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[何度も視線を行ったり来たりしていたが、やがて手をぐっと握ると、]
…こんなこと言うと、引かれるかもしれないけど、映にだから、正直に言うな。
怒らないでくれよ?
実は映はオレの兄貴の昔の姿に重なる部分があって…。
あって、というよりあった、が正しいかもしれないけど…。
映を見ていると、兄貴捜索のことが思い浮かんでしまって…。
まあ、最初に映が気になったのは、これがきっかけ。
だから、正直言ってしまうと、最初は特に映のことが好きとか嫌いとかいう感情はなかった。
気になるっていうだけで。
[小さく、済まない、と呟いた。]
でも、さっき言ったとおり、兄貴が見つかったとの連絡で、映を見てももう心配な気持ちになる必要はなくなったのにも関わらず、映を見るたびに、何かが、気になっていたんだ。
弁当を作ってくれたりだとか、
ご飯を作ってくれたりだとか、
猫と戯れるときの笑顔だとか、
近くに来たときのいい匂いだとか、
驚いたときの声の高さだとか、
触れたときの柔らかさだとか、
…そんなのが、気になるようになっちまったんだ。
今までそんな気持ちになったことがなかったから分からなかったけど…
[ソファから立ち上がり、映の前に立った。]
つまり、映のこと、その…、女の子として、好きになってしまっていたんだ。
[これまでにないほどに赤面している。]
…この辺、今までちゃんと言っていなかったから…不安にさせているよな…?ごめんな。
映は自分が女の子っぽくないって気にしているみたいだったけど…
オレにとっては十分可愛いっていうか…その…
…オレは映のこと好きだから。
[目を見て真剣な表情でハッキリと言った。]
[微笑んだ映の表情がとても綺麗で、更に紅潮していくのが分かった。視線を映から逸らし、ぽりぽりと頬をかいた。]
…映が女の子らしくしたいというのなら、してくれればいいし、ゆっくり変わっていけばいい。
焦ることなんて全然ないぞ。
一番自然に居られるようにしていてくれたら…。
これから先もずっと一緒にいるのだから、一番疲れないようにしていてくれたら…。
オレは映がオレの前でも緊張せずに居られるようになるまで、待っているから…。
[宙を見つめながら早口でそういうと、隣に座った。]
あはは、そうだよね。俺もだ。
先輩の話聞く前も不安だったし、今もやっぱり、隣にいるからそりゃ緊張しちゃうよ。
ほんとにもう、最近ずっと悩みっぱなしだし、疲れっぱなしだし。
[ユエの袖を少し引いて]
でさ、先輩。最終的に、俺思ったんだけど…
[ユエの身体に腕を回して、抱きしめたままベッドに倒れこむ]
どきどきしっぱなしでも、それはそれでいいかもーとか。
あはは。ダメかな?
[ぎゅーっと腕に力を込めた]
(せ、先輩の返事がない…不安…。だ、ダメだったかな…?)
えーっと、離れた方がいい…ですか?
[でもちょと名残惜しそうにぎゅっとして]
〜〜〜〜〜っ!
[急にベッドの上に押し倒され、ものすごい心臓がドキドキ言っている。]
あ…あきら…。
[最初は緊張して硬直していたが、映が離れそうになるのを感じ、離すまいとぎゅーっと抱きしめた。]
先輩が俺のこと好きなのは、ちゃんと分かってるんですよ。
だって先輩は、ちゃんと態度にだしてくれるし。
ただ、俺がそういうの出来なくて、自分にいらいらしてたから……それって結局、自分から動くしかないのかなーって。
(でも、これってもしかして大胆すぎた…とか? そうなの?←素)
でも、ありがとな。映。
オレもちょっとびっくりしたけど、映もものすごい勇気を出してくれたんだよな?
[と言い、頭を撫でた。]
っていうかね。講堂でなんかみんながいちゃいちゃしてるのに俺ほっとかれて、なんかすっごくむかついちゃったんですよ。
先輩、俺のこと好きっていったくせに酷いーとか思って。
[頭をなでられて]
今はそんな気持ち全然ないのに、なんででしょうね?
ズィマーさんの男気に感動したので
お礼の意味も込めて書きました。
サンホラネタを織り込みつつ、そして笑いも入れつつ…
即行で書いたものなので設定とか矛盾だらけですけど、そこは笑ってスルー…つか、ツッコミ入れてくださいw
少しでも楽しんでいただければ幸いです(ぺこり
◇
蓮はズィマーの手を握ったまま、しばらく彼の寝顔を見つめていた。
空いた左手で額や頬に掛かった髪を払うと、時々「ん…」と小さな反応を示す。
くすぐったいのだろうか?
その反応が何だか可愛らしくて、自然と笑みが零れる。
音源を消した静かな部屋では、自分の鼓動がやけに大きく感じられた。
自分の鼓動…
彼の寝息…
二つの音は、それぞれ一定のリズムを刻む。
時計の秒針の音。
遠くに聞こえる、客の歌声。
廊下の足音―――
◇
どのくらいそうしていただろう…
バタン、とどこかのドアが閉まる大きな音ではっと我に返る。
繋いだ手を名残惜しそうに離すと、部屋の照明を落として部屋を出た。
◇
店長室から戻ってきた蓮の手には一枚の毛布があった。
その毛布を、寝ているズィマーの体にそっと掛けると、隣のソファにゆっくりと腰をおろした。
彼の寝顔を見た途端、先程の彼の言葉を思い出し顔が熱くなった。
『俺の魂を賭けて、お前を守る。』
まさか、彼からそんな言葉を聞けるとは…
まさか、自分が永い間閉じ込めていた想いがこうして成就するなど夢にも思っていなかった。
◇
初めて、彼に会ったのは自分がまだ学生だった頃。
彼はその時から、ここの学園で用務員をしていた。
第一印象は『胡散臭い人』
お酒臭いし、言葉も悪い。
仕事も何時しているのか、働いている姿など見たこともなかった。
彼への印象が180度変ったのは、そう…
ある春の日の黄昏…郊外の公園でだった…
あの時も、彼は話を聞き、
慰めるでもなく、励ますでもなく…ただ、背中を押してくれた。
私の手を握り「君は君の地平線を目指しなさい」と…
あの時の彼の手はとても大きくて…温かかった…
◇
それからと言うもの、学園で彼の姿を見かけてはこの小さな胸を焦がしていた。
彼の行動を気にし始めてから、彼の色々な部分が見えてきた。
働いていないように見えたのは、実は見えないところで真面目に働いていたからだったり、
言葉は悪いけれど、相手を傷付けるようなことは絶対に言ってなかったり…
とても不器用で、とても優しい人なのだ…
◇
この気持ちはどうすれば伝わるだろう?
学生だった私には「手紙を送る」くらいしか思いつかなかった。
『親愛なる賢者様』で始まり
『公園のマドモワゼルより』で締めくくった手紙…
その手紙は…結局彼の手に渡ることはなかったのだが。
◇
なぜなら、私は見てしまった。
偶然とは言え…
お揃いの白い服を着て楽しそうに寄り添い歩く
彼と見知らぬ女の姿を…
そして…
私の淡い想いは、琥珀の中の蟲の様に…
時間という檻に閉じ込めた…
◇
彼の、うぅ…という唸り声が静寂を裂いた。
夢見が悪いのか、それとも体勢がしっくりこないのか…
彼は額に汁…もとい、汗を滲ませて唸っていた。
蓮はふと、小さい頃自分が親にして貰った事を思い出した。
一瞬躊躇った…が
彼の額の髪を払い、そっと口付けた。
すると、乱れていた寝息がまた一定のリズムを取り戻した。
それを確認すると、蓮は安堵の溜息をついた。
◇
時計を見ると、既に5時を廻っている。
自分も眠らなければ…
今日も店は忙しいだろう。
疲れた顔をズィマーさんやバイトの子達に見せる訳にはいかない。
蓮はもう一度彼の額に唇を寄せると、ソファーから降りて床に座り直した。
眠っているズィマーの指に自分の指を絡め、彼に頭を凭せ掛けると…目を閉じた。
〈end.〉
最後に、みなさんへ。
この一週間ほどの時間、共に過ごせて楽しかったです。
忙しさにかまけて、発言が遅くなったり少なかったりしてしまい、本当にすみません!
もっとRPも推理も頑張って技を磨いてきます!
また、同村する機会がありましたらよろしくお願いします。
仲良く遊んで下さい!
本当に、ありがとうございました〜!
追伸
>イリスさん
23日の某汁の人のイベント一緒に行きましょう!w
詳しくはみくしにメッセージ送りますね!
>>1123>>1139>>1142
(講堂で拗ねていたのはそれだったのか…身体の上でごろごろする映が可愛い…。)
[思わずそのままベッドの奥側に回転させようとしたが、映が眼鏡をしたままなのに気づき、]
あ、こら、映。
眼鏡をしたままだとフレームが曲がっちゃうぞー?
[一旦映の身体から腕を外し、両手映の眼鏡を外すと、丁寧に畳み、ベッドサイドに置いた。]
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