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こんな遅くまで付き合ってくれて、ありがとうございます……大好き…………ソラ…………
イグニス語、通じるかな…………
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占い師:クロエ
異種族:ブレイ-ソラ-スクルド
霊能者:ノア(カリン)
魔法使:カリン(ノア)
スパイ:グラジナ
首席者:ヨルダ
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紙に書いた内容を読み上げて、そのあと説明をするわ
「魔法使い、スパイの位置が曖昧なのは、ブレイについて結果が揃っていたから。どちらでも問題はないはず。」
「ソラが魔法使いだと思った時もあったのだけれど、そうなると霊能者に異種族が2人いた事になる。そこが少し腑に落ちないんだ。クロエが発表した後だったから、わざわざ出る必要は無かったわけだし。だから、ソラの異種族は間違い無いと思う。」
「霊能者にスパイが入っているならば、ソラが魔法使いの可能性は残っているのだけれど、その場合、狼がブレイ-スクルド-イグニスorグラジナになるけれど、ちょっとしっくりこない。
スパイについてはカリンは最初に名乗り出た。ノアは追放者を決めるときに自分で良いと挙手をした。どちらもスパイ像から遠いから選択肢に入れていないよ。」
「この異種族内訳から、空白になっていた襲撃先は何処だという話になるんだけれど、…ここはやっぱり、グラジナ説が一番高い。ちょっと前までスクルドを挙げていたけれど、それは襲撃先というより本人の発言から拾っていたんだよね。しかも、初っ端から彼を狙う意図が読めない。事故…というにはお粗末な理由になる。」
「以前も説明した通り、異種族は初めからブレイが捕捉され、追放されるから早めに首席を襲いたかったはず。結果、失敗。」
「これが一番考えている中で正解だと思っているよ。」
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占い師:クロエ
異種族:ブレイ-ソラ-イグニス
霊能者:ノア(カリン)
魔法使:カリン(ノア)
スパイ:ヨルダ
首席者:スクルド
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もう一つ読み上げて、自傷気味に笑う。
「………こっちは感情論が多めだから、あまり理論的に展開は出来ないんだけれど…首席を早く消したくて、ヨルダを狙って失敗した説。初めての襲撃先が無いとわかった時、ヨルダはその時から首席を名乗ると決めた。という話。」
「けれど、それにしても守っていた時の手応えのなさよりも、手応えがあったという方が信憑性は上がる。そうしなかった理由は、裏をかいたとか。…本当、想像でしか話せないや。」
「イグニスについては、ソラが最初に見れる相手だからバディでもある仲間を選んだ。だからイグニスの初動が重たかった、というものになるかな。」
「……我ながら、ひどい考察だとはわかってる。こっちはただの希望的観測だよ。本気で提唱しているわけじゃないから、聞き流してて。」
グラジナがもしスパイならば、首席だと名乗ったのではないだろうか。それをしなかったから、本当は濡れ衣を着せられただなのではないか。そんな、自分にとって都合の良い考えなことくらい、わかっていた。
>>156 イグニス
彼のいつも通りの振る舞い、そして彼なりの言葉の数々に、思わず笑みが零れます。
嘘をついた事を告白しても、彼は認めてくれるのです。それに心の底から安堵しました。
「た、対等に関しては…!……石を砕かれたら、ボクは騎士じゃ、なくなる、から…。そうしたらただの村娘みたいなだもん!イグニスが良くてもボクが嫌だ!」
彼の言葉に我儘を返してしまいましたが、今まで抱えていた過去を吐き出されて、それでも受け止めてくれた彼に最後には「……ありがとう。」と呟くのでした。
「イグニスの事も知りたいな。また…機会があれば、でいいからさ。」
[ガルセウヌから全身が痺れるような返事を貰い( >>+69 )、昂揚した気持ちのまま鍛錬を開始した。──ところで骨の軋むような音が聞こえた気がしたが、気の所為だったのだろうか。
先程の一戦を忘れないよう、頭の中で何度も繰り返し再生しながら、改善点を探し出す。
ダガーをもう少し右に投げていれば、短剣への対応を遅らせることができたのではないか。足払いをした瞬間に転ばせるにはどうするべきなのか。喉元に短剣を突き付けた際、抵抗されない可能性はゼロじゃない。体重差のある相手だと、乗り上げた所で振り落とされる事もあるだろう。そうなった場合、次に取るべき行動は?
次、次、と、考えながら身体を動かした。
目の前に敵がいると見なして、剣を振るう。技を仕掛ける。地面を蹴って走り出す。]
………ハッ……ハァ………ハァ……ふぅ……
[投げたダガーが、落ちる葉を1枚仕留めた所で、今日の鍛錬を終了した。
肩で息をし、顔を伝う汗を拭う。
気が付けば、もうすっかり夜だった。]
……………お腹、すいた……
[思えば朝から何も食べていなかった。
アルバートの真似をして、その辺に生えている草を採ってはみたのだが、とても食べられるものではなく。仕方がないので、ポーチの中に入れていた携行食のドライフルーツを取り出し口に放り込んだのだった。
ぐるぐるぎゅるぎゅる、腹の虫は収まることを知らない。賑やかに大合唱しながら、食べ物を早く寄越せと鳴いている。]
はぁ………戻るか………
[戻る場所はひとつしかなく。しかし、どうしても顔を合わせたくない奴らもそこにいて、急激に足どりが重くなる。
わかってる、わかってはいるのだ、彼等が思い出の中の他種族とは違うのだと。けれど、どうしたってそう簡単に割り切れるものではない。簡単に割り切れるものなら、ウィアに対して、あんな殺意の篭もった眼差しを向けることだって無かっただろう。魔法使いもまた然り。
そして、あともう一人。]
…………ヒルダ。
[砦の中に置いてきてしまったあいつ。
先に宝石を砕かれ外に弾き出されてしまったことが、彼女が辛い時、すぐ傍に居てやれなかったことが、どうしたって許して貰えるとは思えず、顔を合わせにくいと感じていた。どの面を下げて会いに行けば良いのかと、不安だった。
けれど、このままでは駄目なのだと分かっている。だから、きちんと顔を合わせて話しをしなければならないのだろう。]
>>162 ソラ
「……ソラ。てめえは、騎士団を──俺を裏切ったり、してねえよな?」
イグニスの瞳が、鋭くなる。けれど、静かに首を振ると、溜息をついた。
「……ったく、潔白なら、また次試験受けりゃいいだろうが。仕方ねえからバディの椅子は開けて待っててやるよ。ふん、先輩になっちまうけどなァ」
「っていうかお前、なんか話し始めたけどな、俺が話があるっつったのはそれだよ! んだよあの弱気な手紙は!!
俺様のバディだろ! 書くならもっと気合い入れたこと書けよ!」
ひとしきりソラに怒鳴ると、イグニスは満足したのか腕を組み直す。ソラのありがとう、という言葉には、満足そうに鼻を鳴らすだろう。
そうして、最後の言葉に、イグニスは目を細めた。
「…………気が向いたな」
[明かりが見えてきた。もうすぐで辿り着くといった時、ブルりと肩が震える。悪寒とも取れるそれは、この先に行ってはいけないと告げられているようだった。
しかし、この先にあるのは簡易的に作られた騎士団の野営地。恐れるものなど何も無いはずだが──]
……まぁ、いいや。とりあえずご飯……
[明かりの先に近づけば近づく程に漂う、異様な程に爽やかな匂い( >>+94 )。そして、何故だか伸びているノアを担いでにこにこ笑顔で立ち去るヒルダの姿( >>+108 )。
………いや、きっと気の所為だろう。さっきは何も見なかった。恐ろしいものなど見なかった。それでいいじゃないか。気にしたら負けだ。]
……俺は、なにも、見なかった!!
[そう独りごちれば、調理場へと向かう。テーブルに置かれた異様なオーラを放つそれを無視して、食材の入った箱へ手を伸ばす。どうやら、何も用意されていなかったようだから、簡単に作れるものを作って食べようと思って。]
一生に一度しか受けれない、みたいな制約ありましたっけ……?
あったら、こいつはそれを知らないあんぽんたんです。
「………………」
食堂には、自分とクリスタルだけ。
日の出とともに宝石が砕かれる。風紀委員は、ヨルダとユーディトだった。
追放される者達は、自身の宝石を砕く相手を決めている者もいた。グラジナが自分を指名しなかったことは、きっと優しさだろう。自分自身も、グラジナの宝石を砕くことはしたくなかった。けれど、誰かに砕かれることも嫌だった。
───だったら。
「…………………」
頭をぐしゃぐしゃと掻き、自制する。まだグラジナが相対する存在と決まった訳では無い。あくまでも、全て可能性の話で、まだ彼が敵であり、悪であると決まった訳ではないのだ。
自分の手でクリスタルを砕けば、この一縷の望みを断つこととなる。それだけは、それだけは。
>>163 イグニス
彼の1つ目の問いには、少し困ったように返します。
「きっと明日、また分かる事が増えるから…ね。」
「…イグニスが先輩……。ちょっと風紀乱して新人騎士残留とかする気ない?」
そこそこ真面目なトーンで彼に訪ねます。
「ひえー!ボクだって精神的に辛くなる事とかあるんだからいいじゃん!!
気合いってなんだよう!イグニス砕かれたら許さないから敵を返り討ちにしてくれって書けば良かったの!?」
彼の怒鳴り声との応酬に、変わりないバディの姿を見て安堵感と共に、少しだけ零れそうな涙を拭って、笑いかけます。
「…ん、分かった。ボクがこんな赤裸々に話したんだからイグニスだってしっかり話してよ!約束!」
そう言って、小指を彼に差し出します。
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