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「そうだな……珍しくオカに上がったし、隣の国の御用聞きでもして帰るかね。
その後はアレハンドロに帰って……
東国の香料か絹でも仕入れに行くか。」
>>ファルス
[アラタと約束してあげたあと、ファルス王子のところに走る]
あっ!!ファルスだんちょー!!
言わなくちゃいけないことが、ありまして……。
[……どきどきする。でも、今日は風紀当番もいないから。それに、きっと、今しか言えない]
……あの。あたし、団則違反をしてしまいました。
ちょっと。えっと。一緒に居たい人が、できちゃって。
……あたしからじゃないんですけど……ほっとけないって言うか。
あたし、ヒーローになりたかったんです。だから、黒狼騎士になって、色んな人を助けたかった。
きっと、ファルスだんちょーとなら、できたと思います。
でも。ごめんなさい。
【この剣を、お返しします】
短い間ですが、ありがとうございました!!
/*
>>ちかさんへ
ウィアへのロルたぶん間に合わないのであとで青鳥かどっかに投げますね……頭が回らなくてエイダンが言わない言葉ばっかり出てきてるからたぶんもう今日はロル書けない……すいません……
ソラ・カルセドニ 享年?歳
セルナリアがサリーナに攻め入った際、魔法取締役としてかの国の魔法を看破、対策をいち早く周知しサリーナが善戦出来るよう尽力した。
しかし、魔法に対処できる人員の絶対数が足りず、戦局は徐々に劣勢となり最後には城壁を突破されてしまい、敗北、捕虜となる。
同輩であり友人であった仲間の為、そしてファルスの描く理想の国を目指して歩んだ道は絶たれ、一度は死を選ぼうとする。
しかし、亡きファルスの意思を守る為、そして仲間に事の顛末を伝える為に生き残る事を決断。
帰順後はセルナリアで同じ境遇のサリーナ人に、ファルスの意思…魔法と異種族への偏見を失くす事に尽力した。
帰順から更に数年後、アッカード地方にある墓の前で紺碧の髪のハーフエルフと共に、アッカード家の長子に墓参りをしている様子が見られたそうだ。
余談ではあるが、同じサファイアの騎士で帰順したローランとは密会、ひいては反乱の恐れありとして接触禁止となる。これはロート王が即位後撤廃された。
ロート王即位後の彼(彼女?)の記録は不明。
––––––大陸歴1177年
【ノル地方リューンベリ領 報告書】
10月1日 クリストフェル=ベリ
サリーナ王国西部にセルナリア王国が侵攻したと伝達。具体的な位置は不明。
リューンベリ領も国境が近いため警戒態勢へと移行する。中央へ応援の要請を検討。
10月2日 メルタ・セイデリア
西部に情報を送れと伝達したが返信はなし。被害の規模が大きかったのか。
流れてくる噂によると戦火は拡大しているということ。応援の要請とともに義勇兵の募集を開始。
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10月◯日 クリストフェル=ベリ
我が領でセルナリアの兵の侵攻が確認された。メルタ、パトリクの死亡を確認。
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10月×日 ヨハンネス・アレクサンデション
中央から黒狼騎士団が応援に来てくれると伝達あり!領主の弟君がいらっしゃるようだ。過去、エルフ討伐で活躍されたお方とのこと。これで戦場は俄然サリーナの有利になるだろう!
義勇兵の集まりが悪い。傭兵も検討する。
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▼月△日 イクセル・エリクソン
最近傭兵の募集に華奢な者が多い。あれで戦えるのか。志望も後衛ばかり。足りないのは前線だというのに。弓のうまくない者から前衛へと回す。
市街地に火が回り損害大。戦場の縮小を目指す。
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×月◇日 クリストフェル=ベリ
最前線のヨルダ隊が隊長のヨルダ・ノア・リューンベリ含め全兵士行方不明。
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◯月▪日 クリストフェル=ベリ
ヨルダ隊全兵士、本日以降死亡と見做す。
士気の低下が見られる為、新たに決死隊を組む。最終作戦へと移行。
我らがサリーナの誇りを胸に!
■────今より四年後、1177年10月某日■
その日、セルナリア城門外にて、ファルス=サリーナの処刑が公開で行われた。民衆も多く集まり、その日は城の周辺は騒然としていた。
亡国サリーナの王子ファルスは、魔法による枷で拘束され、魔法の刃により断頭される。
セルナリア王カーマインの意図により、その処刑には黒狼騎士団の捕虜たちは全員立ち合わされることとなる。
セルナリアに残る記録書に拠れば、ファルス=サリーナは死の瞬間までカーマイン王を睨み続けていたということである。
騎士団員たちはファルス王子の処刑の瞬間、「殺せ」と喚く者、怨嗟の目で睨み上げる者、呆然として瞳に光が宿らぬ者、目を閉じて黙りこくる者、様々であったそうだ。
時は来た。
蓮凛丸を王子の側にいた騎士に渡すと大きくよろめいて、だから言ったのに……。と呆れながらも、ファルス王子に一礼をする。
二度と会う事はない、私の義と身を捧げた御方。
王子の手配だろうか。港に止まった船に乗れば、砦がよく見えた。
翡翠のような深緑の姿を探しても、私の瞳には彼はいない。
良い別れが出来たので悔いはないが、最後に一目と思った自分の甘さに頭を抱えた。
ふう、とひと息吐いて気を取り直すと、ブレイ、グラジナ、ウィア、クロエ……そして、ファルス様のお姿を見つめる。
その背はしゃんと伸び、多くの家臣に囲まれていた。その姿を見るのが最後なのだと思うと胸が締め付けられて、足元に転がる荷物に手を伸ばせば……そこには、小さな箱があった。
「……何これ?間違えて持って帰って……え。」
箱の中には、花と鈴をあしらった根付で。こんな綺麗な物を渡す人は一人しか知らない。
勢いよく甲板から下を覗き見れば陸は遥か遠く。
「⦅…………教本の御礼?いつの間に。流石、忍びの者……。⦆」
へら、と表情を緩めるように笑えば、帯紐に根付を結び付ける。漆の光沢できらりと光る根付は腰元で揺れた。
失う物と、得る物が大きかったこの国の土を踏む事はない。
それでも、胸に秘めた誓いと約束は消える事など決してないのだった。
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