツリと呟いて終わらせ、視線をアラザンに向ける]
質問に答えよう。フランツだけなら偶然で片付けられたろうな。が、2人目が出た。それも連続で、だ。さっきも言ったが、できすぎなんだよ。
……あとは態度か。ちょっと挑発しただけであれだ。ヒステリックに喚くだけではな。いささか過剰とも言える反応だったろ?
余裕がなさそうでいて、論点のすり替えや、俺の話をあえて違う方向へ向かわせようって狙いを感じさせる発言。
…どう見ても、あれはホンモノには見えん。
[と、言い切った]
[バスケットを持ってくるアルカの姿>>179を見て]
気にするな。
バスケットはそこに置いてくれないか?
[机の上を顎で指し、あげられる名前を書き込んでいる]
なあ、ポラリスもアラザンも、みぬきたいものはどれくらいの確率でまがいものがありそうだと考えているんだ?
[館の扉の前に立つ。深呼吸。もう、心は決めてここに来た。]
僕は、戦う。……見ていて、フランツ、ヒューゴさん、チエコさん……マリーベル。
[がちゃり、音を立てて館の扉を開け放った。黒板に書かれた内容、それから、すでに議論が交わされつつある渦中へと踏み出す。]
やあ。遅くなってごめん。
あ、うんそうするよ!
パイ、美味しかったよ! 有難う!
[気にするな、と告げるフェネ>>184に、ホッと胸をなで下ろした。
テーブルへ歩み寄り、バスケットを置く。
……ついでに、クッキーを一枚摘みとった。
空気読んでない気がするけれど、疲れた時には甘いものって言うので!]
[振り返れば、アークが何やらしゃべっているのが聞こえる。
さっき来たばかりなので話の流れは追えないが、原因をなんとなく理解した。
ま た お 前 か !]
あのさ、アーク。
何かポラリスちゃんとひと悶着あったみたいだけれど、ポラリスちゃんが偽物だって決め付けるには早すぎやしないかい?
[アラザンが指摘したように、彼にしては視野が狭すぎるような気がする]
[トーマが入ってくるのを見て]
今日はずいぶん遅いな。大丈夫か?
ま、こんなことになっているけどな。
[黒板を叩いて、見抜かれた結果を示す]
さてと、ほら、さっさとどこを見てほしいとか出してくれよ。
見抜きたい相手、か。
ヨーム、あとは……リーリが。
ヨームもリーリも、今日は落ち着いてるように見えるんだけど……昨日の不安定な感情を見ると、なんか不安なんだ。
事情は知らないからなにも言えないけど。うん……。一回見て欲しいかな。
優先で……ヨームだ。
ヒューゴさんさ……眠らされちまってた。
あれ、確認したの俺なんだ…。
単純に考えたら、まもりびとを狙ったんじゃないかって思ったけれど……。フランツさんが狙われたのがちょっと気になるんだよな。
まもりびとを狙いたいなら、フランツさんはその可能性の無いきずなびとだからね。
あるいは、あの時には分からなかった……かな。
あと、ベンさんとマリーさん、見抜く人じゃないって黒板に書きこんでたけどさ。どちらかはクルイビトってことだと、ポラリス先生が本物の場合はこの辺は気になる所だね。
ポラリス先生がマガイビトだった場合なら、クルイビトはそっちは任せたってことですんなりと見抜き人ではないことを言えると思うけど。
ベンさんとマリーさんの後に黒板に書き込んだのは、きずなびとを抜けばクラット、トーマさん、アラザンさん、チヱコさん。
この中に1人しかマガイビトがいない場合……つまりアラザンさんだけの時、クルイビトは見抜く人ではないと言えるのかな?って気になったな。
その辺でポラリス先生が本物ならクラットは気になるな。
フェネさん、ごめん。
僕を"まがいびと"だと言ったアラザンを夢の社に連れて行く。次点でベンだ。僕はマリーベルが人であったと信じたい。
見抜く先は、リーリさんか、クラット。
[矢継ぎ早にそう言った。]
[口をつぐんで、自分が恐ろしいことを言ったことに気づく。
平気でベンさんを夢の社に閉じ込めてやろうなんて。
冷静になったつもりなのに、これじゃ冷静というより冷酷だ]
はぁ、
[ため息をついて、そして袋を覗く。
入っているのは、キュウリ、
それとリーリさんから貰ったカップケーキ。勿体ないから取っておいてあるのだ。
結局キュウリを取り出して、しげしげとみるのだった]
僕はヒューゴさんが襲われたのは、「まもるもの狙い」か、まがいものにとって「ヒューゴさんの意見が都合が悪かった」「逆に、そう思わせたい」って事だと思ってる。
まもるもの狙いの場合、そんな襲撃を仕掛けなきゃいけないのは、信頼度で劣っていたアラザンの方じゃないかな。
アークが言うように、確かに印象操作の可能性もあると思う。
僕が今言った事だって、裏を返せば「そう思わせたいから襲撃した」って事も言えるしね。
でも、僕はポラリスちゃんがそんな事をするようには見えないよ。
[少なくとも、アークよりはポラリスの事を知っているつもりだ。
そこまで告げてから、一度口をつぐむ]
僕は、そうやって視野を狭めてしまうのが一番危険だと思う。
どちらの見抜くものが本物だと思う、って決め打つことはしたくないかな。
[お前の意見は聞いてない、って言われそうだけれど。
ともあれ、議題に答えてないので話を切り替えた]
[アークとポラリスの口論を、淀んだ意識の中で聞く。]
ちが……ぽらりすせんせ……ちがう………
[そう呟くが、確証などどこにもない。ただ、]
アーク… なんだか …なんで そんなに…… かんじょうてきに、なってるの。
[いつも冷静だった彼が。今日は何か、どこか、感情を露にしてるかのように見えて。そう、口にした]
[やがて、館に人が集まってくる。タクミがやってきて、頭を撫でれば>>177、弱々しく笑って]
だいじょう、ぶ
[と、返した。……暫くの後。アラザンの言葉>>188が聞こえると]
ちがう ちがう、アラザンさん…ぼくかタクミのどちらかがかくじつに、なんて…なんで、そうおもうの…
そんなわけない…そんなわけないよ……
ぼくは、まがいものじゃない……でも、それでタクミがまがいものなんて、そんなこと……そんなの、ちがう……
[ぽつぽつとつぶやく。頭の中をどろどろとまわる。やがてそれはうわごとのように口から漏れた]
まがいもの…まがいもの… さんにんのうち ひとり?ふたり?
まがいものはゆるさない…ゆるさないゆるさないゆるさないゆるさないゆるさない
まがいものを ゆめの やしろ へ !
[最後は叫ぶように。止められなかったそれが、溢れ出した。]
[少し思案して]
フランツが襲われたのは、みぬくものにまがいものが出ていたからだろうと思うよ。
まがいびとが潜む場所を狭めるわけにはいかない……そう思ってきずなびとを襲ったんじゃないのかな。
昨日きずなびとを襲ったから、まもるものの動きを警戒して昨日まとめてくれていたヒューゴさんを襲った……おそらく、まがいものにとって厄介だったんだろう、彼の働きは。
ベンはマリーベルをひとだと言った。おそらく、どちらかがくるいびとだ。僕は、ベンがくるいびとである可能性を捨てられない。
[と、立て続けにしゃべった。]
俺から見たらくるいびとはマリーベルだ。これは動かない。
みぬくもののどっちかはまがいものってことになる。あと二人はわからないけど、隠れてんだろ?
[もしかしたらトーマ、とは思えど飲み込む。真実が怖くて、さっきからまともに彼の方を見れていない。]
/*
今日はポラリスと共同戦線だ!って意気込んでたのにすでに一悶着合ったあとっていうなんとも僕は空気なかんじだね。
僕は、今日ベンを夢の社に閉じ込めるのには反対する。
ベンはマリーちゃんを人間だって言った。
ベンがくるいびとなら、そうする事のメリットはあまりないと思う。
それに――、ベンがくるいびとで、そこに何らかの意図があるにしても、喋ってもらった方が僕らにとって情報になるんじゃないかな。
それに、みぬくものの二人を社に閉じ込めるのにも反対だよ。
確実にまがいものを見抜けるのは、二人だけだ。
感情的になって、情報を得る手段を自らの手で断つマネはしたくない。
[続ける言葉を紡ぐのは気が重い。トーマへ、視線を流した]
だから僕は、今日はトーマを閉じ込めたい。
[それが、もっとも多くの情報をくれるだろうから。
口にしてから、昨日のトーマの様子が脳裏をよぎった。
瞳に微かに後悔を宿して、口元を抑える]
[キュウリを撫でながら、みぬくものの真贋について考える。
記憶をゆっくりと辿っていく。
そして、その思考が言葉になってぽろぽろとこぼれた]
確か、ポラリスさんは最初、ゆめよみびとを見抜くのを避けたいみたいなことを言ってた。しかも、見抜く先でない人に対してゆめよみびとの申し出を禁じてた。
もしかして、こうやって考えられないか?
見抜く対象について、くるいびとをすすめる。そのままくるいびとがゆめよみびととして申し出る、翌日にんげんであると判定されれば、本物のゆめよみびとを押さえつけることが出来る。
いや、それはない。それならポラリスさんが見抜く対象についてもっと執着するべきなんだ。
[ぶつぶつとキュウリに向かって話し続けている]
[叫んでしまったことに気がつくと、思わず、大きく息を吸って、咳き込んだ。]
けほ…っ……
…ゆめのやしろには アラザンさんを。
…もし、それがだめなら、トーマを。
でも、もし今日トーマをとじこめるのなら、あした、かならずアラザンさんをとじこめてほしい。
これなら、どっちがうそをついていても。まがいものをひとりは…ふうじられる。
[はやくしないと、はやくしないとと口の中で早口に呟かれる。]
…みぬくのは、アルカかクラット。……これが、ぼくのきょうの、きぼう。
[少し思案したのちに]
フェネさん、ごめん。さっきの希望、変更するよ。
見抜く先の希望は、アルカかリーリさんでお願いする。
さっき話したあたりで、アルカが気になったんだ。
―雑貨屋―
[あの後、一体どうしただろうか。
チエコと何か言葉を交わしたか、それともぼーっと眺めていたか。
少なくともチヱコには、別れ際にはこう声をかけただろう。]
…僕、自分のお店に行ってくるね。
[手をひらりと振りながら、自分の店へと向かったのだった。]
……あぁ、そういう事。僕、お店で倒れてたのか……
[自分自身が眠る姿を見るのは、何だか奇妙な感覚で。
手を伸ばして触れようとしても、その手が何かを触る事無くすり抜けて行き。]
はぁ。どーなるんだろ、僕。このまま、死ぬのかなぁ……
[まだまだ、沢山やりたい事はあったのに。]
見抜きたいのは、今この状況でベンを夢の社に閉じ込めたいと言ったクラットかな。
次点は……、リーリちゃん。
今日はまだ明確な意見を聞けてないし、やっぱり何か引っかかったままだから。
[今日のリーリには昨日までの不自然さがなくて、ちょっと安心したのもまた事実だけれど]
[トーマさんが入ってくるのを見て、アラザンさんとのやり取りを見る。
見抜いた結果に対して、何かがあったのかな……と黒板に書かれた結果を思いながら。]
トーマさん……。
…俺、今日トーマさんを夢の社に閉じ込める気はないよ。
ポラリス先生に見抜いて欲しいのは……。
マガイビトを狙うならクラット。
人間かどうかを確かめる、と言う意味ではアークさん、かな…。
アラザンさんには……アラザンさんに、任せる。やっぱり俺はアラザンさんのこと……マガイビトだ、って思ってる。
だからアラザンさんを閉じ込めるのが良いと思ってる……。それなのにアラザンさんにどこを、と言う希望は……出せない。
ごめん…。
[と言うと、アラザンさんのお菓子の匂いがすることに気がついた。それでも、俺にそれを食べる資格はないと眼を逸らした。]
/*
そりゃパンダ出たら吊るよね。ベンより先にさ。でもPC視点的に吊られるわけにもいかず。自分視点でつっかかってごめんアルカ……
[アークにはそれ以上を言わず、無言のまま視線を逸らす。
そのままフェネ>>184へと顔を向けて、口を開いた]
……。正直、悩ましいと思っているわ。
彼がまがいものの可能性もある。
けれど、ひとの可能性も消えたわけじゃないと思うの。
”あからさますぎる”のよ。
アラザンを信じる彼の言動が、あからさますぎる。
だから、もしかしたらひとかも知れない。
けれど……言葉だけでは分からないの。
彼を見極めるには、もう力に頼らないと分からないわ。
だから彼を見抜きたい。
そうじゃなければ、いずれ彼を社に希望してしまいそうだから。
ひとなら、それは避けたいの。
まがいものとして疑うなら。
私は、クラットを疑っているの。
どうして今日、ベンを閉じ込める必要があって?
彼がくるいびとに見えるから?
けれど、彼がくるいびとに見えない理由は既に言ったわ。
ベンがくるいびとなら、マリーをまがいものと言うべきよ。
その他の理由もないのにベンを閉じ込めようと言う彼は、
ひとを閉じ込めることでまがいものを逃がす者に映るのよ。
だから…アークさんを今日は見抜きたい。
彼はひとかも知れないから。
見抜かずに社に送るほどの、自信が持てずにいるの。
[黒板を書く手を止めて、ポラリスの方を見る]
な、あんたは人を見つけたいのか?
それともまがいものをみつけたいのか?
どっちなんだ?
[しばらく思案する様子を見せていたが、やがて目つきを変える。]
社に入るのは、トーマ。
これでみぬくもののにせもの、まがいものを確定させる。
………………ごめんなトーマ。少しの間休んでてくれ。
……最後には『人間』は全員助ける。
さっきフェネの事を悪魔なんて言ったが……。
皆を救えるなら、俺は悪魔でもいいよ。
まがいものを全員社にぶち込んで、眠った人たちも全員助け出す。
それができるなら、悪魔でいい。
[前に閉じ込めた二人は人間だった。あまり猶予はない。]
[アルカ>>206が自分の名前を言ったのが聞こえた。
キュウリから目線を外し、アルカの姿を捉える、
それも、焼き菓子を喜んで食べていた時とは、違う視線で]
ベンさんを閉じ込めたいだなんて、本気で思ってるわけない。
ただ、その方が客観的に僕らにんげんには有利だと思う。
[感情を押し殺した目で、ある種の自信に満ちた目で続ける]
僕を見抜きたいって言うのは、見抜く先はまだ決めてないから何とも言えないけど、アルカさんがそこまでベンさんがくるいびとじゃないって言える理屈って?
僕の考えた理屈なら、アルカさんが残ったベンさんを庇っているようにしかみえないんだよ。まだ生き残ってる偽みぬくもの、僕はこいつをまがいものだと考えてるけど、と偽ゆめよみびとでまがいものの死者を偽造できる可能性が出てくるって思わないの?
[つらつらと言葉が出てくる。これが僕の本当の姿?
そう思っても口を突いて出てくる言葉は止まらなかった]
[ベンがトーマを夢の社に入れる>>214と言ったのが聞こえて、
キッ、っとベンの方を見る]
ベンさん、だから、そこで郵便屋さんを社に入れる流れがつかめないんだ。ベンさんがくるいびとなら、当然、明日の朝郵便屋さんをまがいものだって判定するでしょ?
そうなったら、アラザンさんが偽物ってなるはずなんだ。
もし、ポラリスさんがまがいものの時、これは僕たちにとっては危機になる。
僕の考えの中では、まがいものは全員この場にいる。
だから、今郵便屋さんを社に入れるのは、力を持たない僕らを混乱させるだけなんだ。
だから、ベンさん、郵便屋さんを今日、社に入れるのはやめてほしいんだ。今日、僕のことを見抜いたっていいから、だからやめてほしい。
[ここで息をすいこむ]
僕を二人が見抜いてくれるなら、僕はベンさんを社に入れるっていう提案を取り下げる。それじゃ、だめ?
[アルカの言葉>>196が聞こえる。そちらへ向き]
可能性を挙げるのはやめた方がいいぜ?センセイはお気に召さないそうだ。
[皮肉混じりに言うと]
そのポラリスがそんなことするように見えないって前提はなくせ。
その前提がある限り、お前はポラリスを疑うことなんてできん。
[それだけ言うと、次はヨーム>>203へ視線を移す]
アラザンを閉じ込めるってなら、次はポラリスを閉じ込めるのは必須だぞ?アラザンがホンモノで、ポラリスだけを残すのならおしまいだ。
……お前が誰を信じようが勝手だが、お前の知ってる先生ってのは、あんな疑われ、挑発されただけで卑怯だ馬鹿だと喚き散らす人間なのか?
……俺には、どうしてあの女が信頼されているのか皆目見当がつかん。上辺だけの人間にしか見えねぇんだよ。
…裏切られる覚悟、できてるんだろうな?できてないなら、やめておけ。盲信するのは。信じてくれるから信じる、なんて理由になってねぇんだよ。
[最後にヨームが絞り出した言葉>>210にも反応する]
……どっちもよ。
ひとをこれ以上閉じ込めてしまうのは嫌。
けれどまがいものを見つけられなければ、まだ続くんだわ。
だから……どっちも。
分からずに誰かを社に送るのは怖いもの。
だからせめて…一番分からないひとを、見抜きたいじゃない。
[フェネへ首を振って応えた。
疑うのを恐れていないか…、と。
ヒューゴの指摘は、当たっているのだ。今もなお]
彼が…まがいものじゃないとは、言い切れないわ。
ひとであるかも、知れないけど。
分からないの…。分からない。
だから、知りたいのよ。
落第生 クラットは、その日暮らし ベン を投票先に選びました。
[フェネの方を向き]
見抜いてほしい奴を挙げてなかったな。ヨームとタクミ、二人挙げておこうか。ポラリスに抱き込まれている奴を一度見てもらいたい。
[それからポラリスの方を向く]
見抜かずに社に送るほどの自信ってなんだ?まるでお前が決めるかのような言い草だな。送ろうと思えば送れるってことか?ん?
時間もずいぶんと遅くなったな。
勝手にあたしが決めてしまうな。
閉じ込めるものはトーマ。
見抜くものは、アラザンがヨーム。ポラリスがクラットだ。
片方だけ希望を通すのはどうかと思うが、ポラリスはまがいものを探している気がしない。
だったら、他がもしかしてと思っているところを見抜いて欲しい。
それによ、割れたんだ。一緒に見抜いても割れる確率が上がっているからな、だから別々だ。
トーマを封じる事を不安に思うのも解るぜ?
だが、ちゃんと真実を見抜いてくれるとあたしは信じているぜ。
菓子屋 アラザンは、郵便屋 トーマ を投票先に選びました。
……。貴方は何を知りたいの?
送ろうと思えば送れるわけなんて、ないじゃない。
それくらいなら、とっくにアラザンを送っているわよ。
威張り散らしてひとを見下して。
それで、何が知れるというの?
跡取り ヨームは、郵便屋 トーマ を投票先に選びました。
俺は……。
ポラリス先生のことを、信じる。
それだけじゃない。
アラザンさんのことを……、マガイビトか人間かという意味ではなく、信じている所があるんだ。でも、それなら……俺が間違えているなら、きっと正してくれるんじゃないかって。そう、アラザンさんのことを信じてる。
でも、だから……アラザンさんのことをマガイビトだ、と思う。
俺が、間違ってたら……きっとアラザンさんは……叱ってくれると、思ってる、から。
そう、信じてる……。
だから、アラザンさんはマガイビトだって思う。
/*
とーーーーーま!!!!
君はどうしてそういうことを言うのか!!!wwww
wwwどっちにしろ、ベン襲撃じゃないかと思います、よ!!!ww
>>215
ベンにくるいびとの可能性がないとは言わないよ。
でも、僕はそれも含めて、ベンを閉じ込めてしまうより、ベンに残っていてもらった方が情報になると思ってる。
僕はあまり先を見て考えるのは苦手だし、手に入る情報を最大限活かして、柔軟に物事を考えたい。
だから、ノイズかもしれなくても、その情報になり得るものを今の段階で潰してしまいたくないんだ。
[クラットがベンを閉じ込めたいと言った時、ベンを閉じ込めることで、残り多くない閉じ込める機会を消費したいのかと、少し疑っていた。
けれど、クラットの意見を聞いて、彼には彼なりの主張があったのだと思う。
浮かぶ迷いに、口元に手を当てて唸った]
その日暮らし ベンは、郵便屋 トーマ を投票先に選びました。
食堂の手伝い フェネは、郵便屋 トーマ を投票先に選びました。
村の浮浪児 タクミは、菓子屋 アラザン を投票先に選びました。
まがいものを探していないのじゃないわ。
分からない相手と言っているだけよ。
このままじゃ、分からないままなのに…!
……っ…。
まがいものは3人、残されるのね。
旅商人 アルカは、郵便屋 トーマ を投票先に選びました。
流れ者 アークは、郵便屋 トーマ を投票先に選びました。
詠み手 ポラリスは、落第生 クラット を能力(占う)の対象に選びました。
[ベンが色々考えを巡らせているの>>230を見て、
もしかして、本当にゆめよみびとなのか、と思いながら、
アルカの意見>>235を聞いた]
ノイズがあることが悪いなんて言わない、けど。
だけど、みぬくもの二人から別々の判定を出された郵便屋さんをそのままベンさんに通すって時のノイズは、やっぱりバイアスがかかると思ってどうしようもないんだ。
だって、どう転んでも2対1っていう客観的な数字になるんだ。
この一見客観的で信頼できる情報をノイズってその時言い切れる?
だって、ノイズに振り回されたら、もう後がないんだよ。
郵便屋さんを社に入れるのは最後まで保留にすべきだと思う。
[唸っているアルカを見て、おもむろにキュウリを出したが、
それを渡していいのかわからず、結局自分でかじってしまった]
[タクミの言葉>>239に頭をかき]
今日だけだぞ。人が減ればそれだけまがいものにのっかかれやすくなるからな。
[ポラリスの方を向き]
だったらまがいものだと思うクラットを見抜きたいとなぜ言わない。
まがいものだと思う者よりか、人だと確信する方が大事なのか?
あたしたちはまがいものを探しているんだ。
そこを間違えるな。
いっそこのまま…。
[ぽつと呟く。
力なく立ち上がって、投票用紙を手に首を横に振った]
……無理よ。トーマの名前なんて書けないわ。
ひとと知っているのに、どうして、書けるの…?
マリーベル……本当に、ほんの少しのさようならだった、ね。
君と僕の友人であるポラリスを信じさせてあげることもできなかった。
情けない僕を笑うかい。
落第生 クラットは、郵便屋 トーマ を投票先に選びました。
どちらも迷うからよ。
そして見抜かずに二人を置いたとき、
より分からないのはアークさんだからよ。
だから、知りたかったんだわ。
/*ところでアルカが純粋に人間なら、こんなガチに議論に参加しないでもっと感情論に走ってる……、っていう点において、アルカは実は一番黒いと思う*/
[議論をじっと見守り続ける。
雑貨屋の青年の姿が見えれば微かに微笑って片手をあげてみせる]
[やがて下された決定に]
…ありがとう、フェネさん。
フランツさんには悪いが…俺はポラリスさんとトーマくん、ヨームさんをまがいものと思っているよ。
[少し困ったような、眠りにつく前と変わらない笑みを浮かべて議論を見ている]
[トーマがまがいものなら、自分が今夜眠らされる。]
………………。
[少し考え、館の二階に上がる。ここなら誰も来ないだろう。ポケットから人形を取り出す。頭にタオルを巻いた青年。]
……われながら似てる。
[投票用紙にはアラザンの名を書き込んだ。
どちらにせよ仕方ない紙の行方を、黙って見つめる。
暫く、じっと黙って項垂れていた*]
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