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置時計 ばれりーはミニチュアハープ ユーリに投票を任せて寝た。
置時計 ばれりー は はりばこ アールグレイ に投票してみた。
びいだま マリーベル は 置時計 ばれりー に投票してみた。
はりばこ アールグレイ は 置時計 ばれりー に投票してみた。
ブローチ エリィゼ は ミニチュアハープ ユーリ に投票してみた。
ミニチュアハープ ユーリ は はりばこ アールグレイ に投票してみた。
マグネット ミチゃいる は 木彫りの熊 トルテ に投票してみた。
タイプライター トレイス は はりばこ アールグレイ にごく適当に投票してみた。
木彫りの熊 トルテ は ブローチ エリィゼ にごく適当に投票してみた。
置時計 ばれりー に 2人が投票した(らしい)。
はりばこ アールグレイ に 3人が投票した(らしい)。
ブローチ エリィゼ に 1人が投票した(らしい)。
ミニチュアハープ ユーリ に 1人が投票した(らしい)。
木彫りの熊 トルテ に 1人が投票した(らしい)。
はりばこ アールグレイ は村人達によってたかってぶち殺された。
マグネット ミチゃいる は、はりばこ アールグレイ を覗き込んだ。
人狼は食い損ねてお腹が空いているようだ。
《★占》 はりばこ アールグレイ は白だった……ような気がする。
《★霊》 はりばこ アールグレイ は白だった……ような気がする。
しぶとい奴は置時計 ばれりー、びいだま マリーベル、ブローチ エリィゼ、ミニチュアハープ ユーリ、マグネット ミチゃいる、タイプライター トレイス、木彫りの熊 トルテ の 7 人だと思っておこう。
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…………これは。
被った?
そして、アールさん、白……『だった……ような気がする。』って、このメッセージはいつもながら。
[本が崩れてくる瞬間。
とっさに赤い糸がついた方の縫い針を抜いた]
『くろすすてっち』!
[ひとつでは間に合わない。
ががが、と空間に縫い上げる、×印の山。
刺繍の糸は、次第に赤から金へ変わる。
衣服の色から、髪の色へ]
置時計 ばれりーは時間を進めたいらしい。
…なんとか助かったのだわー…
[ぐったりと脱力しながら、息が切れたわけでもないのはそれが生身の体ではなく付喪神であるからか。傍らに半ば転がしてきたふたりも、どうやら差し当たってどうにかなってしまうようなダメージはないらしい]
…ハリー?
[棚の上からの呼び声に応えて、本の山がもぞりと動いた気がして、声を掛ける。が、力尽きたのか、そもそも動いたような気がしたのは気のせいだったのか…ともかく、それ以上動く様子はなかった]
だいじょうぶ…だとは思うのだけれど…。
少し見てくるのだわ。
襲うつもりなら、いつでも掛かってきてもらったって構わないのだわー。
[そんなことを誰に言うでもなく言い残し、海か山かとばかりに広がり積みあがった本の山の中を、ごそごそと探し始めた。
いずれ針山を見つけ、そこに実体化した姿がなければ、誰か戦争に参加していない仲間に頼んで押入れへと運んでもらうのも、戦争の数少ないルールなのだし…なにより、なにもしないでいるのは、居心地が悪かった]
[本身に繋がる針山だけは、守らないといけない。
例えつぶれて大丈夫だとしても。
――かわいいはりばこね。
初めて主と会ったとき、彼女は自分を取り上げてそう言った。蓋を開けて、南瓜の形の針山を手にとって微笑んでくれた。
だから自分は「はりばこ」で、この針山だけは守らないといけない]
[矛盾している。霊体になれば、こんなことしなくてもいいはずなのに。でも反射的に、そうしてしまった。
本身に戻れば自分を覆う半球を作り出す頃には、付喪神の力は出し尽くした]
…………。
[ひとこと、呟いた声も音にならなくて。
ただちょっと満足げに微笑んだ姿は、すぐに薄れて*消えた*]
─ 四畳半・棚の上 ─
……本体から、離れられる……ですか?
[唐突と言えば唐突な言葉>>0に、きょとり、と瞬く。
説明をされれば、なるほど、と呟いて]
それはそれで、好都合……というところでしょうか。
幸いというとアレですけど、足場もできましたし。
[崩れた本の山は、降りるにも上るにも適している。
勿論それはそれで、突っ込まれる、とも言うのだが、それはそれ]
ふむ……それなら、思いっきり行くのも、ありですねぇ……。
[遠出はできないだろうけれど。
それでも、棚近辺から離れられないよりは、色々と広がるのは間違いなく。
に、と、どこか楽しげな笑みが浮かんだ。**]
[硝子球を介して、手を伸ばすような感覚。実体を祓う力をもったその手は、けれど直前で空を切った]
あら…一足遅かったかしら?
[肩透かしを食らったことに首をかしげながら、けれどこれでひとつ確信した。この『手』を使えることは、確かな事実だ]
…どうしようかしらね。この力、戦争とは相性がよすぎるわ。
[実体をなくせば負け、なのだから、ズルもいいところだ。いつもどおりの自分であれば正々堂々やるために、即封印でもするところなのだが。なぜだか不思議とそういう気にはならない]
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