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今日もドッグから、宇宙船が旅立ってゆく。
それはソコラに別れを告げる船か、それとも再び戻る船か。
移住推進局は言う。
「まもなくこのコロニーは廃棄されます。住民の皆さんは、新天地へと移住を始めて下さい」
人々は促され、新天地を選び始めている。
光年の彼方を、あるいは目に見える此岸の地を。
選ぶ先は数多あれど、人々の共通の想いは変わらない。
この日々は、もう終わりを告げる――
そんなじんわりとした空気が、ソコラを包み始めていた。
どうやらこのなかには、むらびとが16にん、じんろーが1にんいるみたい。
―ドッグ/夜―
[ドッグには宇宙船がひしめいている。それは常からのことであって、今更特筆すべきことではない。
一つの自家用宇宙船の前でトレーラーからひらりと降りた彼は、通りすがりのタグボートの船長へと声をかけた。]
ちょっと聞きたいんだ。
最近ドッグにはきていなかったものでね。
僕の船は、明後日の出発予定なんだけど。
荷物は、もう積み込んで大丈夫かな?
船荒らしとか、心配でね。
[船長は鷹揚に頷く。
彼は笑みをこぼし、チップの300Mを渡した。]
これから仕事かい?
良い仕事を頼むよ!**
去りゆく ジョン・ドゥは、コミットボタンを「ポチっとな!」
/*
>どうやらこのなかには、むらびとが16にん、じんろーが1にんいるみたい。
ガチ村だったら完全にリンチ臭しかしない
―からくり屋「ラクリマ」店内・昼すぎ―
す、すみません。移転先は、まだ、決めてないんです…。
「ラクリマ」は、ずっとタヨーナにあったので。
タヨーナ以外なんて、どこがいいのか。
色々、見てはいるんですが。
[子供連れの常連客だ。用件は飛ばしているうちに家具にぶつかって壊してしまった鳥のからくりの修理だった。修理を終え、元通り直ったそれを持ち運び用に鳥かごに入れると、止まり木にちょこんと胸を張って留まっている。
持ち主の女の子は鳥かごを大事そうに抱えて、嬉しそうに体をゆらしていたが。
「もうあまり飛ばすんじゃないぞ」という父親の言葉に、店内に響き渡る不満の声をあげた。]
あ…でも…たまには、飛ばしてあげてください。
そのための、おもちゃなので。
[父親に向かっておずおずとそういうものの、反応は芳しくない。からくりの修理なんてできる職人はそうはいないのだ。]
ありがとう、ございました。
[祖父の作ったオオタカのからくりに見送られて、親子は街に戻っていく。明日にはドッグから移住先のコロニーへ飛び立つのだという。
荷造りのいまいち進まない店内を見まわし、そっとため息をついた。]
/*
実はオオタカは2IDにしようかとも思ってたのですが、
いいアイコンが見つからなかったのと、
AIもないおもちゃにIDってオメーって思ったのもありますが、
今思えばやればよかったです!!
*/
>>1 フェルム
―からくり屋「ラクリマ」店内・昼すぎ―
てーんちょ。てんちょー。今後のことでご相談が、なんだけど。
[からくりじかけの動物が並ぶ店内に響く声があった。声の主は、週末だけこの店に勤めていたムービーである。「オオタカ」の横をすり抜け、店内を見回しながらフェルムに近づくと]
こりゃ、大変そうだね。
片付けとかあったら、手伝うけど。
[と、店の荷造りがあまり進んでいないことに触れた。]
>>2 ムービー
[お客さんがいなくなったことですこしぼーっとしていたが、呼ばれる声に、はっと顔を上げた。]
モモさん。…だ、だから、フェルムでいい。年、かわらないし。
…え、相談?
[いつものやりとりである。相談、という単語になぜか動揺しつつ。(自分も移住やらなにやら、人に相談しないといけない身の上だからだろうか。)]
ううん…そうだね。
手伝ってもらわないと、きっと終わらない。[あっさり認めた。]
どうしよう、かな。[優柔不断だった。]
>>3 フェルム
てんちょーは、てんちょーだし、なあ。
いちおうお仕事の関係だし、これでいいんだよ。
[こうやって返すのも今までに何度あったことだろうか。店長と扱いながらも態度は気安いものだった。]
うん。ほら、このコロニーはもう終わっちゃうし、私はここではもう働けないでしょ。
だから、これからどうしようかなって、相談しに来たの。
[ムービーは一旦ここで話を切って、どの商品をどこに移せばよいのかを尋ねた。近くに箱でも転がっていたのなら、適当なものを一つ拾ったことだろう]
……移転先、結局決まったの?
>>4 ムービー
モモさんって、真面目だよ、ね。
若いのに。
[誰と比べているのか、すこし上を向きながら。]
あ…ああ〜…そう、だよね…
僕も、モモさんなら安心だから。
店、続けるなら、いてくれたら嬉しいけど。
そうは、いかないよね…。
[とりあえず、丁寧に梱包しなくてはならないものは分けておいた方がいいだろう。大きいもの、複雑な仕掛けのもの。素材の関係で、気温や湿度の大きな変化に弱いものもある。
そんなことを考えながら、あれはこっち、それはこっち、と指さして。]
えっ。え〜…。
モモさんが、行くところと、一緒にしようかなあ。
[にへ、とごまかし笑いを浮かべた。持っていた幼児向けのひよこのからくりが、ぴよぴよと鳴いた。]
>>5 フェルム
んー。自分では、普通だと思ってるんだけどな……。
店長と、そんな変わらないよ?
[真面目という評価を受けてのものである。別の人から言われたこともあるけどねと、ムービーは一言付け足した。]
私も、店が続くんならずっといたいんだけどな……。
いっそ、移転に合わせてちゃんとした店員になっちゃおうかなって、ちょっと思った。
……もう一個のバイト、終わっちゃったし。
[フェルムの指示があったなら、その通りに品物の整理を始めていた。大きい品物の梱包は面倒だ、ということでしばらくは小さい商品の仕分けに集中する。]
……私も、行くところが決まらないからてんちょについていっちゃえって……。
[目の前の作業から目を背けないまま、ムービーはひとりごとのようにつぶやいた。ぱお〜んと、手にしていた象のおもちゃが間の抜けた声を上げる。]
/*桜にさらわれたいなあ!
行く場所決まらなかったら桜がたくさん生えてる星に行こう!
なんか毎年失踪者が出るって噂があるやつ!
伝統的な建物がたくさんあるのが特徴だよ!*/
>>6 ムービー
僕は〜…臆病なのが、真面目にも見えるのかな。
あ、そうでしょ。言われたこと、あるでしょ。
[くすくすと笑いながら、のんびり手を動かす。]
もう一つのって、清掃ロボットの、バイト?そっか…
ちゃんとした店員さんかぁ、お祖父ちゃんが店をやってた頃はいたんだよ。
[思い出話をする顔で、話していたが。楽しい雰囲気はしりすぼみになり。]
……。そ、そっか。
あ、あのね、ムービー。
実は、お店…畳もうかな〜って…思ってるんだ…。
僕も別の、エンジニアの仕事、探そうかな〜って…。
続けてくれって、言ってくれる人もたくさんで。
なかなか言い出せないんだけどね。
[明るく言おうとしたのだがついつい音程が下がっていく。]
>>7 フェルム
……真面目って、褒め言葉だよね?
[ちらりとフェルムを振り返って、首をかしげた。]
清掃ロボットのバイトは、コロニーの廃棄が正式に決まった時点で終了。そういう契約だった。
……お祖父さん、一度会ってみたかったな。タイミングが合えば弟子入りしてたのに……。
[そう言ってムービーはその時に手にしていた鳥のからくりを掲げた。瞳を表すビーズが光を反射してぴかぴかと輝く。]
……え。やめちゃう、の……。
[束の間のあいだ言葉を失っていたが、すぐにかぶりを振って]
……このお店はてんちょのものなんだから、てんちょの好きにしていいと思う。でも、残念だね……。
[平静を保とうとしていたが、声の調子にどうしても寂しさがにじみ出てしまうのであった。]
それじゃ、お祖父さんの作品は……?
なぜにうちの会社は紙ベースなんだ?と考えたけど、多分こう宇宙中で手広くやりすぎてて、電波のアレとかで通信できないようなとことかにも支部があって、結局紙の方が間違いないとかそういう感じなのかもしれないと思ったけどセイバリーにはわかりません
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