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[ここに墓守猫がいるそうだと噂を聞いてやってきたわけだが、1年前に死んでいたらしいと聞いて残念がって、ついでだから、ここでしばらく滞在しようと思ったのです。はい。]
[しかし不思議なこともあるもんじゃな、確かバスに乗ってやってきたはずなんじゃが、ついたのは列車が到着する駅で、
しかもここまで連れてきたバスの運転手とここの駅長らしき人が瓜二つなのじゃ、世界には3人くらいそっくりさんがいるらしいが、こういう形であえるとは…。]
──少し先の時間、列車にて──
…………。
………嗚呼、もしかして。
[すぐには思い浮かばなかった。
いや、流石に気に留める程では無かった、と言うべきか。
病院で会った訳では無かったし、覚えている重要度は低かった。]
…………。
(かといって、あそこで会った方としても、どうしましょうかね)
[所謂、O博士の方へとじっと顔を向けて。]
[フードのひとに頬ずりした時に返って来た声のトーンは明るいものでしたが、眼差しは別のものを示しているよう。
猫も何かしら感じるものはありましたが、一目散に逃げる、なんてことはありませんでした]
みゃあう
[さようなら、と告げて立ち去らんとするフードのひと。
最後に撫でてくれた手はこれまで通り優しいものでした。
撫でられて、猫は心地良さそうに目を細めます]
[立ち去る背中を見送って、猫はベンチから軽く跳躍して地面へと降り立ちます。
今回は随分とひとと触れ合えるおさんぽでした。
ひとと触れ合うことが好きな猫にとっては、充実した一日。
かいぬしの下へ帰ろうとして、ふと、足を止めて丘の方へと瞳を向けました]
にゃあん
[公園墓地や駅を一望できる丘の上。
墓守猫はきっと今も見守っていることでしょう。
これまでそうしてきたように、これからも**]
[いやあ、それでは失敬、といいながらフード姿の男の横に座るだろう]
いやあね…、どこかで出会った人に雰囲気が似ておってのう。
[せいぜい、すれ違った程度でしかないのかもしれないの
とそもそも、とある星で出会った『彼』とはまた別人という可能性があるわけで]
[駅長のハマチさんが、
ぺるのことを本にしたい、と言い出して、
それはとっても素敵な事だと思ったのだった]
ぺるとの思い出が本になったら、
ここにぺるが居たこと、
みんな忘れないと思います……
[そうなったら、ぺるの恩返しになるだろうか。
フィアはぺるとの思い出を、
持ち合わせの猫の便せんに書いて、
ハマチさんに託すことにしたのだった]
そう……ですか。
ま、この姿は本来の'僕'の姿ではありませんからね。
案外と、別人かもしれなければ本人かもしれませんよ。
[この姿は、やや幼い……幼年期に近しい姿だ。
何故こんな姿なのかは割愛するが、彼が列車に乗って来た時には、既にこの姿だった。
少し不思議なこともあるものである。]
貴方も墓参りでしたか?
[茶猫さん――うめちゃん、の飼い主は、
本当は鯖猫リリーちゃんと
一緒に来た女の子、シオンさんだった事が判明したり、
本の話で盛り上がっていたり、
けれど、賑やかな時は過ぎてしまって。
そうして、皆が帰っていく頃になって]
レディさん、
ハンカチ、洗濯して返したいんですけど、
……いつか、また逢えますか?
それから、……
笑顔を思い出させてくれて、ありがとうございました。
[感謝の気持ちで、ぺこり、とフィアはレディに頭を下げる。
話を聞いてもらう事も、癒される事だけれど、
悲しみを忘れるかのように賑やかに楽しむ事も、
フィアにとって癒やされる事だったから]
─ ぺるのお墓の前>>108 ─
ふふっ、気にしないで。
貰っちゃっていいのヨ♪
[返さなくても大丈夫、とは伝えたが、どうするかは最終的にフィアが決めることだろう。]
勿論、また逢えるワ♪
そうだ、これを渡しておくわネ。
[レディは、フィアに連絡先をさらさらと書いて渡す。]
私、これでもSNSをしてたり、旅の写真をupしてるノ。
良かったら、繋がりましょウ♪
それに、逢えそうな時は、連絡しあって逢いましょう♪
[旅暮らしだから、頻繁には会えないかもしれないが、近くに来た時には、会う約束だって連絡先があれば出来るだろう。]
うん、いい笑顔よ、フィア。
[どういたしまして。
その意味で、いい笑顔と口にする。]
女の子は、笑顔が一番。
キープスマイリングよ♪
[にっこりと微笑み、嬉しそうに感謝を受け取る。
それは、レディからの返礼でもあった。*]
今日はここにいる墓守猫に会いに来たのじゃが、1年くらい間違えてしまったようで、残念ながら会えずじまいじゃったが…。
まあ、こんなところでお前さんと出会ったのは良しとしよう。
これも墓守猫が結んだ縁じゃ…。
[懐から古びた本を見せるだろう]
今日はこの本に載っている猫のモデルになった猫がここにいるらしいと聞いてのう…。
[それは『はかもり ねこ と いせかいからきた ねこ』
ここまで連れてきたバスの運転手からもらった絵本である]
この本によると、『恩返しは受け継ぐものなんだよ…』と書いてあってね、それに感銘を受けてやってきたわけなんじゃよ。
[そんなわけで、久しぶりに出会った男にこの絵本を手に入れた経緯などを話したろうか、彼らの旅はまだまだ続くことだろう**]
ぺる──のことですか。
残念ながら、丁度1年前に亡くなっていましたが……
…………
[結んだ縁、と言われると黙り込む。
どう反応したものか、反応が見つからなかったからだ。]
その本は……
[勿論、彼も知る由は無い。
墓守猫の本の話は、ついさっき駅長達が話していたばかりで、その話を彼は聞いてはいなかったが。]
『恩返しは受け継ぐもの』ですか。
それはまた、道徳的な話に聞こえますね。
……しかし、こんなところまで来ようとしたのも、随分な行動力で。
[しかし、バスの運賃を踏み倒そうとしてしたところをバスの運転手のハマチさんにばれてしまい、宇宙病院へ連れ戻されることになってしまうわけだが、それはまた別の話**]
[同じ時をいっしょに過ごすうちに、いくらか誰とでもタメ口で話せるようになってきた。
お腹いっぱいになったらなったでまた微睡み始めたうめちゃんは寝かせたままにして、
いろんな話をしたし、聞いた。
子供のころからお世話になっていた駄菓子屋のばーちゃんの話もした。
暑い夏にラムネ代をまけてもらったこととか、
編み物が上手だった彼女に編み物の先生になってもらったこととか。
いつか、ベンチに座ってぺるに話をしたように]
……今日は本当にありがとう。
ほらうめちゃんも挨拶してー
[帰り際、抱き上げたうめちゃんの片手を持ってみんなに手を降らせる。
腕の中でうめちゃんはひと鳴きしていた]
あ、そうだ。
[と、ふいにうめちゃんを降ろし、持っていた手帳のいくつかの頁を破り、ペンでさらさらと連絡先を書いて渡してまわった。
電話番号だけが書いてあるシンプルなもの]
うち、花屋やってるんだ。まあちっさいけどさ。
ご入用の時はよろしくね、……なーんて。
[ぶっちゃけ花屋を継ぐかどうかなんてまだ決めてない。
だけど、ぺるが結んでくれた縁は忘れないし、
ほんとにご入用がある時のために店の手伝いも頑張ってみてもいいかもしれない……とふと、思った]
じゃ、…………あれー?
[帰りがけに気付く。
さっき降ろしたうめちゃん、ふたたびぺるの墓の前に座り込んでいた。
その手がふと虚空を掴むように動いた。
……少なくともシオンにはそうであるようにしか見えなかった]
うめちゃん、さっきは……
「にゃん」
[猫の言葉はわからない。
だが、どこか満足げに足に身体を擦り付けてくる。
その、ささやかなサインを拾い上げてにっこり笑う]
よーしじゃあ帰るよ〜
[そうして1日が終わる。
今日は、猫の墓守が眠る地を訪れた日。**]
はい、是非。また逢いましょう
[別れるときは、笑顔で。
ハンカチは、貰ってしまうことにして。
また出逢えた時に、改めて、
別のハンカチを贈ることにしたのだった。
帰ってから、レディさんとSNSで繋がって、
旅先の素敵な写真を見せてもらったりするのだけれど、
その中には、フィアには少し不思議な
写真もあったかもしれない。]
[夢のような、少し不思議な一日はこうしてすぎていって。
ぺるはこの一年後の日でさえ、
フィアに大切な時を贈ってくれたのだった。
数年後、フィアの手元には2冊の本があって、
嬉しくなったり、少し悲しくなったりしながら、
大切に大切に、読み返すのだ。
ぺるはいつまでも、きっと、フィアのかけがえのない友達で
ありつづけるのだろう]**
村の設定が変更されました。
[匿名希望で何時しか駅長の墓守猫のお話募集メールアドレスに送られるのは、そう遠い事では無い。
彼は目を閉じる。
束の間の、そう、ほんの束の間の──]
『優しい思い出をありがとう』
[何時か、かけた言葉。
変わる必要のあった過去、切り捨てる必要のあったもの。
それを、思い出していた。]
─ 後年の話 ─
[レディの荷物には、本が増えていた。
『墓守猫は知っていた。』そして『はかもりねこ』。
小説の方を、ぺらりと捲りながら、レディはあの時の思い出に思いを馳せる。]
ハマチは文才豊かネ。
[フィアとは、今も交流が続いていた。
ほんの少し不思議な光景はSNSに載っていたかもしれないけれど、大抵は旅先の写真だろう恐らく多分きっと。
あの賑やかな1日は、レディの中の楽しくそして少し切ない思い出のひとつだった。]
[ところで。
『はかもりねこ』シリーズには、ちょっと不思議な話が、乗っていたかもしれない。
荒唐無稽なレディの過去話は、『創作』としてハマチに語るには、うってつけ。
少々強引に、ぺるとの出逢いと思い出を話す際に「こういうお話も入れるのはどう?」なんて『創作』を語ったのも、レディには良い思い出だった。**]
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