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>>317 アルバート
アルバートの除隊願いを、表情を変えることなく聞いていた。
「……そうか。最後まで共に戦った一人だからな。君が居なくなるのは、正直なところ残念だ。
君は、たとえ記憶が無くとも、優秀な騎士たりえただろう。
しかし、その決意を尊重しよう。アルバート・エル・ルシエ。今日まで、よく務めた」
苦笑して、長剣を受け取る。そのまま立ち去ろうと足を踏み出したが、思うところあり、もう一度アルバートに向き直った。
「……俺が、騎士としてアルバートにさずけた宝石はここにある。ウィア・ディーガが入れ替えたからな。つまり、君が最後まで剣に嵌めていたこのルビーは、偽物であった。
しかし、記憶を無くした君が初めて手に取ったのは、このルビーだ。そして、この砕かれなかったルビーは、君が戦った証となろう」
長剣からルビーを外し、アルバートに渡す。
「このルビーは騎士団のルビーではない。記憶も拠り所もなくなるお前の……証のひとつとして持っていけ」
>>314グラジナ
【全力の一撃】を……避けられる。
当たればグラジナの胴体は消しとんでいただろう。
異形の姿とならなかったのは、最後は只の騎士としての闘いを望んだからか。
ーーーまだだ。まだガルセウヌの腰には、騎士団の誇りを象徴する、ガーネット輝く短剣がある。
グラジナが、崩れた姿勢から小太刀を投げつけてくる。
左腕の間接部分に突き刺さる。狂狼は止まらない。
そのまま、グラジナへと。まずは脚で蹴り飛ばし、更に体勢を崩させる。巨漢の蹴りは、いかな異種族とは言え耐え難いものだろう。
そのまま、短剣をグラジナへと大上段に斬りつけるーー!!
>>313 カリン
カリンの言葉で躰に感覚が戻ってきた。
彼女の柔らかい髪の毛の感触と少し高い体温が手のひらから伝わってくる。
「⦅す、すまない…!⦆」
ぱっと手を離すが、先程のような感覚はない。
カリンがぐいと近くに寄る。
…待っている。待っていてくれる。
いつもの悪戯な笑顔はなく、そこには頬を朱に染めたひとりの少女がいる。
本当に感情豊かな娘だ。ころころと変わるその表情をいつも傍で見ていたい。…もっと近くで見つめていたい。
「⦅…待たせるのは性分ではないんだが。⦆」
そう言うとセンゾウも一歩踏み出した。
二人の距離は空間同士が繋がったかのように隣り合わせになっただろう。
再び、今度は間違いなく、自身の意志を持って、カリンの頭に手を置いた。
「⦅ヒノクニに帰ることができるようになったら、真っ先にカリンを迎えに行くと約束しよう。父上や上様のことなど知るものか。⦆」
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