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狂詩の落とし子 エルラム は蝶の刺青の聖痕者に決定されました。
僻地たるその「村」は、大地にへばり付き、大地を耕しながら日々を暮らす人間達が住まう、何処にでもあるような村だった。
唯一語るならば、神のちからがその大地と民を直接支配していない。
それだけに尽きたであろう。
【太陽の雫】は、村からこそ見えないが、彼方には陽炎(かげろう)が見え、そこに陽の雫が在ることを示す。
【凍れる英雄】もまた、英雄達が彼の姿を探せば、強き冬の神の加護を肌身に感じられ場所が分かろう。
どうやらこの中には、村人が3人、人狼が1人、狂人が1人、守護者が1人、聖痕者が1人含まれているようだ。
………、私が貴方がたの手助けを出来るのはここまで。
春の神の祝福を、荒れし大地に吹き込むのも、私の手には負いかねましょう。
我が神、春の神ですら生命の息吹を吹き込むには、
僻地に滴り落ちた【陽の雫】を
[そして彼を──]
この地より退けた後、行い得ることでしょうから。
[双眸を伏せ、言葉を紡ぐ唇を閉じる。
尤も、神々の思惑は人の身でははかり知れず、英雄アデライドの考える外(ほか)の未来が訪れるやもしれない。]
春の英雄 アデライドが「時間を進める」を選択しました
―北東の僻地―
[陽が天高く上がる前に、ナジは村に足を踏み入れた。
この一帯の気候か、空気は乾き浮かぶ雲は湿りの気配を感じられない。]
着きましたね。
既に、私達以外にも令を聞いた者達が訪れているようですが……
[フードの下でナジは眉を顰める。]
恵みが薄い地です。
蹄のある動物達を呼び寄せたとして、彼らを養う恵みが、この大地から得られるのかすら分かりません。
[ナジは大地に触れ、指先で礫を擦り合わせた。]
[既に王国からは遠く、春の英雄の歌も効果は消えていたか。
ナジはエルラムへ視線を向け、これからどうするかと暗に問いを向ける。エルラムに従い、ナジもそれに添うよう動き始めるだろう。*]
ー辺境の神殿ー
[神のお導き、という言葉には特に何も答えず。カルヒが身を小さくして目を閉じれば>>0:284かけているマントを肩まで上げてやり、ぽんぽんと優しく叩いた]
ルー、ルー、ルー…。ルー、ルー、ルー………
[楽器は鳴らさず、低く、小さく歌う。それは頭の片隅に僅かに残る、故郷で聞いた子守唄。
やがて小さな寝息が聞こえ始めると]
(参ったな。眠くないや)
[なかなか緊張が解れずにいるのか。未だアメシストの上で夜の神は微笑まず、ただ周囲から寝息の聴こえるばかり
困ったようにカルヒの方を見やれば、あることを思いつく]
(そうだ)
[荷物から静かに小瓶を取り出し、詩を紡ぎ、エルラムへ渡した布と同じ澂>>0:67をマントの端に刻む
そして剣で指先を切って、もう一つ澂を描いた]
(流石にこっちはこれでないとだめだよね。たぶん)
[用事が終われば布で傷口を拭き、暫く空の砂粒の瞬く様を眺めていた。次第に夜の帳に知れず知れず意識は落ちていく]
― 北東の僻地 ―
[恵みの薄い地。
荒涼とした景色に、人の営み示す構造物が集まって見える。
集落へ足を踏み入れ、周囲を見回した]
…
[頷く仕草は小さい。
ナジの視線が向けば、笑みのようなものを]
話を
[聞いてみようと口にしながら、視線は人の気配の多い方ではなく村外れをめぐる]
ー辺境の神殿ー
…………ん
[差し込む朝日に目を開ければ、周囲の身支度する音が聞こえてきた
次第に思考が鋭敏になれば、ああ朝なのだ、と自覚する
隣のカルヒを見れば、まだ寝息は立てていただろうか]
……ふぁ
[背伸びをして、欠伸を一つ。戦地に赴くには今ひとつ緊張感の足りない態度で身を起こす。
そして、神殿の裏手に向かえば干してあった頭布を取る
そこにも、小瓶で二人に施したものと同じ徴を描き、元通りに身につけた。
次に湧き水で喉を潤すと、腰に下げた木製の筒すべてに水を汲んでカルヒの元へと戻る]
―回想・何時かの夜―
巨竜より吹きすさぶ風 荒々しく
しとど雨に濡れし体は 幾億年も動かじ
創世の火が凍え塊しが 巨竜たる大地
巨竜とは創世の火が凍えかたまったものとも、主神が生み出したとも、創世の神がうみだしたものとも囁かれています。
陽と月のふたごが、幾年幾千幾万幾億、天を巡る前の話なのか、巨竜の命の長さは誰にも分かりません。
[ナジはカルヒ>>0:309に巨竜に纏わる物語を語る。それは、カルヒが聞いたことがあれば、一度も聞いたことのない話もあったか。巨竜は眠り夢を見ているとも、大地を支えているとも、あれこそは神の別の御姿とも、起きれば災厄が起こるとも、伝わる話は、果てが無い。]
竜とは、神々の手より生み出した神の寵愛を受けし生き物。神々の手により生まれ、様々な姿をしているとも言われています。
虹に燦めく鱗を持つ竜、恐怖を掻き立てるほどの大きな角に硬い背鰭を持つ竜、身体を守る鎧をもたず、皮膜で覆われた竜、流水のように流れ半透明に透ける身体を持つ竜、羽毛を纏う優美な鳥のような竜、鋭い鱗を持つ為に鋼や剣の名で呼ばれる竜もいると聞きます。
[ナジは苦笑のような微笑を含ませる。
ナジも、どこまでが本当であるか定かでは無いからだった。
ナジがひとつずつ語るのは、神と共にある優美な竜の話、特定の地を守る竜の話、花を食み苦知らず笑む賢竜の話、中には人と語らう竜の話もあり、凍れる英雄に纏わる火竜の話に、対なすような氷竜の話もあった。]
……いえ。ねれど、少し──
[乾いた大地の一角に畑があった。
露出した岩盤の隙間、石を積み上げた垣に囲われて。
水分を求め大地を掘って作られた窪、
礫を除き、乏しい粘土を集め混ぜて耕したのだろう砂土、
小岩を畑の上へ敢えて並べて、日陰と風除けにした工夫。
人々の試行錯誤が辿り着かせた智慧か、神やその使いがもたらした叡智か]
…
[しかし、近寄ってみれば岩の隙間から伸びた草も、灌木も、萎れて砂をかぶり枯れようとしていた]
[ずっと前から耕作を諦めてしまったのか、ほんの数日、世話をする余裕がなかっただけなのか。
いずれ、その原因はわかる気がした。
屈んで葉へ触れようとした動作が人の気配に止まる]
こんにちは
[岩の陰から現れた痩せた男へ頭を下げた。
服装からも英雄ではなく、手にした粗末な道具は畑を世話する村人だと知れる]
ー辺境の神殿ー
……おはよう。
[カルヒの元に戻り、彼女が起きていたならば声をかけ、まだ眠りの途中ならば目が覚めるまで待ち、挨拶を。
そして湧き水を汲んだ筒をカルヒへと差し出す]
…さて、食べたら出発しようか。ちょっと残りの備えが心元ないけど…
[荷物の中から小麦粉を固めて焼いた保存食と、果実を取り出す
剣で果実を6つに切り分けて、3つをカルヒの元へ。保存食も半分になるよう取り分ける]
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