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案内人 ユーグは薬売り レヴィーカに投票を委任しています。
魔神 ヒエムスは不滅隊隊長 スィフリアに投票を委任しています。
魔神 アウルムは案内人 ユーグに投票を委任しています。
黒い外套の ザファル は 帝王の妻 エルハーム を追い出すことに決めた。
不滅隊隊長 スィフリア は 黒い外套の ザファル を追い出すことに決めた。
薬売り レヴィーカ は 不滅隊隊長 スィフリア を追い出すことに決めた。
案内人 ユーグ は 不滅隊隊長 スィフリア を追い出すことに決めた。
帝王の妻 エルハーム は 黒い外套の ザファル を追い出すことに決めた。
魔神 ヒエムス は 黒い外套の ザファル を追い出すことに決めた。
魔神 アウルム は 不滅隊隊長 スィフリア を追い出すことに決めた。
吟遊詩人 コーネリアス は 魔神 アウルム を追い出すことに決めた。
黒い外套の ザファル は宮殿から追い出された……
案内人 ユーグ は、不滅隊隊長 スィフリア に退去の力を使った。
夜が明けると、吟遊詩人 コーネリアス の姿が宮殿から消えていた。
《★占》 不滅隊隊長 スィフリアは 人間 のようだ。
現在宮殿に残っているのは、不滅隊隊長 スィフリア、薬売り レヴィーカ、案内人 ユーグ、帝王の妻 エルハーム、魔神 ヒエムス、魔神 アウルムの6名。
そしてまた日は昇り、朝が来る。
極寒の夜から灼熱の昼へ移り変わる、その間(はざま)の恵みの時がやって来る。
崩れた柱の影が生まれたばかりの光の中で長く尾を引く廃墟の中に、魔宮から現し世に立ち戻った者がまた。
─オアシス都市─
[早朝、朝日昇り切らぬ夜の寒が残る頃。目覚めた男は手帳へと向かう。書き記すは体験した出来事では無く、研究のための覚書。それは暗号と為し己以外読めぬように工夫されたもの。連ねる文字は、常の手記と何ら変わりは無いが]
……この世に真なる無はあらず。
無より有を生むは不可能と言うことか。
では他を基としての転換はどうか。
…戻ったら試してみるか。
[研究についての思案でしばし刻は過ぎて行く。
彼の宮殿より追い出されし者が居ることを、男はまだ知らない]
オアシスの畔に築かれた交易都市でも、夜明けの刻はやって来る。
藍から青へと変わる空の下、闇の静寂に包まれていた街を様々な音が満たしてゆく。
往来を行く人の足音。
目覚めた人々の交わす挨拶。
祈りの時を知らせる謡い。
早朝の祈りの声。
― 緑の中 ―
[”天使”は己に近き緑の中で、翠の紋様揺らし佇む。
透き通る翠の睫が白みゆく朝の空気に震えた。
白露零し現れた瞳が、指に絡む金銀の蛇に視線を落とした。
『自ら退去はせぬ』との想いゆえに未だ指輪はそこにある。]
――魔神は吟遊詩人が願い退けたか。
コーネリアス、そなたに幸いあれ。
[ほぼ言葉交わさぬままであった人の子を想い、祈る。
しばしの時を置き、淡い唇から零れるのは吐息めく言の葉。]
ザファルもまた、魔神の手から逃れたのだな。
指輪は天使たる我の意志を、人の子とは同列と見なさぬよう。
……そなたが為の祈りがそなたには仇なのであろうな。
[この地より逃そうとの思いより、心信じる祈りが発露した様子。
それが魔神の意図か否かまではわからぬものの。
宮殿の外に弾くは魔の誘惑から逃る近道ゆえに、皮肉めく。]
甘き堕落の果実より逃れたザファルよ。
その心に撒いた種が、そなたを救うを願おう。
宮殿から弾かれしが後悔でなく、幸いと思える人生を祈ろう。
[目の前から甘き堕落の果実を取り上げたことで怨まれようとも、
人の子の魂の安寧を、天使は祈る――**]
[天使の翠の薄布は暖かさすら感じる気がするのか、武人はその感触に瞬かぬ目を細めた。
それからは口を噤み、何も言えず――宛がわれた部屋へと戻れば、そのまま倒れるように寝入ってしまった。]
― 早朝 ―
[がば、と、身を起こす。
ゆっくりと頬に手を当てると、汗に濡れた硬いそれ。
見下ろす掌は、彩度の低い肌の色。
嵌めた指輪が、居なくなった人の名を告げてきた。
未だ殆ど話して居ない吟遊詩人と、]
…ザファル。
[昨日聞いた言葉と同時に思った名。
ぐ、と、小さく拳を握った。]
ちゅん、ちゅん、ちゅん。
ちぴぴぴぴぴぴ……
[屋根の上で鳴いているのは、真っ赤な鸚鵡。
宵闇、偽の太陽に照らされた空の境界線を眺めていた。]
――。
[遠く遠く 祈りの声が聞こえた。声が。
魔神の宮殿にはなかったもの。
光が射した。光が。
眩い太陽の光は、宮殿には――]
…、 ッ … !!
――、なに …
[冷たい、 露は魔神の居城の名残か。
砂は透きとおり最後の残滓を帯びながら
黒の上を滑り降りた。
其処は 廃墟]
――、 は
[小さく 乾いた声が漏れた。]
[外から、鳥の声が聞こえる。
白のマントを羽織り、蓮の蕾のような形の窓から外を見た。
屋根の上か、鳴き声の姿は見えず]
…――?
[見渡す限り、日の無い昼間の白亜の煌びやか]
……
[左手。 指輪はない。
慈悲深い天使の顔が過る。]
…――目論見どおりってわけだ
[く、と咽喉の奥を鳴らす笑いは
しかして苦さを酷く帯びていた。
砂を掴む。其処にはもう何もない。]
[砂を踏む足は重い。
総てが幻と消えた、その跡に]
―― …畜生。
[ただ残された、死なないようにとの
水と食物、心遣いか、最後の慈悲か、皮肉か。
夢ではないと、物語る。]
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