情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 7日目 エピローグ 終了 / 最新
[1]
[2]
[3]
[4]
[5]
[6]
[7]
[8]
[9]
[10]
[メモ(自己紹介)記入/メモ履歴/自己紹介] / 発言欄へ
―そして:朝方―
……うー ……ん……
[こめかみを押さえつつ布団から這い出た。
低血圧な上、この世界線では純血主義が過ぎて
赤血球不足らしい。
枕もとの時計を確認しようと手を伸ばした。
空気に触れてひやりとする手首の周り。
――そしてふわっとした覚えのない布地の感触。]
……、……??
[とも は こんらん している!]
あれ?……あの子がなんか、
かってきてたっけ……?
[なお一由智はこの世界線でも人の名前を覚えられない系社会不適合者である。]
……うーん……
[寝転がったままこめかみに手を当てる。]
……あれ?
[さっき手首に感じたひんやり感が再び。
視線をそちらへ向けると、
やや幅広のブレスレットが嵌っていた。
(C)CHIKYU-BOUEIGUN
と刻印が刻まれている。]
―御厨邸兼書庫―
えーと、手をこう伸ばして、足は……こうだろうか。
[少し時間があったので、興味本位から、冊子に載っている「変身」のポーズを実践してみる。
ポーズが決まった直後、青白光りと共に、学の体がバトルスーツで覆われた。
それはもう、頭から足先まですっぽりと青色で、あまりこの手のものに詳しくない学には猟奇的な印象すら抱かせる。]
ふむ……こういう時はどういう反応が正しいのだろうな。
[少なくとも書庫にある本には、突如地球を防衛するレンジャーになってしまった、20代後半の男の反応を描いたものは無い。]
突如、虫になってしまった男の話はあるのに、世の中ままならないものだな。
[そうつぶやきつつ、等身大の姿見の前で、学はしばし立ち尽くす。]
ち きゅう
ぼう えい ぐん?
[なんだそれ。っていう顔をしている。]
あれ?ひょっとして何か僕
“忘れて”る?
[能力の多用による反動を懸念し、
事細かにメモを取っているはずの手帳を取り出してぱらぱらと捲った。]
……。
[そこには身に全く覚えのないこんな記述が。]
「○月×日
ぼくは地球防衛隊の一員となった。
これからエイリアンを撲滅するために
戦わなければならないらしい。全く迷惑な話だ。
このブレスレットには変身能力がある。
秘密基地に出向いて長官の話を聞かなければなるまい。
靴下って、なんのことだ?」
「△月□日
ダm……もとい最初の犠牲者を成敗する。」
……
…
あ……学校。
[どのような不条理な事が起ころうと、日常はそこにあり、仕事もあり、当然出勤しなければならない。
突然レンジャーになったので休ませてください、とは言えないのが大人の辛いところだ。]
どうやら、仕組んだ張本人も学園にいるらしいし、少し問い詰めてみるか。
[冊子に書いてあるやり方で変身を解くと、学は身支度をして、仕事へ向かう事にした。**]
……。
でもこれは、新たな知識を得る好機かもしれない!
[一由智、17歳。
捻じ曲がった方向にポジティブである。]
よし。早速出勤してみよう。
[布団から勢いよく立ち上がる!]
っ、……!ぅ。
[立ちくらみ。]
−朝・高等部敷地のどこか−
[アーノルドは満たされた気持ちで朝日を浴びていた]
ふう、今回も隊員へのブレスレットプレゼントはつつがなく終わったな!
まあ、なんだ。今回はちょいと人選に問題がある気はするが、逆に過激なプレイングを期待できるメンバーだったな。
それにしても防衛隊枢機卿の人選は回を追うごとに悪化している気がしないでもない。
―自宅→学校へ―
[くらくらしながら何とか身支度を整え、
昨日の反省からほうれん草入りの玉子焼きが
メニューに加わった朝ごはんを作る。]
さて、今日はちゃんと学校に行こうね。
[上機嫌で、マルグリットとともに家を出る。
もちろん、出勤してみるため
途中で授業を抜ける気満々であった。]
なんでうらないしなん?
なんで?ウラナイシナンデ?wwwwwwwwwwww
wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
まあしかし、あれだ。
一仕事終わった後は靴下に下包みをだな。
[何度も言うが、彼はエクストリーム靴下泥棒の絶対王者である。
無論、エクストリーム靴下泥棒という競技についても説明せねばなるまい。
世界エクストリーム靴下泥棒競技会(WEKC)により管理されるこのスポーツは、登録者による年間靴下泥棒ポイントの総合ポイントを争うゲームである。
競技者はWEKCに競技開始を宣言した上で、その靴下泥棒の難易度・品質・技術点・マナーやエコ等の社会貢献・ディフェンダー(被害者)への配慮などを採点される。そして年間総合ポイントが高いプレイヤー上位2名がプレイオフに進むという流れである。
ちなみに昨年度はライバルのヒポポタマスとのプレイオフで死闘を演じた結果、雲仙普賢岳の遭難の危機に瀕している登山家にそっと靴下を履かせるという命がけのエグザクトリイ・リリースを決めた事で辛くも優勝をもぎ取っていた]
[懐から無線を取りだす]
メイデーメイデー。
これより競技を開始する。
『こちらブラボーよりアルファへ。
状況確認した。競技の開始を許可する』
了解した。
[そして、また彼は影に潜む獣となった]
−数分後−
[高等部教室棟の裏の花壇で、その獣は大量の靴下に埋もれていた。
町中の女子高生の靴下が、まるでハーメルンの笛吹きに呼ばれたかのようにその場所へと集結していた。
そしてサンタ姿の絶対王者はその靴下の山の頂で一人勝利に酔いしれていた]
メイデーメイデー。
獲得点数の連絡を頼む。
『エグザクトリイだ絶対王者。
今回の獲得点数は、42.113SP(ソックスポイント)だ。
だが油断するな、ヒポポタマスも追い上げている。気をつけろ。
まあ、君の懐にあるエクストラソックスを揃えれば余裕だろうけどな』
Why?
『何を言っているんだ、昨日ゲットしているだろう、我々WEKCが認定している人物の脱ぎたてソックスを片方だけ。
両足揃っていなければ高得点にはならないだろう』
な、なんだって・・・・・・?
[恐る恐る懐から片方だけの靴下を取りだす。
そう、これは記憶を取り戻した際に味わった例のぶつだ。
資料室に落ちていたが、確かにこれは片足分だけ。
よく見るとその靴下には刺繍で名前が書いてあった]
あん、り・・・・・・ メイフィールド財団の番犬<ケルベロス>か!
[愕然とした。
まさか地球防衛隊にとっての宿敵の靴下が最高得点レベルのそれとは。そして運良く、もとい運悪くそれをゲットしているとは]
くっ、しかしだ。
これを揃えるのはさすがに・・・・・・
なんだこれ
wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
−生徒会室予備室−
[生徒会室に人の気配がする。
さすがに正面から突撃して杏里の足から直接靴下を抜き取るのは危険すぎる。とりあえずこの予備室で彼女たちの所持品を物色してからと物あさりをしながら好機を待った]
ふむ。ふむふむふむ。はふっはふっ。
[ひとしきり優雅な時間を堪能している時に、事件は起こった]
『あれ、誰かいるのか?』
oh・・・・・・
[杏里に命令されて探し物をしていたアーヴァインが予備室の扉を開けていた。絶対王者ともあろうものが、まさかの痛恨のミス。賢者タイムのあまり警戒を怠ってしまっていた]
『こちらブラボー。
絶対王者、残念だがまだ競技中の判定だ。
勿論靴下泥棒アタック中に第三者により発見され、さらに通報された場合は全ポイントはく奪になるぞ』
[耳元に無線の音声が流れ、その内容に視界がぐにゃりと歪む。
まさか、記憶が戻ったにもかかわらず早々に王座陥落などと許されるわけがない。
絶対王者と呼ばれた闇の眷族は、おもむろにガラス窓を破って外に飛び出していた]
−ふたたび高等部教室棟の裏の花壇−
『ブラボー、現在君が失格かどうか協議を行っている。大人しく決定を待っていて欲しい』
[靴下の山の上で一人涙を流していた。
このままでは息子に会わせる顔が無い。
涙を拭い、無線に向かって声を掛ける]
・・・・・・目撃者が通報さえしなければいいのだな。
『そうなるな』
了解した。
[靴下の山からそっと降り、その山に火をつけたジッポを投げ込む。靴下の山はまさにキャンプファイヤーのそれのような風景を花壇の中心に作り上げた]
『くっ、ポイントが全て無効になるかもしれないというのにまさかのお炊き上げキャッチアンドリリースとは。この止まらない得点計算が無駄にならない事を祈っているぜ絶対王者』
[それはまさに決意の炎であった]
−生徒会室 予備室−
あら、何か音がしたみたいだけど。
『何か、生徒会長のカバンに顔を突っ込んでもだえていた野良犬がいたみたいで。
声を掛けたらあのガラス窓破って逃げて行ってしまったんですけど』
・・・・・・ふうん。
[少しだけ鋭いまなざしで、窓の外に視線を送った]
−地球防衛隊基地−
おはよう諸君!
説明はいいから、まずは生徒会のアーヴァインはエイリアンなのであいつをSATSUGAIせよ!金は幾らでも出す!!
[出勤してきた彼らへの挨拶がそれであった]
―朝:一由家―
?
[それは朝食より少々前の出来事。
君が買ってきたのかとの問いと共に差し出された靴下を見下ろして
かくん、と首をひねった。
実に、全く、見覚えが無い。ふるふると首を振った。
ちなみに昨晩の帰宅後は当然のようにお気に入りのクッション
(※この世界線ではジャンボビーズクッションだった)に
座り込んだ結果、埋もれて脱出できずに死んだ。
語弊があった。
脱出できず、そのまま眠りこけて現在である。
英霊は眠りを必要としないはずだが 英霊?えいれいとは一体何の話ですか?]
[しかしこれ以上問うても意味がないと判断したのか
それとも青年の間違ったポジティブ思考が
新たな知識の前では大した事ではなかったのか
真実は案外一つではない可能性もあるが、靴下の謎はそのままお蔵入り。
朝食のほうれん草の卵焼きを堪能た後、学校へ行こうとの声が掛かる]
『おうよ』
[と妙に男らしい返答をノートに掲げつつ、
青年と少女は共に登校することとなった。
はー卵焼きうめぇ。]
[そんなマスt…間違えた。
同居人が地球防衛軍に任命されているとはいざ知らず
少女は本日も平穏無事に卵焼きを堪能しつつ、登校中である。]
…めんどくさいですし!
地球人と声帯の周波が違うのか言葉届かないし
筆談とかどえらい面倒やないの!
ア●パッドとか配布しろですし!
[おすし。
この世界線では、まさかの聖杯からではなく
宇宙から召喚されたようです。]
―地球防衛軍基地―
わー、なんかあの子には
教育に悪そうだから見せたくないって言うか
あなたもなかなかの外道ですね。
[ここまで素朴な笑顔を浮かべて一息で。]
はっはっは、君もここまでの流れで全く引かずむしろ笑顔を浮かべるとはな。どうやら今回も素晴らしい部下を持てたようだ。
何だったら靴下酒をひっかけながら靴下鍋を囲んで熱く語り合いたいものだな。
[ちなみに靴下はしゃぶしゃぶが一番らしい]
−地球防衛隊基地−
[冊子のマニュアルにしたがって、基地まで辿り着いた学は、一由とアーノルドの姿を目にした。ついでに言葉も耳にした。]
一由君も騒ぎに巻き込まれていたのか。
ところで、そこの青髭の君。
君が、仕組んだ張本人のようだが、文化祭に向けてのアトラクションで、少し茶目っ気が多すぎちゃったと言う事なら、まだぎりぎり許してやらなくもないぞ。
そうではなく、生徒をSATSUGAIとか言ってるならば、さあ、お前の罪を数えろ。
わぁ、変態だー
[笑顔で]
靴下を食べる趣味はないのでお断りしたいかなあ。
でも作り方には興味があるので
ちょっとやってみてもらえませんか?
[貪欲]
……って、あれ。先生。
[智、再び眼をぱちくりとさせた]
ひょっとして、先生もなんですか?
これは、なんだか、すごいな。
−地球防衛隊基地−
やあ、一由君。こんな所で会うとは奇遇だね。
しかし、この場所は一体なんだ?
[室内には多数のモニタがあり、学園内の様々な場所を映し出している。]
生徒達を観察するにはうってつけの設備だが、もしばれたらPTAが黙っていなさそうだな。
あ。それはそうと
先生、昨日はありがとうございました。
保健室に運んで下さったって聞いて……。
[この流れで深々と頭を下げるのであった。]
― 教会 ―
ところでシスターB。
[パンを食べ終えました。]
モノはと言えば相談ではあるのだが……。
そなた、足袋を一つ持ってはおらんかな。
いやその、失くしたとかそういうのではなくてね?
うっかり風邪に飛ばされたというか、寝ている間に消失していたというか、予備の足袋を石室に保管しておいたはずなんだけど、いつの間にかなくなっていて、その。
へ?
[聞けば、シスターBの教え子がソックスが無くなったと嘆いていたらしい。原因はよく分からない。一晩の内に。風のように。颯爽と。大脱走を繰り広げてしまったとか。]
は、はあ。
なんだか気味が悪……
[こほん。]
ハッハッハッハッハ!
におうぞシスターB! 実に匂う。
あ、いや、靴下のことじゃなくて……靴下のことではあるのだけど、靴下が匂うとかそういう話ではないの。うん。そう。
事件のにほひだ!
これはわれら教会の枢軸に挑もうという悪魔の手勢の仕業に違いない。父上が留守の間に攻め込もうとは片腹痛い。われらシスター軍団の信仰力(暗黒)を以って存分に蹂躙してしまおうではないか!
長年力を溜めた甲斐があった。機は来たれり!
……………実際何なんだろう。
泥棒とかかな。怖いね。変質者かあ。
父さ……神父早く帰ってこないかな。すーすーする。
[ぶつぶつ。]
シスターBも気をつけてね。何かあったら言うんだよ!
ん、まだ二人だけなのかな。
でも双海子さんには全然関係ないので恋と魔法と学園モノらしいことなんか考えてみよーっかなーって。
ああ、いや、別に構わないよ。
貧血か何かかい?朝ごはんはきちんと食べないとね。
[そう言った後、モニタを見つめる。]
……そう言えば、エイリアンがどうとか言ってたな。
この学園にエイリアンねぇ。
[非現実的だとは思うが、自分のように魔術を使う魔術師もまた、一般人から見れば、非現実的と言える。]
でも、エイリアンねぇ……
[今のところ、モニタに映し出される情景は平和そのものだ。]
[とある本を探して欲しい、つまり生徒会長はエイリアン留学生の名簿を紛失したとのことであった。これは私の任務にも問題もたらすと京子は思った。どこに行ったのかと生徒会室を眺め回してみるものの見当たらない。
冷泉京子は、21世紀の最新型ゾンビであり、視力の強化は施されているものの、透視能力までは開発に成功していないのだ。]
名簿は、エイリアンを狙うどこかの機関に奪われたのでしょうか……。
そうなのだよ!エイリアンなのだよ!!
[机ばんばん]
あいつらわだな、この学園に侵入していつの間にか人間社会に溶け込み、内部からこの地球と靴下を我が物にせんと企んでいるのだよ!!
そして、我々はアーヴァインがエイリアンである事を察知したのだ。
つまり、手加減は無用という事だ。判るかな御厨先生殿。
ぞくっ!
[背筋に悪寒が走る。
そう、例えばまるでいたいけな一般人やエイリアンに間接的もしくは直接的に長官が命を狙われているような、そんな悪寒である。よくよく考えれば例えばもまるでもいらないんじゃないかと思うがそんな悪寒である]
[1]
[2]
[3]
[4]
[5]
[6]
[7]
[8]
[9]
[10]
[メモ(自己紹介)記入/メモ履歴/自己紹介] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 7日目 エピローグ 終了 / 最新