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>>+163 ガルセウヌ
先輩の優しさにじんわりと涙が込み上げてきそうになる。だが、ここで泣くのは違う気がして、己の頬を強く叩いて気合いを入れ直す。
「……別に、先輩の醜態をこれ以上見てられなかっただけですし。
……あー!もう!動けない癖に、何でそんなかっこいい事言うんですか!先輩の猪突猛進馬鹿!おたんこなす!」
最後の最後まで、彼は自分を後輩として見てくれる。
その事が嬉しくて、それと同時にこの人と。……皆と、黒狼騎士団で在りたかったな。と切に思った。
「…………その、明日は忙しくなりそうだから今言うんですけど先輩の後輩でいられて、よかったです。
……お世話になりました。」
くしゃりと顔を歪めて言うと、深々と頭を下げた。
今の私にはこれくらいしか出来ないけど、それでも感謝の気持ちが伝わるようにはっきりとした声で言った。
>>111 クロエ
「……その心意気、潔し。残念だ。本当に」
目を開ける。クロエの、神秘的な紫色の目が俺の目を見ていた。
クロエの視線を追い、手もとを見れば、クロエの魂の分身たるアメジストは月光を受けてきらりと光る。
この宝石に賭けた思いは……騎士たち、皆それぞれだ。それぞれに、重い。それは18人、全員だ。
クロエの剣を地に置き、膝を立てて座る。ウィア、カリンの時と同様に柄頭をそのアメジストへ当てた。
「クロエ・ド=ベルティエ、黒狼騎士団長ファルス=サリーナの名のもとに、この手で君の宝石を砕こう」
そう静かに宣言した後、己の剣を握る手に力を込める。
次の瞬間には、アメジストは儚い音を立て、散った。
☆なんか今ちょっと自分でやってみたら、立膝して剣先上に持って宝石を砕くの結構前傾姿勢になる気がするけど、まあ、ファルスの剣は長剣だから、たぶん、格好は悪くないと思う多分
/*
解釈的には「イグニスが居ないことは不安に思いつつも、彼なら大丈夫だろう。別に寂しさを感じるほど離れてないし。」みたいな感じです
/*
クロエたかみをさん
イグニス京さん
ユーディトえるるさん
アルバートもつさん
だといいなあって思ってる!ほかは分からない!
[隣でぶつぶつと呟き処置を施す友を見ながら( >>+141 )、自身も止血を試みる。布を当て、包帯を巻き付け、とにかく血を止めようとしたが、それでも一向に止まる気配はない。
奥歯を噛み締め、あまりにも無力な自分に苛立ちが増す。止血を進める手は真っ赤に染まり、ガルセウヌが暴れる度に血が飛び、顔や服を染め上げていく。]
くそっ………
[その時、後ろで何かが切れる音がした( >>+143 )。瞬間、カリンの周りを無数の白い何かが蛇行するように飛び交う。]
────っ。
[息を呑む。これが、本当の魔法なのだろうか。自身が使える魔力とは、到底比べ物にならない力。圧倒的な力を前に、エイダンの身体は動きを止めた。
白い何かは紙の人形のようだった。カリンが何かを宙に描けば、それに従い人形達も動き出す。幾重にも重なったそれは、ガルセウヌを取り囲み、みるみるうちに縛り上げる。そして、彼の身体は地面に沈み込み、止まった。]
>>113 イグニス
「……あー…………」
そういえば、そんなもんもあったな、とイグニスは回顧する。
「はっ、一度も注意されてねえってことは、まぁお前がよく働いたって事だなァ、褒めてやるぜ」
そうしてちょっとからかうつもりで薮をつついたイグニスは、思わぬ蛇の猛攻に耳を塞いだ。
「あー、あー、うるせー! じゃあそこら辺歩いてるセンゾーとかそこら辺捕まえたらよかっただろ! ってか結局夕飯は悪くねぇ出来だったんだからいいだろうが!」
そう言って偉そうに腕を組む。
「…………ふん」
イグニスは、いつものように鼻を鳴らした。きっと、彼女はイグニスが本当に居なくなったのなら、必死に探してくれるのだろう。
>>+167グラジナ
「そりゃお前。食ってるもんが良いからなぁ」
後輩との軽口を、笑って楽しむ。
「あの二人もか。そりゃ、中々のもんだな。
ははは!確かに戦力にはなるな。
だが、力が強いだけじゃぁ騎士にはなれねぇ。心も鍛えろよ。
ーーーお前達の心が弱いなんざ、俺が誰にも言わせねぇがな」
そして、後輩の皮肉めいた、しかしどこか願いの様な言葉に。本気で返す。
「上等だ!いつでも相手になってやるよ!」
と。
[言葉を発する事ができなかった。
何か考えがあるのならやってくれと、カリンだけが頼りだと。確かにそう言った。
本物の魔法が、ここまでの力があるものだとは思わなかった。あの巨体を地面にめり込ませる力も、飛び交う無数の紙の人形も。そして、魔力だって。]
……………カリン
[呟いた言葉は彼女の名前。
動きを封じる事ができる、そう言って彼女が躊躇いを見せたのはきっと、魔法を使いたくなかったからだろう。騎士として、王子への忠誠を誓う心があったからなのだろう。
それでも、ガルセウヌを助ける為、力を行使してくれた。
例え、エイダンが憎み嫌っていた魔法を使っていたとしても。そんな彼女をどうして憎む事ができようか。
動きを止めたガルセウヌを見、目を伏せる。]
……………俺は、
[──どうする事が正解なのだろう。]*
闇が晴れた。視線の先にはガルセウヌが元のとおりに、いや、元より穏やかにそこに居た。
「毒を以て毒を制すといったところでしょうか。」
魔法のことはよくわからないけれど、あの子どもも居なくなったし、ボクとしては万々歳だ。
魔法と云えば、残していた問題があるんだけど……
片手にかかる重み。しゃがみ込んだり、お辞儀をしたりと忙しげだ。
スルスルと人型の紙が入っていった箱をじっと見つめた。
>>+168カリン
「もう夜も遅いです。特に女の子は寝る時間でしょう。
例のお返事に関しては明日聞きます。“もしも”、カリンちゃんが魔法使いならば––––、魔法の詳細まで、詳しく教えてくださいね。」
>>+168カリン
気合いを入れる様に頬を叩くカリンを、柔らかい笑顔で見守っている。
「あぁ。本当に醜態を晒した。先輩として申し訳が立たん。
だが、"醜態"で済んだのはお前達のお陰だ。後輩を、仲間を殺さずにすんだ。ありがとうな。
はっはっは!良く言われる!かっこいいだろう俺は!そうだろうが!猪突猛進こそ後の者が続くんだよ!」
後輩の照れ隠しの様な言葉にも、笑って返しただろう。
「……おぅよ。俺も、お前達が俺の後輩で良かった。
後輩に命助けられるなんざ、この先忘れやしないだろうさ。
……どう沙汰が下ろうと、その事実だけは変わんねぇよ」
頭を下げるカリンを、騎士としてだけではない、先輩として、彼等を見守りたいと思った者として。
手を伸ばし、頭に触れ。
優しく。本当に優しく後輩の頭を揺らしただろう。
>>114 ファルス
「……」
いとも簡単に砕けてしまったアメジストを、その目に焼き付けた。
さんざイグニスの前で泣いたからか、“希望”が散るさまを見ても、クロエは涙を流さなかった。
ただ、ゆるやかに吹く夜風は、腫れた眦にはすこし染みた。
それでも、ただ静かに。クロエは粛々とその儀式を見届けた。
──そうしてクロエ・ド=ベルティエは、ただのクロエになった。
きっと狡猾なド=ベルティエ家は、上手いこと立ち回ってその責任から逃れるのだろう。
そこまで考えて、もう考えるのはよそうと思った。
クロエはそっと、砕けた紫色の破片を一つ拾い上げる。
それを大事に握りしめて、目の前の騎士団長に深くお辞儀をした。
「……短い間でしたが、わたくしを黒狼騎士団に置いてくださりありがとうございました。」
>>+170ガルセウヌ
「さっすが、センパイ。今度奢ってくださいね?」
急に奢る約束を取り付けるグラジナであった。
「心。」
何回もこれをやっている時に挫けそうになった。
しかし、その度にブレイがカリンが、そしてクロエが居たから頑張れた。
「ええ、俺たちは1人だと弱いかもしれない。けど、皆が居るなら、強くなれますよ」
「楽しみにしてますよ、セーンパイ。」
口角を上げて笑う。
何処と無く哀愁を感じ取れただろう。
騎士団日誌(7日目)
記録者:ミズリ・ミズハ
天気:晴れ
朝食:カレーマカロニグラタン、ごはん、枝豆のスープ(ソラ作)
夕食:野菜炒め、オムレツ、焼きオニギリ(ソラ作、手伝いミズリ)
今日は、ソラがスパイを見つけ、本物の占い師と言うことがわかった。昨日、ソラが異種族だと言っていたグラジナを追放したので、残りの異種族はクロエ一人。そして、求愛者ももういない。
我々騎士団は、今日で勝利する。
これは余談であるが、オニギリという食べ物の名は、鬼斬に通じて強そうである。縁起がいいので、騎士団でも、もっと食べるべきではないだろうか。
……これでいっかー……。
[初めての日誌が、ゲームの最終日の日誌になるなんてな。これが日記だったら、ブレイのことも、クロエのことも、グラジナのことも、スクルドのことも、グラシエラのことも、なんでも書きたかったのに。
それを書くべきではないのは明らかで!!悔しいけど、こんな感じでいいやと思った]
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