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"俺たちのバンドで、いつかこの世で最高のライブをやろう!お客さんと俺たちでつくる、最高のライブ!"
"ああ、オレのベースとお前のドラム、カワカミのギターに、スナノの声が一緒にサウンドを奏でれば、きっとできるさ"
"オレのギターはみんながいて活きるんだ。このメンバーが集まれたのは奇跡だよ。一緒に最高のライブ目指そうぜ"
"Ah、やろうぜdo itできるさthe best live!"
……4人でそんな話をしたのは、いつのことだったか。狭いアパートの一室で、最高のライブがしたい!なんてバカみたいな話を、本気で語り合ったあの夜。何の根拠もなかったけど、絶対にできると信じて疑わなかったあの夜。
その夜があったから、俺たちは活動を続けられた。誰にも振り向かれない路上ライブもあった。宣伝ビラをその場で破られたことも、レーベルに出したCDが開封されずに帰ってきたこともあった。それでも、4人でいれば、最高のサウンドが奏でられると信じていたから。4人で各々の想いを語り合ったあの夜があったから。折れずに、努力を続けられた。
……あいつらは、今頃何をしているだろう。
ライブ中に抜け出すなんて!と怒っているだろうか。そりゃそうだよな。帰ったら謝んなきゃな。
なあ、カミサマ。もういないのか?
俺を帰してくれよ。あの熱い熱いステージの上にさ。メンバー4人と、スタッフと、お客さんと、みんなみんなで作り上げた、あの最高の瞬間に戻してくれよ。
シャイターン、それが叶わないなら、せめて、せめてどうか俺から何も奪わないでくれよ。俺たちの大切な思い出を抱いたままでいさせてくれよ。
語り合ったあの夜のことも、初めての路上ライブも、4人で過ごした日常も、あのステージの熱量も、何もかもを抱えさせてくれよ。今この瞬間、あの人生を惜しむ気持ちすらも、俺には大切なんだよ。
それさえ叶うなら、俺はお前と遊んでやるよ。もとより俺は歪んじまってるんだろ?お前の手のひらで踊りながら、新しい曲でも作ってやる。もしまたあいつらとライブができるようになったとき、手土産の一つもないと文句言われるからさ。
Hey you, 聞こえてるかい?
それでいいだろ?
おわり。
皆様同村ありがとうございました!
こんなわけわからんキャラで入ってしまって申し訳ない気持ちが大きいですが、また懲りずにぜひご一緒させてください!
/*
憎らしいほど可愛いあの子も、震える肩を抱いたその子も、幸せな夢を語った仲間も。
それぞれの地獄へと落ちていた。
*/
/*
それを目の当たりにしながら、脳裏に浮かぶ相手。
正確無比に、私に幸せを寄越した。
その人だけが私の不幸を知っている。
そうして泳いだ視線の先に、地獄はいた。
*/
デザイナー シーナ が見物しにやってきました。
デザイナー シーナは、見物人 を希望しました。
/*
恐怖で涙が出る。
この涙も流れ落ちる前に消えるのだろうか。
なぜ私はまだ正気なのだろうか。
*/
/*
地面に膝をつき、舌を突き出した。
いつか誰かに見せつけた、銀色に光るピアスが光る。
*/
/*
苦痛に顔を歪めながら必死に舌を出す。
痛みで生理的な涙が流れるのを感じるが、抵抗はできない。
この時間が延びるだけだ。
自分の肉の焼ける匂いがした。
*/
はぁいお疲れさま!
……僕ずっと見てたけど、ミモザちゃんずいぶんとまあ偉そうだったね?
まあいいけどね。
次からは本当の姿で遊んでもらいなよ。
**
ミモザちゃんのパトロン(クソ野郎)です!
間に挟まっちゃうかもだけどギリギリになるので喋りたい方はお気になさらずどうぞ……
あ、うーん。
君は、それよりも気が狂えない方がいいかな?
そうしよう!
君が考えるのをやめそうになったりしたら、僕が正気に引き戻してあげるよ。
嬉しいよね?
世間は馬鹿と醜女には冷たいんだって、床に頭を擦りつけて僕に本をねだったものね?
仲の良いお友達もできたんでしょう?
良かったねえ!
でも僕との約束、忘れちゃダメだよ?
口の中がピアスでいっぱいにならない内に、あの悪魔が飽きてくれるといいね。
ふふっ。
心配いらないよ。
その後はうちのマネキンにしてやるから。
>>224サヤカ
「そっかぁ、サヤカおねぇさんじゃダメなんだぁ。
うぅん、サヤカおねぇさんは悪くないよ。
だって、おねぇさんがいなかったら、先生ともお話できなかったし、飲みモノも見つけられなかったんだからさ。
みんなで一つなら、できないことはみんなでやればいいんだよ。
あぁ、それより喉が渇いたなぁ」
辺りでは、ふわりといい臭いがたくさん漂っています。
ナルバディンが涙を舐めて取るところも、唾液を与えられるのも視認できるでしょう。
「サヤカおねぇさん以外は、大丈夫なのかなぁ。
あ!いいなぁ、ナルバディンお兄さん。キヌおねぇさんとリッカルドお兄さんからもらって。
ははっ、ナツキおねぇさんも、マサトお兄さんも涙、涙が流れてる。
いいなぁ、ほしいなぁ、喉が渇いたの。
誰からがいいかなぁ。シトラスお兄さんでも大丈夫なのかな。自分で吸ってるから大丈夫なのかなぁ。テンカお兄さんはどうだろう大きいしいっぱいありそうだよね。ラビットおねぇさんは?スズハおねぇさんは?おばあちゃんはちょっとこわいかなぁ。コテツお兄さんは元気だからちょっと飲んでも大丈夫だよね。みくるおねぇさんはどうかなぁ。
そうだ、歪んでた人はダメ?」
クスクス、クスクスと笑い声が聞こえる事でしょう。耳障りな悪魔の声。しかし、聞くたびにこの声こそが神様の声だと錯覚します。
クスクス、クスクス。
神様は笑い、貴方達に尋ねるでしょう。
「いちばんの 死合わせ どう?」と。
その言葉を皮切りに、歪な空間にゆっくりと魂溶け込み始め、次第に1つになります。すると、初めて来た時のような、真っ白な空間が出来上がりました。
クスクス、クスクス。
神様は呪文を唱えます。始まりの合図だと言わんばかりに、高らかに。
しばらくして、純白のドレスに身を包む彼女がやってくることでしょう。それから1人、2人。次第に役者が集まり、舞台が整うと再び神様は言うのです。
「ここかな、ここかな
魂の集まる場所はここかな
神様が集めた魂は、ここかな」
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