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……はぁ。
やっぱり出がらしじゃない茶は美味しいもんだねぇ。
[飲み干したカップをかたんと置いた。]
いるかい、おかわり?
あ、持ってくるから座ってな。
[女はつとテーブルから離れると、いくらか渋くなったであろう茶の入った急須を持ってきた。
もう片方の手に、貴重品となった牛の乳。]
……ほら。牛乳。
良かったら入れなよ。
もう、滅多なことじゃ飲めないだろうしさ。
― →元マジックアイテム屋 ―
[歩き、咥えたままだった煙草に漸く紅が灯る。
持ち歩く小さな札は、残り数が心許なく。
それを売っている店の持ち主が、恐らく今日も開けている筈の扉に手をかけた。]
スー、いるか?
[色々なものが乱雑に整頓されて、積み上げられた店内。
何か強い思いを込めてか、休もうとしない顔馴染みの名を呼んだ。]
おっと、先客か。
[巻き直されたばかりの包帯姿と共にあるキャスケット。
彼の用事が終わるまで、店内でも物色してみようか。]
…………。
[こくり。
カップを両手で持ったままセルマに頷いた。]
………………。
[差し出された牛乳を見る眼差しは揺れて。
また、こくり。
新たに注がれた琥珀色の液体に乳色が注がれ、斑な模様を描いた。]
森にでも入れば、牛乳みたいな果汁もあるんだけどさ。
あんまり自分のために危険な目に遭うってのもね。
ふん、まあただの愚痴さ。
[二杯目の茶を注ぐと、少女をしっかりと見つめる。]
聞かせとくれよ。
差し支えなきゃ、アンタのことをさ。
[酒場には開店情報を示す札もかかっていない。最後にここを訪れたのはいつだったろうか。原稿を上げた際に連れられたような記憶もある。彼方の昔、あの時は背景に歌が流れていたような。あの時は慣れぬ場所がとても広く感じた。
暗めの照明、カウベルの音。変わりはないはずなのに、世相を反映してか、酒場の中が窮屈に見える]
――、
[無機質な目で、隻腕の男と臥した店主を見つめる。司祭の言葉に従い、奥へ運ぶ手助けをした。
二人の体格差から、抱えるバランスを崩しそうになる。
司祭が店主を介護するのも、鐘の音に呼ばれ表に出て行くのも、茫洋とした目に鈍い光を湛えて眺め続けた。
時折思い出したかのように、ただ手前のメモ、文字に向き合う]
…俺は、トロイ。
まぁ、何してたかは…ご存じみたいですね。
[己の事を知られていたことに苦笑して、
自分の無関心さにちょっと呆れる。
…外をふらふら歩きはしても、
人の事を気にするなんて滅多に無かったのだから。]
…俺でよければ、いくらでも。
ただし、御望みの知識があるとは限りませんが。
[返事を返したその声は、表へと行く背中へと。]
セルマサン、………。
[ほぅっとした貌で言の葉を零す。]
ワタシノナマエは………エステル。
でも、他にも名前が思い浮かぶの。
灰色の羽根と一緒に、───「マイダ」って。
[少しの間、沈黙が落ちた。]
[声を失っていたとしても、
よく気の付くナデージュは教会で子供たちに慕われていた。
そんな彼女だからこそ、
ギュルを連れてくることができたのだろうか]
――――――…ありがとう。
[再度礼を告げる司祭は何処か寂しげな笑顔を浮かべ、
半魔となった少年は困ったような嬉しそうな顔をしていた。
彼女が通り過ぎていけば、ふわりと灰が舞う。
それを案ずる台詞すら今は相応しいとは思えず、ただ]
祈っています。
[何に、とも、何を、とも言えず。
彼らに少しでも幸せをと、心中で付け足した]
[話が途切れたならば、その合間に。
女はしゃあしゃあと口を挟む。
気後れした方がしゃべりにくいだろう、と考えて。]
エステルと、羽がマイダ?
よくわかんないけど、どっちも名前でいいんじゃないのかね。
好きな方を選べばいいさ。
[軽く肩をすくめて、また紅茶を一口。]
ああ、美味しい。
どうでもいいようなこの一杯のために残る人生謳歌してもいいくらいさ。
[少女のカップが空になるのを待って、急須を傾けようと思った。
沈黙は苦ではない。
だが、少女にとってはどうだろう。
話しにくいなら、自分が間を持たせよう。
何となくそんな風に考えていた。]
………したぎいれ。
[それは忘れた方がいいものである気がした。直感的に。>>156
優しく頭をはたかれる感触に我に返り、
ついで懐かしい香りを含む外気に触れて扉の方を見た>>149]
いるよ。
………“いつもの”? カイン。
[彼が買い求める火種の呪符のことを、そう呼んでいたのを思い出して、
ゆるり、と首を傾げてみせた]
そう…そうね…、きっと羽根がマイダ……なのかしら。
[さっぱりした物言いに安堵する様に眸を伏せ。]
今はその名前だけ………。
どうしてここに居るのか、
曖昧なの………憶えているようで、憶えていない。
朧げに浮かぶのは、
魔法陣……人……少女……灰色の羽根……。
蒼穹……と、降り積もる灰……。
[はらはら墜ちる言の葉を飲むように、カップに口接ける。]
??? は肩書きと名前を 人造妖精 エステル に変更しました。
[臥した店主の息はか細く、いかにもこの先は長くなさそうだった。生気が、命が刻々と失われていく。
このまま衰弱してしまうのか、それとも魔物と化して――何れにしても人間としての死は逃れられそうもない。
そしてそれは――この世界ではもう、物珍しいものでもなかった]
――何か言い残すことはありますか。
[聊爾にそんな言葉を吐いた。
微かに、荒い呼吸が静止したような気配を感じる。息を呑んだのか、それとも――]
―――…ともかく教会へ戻ろう。
随分外にいたんだろう。
こんなに、冷えて。
[借りていたケープを脱がせ、
丁寧に灰を払って酒場の椅子に掛けた。
代わりに持ってきていた外套をギュルへ着せて]
すまない、この子を教会へ連れて帰ってくる。
[既に魔と化した少年の手をそっと握った。
ナデージュの邪魔をせぬよう、
エラリーとトロイに静かに告げて、酒場を後にする]
私の事はエステルと呼んで下さい。
[茫洋とした眼差しから幾分か柔らかさを帯びた。
話しかけられれば応じる雰囲気があるだろうか。
少女も沈黙が苦ではない様子だった。
ゆっくりとアップルミルクティーを飲み干し、ことりとカップを置く。]
[ノックに返事はあったでしょうか。
わたしはそっと、扉を開きます。
寝台に横たわったマスターは、静かに眠っている様にも見えました。
その傍に立つ二人の姿が見えれば、私は頭を下げます。
一歩一歩、寝台の近くに歩む度に、床板がきいきいと音を立てました。
マスターの体調はどうなのでしょうか。
わたしはそっと、二人の顔を、そしてマスターの顔を伺い見ます。]
[はらはらと死の灰が舞う中、
司祭と少年は手を繋いだまま歩く。
外套を着せられた少年とは裏腹に、司祭は無防備な格好だ。
少年は困ったように司祭を見上げるが、
司祭はただ笑っているだけだった]
…仕方がない。
スーが直してくれたとっておきの最後の傘は、
今は別の友人の元にあるんだ。
[冗談めかして告げて、握る手に少し力を込める]
ギュル、ギュルスタン。
君がどんな思いで、教会を抜け出したのか。
私にはきっと分かるんだ。
それなのに、探してしまう。
許してくれとは言えない。ただ、…
ああ、エステル。よろしく。
あたしゃ羽がないから分からないけど、名前があることもあるだろうさ。
――そんで、こっちには知り合いとかいないのかい?
その様子からすると、ないんだろうね。
心当たりがないんだったら、その辺、聞いて回りでもする?
あたしも洗濯終わったしね、暇だから。
[あくびをひとつ。
軋んだ身体には、気付かない振りをして。]
異国の少女 ポラリス が村を出て行きました。
[暫く、降り続く灰を見るともなしに、窓の外を見つめていると、ドワイドが、見知らぬ少年の手を引いて、帰ってくるのが見えた。
緩く、窓越しに手を振ってから、迎えに出るため扉の方へ移動する。]
わかった。
…もってくる。
[カインに頷いて、一時店の奥へと向かう。>>163
棚には綺麗とは言えない字で呪符の種類が記された紙が、あちこちに貼り付けられている。
その文字を頼りに、カインお目当ての火種の呪符を、]
……。
[8(10)枚取り出した。
果たしてそれはいつもの量とぴったりだったか]
[記憶の中の灰色の羽根はエステルの翅とは、
全く似ても似つかなかったけれど、セルマに小さく頷く。]
はい。
ここへは初めて来ました。
………、セルマサン。
[申し出に、眼差しを留めて。]
……………。
[こくん。
言葉の代わりに頷いた。]
[その最中、聞こえた言葉>>167に眉を僅かひそめ、
また包帯の上から顔を覆った]
…もり。
いくの?
こわいばしょ……なのに。
―――…ランス、もう戻ってきていたか。
[見慣れた教会の窓から見える人影。
彼の無事な姿にほっとして、自然と笑みが零れる。
空いている方の手で手を振り返してから、扉の方へ]
ただいま。
君を出迎えるつもりが、今日は逆になってしまったね。
[少し離れた場所で灰を払いつつ、肩を竦めた]
がらくた屋さん スー は、12人目として参加することにしました。
[眉根を寄せてこちらを見上げるナデージュの表情は、どこか恨めしげに見えた。
ティーンではない大人の女性がやる仕草にも見えず、大きなギャップがあるようにも見えるが、とりあえず物言いがあることには気がついたようで]
なに?
帰って続きを書かなくちゃいけないんだが、ああ――
[それも束の間。眠りに落ちた店主を見て、徒労に満ちた様子で肩を竦めた]
この様子じゃ食べ物を分けて貰えそうにないな。
きみ、他に心当たりはないかい?
/*
ポラリス様、事情了解しました。
報告ありがとうございます。
此処まで参加していただきありがとうございました。
またの機会にご一緒しましょう。
ヘロイーズ様の反応がないのは、少し心配でもあります。
もしも動きに困っているのであれば、
村建ては全力で協力するのですが…。
ヘロイーズ様はもし確認していましたら、
メモでも構わないので反応を頂けると嬉しいです。
おかえり。
[あと何度、ただいまを、おかえりを言えるのだろう。
笑顔で友を出迎えながら微かに思えば、僅かではあるが、表情にも滲み出てしまったかもしれない。]
……?
その子は?
[ふと視線を向けたのは、手を繋いでいる少年。]
村の設定が変更されました。
[この人は何を言っているのだろうと、わたしは思いました。
気付いた時には片方の掌を振り上げて、彼の頬を打とうとしていました。
腕を上げるまでの動作はとてもゆっくりでしたでしょうし、もしかしたら彼にはかわす事ができたかもしれません。
ですが、わたしがそれ程までに、激しい怒りを彼に感じたのも確かなのです。]
でていって。
[壊れた咽喉から、声を出します。
それは大男が無理矢理に出した裏声のような響きだったでしょう。
ちゃんと声として、言葉として、彼に届いたのかもわかりません。
久々に発したその一言は、思ったよりも身体に響いた様です。
片方の目で彼を睨みつけながら、わたしは激しく咳き込みます。
喉の奥から、血の味がしました。]
通信屋としては、というか、手紙狂いとしてはね。
森のどこかでたどり着けずに迷子になっている可愛い可哀想な手紙がいやしないかと不安で仕方なくてね。
[スーが手で顔を覆った様子>>175に、少し焦ったように]
大丈夫!私の足は馬並みだから、何かあってもすぐに逃げられる。
……悪い、君の前で話すことではなかったかな。
[そう付け加える。
あの様子、やはり森で何かあったのだろうかと疑問に思うが、それを問いはしない。
カイン>>177には、声を潜めてささやくように]
君は行かないかい?煙草、足りるの?
[酒場に掲示物があることは知らないが、そう問い返してみた。]
/*
ご意見ありがとうございました。
個人的には可能な限り待ちたいのと、
折角参加してくださったので一緒に楽しみたいので、
このまま予定通り開始しようと思います。
また、その代り突然死あり設定に変更しました。
どうしても困ったときの為の対処です。
ヘロイーズ様は表でもメモでも構わないので、
これを見ましたらひとまず何か反応を貰えると嬉しいです。
(杞憂で単に忙しいだけでしたら、重ねてすみません)
では、皆様宜しくお願いします。
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