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遅延メモが残されています。
カナン は、ムラクモ に愛の言葉を囁いた。
カペルラ は、ゼノン を占った。
次の日の朝、店主 アウローラ が無残な姿で発見された。
《★占》 ゼノン は 人間 のようだ。
魚人が、店主 アウローラ の近くで跳ねたようです。
照坊主の下駄が、どこからともなく 店主 アウローラ の頭に飛んできました。
からんころ〜ん♪…明日は… 風塵 かなぁ?
店主と名乗る彼女が告げる不吉な未来は、今ここに。
暮れる盆を見送りながら、新たな死者を皆様はどのようなお気持ちでご覧になるのでしょう。
この場に餌として呼び出された皆様は、
さぁ果たして、当店での“そんな夜”に、どのような彩りを持ち帰られるのでしょう。
目を背けたくなる紛うことない凄惨な光景が、
この場を食い荒らさんと、広がるのでした。
現在の生存者は、テトラ、ネアカ、ジョン、セーニャ、ムラクモ、リヒト、ゼノン、リーノ、リディア、パレス、カペルラ、ヒノ、カナン、アルマン、ナザレ、ハルト の 16 名。
−−逢魔が時。
日を改め再び朝日が昇る時。
店主が来ないように望んだ時。
どう足掻こうが、彼女には訪れることのなかった時。
皆々の、絶望の時。
>>1:195 ナザレ
「たった16人……17人ぽっちだぜ? こんなもん俺っちにかかれば5分だゼ。ま、そいつらごとってのも悪かねーのかもだけどよぉ。」
>>1:197 ゼノン
「おう、バレバレサ! ゼノンだな、おいらはネアカ。こっちこそよろしくな。──ヤッハハ! 気になってくれてたんなら話しかけて正解だったな! まだ30秒も話してねーけど、俺っちもアンタとは気が合うんじゃねーかと思い始めたぜ。
ンー。……いや、案外このテーブル、楽器の素質あるかも知れねェぞ。」
と、テーブルを手でぱしぱし鳴らす。
>>1:198 ヒノ
「あぁ? アンタ誰だ?……オレはネアカだ。」
髪がもっさりした女性に話しかけられ、視線をうろうろと左右させながら答える。
ノイズの話が出ると少し悩ましげにした。
「あぁ……アレか。アンタにも聞こえたのか。……コースターの役職とは違ったケド、おいらはそっちでゲームする気満々だったぜ。だって、意味分かんねぇだろ、『声』なんて。」
「おはようございます、ハンス。……先に行っておきますけれど、僕は愛の囁きを受けてはいませんよ」
まあ、分かっていたことですけどね。と付け足しながらリヒトは笑う。
リヒトは昨日の話を思い出しながら、言葉を続ける。自分が占い師だと言う話だったはずだ。
「ええ…そうですね。もちろん、ハンスの知恵も必要だと思っていたので。僕が憑依される狼に狙われるように出来れば一番いいのですが…。
ああ、すみません…。記憶力が悪いわけでは無いのですが……口には出さないようにしますね」
リヒトはハンスの言葉を一つ一つ頷きながら聞く。
「とりあえずは、まとめ役の対抗が出ないことを確認することからですね。占い師を出すかどうかは…昼までに互いの意見を交換出来るようにしましょうか」
「……アー、寝すぎちまったな。
ちゃんとベッドで寝てぇよ……。」
身体が軋む。
そういえば、妙に店内が静かだ。
もうみんな帰ってしまったのだろうか。
いや、『人狼ゲーム』が終わるまで出られないとあのマスターが言っていたじゃないか。
ネアカは眠たげに身体を起こして、目を擦りながらテーブルに置いた黒縁メガネを手に取る。
「……それとも、酔っ払ってるうちにゲームも終わっちまったのか……?」
一番最初に目に入ったのは、とあるページで開かれたルールブックだった。
「──憑……狼?」
クリアになった視界。
その先に見える文字の羅列に、ネアカは暫し目が逸らせなくなった。
「……どういう、ことじゃんよ……」
そこには、連続殺人事件のスクラップがあった。
街道のバーで起きた凄惨な事件。その被害は12人に及び、殺された者たちはバラバラ死体となり──。
そのスクラップ記事の最後に貼り付けられた写真は、紛れもなく。
「────!」
はっとなり顔をあげる。
辺りを見回すと、昨夜ちらほらと見た顔が、同じようにそれぞれの座席で休んでいる様子だった。
ホッとしたのも束の間。
そこでようやく、カウンター越しからむせるような鉄錆の臭いが漂ってくることに気付く。椅子を倒す勢いで立ちあがって、カウンター裏に目をやると。
【ネアカはアウローラの死体を発見した】
>>テトラ
「っ……お、オイ! オイ! 起きろよボケナス!」
腰が抜けそうになるのをぐっと堪えて、ネアカはぱっと視界に入ったテトラを揺さぶる。
「大変だ──ヒトが、マスターが!」
「……はっ! そう、だ……サツ! サツに連絡して──」
途中でそのことに気がつき、ネアカは慌ててポケットからスマホを取り出す。そして、震えてうまく動かない指を無理やり動かして、ダイヤルを押した。
が、発信ボタンを押して気付く。
「────くそったれ、圏外じゃねぇか!!」
携帯をテーブルに放って、バーの出入り口に駆け寄る。
──ドンドンドン!
──ドンドンドン!
「オーイ! 誰か! ヘルプ! 事件だ!!」
「……は?」
ようやっと目が覚めればこの状況。
さすがに目の前で人がこんなふうになっているのは初めてかもしれない。
「いや、いやいや、演技だろう?
鍵まで掛けて閉じ込めて、こんなのを見せつけてさ、ちょっとリアリティ出しすぎてるよ」
変な笑いが零れる。
鼻をつく鉄の臭いが自分の言葉を否定していた。
「あっはは、こんな鉄臭い血糊なんてよく見つけてきたよね。店主も趣味が悪い。はは、は」
誰にともなく、恐らくは自身に言い聞かせ、ポシェットから携帯を取り出す。薬や携帯、必要最低限のものしか入っていないシンプルなポシェットだった。
「ボク、もう飽きちゃった。誰でもいいからおじさんに……」
『圏外』の二文字にテトラの手が止まった。
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