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此処は、山奥にある小さな村。
冬にもなれば、雪が深く、春までは閉ざされてしまう。
そんな村で、数日前、一人の旅人の死体が発見された。
あまりにも無残な姿に、発見した村人はこう口走った。
―――人狼が出た、と。
昼は人間の姿をして、夜には正体を現すという人狼。
その人狼が紛れているという噂……あなたの耳にも届いているだろう。
1人目、宿屋の一人息子 ゲルト がやってきました。
宿屋の一人息子 ゲルトは、村人 を希望しました。
……まったく。
こんな山奥にある村で、どうしてこんな事が起こる。
村の皆は家族も同然に暮らしてるっていうのに。
[深い溜息。
窓から見える一面の銀世界。
冬となれば毎年の事であるが、しかしそれでも美しいと感じる。
積もった新雪は、数日前に殺された旅人の血を覆い隠しているだろう。]
村の設定が変更されました。
2人目、宿屋の女主人 レジーナ がやってきました。
宿屋の女主人 レジーナは、聖痕者 を希望しました。
―宿・一階台所―
……まったく。
そんなに走り回って、転んでも知らないよ。
[同じく深い溜め息。
しかし、目許は優しげに微笑んでいる。
視線を銀世界から鍋へと戻し、煮込んでいるシチューを混ぜた。]
なかなかの出来じゃないか。
[味を確かめた後、満足げに頷いて火を止める。
そして、皆が戻ってくるまで休息をとろうと居間へ向かった。]
[足音に気付き、窓の外に向けていた目をそちらに向ける。]
仕込みは終わったのかい?
掃除は終えた所だよ。
[居間に姿を見せた母にゲルトはそう言って。
……ためらうような間を置いて、言葉を続けた。]
どう思う?
殺された旅人の事。
―居間―
[居間に入ると、息子の姿が視界に入った。
背が常よりも小さく見えたから、掃除は終わったのかという言葉は出なかった。
尤も、尋ねなくても先に答えを知れたのだが。]
私も終わったところだよ。
[エプロンを外し、ソファーの背に掛けて。
窓際に居る息子に歩み寄り、窓の外を眺める。]
ああ、あの旅人のことか。
どう思うって、可哀想だと思うよ。
[胸に秘める思いはそれだけではないが。
僅か瞳を細め、息子と視線を合わさぬまま答えた。]
[……ため息をひとつ。
そして、左右に首を振る。]
……そうじゃないよ。
聞いてるだろ? 人狼の仕業かもっていう話は。
[神経質な性格を感じさせる声。
憂いと……そして、怯えの混じった色がゲルトの瞳に浮かんでいた。]
[首を振る様子が、視界の隅に入っている。
続く問いの言葉に、視線はやはり合わせられぬまま。
少しの沈黙の後、ゆっくりと口を開く。]
……ああ、聞いてるよ。
[それだけの返事。
言えるわけがなかった。息子の性格を表すような声を聞いては。
―――旅人を殺した影は、あんたの宿に入っていったんだよ。
あの村人から聞いた話、どうしたら伝えることなどできよう。]
噂だけかもしれないじゃないか。
用心するに越したことはないが、そんなに心配しなくても大丈夫だよ。
[息子を案じるようにみつめ、静かに言葉をかける。
例え、あの話が事実でも、息子を疑う心は微塵もなかった。]
[こちらを見つめる母は、勇気付けるように優しげな笑みを浮かべている。
もうひとつ、軽いため息を吐いて。]
――そうだね。噂だけなのかも。
でも、人殺しがこの村にいるのは間違いないんだ。
母さんも気を付けて。
[人狼の仕業かもという思いが消えたわけではなかった。
けれど、自分を気遣う母の言葉に、これ以上不安を表に出す事はためらわれて、頷いてみせた。
再び、窓の外を眺める。
一面を雪に覆われたその景色。
この静けさと安らぎが続くようにと、祈らずにはいられなかった。]
私は大丈夫だよ。
それに……子供に心配されるようでは母親失格さ。
[完全に不安を取り払えていないだろう。
しかし息子が頷けば、ほっと胸を撫で下ろし、自嘲気味に笑う。
釣られたように、少しの間窓の外を眺めて]
そろそろ皆戻ってくる頃かね。
あの騒がしい子たちが揃えば、休む暇などあったもんじゃない。
私は少し休んでくるよ。
ゲルト、お前も少し休んだらどうだい?
[そう言って、息子の返事を聞いた後に一階の自室へと。*]
[弱気な姿を見せぬ母。
それが、ただ強いからというわけではない事を分からないほどに子供なわけではなかったが、それでも頼もしく思えた。]
ああ、そうだね。
僕も部屋に戻るよ。
[一足先に部屋へと向かう母を見送って、やはり一階にある自室へと向かった。*]
……そう。
まだ、村人は知らなかった。
自分たちに、人狼容疑がかけられていることを。
/*
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入村はいつでもどうぞ。
プロローグ中もリアル時間に準じます。
1日目開始=夜〜深夜です。
3人目、孤児 フィリーネ がやってきました。
孤児 フィリーネは、人狼 を希望しました。
―公園―
ふふふ……綺麗ね…
[雪の中、コートも着ずに少女は歩いていた。
無邪気に笑みを浮かべながら、降りしきる雪に触れようと、掌を空にかざす。
手袋さえしてない少女の手に、雪がぱらぱらと降りかかる。]
冷たい…
[にっこりと掌の上の雪に微笑んで、ふと、先ほど耳にした噂のことを思い出す。]
――…“人狼”………
[その名前にくすりと微笑みを浮かべ、少女はその場でくるりと回った。
ふわりとスカートが舞い、足元で粉雪が踊る。
その様子に満足そうに微笑んで、宿の方を目を向ける。]
――…さて、そろそろ戻ろうかしら……
レジーナおばさんも、心配してるわ…きっと……ふふふ…
[肌身離さず連れているぬいぐるみにそっと微笑んで、少女は宿へと足を向けた]
―宿玄関―
ただいま。
[肩についた雪を軽く払って、フードをとる。
ふわりと現れたのは肩にかかるくらいのゆるくウェーブのかかったブロンド。
頬にかかる髪を耳にかけて、居間へと向かう]
―居間―
レジーナおばさん、いい香りね…
シチューか何かかしら…?
[扉から顔だけを出して、レジーナとゲルトに微笑みかける。]
少し部屋で休んでるから、ごはんの時間になったら呼んでくれる…?
[それだけ言い残すとパタパタと軽い音と共に階段を上がっていった**]
―自室―
[ぬいぐるみを抱いて、窓辺に立つ。
そこから見えるはどこまでも続く銀世界。
このどこかで旅人が殺されたという。
くすりと、少女が小さく微笑む。
とてもとても、楽しそうに――]
4人目、神父 ジムゾン がやってきました。
神父 ジムゾンは、人狼 を希望しました。
― 教会から宿へ ―
[ まだ日の落ちぬうちに、宿の北に位置する教会から宿へと向かう。
雪化粧に覆われた土地は道すらも定かではなく、暗くなってしまえば住みなれた土地とはいえ、迷う危険も十分にあったからだ。]
まあ、神父が教会を空けるのもどうか、という所ではありますが。
偉い方に知られたら、こってい絞られるでしょうねえ。
しかし、一人では、食事をするにも暖を取るのにも、どうしても無駄が出ますしね。
貴重な資源の節約のためです。
主もお許しになるでしょう。
[ 本来、神父は教会に住まうものだ。
この村の教会も、小さいとはいえ寝泊りは出来るように作られている。
しかし、ジムゾンは冬場はレジーナの宿で寝泊りしていた。
ジムゾンの名誉のために言えば、初めから羅そうだったわけではない。
村に赴任してきた初めの冬、夜の間に降り積もった雪で教会に閉じ込められて以来、すっかり懲りてレジーナの好意に甘える事にしたのだった。]
ここに来てから……ひい、ふう、みい、と、もう6年ですか。
時の流れるのは早いものです。
[ 指折り数えてみる。
赴任が決まった当事は、名を聞いた事もないような田舎に行く事になったなと思ったものだったが、それも今では懐かしく。
そんな事を思いながら歩き、宿へとたどり着く。]
ただいま戻りました。
――ああ、レジーナ。今日はシチューですか? いい匂いがします。
では、私は部屋に戻っております。
夕食の頃には降りて来ますので。
[ ジムゾンの挨拶を聞いて出迎えたレジーナに頭を下げて、2階の自室と戻った。**]
―台所―
[フィリーネとジムゾンを出迎えた後、エプロンをつけて台所へ。
昼間煮込んだシチューを温めながら、パンを籠に盛り付ける。]
買出しに行ったあの子はまだ戻らないのか。
早く戻ってくれないと、サラダが作れないよ。
他の子たちも、一体いつになったら戻ってくるのやら。
[帰りの遅い者たちに、呆れたように息を吐く。
どこか、案じるような色を織り交ぜて。
ゲルトとは違い、血の繋がりはなくとも、大切な子供に代わりはない。]
[台所から、居間の方を眺める。
大きなテーブルと、均等に並べられた12脚の椅子。
最後に、椅子を新調したのは何時だったか。]
あんな話……信じないよ。
この中に、人狼が居るわけないだろう?
[脳裏に一人一人を思い浮かべ、椅子に座らせる。
耳を澄ませば、賑やかな声が聞こえてくるようだった。*]
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