情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 7日目 エピローグ 終了 / 最新
[1]
[2]
[3]
[4]
[5]
[6]
[7]
[8]
[9]
[10]
[11]
[12]
[13]
[14]
[15]
[16]
[17]
[18]
[19]
[20]
[21]
[22]
[23]
[24]
[25]
[26]
[27]
[28]
[29]
[30]
[31]
[32]
[33]
[34]
[35]
[36]
[メモ記入/メモ履歴] / 発言欄へ
三角の形に整えられたおにぎりを、片面ずつ焼き上げて焦げ目を付けて行きます。
ある程度の量が出来上がったら、広めの器に焼きおにぎりを並べて敷き詰めていきます。
もう既に食堂では何人かが野菜炒めを食べているようです。
とりあえず、食堂の全員に渡る程度の焼きおにぎりは作れました。早く配膳する事にしましょう。
>>73 ソラ
わーい!!なんか香ばしい匂いがするよー!!
いっただっきまーす!!
[ソラが作ってくれた焼きおにぎりを食べる。うーん!お焦げの風味がおいしーい]
えへへ、ソラありがと!!おいしいよ!
>>+63 グラジナ
分かっている。もう何をしようと負けだっていう事くらいは。
それでも、数日間という短い間でもここまで心が通う、志を共にした仲間にそんな顔はしてほしくない。
優しく抱きしめられれば、彼の背に隠れて溢れてくる何かを袖で拭う。目を擦るのは少し痛かったが、今はそんな事は気にならなかった。
「…………うん。私こそ……ありがとう、グラジナ。」
そう言って、彼の胸から離れるとにかっと笑ってみせた。
貰って嬉しい言葉を投げ掛けられて嬉しい筈なのに、心は深海に沈むかのように重い。
それでも、嬉しい気持ちには素直であろうと笑うのだった。
「………そういえば、ヨルダもこっちにいるんだっけ。
最後なのに、首席だったのに……ううん、だからか。
でも……一目くらいは会いたかった、な。」
明日になれば、すれ違うくらいはあるだろうかとファルスの命を聞いて思った。
>>67 ミズリ
>>73 ソラ
何となく、慌ただしく準備する二人を眺めながら、椅子に座った。
テーブルの上には、野菜炒め、オムレツ、焼いた米の何か……がある。
「今回の遠征は、同じメニューが全くなく、色々な飯を食べさせてもらった。とても良いことだ。
城では毒味係などもいて冷めてしまうし、面倒だからな。騎士団での食事は俺の楽しみの一つなんだ。
こうして、各々の好みや家庭の料理などを知るのも、世間を知る術のひとつだと考えている。
……さてと」
あたたかい野菜炒めを口にする。シンプルながら、柔らかくなるまで火を通してあり、野菜が甘かった。
また、主食の方も。米を食べやすく丸めたものを焼いてある。柔らかく炊きあげた時とは少し変わった香ばしい風味に、うんうんと頷いた。
「うん。美味い」
>>71 クロエ
イグニスが剣を突きつけると同時に、首筋に鋭く冷たい感触がした。
あと、一ミリ。あと、数瞬。それだけの差が、届かなかった。
ああ、適わなかった。そう思って、イグニスはクロエの顔を見やる。
美しいかんばせを、雫が滑り落ちていく。クロエの瞳から生み出されていくそれは、その髪と瞳の色をうつして、まるで彼女の宝石のようだった。
ふと、イグニスは気づく。
あの時。もはや叶わない約束をした時。
イグニスもまた、ひとつ企てをした。
今度戦って、勝った時には、こちらからクロエのことを聞いてやろうと。
クロエのそのミステリアスな瞳が、隠すものを知りたかった。彼女のことを知りたかった。
こんなふうに、暴かれた嘘によってではなく────勝って、彼女の意思で彼女の話を聞きたかった。
自分に、話して欲しかった。
だから、許せないと思ったのだ。
そして今、彼女の頬に、そしてそのアメジストに指を触れてみたくなった。彼女の細い体を腕に閉じ込めたなら、今度は、どんな顔をするのだろう。
それはきっと、まだ名のつかない小さな感情の芽。
結局、どんな結果でも叶わなかっただろう小さな企みと共に、イグニスはそれを殺す。
[1]
[2]
[3]
[4]
[5]
[6]
[7]
[8]
[9]
[10]
[11]
[12]
[13]
[14]
[15]
[16]
[17]
[18]
[19]
[20]
[21]
[22]
[23]
[24]
[25]
[26]
[27]
[28]
[29]
[30]
[31]
[32]
[33]
[34]
[35]
[36]
[メモ記入/メモ履歴] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 7日目 エピローグ 終了 / 最新