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「主に召されて、土の下で最後の審判の日まで眠り続けるの」
興味がありません。
「例え命が尽きても、貴女の意思は受け継がれていくだろう」
先のことを、ワタシの意識が知ることはできません。
飛行機雲を眺めていても、テレビを眺めていても、つまらない。
空想の友人と、一人遊びをすることが好きになりました。
希薄な生は、死も希薄に意識させてくれるから。
1.day
死の足音が近づいてくる。
一つの奇跡を巡り、命の空席を巡って争い合う。
彼らが最後に想うのは、どのような声だろうか――。
どうやらこの中には、村人が11名、人狼が1名、占い師が1名、霊能者が1名、狂人が1名、共有者が2名、C国狂人が1名いるようだ。
むにゃむにゃ。
……ねんがんのぉ
ナガソネソテツをてにいれたぞぉ……い。
[男は、ジュラルミンケースを抱きかかえて眠りこけていた。
意識の覚醒までは、まだ幾許かあるようだ――。**]
桑島.H.デッラルデ. 法太郎が「時間を進める」を選択しました。
― 拠点 ―
……ナガソネソテツ?
[男が呟いた言葉を、復唱してみる。
想像も思考も、特に深い意味へは辿り着きそうもなかった。]
気絶したと思ったら夢見心地で呟くなんて
幸せと比喩するべきなのかしら。
……………あ。
人生を三分の一、眠りこける男、なんてどうかしら。
ジュラルミンケースを抱えて眠る男がやがて一攫千金を――。
[首をかしげた。]
全くだめね。
……この人、思ったよりつまらないですわ。
生態以外は。
[ふうと息を吐いた。]
まあいつまでも眠らせているわけにもいきませんし……。
目覚めなさいな。ミスター。
[持っていた本の角を眉間に落とした。いい音がした。**]
H「おはようございます。マスターの体力はバケモノか!」
W「夜更かし苦手な身としては尊敬と共に心配しますねー…」
H「ところで十六本腕って心当たりひとつしかないんですががが」
W「あれですね、ヘカトンケイレス」
H「…それもっと多くなかった?」
――回想 / ファミリーレストラン――
[時々、何かしらの感想は述べたかも知れない。だが会合では基本的に無口。会話はマモルに任せ、席を共にした4人の人となりを観察するに徹した。気にしたのは、その人物の表と裏。黒衣の男の様子をより確認してはいたが、言動としては時折ちらりとその顔を見る程度だったか。]
………hum.
[結論。ハンバーグが美味しかった。]
――回想 / 会合を終えて>>690>>691――
そうですね、明らかな敵意や、寝首を掻こうという考えではなさげと見ましたが――
[あ、とマモルが空を見るのにつられ、同じく見上げる。それから空を往く鳥へと手を伸ばす姿へ視線を戻し。]
空に、焦がれるのですね。
[馬を駆り、地面を駆けることしか考えられなかった自分と、その想いを比べ。
遥か遠くを望める少年の眼差しに微笑みを浮かべた――**]
W「あれ、まだ飛行機とかって全然でしたっけ西部な時代って」
H「熱気球はかなり以前からありましたし、ライト兄弟のフライトも成功した後ですが西部で空を飛ぶ人はいなかったと思いますねー」
B「腹の足しにならんしな」
自分の性別に違和感を感じたのは、10代の頃だっただろうか。
始めのちょっとした違和感が、大きくなっていくのにそれほど時間はかからなかった。
それでも、この言葉遣いを選択する時には、かなりの葛藤があった。
父が保守的で厳格な男であり、シゲは幼い頃から厳しい魔術の訓練と共に、父の価値観をも叩き込まれていたからだ。
父の関心は、野本家と、代々伝わる魔術刻印を引き継がせるに相応しい男児を作り上げる事のみにそそがれていて、感情的なやり取りなどほぼ無かった様に思える。
それへの反抗心もあったのだろう、最後には自身の違和感に、素直になる決断をした。
当然、父とは大喧嘩である。
家を出た挙句、親子の縁も切られた。
唯一気がかりなのは、弟の事。
彼は常に味方であったが、結局のところシゲは、家や親、代々伝わる魔術刻印の事も全部彼に押し付けてきたのだ。
―― 埴市エリア・夷隅山・廃屋 ――
[古びたソファの上で、ふと目覚めたシゲは、辺りを見回した。
テーブルの上にはカセットコンロと、昨日食べた白菜鍋が置かれている。
まだ残っているので、暖めなおせば食べられるだろうか。
結局、昨日は埴市では無く、樹那町エリアで買い物を済ませていた。
仮に帰る場所を見られても、そこは本来の拠点ではなく、待ち伏せなどにあわないと考えたからだ。]
……ま、でも埴市も見ておかないとね。
[身を起こして端末で情報を確認する。]
[鍵の奪い合いになるという情報は、シゲにとってありがたいものではあった。
自身のサーヴァントは、あまり強いとは思えない。
だが、このルールなら必ずしも相手を撃退しなくても良いはずで、要は鍵を取り、そこから逃げられれば良いのだ。
ただ、このルールには難点もある。
部屋にこもったままで、各チームが撃退されるのを待つ手段は使えないと言う事だ。]
……そうだ、あの「樽」は使えるんじゃないかしら!
鍵を取ったら、すぐ中にこもっちゃえば、相手が手出しできないとか?
[仮にも、あれだけの魔力を放つものである。シゲの期待は膨らんだ。]
………。
[飛びたいと、まっすぐに語って扉を開けた少年をしばし見つめる。
そうした、ある種の本能的な、根源的な望みは、心地いい。
――Den I wish I was in Dixie,
(そんでディキシーに帰れるんなら、)
――Hooray! Hooray!
(万歳さ、万歳さ、)
――In Dixie Land I'll take my stand,
(南部の大地に家を構えて、)
――To lib and die in Dixie!
(のんびり暮らしてそして眠ろう。)
記憶の彼方から聞こえてくる、楽しげな音楽に少しだけ瞳を閉じ。]
――回想・ファミリーレストラン――
[横になり魔力の消費を抑えてはいたが、魔術師達の話にだけはしっかりと耳を傾けていた。
>>871 衛の言う「忍神エリア」の守護霊とは?
意識も個性も有るというならば・・・我らとどう違うのだろうか?
主を持たぬ英霊など、聖杯からもたらされた記憶には無い。否!存在できるはずが無いだろう・・・
そも、彼らの主とは何処にいる
― 聖杯! ―
まったく、厄介なことだ!!守護者とやらの主が聖杯であるならば・・・奴らの魔力は尽きること無く、我らの前に立ち塞がる・・・と、言うことか・・・]
―アーチャーチーム拠点―
[笑顔で肯定されると、
衛は2度ほど瞬いてから照れくさそうな顔をした]
よかった、笑われなくて。
[照れ隠しの言葉であったのだろう。
玄関に入ると、ただいま、と家にいる時の癖で挨拶した。]
[これからどうしたものかと考えていたシゲであったが、端末情報を見るうちに、魔力回復の補助と言う一文を見つけた。]
……そう言えば、昨日は樽のおかげで、ちょっと疲れているのよね。
こんな早い段階から疲れているのは、きっと私くらいでしょうし、行ってみようかしら。
ライダー、あなたもついてきてよね。
……まあ、その前に顔くらいは洗って、鍋の中身を片付けておきましょうか。
[シゲは気だるげに床へ座っていたライダーに声をかけ、朝ご飯を食べる事にした。]
疲れたのなら休むのが一番だと思うのだが。
陽の光を目いっぱい浴びながら、頭を空っぽにする。
あるがままにあるということ。
これに勝るものはないと思わないかね。
――虚無の町エリア・東ブロック・時雨神社入り口――
[食事の後、虚無の町へと訪れたシゲは、時雨神社へと訪れていた。
目に入ってくる鳥居や狛犬。日本独特の風景に懐かしい気持ちになる。
涼やかな風が吹く中、境内に足を踏み入れた。]
ライダー、鳥居の真ん中は通っちゃ駄目よ。
そこは神様の通り道だから。
……ま、架空の町に、神様がいるかは解らないけどね。
――回想・ファミリーレストラン――
[>>907 エルモの言うことに、尤もだな・・・と薄く金色を覗かせる。
衛、エルモ、この二人の魔術師には血の臭いを感じ取れなかった。彼らの無邪気さに救われる気さえする。
鉄砲娘、身を守る為と言いながら銃に頼る。が、その銃口が自分に向かない限り・・・まぁ、今の所はよし。としておこう。
油断ならぬのが、黒衣の男・・・出で立ちと振る舞いから、アサシンではなかろうか?ふん、群れたがらない訳も合点がゆくな。
カタリナの個人評価も終わりかけた頃、弦ノ丞が暇を言い出す。
面倒そうな顔をしながらも狼型に変身し背に乗せる。
拠点への道すがら弦ノ丞にポツリと・・・]
― 弦よ・・・ 魔力 こんな、事に 消費させるな ―
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