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次の日の朝、自警団長 アーヴァイン が無残な姿で発見された。
……そして、その日、村には新たなルールが付け加えられた。
見分けの付かない人狼を排するため、1日1人ずつ疑わしい者を処刑する。誰を処刑するかは全員の投票によって決める……
無辜の者も犠牲になるが、やむを得ない……
そして、人間と人狼の暗く静かな戦いが始まった。
現在の生存者は、"Dowser" キャロル、"ExaltedAngel" ローズ・ブラント、"WidowedGentleman" オードリー、"StiweardShip" ラッセル、"ShadowWalker" ジーン、"LatestOpe" ニーナ、"Sledge-Hammer" ダニエルの7名。
焦らしプ………?
[ラッセルの言葉に、眉をしかめる。]
他人のものが美味そうに見えるのなか、それをお主にやろう。……意外と「同じ」ではないかもしれんぞ?己自身では気付かぬだけで……
[ふっと髭の奥で笑ったその時、バーカウンターに居るスタッフが慌ただしく話を始める。]
……………?
なんだ。お主ら何があった……?
[それでもなお、"Vermillion-Jack"とは関係の無い今夜のゲストDJは、彼らの頭上からフロアに向けて喧しくも緩慢な音を落とし続けている――]
"ShadowWalker" ジーンは、"StiweardShip" ラッセル を能力(襲う)の対象に選びました。
…ん?
[メダルもなくなりかけた時、ふとタッチパネルの上の情報が変わったことに気付く。
メダルを入れる手を止め、モニタを見つめ…]
あーぁ。
[溜め息をついた。ゆっくり立ち上がる。
とぼとぼとカウンターへ戻る姿は、消えていったメダルのせいにしか見えないだろう。
しかし、既に切り替わっているタッチパネルの情報を見ていたならば、この嘆息の意味が分かっただろう。
残念。悲哀。期待はずれ…]
どーしようねぇ?
[スツールに座ると置いてあったグラスを傾けた]
"ShadowWalker" ジーンは、"Dowser" キャロル を投票先に選びました。
…ン。諍いとひとことにしてしまうのもいいけれど。
〔耳に入る会話の内容は…喧騒に紛れるが、その只事でなさにぐ、と一度唇を噛む。〕
――アーヴァインは腕は未熟だったかもしれないけれど…
人一倍スタッフとして苦労してきてるオトコさ。
キャロルが自己防衛に走って暴発をしかけたのを、
正反対の性格のニーナがうまく宥めていなしてくれた…と。
…奴は其処まで汲んで教えてくれたよ、ダニエル兄。
〔取り替えられたペットボトルを束の間目で追って、とんでもないとばかりに豊かな紅髪を打ち振る。両手を腰へあてながら、感傷さ、と口の中で呟き〕
〔ラッセルへはにやりと相好を崩して見せて…
泣き笑いのような切なる面持ちを過らせる〕
だから…ダニエル兄と…麗しのローズだと思う。
─2F "Blue"floor─
[ふと足を止め、バーカウンターのある方に視線を送る。
そこに居る者たちの気配を感じたか、僅かに首を傾け目を細めてじっとそちらの方を眺める。]
………ふうむ。
儂はその様子をよく見とらんかったからな。誤解ならばすまなんだな、オードリー。
[カウンターテーブルの向こう側を若干気にしながら、男はオードリーに詫びた。]
……………?
儂と、ローズが……何だ?
[オードリーを見つめ、問う。]
[ダニエルの表情に可笑しそうに肩を震わせ]
興味を浮かばせるようなことを口に出すのに巧くはぐらかしてる…
楽しみにしているんだけど昔語りは未だ?
[相槌を打ちながらペットボトルを高く翳して中の液体を揺らしながら眺め]
…同じでなかったらクレームものだよ…
それでも何か仕込んでるの?
[同じにしか見えない、と皮肉を込めて呟き]
[囁き流れる会話には僅かに目を眇めるだけでそれ以外の反応は見せず、それよりもオードリーへと軽く眉を上げて面白みを含めた瞳で見つめ]
……それは、興味深い話だね。
WidowedGentlemanの話が聞きたくなったよ…。
"だから"…に辿り着くまでまでの、貴方の心の内を
言葉に直して聴かせて欲しいな。
…んーン。ダニエル兄。
私こそ――勘違いならば。
〔詫びを途中で飲み込むのは、傍のラッセルへとせめて格好つけてみせようとでもいう伊達かもしれない。〕
…破壊者。…
〔そんなものはいないといい…と数日思い続けてきた、
口にせざるを得ない言葉。ふっと漏れる呼気を整え…〕
[単にメンバー達に挨拶をしようと考えたのか、スタッフ達のざわめきに気付いたか、黒の男は進路を変え、バーカウンターへと向かう。]
[気配をゆっくりと現しながら近付き、会話する三人に目礼を送った。]
…んー?なーに、あたしが悩むのってそんなに意外かなー?
[若いバーテンがずっとこっちを見ているのに気付くと、小さく笑った]
だって、あたしお姉さんだもん。
色々、考えなきゃいけないのだー。
…んーと。
みんなはBlueに居るのかな…?
[赤。黒。青…
モニタを見やればゆっくりと立ち上がり]
ん。まぁ、気にしないでお仕事してて。
こっちはこっちのお仕事だから、ね?
[バーテンに軽くウィンクするとエレベーターへと向かっていく。
ボタンを押すと小さく息を吐いた]
―1F Platform → 2F "Blue"floor―
――1F・"Platform"――
[彼女は闇を歩く
光の元へと帰ってくるその姿はいつもとは違い古びたローブを黒衣の上から羽織っていた]
・・・いつもの
[...は慌ただしい周りの状況など気にも止めずにカクテルを注文する]
《業務連絡》
再度確認致しますが、この村のバトルは【乱数による勝敗決定】は禁止です。
更新直前までバトルRPを行っていただきます。皆様は、全体の流れから【バトルに負けたと思われる方に処刑投票を入れて下さい。】
3人以上が戦っている場合(複数箇所でバトルが繰り広げられている場合を含む)は、【一番生き残っている確率が低そうな人に処刑票を入れて下さい】。
あ、そうそう。
いくら負けたくないからって、無敵表現や「攻撃を全部避けた」とかいうのはダメです。RP的にクールではありません。相手の攻撃から逃げられないと思ったら、素直にダメージを受けて下さいね。
………ほう。
[オードリーの言葉に、両腕を組んで応える。]
しかして、その理由は如何に?
思慮深いお主のことだ。何の理由も無く、儂が「破壊者」に見えたとは思えぬ。
[壁際で、オードリーの目をじっと見据えて居る。]
[契約時間終了に尽き、彼の立ち去ろうとする女に、契約の男は一つ問いを投げかける。]
「――恋をした訳ではあるまい?」
[その言葉に、女は静かに苦笑を漏らして首を振る。]
―― 一体誰に?
一晩の馴れ合いとはいえ、心を全て赦した訳ではないわ。嗤えない冗談はよして…。
そして…。今は仕事中よ?例えどんなに想いを揺さぶられようとも、琴線に触れることは無いの…。
[「愚問過ぎるわ…」
そう吐き捨てて、女は立ち去る。
背中越しに聞こえる僅かな喧騒は、彼女の耳には届かないままに――」
―― →1F Platform――
[オードリーの唇から毀れた「破壊者」という言葉が、丁度歩み寄った時に耳朶に入る。
漂う雰囲気の変化に、浮かんだ笑みは薄れ、微かな痕跡となって残る。
立ち止まって、沈黙のうちに三人の顔に順番に視線を注いだ。]
話をさせて貰えるのならね?
〔この場にいない者たちの動向を気にはかけながら、
ラッセルの興味に視線を動かさぬ侭応える。〕
…ラッセルには、私が破壊者であるらしいと
誤解されるようなことを言ってしまって…
それに乗じて君の反応を見させて貰った。
もし君が逆に破壊者なら、私が味方でないことは
元々知っているはず…君にはその匂いがなかった。
その会話を聴いていた様子のジーンと話したけれども、
カマのかけ方でやっぱり同じ匂いはなかった。
〔折しもの影の訪れに、矢張り視線のみで応じ…〕
キャロルやニーナとは直には話していないけれど…
アーヴァインから…可哀相に、逝ってしまったのだね…
聴いた昨夜の様子から朧気に判断を。
〔一度息を次いで、自分の思考過程を晒すことに
やや慣れなさを憶えることを振り捨てる〕
…ローズは長く私と過ごしていたのに、
…私に問うことすらしなかった。
ダニエル兄に到っては、時が満ちゆく間
声をかけてくれもしなかったし…
破壊者を探す素振りが全く見えなかったのだよ。
それぞれに私が感じ心を動かしたことは
たくさんあるのだけれど…私がいま短い時間で
話せるのは、多分こんなふうだと聞き易いのだと思う…
〔…そして、皆のではなく…此処の所感を待つ。
それが明かされるのであれば…だが。〕
―― 1F Platform――
[足を踏み入れるなり、俄かに感じるざわめき。
膚をなぞる微かな感触に違和感を覚えた女は、近くを通り過ぎるスタッフを一人引き止めて、訊ねる。]
――…そう…アーヴァインが…。
それはまた…気の毒に…。
[耳元で囁かれた事実に、女の双眉は微かにでも動いただろうか?
一瞬だけ弔うように視線を伏せるが、再び視線を上げる頃にはいつも通りの表情を浮かべ――]
さぁ…本格的に仕事開始って所かしら?
よろしくね?わたしの可愛い部下達…。
[くすり くすり――
空気を震わす白き笑みは、白金の指輪に口付けをして。]
まずは…みんなの所へ出向かなくてはね?
[ひらり――優雅にシフォンのショールを翻しながら、向かう先は…]
――1F Platform→2F Blue floor――
――2F "Blue"floor――
[青の照明。
ゴシックドレスの白を青く染め。
その肌さえ青く染め。
柔らかい髪の毛は辺りと同化する。
人の多さに飛び跳ねながら、見知った姿を探す]
ぅー。人多すぎー。
[見えない。周りより頭一個か二個分低い少女に取ってはソレは青いトウモロコシ畑の様にも見えるか。
違うのは蠢きながら時には遮り、時には進ませる流れになること。
人混みをかき分けながら、なんとかカウンターの側に着くと]
はぁ…
[大きく息をついた。
ふと、皆の姿が見えると微笑みながら手を振って近づくが…漂う雰囲気に手を止める]
……ふうむ。
[腕を組んだまま、ダニエルは考える。]
カマかけだったのか。そうか。気付きもせんかったわ。
儂はもしあの2人が口喧嘩でも起こしたら大変だ…と、単純に思っただけだったのだがな……。諍い即ち殺し合い、とまでは想定しておらなんだ。
[髭を撫で、ふっと暗い目をする。]
……お主がそんなことで、周囲を誤解するとはのう……混乱しすぎだぞ、オードリー。疑う前に、まずは相手の意図を最後まで聞かんか。
そんな小さなことでいちいち疑いの目を向けていたら、それこそ「破壊者」の思う壺だろうに。
……カマかけをする頭があるのなら、もっと慎重に考えろ、オードリー。
[呆れたような溜息をつく。]
…そう。
それは随分と仕事熱心なことだね、WidowedGentleman。
[目を細めて浮かべるのはこの場を楽しむもので。皆までは未だ言わず…それに対するダニエルの反応を黙したまま待つのみで]
[言葉を挟まず、じっとオードリーの告発に耳を傾けていたが、それに対するダニエルの抗弁を聞き終えると、ポツリと呟く。]
……君は限られたパターンしか考察せずに答えを出そうというのか。
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