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グラジナの声がした。
クロエは結界から視線をずらして、周りに彼の姿がないか見回した。
「……グラジナ。」
クロエは唇に浮かべた半円を歪めて、静かに笑った。
「本当にあなたは、いつだってぶれないのね。」
「う、上手いじゃねぇか!!!!!」
言うと、最早一切の躊躇なく、次々へとスープを頬張っていく。
ミント、塩、ニンニクの風味が奇跡、いや喜劇の様に混ざり合い、脳髄を揺らす程の旨味を持って、人生29年の男の舌の常識を揺るがす。
ハーブが上手く染み込んだのか、何か別の化学反応でも起きたのか。人参は驚異的なまでの柔らかさとなり、噛む度に謎の旨味の汁が溢れてくる。
強すぎる塩気は最早食欲を促進させる役割しかなく、喉が渇く。スープを欲する。喉が乾く。と、薬物患者の様な飢餓感すら感じられる。
「やるじゃねえかお前!!こんなに上手いものがつくれるたぁ、料理人にもなれるなぁおい!!」
言い、ヒルダの頭を撫でるだろう
「クリスタルの騎士、エルモント・グラジナ。あなたは誰がなんと言おうと、この国の立派な騎士。黒狼騎士団の誇り高き騎士よ。」
「わたしもあなたが仲間でよかった。次はこのゲームがすべて終わったら会いましょう。それまで、ブレイとわたしたちの協力者と……それからウィアをよろしく。」
>>+95 ノア
無邪気に笑って受け取るノアの対面の席を座って、食べる様子を緊張気味に眺める。
サリーナでは卵を生で食べる文化はない。気に入ってくれるだろうか。と恐る恐る黄身をつついて、驚いた様に背筋を伸ばしながら食べた彼を見て、ゴクリと生唾を飲み込んだ。
だが、さらさらとご飯を食べ進める彼を見て安心したように眺めていると、空になったお椀とコップを見て、満足気に笑う。
「どういたしまして!
柚子胡椒の事?私も好きだよ、美味しいよねえあれ。
明日はヒルダと一緒にオムレツ作る予定だから楽しみにしててね。」
そんな他愛もない話をしていれば、ヒルダの料理に逃げ出すノアが見えて、その背に手を振る。
明日も、美味しそうに食べてくれるノアに料理を作ってあげようと思うのだった。
「あーあ。もっと色んなヤツと手合わせしておくんだった。
特にカリンやセンゾウなんかは面白かっただろうな。あとはクロエとかイグニスとだって...」
結界の近くで寝転がりながら思い耽っている。
「アルバート....」
自分のバディで分かりやすいやつでそれでもってとてもいいやつ。
先程の決定了解の時だって、酷い顔をしていた。
ふふっ、と自然の笑みが零れる。
「ごめんな、アルバート。
こんな濡れ衣掛けられてお前と別れる事になるなんてね。
悔しくて仕方ない。」
「アメジストの騎士、クロエ・ド=ベルティエ。その言葉至極恐悦。感謝する。」
珍しく真面目なトーンで、澄んだ声で応える。
「...ああ。任せておけ。ブレイとウィアで一本道のアミダくじでも作って待ってるわ」
>>141 イグニスつづき
バディとして対等な立場なら、嘘偽りない関係でいたい。
彼と話して、戦って、楽しんで。……だから、隠し事をしている事にチクリと胸が痛むのです。
「ボクは…………。」
本当の事を話して、どうしたいのか分かりませんでした。
女性であることを伝えて彼が自分に対する態度を変えて欲しいとは思いません。
貧民である事を伝えて、彼が自分を見る目を変えて欲しいとも思いません。
何より、そんな嘘つきとバディを共にして貰えるのかも分かりません。
彼がどう答えるかが全く分からない事が、怖くて、怖くて。
今の関係を壊してしまうのではないかと心は警鐘を鳴らします。
それでも、彼に嘘はつきたくありませんでした。
頭が真っ白になって、肩が震えあがるのもなんとか噛み締めて。
「………本当は、男じゃないんだ。」
そう、彼にだけ聞こえるように、呟きました。
>>+98 ガルセウヌ
「ありがとうございます!!
いえ、大変教えるのが上手なセンゾウ、グラジナのおかげなのです。
お手本になったアルバートのスープも本当にやさしくて……!」
/*
いいものを集めたらやはりおいしいのだわ!と、手本を示してくれた同胞の顔を思い浮かべる。
自分の作った料理をこんなにも美味しそうに食べてもらえるのは、なんて幸せなんだろうと思い、ほかの仲間にも勧めることにした。
*/
「{トパーズ ノア} ねぇ!お夜食によかったら、ぜひ!」
グラジナが小太刀にはめられたクリスタルを置く姿を見た。明日、グラジナの姿は無い。これが最後だと思うと、声が聴きたくなった。
──声をかけて、そのあとは?
唇を噛みしめる。彼を指名したのは自分だ。今更、顔を合わせて会話が出来る立場でない事は分かっていた。
グラジナが食堂を去る音を聞くまで、顔を上げることが出来なかった。
本当は今ここで、泣き出してしまいたかった。
ここまで頑張って、それでももし、このゲームに勝つことができなかったら。
ウィアの掴んでくれたこのチャンスを棒に振ってしまったら。
その不安と恐怖がクロエの心を蝕んで、悪循環に陥らせていた。
でも、──それでも。
これが、クロエが初めて自分の意志で選んだ道なのだ。
すべてが失敗してしまったら、今度こそクロエにはどこにも居場所がなくなる。それでも、これしかないのだ。
「……ありがとう、グラジナ。このアメジストにあなたたちの希望を受け継ぐわ。」
>>+100ヒルダ
「まさかこんだけのもんが食えるたぁ、言ってみるもんだなれれ。そうか!良い仲間をもったな。かけがえのない宝としろよ。
なんかしはんが、肋骨の痛みも感じなくなったぞ。
ほれ!ハッハッハッハッハ!」
そう言い、大きく屈伸運動をしただろう。
「よっこらせっと。
ゴブッ。
おお?痛くないんだがな。ハッハッ!治りかけてるってことかもな!」
体が突然快調になったのか、ヒルダがノアの元に向かった後、体をもう一度大きく捻る。先程まで、少し動くだけでも激しい痛みが走っていた体が、嘘の様に痛みを感じない。
何故か口から血が出てきたが、痛くも痒くも無い為気にも止めなかっただろう
「ダンチョー。」
誇り高き騎士団の団長。ファルス王子。
「俺は、貴方に見合う剣となれたでしょうか。毎日挨拶してくれて可愛がってくれて、この感情は変かもしれませんが、楽しかった。」
手合わせをする者も少なくなってきた。みな、疲弊しているのであろう。外に出された者達は、もしかすると鬱憤を晴らすように戦っているのやもしれないが。
……昨日の決定あたりから、恋というものについて考えていた。気持ちは抑えきれるものだと思った。衝動は理性で抑えるものだと。しかし。無理に抑えつけるのはよいことなのだろうか、と。
自然にあふれる気持ちを、己の中で誰にも知られず殺すことは…………そこまで考えて、心の奥に青い髪が現れる。それは、先日見た彼女の、流れるような青い髪ではない。ふわりと風に浮いて、どこか頼りない───
──一人になろうと思い、また、誰も居ない、月明かりの下に来た。
かさ、と昨日の手紙の続きを取り出した。丁寧に目を通していく。
ソラ真だともう詰みだからいいんだけれど
自分が黒打ちされた時まーじどうしようかね
詰み計算そこだけしていないとやばいんだわ
ソラ真だとして襲うのはユーディト、まとめ役
そしてアルバート黒で結果を割る。スクルドがスパイなら2死体だけど、んー2死体出さないようにスクルド狙いそうだなあとは思うんだよね
それで▲スクルド、アルバート黒が一番嫌な流れ
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