情報 プロローグ 1日目 2日目 エピローグ 終了 / 最新
[1]
[2]
[3]
[4]
[メモ(自己紹介)記入/メモ履歴/自己紹介] / 発言欄へ
―シオンside―
……じゃあね、ばーちゃん。
また来るよ。
[駄菓子屋のばーちゃんが眠る墓標に手を振って、歩き出す。
今右手には、さっき墓標に捧げたのではない、一輪の白い花だけを包んだブーケが握られている。
こちらはちゃんと自分で用意したものだ。
これを、墓守猫のお墓に供えるのも、今日ここに来た目的であった]
うーん。
まずはうめちゃん探してみるか?
[かの茶猫も墓参りはしたかろう、と。
かつて、うめちゃんとぺるがなかよく長椅子の上でごろごろしていた光景を見かけたことがあるゆえに、思う。
「私といる時より楽しそうだ……!」と、人知れずガーンとしたものだが、
あの後、こっちに対するうめちゃんの態度はというと柔らかくなったので、
何か、あったんじゃないかと思う。たぶん。
猫会議でもしたのかねえ?]
[一方ヒトはこんなところじゃめったに井戸端会議をしない。
ここには色んな人が来ていて。
泣いてる人もたまに見かけたことがある。
そんな時に脳裏にはだいたい、
「泣いてる人を放っておくなんて義にもとる……」とかいった、
歴史ものの主人公が言ってた気がする台詞が浮かぶけれど。
結局浮かぶだけだ。
あ、雨に打たれっぱなしだった人を放っておかないで傘を貸したことはあったっけ。
その後自分は墓場の近くの駅で雨宿りして難を逃れたんだった。(ちなみにその時は自分一人で墓参りに来ていた)]
[などと考えつつ、ブリ大根がお供えされている墓標の前を通り過ぎた。
匂いにつられてうめちゃんが寄ってきている……こともなかったし。
それから茶猫をさがしてあてもなく歩くことしばし]
お。
[猫がいた。
ただし探していた茶猫ではなく、濃灰と薄灰の毛色が綺麗な縞模様を織りなしていて、
その毛なみに埋もれるように青い首輪をちら見せている猫。
たしか墓地を散策中だったうめちゃんとも遊んでくれてた]
ひっさしぶり〜
[気安く笑いかけるとちょいちょい、と手招きしてみる*]
―うめちゃんside―
[まどろむワタシの鼻をおいしそうな匂いがくすぐっていく。
ぴくん!
耳を立て、すっとした立ち姿で匂いのもとへ近付いた。
鼻を寄せる。と、その時!]
『こらっ! 勝手におそなえものをたべちゃダメだぞ!』
[そうだ、ワタシが「はかば」に置いてあるたべものにちかづくと今のかいぬしはこういうのだ。
ワタシをむりやり抱き上げてとめるときもあった]
「……」
[まだ顔近付けただけだからせーふ! せーふ!
この場に今のかいぬしはいなかったけれど、
ごまかすようにまわりのひとに向けてしおらしく鳴いた]
[ワタシはつぶらな瞳で女のひとを見上げる。
はじめまして、のひとだ。
ワタシが来た時にはいなかったこのひとが、さっきのおいしそうな「おそなえもの」をしたのかもしれない。
じぶんのことじゃもちろん、ないのに、お礼を言いたくなってうにゃうにゃ鳴いた。
だけれどもワタシはりこうでりっぱな猫(自称)だから、
彼女をはじめとした、「おまいり」に来ているひとたちのおはなしの邪魔はしませんとも。**]
/*
気配に気付いた、的な文がないね、なんかすまない
act芸をするにはこのににんばおり体勢は不向きやねえ(今さらだろう)
キャァ! か・わ・い・イ〜♪
鼻をひくひくさせて、にゃあって鳴いたワ♪
[茶猫の凛々しげな立ち姿と鳴き声に、今にもカメラを構えてシャッターを切り捲りそうな勢いで、歓声をあげる。
両手をぽんと叩いて、じっと見つめる。]
サンドイッチは好きじゃないみたいなのネ。
[若干勘違いした言葉。
まさか、お供え物は食べちゃ駄目だと言われているとは思わず。]
[それは、茶猫がぺるを大事にした結果なのだけど、猫同士や飼い主との間で話されてる事までレディが思い至っていない結果でもある。]
にゃうにゃう。
おいでおいデ♪
[腰を屈め膝を曲げて、よ〜しよしよしと撫でようとするように手を大きく広げる。
気儘な動物である猫だから、ふいっと別の所に行くかもしれないけれど、レディはそんな風に構おうとした。]
今日もたくさんお参りに来てくれてるんだね…。
[ぺるに会いに来た人や猫の様子をみて]
そうか…、ここでピクニックねえ。
アイツが旅立ってもう1年…。
ほんと、ぺるお前は幸せもんだぞ…。
こんなにまだたくさんの人に愛されてたんだぞ。
[と墓に語り掛けるように、サンドイッチの隣に先程摘んだ野花と手作りのつみれをお供えしてしばらく手を合わせるだろう**]
うん、あたしはあの頃の猫を知っているし。
あの猫も昔のあたしを知ってる貴重な存在だったからさ。
[チャー(仮)に向かって右手でグーパーと付き出してみる。猫によっちゃ撫でる真似をするだけでごろんごろんし始めるからね。]
猫ってのは不思議だよね。
どうしてこうも、惹き付けられるんだろう。
[昔も、今も、いつだって同じなのだ!]
昔っから、辛い事があったらここへ来てたんだよね。
涙を見せるのが嫌いだったからさ。
お墓なら、泣いていてもおかしくないでしょ?
そんな時、気が付きゃあいつがいたんだ。
[あの時の恩返しのつもりもあって。
そっと猫お墓を撫でると、どこからか鳴き声が聞こえたようで・・・・・・
チャー(仮)の鳴き声でした。]
みんなは、いつあいつに出会ったんだい?
それじゃあ、行ってくるね。
……また来るね。
[お姉ちゃんの墓に手を振ると、その場を後にして
ぺるの墓へと歩いていく。
手には家の庭から摘んできた、何本かの白い花。
花束と言うには少ないそれらは、
半分はお姉ちゃんに。
もう半分はぺるに用意したものだった。]
そウ、貴方とぺるチャンの話、聞いてみたいわネ〜。
皆の話も、ネ。
[美夜子と、ぺるのお墓の周りにいる人達にそう言い、]
私は何年前だったかしラ。
[人差し指を頬にあてて、小首を傾げる。]
あまり細かい年は覚えてはないわネ。
でも、元気だった頃なのは確かヨ。
私は旅をしながら暮らしてるノ。
色んな場所を巡って、時には歌を歌って、面白楽しく堪能しようって。
ここに立ち寄ったのも偶然なのヨ〜。
こじんまりしていて、とても素敵な墓地だと思ったかラ。
[それは眠れる者達にとっての安息を齎す物としての造形だろうか。]
でも墓地だからかしらネ。
何だか昔のことを思い出しちゃって。
ふふっ。
少し、
[遠い空に一度目をやる。
懐かしそうな愛おしそうな光を、その紫の目に浮かべて。]
本当に昔のことを思い出して、ほんのすこ〜ししょんぼりしそうな時に、ぺるチャンがやってきたのよネ。
[そこで、レディは両手を組み合わせ笑顔を浮かべる。
キープスマイリングよ〜とばかりに。]
[そこまで話した時に、声をかけられた。]
ええ、どうゾ〜♪
私はもう、ぺるチャンに挨拶したもの。
[場を空ける。
彼女もお参りをするのだろう。
その姿を視界に捉えながらも、レディはこう口火を切る。]
良ければ貴方達も軽食を一緒にどうかしラ〜?
今日は、ぺるチャンがいたら、またピクニックをしようと思っていたノ。
[周囲にいる人達、因みに新たに現れた女性にも、声をかける。
彼らの返事は何だっただろう?]
[1]
[2]
[3]
[4]
[メモ(自己紹介)記入/メモ履歴/自己紹介] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 エピローグ 終了 / 最新