悪の大魔王 タカルド様は、見習い執事 サイアスよ、私に色々に恥ずかしいことさせるつもりならその手の機能全onにしたまぃよ。　あ　そ　ば　せ　ろ　。

ノイエは、メモを貼った。

見習い執事 サイアスは、悪の大魔王 タカルド様、……。じゃあONにしておきますよ?いや、求婚者は確実に入れますが。

悪の大魔王 タカルド様は、ノイエからの濃塩酸でなんか元気になった感じ。

コリンは、寝癖のついた頭で姿を見せた。

ノイエは、悪の大魔王 タカルド様をつんつんつついた。

コリンは、ごしごしと目をこすった。

ノイエは、コリンに、ぱたぱた駆け寄って抱きついた。おっはよーっ。

見習い執事 サイアスは、メモを貼った。

悪の大魔王 タカルド様は、フェードアウト。

見習い執事 サイアスは、コリンに、おはようございます、と頭をなでなで。

コリンは、悪の大魔王 タカルド様にがんばってくださいねーと手を振った。

ノイエは、すっ転びながら、元気よく駆け去っていった。

コリンは、見習い執事 サイアスににっこりと微笑んだ。

コリンは、見習い執事 サイアスにいってらっしゃーいと手を振った。

コリンは、ノイエにじゃーねーと手を振った。

コリンは、寝癖のついた髪をさわり…寝入る時に誰かが頭を撫でてくれた感触を思い出した。

コリンは、静まり返った部屋を見回して、そう呟いた。

コリンは、ひとり、窓の外を眺めている。

カルメは、地面の穴からもぞもぞと湧いてきた。

カルメは、メモを貼った。

メルダース家長女 イルゼは、コリンの所に、とてとてと走り寄って頭をぺちぺち。