情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了 / 最新
[1]
[2]
[3]
[4]
[5]
[6]
[7]
[8]
[メモ記入/メモ履歴] / 発言欄へ
電脳世界に作り上げられた楽園"AtoZ"。
幸せに満ち満ちた世界の片隅では、今日も迷える民たちが集いお勉強を始めるようです。
今まで味わっていた幸せが幻のように思えても、どうか気を落とさないで。
すてきな先生が、あなたたちの入所を今か今かと待ちわびていますよ。
1人目、教官 モモコ がやってきました。
教官 モモコは、村人 を希望しました。
今回集まるのはー、15人だったよね。
あれ、名簿どこだっけ!ちょっと持ってきて!
はやくはやく!!
ふんふん……記念すべき新プログラムのスタートにふさわしい、個性的なメンバーって感じ!選りすぐった甲斐があった♡
え?声がでかいって……いいじゃんまだ誰もいないんだし。
細かいことばっか言ってるから、自分はずっとヒラのまんまモモコに追い抜かれちゃうんだよ?
……も〜、冗談だってばあ。怖い顔しないの!
初日はアイスブレイクなんだから、席やお茶の準備の確認しといてね。
さあ。一番乗りは、誰かなあ?
マキタ
「……モモコさん、声が大きいです。機密事項ですので、危機感を持ってください」
黙っていさえすれば整った顔立ちだが、この上司は人使いも荒いし思い遣りというものがまるでない。
私は今回の名簿を差し出し、密かに溜息をついた。
「準備については、つつがなく整っています。個人部屋のベッドメイクも私が確認しました」
適当な雰囲気を醸し出しておきながら、野心家で己の希望はすべて実現させてきた人物だ。
この新しいプログラムも、周囲の反対を押し切り強行した。
数日後に行われる「種明かし」の際に参加者からどんなブーイングを食らうか、今から想像するだに胃が痛い。
2人目、慌てん坊 ニウニウ がやってきました。
慌てん坊 ニウニウは、ランダム を希望しました。
3人目、狭窄 メッポ がやってきました。
狭窄 メッポは、おまかせ を希望しました。
/*
目の前の女性が告げた。
無情に、淡白に、僕の身体を点数付けて赤点だと。
瞬時、ぱつりと音がしそうな、繋がれたものを無理やり引きちぎるような感覚を受けて
*/
「……うわ」
4人目、甘党 ちとせ がやってきました。
甘党 ちとせは、狩人 を希望しました。
5人目、雨女 ミツハ がやってきました。
雨女 ミツハは、おまかせ を希望しました。
6人目、優等生 ノイズ がやってきました。
優等生 ノイズは、おまかせ を希望しました。
7人目、無欲 ケイ がやってきました。
無欲 ケイは、おまかせ を希望しました。
無欲 ケイは、小悪魔 に希望を変更しました。
《マキタ》
「……皆さま、ようこそ教習所へ。私は副官のマキタと申します。
今までにお越しになったことがある方もいると思いますが、今回からプログラムが新しくなっております。お楽しみに」
「あー、……進行中は、必要な情報があちらの大スクリーンに表示されます。後ほど記入いただく自己紹介等もですね」
「で、隣のサブスクリーンでこちらに優雅に手を振ったりしてるあのピンク頭が教官のモモコ氏です。気軽にモモコちゃんとか呼んでやってください」
[1]
[2]
[3]
[4]
[5]
[6]
[7]
[8]
[メモ記入/メモ履歴] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了 / 最新