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異国のメイド 琳花 は、門番 ダンテ に愛の言葉を囁いた。
手医者 パトクリフ は、ペット シャルロッテ を占った。
次の日の朝、当主 レヴィン が無残な姿で発見された。
《★占》 ペット シャルロッテ は 人間 のようだ。
幸せ、とは突然崩れるものでした。
当主の姿が見えず、不審に思い扉を開けたのは誰だったのでしょう。
赤い海に沈む変わり果てた姿。
一体、誰が何のために?そんなことはどうでもいいのです。
ただ一つ。あなた方の中に犯人はいる、その事実だけ知っていれば。
さあ、『物語』のはじまり、はじまり。
現在の生存者は、引き篭もりの娘 ユリア、妻 フィト、当主の前妻 シーナ、門番 ダンテ、異国のメイド 琳花、当主の愛人 イリーナ、【庭師】 アサガオ、ペット シャルロッテ、手医者 パトクリフ、コック オルネア、教育係 ローザ、完璧な息子 ネモ、当主の親友 エズレル、執事 ヴラスカ、【隠し子】 シメオン の 15 名。
ペット シャルロッテは、手医者 パトクリフ を能力(守る)の対象に選びました。
/*
どうしよう、誰も何も占う理由がないんだが
どうする?パトクリフは外の人が人狼かどうかより
中の人が人間かどうか知りたい人だろうか
いや彼は愉快犯に近いから……占い微妙だな…
そして矢も刺さらなかったと
*/
…ヒタ…ヒタ…
(廊下を一人歩く音が響く)
いけない、明日の朝食の仕込み足りてなかったわ
…あら?
(厨房に明かりが付いていたのでそっと中を覗くとそこには医者と娘と門番がいて夜食を食べている様子が伺えた)
…ギッ…ギリッ
(清潔を保つために切られた短い爪を限界までドアにめり込ませている)
私の厨房に…私の調理器具に…よくも触れたな…
あのサイコパスロリコン医者…っ
許さない…許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない!!!!!
あぁ、そういえば私…ええと、共鳴者?ってやつなのね…
あの医者を消すために何か役に立つのかしら…
料理に毒だなんて安易なことはできないわね
向こうはその道のプロだもの
まぁいいわ、焦らず殺す方法を考えましょう…ふふふ…
ああ…レヴィン…
なぜ…なぜだ、ああっ…!
[誰かの為に涙を流すのは何年ぶりだろうか。扉を開けたのはエズレルだった。服が汚れるのも気にせず、男は赤い海に沈む友を抱いて慟哭する。]
「だ、旦那様…!?うそよぅ…うそっ」
アサガオがそれに気付いたのは、朝の花瓶の水換えにに広間に戻った時でした。
レヴィンを抱くエズレルの後ろで、アサガオは立ちすくみます。
「うぁぁぁぁ」
アサガオは、声にならない声で泣き叫びます。
泣き叫ぶアサガオはふと、これまでになかった力が芽生えてくるのに気付きます。
「あたし、誰かを守れるの…?」
アサガオは、【狩人】の能力に目覚めていました。
「なぜっ…、なんで、こんなことに…」
両親を亡くした記憶が蘇り、アサガオはパニックになっていました。
誰にも知られることのない、語ったことのない記憶が蘇ります。
幼い頃のアサガオは親子三人で仲良く暮らしていたのです。
あるときアサガオが学校から帰ると二人の姿が見えません。
[おかぁさん?おとぅさん?いないのぅ…?]
それは寝室に行く廊下に来た時でした。つんと鼻に付く臭い。
血の臭いだとは幼いアサガオは知る由もありません。
寝室には無残にも血だらけの二人の姿がありました。
強盗の仕業だったのです。
当時の記憶がフラッシュバックします。
アサガオはふと、考えました。
この【狩人】の能力を使えば、【誰かを守れる】のではないかと。
残酷な記憶が蘇る中、それだけがアサガオの心の拠り所でした。
今度こそ家族を守る…!
あれはただの偶然だった。
つまみ食いをしようとして(母さんには何を言われるか分からないけれど)厨房に向かっている時だったんだ。
俺は見てしまった。本当の母さんに、エズレルさんとシメオンさん。彼らが父さんの寝室から出てくるところを。
俺は知ってしまったんだ。父さんを殺したのは誰、か。
でも、俺は……。怒りとか悲しみとかよりも、安心してしまったんだ。これで俺は『父さんのように』ならなくていいんだ、って。
大丈夫だよ、『母さん』。俺は完璧なんだから。母さんを守ってあげる。
昨晩は廊下で寝た琳花は、何やら騒がしいと思い、目を覚まします。
どうやら、騒がしい場所は旦那様のお部屋の方から聞こえるようなので、部屋まで来てみると、エズレルとアサガオが部屋の前に立って、驚愕の表情を浮かべているようです。
不審に思い、部屋を覗くとそこは一面の血の海、そしてレヴィンが倒れているではありませんか!
琳花は思わず叫びそうになる口を手で覆い、暫く放心して硬直後、ハッ!となり、この緊急事態に屋敷の住人を起こしに、廊下を駆け出しました。
その目には涙が浮かんでいます。
皆様!皆様!
起きてくださイ!
旦那様ガ、旦那様ガ!(各部屋のドアを叩きつつ、廊下を大声で走る。ただ、泣いているため上手く叫べないようだ。)
廊下を大声で叫びながら、走っている間、琳花は昔の事を思い出します。
彼女は10歳の時に国の内戦に巻き込まれそうになった所を逃げ、その時に家族とはぐれてしまい、1人でこの屋敷付近まで来たものも、力尽きて倒れていた所を拾われたのです。
もうかれこれ8年前のお話ですが、彼女は未だに覚えています。
銃声と人々の叫び声、硝煙と血の匂い、そして、大切な人が目の前で肉塊となる無残さを。
部屋に広がる血の海を見て、過去の記憶がフラッシュバックしたようです。
過去の記憶がフラッシュバックしたまま、屋敷中を駆け回った後、肩で大きく息をしつつ、顔には汗と涙が混ざり、嗚咽を零し、よろよろしながらもレヴィンの部屋に戻ろうとした所、目の前にはパーティに使われた広間が見えました。
昨晩と変わらず、美しい装飾と、昨日の騒いだ後が見て分かる程残っています。
ただ、昨日と違うのは広間はシンと静まり返り、屋敷の主は見るも無残な姿のまま朝を迎えた事です。
ナんで、ナんでこんな事に、昨日に戻りたイ、旦那様、旦那様、もう大切な人が目の前でいなくなるのは嫌ネ
あア、ああアあ!
彼女はその場で崩れ落ち、大声で泣き始めます。
広間は依然としてシンと静まり返っており、更に孤独を感じられる事でしょう。
なにようるっさいわね…
朝は静かにしろってもう何回いったかしら全く。
それにお客様も来てるのよ?私たちに恥をかかせないでほしいのだけど。
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