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旅人 ガイ は 学生 ポーリーヌ に投票した。
学生 ポーリーヌ は 旅人 ガイ に投票した。
大学生 ニコ は 学生 ポーリーヌ に投票した。
学生 ポーリーヌ は村人達の手により処刑された。
今日は犠牲者がいないようだ。人狼は襲撃に失敗したのだろうか。
暗雲が去り、まぶしい光が降り注ぐ。――全ての人狼を退治したのだ!
名前 | ID | 勝敗 | 生死 | 役職 | 希望 |
---|---|---|---|---|---|
結社員 シュザンヌ | Armand | 勝利 | 2d襲撃 | 村人 | 村人 |
歌手 ソランジュ | Xiwong | 勝利 | 3d襲撃 | 占い師 | おまかせ |
冒険家兼フリーライター トマ | leeha | 勝利 | 4d処刑 | 村人 | 村人 |
旅人 ガイ | wuming | 勝利 | 生存 | 村人 | 村人 |
学生 ポーリーヌ | azumi | 敗北 | 5d処刑 | 人狼 | 人狼 |
大学生 ニコ | azuma | 勝利 | 生存 | 赤の聖痕者 | おまかせ |
宿無し ザジ | yummy | 勝利 | 3d処刑 | 村人 | 村人 |
支配人一覧 | |||||
奇妙な旅人 ギルバート | wuming02 | -- | -- | -- | -- |
ガイ ――ッ!!!
[己としなやかな獣の間に割り込むように飛び込んだ男の名を叫んで、両手で握りしめた棒切れを下から振り抜かんとする。]
[金色の視界に再び男達を捉えたとき
少女は僅かに表情を歪めた。
自分にとってもそうであるように
彼らにとっても自分は最早、偶然の同行者ではないと
その手元が告げているように感じた]
ぁ
[小さな慟哭がひとつ、こぼれ落ちる。
それでも悔しくて手を爪を奮ったのだが
喧嘩の経験もない少女に勝利の兆しなど
あるはずはなかったのだ。
次にはもう熱さしか感じない。
痛みをそう感じているのだと理解するまで
時間なんてものは必要なかった]
[人狼の鋭く伸びた爪が、左半身を薙いでゆく。
肩にきつく巻きつけたシャツが千切れ、皮膚を裂き、肉を抉り。
だが、同時に男のナイフも、少女のふたつのふくらみの間を貫いていた。]
[手が握ったナイフの柄から捥ぎ離される。
男は色褪せた絨毯の上を吹っ飛び、長椅子に突っ込んだ。
叩きつけられた衝撃に短い悲鳴を上げた後は、左肩を押さえて息を殺してのた打ち回ることしかできなかった。]
[転がった懐中電灯――――
異邦人のもたらすスポットライトは吹き飛ばされたガイの体を照らす。]
――――っ、こんのぉ……!
[力任せに振り抜く木の棒切れは、横から少女の体を打つ。
ニコも手負い。傷が開き血が流れ出す。]
[ぼた、と床の上に大輪の赤が咲く。
白いワンピースは、最早最初の色など思い出せない。
指先に感じた引っ掻くような感覚も
少女には最早にとって恍惚をもたらさない]
…何で、思い出しちゃったん、だろ。
[涙が落ちても、血の上に落ちて解らない。
膝が笑ったように震え崩れ落ちる。
金色は、月が沈もうとしている暗い夜を朧に眺めた]
っ、ぐ、づ……ッ
[痛みにうめく。
勢いのままよろめくが、なんとか耐えた。
力なく崩れ落ちた少女を打ち据えた罪悪感が過る。
青色の目を眇めた。]
……っ、くっそ
[ふらつきながら、顔をガイの方に向ける。]
っ、ガイ……!
[のたうちながらちいさく聞こえる呻き声。
まだ危険かもしれないと思いながら、足は彼の方へ向いた。
棒切れを片手に、ガイの肩に手をかけようとして引っ込めた。]
ひでぇ……
[痛みに朦朧と霞む目が、膝から崩れ落ちる少女の姿を捉えた。
引き伸ばされた一瞬に、男は少女の金の瞳に滲む涙を見る。
――もし、全てを過去にして、生きていこうと言ってくれていたなら、
だがそれも僅か、横薙ぎに吹き飛ばされ、少女は男の視界から消えた。]
[ぼんやりと己を覗き込む青年を見上げる。]
……連れて行ってくれ、彼女のところに
[しわがれた声を何とか搾り出して、囁く。ふぅと意識が遠のいた。]
[瓦礫のようになってしまった聖徒席の瓦礫は
少女の身を深々と、幾つもの破片で貫いていた。
肩に、腕に太股に。最早視る影も何もない。
気だるげに近づく二人の足音に息をはいた。
金色は月が翳るように瞼に消えて告げる]
……生きてるなら、笑えばいいのに。
もう、怯えなくていいんですよ。
[頭に浮かぶ言葉を問うべき相手は最早どこに在るのか。
答えを求めるように、指先が震えた。
幾ら人狼であっても体を維持する血液がなければ
生命は死に近づくだけ。
太陽が昇る頃には、ヘイヴンの終焉を告げるかのように
事切れた姿が弱い朝日に照らされていた**]
これが…運命、なのかな───…
おい、…… っばか、
[軽く頬を叩き、肩を貸した。
ガイを半ば引きずるようにしながら、倒れた少女の傍ら、見下ろす。]
……
[か弱くか細く、ニコには聞こえた。
口は挟まず、ただ唇を噛んだ。]
[ニコに寄りかかり、殆ど引き摺られるようにしてポーリーナの元に辿り着いた。
見下ろす少女からは気圧されるような恐ろしさは消え、見かけどおりのか弱く頼りないただの娘でしかないように見えた。]
……すまん。
殺して、望みを叶えてやれなくて ご めん な
[男は俯き、閉じた目蓋から熱い滴を零した。]
―廃教会―
――別れてからまだ数時間しか経っていないのに、『もう』か。
差し出した手を拒んで、どんな道を選ぶかと思ったが。
[『それ』は教会の戸口に立ち、誰にともなく呟いた。
東に昇りはじめた朝日が、それの輪郭を淡く縁取る。]
[かけるべき言葉が思い浮かばない。
ニコはただ押し黙っていた。
この町を求める気持ち、
仲間を求める気持ち、
すれ違った結果――――なのか。
ややうなだれていた顔を、はっと上げた。]
――――!! 誰だ!!
[手にしていた棒切れを向ける。
朝日を背にしたシルエット、顔がよく見えない。]
……――――
[どくん、と心臓が鳴った。
緊張が走る。]
“お前はいったい何を欲し、何を得ようとしたのだろうな”
『それ』は唇閉ざしたまま、空気震わす音ではない、声ならぬ聲で尋ねた。
…………、……
[睨み付けた青はやはりこの場に似つかわしくなく鮮やか。
対する声の主の双眸は、さながら月を思わせるような――――]
…………アンタ、
[マイルズか、と唇は不確かなまま止まる。
かの結社のなかで伝えられる“奇妙な旅人”の名を思い出した。真実に追い付いた仮説を。
少女に向けられたこえなきこえは、
血を持たない青年には聞こえない。]
[涙が凍りついた。
心臓がメチャクチャなリズムで踊り出す。
教会の出入り口に立っているものの顔は見えないが、金の瞳のポーリーヌやトマを見た時以上の甘美な戦慄が背筋を駆け抜ける。
男は愕然と瞳を見開いて、ニコの肩をぐっと掴んだ。]
――――……
[虚空の音に耳を傾けるようにしばし佇む。
ややあって、]
……もうここには用はない。
[言い捨てると、あざやかに踵を返した。
振り向く横顔に黄金が流れた。]
[――こちらを見ていた『それ』が顔を背けた時に露になった横顔のライン。
恐怖を圧倒するほどの憤怒が沸きあがったのはその瞬間だった。]
ッ あんたが あの
[それは崩壊の前夜に撮られた、一枚だけ残った写真に写っていた横顔、だった。]
っ、おい 待てよ!!
そっちはなくてもこっちに話が―― っつ、
[ぐ、と肩を捕まれて小さく声を漏らす]
……?――ガイ?
[様子がおかしい、と横顔へ視線を向けた。]
[この写真には滅びの予兆が写っていると、死ぬ間際に従兄の墓守は言ったのだった。
そして、あの廃屋でマイルスと名乗っていた男が、侵入に怒った男の恫喝に振り向いた瞬間にも、それと知らず直感的に同一人物だと理解していたのだ。]
か え せ ッ !!
俺たちの町を、
[同族を手にかけた空漠と、怒りの全てをその男にぶつけた。果たしてそれが正しいのかも分からずに。
そうしたところで、今更どうにもならぬこともまた分かりきっていた。]
[ニコの手を振り解こうともがく。
男へ詰め寄ろうと一歩踏み出し、だが失血が多すぎた所為か叶わず、足がもつれて己を支えていた青年に倒れ掛かった。]
[『それ』は振り向けかけた動作を止めた。
横顔を見せたまま、横目でふたりを流し見た。
それはまさに、観察という言葉が相応しい、冷徹な視線。]
ちょ、 ばっか、 やめろって、……!
アイツヤバい、やべーから!!
[つかみかからんとする勢いのガイを慌てて止める。
腕をつかみ、その拍子に倒れ掛かってくるガイを
抱きとめる形となる。]
っと、と、と
[支えながら、青い眼を冷徹な金の眼へと向けた。]
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