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ユーディトに案内され、別れ際に彼女にニッと笑ってウィンクする。
居住まいを正して、王子に挨拶に向かう。
>>310 ファルス
「殿下。毎度ご贔屓に。
大切な騎士様を育成する事業にアレハンドロ海運を使って頂いて光栄です。
注文のあった武器その他消耗品に食料。
内訳はここに書付てあるから改めていただきたい。
…………遠征の半ばに届けよ、とのお達しだったんだが……
早めに終わりですかい?今回は。
前金で頂戴してるんでウチとしては問題がないものの早めに使っていただきたいものもありますから。そこは良い感じにお願いしとくぜ。
何か別途注文があれば後日届けさせるが……
不足があれば物資だけじゃなく輸送も請け負うんで船でできることなら是非に。
アレハンドロは大陸の窓口、すべては御意のまま!ってな」
>>325 アルベルト
カーマインからも騎士たちからも距離を取る。
アルベルトにのみ聞こえるよう、囁くように言う。
「……アルベルト、お前にだけ話そう」
「此度のことで、我が国民がどれほど危うい立場にあるか、実感した。此処が、城でなくて良かったと、心から思う」
ウィアも、クロエも、グラジナも、ブレイも、カリンも。
たとえ故郷は違っても、黒狼騎士団に所属した者は等しく我が国民である。
「俺は……一つ、禁則を破ろうと思う。
……団長たる俺が、禁則を破ったことが割れれば、大変な騒動になるだろう。当然、露顕せぬよう、最大限の注意を払うことになる。お前の知恵と協力を得たいのだ」
>> ミズリ
放たれた2本目の矢には反応ができず、反動の果てにミズは消えていた。
背後から聞こえるミズリの声と突き立てられた短剣は敗北をを俺に告げる。
「.......、」
鬼の心に感情が氾濫する。
喜怒哀楽、喜びが1番大きいか。
そしてこの敗北は鬼に何かを許すトリガーになった。
振り返り、刀を落としミズリを抱き上げた。
「強くなったんだな、ミズリ。」
「本当に、何から何まで。俺はお前に感謝しきれない。」
>>292 クロエ
「…………、ドジなんて、踏むわけねえだろ」
イグニスはクロエの表情を惚けるように見て、それを誤魔化すように目線を外した。
…………これが、本当の最後だ。
急にそんなことを自覚して、イグニスはきゅっとアメジストを握りしめた。
「クロ。……クロエ」
名前をつけそびれた感情と一緒に、彼女の名前を呼ぶ。
「──。楽しかったぜ、お前との試合。お前ほどやりがいのあるやつは、なかなかいねぇからな!」
いつか。いつか、彼女に勝ちたかった。
騎士として、アメジストの騎士に勝ちたかった。──けれど、そんな日は二度と来ない。
>>328ガルセウヌ
避けるのに全神経を使ったせいか、投擲に力が入らない。結果、左腕の関節部分にささるが浅い。
身体の硬直が長く、反撃の体勢になれない。
その間ガルセウヌは迫ってくる。
内臓まで響くような蹴りを喰らう。一瞬息が止まりそうになる。
そのまま振り下ろされる短剣。
猶予は無かった。
────ガキィィン
響く金属音。
右腕だけ異形化し、爪で受けきった。
そのままガルセウヌを弾き飛ばすと、口を開いた。
「まじでセンパイ強すぎません?ごぼっ...タイマンなら余裕で負けですわ。自信あったんだけどな」
負けを認めるがどこか楽しそうに笑みを零すグラジナだった。
>>333 ファルス
俺は、思わず目をみはる。
この方は、ずっと、正しく王子とあろうとしてきたのを、知っていたから。
それほどまでに今回の騒動は、王子の中で大きかったのだろう。
「──はい、我が君。私の全ては、貴方様のものです。お好きに使っていただいて構いません」
>>335
「……なあ。お前、これからどうすんの」
イグニスは世間話でもするような口調で聞いた。本来は、聞くべきではないのだろう。
ガーネットの騎士は、名も知らない他国の女を気にかけたりしないだろう。それでも、たとえ何もすることが出来なくとも、知っていたかった。
クロエは死ぬ。けれども、イグニスが焦がれたアメジストの女は、生きていくのだから。
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