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ショコラティエ アンジェラ は 少女 レリア に投票した。
少女 レリア は ショコラティエ アンジェラ に投票した。
墓守 ノア は ショコラティエ アンジェラ に投票した。
村娘 ポーラ は ショコラティエ アンジェラ に投票した。
見習い神父 ドレッセン は ショコラティエ アンジェラ に投票した。
自警団員 レオナルド は ショコラティエ アンジェラ に投票した。
ショコラティエ アンジェラ は村人達の手により処刑された。
墓守 ノア は、ショコラティエ アンジェラ を守っている。
次の日の朝、村娘 ポーラ が無残な姿で発見された。
現在の生存者は、少女 レリア、墓守 ノア、見習い神父 ドレッセン、自警団員 レオナルド の 4 名。
[頷いたポーラに、ほうっと安堵の息をついた。]
――良かった。わかってくれて。
[くしゃっと泣きそうな顔で笑って。
右手で、目の辺りをごしごしっと擦った。]
間に合って、良かった。この間話したとき連れていってあげてれば、もっと良かったんだけど……
でも。ほんとに、今度こそ。しあわせに、なろうね。
[微笑む。]
[空いた右手をそのまま、腰に下げたポシェットに突っ込む。
すらっと音を立てて引き抜かれたのは、両親を楽園に送った銀色のナイフ。]
さあ。ポーラ。
[静かに名前を呼んで。左手で、ポーラの両手を固く握った。
ぐい、と自分の方に引き寄せる。
笑顔で。]
[音も立てずに鞘から抜かれた銀のダガーは、夕闇に光り。
抱いた友は、むずがるように体を動かし。
姉以外の者に触れられたくないと。触らないでと身じろいだ。
傷つけられた肩が痛む。けれども今は、その痛みもどこか遠い。]
祈るよ、ずっと。いつまでも。
[それはアンジェラへというよりは、自分自身へ向けた誓い。]
―――――だから。
さようなら。
[大事な形見。養父から災厄から守られますようにと譲られた証を。
心臓の裏側をめがけて、埋め込んだ。]
[娘は魔性の音に魅入られて。
少女の手にある銀色も認識することはなく]
うん。
[微笑を浮かべたまま、少女との間にあった空間を埋めた]
[どうすれば楽なのかとか、すぐ終わらせられるのかなんて、レリアは知らない。
ただ、アビスのところに行くには、アビスがしたのと同じことをすれば良いと。それだけを思って、倒れこんできた少女に向けてナイフを振り上げる。
両親にしたのと同じように。
目の前の少女の胸に、銀に光る金属の塊を突き立てる。
ずぶり、と何かに飲み込まれる感触は3度目。]
[腕の中で大切の一つが崩れ落ちる。その背から流れる血が、黒いフードをより赤黒く染めてゆく。
悲鳴、怒号。村の人間が集まって、己の凶行に指を刺す。
その一方で、殆ど最初から事の起こりを見ていた村人が自警団へと走り、今はもう誰も居ないBoite du bijouへと入る者もいた。
そんな雑音が耳を通り抜けてゆくのに。なにも聞こえない、聞きたくないと思っていたのに。]
『あんたなんかと、友達にならなきゃよかった』
[崩れ落ち、侮蔑した眼差しを向けたまま、あざ笑い血を吐くかつての友の今の際の言葉は、深く胸に残された。
その言葉に、表情は変えずに。ただ、静かに目を閉じた。]
クク、ク……
楽園を拒んだ人間の行く道は辛いな?
全てを失い、全てに裏切られ、全てに嫌われても、なお生きていかなければいけないのだからな。
それとも、今からでも楽園を熱望するかね?
それでも、私は構わないよ。
―――来るものは拒まない。それが、この楽園パレードの起きてだからね。
まあ―――それでも、君は不幸しかない世界で生きていこうとするのだろうね。
―――愚かな選択だ。
[ナイフを持ったレリアの頬に、綺麗な紅い花びらが散る。
それは少女の微笑みにとてもよく似合っていた。]
[深く沈ませ、そして、引き抜く。]
[ポーラの身体は幾度か震えたかもしれない。
それを優しく抱きしめた。]
楽園パレードへ、ようこそ。ポーラ。
[耳元で囁きかける。
それと同時に、ポーラの身体が色を失くし始めた。
だんだんと空気に溶け込むように、透き通るように、存在感を失くしていく。
貫かれた胸からその侵食は始まり、胴体、足、腕、首元、と順にポーラの身体を飲み込んでいき。
ふつりと。
ポーラは消え去った。
レリアの頬についた紅い花びらも、いつの間にか消えていた。]
[紅は鮮やかに花ひらいた。
そしてゆっくりと溶けて消えてゆく。
花さかせた娘の身体もまた同じく]
[安らぎを求め。笑顔を浮かべたまま。
闇の中へと垂直に堕ちてゆく]
墓守 ノアが「時間を進める」を選択しました。
何故?何故…?
何故私が死ななければならないの?
[後方から聞える、仮面の男の言葉。]
…ええ、望まないわ。そんなもの望まない!
祈るですって?
じゃあこれが貴女が望む私の居場所だっていうの?
ノア…絶対に許さない…!
[断ち切られた鎖達。愛する姉と。友と。]
私は何も悪くない。
幸せになりたかった。それだけじゃない…!
[立ち上る気力さえなく、ただ、地表を濡らす]
[アンジェラの言葉に、アビスが口をゆがめる]
この世界で幸せになろうとすること事態が間違いなのだよ。
その事はすでに説明したと思うがね。
―――まあ良い。好きにするが良いさ。
好きなだけこの世界で、生まれ、そして死んでいくがいい。
[アビスが、そこまで言うと、その後方から一つの気配。
アビスがその「女性」の頭を優しくなでた]
――― 一人でな。
[女性の名はソフィー。
彼氏に死なれ、妹に殺された、哀れなる女性の名前だ]
[遠くで笛の音が聞こえる。それははっきりと、自分の耳には届いて。
頭痛がする。笛の音は頭の痛みを呼び起こす。だけど今は、その痛みすらも遠い。]
[表情は何時もと同じ。いつもと変わらぬ無表情。
アンジェラと話していた時は、あんなにも強い感情を表していたそれも、今は再び硬いものに覆われて。
何を考えているのか分からないと揶揄される、いつもの墓守へと戻る。
その内にあるものになど、気づけるものは殆どいない。]
[赤く染まったアンジェラを、ゆっくりと土の上に横たえ、開いたままの瞼をそっとおろす。
背にはダガーが刺したままだったので、仰向けにはせず、横向きに。
顔を拭いてやれば、まるで眠っているようで。
ただ眠っているだけならどんなによかっただろうかと。
悪夢であれば、早く覚めればいいのに。痛みはそれを許してはくれずにいた。]
[振り返り、仮面の男――アビスに何か言おうとして。
目が奪われる。]
[その人は。]
姉さんを離しなさい…姉さんに汚い手で触れないで!
貴方に姉さんの何が分かるっていうの?笑わせないで!
姉さんが楽園なんて望むわけない…望むわけないもの!
[最後の方はうわ言のように弱く、願いでもあり。]
[アンジェラの言葉にアビスが軽く肩をすくめ、後ろのソフィーを見つめた]
……と言っているが?
『……私に妹はいません。
私の幸せを壊した人はいません。
私は、私の幸せを願いに行きます』
クックック……。
[ソフィーの応えに、さもおかしそうにアビスが笑った]
何が分かる?か。
どうやら、君こそ何も彼女の事を理解していなかったようだね。
所詮、君が分かっていたのは、自分にとってのエゴとしての彼女しか分かっていなかったということだ。
[――それから、30分ほど経ったろうか。
そこにあったぬくもりと重みの余韻を味わうかのように、レリアはぼんやりと、ただなんとなく立っていた。木々の枝々の間から差し込む陽の光が、いかにも平和そうにその場を照らしていた。
それにちょっと眩しそうに目を細めて。]
うん。良い一日になりそう、かな。
[独りごちて。嬉しそうに、*笑った*]
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