情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新
[1]
[2]
[3]
[4]
[5]
[6]
[7]
[メモ(自己紹介)記入/メモ履歴/自己紹介] / 発言欄へ
遺言メモが残されています。
武士の娘 紗都 は 私奴 とら に投票した。
名主の末子 成親 は 私奴 とら に投票した。
舞姫 梨枝 は 私奴 とら に投票した。
私奴 とら は 隠遁僧 蓬同 に投票した。
隠遁僧 蓬同 は 私奴 とら に投票した。
旅装束 風華 は 私奴 とら に投票した。
私奴 とら は村人達の手により処刑された。
名主の末子 成親 は、武士の娘 紗都 を占った。
隠遁僧 蓬同 は、名主の末子 成親 を守っている。
次の日の朝、隠遁僧 蓬同 が無残な姿で発見された。
《★占》 武士の娘 紗都 は 人間 のようだ。
《★霊》 私奴 とら は 人間 のようだ。
現在の生存者は、武士の娘 紗都、名主の末子 成親、舞姫 梨枝、旅装束 風華 の 4 名。
[成親の叫びにも近い声は、耳に届いていた]
鬼を退治するまでは、幾らでも死人が出るわ。
これ以上、死人を出したくなければ、鬼を退治するしかないの。
[とらを視界に留めたまま、成親に答える。
そして、とらが手にしていた包丁を床に落とすのを見れば、その隙に一気に間合いを詰める]
これで…終わるわ……!!
[振りかざしていた刀を、とらの首筋に近づければ、一気に横へ振るう。
気のせいだろうか。
とらは、自ら刀の方へ身を走らせたような……。
肉と骨を貫く感触、それは刀以上に重く、手にその振動が伝わってくる]
/*
玄佐さんいませんね。
墓に行ったら、もう喋れないのかしら?
あと議事読み返してみて、なんと独り言の多いこと!
ほんっと重ね重ねすみませんorz
もっとちゃんと、話せたらよかったのですが。。
[床に転がるとらの首に視線を落とす。
その表情は、玄佐のものとは違って、哀しみにの中に穏やかさが混じっていた。
まるで、こうなる事を望んでいたようにも感じられた]
どうして……
どうして、そんな顔を……
[小さく、震える声で呟く。
そして、力抜けたように、床へと座り込んだ]
[からん、ととらの手から包丁が落ちる]
[これで、おさまるのかと思った、その瞬間]
[紗都が刀を振ろうと腕に力を込めるのがわかった]
あ…!だ、だめだ…っ!!
紗都!!!
[声を上げたときには、とらの首が宙に舞った]
そ…んな!!
[先刻まで自分が纏っていた衾の上に、とらの首が落ちる]
なんて…なんてこと…
[小袖姿のままばたばたととらの首へ駆け寄る]
[とらの最期の表情からは鬼のような怨念は感じ取れなかった]
なぜ、あんなことをしたのですか…貴方は。
[みるみるうちに血で赤く染まる衾ごととらの首を抱く]
[驚くくらい穏やかなとらの顔の上に落ちる涙]
[とうに枯れ果てたと思っていたが…]
[乱れた息が、落ち着く事はなく。
ただ、自分のした事が正しかったのかを問い続ける]
『これで、良かったのよ…。とらは、鬼よ……。
でも、どうしてとらは……。』
[包丁を捨て、自ら斬られようとしたとら。
とらが鬼ならば、何故死を受け入れたのだろうか。
いつしか刀を落とした両手をみつめる。
かなりの力で握っていたからだろうか。それとも……。
手は汗ばみ、小さく震えていた]
[ぎゅう、と強くとらの首を抱え込むように抱く]
[しばらくそのままでいたかと思うと抱く力を弱めて上体を上げる]
[荒い息を繰り返す紗都]
[倒れこんだりえ…]
[はっとしてとらの首をそっと床に置き、二人の方へ向かう]
[紗都は意識があるようだったが、りえは意識があるか定かではなかった]
りえさん?!
だいじょうぶ、ですか?
[側に行くとその首に赤い筋が浮かんでいるのが見えた]
まるで、首を…
[それも、黄泉路映しであるが故のものなのだろうか]
[とらは、鬼よ…と紗都の声が聞こえ、そちらを振り向いた]
…なぜ、とらさんが鬼だと?
[自分には何も感じなかった。とらが鬼と言ったこともない]
[ならば、紗都はなぜとらを鬼と思い至ったのだろう?]
[りえの首の跡を見ながら、紗都に問う]
[成親が、床に転がるとらの首へと駆け寄れば、衾ごとそれを抱く。
小さく身体を震わし、瞳からは涙が零れているようだった]
『何故、泣くのよ……。』
[まるで、自分が成親を哀しませているような、そんな気分になり、これ以上泣いている成親を見る事ができず、震える身体を起しては、堂の外へと走り去った]
[成親が、床に転がるとらの首へと駆け寄れば、衾ごとそれを抱く。
小さく身体を震わし、瞳からは涙が零れているようだった]
『何故、泣くのよ……。』
[まるで、自分が成親を哀しませているような、そんな気分になり、これ以上泣いている成親を見る事ができず、震える身体を起しては、堂の外へと走り去ろうと]
井戸のところで聞いたのよ。
鬼狩りの一族が滅んでしまえばいいって…
鬼でなければ、そんな事思わないでしょう…?
[成親に問われれば、俯いたまま答える。
そして、一人堂の外へと出て行った]
[りえの目からこぼれる涙に自分も目を伏せた]
[しかし背後で紗都が立ち上げる気配を感じてまたも振り返る]
[紗都が堂を出て行く前に言う言葉に唖然としながら]
貴女を責めるつもりは…ないのですよ?
それを聞いたなら…私も疑ってしまったかもしれません。
[出て行った紗都を追うように堂の階段を降りた]
[しかし、そこから先は進むことができず、肩を落とす]
紗都さん…!
戻ってくるのです…!
[暗闇に向かって呼びかける]
まだ、まだ鬼は…
[多分、居るのだから…]
―堂の外―
[外は風一つなく、静寂さで包まれていた。
自分の、駆ける足音だけが響き渡る。
その足音が、もう一つ聞こえてくれば其方へと振り返る]
蓮同さん……。
[どうやら、心配して追ってきたようだった]
心配しないで。私なら大丈夫よ……。
成親さんの傍に居てあげて。
[そう言うと、蓮同は暫し困ったように無言になるが、やがて一つ頷くと堂の方へと戻っていった。
まさか、堂への帰り道、蓮同が鬼に襲われる事など、この時は思いもしなかった。
蓮同と別れた後、見つけた一軒の廃家に入れば、そこで蹲り、そのまま眠れぬ夜を*明かすのだった*]
[1]
[2]
[3]
[4]
[5]
[6]
[7]
[メモ(自己紹介)記入/メモ履歴/自己紹介] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新