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次の日の朝、三上 照彦 が無残な姿で発見された。
「もしも僕がいなくなったら、留守を任せてもいいかな」
かつてこの地の管理を任された男は、そう呟いた。
聞き届けた三毛色の猫は、男を見返して小さく鳴いた。
―― 2nd days
聖杯戦争は激化していた。
時に地を赤く染め、時に月を灰色に染め、時に手の甲を令呪に染める。
螺旋の頂に待つ聖杯のために。あるいは他でもない己自身の誓いのために。
綻びなく、順調にかつ狡猾に、一人、また一人と脱落を始める。
一方で、監視役擁する教会に、男の死体が届いていた。
現在の生存者は、キャスター、屑水 相真、セイバー、神嵜 剣助、ランサー、キース、アーチャー、キートン、アサシン、猿 飛龍、ライダー、セムラ、バーサーカー、渋沢 スミス、荒谷天羅 とら の 15 名。
渋沢 スミスは、猿 飛龍 を投票先に選びました。
投票を委任します。
アーチャーは、渋沢 スミス に投票を委任しました。
― 教会 ―
…………。ひどいことしやがる。
[朝。教会に届けられた『死体』は、渋沢を以ってしても沈黙せざるを得ないものだった。
1、胸にごっそり穴が開いている
2、魔力が生前に抜き取られている
3、死後に余計な損壊がされている
その詳細は、ホトケに免じて語らないことにする。
顔面も既に『誰だかわからない』。あまりにもひどい。]
しっかしまぁ……。サーヴァントか? これは。
[遺体には薄っすらと、とは言えない程の魔力の香りがする。
だというのに、遺体は更に弄られているのだ。まるで何かを隠蔽するかのように。綿密に、用意周到に、徹底的に。]
サーヴァントがやったってのを隠したかったのかね。
にしては、魔力吸い取ってちゃ意味ないな。
[どうやら相手は中途半端な知識を持っているようだった。
サーヴァントとしての気配は隠したいが、その為に何をすべきか分からなかったから、適当に死体を弄ったということだろう。]
ふざけやがって。
おい、今すぐ――アイテテテッッ!
[まだ傷は全てが治ったわけではない。
渋沢がこの遺体をすぐどうこうすることは*出来そうになかった。*]
渋沢 スミスは、セイバー を投票先に選びました。
投票を委任します。
キースは、渋沢 スミス に投票を委任しました。
―マンション―
[明け方。いつもより早くに目覚めた男は、ソファの上で朝のニュースを眺めている。
昨日、アーチャーの言った言葉を思い返していた]
契約者、誰だろうな。参加者の、一人。
あれだけの魔力の放出。元となる契約者はただの魔術師じゃねえ。
……なら、自然と対象は狭まる、か?
[闇になど、そう言った己のサーヴァントを見詰めた。まだ寝台の上、横たわる姿。
立ち上がり、窓の外の朝焼けを見る。朝日が、*見えようとしていた*]
投票を委任します。
ライダーは、渋沢 スミス に投票を委任しました。
[悠久の、彼方の記憶。
神へも届くと
信じた驕り。
言葉が、通じない。
ただひとり、
意味のない音の羅列を
喋り続けるような
――――孤独こそが]
投票を委任します。
キャスターは、渋沢 スミス に投票を委任しました。
キャスターは、猿 飛龍 を能力(襲う)の対象に選びました。
投票を委任します。
バーサーカーは、渋沢 スミス に投票を委任しました。
投票を委任します。
セムラは、渋沢 スミス に投票を委任しました。
[ゆめ は]
[天を赤く染めて、崩れて落ちた]
[さながら、あの塔のように。]
――――、……
[薄らと眼を開く。
覗く金が、視界に人影を捉えた。
幾度か緩く瞬いて、僅かに唇が動いた。
覚醒まで、暫しの時間を要する。
ややあって漸く体を起こし、自身の具合を確かめる。
総てとはいかないまでも、
魔力はそれなりに回復しているようだった。]
[顔を向ければ、キースは既に起きていた。
窓から射す朝焼けは 奇妙に赤い。
――夢と重なり、視界からそれを追い出すように息をひとつ吐いて瞑目する。昨夜の、「呪詛の主」の「契約者」の話になれば]
――…、… 「猫」。
[そう、ぽつり、と呟く。]
…… 、径《パス》が繋がっている中に
「猫」が、いる。
…――夢をみたのだ。その、「猫」が見た夢を。
人の言葉を話してたがな。
化生(けしょう)やもしれん。
[――キースはなんというだろう。
魔術師にしても、突拍子も無い話だったか]
[《透化》を体得する精神力があるといえど
何者かの唱和を得て力を増した呪詛に
耳を傾け続けるは危険か。
実際 新たな声が重なり始めてから、
魔力の回復が遅い。
《楽園の残滓》は外的要因には強いが
裡からの径《パス》には弱いようだった。
だが、気取られてはならない。]
――…探さねばなるまい。
御前、魔力は回復したのだろうな?
[寝台から起き上がり、ソファに座るキースを見下ろして
――あくまで尊大に、*尋ねる*]
ハチは今日も駅の前で主人を待っていた。
日が沈む頃、改札口から手を広げながら、主人が出てくる。
それに駆け寄り、共に暗くなった道を歩くのがハチの日課だった。
帰り際、すれ違う顔見知りの人たちは、主人の事を「ウエノセンセイ」と呼んだ。
そのためハチもまた、心の中で「ウエノセンセイ」と呼んでいた。
周りに人がいないときに限り、ウエノセンセイは色々な話をしてくれた。
「ハチ、お前の中には闘犬の血が流れてるんだぞ」
とか、
「マタギだってお前の祖先を連れて歩いてたんだ」
など、ほとんど自分の事だったような気がする。
そして最後には、
「なのに、お前はのんきな顔をしてるな」
と、顔を緩ませながら締めくくって終わる。
ハチにはさっぱり意味が解らなかったが、ウエノセンセイのその顔がとても好きだった。
―北ブロック・廃工場内―
[何か物音がした気がして、バーサーカーは目を開けた。どうやら傍らのソファで眠っているセムラが、寝返りを打ったらしい。]
夢を見ていたのか……。
[昔は夜に見るその幻が何だか解らなかった。
だが、今はそれが夢だと解る。
ウエノセンセイが上野先生だったという事も。
英霊になり賢くなった分、色々な事が解るようになった。
夢の事、上野先生の事、彼の話していた事。
でも、果たして幸せな事なのだろうかと、バーサーカーは考える。
少なくとも昔は、夢の中の上野先生を、こっそり会いに来てくれたと考えていた気がする。
改札口から出そびれた先生が、自分の下へやってきたのだと。]
…………。
[バーサーカーは無言で立ちあがると、自身の今の気持ちを振り払うように、体をぶるぶると左右に回した。]
投票を委任します。
キートンは、渋沢 スミス に投票を委任しました。
投票を委任します。
アサシンは、渋沢 スミス に投票を委任しました。
[――王の夢。]
[I'm dying to kill]
[――ノイズ混じりに]
[I'm dying to kill]
[空を見上げる姿だけが]
[I'm dying to kill]
[I'm dying to kill]
[僅かに径《パス》に混じるかも知れぬ]
[I'm dying to kill]
[I'm dying to kill]
[I'm dying to kill]
[I'm dying to kill]
[―― who died and made a person the d…]
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